登録日:2022/04/23 Sat 14:16:55
更新日:2023/06/12 Mon 10:10:22
所要時間:約 11 分で読めます
それでは参りましょう! ビッパの いっぴき道……
出発進行です!
概要
いっぴき道とは その名の通り ポケモン1匹のみで挑む勝負となります
サブ任務102「ヒスイの夜明け」クリア後、コトブキムラ訓練場にいる
ノボリに話しかけることで挑戦できる特殊なポケモンバトル。
ルールは
- 使用できるポケモンは一種類一匹のみ
- 道具の使用禁止
- 相手のポケモンはこちらのポケモンに応じたものが選ばれ、レベル、技構成も固定
というその名にたがわぬもので、連動要素も含めた本作に登場する242匹のポケモン全てに用意されている。
サブ任務の中に
パチリス一種類だけで
リングマに挑むものがあるが、それを更に突き詰めたものと言える。全種に存在するという観点では
ピカブイのマスタートレーナーにも近い。
ポケモンの種類毎に初めてクリアするとけいけんアメLが3つ貰える(2回目以降はガンバリのすな3個)ほか、10種類刻みでクリアするごとに追加の報酬も貰える。
クリアしたポケモンの図鑑ページにはマークが付き、見事全てのポケモンで達成するとノボリから賞賛の言葉を貰えるため、がんばって挑戦してみよう。
……あなたさまの戦いぶりけして悪くはありませんでした
ぜひ! ぜひ! またの挑戦をお待ちしております!
……とはいえそこはかの廃人御用達施設
バトルサブウェイのマスターたるノボリが考案し斡旋するバトルスタイル、一筋縄ではいかない。
繰り出されるポケモンのレベルは概ね60~80程と高水準、オヤブンよろしく早業・力業も使いこなす強豪揃い。
加えてこちらに対し何らかのメタを張ったチョイスのポケモンであることが大半。
フーディンに対する
ハピナス、
ガブリアスに対する
トゲキッスが典型例。
考えなしに挑むとまず間違いなく蹂躙される為、攻略のためには単純な育成は勿論、バトルシステムに対する深い理解、そしてある程度の運も必要になる。その様は詰め将棋ならぬ詰めポケモンバトル。
同じくヒスイの夜明けで追加された「
夢天連戦」と並ぶ、本作のバトル方面におけるエンドコンテンツ。全ポケモンで突破できた人は立派な廃人です。
攻略
最低限の勝ち筋を確保したいのであれば、出てくるポケモンと同レベル帯にまで鍛えればどうにかなるケースもある。
とはいえさすがに運次第が過ぎるので、安定して勝ちたいというなら+20前後までレベルを上げよう。
根気があるならLv.100まで育てるのがベスト。当然がんばレベルも強化しておく。
そして訓練場で技を教えてもらおう。弱点タイプの弱点をつける、あるいは等倍で通る技を覚えさせておけばとりあえず外れはない。
攻撃方面でそのポケモンの不得意分野で戦わされることが多いため、物理、特殊どちらもバランスよく備えておきたい(ダメージ計算式の都合上どのポケモンでも両刀で問題なく戦える)。
積み技の存在も重要。特にめいそうやビルドアップ、つるぎのまいが活きる局面は多い。
ポケモンによっては状態変化技や先制技・ひるみ技も駆使しよう。たたりめやベノムショックが強力な打点となる他、マッハパンチやエアスラッシュは相手の行動数を減らしてダメージレースで優位に立てる。
性格に関してはようき、おくびょうが上をとりやすく耐久も下がらない為おすすめかもしれない。もっとも限界まで鍛えているなら適当でもあまり問題はない。
相手ポケモンの技は貧弱であることが多いが、そもそも不利な条件で戦うことが大半である以上メリットとしては薄い。
なお242匹分あるとなると流石に全部が全部難しいわけではなく、比較的低レベルでクリア出来るものもそれなりにある(それでも50程度は欲しいが)。後述するケーシィに至ってはほとんど育成せずともクリアしようと思えばクリア可能。
一方でLv.100、がんばレベルフルドーピング、理想の性格補正と極限まで育成した上で、なお網渡りな運ゲーに持ち込まなくてはならないような超高難易度のものもある。特にケムッソ、コロボーシ、ミツハニー、マネネ、
ライチュウ、パチリス、ロコン、
アルセウスあたりが鬼門として挙げられやすい。
また全体的な傾向として、
たねポケモンの方が難易度が高い。最終進化系ならLv.60程度でクリアできるが、その前だとLv.90前後までの育成が必要というケースもあり得る。
そのためいっぴき道をクリアできたたねポケモンなら、進化先のいっぴき道もまず問題なくクリアできる。
全ポケモンでのクリアを目指すなら、まずたねポケモンを極限まで育て、適宜進化させてクリアしていくのが効率的。
サブ任務としてのいっぴき道
さてそんないっぴき道であるが、一部のポケモンは「いっぴき道 〇〇の道」という名称でサブ任務での攻略対象に指定されている。
