仮面ライダーゲンムズ/仮面ライダーアウトサイダーズ

登録日:2023/02/06 Mon 20:50:59
更新日:2025/01/19 Sun 06:06:28
所要時間:約 6 分で読めます


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私こそが社長(プレジデント)だ──


世界を守るのは──

正義か、*1


『仮面ライダーゲンムズ』及び『仮面ライダーアウトサイダーズ』とは、東映特撮ファンクラブ(TTFC)で配信されている特撮ドラマシリーズである。



【概要】

元々は2017年に歴代幻夢コーポレーション社長が集結する架空作品『仮面ライダーゲンムズ -ザ・プレジデンツ-』がエイプリルフールネタとしてTwitterで投稿されたのが始まり。
それを2021年に『仮面ライダーエグゼイド』と『仮面ライダーゼロワン』のクロスオーバースピンオフ作品としてやや内容を改変しつつ、実際に製作したのが本作である。
前編『-ザ・プレジデンツ-』と後編『スマートブレインと1000%のクライシス』の2本が配信された後、そこから世界観を広げていき、歴代のダークライダー・怪人達が勢揃いする一大クロスオーバー企画『仮面ライダーアウトサイダーズ』へとリニューアルされた。

ベースは『ゼロワン』の世界であり、時系列はVシネクスト『ゼロワン Others 仮面ライダーバルカン&バルキリー』よりも後*2
また、関連作品も軒並み最終回後の想定になっており、それによって本シリーズの配信時には登場しなかった過去作のライダーの新形態・新ライダーの追加も高頻度で行われており、ある種の後日談や原作補完の役割も果たしている。

1話あたり約15分〜25分であり、全7話。およそ3か月に1話の頻度で不定期更新されている。
基本的に各話のサブタイトルの名称は「○○の○○と○○の○○」で統一されている。

監督は『-ザ・プレジデンツ-』を諸田敏、『スマートブレインと1000%のクライシス』以降を柴崎貴行が手掛け、
脚本は『ゲンムズ』と『アウトサイダーズ』ep.0、ep.5~7を『エグゼイド』『ゼロワン』本編を手掛けた高橋悠也(ep.3、4脚本監修も担当)、『アウトサイダーズ』ep.1、2を内田裕基、ep.3、4は長浜大喜が担当している。
東映側のプロデューサーは『エグゼイド』『ゼロワン』双方でチーフプロデューサーを務めた大森敬仁。
また、『アウトサイダーズ』ep.1~4は『ゼロワン』でAPを担当した湊陽祐、ep1、2は『セイバー』でAPを担当した土井健生、ep.5~7は『エグゼイド』でAPを担当した谷中寿成も参加している。
主題歌はm.c.A・Tの書き下ろし新曲「What's the Outsiders?」。


【あらすじ】

リオン=アークランド仮面ライダー滅亡迅雷の戦いによってZAIAエンタープライズが倒産してから、いくらかの月日が経った。

居場所を完全に失った天津垓は、秘書型ヒューマギア・厘と共に株式会社・サウザンインテリオンを新たに設立。
これまでの悪行の清算も兼ねて再出発を図るが、その矢先に天津はバグスターウイルスと化した檀黎斗に感染してしまった。
更には、同じく天津を触媒にして檀正宗までもが復活し、互いに激闘を展開するが、天津の言葉もあって両者は和解し、そのまま消滅していった。

それからさらに数か月後。
偏った善意に基づいて行動する新たな人工知能・ゼインが誕生し、人類に牙を剝こうとしていた。
この事態に天津は黎斗の悪意に目を付けると、彼をヒューマギアとして復活させ、ゼインへの対抗策にしようと画策する。

だが、動き出していたのは天津だけではなかった。
謎の組織・財団Xもまた、ゼイン討伐のために悪の仮面ライダー達を復活させようとしていた。
さらにはそんな混沌に乗ずるかのように、かつての悪の怪人達も再び活動を始めていくのみならず、ゼインに賛同する者達も現れ、財団Xに立ち向かうべく結集しつつあった。

果たして、財団Xの計画───“プロジェクト・アウトサイダーズ”とは?
そして、ゼインの脅威はどうなってしまうのか……


【登場キャラクター】

≪ゲンムズ≫

演:桜木那智(現・那智)

