「終焉」の頂 オーエン・ザ・ロード/「創世」の頂 セーブ・ザ・デイト

登録日:2022/10/04 Tue 18:44:22
更新日:2024/03/29 Fri 18:25:52
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天使悪魔


創世終焉


そして、セーブロード



相反する二つの力が打倒ドラゴンのために手を組んだ時、


この世界にゼニスが生まれた。




「終焉」の頂 オーエン・ザ・ロード》及び《「創世」の頂 セーブ・ザ・デイト》とは、TCGデュエル・マスターズ」のクリーチャー。
DMBD-06「クロニクル・レガシー・デッキ2018 至高のゼニス頂神殿」に収録され、DM23-EX3でも再録された。


概要


《「終焉」の頂 オーエン・ザ・ロード》

「終焉」の名前を持つゼニス。しかし、無色ではないの有色ゼニスである。DMBD-06における看板級のカードとして扱われている。

ゼニスは基本的に歴代クリーチャーを連想させるデザインが多く、オーエン・ザ・ロードも《魔刻の斬将オルゼキア》のような姿をしている。
しかし、オルゼキアは既に《偽りの羅刹 ゼキア・エクス・マキナ》としてアンノウン化を果たしている*1ため、《魔城の覇者オルギアス》が元ネタではないかと言う説もある。

名前は光デーモン・コマンド命名ルールから察するに、小説「そして誰もいなくなった」の登場人物「U.N.オーエン」と小説「ザ・ロード」の合体と考えられている。
テーマ曲の由来が同じ495歳児とは関係ないが、翼の形は何となく似てる。
また、フレーバーテキストや相方の名前から考えると、セーブ(save)に対するロード(load)の意味も込められているようだ。

「終焉」の頂 オーエン・ザ・ロード P 光文明 (11)
クリーチャー:デーモン・コマンド/アンノウン/ゼニス 11500
ブロッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、自分の墓地のカードをすべて山札に加えてシャッフルする。その後、自分の山札の上から3枚を裏向きのまま、それぞれ新しいシールドとしてシールドゾーンに置いてもよい。
自分のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分のシールドを2つ、手札に戻してもよい。(ただし、それらの「S・トリガー」は使えない)

ブロッカーで有色ゼニスだがゼニス特有の召喚時限定cipは所持しており、召喚時に墓地のカードの山札への回収と3枚の大規模なシールド追加を行う。
更に自身を含めた自軍のクリーチャーが場を離れる際にS・トリガーが発動できない形でシールドを2枚回収することで無効化することが可能。真・エスケープとほぼ同じ効果。
無色ゼニスが持つエターナル・Ωを持たない代わりに、シールド回収でゼニスの除去耐性を再現しているとも解釈できる。

光デーモン・コマンドやブロッカーということで超重量コストを無視する手段は割と豊富なのだが、それらの踏み倒しをすると召喚時cipが使えないので魅力半減なのが痛い。
一応自軍への除去耐性の付与が出来るだけでも強く、早期に踏み倒せる可能性のあるゼニスや大型ブロッカーと考えるとcipを意識せずに踏み倒しても相手にはそこそこ厄介なはず。
特に擬似的な真・エスケープの付与は自軍であれば種族などの指定はない点は素直に評価できるポイントで、自軍の場持ちを一気に引き上げてくれる。

召喚時限定cipはシンプルに強力ではあるが、11コストの制限付きのcipとしては地味と言える。
墓地回収兼山札回復とシールドの追加という動きは、発動した瞬間にゲームエンドレベルの盤面に持ちこむゼニスとしては攻撃性が見られない。
一方でシールドを3枚追加できることから、シールドが少ないので除去耐性の付与が意味が無いという状況を作らないように自力でカバー可能な部分が評価できるか。

ファッティとしての攻撃力は正直欠けている印象は否定できない。
11コストのゼニスでありながらもパワーは12000を突破できず、シールドへの攻撃力もW・ブレイカーと控えめになっている。正直T・ブレイカーでもあまり文句は出なかっただろう。

お世辞にも一般的なゼニスのイメージから外れたスペックや扱いにくさから、カード情報公開当時は「こいつのスペックが終焉だろ」と言われるなど低評価を受けた。
しかし、発売後は何だかんだで非常に厄介な除去耐性や有色ゼニス故の独特な動きも可能な点をある程度評価する声もある。


