ゴーハ・ユウカ

登録日:2021/08/11 Wed 02:31:50
更新日:2025/01/28 Tue 22:13:11
所要時間:約 8 分で読めます





ユウカとは遊戯王SEVENSの登場人物。
CV:唯野あかり

ゴーハ6兄弟編から登場するゴーハ社長兄弟の1人であり、男兄弟の中では紅一点。
茶髪ロングの背の高い美少女。
ゴーハ社長としての姿は黒マントにスカートで、服の色合いが見方によっては少し際どいものとなっている。

兄弟の立ち位置としては呼び方から次男ユウジーンと三男ユウランの間。つまり3番目。
兄たちには全幅の信頼を置いていて、ユウロから社長権限を剥奪し、ユウジーンの勝利を信じていないように見える弟のユウオウに食ってかかっていた。



「私の打順が回って来たようね」

「バッター ゴーハ社長6兄弟長女 ゴーハ・ユウカくん…くん…くん…くん…」

「霧島くん あなたをここでぶっ潰す いわゆるひとつのラッシュデュエルで 私とズバババーンと 勝負だっ!」



【概要】


その実態は遊戯王ZEXALと野球ネタを盛り込んだ熱血少女であった。

ゴーハ6兄弟は歴代のテレ東遊戯王アニメシリーズが元ネタとされていて、長男ユウロは遊戯王5D's、次男ユウジーンは遊戯王GXと続き、長女ユウカはアニメ第4作目 遊戯王ZEXALに相当する。
SEVENS56話のサブタイトル兼ユウカの決め台詞である「かっとバシング」とは主人公九十九遊馬の決め台詞「かっとビング」+野球の応援でよく使用される「かっとばせ」を合わせたもの。

一見カードゲームアニメと関係ないように見える要素も各々単発回で登場済み。
野球をするホープやン熱血指導が既に存在していた。

そして遊戯王シリーズの発売元であるKONAMIは実況パワフルプロ野球やプロ野球スピリッツに代表されるプロ野球ゲームソフトの第一人者。
そのため彼女が使うフィールド魔法カード 熱血スピリッツ・スタジアムにはパワプロ体型のキャラクターが観客席を埋めていて、ルークが突然カードの声を聴いたというドラゴンズたちの台詞の語尾は「やんす」であるなど両作も意識されている。



【人物】


ハイテンションな熱血野球少女
6兄弟の側近である女将ドローンによると幼少期からデュエルと野球どちらも大好きであったという。
デュエルを挑みに来た時はしっかりユニフォームを着用し、ピッチャーマウンドまでの移動はリリーフカー。
デュエル中の専用BGMもゴーハ6兄弟の汎用曲ではなく応援歌と徹底されている。
アニメ公式ホームページによると選手としては投手と打者の二刀流。
返球でドローンが壁にめり込むほど威力のあるロミンの投球を普通に打ち返す実力者。

ゴーハ6兄弟の中でも特に兄弟思いで、自分たちを追い出して1人で社長になろうとするユウオウに対して「ゴーハ社長兄弟は6人で社長」と兄弟全員が揃う事の重要性を訴えている。

「ズバババーン!」など漫画で使うような擬音を好んでいる。
元ネタは現実で活躍したLEGEND野球選手 ミスター長嶋茂雄+ユウカも使用するオノマトモンスターの混合。
「んーどうでしょう」などの口癖もそのまま影響を受けている。

劇中では社長は球団を持つものという考えに基づいてゴーハアストロモンスターズとして買い取りプロテストを行う。
テスト自体はドローンに任せるもウグイス嬢を自分で担当。
霧島ロミンに野球ラッシュデュエルを挑み、打者兼デュエリストとしての力を見せた。
その上、マイクを持ち込み野球の実況さながらの語り口で攻防を熱く伝えている。なお、小指は立てる派。