『ゼロワン』より登場。本作における語り手。
これまでしでかした所業の報いなのか、檀親子が復活するための憑代にされるわ、せっかく育てた会社を黎斗に奪われるわと散々な目に遭うが、ゼインの暴走を止めるべく厘と共に行動する。
しかし、黎斗達アウトサイダーズにはやはり雑にあしらわれている。
戦闘では新形態となる「仮面ライダーサウザンドアーク」に変身する。

  • (りん)
演:新井舞良(『-ザ・プレジデンツ-』ではメドウズ舞良名義)

天津がサウザンインテリオン設立に当たって秘書として調達したヒューマギア。
名前の由来は100分の1を表す「厘」からで、これまでのZAIA関係者同様に命数法から取られている。
彼女もまた復活した黎斗にハッキングされて天津から奪われそうになったり、アークの仮の体にされたりと、主同様に不憫な目にばかり遭っている。
普段は金色の目とメッシュを持つが、アークの憑依時にはそれらが赤くなる。

CV:速水奨

『ゼロワン』本編における諸悪の根源。
本編中で倒されたが*3、ゼインへの対抗策の一つとして天津の手で力を抑えられながらも復活し、彼を支援するようになる。
ゼインへの対抗策として黎斗を指名したのもアークであり、彼の中にある「悪意を超えた未知なる意志」に興味を持っている。
天津に手を貸す理由は「予測を超えた世界があるのか確かめたい」からであるらしいが……?
意思疎通を図る際には厘の体を一時的にハッキングする。
なお、本作ではアークゼロのアンダースーツが仮面ライダールシファーと同じものになっている(本来のアンダースーツがサウザンドアークに流用された都合と思われる)。

演:岩永徹也

『エグゼイド』より登場。もはや説明不要の最高神
幻夢コーポレーション復活のために、顕現する時を虎視眈々と狙っていたところを天津に感染し、再び現世に舞い戻った。
だが、同じく復活した父親との戦いを経て彼と和解。
今度こそ昇天していった……のだが、ゼインの誕生にあたって天津からヒューマギアの体を与えられてまたも降臨。
しかも自分を仲間にしようとする天津を新たに得た力を使って一蹴し、サウザンインテリオンを乗っ取って新たに「幻夢無双コーポレーション」を設立し、「天下統一」に向けて動き出す。バッテリー問題に悩まされる事以外は満足気。
そうして進化を続けていった結果、なんとゼアやアークに並ぶ超知能へ至りつつある事が発覚。
そんな彼が混沌の中で導き出した答えとは?そして、その心に宿した「とある願い」とは……
戦闘では新形態の「無双ゲーマー」及び「ハイパー不滅ゲーマー」に変身する。

なお、『エグゼイド』側の時系列では2023年の出来事とされる『小説 仮面ライダーエグゼイド ~マイティノベルX~』の事件は『アウトサイダーズ』とはほぼ同時期に起こっていた事になる。
ネタバレのため詳細は当該項目を参照していただきたいが、黎斗がヒューマギアの体を得て復活するというのは完全に計算外だったものと思われる。
解決したからよかったものの、CRのライダー達が『マイティノベルX』の事件を万が一解決できなかった場合、黎斗はどうするつもりだったのだろうか?

演:貴水博之

『エグゼイド』より登場。こちらもご存知黎斗の父親。
相変わらずの不仲ぶりによって、天津を媒介にして復活して早々天津をほったらかして息子と激しく殴り合うが、そこでの問答に天津も加わった事で息子と和解。
熱い抱擁を交わしながら消滅した。


財団X

仮面ライダーW』で初めてその姿を現した、闇の巨大資本にして死の商人。
映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』以来、長らく表舞台に出る事がなかったが、『アウトサイダーズ』ep.0からゼインの活動に合わせて久方ぶりに映像作品に姿を現した。
これまでと違い、“プロジェクト・アウトサイダーズ”と称してダークライダーや歴代怪人達の力でゼインに対抗しようと暗躍する。

  • ジョゼフ乱堂
演:高橋ヒロム

財団Xの構成員で、大柄な体格と、赤く染めた毛先が特徴のどこか激情的な男。
また、『仮面ライダーセイバー×ゴースト』『仮面ライダースペクター×ブレイズ』の2作品において、ダントン一派の残党達の裏で暗躍していた男の正体でもある。