《「創世」の頂 セーブ・ザ・デイト》

「創世」の名前を持つゼニス。無色ではない光の有色ゼニスではあるが、光デーモン・コマンドのオーエン・ザ・ロードとは異なってこちらは正統派の光エンジェル・コマンド
DMBD-06においてはオーエン・ザ・ロードと同格の看板級のクリーチャーだが、宣伝においてはオーエン・ザ・ロードの方が推されている。

既存の一部ゼニスのようにこちらもどこかで見た記憶のあるようなデザインをしているが、詳細な元ネタは不明。
構図や一部分のデザインは《天海の精霊シリウス》や《大河聖霊エル・ドラード》に通じる部分があるが、背中の輪などは《飛翔の精霊アリエス》を思い出させる。

「創世」の頂 セーブ・ザ・デイト P 光文明 (10)
クリーチャー:エンジェル・コマンド/アンノウン/ゼニス 10500
ブロッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、「ブロッカー」を持つ進化ではないクリーチャーを好きな数、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。
このクリーチャーまたは自分の他の「ブロッカー」を持つクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。

エンジェル・コマンドのゼニス。ゼニス特有の召喚時限定cipは非進化ブロッカーの手札からの任意の踏み倒しとなっており、オーエン・ザ・ロードと比べるとゼニスらしい派手さはある。
また、自身を含めたブロッカーが場に出ると任意でのドローが可能となっている。
そのため、セーブ・ザ・デイトが場に出た時点で手札がなくとも、踏み倒しが使える可能性が発生するように作られている。

召喚時限定cipはド派手な能力であり、光のブロッカーの踏み倒し系の能力としては珍しく文明指定が無いので踏み倒せる範囲が広い。
しかし、能力を使うにはコスト設定が重く、このカードが入るデッキとして想定されているであろう天門デッキの切札《ヘブンズ・ゲート》で踏み倒したところでcipが使えないのであまり意味がないのが痛い。
《天運ゼニスクラッチ》や《極頂秘伝ゼニス・シンフォニー》によってセーブ・ザ・デイトを踏み倒せれば問題は無くなるが…。

cip以外の能力のドロー自体は使い勝手は良いが、この能力だけでは「コストとパワーが大型化して単色になった《知識の精霊ロードリエス》」という感じでスペック不足感が否めない。
一応ロードリエスと違って単色である点や《ヘブンズ・ゲート》で出した場合はロードリエスよりも重いコストが関係なくなるため、天門デッキのドローソースとしては差別化は可能と言えば可能だが。

10コストでパワー10500程度のW・ブレイカーと、ゼニスどころか単純な10コストクリーチャーとしても攻撃力に欠ける点も難点。
しかも一般ゼニスのエターナル・Ωや相棒のオーエン・ザ・ロードのような除去耐性も持たないため、ゼニスとは思えないほどには除去に対しては強くない。

相方と同様、ゼニスのフィニッシャーと言うよりは他ゼニスや大型ブロッカーに繋げるサポーターとして性質が強いクリーチャーと言える。


相性の良いカード


天運ゼニスクラッチ R 無色 (7)
呪文
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
自分の山札をシャッフルし、その後、一番上のカードを表向きにする。そのカードがゼニスであれば、コストを支払わずに召喚してもよい。ゼニスでなければ、そのカードを手札に加える。

山札をシャッフルして表向きにしたカードがゼニスなら召喚扱いで踏み倒せる正に「天運」なゼニス版の《ホーガン・ブラスター》。
大半のゼニスの例に漏れずオーエン・ザ・ロードとは相性が良く、S・トリガーから踏み倒せればブロッカーに加えてシールド追加によって攻撃からの大きな回復策となる。

極頂秘伝ゼニス・シンフォニー 秘 無色 (9)
呪文
アタック・チャンス:アンノウン
自分のアンノウン/ゼニスを1体、コストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、そのクリーチャーをバトルゾーンから自分の手札に戻す。

