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リングマ

登録日:2011/05/10 Tue 08:26:01
更新日:2026/07/26 Sun 11:29:40
所要時間:約 6 分で読めます







出典:ポケットモンスター ダイヤモンド&パール、184話『シンオウリーグ三回戦!シンジ対ジュン!!』、
2006年9月28日~ 2010年9月9日まで放送。
OLM Team Kato、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon


ポケットモンスター』シリーズに金・銀から登場したポケモン

■データ


全国図鑑No.217
分類:とうみんポケモン
英語名:Ursaring
高さ:1.8m
重さ:125.8kg
タマゴグループ:陸上
性別比率:♂50♀50

タイプ:ノーマル
特性:こんじょう(状態異常の時、攻撃が1.5倍になる。やけどによる物理技のダメージ半減効果は無視)
  /はやあし(状態異常の時、素早さが1.5倍になる。まひによる素早さ低下は無視。フィールドで先頭にすると野生のポケモンと出会いにくくなる)
隠れ特性:きんちょうかん(相手はきのみを食べられなくなる)

種族値
HP:90
攻撃:130
防御:75
特攻:75
特防:75
素早さ:55
合計:500

努力値:攻撃+2

ヒメグマがLv30で進化する。
ヒスイ地方で満月の夜に「ピートブロック」を使用するとガチグマに進化する。


■概要


ぬいぐるみのような愛らしいヒメグマから一転、凶悪で厳つい面構えの巨体になった。
発売当時、進化形を知らずヒメグマを一生懸命育ててショックを受けた女性トレーナーも多いかと思われる。
なおヒメグマも攻撃種族値80という進化前にしては恐ろしい攻撃力を持つ。可愛いらしい見た目でもやはり熊といったところか。

巨体に似合わず木登りが得意で、主に木の実を食べる。
木に登らずとも、木をへし折ってしまうことも。
毎日エサを求めて森を歩き、縄張りのエサのなる木には爪で印を付けていく。

冬眠をする習性があり、冬が近づくと餌を集めるために野山を徘徊しているが、この時期のリングマは空腹からか進化先のガチグマ以上に凶暴な性質となっている。

モチーフはツキノワグマ(月輪熊)。
「輪熊」をそのまま読んでいるだけでなく、「リング+クマ」のダブルミーニングにもなっている秀逸なネーミング。

色違いは進化前含めてあまり生物らしくはない鮮やかな蛍光色のグリーン。通常個体が比較的オーソドックスなクマの体色なので、割と違和感は強い。


■ゲームでのリングマ系


初登場の『金・銀』では当初は『銀』にのみ出現。
ヒメグマは45番道路に、リングマは28番道路とチャンピオンロードとシロガネやまに出現。なお『金』は代わりにゴマゾウ系統が出現する。
『クリスタル』でも出現し、暗闇の洞穴でレア枠として朝にのみ出現し序盤から捕まえることが出来るので旅パに入れやすくなった。
当初は突出した物理火力以外は地味目で、一部のファンを除いてあまり使用されていなかった。一応レベル技はそこそこ有用な技も多くわざマシンの範囲もけっこう広かったが…。
なおリメイク作品の『HGSS』でもリメイク前に基づき、『SS』限定種。こちらではヒメグマもシロガネやまに出現するようになった。

しかしシリーズを重ねる事に大幅な強化がされていき、『Pokémon LEGENDS アルセウス』での進化系獲得以降は本格的に洒落にならない地位まで登り詰めた。
進化系獲得直前の『サン・ムーン』時点ではマイナー寄りだったのはご愛嬌。
もっとも、後述のアニメでの活躍っぷりからトレーナーが増えたのは事実である。

ポケモンコロシアム』ではシナリオクリア後にスナッチ団アジトでダークポケモンとして登場する。
さほど高くない特攻も「うそなき」で補えるのでゴースト相手への「だましうち」のダメージも通りやすい。とはいえ主に「きりさく」がメインとはなるだろうが。「したでなめる」は「だましうち」と技範囲が被り、まひ効果があるとはいっても威力はかなり劣るので「じしん」辺りに変更を推奨。

続編の『ポケモンXD』では、最序盤にヒメグマがダークポケモンとして登場する。限定技として「リフレッシュ」を覚えているが、「まもる」とかに変えた方が賢明であろう。
進化後の攻撃力の高さや強力なタイプ一致技の「おんがえし」を思い出すことから主力として使える。サブウェポンの2つは「だましうち」、「じしん」に変えた方がより主力級と化す。
因みにこのヒメグマのみシナリオで必ずスナッチする事となる。