訓練場に出現するNPCコガレに話しかけると、「難関のいっぴき道をクリアしてみてほしい(意訳)」と言われ受注することが出来る。
最初に受けることが出来るのはビッパ、
イーブイ、
ミノマダム、ケーシィ、ハピナス、
ニューラ、
ロトム、
トリデプス、ロゼリア、
コイキングの10匹。
そしてこれらをクリアすると
ロズレイド、
バサギリ、
ドレディア、ケムッソ、コロボーシの5匹が追加され、全部で15種類を受けることになる。
クエスト指定なだけあって難易度は控えめ……
なんてことはなく、普通にクソ難しいものもあるため心して挑みたい。
サブ任務受注前に攻略していた場合は再度話しかけることで任務クリアできるため、もう一度挑む必要はない。
なお、15種類すべて達成するとコガレとは会えなくなる。
相手はイーブイLv.50。
でんこうせっかとつぶらなひとみでひたすら連続行動してくるが、特に怖い要素はない。
こちらもじならしによる行動遅延やいわくだきでの防御低下を利用しよう。
同レベル帯でも十分勝ちの目が見えるため難易度は低い部類。というかこれをクリアできないようなら下記の物などやってられない。
こちらから打点のない
ヒスイゾロアークと戦わされる。Lv.50。
ではどの技を使うかというとズバリものまね。
これで相手のバークアウトをコピーして戦おうという趣旨。
わるだくみによる火力増強もしてくるが、バークアウトには確定で攻めの力を下げる効果がある為そう痛いものではない。
万全を期すならめいそうも使いこなしたい。
勝ち筋のレベルは65前後。時空の歪みで出現する個体を強化すれば労せずクリア出来るだろう。
相手はトゲキッスLv.70。
くさきのミノ、すなちのミノの個体で挑むのは完全に自殺行為なためごみのミノの個体を用意しよう。
アイアンヘッドまたはラスターカノンで大ダメージを狙えるが、トゲキッスのぼうぎょ・とくぼうを鑑みるとアイアンヘッドがベター。行動遅延効果もおいしい。
むこうから脅威となる打点もないため育成さえ済ませればクリアは簡単。少なくとも同レベル帯なら負けはない。
相手は
バリヤードLv.84。
なにやら恐ろしく高レベルだがこのバリヤード、
なんと技がものまね一つのみ。
そのため初手でテレポートを選択し(性質上必ず失敗する)コピーさせることであっさり無力化できる。
その後はシャドーボールなりアイアンテールなりでサクッと終わらせよう。
全体的に真っ向勝負を挑まなくてはならないいっぴき道には珍しいギミックスタイルである。
相手は
カビゴンLv.70。
すてみタックルしか覚えていない為、ドレインキッスやたまごうみで耐えつつ自傷ダメージやPP切れからのわるあがきで自滅を狙うのが基本戦術。
黒曜の原野に生息するオヤブン個体ならクリアも楽だが、さすがにそのままでは耐久がが心もとないためがんばレベルをHPとぼうぎょに振っておきたい。
相手はグライガーLv.70。
ヒスイニューラでは有効な打点がなくさらに弱点も突いてくる為不利。
時空の歪みから原種ニューラを調達してこよう。
そのままでもふぶき連打で勝てなくはないが、安定性を求めるなら同レベルまで上げてれいとうパンチを覚えさせておきたい。
進化後のマニューラは夢天連戦でもエース格としての活躍が期待できるため、余裕があるならLv.100まで育ててしまうのもあり。
相手はガブリアスLv.70。
技は1つのみで、ヒートロトムだとステルスロック、ウォッシュロトムだとたつまき、あとのフォルムを選んだ場合はかえんほうしゃとなっている。
フロストロトムならふぶきで大ダメージを狙えるが、向こうもかえんほうしゃで弱点を突いてくる。
しもやけや命中率も絡む運要素の強い戦いになるため、安定した勝ち筋を求めるならウォッシュロトムで等倍となるハイドロポンプを連打するのもあり。地面技を覚えていない為弱点を突かれることもない。
レベルは70もあれば十分。
相手はハピナスLv.70。
いわくだきで防御低下を入れつつアイアンヘッドやストーンエッジでゴリ押すことになる。
相手の打点はドレインキッスのみで火力には乏しいが、たまごうみでひたすら粘ってくるのが厄介。
試行回数次第でLv.60程度でもクリアできるが、余裕があるならもっと鍛えておいた方がいいかもしれない。
なお、サブ任務上のテキストには「守りの力を攻めの力に変えるといいらしい」=パワーシフトを使えと書いてあるが、本作のダメージ計算の性質上トリデプスがパワーシフトを使ったところであまり意味はない。
素直に殴り続けた方が早い。
相手はムクバードLv.60。
しびれごなでまひ状態にして行動不能を期待しつつベノムショックを撃っていく。
ムクバードはねむるで体力を回復してくるが、やはりベノムショックを撃ち込めば問題ない。
つばめがえしを数回食らっても耐えられるだけの耐久も必要になる。推奨レベルは65前後。
相手は
ヒスイマルマインLv.55。
そもそも
