烙印(遊戯王OCG)

登録日:2022/08/17 Wed 10:48:01
更新日:2022/09/12 Mon 11:21:24
所要時間:約 25 分で読めます




その邂逅は運命(さだめ)か、必然か。

深淵なる世界に刻まれし、追憶の物語。

烙印とは、

1.遊戯王OCGにおいて複数のテーマをサポートする、魔法・罠カードで構成されたカテゴリ。
2.同OCGにおける、1.およびアルバスの落胤とその関連カードが採用されたデッキの俗称

本項目では、主に1について解説する。


概要

初登場はブースターパック「LIGHTNING OVERDRIVE」。
当初はアルバスの落胤とその融合体をサポートする魔法・罠カードとして登場した。

その後のパックでもアルバスサポートの烙印カードが登場しつつ、烙印魔法・罠に関連する効果を持つテーマ「デスピア」が登場。同時にアルバスというよりデスピアをサポートする効果を持つ烙印魔法・罠も登場する。
さらには同様に烙印永続魔法・罠に関係する効果を持つテーマ「ビーステッド」とそれに関連する烙印魔法・罠も登場するなど、烙印はカテゴリの垣根を超えたサポートカードとなっていった。
このように複数のカテゴリに跨ってサポートを行うテーマカードであるという特徴は、前期に登場した「星遺物」を彷彿とさせる。

以下、これら烙印カードをサポートしているカテゴリごとに分けて解説するが、分類は暫定的なものであり、デスピアサポートの烙印もアルバスサポートとして使えるといったこともあることはご留意いただきたい。

共通効果持ちの《アルバスの落胤》関連

初めて登場した烙印魔法・罠カード3種(+その次の弾で出た1種)はアルバスの落胤および融合モンスターをサポートする効果の他に、以下の効果を持つ。

(2):このカードが「アルバスの落胤」の効果を発動するために
墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。

つまり、アルバスの融合効果の手札コストにしても次のターン以降に魔法・罠として再利用可能となる効果を持っている。
アルバスの効果を使う時の消費を少なくすることができるが、場合によってはセットされてから発動するまでの間に相手に除去されてしまうこともあるので過信は禁物。

  • (しろ)烙印(らくいん)
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・フィールドから、
融合モンスターカードによって決められたドラゴン族モンスターを含む融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
自分の「アルバスの落胤」を融合素材とする場合、
自分の墓地のモンスターを除外して融合素材とする事もできる。
(2):共通効果

普通に使うとドラゴン族を最低1体要求する融合カード。だがアルバスを融合素材にすれば墓地融合ができる。

アルバスの効果で融合した後で墓地に送られたアルバス自身を素材にして、さらなる融合体やそれ以外の融合モンスターを出していく使い方が望ましい。
相手のモンスターを素材にするときと違い相手に依存せず出したい融合モンスターを適当な墓地のモンスターを素材に出せるのが強み。
ただ、スプリンドなど墓地の素材だけでは融合できないモンスターもいるので注意。

共通効果でセットされたのが自分ターンの場合。再び発動するには相手ターンを乗り切らなければならない。
そのため、相手ターンに出したアルバスの効果のコストにして次自分ターンに発動するのがベター。

イラストではアルバスの背後に奇妙な模様を描く炎と謎の人影が現れている。
《烙印竜アルビオン》に竜化する直前の様子のようだ。
ちなみに前述の通りアルバス=白を意味するラテン語なのでこのカードも(アルバス)烙印(らくいん)とも読める。

  • 烙印凶鳴(らくいんきょうめい)
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):融合モンスターが自分の墓地へ送られたターンに発動できる。
自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、
融合モンスター1体を選んで特殊召喚する。
(2):共通効果

どこからでも墓地に送られれば発動条件が満たされるので、場からだけでなくEXデッキから直接墓地に送るなどで無理やり条件を満たすことも可能。
ただ、蘇生・帰還させる融合モンスターは蘇生条件を満たしていなければならないのでEXデッキから直接墓地に送ったモンスターを蘇生させることはできない。

共通効果で自分ターンにセットした場合、次の相手ターン中に自分の融合モンスターの破壊に対する牽制にはなるが、その前にこのカードの方を除去されたり破壊以外の方法で除去されて発動タイミングを逃すことも十分にありうるので、相手ターン中に自分から融合モンスターを墓地に送る手段を用意しておくなどの工夫もしておきたい。

