賢者(ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム)

登録日:2023/07/01 Sat 03:02:58
更新日:2024/05/28 Tue 16:41:44
所要時間:約 25 分で読めます




※本記事は『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』に関する重大なネタバレが含まれています。



















「賢者」と呼ばれるキャラクターは『ゼルダの伝説シリーズ』の中のかの作品に登場しているが、本項目では「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」に登場する賢者について解説する。

●概要

今作における「賢者」とは持ち主の能力を倍加させる秘宝「ゾナウの秘石」を所有し、魔王討伐の使命を持つ者を指している。
元々はゾナウ族が空から持ち込んだものであり「忘れ去られた神殿」に保管していたが、初代ハイラル王国王妃のソニアから秘石を奪い取って魔王に変貌したガノンドロフを討伐するために初代国王のラウルがハイラル中の才ある戦士たちに協力を要請して授けたことが始まりである。

しかし魔王の力は想像以上に膨れ上がっており、賢者7人がかりでも傷一つ付けることが出来なかった。
この時はラウルが自らの命を犠牲にして封印したことで収束したが、時の賢者は魔王が復活を遂げた際に退魔の剣の携えた剣士に力を貸して共に戦う使命を授けていた。

そして永い時を経て魔王が復活を果たすとそれぞれの神殿で眠りに付いていた賢者たちはリンクと共に訪れた自身の子孫に封印戦争の顛末と使命を語った。
そして太古の賢者たちから「ゾナウの秘石」を継承したことで新たな賢者へと覚醒し、今度こそ魔王を討伐するために立ち上がることになる。


●封印戦争時の賢者

  • 光の賢者:ラウル
天空から降りてきた神の末裔を名乗るゾナウ族にしてハイラル王国の初代国王。
彼が持つ光の力は妻のソニアと時の賢者から力を貰うことで手の形を三角形に近い構えを取り、モルドラジークの大群を一掃する威力の光線を発射出来るほどの強大なものとなっている。気功砲ではない
また右腕には物を持ち上げて様々なものを組み合わせる「ウルトラハンド」・武器に様々な素材やアイテムを張り付けて強化出来る「スクラビルド」・天井をすり抜けて上昇する「トーレルーフ」・過去にウルトラハンドの力で作ったものを記録して再現できる「ブループリント」と呼ばれる力を行使することが出来る。
封印戦争時には自らの命と引き換えに魔王の心臓を縛って魔力を奪うことで封印することに成功。その際には所詮は時間稼ぎと煽られたが、いつの日か必ず退魔の剣を持つ剣士リンクが魔王を討つことを告げて絶命した。
それから永い時間が経ち、魔王の瘴気によってリンクが瀕死の状態に追い詰められた際には右手を移植することで命を救い、自身は霊体となってリンクを導くと共に右腕の力を継承させた。
そして最後は役目を終えたようにリンクに後を託して消えていった。

  • の賢者
ラウルが魔王討伐のために招集したリト族・ ゴロン族・ゾーラ族・ゲルド族の戦士。
それぞれ仮面を被っており、素顔は分からなくなっている。また彼らの名前も不明。
封印戦争時には魔王に歯が立たなかったが、ラウルが魔王に近づく隙を作ることに貢献。そして時の賢者から授かった使命を果たすことを誓い、いずれ魔王が復活した際に秘石の力を託すその時まで永い眠りについて待ち続けた。

  • 魂の賢者:ミネル
ラウルの姉。
冷静沈着で聡明な女性であり、遥か未来の技術によって産み出されたプルアパッドを解析してワープ機能を再現させたり、更に時の神殿を悪しきものから守るために空へと浮かせる絡繰りを作り出してしまう程の叡智の持ち主である。
また秘石の力によって自身の肉体から魂を切り離すことで無機物にすら自身の魂を移すことが出来る。
封印戦争で瘴気に侵されて肉体は限界寸前だったが、時の賢者の決意を聞かされたことでその使命を果たすことを誓う。そして魂をプルアパッドに移すことで来るべき時まで待ち続けていた。

そして現代に時代が写ると本来ならリンクがプルアパッドを手にすると同時にゴーレムを依り代として目覚めて導くつもりだったが、魔王の手先に乗っ取られて妨害されてしまい出来ないでいた。
しかしそれでも自力で辿り着いて見せたリンクに予めばら撒いていたパーツを地下の製造房に集めて組み立てさせることで新たな依り代のゴーレムとして復活を果たす。
そして魂の神殿で本来の依り代だった「奪われしゴーレム」との戦いを制して秘石を取り戻すことでようやく賢者としての覚醒を果たし、以降はリンクと共に戦う仲間として行動を共にすることになる。

 ◯仲間としてのミネル
他の賢者とは異なり彼女だけは分身ではなく実体という特徴がある。
両腕と背中にゾナウギアなどのアイテムを取り付けることが出来、カスタム次第で遠距離攻撃や採掘に機動力強化など様々な効果を付与ことが出来る。
ただし取り付けたアイテムはリンクと同様に使い続けていると消滅してしまうので、彼女の性能を存分に引き出すためには常にアイテムを管理する必要がある。
加えてアイテムによる効果はリンクのスクラビルド同様に多岐に渡るため、カスタムによる自在性を活かすにはミネルさながらの豊かな知識が必要になってくる。