本作のコイキング自体はねるしか覚えられない貧弱っぷりであるためどうやって戦えという話だが、マルマインの技はじばくのみ。
つまり「
じばくを2回耐えきれるだけの耐久を確保する」ことがクリアの条件となる。
HP、ぼうぎょのがんばレベルを10まで上げぼうぎょが上昇する補正の性格にすれば、Lv.85前後でも運次第、Lv.95程にもなれば安定してクリアできる。
極限に近い育成こそ必要になるが、運や戦術の絡む余地が殆どなく解法がはっきりしているという意味では難易度は低いと言えるかもしれない。
相手は
ムクホークLv.80。
基本的にはロゼリアと同じ戦術が通じるが、ムクホーク自体のステータスの高さに加え、はねやすめで確実に回復してくるため難易度はこちらの方が上。
一方ではねやすめの最中なら草技が等倍で通るという有利要素もある。状態異常からのベノムショックならあまり関係ないが。
しびれごなによる行動不能にも左右されるが、Lv.80前後ならクリアできる。
相手は
ヒスイヌメルゴンLv.84。
インファイトで弱点をつけるがそのままでは力業で放っても一撃では落ちず、さらにアイアンヘッドによる弱点打点+行動遅延やたてこもるでの長期戦&運ゲーも強いてくる強敵。
ダブルアタック+つるぎのまいを積めるだけの地力と、たてこもるを使われないだけの運が必要になる。
最低限Lv.90以上は欲しい。
相手は
ヒスイウォーグルLv.80。
一致打点が悉く軽減される為攻撃は教え技に頼ることとなる。どくづきやギガインパクトなら等倍ダメージが通る。
しょうりのまいを使ってから力業も交えつつ撃ち込んでいきたい。
オーラウイングの行動遅延も厄介だが、Lv.86程から比較的安定してくる。
マニューラ同様、こちらも夢天連戦で一騎当千の活躍が期待できるポケモン。Lv.100まで鍛えて挑むのも選択肢に入る。
相手はムクホークLv.50。
今までよりレベル低いじゃんと侮るなかれ、その実態はいっぴき道最難関の一つ。
行動はひたすらかぜおこしを撃ってくるだけという単純さだがそれだけに脅威。ステータスの低いケムッソが受けてしまえばひとたまりもない。
そのため極限まで鍛えこんでやる必要がある。具体的にはLv.100かつがんばレベル極振り。
そのうえでどくばりを連打し、状態異常も交えつつ少しずつ削っていこう。鍛えてさえいれば試行回数を重ねることで何とかなる。
相手は
ギャラドスLv.60。
前述のケムッソ同様
いっぴき道最難関の一つ。のみならず内容や攻略法も似通ってくる。
ギャラドスはたつまきを連打してくるだけで、純粋にダメージレースを競う勝負となる。
こちらもたいあたりとすいとるで地道に削ろう。早業・力業を使われない運も絡む。
推奨レベルは当然100。
余談
- 挑戦してみるとわかるが、バトル開始時にノボリはポケモンをボールから出さず、またバトル中も一切の指示を出してない。
つまりポケモンたちは自身の判断で戦っているだけに留まらず、ノボリは野生ポケモンを野生のまま手懐けて協力してもらっているという可能性も浮上してくる。
それほどまでに心通わせ鍛え上げたポケモンを242匹に合わせて適宜用意しているあたり、彼のトレーナーとしてのレベルの高さを窺わせる。一部界隈ではこの人がギンガ団にいればヒスイ図鑑の多くは埋められたのではと言われることも
- レジェアルにおける過酷な境遇や片割れのクダリと引き剥がされたことからファンから「元の時代に返してあげて」と言われていたノボリだが、この無料アプデにおいて10年以上かかった可能性もあるにせよ記憶を失った程度では些かも衰えないトレーナーとしての情熱と探求心、オヤブン使いと合わせ事実上確保している戦力のあまりの強大さが描かれたことにより「お願いだから帰ってくれ」と言われることも増えた。
- 本編のポケモンを手持ち1匹縛りでクリアするまでのプレイもこう呼ぶ時がある。
追記・修正は242種類すべてのポケモンでいっぴき道を達成してからお願いします。
- これのせいでサブ任務コンプ諦めたわ… -- 名無しさん (2022-04-23 19:34:52)
- ピカブイのマスタートレーナーレベルの苦行 -- 名無しさん (2022-04-23 22:46:53)
- クダリさんが可哀想だから返してあげて…→クダリさん早くこの人連れて帰って下さいお願いだから -- 名無しさん (2022-04-24 01:12:00)
- アプデ前と後でノボリさんへの評価と言い分が180度変わるの笑う -- 名無しさん (2022-04-24 08:12:12)
- 図鑑順と伝説から埋めようとしたから(進化前から使い回せるため)ケムッソとライチュウでかなり足止め食らった。あとヒードランみたいな状態異常お祈りもキツい。 -- 名無しさん (2022-04-24 16:14:45)
最終更新:2023年06月12日 10:10