イラストではアルビオンが覇蛇大公ゴルゴンダに攻撃を仕掛けようとしている姿が描かれている。
その場にいた誰にも止めることができない、天地をも揺るがす程の死闘が、ここに始まった。

  • 烙印(らくいん)(さば)
通常罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのレベル8以上の融合モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力以上の攻撃力を持つ相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
(2):共通効果

融合モンスターの攻撃力以上の相手モンスターを全て破壊する豪快な効果。
アルバスの融合体と一緒に使う場合、攻撃力2500以上の大型モンスターを除去するのに使うことになるだろう。
そのほか、別の低攻撃力融合モンスターを使って実質的全体除去に使うこともできる。

こちらは自分ターンに共通効果でセットし、相手への牽制として使うのがベターか。

イラストでは、ゴルゴンダの体を貫く一条の巨大な雷撃が描かれている。
アルビオンでも中々倒せなかったゴルゴンダを屠り、周りが止めることのできなかった戦いを終わらせたその一撃を放った者の正体とは

  • 烙印(らくいん)(きずな)
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、
「アルバスの落胤」1体を選んで特殊召喚する。
(2):共通効果
アルバスの落胤限定の蘇生・帰還カード。
効果を使った後で墓地に落ちたアルバスを蘇生し使いまわせるのはもちろん、白の落胤やアルビオンの効果で除外されたアルバスを再利用可能になるのは大きい。

イラストでは暴走するアルビオンに向けて必死に語り掛けるエクレシアの姿が描かれている。
それが通じたのか、アルビオンの纏っていた狂気の炎は晴れ、《黒衣竜アルビオン》へと新生するのだった。

その他のアルバス関連

  • 烙印(らくいん)気炎(きえん)
速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):手札のモンスター1体を相手に見せ、そのモンスターと同じ種族で、
攻撃力または守備力が2500のレベル8融合モンスター1体をEXデッキから墓地へ送る。
その後、以下の効果を適用できる。
●見せたモンスターを捨て、「アルバスの落胤」1体または
そのカード名が記されたモンスター1体をデッキから手札に加える。
(2):このターンに融合モンスターが自分の墓地へ送られている場合、エンドフェイズに発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。
(1)の効果は手札のモンスターを公開し、見せたモンスター+同じ種族で攻撃力か守備力が2500のEXデッキのモンスターをそれぞれコストにアルバスの落胤か関連モンスターをサーチする速攻魔法。
キーカードとなるアルバス本人にアクセスしやすく、それ以外もアルバスのリクルート・モンスター効果無効・烙印サーチ及びサルベージ・攻撃無効と一通り揃っているので状況に応じて選べるのが利点。
サーチ可能なモンスターは こちら を参照。

アルバス融合体は全員攻撃力2500な上にルベリオンとミラジェイド以外は墓地で発動する効果を持つのでコストに最適。墓地に落とした後は白の烙印やルベリオンで素材にしたり烙印断罪で戻したりすると無駄がない。
また、他カテゴリでもヴァレルロード・F・ドラゴンエルシャドール ・ネフィリムと言った具合に墓地発動効果を持つ融合モンスターは存在するので、アルバスとの混合構築も狙いやすい。

(2)の効果は自己サルベージ。融合モンスターが墓地に送られた場合と条件は緩く使い回しがしやすい。
が、自身の制約が「このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない」となっているので(1)の効果を使用したターンのサルベージは不可能なのでプレイの際には要注意。

イラストではスプリガンズにド派手に見送られながら黒衣竜アルビオンと彼に乗った白の聖女エクレシアが出立するシーン。
よく見るとスプリガンズの本体である煤が1人こっそり同行している。

  • 失烙印(しつらくいん)
永続魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
融合モンスターを融合召喚する効果を含む効果を自分が発動した場合、
その発動は無効化されず、その融合召喚成功時に相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
(2):自分が融合モンスターの融合召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「アルバスの落胤」1体またはそのカード名が記されたモンスター1体を手札に加える。

《暴走魔法陣》と同じ融合召喚を妨害されにくくする効果と、融合召喚成功時にアルバスの落胤かその関連モンスターをサーチする効果を持つ。

前半の効果は融合召喚を行う効果に別の効果をチェーンする行為は止められないため完全に妨害されなくなるというわけではないが、それでもアルバスの効果などによる融合召喚を止められにくくなるのは大きい。
融合召喚成功時のサーチ効果は、後続のアルバスを確保するのは勿論、融合体や烙印魔法・罠をサポートする様々なモンスターにアクセスできるので、状況をみて選んでいきたい。

イラストは恐らく《烙印の使徒》の続きで、アルベルが放った鎖のようなものに黒衣竜アルビオンが縛られている様子が描かれている。
ここからアルビオン(アルバス)の力を奪い神炎竜ルベリオンが誕生したのではないか推測されているが果たして…?