ゼニスを踏み倒しで召喚できる代わりにターン終了に手札に戻す制限があるアタックトリガー呪文。
オーエン・ザ・ロードやセーブ・ザ・デイトはアンノウンなのでアタック・チャンスの対象となっており、《ヘブンズ・ゲート》などで早期に出したゼニスから更なるゼニスに繋げていく流れがDMBD-06の戦法となっている。
そしてこの呪文でオーエン・ザ・ロードとセーブ・ザ・デイトを踏み倒せば当然cipも使える。ターン終了時には手札に戻されるが、セーブ・ザ・デイトのブロッカー踏み倒し能力などは再利用できる。

クリスティ・ゲート P(R) 光文明 (3)
呪文
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい。)
自分のシールドを1つ見る。その中から光の進化ではないデーモン・コマンドを1体、出してもよい。
カードを1枚引く。

光デーモン・コマンドを踏み倒せるS・トリガー呪文。光デーモン・コマンドを使う際には必須に近いカードでもある。
ゼニスだが同時に非進化の光デーモン・コマンドでもあるオーエン・ザ・ロードはこの呪文で踏み倒すことが出来る。
上述したようにこの手の呪文では召喚時限定cipを発揮できないのが欠点だが、早いターンにオーエン・ザ・ロードを上手く出せれば召喚時限定cipが無くとも流石に相手の脅威にはなる。
オーエン・ザ・ロードはブロッカーなのでS・トリガーから出せれば緊急時の防御網にもなる。基本的にこれは運が絡むが。


派生カード


連結 バジュエン・ザ・ロー SR 光/闇/火文明 (7)
クリーチャー:ディスペクター/アーマード・ドラゴン/デーモン・コマンド 12500
EXライフ
スピードアタッカー
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、相手のパワー3000以下のクリーチャーをすべて破壊する。
相手のターン中、このクリーチャーの「EXライフ」シールドが自分のシールドゾーンを離れた時、相手のマナゾーンのカードをすべてタップする。次の相手のターンのはじめに、それらのカードはアンタップしない。

オーエン・ザ・ロードと《超竜バジュラ》が連結させられたディスペクター
パワーと打点がバジュラベースとなって上昇し、更にスピードアタッカーまで追加された。
連結ディスペクターとして文明はデイガカラーで構成されているが、意図せずオーエンがゼニス化する前の闇文明へと回帰している。

cipで相手クリーチャーに3000の全体火力を放ち、小型メタクリーチャー等を一掃できる。
連結勢力らしくEXライフと連動した効果も持ち、相手ターンに「EXライフ」シールドが離れる事を条件として相手のマナを全てタップした上で次のターンでもアンタップできなくなる
バジュラのランデス効果をオーエンの光文明らしいフリーズ効果でアレンジしたものであり、相手は下手に除去できず擬似アンタッチャブルとして機能してくれる。
特に《ナウ・オア・ネバー》と相性が良く、S・トリガーで引ければ場に出て手札に戻る際にEXライフが剥がされ、実質踏み倒せると共にマナのフリーズ効果まで起動できる。

混成 セーゼン・ザ・フメイト SR 光/水/火文明 (6)
クリーチャー:ディスペクター/エンジェル・コマンド/ジ・アンサー 8000
EXライフ
ブロッカー
W・ブレイカー
各ターン、はじめてクリーチャーが出た時、カードを1枚引いてもよい。
誰もターンを追加できない。
誰もクリーチャーで攻撃される以外の方法でゲームに負けない。

セーブ・ザ・デイトと《完全不明》が混成させられたディスペクター。
こちらはセーブの基礎スペックがベースとなり、コスト6相応のパワーと打点でブロッカーも据え置きで残っている。

効果に関しては主に完全不明のターンの残りを飛ばす効果がディスペクトされ、全てのプレイヤーに追加ターンの禁止ダイレクトアタック以外の敗北の無効化を強制する。
どちらもあれば便利だがかなりピンポイントな効果のため、使用するなら自分のデッキや環境の動向を見定めてから入れた方が良い。
他にはセーブ由来のドロー効果も盛り込まれており、相クリーチャーを出すだけで発動する上に相手ターンにも機能するため、EXライフによる除去されにくさも相まって優秀なドローソースとして機能するだろう。