  • エコル
演:古谷大和

財団Xの構成員で、感情表現が乏しい優男風の人物。


≪アウトサイダーズ≫

ep.0「ゲンムズのおわりと計画のはじまり」

演:芳賀優里亜

仮面ライダー555』より登場した、ご存知美容師ヒロイン。
スマートクイーンに姿をコピーされた事に憤りを感じており、充電切れに陥った黎斗を救出した。
ゼインの存在を独自に追っているらしく、スマートブレインが動き出したのもゼインが関係しているのではないかと推測していた。

演:芳賀優里亜

倒産したはずのスマートブレイン社からの刺客。
真理とそっくりな姿をしているが、その正体は彼女の姿をコピーしたクローンのオルフェノク*4
主であるアークオルフェノクの命を受け、黎斗が持つ幻夢無双ガシャットを手に入れようとするが……

CV:家中宏

『555』より登場した、『オルフェノクの王』。
『555』最終回で仮面ライダーファイズの手で葬られたはずだが、どういうわけか復活を果たしている(後にep.3にて、財団Xの手で復活した事がアークから示唆された)。
この世をオルフェノクが支配する世界に変えるべく、再び暗躍を始めた。
スマートクイーンが社長秘書のポジションである事から、恐らくスマートブレインの社長のポストに就いているものと思われる。
なお、デルタギアの所在も含めてVシネクスト『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』での描写と矛盾が生じるため、あくまでこのスマートブレインは『ゼロワン』の世界における存在、
あるいはゼインによって『ゼロワン』の世界に融合させられた「『パラダイス・リゲインド』とは異なるパラレルワールドの『555』の世界のスマートブレイン」である模様。

ep.1「鏡の世界(ミラーワールド)のお宝と王蛇の帰還」

演:萩野崇

仮面ライダー龍騎』より登場。もはや説明不要の凶暴凶悪なダークライダー。
『龍騎』最終回後ということで、元々のような指名手配の凶悪殺人犯ではなくなっている……のだが、根津の用心棒兼協力相手として銀行強盗に何度も起こしているなど、やはり犯罪者になってしまっている。
だがその一方、「俺は殺しはやらない」という元々の浅倉からはまるで考えられないポリシーを持っていたり、
さらに原典で恨みを持って殺害した弟に対して「弟に恩を返したい。アイツには迷惑をかけたからな……」という理由で報酬を貯めているなど、所々で軟化していると思しき姿を垣間見せている。
だが、いつも通りの強盗の最中に根津に裏切られてしまった上、突如現れたオーディンにカードデッキを渡され……?

  • 根津忠太
演:阪田マサノブ

西浜市議会議員を務める政治家の男性。
「クリーンな市政を」がモットーだが、実際は裏で浅倉と組んで不正に資金を得てきた悪徳政治家であり、しかも内心ではその浅倉を見下している。
実は仮面ライダーシザースのカードデッキを所持しており、選挙に出馬するにあたって浅倉が邪魔になった事で彼を切り捨てたのだが……?

ライダーバトルに身を投じた王蛇と戦った仮面ライダー達。
いずれも『龍騎』本編において王蛇と因縁のあった者達だが、本作では変身者が明かされていないため、原典の彼らとは違う人物の可能性もある。


『龍騎』より登場。ライダーバトルの支配者。
ミラーワールドの復活とライダーバトルの再始動に合わせて活動を開始し、以前の記憶を失くした浅倉の前に現れると、カードデッキを渡して戦いへと導こうとする。

CV:戸谷公人

仮面ライダーディケイド』より登場。
ライダーバトルを終えた浅倉の前に現れ、暴れ足りない彼にゼインの存在を教えた。
どうやら財団Xと繋がっているようだが……?

ep.2「滅びの予兆とデザストの覚醒」


仮面ライダーセイバー』より登場。
蓮=剣斬との真剣勝負の末にその命を終えたが、財団Xがオーディンのカードデッキを用いてアルターライドブックを復元した事により、必然的に復活。
再び蓮の前に現れて彼との戦いを求めるが、滅やアークゼロの襲撃を受けてしまう。
戦いが激化する中、蓮との関係に自分を見出したデザストは遂に……?