  • 烙印(らくいん)(つるぎ)
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分の墓地から「烙印」魔法・罠カードを任意の数だけ除外して発動できる。
除外した数だけ自分フィールドに「氷剣トークン」(ドラゴン族・闇・星8・攻2500/守2000)を特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、除外されている自分の、
「アルバスの落胤」1体またはそのカード名が記されたモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。

墓地の烙印魔法・罠をコストにドラゴン族の氷剣トークンを生成する効果と、墓地効果で除外されているアルバスかその関連モンスターを回収する効果を持つ。

墓地コストこそ必要だが、生成される氷剣トークンはステータスも中々で種族・属性にも恵まれており、打点要因・壁・各種素材と様々な用途に活用できる。

墓地効果の方は白の烙印で除外されがちなアルバスや自身を除外して発動する効果を持つモンスターを回収して再利用できるため、この効果だけを目当てに黒衣竜のコストとして直接落として効果を使ってみてもいいだろう。

イラストでは氷剣竜ミラジェイドと相剣大邪―七星龍淵が戦っている様子が描かれている。

  • 烙印断罪(らくいんだんざい)
カウンター罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):モンスターを特殊召喚する効果を含む、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
「アルバスの落胤」を融合素材とする融合モンスターを、
自分フィールドの表側表示モンスターの中から1体または自分の墓地から2体選んで持ち主のEXデッキに戻し、
その発動を無効にし破壊する。
(2):墓地のこのカードを除外し、「烙印断罪」以外の自分の墓地の「烙印」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。

アルバスの融合体をデッキに戻すことで相手の特殊召喚効果をカウンターする効果と、墓地効果で烙印魔法・罠をサルベージする効果を持つ。

フィールドのモンスターをコストにする場合は1枚で済むが貴重なボート・アドバンテージを失ってしまうため、可能であれば墓地のカードをコストにしたい。
あらかじめ墓地に2枚用意する必要があるため、氷剣竜ミラジェイドの効果などで確保しておこう。

墓地効果で烙印魔法・罠の再利用も可能なため、烙印の剣同様この効果目当てで直接落として使ってもいい。

イラストでは妖眼の相剣士がデスピアの大劇導神を斬り捨てている。

  • 烙印融合(らくいんゆうごう)
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(1):自分の手札・デッキ・フィールドから、
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスター2体を墓地へ送り、
「アルバスの落胤」を融合素材とするその融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。

ついに生まれてしまったアルバス用デッキ融合魔法
アルバスと一緒に各融合体に対応したモンスターをデッキから落として素材とすることができ、特に烙印竜アルビオンと神炎竜ルベリオンは光属性と闇属性という広い範囲のモンスターを落とすことが可能で、墓地効果持ちを落としてさらなるアドに繋げつつさらなる融合召喚に繋ぐことができる。
落とすモンスターによっては別カテゴリの融合モンスターの融合も可能となる。

ただし、鉄駆竜スプリンドと氷剣竜ミラジェイドは素材の都合上デッキのモンスターだけでは融合召喚できないことには要注意。

また、デッキから素材にする場合、烙印竜アルビオンの素材として光属性の《心眼の女神》を、神火竜ルベリオンの素材として闇属性の《破壊神 ヴァサーゴ》をアルバスと一緒に落とすことはできるが、これら融合素材代用モンスターをアルバスの代わりにして他モンスターと一緒に素材にすることはできない。
これは、融合素材代用モンスターが代用モンスターとして機能するのは手札・フィールド・墓地のみであるため。テキストには書いてないがそうなのだ。
ちなみにルベリオンのような除外ゾーンから融合素材にする場合も代用はできない。

