ケケラ/仮面ライダーケケラ

登録日:2023/05/14 Sun 00:00:00
更新日:2024/04/09 Tue 17:01:17
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お前自身が本気になれば世界を変えられる。お前にはその力がある。

俺はちょっとだけ、そう思ってるぜ。



ケケラとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーギーツ』の登場人物である。
本項目では彼が変身する仮面ライダーケケラ、及びプレミアムケケラについても解説する。

演:俊藤光利



【概要】

デザイアグランプリを見守るオーディエンスの1人で、桜井景和/仮面ライダータイクーンのサポーター。害獣駆除業者とは無関係。
……なのだが、自身はスーツを身に着けた、頬杖を突いたカエルの置物として会話するという姿勢を貫いている。
人間態は緑と白のメッシュの入った髪にスーツを着た壮年の男性だが、「人間のデザインも…悪くねぇだろ?」と語っていた事から、あくまでも自身の姿の一つという位置づけと思われる。

景和の戦いを見守っており、彼にシークレットミッションを介して文字通りの赤スパブーストバックルなどの強力なレイズバックルを度々与えている。
21話に至ってはフィーバースロットとブーストの両方が手に入るシークレットミッションを設定していた。
視聴部屋は屏風や和風の置物が置かれた和室風。


【人物像】

普段は落ち着いた口調、気に入った相手にはフランクに話す親戚のおじさんのような人物。
1話でビルから落ちかけた鞍馬祢音を助けようとした景和を気に入り、サポーターとして彼をデザ神にする事を決意する。
また、時にはお人好しの景和に喝を入れる場合もあるが、この一連の行動は厄介ファンのムーブと揶揄されており、人呼んで「赤スパチャ説教おじさん」

ここまでなら時に厳しく、時に優しく1人の若者の成長を見守る大きなお友達及び師匠キャラと言えるだろう。

しかし、彼の目的は「景和が本物の仮面ライダー=『悲しき涙を仮面で隠す戦士』に成長する事」であり、そのためであれば倫理観を度外視した計画でも何の躊躇もなく実行する。
しかもベロバや(過去作品を例に挙げるが)エボルトと違って、愉快犯でもなく本当に悪意が無いからタチが悪い。
要は今までネタ交じりで言われていた「厄介ファン」は実は本当の話だったということである。

現代人を見世物として楽しんでいる点では、本作の未来人の典型例と言えるだろう*1

そして景和以外の人物に対しては、同じオーディエンスや運営陣含め、一貫して景和を本物の仮面ライダーに仕立て上げるための駒&生贄、もしくは単なる邪魔者としか思っていない。
よって、協力関係になった五十鈴大智やベロバへの仲間意識も当然皆無。


【劇中での動向】

乖離編

19話では窮地に陥った景和を自身の視聴部屋(本人曰く説教部屋)に招き、「信じる奴ほど馬鹿を見る。このゲームはな、デザスターを食うか、デザスターに食われるかの戦いなんだよ」と忠告。
ゲーム終了後も「(デザスターを突き止めてデザ神になるために)お人好しの自分とおさらばするんだ」と促した。

その後、ジャマト陣営によってデザイアグランプリが続行不可能になった際にはベロバと対峙するジーンに加勢した。
ただ、基本的に置物のイメージが強いのか、キューン以外彼がケケラと分かっていなかった模様*2

慟哭編

ジャマトグランプリではサポーターの干渉が禁止されていた事情もあってか、目立った行動は起こさず静観。闘牛ゲームでの景和の1回戦敗退はどんな心境で見ていたのだろうか……
しかし、最終戦の天国と地獄ゲームで景和が仮面ライダーバッファに倒されて消滅した際には、「こんな最期は笑えねぇ…桜井景和……!」と嘆いていた。

慕情編

景和の消滅を受けて独自に行動を開始し、「とっておきの不幸を拝ませてやるよ」と、チラミが遺したヴィジョンドライバーをちらつかせてベロバと交渉。
景和の姉・桜井沙羅デザイアロワイヤル参戦を条件に景和を復活させ、加えて沙羅が大智=仮面ライダーナッジスパロウに倒されかける映像を見せて景和を再び仮面ライダーへと仕立て上げた。
なお、記憶を失った景和からカエル体のデザインを「キモくない?」と評された時はさすがにショックだったのか、動揺する姿を見せた。


人間ってのはどん底まで落ちると、見違える程の進化を遂げる。
桜井景和を変えるのは、姉ちゃんだ……!