とはいえ何もつけなくても前方にシールドを貼って攻撃を防ぐことが出来、ただの通常攻撃で鉱石を破壊できるので採掘に役立つ。
更に搭乗することが可能で、この状態なら瘴気や移動速度が低下する足場でも影響を受けずに移動することが出来る。また搭乗中は高所からの落下ダメージを受けず、暗所では自動的に前面のライトが起動する。

他にも搭乗状態から降りる際にリンクは空中に飛び出すため、弓を構えることでスローモーション状態を場所を問わずに発動出来るという使い方も存在する。

欠点はゾナウギアを装備しないとダッシュとジャンプが出来ないうえに、搭乗中にミネルが攻撃を受けるとダメージはリンクに入ってしまう仕様であること。ミネルは体が大きく機動力が落ちることから攻撃を受けやすい点には注意が必要である。
また搭乗中は常にバッテリーを消耗し、搭乗中に無消費でないゾナウギアを使用した場合はその分の消費も追加される。バッテリー増設やゾナニウム装備の捜索などを怠っていると長居はできないだろう。

なお、空から来た技術、起動シーン、見た目等々考えると元ネタはおそらくコイツ

  • 時の賢者:ゼルダ CV: 嶋村侑
ハイラル王国の王女にして英傑の長。
王女と言っても、初代ハイラル国王であるラウルと王妃ソニアの娘ではない。
現代における最後のハイラル国王ローム・ボスフォレームス・ハイラルの娘が、時を超えて出現したものである。

 ◯BotW
一万年前の厄災ガノン封印時に倣い、五人の英傑の長にして厄災を封印する巫女の役割を担っていた。
しかし幼い頃に母親が急逝し、修行方法は口伝のみで書物などがないことが原因で手探りで習得せざるを得なくなってしまった。
そのためなかなか霊力が目覚めることが出来ず、「無才の姫」等と陰口を言われていた。それでも修業はやめることはなく、少しでも役立つために興味のあった遺物の研究にも精を出すなど尽力していたが、結局霊力が目覚める前に厄災ガノンは復活してしまう。
しかもガーディアンや四神獣が乗っ取られて人々に襲い掛かるという最悪の事態が起こり、四人の英傑や国王に大勢の国民が犠牲になってしまう。
自身も護衛をしていたリンクと共に絶体絶命の危機に陥るが、遂に力が覚醒して事なきを得た。その後は瀕死のリンクを回生の祠へと運び、マスターソードをコログの森に安置すると単身でリンクが目覚めるまでの100年間厄災を封じ続けた。
100年後に漸く目覚めたリンクは数々の困難を乗り越えて厄災と対峙し、ゼルダ自身も最後の力を振り絞っての助力もあって遂に厄災の封印を果たした。

 ◯厄災の黙示録
今作では未来から時を超えてやってきたガーディアンのテラコの介入から物語の展開が大きく変わったことでゼルダは英傑や父親を失うこともなく巫女の力が覚醒させて厄災の封印を成し遂げている。
戦闘ではシーカーストーンの力を駆使して戦い、物語を進めると力の覚醒から光の弓矢を武器に戦うことが出来るようになる。
更にDLCでは新たにマスターバイクに乗って爆走しながら敵を蹴散らす彼女を拝むことが出来る。

 ◯TotK
BotWから数年後髪をボブカットに変えて登場。
冒頭で瘴気が漏れてきているハイラル城の地下をリンクと共に調査へと向かっていたが、ミイラ化していた魔王ガノンドロフが目覚めたことでマスターソードは破壊され、リンクとは離れ離れになってしまう。
そしてゼルダは直前に拾っていたラウルの秘石に触れたことで封印戦争が起きた時代にタイムスリップしてしまう。

その後タイムスリップした先に出会ったラウルとソニアの保護の下*1で生活するようになる。更にゼルダは光と時の両方の力に目覚め*2、元の時代に戻るためにその力を使いこなせるようにソニアの下で使い方を学ぶ日々を送っていた。*3
しかしやがてガノンドロフが魔王へと変貌し、史実の通りラウルの犠牲と引き換えに封印するという形で幕を閉じることになってしまう。

+ ネタバレ注意
しかし未来にいるリンクから送られた朽ちたマスターソードを手にすると、ゼルダは過去にやってきた自分に課せられた使命を悟る。

それは朽ち果てたマスターソードを更なる力を与えて蘇らせることであり、そのためにゼルダはミネルから聞かされていた「龍化の法」で自身を不死の聖なる龍へと変えることでリンクが現れる時代までマスターソードに聖なる力を与え続けることを決意。
それは自我を失うだけではなく二度と人に戻れないとされる禁断の術だったが、ゼルダはそれでも迷わず実行し、以降は現代まで白龍となってリンクが現れるまで生き続けるのだった。

なお古代から現代に至るまでに本来の生年であるBotWの期間を当然含むのだが、白龍は長きに渡り非常に高い飛行高度を維持しつづけており*4、ハイラル王家由来の光の力も、頭に刺さったまま再生されたマスターソードも現代になるまで地上の人々からは全く認識されていなかった。