また同名ターン1縛りと発動するターンは融合しかEXから出せなくなる制約がついているが、《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》の効果でコピーすればこれらの制約は無視できる。
まあアナコンダ側の制約は勿論あるし、烙印融合の制約も他のデッキ融合カードと比べて緩い部類に入るため、無理にでもアナコンダを採用する必要があるというわけではないが。
ただし、メインの展開が妨害された時の最低限の展開・展開力が余った時のダメ押し用のサブプラン出張として見るとアルバス+アナコンダで出せるミラジェイドは枠をあまり圧迫しない上に非常に心強く、【鉄獣戦線】の様な展開力が高くアルバス融合体と関連のあるデッキなら採用する事もある。この採用がアナコンダにトドメを刺したと一部では実しやかに囁かれている。

登場以降環境に躍り出た烙印デッキの核として規制は免れないものと考えられており、直後の改定では烙印開幕を身代わりする形で規制を免れたものの、その後の2022/07/01の改定をもって準制限カードに指定されることとなった。

イラストでは氷剣竜ミラジェイドと神炎竜ルベリオンとの闘いが描かれている。
その構図はミラジェイドとルベリオンの色も含めて《融合》の魔法カードのイラストと似ている。

  • 烙印喪失(らくいんそうしつ)
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの融合モンスター1体と
EXデッキから特殊召喚された相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主のデッキに戻す。
このターンのエンドフェイズに、お互いはそれぞれ自身のEXデッキから
「アルバスの落胤」を融合素材とする融合モンスター1体を特殊召喚できる。

自分の融合モンスターと相手のEXモンスターで1:1交換。その後エンドフェイズにお互いにアルバスの融合体をEXから出せる。

相手が耐性持ちのモンスター中心、EXデッキを使わないデッキ、アルバスの融合体を使うデッキであった場合などこのカードが腐る場面は多いが、融合モンスターを適当なアルバスの融合体に変換できる。ミラジェイドの効果縛りをリセットできるといった利点もある。

イラストではエクレシアがデスピアの面々と戦っているというもの。
その傍にアルバスの姿はなく、左上の方には謎の火球が浮かんでいるが…

  • 分かつ烙印(らくいん)
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの融合モンスター1体をリリースし、
お互いの墓地のモンスター及び除外されているモンスターの中から、
融合モンスター以外のモンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターをお互いのフィールドに1体ずつ特殊召喚する。
「アルバスの落胤」を融合素材とする融合モンスターをリリースしてこのカードを発動した場合、
代わりに対象のモンスター2体を自分フィールドに守備表示で特殊召喚できる。

場の融合モンスターをコストにお互いの墓地・除外ゾーンから1体送り付けつつ1体蘇生。
コストにしたのがアルバスの融合体なら守備表示限定ながら2体とも自場に特殊召喚できる。

選択できるモンスターは融合モンスターでない以外の制限がないため死者蘇生のようなコントロール奪取からデメリット持ちの送り付けまで何でもござれ。
他の送り付け系カードと違い、アルビオンの墓地効果等で簡単にアクセスできるのは大きく、烙印融合でアルビオンorルベリオンを経由してミラジェイドを融合。その効果でアルビンを落とすことで1枚のカードから送り付けたい光or闇属性モンスターを落としつつ分かつ烙印とそのコストを用意できる。
その中でも自身が存在する限り召喚・特殊召喚・反転召喚不可能のデメリットを持ち、扱い辛いのでストレージの常連と化していた超魔神イドがこのカードの登場と共に突如高騰するという現象も起こった。

イラストでは《深淵竜アルバ・レナトゥス》の胸部が割れ中から《灰燼のアルバス》が落下する様子が描かれている。

デスピア関連

  • 烙印劇城(らくいんげきじょう)デスピア
フィールド魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・フィールドから、
レベル8以上の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
(2):融合モンスター以外の自分フィールドの表側表示の天使族モンスターが相手の効果でフィールドから離れた場合、
または戦闘で破壊された場合、自分の墓地のレベル8以上の融合モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
教導国家ドラグマの首都らしき場所に出現した、デスピアと呼ばれる集団の居城。

レベル8以上の融合モンスターの融合召喚と、融合モンスター以外の天使族が相手によって除去もしくは戦闘破壊された場合に墓地のレベル8以上の融合モンスターを蘇生させるフィールド魔法。
アルバスの融合体は全員対象内なので使い減りしない融合手段・蘇生手段として扱える。
とは言え素材は自分の場と手札限定となるので、除去を兼ねるアルバスの超融合効果の方が有効に働く場合も多く、
蘇生効果も蘇生して旨みのあるアルバス融合体はスプリンドぐらいな上に天使族が必要となるのでアルバスとの噛み合わせは微妙な所。