スカーレット・バイオレット』では、セルクルジムリーダー・むしタイプ使いカエデが切り札としてヒメグマを使用してくる。
むしタイプのジムでヒメグマを繰り出して来る事に「!?」となった人も多いと思われるが、本作からの新要素「テラスタル」によってむしタイプに変化させて来るのである。
タイプ一致で「れんぞくぎり」を使ってくるので、早めに対処出来ないとこれだけで壊滅する恐れもある。このためだけに第四世代以来の「れんぞくぎり」習得を…?
クリア後の再戦では、しっかりリングマに進化している。

レンタルポケモン

【ポケモンスタジアム金銀】
共通:いびき/ほのおのパンチ/あなをほる/ねむる

ねむいびコンボが可能な型。「ほのおのパンチ」で相手をやけど状態にできれば物理にもある程度受けれるようになるが、ダメージは特攻がそれほど高くないのと、やけど状態にできる確率は高いとはいえないので役割破壊程度に使うくらいか。「あなをほる」はいわとはがね(ひこう持ちは除く)、ゲンガー対策に。

【エメラルド】
型1:せんせいのツメ:すなおHAD:メガトンキック/かみくだく/つばめがえし/カウンター
型2:せんせいのツメ:いじっぱりHA:すてみタックル/じしん/かみくだく/カウンター
型3:ラムのみ:ひかえめHCS:かみくだく/れいとうパンチ/ほのおのパンチ/かみなりパンチ
型4:ひかりのこな:いじっぱりHA:すてみタックル/じしん/いわなだれ/つばめがえし
型5:こだわりハチマキ:いじっぱりHA:メガトンキック/かわらわり/いわなだれ/つばめがえし
型6:きあいのハチマキ:いじっぱりHA:はかいこうせん/つるぎのまい/かげぶんしん/あくび
型7:せんせいのツメ:すなおHAC:からげんき/じしん/かみくだく/ビルドアップ
型8:せんせいのツメ:すなおHAC:からげんき/じしん/いわなだれ/かみくだく

型が8つあるポケモンのうちの1体である。うち半数がリングマの鈍足を補う「せんせいのツメ」持ちなので、運次第で何回でもリングマが先手を取りやすくなる。
型3は3色パンチ型。但し当時は3色パンチも「かみくだく」も特殊技であり、リングマ自体の元々の特攻の種族値(75)から火力はさほど期待できない。型5は「こだわりハチマキ」を巻いたフルアタ型。ハチマキ一致「メガトンキック」の破壊力は抜群で、ノーマル半減の相手でもなければ一発で倒しやすい。型6は一致「はかいこうせん」ワンウェポンの耐久型。「つるぎのまい」と「かげぶんしん」でどれだけ積めれるかが勝負の鍵となる。

【プラチナ・HGSS】
型1:きあいのタスキ:ゆうかんHA:きりさく/しっぺがえし/ゆきなだれ/カウンター
型2:いのちのたま:いじっぱりHA:アームハンマー/れいとうパンチ/かみなりパンチ/ほのおのパンチ
型3:どくどくだま:いじっぱりHA:からげんき/ばかぢから/かみくだく/まもる
型4:せんせいのツメ:いじっぱりHA:おんがえし/クロスチョップ/じしん/つばめがえし

型1は「きりさく」以外の技が後攻にて活きる型で、「きあいのタスキ」持ちな分ほぼ確実に一回の行動が可能。
型2は3色パンチ型。ただエメラルドの似た型とは異なり全て物理技に変更されたのでリングマの高い攻撃を活かせれるようになった。
型3は状態異常を逆手に取った型で、「かえんだま」ではなく「どくどくだま」を採用しているため特性が「こんじょう」でも「はやあし」でも活躍が見込める。

【バトレボ】
シングル:AS:あばれる/かわらわり/つばめがえし
ダブル:AS:すてみタックル/じしん/まもる

ゲートコロシアムにて登場。最高格のランク8に属するが、その割に攻撃力以外に特に秀でている部分は無く「どくどくだま」や「かえんだま」が持ち物候補にも無いため正直大した強さではない。
ただしどちらも素早さ振りとなっているためラグラージなどの中速ポケモンは先手を取られる点は注意。その分脆いけど。