関連カード


創世と終焉のゼニスパーク P 光文明 (6)
呪文
S・トリガー
カードを1枚引く。その後、自分の手札を1枚相手に見せる。そのカードのコスト以下の相手のクリーチャーをすべてタップする。そのカードがゼニス・クリーチャーなら、タップしたクリーチャーは次の相手のターンのはじめにアンタップしない。

ドローとそのカードの手札公開によって公開したカードのコスト以下のクリーチャーをタップし、更に公開したカードがゼニスであればフリーズ効果を手に入れるS・トリガーのスパーク呪文
イラストでは創世と終焉のゼニスが共闘しており、彼らによる合体技と言うか同時に攻撃している瞬間がこの呪文なのだと考えられる。
そしてイラストの状況は恐らくではあるが《龍世界 ドラゴ大王》と激突した際の姿だと考えられるが、その結果は…。

不滅槍 パーフェクト VIC 光文明 (4)
ドラグハート・ウエポン
これを装備したクリーチャーがバトルゾーンから墓地以外のどこかに離れる時、離れるかわりにバトルゾーンにとどまる。
龍解:自分のターンの終わりに、バトルゾーンに自分のクリーチャーが5体以上あれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。
龍解後⇒《天命王 エバーラスト》

天命王 エバーラスト VIC 光文明 (7)
ドラグハート・クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン 13500
ブロッカー
T・ブレイカー
自分の光のドラゴンがバトルゾーンから墓地以外のどこかに離れる時、離れるかわりにバトルゾーンにとどまる。
自分の「ブロッカー」を持つクリーチャーの、攻撃できない能力を無効にする。ただし、そのクリーチャーの召喚酔いは無効にならない。 
龍解前⇒《不滅槍 パーフェクト》

真・天命王 ネバーエンド VIC 光文明 (10)
ドラグハート・クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン 14500
T・ブレイカー
自分のドラゴンが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選びタップしてもよい。そのクリーチャーは次の相手のターンのはじめにアンタップされない。
真・エスケープ(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分のシールドを2つ手札に加えてもよい。ただし、その「S・トリガー」は使えない)
龍解前⇒《真聖教会 エンドレス・ヘブン》

ドラゴン・サーガにおける光のビクトリー枠のドラグハート
フレーバーテキストや効果から察するに背景ストーリーにおいて創世と終焉のゼニスの力を受け継いだ存在がこのドラグハートだと思われる。


背景ストーリー


ドラゴン・サーガ本編以前にDS世界に出現しており、DS世界におけるゼニス及びゼニスによる超獣世界への侵攻(というか反乱?)の先頭に立った存在とされている。
別世界ではゼニスの頂点にいた《「無情」の極 シャングリラ》はDS世界では姿を見せず、支配の力を持つ光文明にゼニスの力が出現した。DS世界の光文明とゼニスの思想は通じていたというところか。
天使と悪魔、創世と終焉、セーブとロード…相反する二つの力が打倒ドラゴンのために手を組んだことによって、DS世界にゼニスが生まれることになった。
光文明にデーモン・コマンドが出現する文明シャッフル現象も発生したようで、ゼニスの力に染まりし者が集結を呼びかけた。

あらゆる者を「審判の日」に集わせる力を持っていたセーブ・ザ・デイトに続いてオーエン・ザ・ロードがその姿を現すと、墓地には誰もいなくなった。
そして「創世」と「終焉」の力が、ゼロではない新たなゼニスの力を生み出すことに成功したのである。

《ヘブンズ・ゲート》の奥には「ゼニス頂神殿」という施設が存在し、それは、出現した2体のゼニスが創世と終焉を繰り返したことによって誕生した世界だった。
頂の力を得し者は頂神殿に現れるが、「創世」と「終焉」のゼニスは他のあらゆるゼニスを支配する力を得ていたことで、他の無色のゼニスを手下に置いた
その力で全てを支配することを目論んで天門からゼニス軍団は現れたが、悲しいことに全てのゼニスはDS世界を支配下に置く《龍世界 ドラゴ大王》に粉砕されるのであった…