演:富樫慧士

『セイバー』より登場。
相変わらず修行の旅を続けているが、既に平和になった世界において「強さの果て」を求める事に対し、内心では疑問を抱き始めていた。
そして復活したデザストと剣を交えた末に彼の帰還を待っていた事を悟るが、滅からデザストを守ろうとした結果、アークに善意あるライダーと認識されてしまい……

演:砂川脩弥

『ゼロワン』より登場。
デザスト以前に財団Xの手で復元されていたが、自身の過去もあってゼイン側に寝返り、この世の悪意の全てを消そうと動き出している。
デザストも悪意ある存在と認識して襲い掛かるも、剣斬の妨害に遭った上に、かつての如くアークに憑依されてしまう。
その場はデザストに解放されて事なきを得たものの、後に橘達ゼイン一派の真の目的を知ると、ニコと共に彼らの元を離れようとするが……

演:黒崎レイナ

『エグゼイド』より登場。
滅と同じくゼインに味方しており、戦況を自分達に傾けるべく、筆頭株主権限で『仮面ライダークロニクル』の再始動を模索する。
ep.3にも引き続き登場し、ゼインドライバー完成の為にBOARDを訪れた。
その後は滅と並んで実質的な主人公となるが、ゼイン一派の真の目的を知って滅と共に彼らからの離反を決意する。
『エグゼイド』側の時系列を考えると「帰国→『マイティノベルX』攻略、同時期にゼイン勢力として活動」と、結構な過密スケジュール。20代半ばでこれはつらい……

ep.3「バトルファイトの再開とゼインの誕生」


仮面ライダードライブ』より登場。
「仮面ライダーとすら認められていない、アウトサイダー中のアウトサイダー」として、仮面ライダークロニクルガシャットを利用した財団Xの手で復活を果たすが、「ブロンズ」の名の通りその姿は錆びついたかのような銅色になっている。
相も変わらず“ゴルドドライブ”を名乗っていたが、「全然ゴールドじゃない~!!」(乱堂)、「“ゴルド”…? どこがゴールドなんだ」(滅)と周囲から思いっきり突っ込まれていた。
『ドライブ』本編で倒された後も意識そのものはネット空間を漂っており、その過程でアークと互いの存在を知ったらしい。
復活早々アークに仇なす滅を襲撃し、予想外の戦闘能力を見せつけて追いつめたが……?

演:濱尾ノリタカ

仮面ライダーリバイス』より登場。
ゼイン側の人物として、その力の行使に必要なドライバーとプログライズキーを開発した。
ep.4のラストではジュウガドライバーを手に、自身も戦いに本格参戦する素振りを見せており……

演:天野浩成

仮面ライダー剣』より登場。
再建された人類基盤史研究所・BOARDの現所長。
彼もまたゼインに味方する一人として、ラウズカードの技術を応用した正義の仮面ライダー達の力を内包したゼインカードを作り出した。
ゼイン完全降臨の中枢人物であるらしく、ゼインを実体化させるにあたって必要な「適合者」も彼が選定している。

演:中村優一

仮面ライダー電王』より登場。
かつての仮面ライダーゼロノスの変身者……と思われていたが、その実態はゼインの誕生によって変わった未来から来訪した別人。
映画『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』の終盤に登場した別の世界の鳴海荘吉の同類……と言えば分かりやすいか。
そのため、『電王』TV本編の戦いは経験しておらず、口ぶりからしてファンにとってはお馴染みの存在である相棒がいたかどうかすらも怪しい。
彼がいた時間は滅亡迅雷.net」が「人間の監視者」という役割を放棄した末に悪意によって破滅したらしく、そんな自分達の時間を変えるべくゼインの適合者となった。
自分達の目的を明かし、それに反発した滅が変身するアークゼロやブレンに猛威を振るうも、確かな意思を持って戦った仮面ライダー達の力を道具としてしかみなさない姿勢や、ゼインの言いなりになって自分の意思を忘れている姿を糾弾されて我に返った。
しかし、その直後に完全覚醒したゼインに憑依され、その憑代として利用されてしまう。
葛藤を抱えながらもゼインの力を使って時の運行を変えんとする侑斗だったが、後にゼロスリーからゼインこそが他ならぬ自分の未来を破滅に追いやった張本人である事実を知り、
そのゼロスリーとの戦いに敗れてようやくゼインから解放されるが、そのゼインドライバーと隠し持っていたディメンションのカードをエコルとクローンエボルトに奪われてしまった。