●現代の賢者

TotKで神殿を攻略し、各地に起こっていた異変の元凶である魔物を討伐すると前述の封印戦争時の賢者から秘石を継承されて新たに四人の賢者が誕生することになる。
四人ともBotWと厄災の黙示録にも登場しており、また実は封印戦争時の賢者の子孫だったことが判明する。
賢者に覚醒すると「賢者の盟約」の力で彼らの分身体がリンクと一緒に戦ってくれる。またポーチの大事なものの欄の対応する秘石を選ぶと分身を出すか出さないかを選択できる。
またキャラごとに固有の能力を持っており、一度使うと暫くの間チャージタイムを要するが、BotWの英傑の加護と違って数秒間だけなのが利点。
更に上空にある空島には「賢者の遺志」が隠されており、四つ集めて女神像に話しかけると賢者の攻撃力を強化することが出来る。

  • 風の賢者:チューリ CV:森夏姫
BotWでリンクと共に戦ったリト族の戦士テバの息子。

 ◯BotW
この時はまだ幼く本格的に物語には絡んでこない。
神獣ヴァ・メドー攻略後にテバの自宅を訪れて話しかけるとチューリを連れて飛行訓練場へと行ってしまう。
テバはリーバルのような立派な戦士になることを望んでおり、チューリ自身もそれに憧れている様子。それ以降は訓練場に行って話しかけると飛行訓練を受けることが出来るようになる。
ちなみに訓練を断ると「フン…臆したか…」と父親に影響を受けてそうな言葉遣いで言ってきたりする。

 ◯厄災の黙示録
DLC第二弾で登場。テバが未来からやってきた際に実は一緒にチューリも来てしまっており、リーバルが戦いの最中に見かけたハイラル大森林にリーバルとテバの二人で捜索することになる。
この時から既に風を読む力に長けており、最後には「チューリの猛り(チューリトルネード)」なる技を披露。勿論うまくいかなかったが、微弱ながらも上昇気流を確かに発生させているなど才能の片鱗を見せていた。リーバルもそんなチューリのことを気に入った様子。

 ◯TotK
今作ではまだ幼さは残るものの立派に成長し、リンクの冒険を助ける仲間として活躍する。
弓術と飛行能力は大人のリト族はおろか父親のテバも内心は認めているほどの実力の持ち主。また矢を放つ際は嘴と足を使っている。*5
しかしまだ幼いが故に無鉄砲なところが目立ち、そういった精神的な面からテバからはまだ半人前(ひな鳥)扱いされている。
しかし油断から弓をカックーダに奪われてしまったところをリンクに助けてもらったことから仲間と協力することの大切さを学び精神的な成長を遂げる。
そしてリトの村で起こった止まない猛吹雪の元凶フリザゲイラを討伐すると賢者に力を認められて秘石を継承したことで賢者へと覚醒。戻ってからはテバからも一人前の戦士と認められ、リーバルの愛弓である「オオワシの弓」を授かった。

 ◯仲間としてのチューリ
戦闘時は得意の弓術で戦闘をアシストしてくれる。
射程は長く動き回らない敵ならヘッドショットを決めてくれるほどのエイムも高く、ヘッドショットで相手に隙を作ってくれることもあって便利。
固有能力は真横だけだが突風を吹かせることが出来る。空中での移動速度と距離を両方向上させることが出来、空中移動が格段に快適になる。
また小さな敵なら風で穴や水まで吹き飛ばすという使い方も出来る。ただしドロップした素材も風で吹き飛ばせてしまうため、誤って発動させないように注意。


  • 炎の賢者:ユン CV:渡辺久美子→小堀幸
ゴロン族の若者にして英傑ダルケルの子孫。

 ◯BotW
英傑ダルケルの子孫であり彼と同じく「ダルケルの護り」を扱うことが出来、彼譲りの強靭な肉体の持ち主。しかし性格はやや臆病で魔物に襲われる等危険な目に遭うとすぐに「ダルケルの護り」を張って怯えてしまうことが多い。
とはいえ心優しい純朴な性格でもあり、いざという時は危険な場面でも体を張った活躍をしてくれる。
本名はユンだが族長のブルド等からは「ユン坊」と呼ばれている。*6
劇中ではヴァ・ルーダニアの暴走を止めるためにリンクと同行し、「ダルケルの護り」を張って自らが大砲の弾になることで橋をかけたり、ヴァ・ルーダニアの暴走を鎮静化させたりと大活躍する。流石に激突した後は目を回してしまうが、外傷は全くない辺り彼に秘められた才能は相当なものといえる。
神獣解放後に解放されたダルケルの魂を感じ取ったようで、ダルケルの霊に向かって大きく手を振っていた。そして出会った当初は語尾が「コロ」だったが、神獣解放後は「ゴロ」になっており精神的にも成長したことがうかがえるようになっている。

 ◯厄災の黙示録
ダルケルの窮地を時を越えて救い、増援が来るまで持ち堪えてみせた。
DLCの追加シナリオでは神獣に乗って他の英傑と合流する途中でカカリコ村に押し寄せてきた魔物の群れを見つけてダルケルと二人で群れの進行を防ぐために奮戦した。
その戦いが終わると自分はかつては臆病で魔物と戦うことも出来なかったがリンクとの出会いで変わったことをダルケルに語り、カカリコ村の住人の前に出ることを遠慮していた。
しかしダルケルはそんなユンの腕を握って高々と上げ、そして「おめえが俺の子孫で鼻が高いぜ」・「おめえは立派な未来の英傑だ」とユンを称えた。