ゼニスの反乱後にDS世界に現れたオラクル教団はセーブ・ザ・デイトとオーエン・ザ・ロードを2柱の至高神として信仰し、一連のゼニスによる出来事はDS世界のオラクルの書に記録された。
オラクルはゼニスの支配の力を「正義」として、2柱の力を併せ持つパーフェクトな存在が出現することを予言し、その日までゼニスの力を信じることを民に説いた。
そのオラクルもドラゴ大王によって粉砕されるが、予言通りに光文明に出現したパーフェクトなドラグハートがドラゴ大王に対して反乱を起こし、ついにドラゴ大王の独裁体制を終わらせることに成功するのだった。

鬼の王来篇

超獣世界の遥か先…龍頭星雲の向こう側にあるもう一つの世界「鬼の王の歴史」では、この2体もディスペクターの素材として利用されていた。
それぞれが《連結 バジュエン・ザ・ロー》及び《混成 セーゼン・ザ・フメイト》と化していたが、鬼レクスターズの力を手にしていたデモニオには敵わず敗北した模様。
その後、2体と合成させられていた側のクリーチャーは《クサリ変怪 <バジュラ.鬼>》《カンゼン邪器 <不明.鬼>》として鬼レクスターズに取り込まれている。


備考


シャングリラとの関係性

DS世界では自然ガーディアンに関する歴史の違いから環境が変化したことでゼニスの親玉であるシャングリラは出現せず、エピソード2と同じ内容の歴史は発生しなかった。
しかし、その代わりにエピソード2では発生しなかった光文明におけるゼニスの発生という出来事が発生し、創世と終焉のゼニスが生まれた。
光文明のゼニスの反乱後にもDS世界ではオラクル教団は発生したが、こちらはシャングリラがいなかったことで創世と終焉のゼニスを至高神として崇めて成立したようだ*2

要はDS世界におけるシャングリラの代役的なポジションが創世と終焉のゼニスだったと思われる
超獣世界における並行世界は「歴史上の大きな出来事はそれを起こした存在が歴史からいなくても強制的に起こる」というルールがあるため、シャングリラが出現する理由が消えた世界でもシャングリラと似たような行動を起こす存在は歴史上に出現しなければいけない。
つまり創世と終焉のゼニスはDS世界からシャングリラの出現フラグが消えたことに応じて、エピソード2の歴史と似た出来事を起こすための存在が歴史の介入力で生まれたと思われる。
エンジェル・コマンドやデーモン・コマンドはエピソードシリーズの世界でもゼニス勢力だったことや文明シャッフルが起こっていたことに加えて、DS世界はドラゴン以外の種族は生存が厳しい環境故に天使も悪魔も不遇だったらしい*3ので、種族全体がエピソード2におけるガーディアンの代役になったと考察することもできる。

ちなみに、シャングリラと創世と終焉のゼニスのどちらが強いのかは不明。そもそもシャングリラとドラゴ大王の力関係も不明なので…。


余談



  • 前述したようにオーエン・ザ・ロードは前評判が悪かったが、DMBD-06の対となるDMBD-05「クロニクル・レガシー・デッキ2018 究極のバルガ龍幻郷」の目玉となる《無双龍幻バルガ・ド・ライバー》も前評判が悪かった。



アニヲタWiki(仮)。
それは、アニヲタの集いの難民がサルベージと新規作成を繰り返した結果生み出されたもうひとつのアニヲタWiki。
追記・修正の力を得し者たちはそこに集う。

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最終更新:2024年03月29日 18:25

*1 ゼキア・エクス・マキナが登場した世界線は基本セットエピソード3と思われるため、パラレルワールドであるDS世界に別のオルゼキアのアンノウン版が出てきても別に矛盾はないが。

*2 開発主任Kによると、ゼニス頂神殿からはオラクルの創始者である《「終」の極 イギー・スペシャルズ》が出現していないとのことからDS世界ではイギー・スペシャルズは出現しなかったようで、DS時期に再録されたオラクルを除くとDS世界におけるオラクルは存在自体がエピソードシリーズの世界におけるオラクルと違う存在らしい。

*3 開発主任KのTwitterではエンジェル・コマンドやデーモン・コマンドがドラゴンの迫害対象として虐げられていた事情やDS世界のゼニスのルーツがその2種族から成立していることが明言されている