上記全てをメイン回でやりきった結果、球団オーナー兼打者兼ウグイス嬢兼実況兼デュエリストという非常に忙しい役を全て兼任してデュエルしていた。
ルークやユウカからデュエル球界という謎の存在が言及され、彼女はそれを背負う存在だと語られているが、通常の野球と何か違うのか、野球とデュエルを融合させた野球デュエルをする集団なのか、政界 財界 カードゲーム界に続くのかなどは一切不明のままである。
カレーやラーメンを好んでいたりと食に関しては結構年相応な一面もある。

野球選手の永遠の課題でもある肩の痛みを既に抱えている。
ロアVSユウカ戦で突然発症し、右肩の痛みを訴えた。この時のユウカは顔が赤らめて可愛いと評判。
一度で最大5枚ドローするラッシュデュエルでは特に負担が大きいようで、連続登板も合わせて女将ドローン曰く「ドロー投球数」を超えていたという。
普通の野球の方が明らかに負担が大きいとか、ユウオウにも「ただドローするだけ」とツッコまれているが気にしてはいけない。
デュエルによるドローで肩が酷使された結果なのか、それに加えて野球デュエルにより打者や投手の動きも随時行った結果なのかは不明。



【劇中の活躍】


突如宇宙から地球に戻って来たゴーハ・コーポレーションの真の社長 ゴーハ6兄弟の1人として登場。
月に存在するプログラムであるラッシュデュエルロボに負荷を掛ける強制運動ギプスを装着させ、ラッシュデュエル存亡を掛けゴーハ7小VSゴーハ宇宙小の戦いが始まる。

彼らが地球に降りる原因となったデブリ衝突(ユウオウ談)事件をどこか怪しく思っていて、それに乗じた行動を起こして兄から社長権限を剥奪したユウオウに怒るも軽く受け流されていた。

買い取った球団の入団テストに偶然遊我たちがやって来たのでスポーツ万能のロミンを「霧島くん…くん…くん…」と呼びながら指名してデュエルを始める。
ゴーハ社長として勝負を挑むも野球選手としての自分も全面に出していて、デュエル中に打者をしながらセルフ実況を並行するという前代未聞の行動を起こした。

勝敗としてはユウカが勝ちゴーハ側が初勝利した事で大喜び。
さらにはロミンのガッツ溢れるプレイに惚れ込みデュエル球界の選手として契約してもらうため追い回していた。

その後ユウオウが何かよからぬことを企み、兄弟たちを追いやっていることを勘付き激怒。
計画を阻止すべくゴーハ流星群を見に来た遊我たちに再びデュエルを挑み、霧島ロアと戦うも敗北してしまう。
負けず嫌いな一面が明らかになり、対戦相手を讃えるロアに対して大泣きしながら悪態をついて去っていった。



【使用カード】


ユウカが使うのは背番号39 球児皇ホームを中心とした炎属性、戦士族の野球デッキ。
下級モンスターたちはズバババッターなどのバニラだが、フィールド魔法の効果で自分のターンでは高めの攻撃力を持つ。
罠カードにはライフを回復するリクエスト9もあり、土壇場でも生き残るタフなデッキ。
手札を減らさずデッキ圧縮できるヘビー・コンダラや墓地肥やし、手札交換、相手の魔法罠破壊を同時に行えるテンサウザンド・ノックなど優秀な魔法カードが多い。

元ネタは遊馬が使用するオノマトモンスター+野球。
ガガガマジシャンのように外、打、捕など自分たちを表した漢字一文字を身に着けていて、姿もそのまま野球用品を装着したオノマトたちになっている。



「低めを2球見送って オーバーフェンスを予告! アドバンス召喚だ!」

「背番号39 球児皇ホーム!」




炎属性/星8【戦士族/効果】ATK2500 DEF2000
【条件】自分または相手フィールドに熱血スピリッツ・スタジアムがある場合、自分フィールドのモンスター(レベル4/炎属性)2体を墓地へ送って発動できる。
【効果】このカードの攻撃力はターン終了時まで2500アップする。
このターン、自分はこのカードでしか攻撃できない。