プレイアブルでは徒手空拳で戦い装備はなんと「ロース岩」である。食べているうちに無くならないのだろうか
固有アクションとしてロース岩を食べると「棘の付いた赤いバリア」・「ダルケルの護りに似ているオレンジのバリア」・「電撃のようなものがほとばしっている黄色のバリア」のどれかを張ることが出来、それぞれに対応した強攻撃の威力と攻撃範囲が強化される。また強化された攻撃はどれも敵に当てるとウィークポイントゲージを出すことが出来る。
更にバリア自体にも攻撃判定があり、特にラッシュなどのウィークポイントを削る際に発動しておくと相手のゲージを見る見るうちに減らせるため強力。
総じて性能はウィークポイントの出しやすさは全キャラクターの中でも随一でしかもシールド削りも速い強力なキャラクターとなっている。
ただしバリア前提の性能であるうえにどれが出るかはランダムなため多少運が絡むことには注意。欲しいのが出るまで何度も繰り返すのも良いだろう。

 ◯TotK
BotWから数年間の内に鉱石の発掘と販売を行う「ユン組」の組長となり、容姿も「巨岩砕き」を背負い、顎に小さいが白い髭が生えた。
しかしプロレスラーのようなマスクを被っているだけでなく、性格も乱暴になった上に食べると堕落してしまう「おいし岩」の流通を平気に行ってしまうなど前作とは最早別人と呼べるほど変貌してしまった。
その原因を調査しているとユンはゼルダと「おいし岩」の取引をしていることが判明し、更に賢者の中で唯一戦闘にまで勃発してしまう事態にまで発展する。
それに勝利してマスクを破壊すると正気を取り戻し、本来の性格に戻ることが出来た。前述の変貌はゼルダ姫?からもらったマスクを着けたことで操られてしまったからだったのである。
その後は事件の解決とゼルダ姫を追いかけて真相を確かめるためにリンクと共に行動。
最終的には元凶のボルドゴーマを討伐し、過去の賢者から使命と秘石を授かって賢者として覚醒。リンクと共に魔王と戦うことを誓った。
ちなみにゼルダ姫のことは最後まで本物と信じており、イッフルとトカチンに指摘されてようやく偽物だと理解していた。
ちなみに『ダルケルの護り』はゲーム的な都合か使用する描写は無い。

 ◯仲間としてのユン
巨岩砕きを武器にリンクと共に戦ってくれる。振りは遅いが当たるとモリブリンなどの大型の魔物でも怯ませて攻撃のチャンスを作ってくれるのでなかなか優秀。
固有能力は炎を纏って高速で突撃するというもの。
狙いはリンクが定めて*7発動できる。射程が長く炎属性を付与するため炎が弱点の魔物に対しても有効。また鉱石やひびの入った岩盤を破壊することも出来る。他にも草を燃やして上昇気流を発生させるといった使い方も出来る。
何よりも今作では貴重な完全なノーコスト攻撃という点も大きな長所といえる。ただしリモコンバクダンとは違って炎属性であるが故、動物に当てて倒すと焼いた肉になってしまい、料理の素材目的での狩りには不向き。逆に言えばぶつけるだけですぐ焼き肉になるので、料理枠1つで複数ストックできる焼き肉を大量に集めるには最適である。
また乗り物に乗っている間はリンクの前に出現し、砲撃のように前方を攻撃することが出来る。更に通常とは異なりチャージタイムが存在せず、リンクの下に戻ってきたら即座に発動できる。そのため近くに当てるようにすると高速で連打することが可能となっている。
乗り物のモードに移行するには「リンクが乗り物に乗って一定時間移動する」判定が必要となるが、後にゴーレムの頭と杭を利用した疑似乗り物判定装置が開発され
ある程度任意の場所でユン坊を連射できるようになった。


  • 水の賢者:シド CV:大西広祐
ゾーラの里の王子であり、英傑の一人であるミファーの弟。

 ◯BotW
リンクがゾーラの里へ向かう道中にあるタルブル橋で初登場。実は初対面ではないのだが、その頃は幼過ぎたため記憶には残っていなかった。
異なる種族に対しても偏見を持たずニカッと輝く歯が眩しい陽気な熱血漢だが、王子としての責任感は非常に強く、ハイラル人を嫌うムズリに対しても冷静に諭す等ただ熱血なだけではなく聡明な一面も持っている。
今作では見せなかったが姉譲りの槍の腕前も相当なもので、過去には巨大なオクタロックに飲み込まれても体内から槍で突きまくることで倒したという武勇伝の持ち主でもある。
劇中では大雨を降らせ続けて大洪水を起こしかけているヴァ・ルッタを止めるためにリンクに協力。卓越した遊泳能力を活かしてリンクの水上における足として貢献した。