ep.4「狂った時の運行とゼインの正体」

演:松島庄汰

『ドライブ』より登場。
蛮野と共に財団Xの手で復活させられたが、蛮野を嫌っていた事やゼインの目的に賛同した事で早々にゼイン一派に寝返った。
殺伐とした本作の中ではほぼ唯一と言っていいコメディ担当であり、基本的に奇言奇行が絶えず滅をイラつかせていたが、『ドライブサーガ 仮面ライダーブレン』での経験が意外な形で物語に影響を与える事に……


ep.5「創世の女神と第三のシンギュラリティ」

演:青島心

仮面ライダーギーツ』より登場。
神となった浮世英寿を祀る祠の守り人として現代に残っていたところ、『仮面ライダークロニクル』の再始動に伴う混乱の調査と「とある願い」を絵馬に記した黎斗に興味を持ち、彼に接触する。
どうやら一度創世の女神になりかけた際に目覚めた創世の力が多少残っていたらしく、それが遠回しに黎斗の願いを叶える事になる。

  • 通信衛星ゼア
CV:鶴嶋乃愛

『ゼロワン』より登場。
アークと対をなす人工知能であり、アバターとして仮面ライダーゼロツーの姿とイズの声を真似て使用している。
黎斗がゼインから奪い取ったゼロツーの予測能力を使用した結果導き出された「結論」により、相容れぬ関係だったアークと対話。
「ゼインを制するには自分達が新たなシンギュラリティを迎える必要がある」という言葉の真の意味とは……?

CV:金尾哲夫

仮面ライダービルド』より登場。
Vシネクスト『ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ』でを倒した後、消耗した力を回復すべく宇宙へ飛び立ったきり行方をくらましていたが、
第三のシンギュラリティへと至った者との戦いに敗れたゼインの前に突如として姿を現すと、そのままゼインをどこかへと連れ去ってしまった。
……が、その実態は財団Xがその細胞片から作り出したエボルトのクローンであり、『ビルド』本編のエボルトとは全くの別個体である。
しかし、上記の台詞からして記憶や性格はほぼ完全に再現されている模様。
ep.6でジョゼフ・乱堂の体に憑依し、エコルと共に全人類抹殺に動く。
今作では新形態の「仮面ライダーエボルX」に変身する。

ep.6「ラブ&ピースと次元の救世主」

演:高田夏帆

『ビルド』より登場。
「みーたんねっと」の配信で『仮面ライダークロニクル』の危険性と「ラブ&ピース」の大切さを説き、ゲーム参加者の激減に貢献した。
今回は状況が状況だったため、「みーたん」名義ではあるが素の美空に近いテンションで配信を行っている。

  • ジーン
演:鈴木福

『ギーツ』より登場。
エコルとエボルトの企みにより破滅の時を迎えようとしている現代に赴くと、ジョージに接触しデザイアロワイヤルの開催を提案する。


【用語】

  • ゼイン
CV:大川透

今作のメインの敵役。
ネット上にて突如誕生し、人間の「善意」をラーニングして成長を続けている。
こうして見ると一件無害そうな存在だが、アークは「善意に特化し過ぎた結果、少しの悪意も受け入れず、徹底的に排除しようとして最終的に人類を滅ぼす」と予測している。
しかし、その思考に賛同する者も少なくなく、滅やニコのようにゼインに味方しようとする者が現れ始めている。
未だその詳細は謎に包まれているが、イメージ画像では仮面ライダー滅亡迅雷にも似た姿が浮かび上がっている。



追記・修正は、悪の力を結集させてからお願いします。

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最終更新:2025年01月19日 06:06

*1 『アウトサイダーズ』ep.7のキャッチコピーより。

*2 なお、制作順は『ゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷』→『ゲンムズ -ザ・プレジデンツ-』→『バルカン&バルキリー』。このうち『バルカン&バルキリー』では、救出された天津がザイアサウザンドライバーを手に再起を図るシーンが『ゲンムズ -ザ・プレジデンツ-』に向けての布石として描かれた。

*3 厳密には『悪意』そのものとなり、完全な根絶がほぼ不可能になった。

*4 元ネタにあたるスマートレディも、映画『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』にて真理に化けていた。