元ネタはNo.39 希望皇ホープ
驚くほどそのまま野球選手となったホープであり、周囲にはオーバーレイユニットの代わりに燃える野球ボールが2つ浮遊している。
剣をバットに変え、肩にはドーム球場、足にはスパイクシューズ、39は背番号の数字とこれでもかと野球要素が詰まったモンスター。

登場時の2021年の遊戯王ラッシュデュエルにはエクシーズモンスターは存在しないため、アドバンス召喚で場に出す最上級モンスターになっている。
効果は遊馬の使用する魔法カード ダブル・アップ・チャンスのような擬似的に攻撃力を2倍にする豪快なもの。
エクシーズ素材を墓地に送る一連の流れを自分フィールドで再現した結果、条件も攻撃制限も非常に厳しいが、フィールド魔法込みで攻撃力5400というホープ系統らしくやる気に溢れた能力を備えている。
ムーンバリア?知らん、そんな事は俺の管轄外だ
罠のリクエスト9にはホームの蘇生効果が内蔵され、墓地に炎属性が9枚という非常に厳しい条件を潜り抜ければフィールドに再登板する事もできる。

アニメではユウカの不屈の4番ことエースモンスター。
初登場は2年目に入り交代したOP ハレヴタイ。
海竜 ダイダロス》、《逆転の女神》、《千年の盾》など懐かしモンスターたちが次々登場する中、夜のライトアップされた野球場にバットを構えた姿が映り視聴者の度肝を抜いた。

ロミンVSユウカ戦で登場し、《砕光のエスパレイド》を破壊するもデュエル球界のドラゴンズに入団しに来た《ドラゴンズ・ロック・クローザー》に豪速球で打ち取られる。
しかしデュエル球界のLEGEND魔法カード《戦士の生還》で手札に戻り再びアドバンス召喚され、罠で攻撃力が上がった《クローザー》を効果で上回り破壊し逆転ホームランで勝負を決めた。

ホームの召喚にはモンスター2体ならなんでもいいので、厳密にはレベル4を2体揃える必要がなくアストラルークの台詞は「来るぞ、遊馬!」を元にしたファンサービス
口上も元ネタを踏襲しつつ、野球要素を混ぜて言い換えたもの。

攻撃名はホームランスラッシュ ホームランダブルスラッシュ。
ダブルスラッシュの演出はZEXAL81話のホープ剣逆転満塁ホームランが元になっている。


低めを2球見送って オーバーフェンスを予告! グランドスラムだ!

背番号99 球児皇龍ホームグランドラ!!


背番号99 球児皇龍ホームグランドラ

炎属性【ドラゴン/星8】ATK2000 DEF2000
【発動】自分の墓地の炎属性3枚をデッキに戻して発動できる。
【効果】自分の墓地の「背番号39 球児皇ホーム」1枚を選んで自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。その後、このカードの攻撃力はターン終了時まで2000アップする。

元ネタはNo.99 希望皇龍ホープドラグーン
名称はドラグーン→グランドラと入れ替えたもので、ホープドラグーンがナイター球場を背負った姿をしている。
スコアボードによるとZとHというチームが勝負中で、アストラル文字で選手名も書かれている。
グランドラのアベレージは0.317、HR数は32、No.の数字に当てはめるとNo.17 リバイス・ドラゴンNo.32 海咬龍シャーク・ドレイクとなり、遊馬のライバル 神代凌牙のエクシーズモンスターになっている模様。

効果は墓地のホームをフィールドに再登板させ、自身の攻撃力をホープドラグーンと同じ4000まで引き上げるもの。
ホーム限定な代わりに攻撃表示で特殊召喚できるようになっている。
ホーム含めて計4枚の炎属性が墓地に必要だがコストに見合った強力な効果で、ロアVSユウカ戦で負けはしたものの、モンスター研究所で「ホームとグランドラが揃えば満塁ホームラン級の強さ」とフォローされている。

攻撃名はホームランバスター。



「追記、修正はアニヲタの皆さんでお送りします」


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