 ◯厄災の黙示録
姉のミファーが水のカースガノンにとどめを刺される寸前に未來から時を超えて駆けつける形で参戦。ミファーは成長した姿に驚きながらも一目でシドであることに気づいていた。そして立派に成長したシドと戦えることを喜んだ。
シドも勿論喜んだが、正史では姉を失っているため思わず目を背けてしまうなど複雑な想いを抱いていた。
厄災の黙示録の頃のシドも登場しており、本編ではミファーと逸れてしまい探すことになる。更に運悪くライネルに遭遇してしまい絶体絶命の窮地に立たされるがリンク達が駆けつけて何とか事なきを得た。またこの際も怯えていながらも幼いながら槍を構えて戦おうとしていた。
更にDLCではミファーが負傷者の治療をしている際に、襲撃してきた雷のモリブリンから姉を守ろうと槍を構えて飛び出してくる。
その直後に成長したシドが颯爽と現れて雷のモリブリンを撃破して救出。シドは幼少期の自分と時空を超えての会合を果たすことになる。
シドは幼少期のシドに勇気を出したおかげで姉を助けられたと褒め、そして姉を守ってあげられるためにもっと強くなれると語った。
成長したシドは一瞬言葉が詰まってしまうものの力強くそう語り、二人のシドで揃っていつものスマイルを浮かべたその様子を見てミファーは微笑んでいた。

プレイアブルとしては「祭事の槍」の二槍流で戦い、水の魚に乗って移動したり渦や水の刃など水を操って戦う。
また強攻撃中に波紋のような輪が出現し、タイミングよく押すと通常時よりも強化された攻撃を発動できる。更にその後にも輪が出現し、こちらもタイミングよく押すことでシドが青く光ってしばらくの間相手の攻撃を受けても吹き飛ばないアーマー状態になることが出来る。
シドは全体的に技の発生がやや遅く敵の攻撃で邪魔されやすいため、技の強化を存分に活かすためにアーマーをうまく活用していくとよいだろう。

 ◯TotK
今度は里に大量のヘドロが流されたことで水が汚染されたことで多くのゾーラ族が苦しむ事態になってしまう。
シドは勿論里を救うために水を浄化することで尽力していたが、どこか以前のような熱い一面が影を潜めていた。
その原因は自分の許嫁のヨナまで姉のように失ってしまうことを恐れてしまっているからであり、どうしても一歩を踏み出せずにいたからだった。
しかしヨナはそれを理解したうえで自分たちを信じ、失うことを恐れずに進むようにと叱咤激励し、シドはようやく吹っ切れてリンクと共に行動することを決心した。
その後は水の神殿へと向かい元凶のオクタコスの討伐を果たすと水の賢者から秘石を授かって賢者へと覚醒。
そして国王ドレファンから王位を譲り受け、ヨナとの婚礼を正式に発表した。
ちなみにドレファンはゼルダ帰還から今作までの間にあれこれと譲位の準備を進めており、その一環として里の周囲にあった碑文をシドに一新させた。
前作のようにクエスト扱いにはなっていないが、シドの目から見たゼルダという女性のありよう・あまりに大きな父王への反発・第二の姉と思った女性をいずれ娶る事への当惑などシドの様々な内心が読み取れる。

 ◯仲間としてのシド
厄歳の黙示録とは異なり姉の形見である「光鱗の槍」一本で戦闘に参加してくれる。
固有能力は一定時間水のバリアを張ることであり、このバリアが出ている間は一回だけあらゆる攻撃を無効化してくれるというもの。前作で言うと「ダルケルの護り」に近い。
またこの状態で武器を振ると遠くまで水の刃を飛ばすことが可能で、アイテムの消費なしで水属性の攻撃を与えられる。ただし水を飛ばした時に装備の耐久値が1減るのは注意。
更にバリアが切れるか水の刃を使い終わってもしばらくの間*8水浸し状態になるため、その状態だと攻撃力が二倍になるゾーラ系の武器との相性が非常に良い。またこの状態は防具と違って「炎ガード」と「暑さガード」の効果を両方とも獲得できるので、これだけで砂漠と溶岩地帯を防具の種類を問わずにダメージを無効化出来るという長所もある。
ただし効果が切れるタイミングがわかりにくいので、ある程度時間が経ったら再び発動していくと良いだろう。


  • 雷の賢者:ルージュ CV:櫻庭有紗
ゲルドの街を治める族長。フルネームはマキ・ア・ルージュ。

 〇BotW
まだ幼さが残るもののゲルドの街を治める族長らしく気品に溢れており、一人称も「わらわ」と古風な口調が特徴。しかし自室にはスナザラシのぬいぐるみと一緒に寝たり、スナザラシのパトリシアちゃんを可愛がったりと年相応の少女らしい一面も持っている。
先代である母親が急逝したことで族長の座に就いたが、本人は力不足を痛感しているようで更にイーガ団から国宝の「雷鳴の兜」を盗まれたときはかなりこたえていた。これらの苦悩は自室にある彼女の日記を読むとわかるようになっている。
男子禁制のゲルドの街に女装して忍び込んだリンクをシーカーストーンを持っていることで一目で見抜き、前述の盗まれた「雷鳴の兜」の奪還を依頼してくる。
奪還に成功すると自ら兜をかぶってパトリシアと共にヴァ・ナボリスの暴走を止めるためにリンクと共に神獣の鎮静化のために共闘してくれる。