【BW2】
型1:カゴのみ:いじっぱりABD:あばれる/かみくだく/カウンター/ねむる
型2:どくどくだま:ようきAS:からげんき/アームハンマー/こわいかお/あくび
型3:どくどくだま:いじっぱりHA:からげんき/ばかぢから/かみくだく/まもる
型4:せんせいのツメ:いじっぱりHA:おんがえし/クロスチョップ/じしん/つばめがえし

型1はねむカゴ型。「カウンター」もあるので物理アタッカーに対してはとことん強い。一致「あばれる」は本作より大幅に強化はされたが、こんらんになったら「ねむる」でケアするしかない。型2は状態異常を逆手に取った型。但し型3とは異なりゴーストタイプで詰む。一応「あくび」で眠らせることは出来るが。
型3と型4はバトルファクトリーからの流用。

【USUM】
型1:カゴのみ:いじっぱりABD:あばれる/かみくだく/カウンター/ねむる
型2:どくどくだま:ようきAS:からげんき/アームハンマー/こわいかお/あくび
型3:どくどくだま:いじっぱりHA:からげんき/インファイト/かみくだく/まもる
型4:せんせいのツメ:いじっぱりHA:おんがえし/クロスチョップ/じしん/つばめがえし

型3の「ばかぢから」が「インファイト」に代わり、連射がしやすくなった分特防が落ちるので居座りにくくはなっている。
あとの型はBW2と同じ。

■対戦でのリングマ


第五世代で大幅なインフレが起きたものの、非常に高い攻撃力は今も現役。
ずば抜けた攻撃力を筆頭にHPも高めで、他の面は平均的で足は遅いという典型的な重戦車パワーファイター。

特性は「こんじょう」と「はやあし」でどちらも状態異常をトリガーに発動し、前者は攻撃、後者は素早さの実数値を1.5倍にする。
そのため「かえんだま」や「どくどくだま」など自分を状態異常にさせるアイテムで自発的に特性を発動させ、状態異常時に威力が上がる技「からげんき」をタイプ一致で使い相手を仕留めるのが基本的な戦法。
ラッタオオスバメタチフサグマも同様の戦法を使えるが、リングマはこの中でも素の攻撃力が大幅に勝っているのでその凄まじい攻撃を受けきれるポケモンは限られており、極悪なコンボとして名高い。
「はやあし」は同じ状態異常トリガーでも素早さを強化特化すれば最速106族まで抜くことができる。
なお根性型と違いやけど状態の攻撃半減が無効にされないため、持ち物は「どくどくだま」一択。
自身の特性を発動させた後は「なげつける」で相手も状態異常にすることも可能。

隠れ特性の「きんちょうかん」も悪くはないがメリットが局所的で、どくどくだま等に頼らない戦法でも相手の「おにび」対策で「こんじょう」を優先する手もある。

特攻もそこそこあるが、攻撃範囲が狭すぎる上に一致「はかいこうせん」以外は火力不足。
その他のめぼしい攻撃技も「ハイパーボイス」「きあいだま」「めさめるパワー」程度な上、めざパは第八世代で廃止されたので今後リングマが復帰しても使用不可。

よほどセオリーを無視するトレーナーでなければ、アイテムを安全かつ確実に発動させる為に初手は必ずと言っていいほど「まもる」を使用してくる。
ただ、逆に言うと「どうせリングマは初手まもるでしょ」と思い込んで補助技などを積んでくる相手にいきなり殴りかかってくる個体もいなくはないので、「セオリーはあくまでセオリー」と考え過信は禁物である。

鈍足に加えてアイテムの都合上どんどん体力が減っていくので場持ちは悪く、それほどフィールドに長居はできない。

ノーマルタイプらしく「ストーンエッジ」や3色パンチ、貴重な「インファイト」等、サブウェポンは豊富。
ただ、上述のように一致技の火力こそが最大の魅力なのでゴースト対策の「じしん」や「ほのおのパンチ」「かみくだく」以外はあまり使われないことも多い。

第二世代ではノーマルタイプ最高の攻撃種族値を誇っていたのだが、「すてみタックル」を覚えないため「はかいこうせん」を使わない限りノーマル技の火力はカビゴンとほぼ同等。
カビゴンやガルーラと比べてサブウェポンの火力で勝りガラガラに先制できる程度は素早さがあるので、高レベルで使用し火力で相手を押し切る使われ方をした。
なお前述の「はかいこうせん」ははかいのいでんしを持たせた場合、同レベルのカビゴンすら一発なので決してネタでは無かったりする。
メインウェポンは「おんがえし」、サブウェポンは「じしん」や「ばくれつパンチ」、「でんじほう」などが採用された。
補助技としては「のろい」と「ほえる」を両立できる貴重なノーマルタイプ。ガルーラよりも遅く一回でも「のろい」を使用してしまえばハガネールにすら後攻を取れるためコンボ自体は止められにくいが、耐久力で劣るため適正では劣っている。そもそも毎回「のろい」を積みまくるわけではなく、ガルーラの素早さは「のろい」を一回使用してもガラガラに先手を取れるというメリットにもなる等、単純に素早さが低いほど良いわけでもない。