  • 烙印開幕(らくいんかいまく)
速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札を1枚選んで捨てる。
その後、デッキから「デスピア」モンスター1体を手札に加えるか守備表示で特殊召喚する。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):自分フィールドの融合モンスターが効果で破壊される場合、
代わりに墓地のこのカードを除外できる。

EXから融合モンスターしか出せなくなる代わりに手札1枚をコストにしてデスピアモンスターをサーチかリクルート。
墓地除外で融合モンスターを効果破壊から守れる。
デスピアのサポートカードだがリクルート先に白の烙印をサーチ出来る《デスピアの導化アルベル》がいるのでスムーズにアルバスの融合体に繋げられる。

烙印融合登場以降環境トップに躍り出たデスピアデッキにおける初動カードとして活用されたことが公式の眼に留まったのか、烙印融合の身代わりとして2022/04/01の改定で準制限カードに。
しかしその直後【烙印ティアラメンツ】が環境入りしたことで不十分と判断されたのか、2022/07/01の改定をもって制限カードに格上げとなった。
そしてそのころにはティアラメンツはとっくにイシズ姉さんに鞍替えしていた。

マスターデュエルにおいてはスタンバイフェイズにこのカードを発動することで、相手の《灰流うらら》の有無をチェックし、このカードから出すアルベルのサーチ先を変えるというチェーンの仕様を逆手に取ったプレイングが生み出された。

イラストではデスピアとトライブリゲートの戦いが描かれている。
この戦いによってトライブリゲードの戦線は崩壊してしまったようで、このカードを最後にキット以外のトライブリゲードは《鉄獣の死線》までリアル時間で1年以上イラストに登場することはなかった。

  • (あか)烙印(らくいん)
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地の、「デスピア」モンスターまたは「アルバスの落胤」1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
その後、以下の効果を適用できる。
●自分の手札・フィールドから、レベル8以上の融合モンスターカードによって決められた
融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン直接攻撃できない。
デスピアかアルバスの落胤をサルベージする速攻魔法。手札・場から融合素材を除外してそのターン直接攻撃不可の制約を付けてレベル8以上の融合モンスターを融合召喚する効果も持つ。
ターンを跨げば制約も解除されるので、融合効果は出来れば相手ターンに使いたい。後述のデスピアン・クエリティスの様に相手ターンにも発動出来る効果を持つモンスターが狙い目。

イラストではアルベルの背中からの様な羽が生えており…

  • 烙印の使徒
永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手が発動したモンスターの効果処理時に、
自分フィールドにレベル8以上の悪魔族の融合モンスターが存在し、
その相手モンスターの攻撃力または守備力が0の場合、その発動した効果を無効にできる。
(2):攻撃力0のモンスター同士が戦闘を行ったダメージステップ終了時に発動できる。
その戦闘を行った相手モンスターを破壊する。

効果は2つともデスピアン・クエリティスの効果と併用することが前提となっており、アルバスやその融合体などとは組み合わせ辛い癖の強い効果となっている。

イラストでは上空に開いた『ホール』からアルベルが出現するのをエクレシアとアルビオンが目撃するというもの。

  • 烙印追放(らくいんついほう)
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地の、「デスピア」モンスターまたはレベル8以上の融合モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
その後、以下の効果を適用できる。
●自分・相手フィールドから、レベル8以上の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。

デスピアまたは融合モンスターの蘇生と、相手の場を巻き込んだ融合効果を持つ。

前半の蘇生効果だけでも、アルバスの融合体などを蘇生するのに使える。
任意での融合効果では、蘇生した融合体をさらなる素材にしつつ相手モンスターの除去ができる。
この効果目当てで採用する場合、融合体以外にも素材指定の緩い融合モンスターを投入しておくといい。

イラストでは、妖眼の相剣士がかつて纏っていた鎧の成れ果てであるデスピアン・クエリティスに囚われている様子が描かれている。

  • 烙印(らくいん)命数(セントラル・ドラグマ)
永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分が魔法カードの効果で儀式モンスター1体のみを特殊召喚した場合に発動できる。
自分または相手のEXデッキを確認し、その内のモンスター1体を選んで墓地へ送る。
(2):自分が魔法カードの効果で融合モンスター1体のみを特殊召喚した場合、
そのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が自身の元々の攻撃力分アップし、
相手フィールドの攻撃表示モンスターにしか攻撃できない。
烙印カードであると同時にドラグマカードでもある永続魔法で、儀式モンスターと融合モンスターにそれぞれ関係する2つの効果を持つ。