 ◯厄災の黙示録
絶体絶命の窮地に陥っていたウルボザを時空を越えてパトリシアと共に現れて救った。ちなみにこの時しっかり「パトリシアちゃん」と名前の表記が出てくる。
DLCではウルボザと共に魔物に占拠された王立古代研究所の解放へと向かうことになる。更に途中でイーガ団が現れてコーガ様とも対決することになる上に雷鳴の兜を奪われてしまう。しかし使いこなすことは出来ずにウルボザの雷が直撃してあっさりと取り返すことに成功。コーガ様はウルボザに「使いこなすのは100年早い」と言われた後は「百年かかっても!必ず奪い取ってやるからな!覚えていろよ!」と捨て台詞を吐いて去っていった。
ルージュ自身はまだ自信を持ち切れてはいなかったが、ウルボザに認められたことで自信を持つことが出来るようになった。

プレイアブルでの性能としてはパトリシアちゃんを繋ぐ手綱を装備としており、パトリシアちゃんを操りながら戦う。更に雷鳴の兜を装備することで雷を操っての攻撃も得意としている。更にどこからともなくゲルド兵を召喚して攻撃することが出来る。
パトリシアの攻撃スピードが非常に早く、雷を広範囲に落としたりと広範囲の攻撃を得意としており雑魚散らしが得意。
しかし攻撃スピードが速すぎるため制御が難しく、雑魚敵でも倒し切れないとあらぬ方向に散らばしてしまう上に、常に動き回る技が多いことからボス敵などの一点に集中して戦うことは苦手としている。
他には彼女は盾を装備しているため、ガーディアンのレーザーを跳ね返すことが出来る。

 ◯TotK
BotWから数年経過したことで背丈も伸び、体つきも逞しくなって、族長としての気品と貫禄がさらに増した。
そして最近になってウルボザと同じく雷を操る力に目覚めたが、まだ未熟で動かない案山子にすら当てられないほどだった。そこでリンクに弓矢を放ってもらってそこに向かって狙ってみるのはどうかと提案し、実践したところこれが功を奏し、うまく狙ったところに当てられるようになった。
天変地異から巨大な砂嵐に加えて属性攻撃を当てないとまともにダメージが通らないギブドの群れに侵略されており、地下での生活を余儀なくされていた現状を悔いている様子だった。
ギブドたちの襲撃からゲルドの街を守るために彼女と側近のビューラをはじめとしたゲルド兵と共に防衛戦をすることになる。*9これを見事クリアすると神殿への謎を解き、そして元凶であるクィンギブドの討伐に成功。
そして太古の賢者から秘石を授かり賢者として覚醒し、リンクと賢者の盟約を結んだ。
この時彼女の秘石が右手だがリンクの薬指につけられていることに対して物儀を醸されていたりする。
ゲルドの街を救った後は、引き続き族長の椅子で待機している。
この時、装備品によっては反応を返してくれることがある。七宝のナイフ、護雷の兜、スナザラシぬいぐるみのスクラビルドなどパターンが多い。裸の反応を見ようとして速攻衛兵に捕まった変態勇者は正直に手を挙げなさい。



 ◯仲間としてのルージュ
戦闘では二刀流で剣を振るって戦う。また相手の攻撃を剣でガードして防ぐこともある。
固有能力は黄色のサークルの範囲内ならリンクが矢を放った場所に雷を落とすというもの。威力も高めで大岩も砕くことが出来るが、遠くの場所を狙う程射程範囲に入るまでに時間がかかってしまう。また、水面や濡れた敵に触れた際の放電効果は無いため電撃漁には使えない。
ちなみにこの雷はリンクに当たってもダメージを受けないのでご安心を。



・その後

四人の賢者の覚醒を終えるとハイラル城にこれまで目撃情報のあったゼルダが現れてリンクはすぐに城へと向かった。
しかしそれはガノンドロフが作り出した偽物で、リンクを誘い出して始末するのが目的だった。ファントムガノンに続いて今度は5体の分身との連戦を仕掛けるが、リンクはそれを破るほどにまで力を付けていた。
ガノンドロフはリンクを自身の脅威になると認識を改めて確実に始末するために瘴気で一気に仕留めようとしてくる。
しかし間一髪のところで四人の賢者が駆けつけてリンクを救った。

その後まだ復活が不完全だったため去っていったが、この一連の出来事で魔王の名前とゼルダの真偽、そして五人目の賢者の存在へと一気に近づくことが出来た。
そして最後の賢者であるミネルを仲間に引き入れ、コーガ様との戦いを終えたことでガノンドロフの居場所の情報を掴むことに成功。

そこは賢者の盟約が届かない場所だったためリンクは単独でガノンドロフのいる「瘴気満ちる魔窟」へと向かう。
しかしガノンドロフは行く手を阻もうと大量の魔物を召喚して仕向けてくる。すると突如矢が飛んできてボコブリンが倒される。

ひとりで乗り込むなんてみずくさいよ!
リンクは一人じゃないんだよ!
オイラもいるんだ!

ボクもご先祖様の想いを受け継いで一緒に戦うゴロ!

リンク
俺たちがハイラルを護るんだ!

ゲルドがそなたに受けた恩…
今こそ返そう!