なお、第四世代あたりから進化前と進化後で覚える技が真逆になっている。

ヒメグマ⇔リングマ
「つぶらなひとみ」⇔「にらみつける」
「なげつける」⇔「アームハンマー」
「あまえる」⇔「こわいかお」

ヒメグマはつぶらな瞳の甘えん坊だが、リングマは見た目通りに凶暴で相手をブン殴らんという勢いである。


第六世代ではタマゴ技でフェアリー技「じゃれつく」を習得。
相変わらず怖い風貌に似合わない技だが、これで苦手な格闘タイプにも多少は対抗しやすくなった。
「こんじょう」型では一致「からげんき」の方が強力なので、それ以外の型で採用したい。

第七世代ではやけどのダメージが減少したため、さらに「こんじょう」型が使いやすくなった。

LEGENDSアルセウス』において進化系・ガチグマが登場した事もあり、第九世代ではしんかのきせきの適応対象に。
しかし、持たせてなお物理耐久はガチグマを下回る。

一応、定期的に行われるハピナスのイベントテラレイドバトルではかえんだま+「からげんき」コンボが強いこととガチグマより素早いこと・ガチグマの需要がじめんアタッカー型にも割かれること・お手軽なこともあり、この点に関しては人気は高い。

ポケモンGOでのリングマ


ヒメグマ自体が比較的入手しやすく、さらにリングマの状態で現れる可能性もそこそこ高い。
リングマの捕獲率は進化形だけありやや低めだが、異様なほど近くに出現してくれるためボールはとても当てやすくカーブボールも狙いやすい。
育成の手間がかからない割にはCPは優秀な部類に入るため、初心者に愛用されるポケモンとなっている。
特に通常技・スペシャル技共にかくとう技を使えるのが地味にありがたく、ジム戦で頻繁に相手どることになるハピナスカビゴンケッキングバンギラスなどを落としやすいのが強み。

■アニメでの活躍


もっぱら野生の個体がサトシたちやロケット団を森の中で襲う役目が多いが、襲ったとしてもそれなりにちゃんとした理由(子供が生まれる時期には外敵を追い払う等)があったりすることもある。
進化前のヒメグマならともかく、リングマを使うトレーナーはあまりいない。
それ以外の役目では、ヒメグマと親子で行動することがほとんど。

数少ないトレーナーの手持ちポケモンとしては、シンジのリングマ(CV:石塚運昇)が最も有名。
迷いの森でサトシに襲いかかってきた個体を捕獲したもので、捕獲した時の評価は「まあまあ」だったが、作中での勝率は比較的高い。

どれくらい強いかというと、アクアジェット、跳ね返された自分のきあいだま、ソニックブーム、つばめがえし、でんこうせっか、アイアンテール、10万ボルト、かえんほうしゃ(2回)、あなをほるを喰らってようやく倒れるくらい。
それまでにブイゼルムクホークピカチュウを戦闘不能にした。
他にも相性で劣るジュンサワムラーの”メガトンキック”、”インファイト”、”とびひざげり”を受けていたにもかかわらず、”ブレイズキック”でやけど状態となり特性「こんじょう」が発動して戦闘不能にした。

伝説系レジロックに対しては、シンジが冷静さを欠いていたこともあって通用しなかった。
それ以外はヒコザル(まだリングマがシンジにゲットされる前の野生だった時、サトシにゲットされたヒコザルとバトルした時、エイチ湖のフルバトルでブイゼル、ムクホーク、ピカチュウと連戦して消耗していた時)にしか負けておらず、
前者に関してもレジアイスの”でんじほう”にまひ状態になったが耐えきった上で”ストーンエッジ”を喰らっており、その恐るべきタフさがうかがえる。

ちなみに凶悪な顔つきだが、笑顔で喜んだり踊ったりする様はとっても可愛らしい。


追記・修正はヒメグマを進化させてからお願いします。

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最終更新:2026年07月26日 11:29