烙印カードとして使う場合に使われるであろう効果はおそらく(2)の方。魔法の効果で特殊召喚された融合モンスターの攻撃力を倍化できる。
直接攻撃付加よりも重い、攻撃表示モンスターにしか攻撃できなくなるデメリットを背負うが、その分戦闘で突破されにくくなるしアルバ・レナトゥスの連続攻撃によるダメージを上げるといった活用法も期待できる。

イラストでは、傷だらけのエクレシアとフルルドリスその傍らに寄り添う凶導の白聖骸、そしてそれらを食らわんとするクエリティスが描かれている。

ビーステッド関連

  • 復烙印(ふくらくいん)
永続魔法
このカード名の、(1)の効果は1ターンに1度しか使用できず、(2)の効果は同一チェーン上では1度しか発動できない。
(1):光・闇属性モンスターが除外された場合、そのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主のデッキの一番下に戻し、自分はデッキから1枚ドローする。
(2):1ターンに1度、相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地の「ビーステッド」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

(1)の効果は墓地の光・闇を除外しつつ特殊召喚できるビーステッドと相性がよく、毎ターンリソースの回復が可能。
ビーステッドに限らず墓地の自身を除外して効果を発動するモンスターとも相性がよく、ディアボリックガイやワイバースター&コラプサーペントなどを再利用できる。

(2)の効果によって相手の召喚・特殊召喚に反応して(特殊召喚モンスターを除く)ビーステッドを蘇生できる。
単純な壁にするのはもちろん、マグナムートなら特殊召喚したときの効果、他2体なら相手に破壊されるか後述の烙印の獣で射出するかで墓地に送られたときの効果を相手ターンに起動するといった工夫もできる。

同一チェーン上で連続発動できないものの同名ターン1はないため複数枚発動しておけばその数だけ蘇生効果を使える。

イラストは《深淵の獣ドルイドヴルム》に何かを語りかける《赫の聖女カルテシア》というもの。
烙印の絆と似た構図であるが、エクレシアとカルテシアの関係性を考えると何か作為的なものを感じさせる。

  • 烙印(らくいん)(けもの)
永続罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、自分フィールドに「ビーステッド」モンスターが存在する場合、自分・相手のメインフェイズに、
自分フィールドのドラゴン族モンスター1体をリリースし、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(2):自分・相手のエンドフェイズに、自分の墓地の「烙印」永続魔法・永続罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドに表側表示で置く。

(1)の効果はビーステッドがいるときの自分ドラゴン族と相手カードの1:1交換。
ビーステッドの存在を発動条件とするドラゴン族版《弩弓部隊》というべきカードだが、永続罠なので毎ターン使えること、「烙印」サポートによって色々な場所からアクセスできる点で勝っている。
同名ターン1もないので置いてある枚数とコスト分だけ妨害が可能。

(2)の効果により毎ターン墓地の烙印永続魔法・罠にアクセスできる。
同名カードを置いて(1)の効果を複数回使えるようにしたり復烙印を置いて相手ターンに蘇生を行う他、構築によっては他の烙印永続魔法を置く選択肢も生まれてくる。

イラストは仮面を捨て素顔を晒したアルベルとその背後に開いた無数の『ホール』というもの。

2.の解説

烙印魔法罠とアルバスの落胤およびその融合体、そしてそのサポートカードを投入したデッキが【烙印】と呼ばれる。
特にストラクチャーデッキ-ALBA STRIKE- 発売以降、烙印融合を用いた融合ギミックが様々なデッキに投入されるようになったことでこの呼称が浸透した。

【烙印】単体でデッキも組めるが他テーマとの混成が主流。そのようなデッキは【烙印〇〇】と呼称される。(ex.【烙印召喚獣】【烙印ティアラメンツ】)
デスピアとビーステッドは元より烙印魔法・罠のサポートを受けられるテーマだが、アルバスと烙印融合を採用している場合は頭に【烙印】がつくこともある。



追記・修正は烙印カード全種盛りデッキを回してみてからお願いします。

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最終更新:2022年09月12日 11:21