古の過ちを今償いましょう
魔王との長き因縁に決着を!

リンクの下へこれまでに出会った五人の賢者が駆けつけて最終決戦へと突入する。*10

魔物の軍勢を退けると今度は神殿に巣食っていたフリザゲイラ・ボルドゴーマ・オクタコス・クィンギブド・奪われしゴーレムを生み出してくる。
しかし賢者達は既に一人でも倒せるほどにまでの実力を付けており、それぞれ因縁がある魔物へと立ち向かいリンクを先へと向かわせた。*11

そしてリンクはガノンドロフとの死闘を繰り広げ、秘石の力を解放させたガノンドロフとの戦いの火蓋が切って落とされた時、賢者が全員魔物を退けて駆けつけてそれぞれ分身を引き付けてく戦いやすくしてくれる。
その後彼らの協力もあって着実に魔王を追い詰めるが、体力を半分まで削ると分身を吸収して更なる力を発揮し、強烈な瘴気の衝撃波によって賢者は五人とも倒されてしまう。

一騎打ちになったリンクはガノンドロフとの決着をつけるために最後の戦いへと挑んだ。

その後敗れたガノンドロフは秘石を飲み込んで黒龍へと変貌したが、白龍の協力もあって遂に悲願である魔王討伐を果たした。


+ 真エンディングのネタバレ注意。
ガノンドロフの討伐を終えるとリンクと四人の賢者とプルア、そしてゼルダをミネルはハイラルの全てを見せるために空に浮かぶ時の神殿に連れて行っていた。
ミネルはゼルダが元に戻ったのはラウルの光の力とソニアの時の力が起こした奇跡ではないかと語り、そして役目を終え、現世に留まる力が限界を迎えたミネルは魂が天へと昇る時がもうすぐそこまで来ていた。

するとチューリはあることを思いつきリンクと残りの賢者を呼んで列を組ませた。

集いし

我ら

この後も

ゼルダ姫をささ…

ゼルダ姫を支え

ハイラルの安寧を誓おう

途中嚙んで失敗してしまったが、それはかつて六人の賢者が忘れ去られた神殿で秘石を授かり、ラウルを支えて魔王討伐を誓った際の儀式をなぞり、ゼルダを支えてハイラルの安寧へと導く誓いを宣言するのだった。

ラウルとソニアにも伝えましょう
貴方の想いもあの二人のもとに

ありがとう

その様子を見届けたミネルはラウルとソニアにもゼルダたちの想いを伝えることを告げて、安心したように天へと昇っていった。*12


●神獣兵装

TotKのハイラルには、『神獣兵装』の名を持つ4つの頭防具が隠されている。
これはBotWに登場した四神獣を模した防具で、前作のDLCから続投しているが、TotKではそれぞれの防具効果に加えてさらなる効果が追加されている。
リンクがこれを装備すると、対応する賢者の分身が神獣兵装に酷似した仮面を装備する。この仮面ははかつて封印戦争時の4人の賢者が被っていた仮面と同一のものであり、従ってさながら封印戦争当時の賢者めいた外見となる。
さらに、防具説明に「ハイリア人が身につけると〇〇族との絆が深まる」とあるように、対応する賢者が強化されて攻撃力が1.3倍になる隠し効果を発揮する。
ただし、防御力は初期値も最大値も低めなのは玉にキズ。

  • 神獣兵装・メドー
対応する賢者:風の賢者 チューリ
装備効果:寒さガード
「御山の3つの秘湯」の謎を解くことで入手できる。
寒冷地では寒さ対策のついでに賢者強化がついてくる形となり、有用性はかなり高い。
チューリ自身のヘッドショット補正も含めた攻撃性の高さも相まって、積極的に狙っていく価値があると言える。

  • 神獣兵装・ルーダニア
対応する賢者:炎の賢者 ユン
装備効果:炎ガード
「トカゲ池の兄弟の歌」の謎を解くことで入手できる。
オルディン地方の地下や洞窟では炎対策が有効なのでついでに強化を狙うこともできるが、寒冷地に比べてその頻度は下がる。
乗り物からのユン坊による砲撃の威力も上がる。この用途ではダメージを受ける心配も少ないので防御力のデメリットを踏み倒しやすいが、ゾナウエネルギーの消費を減らせるゾナニウムの兜との選択になるか。

  • 神獣兵装・ルッタ
対応する賢者:水の賢者 シド
装備効果:泳ぎスピードアップ
「大いなる魚の伝承」の謎を解くことで入手できる。
泳ぎスピードアップの効果と賢者攻撃力アップを同時に活用する機会が少ないのがネック。
シドの賢者能力の水飛ばしのダメージを上げるにも、だったら蛮族シリーズで攻撃本体のダメージを上げた方がいいというジレンマがある。

  • 神獣兵装・ナボリス
対応する賢者:雷の賢者 ルージュ
装備効果:エレキガード
「ゲルド砂漠の剣士像」の謎を解くことで入手できる。
電気属性は防御力を上げても軽減し切れないので、エレキガードは地味に馬鹿にできない。
ルージュの賢者能力の落雷攻撃は威力が高めなので、弓矢での奇襲をさらに強力にしてくれるのはかなり心強い。



さて、前述の通り神獣兵装は4つ存在するが、賢者は5人仲間になる。では、魂の賢者・ミネルに対応する神獣兵装は存在しないかというと……?

  • ゾナニウムの兜
対応する賢者:魂の賢者 ミネル
装備効果:エネルギー長持ち
「闇祓いの島」に安置されている、「ゾナニウムシリーズ」の頭装備。装備すると、ゴーレムの頭部にオレンジ色の毛が生える。
神獣兵装と同様、その効果は見た目だけではない。ちゃんとゴーレムの攻撃力が1.3倍になる効果も存在する。
ゾナウエネルギー長持ちの効果は移動にも攻撃兵器の運用にも非常に有効であり、ゾナウ兵器と賢者を総動員した乱戦で高い効果を発揮する。
さらに、神獣兵装と異なりこちらの防御力は頭装備において最高の値を誇る。攻撃力アップを持つダイヤの頭飾りと選択になるが、迷ったら装備しておいて問題ない代物。
反面、ミネルゴーレムの攻撃力のうち素の攻撃力しか上がらず、疑似スクラビルドで取り付けた素材分の攻撃力に乗らないのは欠点。
ただし、ミネルゴーレムの攻撃力は他の賢者と同程度にはあるので、他の防具を選ぶほどの欠点とはなり得ない。


・余談

  • 前述の通り、封印戦争時の4人の賢者が被っている仮面はBotWで登場した四神獣と酷似している。
    またBotWでウルボザが神獣の名前は賢者の名前が由来だと語っていたが、それが彼ら四人のことなのかどうかは不明であり、関係を匂わせる要素は揃っているが真相は現状判明していない。

  • 特に、神獣の名前の由来としてルト姫とナボールは名指しで言及されて時系列の考察を混乱させていたが、ラウルの登場により彼女らも『時のオカリナ』とは同名・似たポジションの別人である可能性が浮上している。(なにせ歴代主人公が同名の別人だらけのシリーズでもあるのでさほど不自然な話でもない)

  • 封印戦争時の炎の賢者はゴロン族の者だが、語尾に「ゴロ」も「コロ」も付けない。
    当時の炎の賢者がイレギュラーなのか、古代から現代に至るまでのどこかでゴロン族に変化が起きたのかは不明だが、現代においてユン坊が秘石を継承した後も語尾は変わらないため、少なくとも秘石による影響ではないようだ。ちなみにダルケルも普通の語尾である。

  • 秘石にはそれぞれの賢者の能力に対応した名前の漢字によく似た模様をしている。ラウルの秘石の模様は作中で直接見る機会はないものの、とあるムービーで「光」に似た模様が一瞬浮かび上がる描写がある。
    ちなみにガノンドロフが所持している秘石には「闇」とよく似た模様が浮かんでいる。

  • ここまでに記した通り、TotKにて仲間となる賢者たちは(本人であるミネルを除き)全員過去の賢者の子孫と明言されているが、BotWに登場した英傑たちのうち、リト族のリーバルだけ彼らとの血縁関係が示されていない
    このため「賢者の血筋でないのに独力の修行の成果でそれと同等の技を編み出し、英傑にまで選ばれたリーバルは実は物凄かったのでは」「リーバルとテバ・チューリは本家と分家のような関係の遠縁では」「そもそも先代賢者は1万年以上前の人なので、リト族全体に彼の血が流れているのでは」と血縁関係を考察するファンもいる模様。




追記・修正は賢者を全て覚醒させた英傑の方にお願いします。


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最終更新:2024年05月28日 16:41

*1 事情を知らない者に対しては「ソニアの遠戚である異国の姫」という形で紹介された。それまでこの時代に影も形もなかった存在の上、当時の服と異なる現代の装束のままであったため怪しむ者も出たが、曲がりなりにも王女として身に付けた所作と整った容姿で納得させた。

*2 ラウルに力を分け与える際にはソニアよりも強い力を発揮していた。

*3 後に習得し、封印戦争時にも活躍。また「モドレコ」はおそらくソニアを先祖とする彼女自身の力だと思われる。

*4 実際に出現当初は空島より高い高度を飛び続けている。龍の泪を全て確認するか、デクの樹サマを救出することで、オルドラなど三龍の地上高度と同じ高さまで下がる。

*5 リーバルとテバは空中で姿勢を制御してから羽を使って矢を射ている。

*6 ダルケルのかつては「ダル坊」と呼ばれていた時期があったらしい。

*7 この状態では前が見えないためリンクに狙いの役割を任せている。

*8 30秒程度。シドのリロードは10秒程度なので、バフ維持優先のためにシド単体呼びも十分選択肢としてアリ。

*9 この時ルージュが倒されるとゲームオーバーになる…のだが、この防衛戦は強力な鏃の「ギブドの骨」を大量入手する貴重な機会のため、一部の蛮族は彼女を檻に閉じ込めた上で延々とギブド狩りに勤しんでいる。

*10 なおストーリー未攻略の賢者に覚醒してない仲間が居る場合は来てくれない。

*11 こちらもクリアしてない神殿のボスはリンクが戦わないといけなくなる。

*12 ちなみにこの時、神殿前に待機させていた依代のゴーレムも機能停止し崩れ落ちているシーンが映される。