その狙いは「『景和の心の支えである沙羅を消滅させる』という悲劇で彼を絶望の淵に叩き落とす」というものであり、これによって景和の覚醒とベロバの望みを同時に満たすという算段。
その有り様はどう見ても試練を与える師匠キャラではなく、上にも挙げた通り完全にエボルトの系譜である。

しかし、ニラムの命を受けたジーンからグランドエンドの実行を伝えられた事で危機感を抱き、ベロバと共に創世の女神の元へ移動すると何らかの願いを叶えさせた。

創世編

本来グランドエンドに伴い、未来に帰還するか現代に取り残されて消滅するかの2択だったが、
『理想の笑いを得るまで、この世界に存在できる権利』を女神に叶えさせた事で残留し、引き続き景和を「本物の仮面ライダー」に仕立て上げるために行動。

そして40話で遂に景和に悲劇をもたらす事に成功。


そう!俺が見たかったのはこれだ…!
これでお前も本物の仮面ライダーになれるぞ、桜井景和……!

続く41話で悲嘆に暮れる景和に接触すると、「仮面ライダーなら諦めんな!」と檄を飛ばし、理想の世界を叶えればいいと吹聴した。

その後、大智を倒そうとする吾妻道長=バッファの前に立ちはだかり、プレミアムケケラへと変身してベロバと共に撃退。
大智への復讐を果たそうとする景和に歓喜するが、寸前で浮世英寿仮面ライダーギーツⅨに阻止された事で不満を漏らしつつ撤退した。

43話では自分の理想の世界をかなえたものの、悪人まで復活してしまい余計に事態を悪化させてしまった景和の下に現れ、「全てが丸く収まるなんて話はない」「家族を救いたければ、誰かの幸せを奪うしかない」と辛らつな現実を突きつける。
その後も何度となく景和に接触しては、彼が自分の理想とする「本物の仮面ライダー」に近づくよう唆しながら現状を愉しみ続けたが、ギーツIXとの一騎打ちにおいて景和が英寿の説得に応じて矛を収めたことで唖然。

ジットの登場により始まったバッドエンドゲームではオーディエンス&プレイヤーとして参戦、知恵の樹を訪れた大智を襲撃した。
それから始まった道長とベロバの一騎打ちを高みの見物で観戦していたが、ジャマ神の力を復活させた道長がベロバを撃滅し、「古代人が未来人を撃破する」という大番狂わせに苦い顔を浮かべつつも道長を抹殺すべくその場に現れたが、割り込んできた景和に変身を妨害される。
「本物の仮面ライダー」とは懸け離れた推しの姿に苦言を呈するも、当の景和からそもそもケケラの言う「本物の仮面ライダー」がケケラの主観でしか成り立たない妄想であることを指摘され、決別を宣言されてついにブチキレる。



テンメェ……!! パンピーのお前をここまで教育してやったのは誰だと思ってんだァ!?

思い上がってんじゃねえぞ!!!


景和本人からすればいい迷惑ではあったが、ケケラもケケラで曲がりなりにも景和のために色々と手を尽くしたのは事実。
それを当の推しから全否定されて激昂したケケラはこれまでにない怒りの表情と共に、「とっておきのバッドエンドを用意してやるから、覚悟しとけ……」と言い捨ててその場を後にした。


そして47話。
「破壊の女神」に「タイクーン以外の仮面ライダーがいない世界」を叶えさせ、それによってタイクーン以外のライダーを置物に変化させて抹消するというとんでもない事態を引き起こした。*3
これによって舞台を整え、景和と沙羅をプレミアムケケラに変身して襲撃するが、大智に妨害され景和のみを舞台となる建物へ移動させる。

ケケラの目的は景和を絶望させ「本物の仮面ライダー」として仕立て上げることにあり、この様子を「仮面ライダーゲーム」として中継。
ジャマトを使って一般人を人質にとり、時間内に景和が人質を救えなければ全員をジャマトに食い殺させるという非道に出た。
かくして始まったタイクーンとの決戦では、プレミアムの性能差にものを言わせてニンジャフォームを一蹴、変身解除に追いやる。その上でデザイアカードを渡し、願いを叶えさせることで「本物の仮面ライダー」への道に戻そうと目論んだが、景和はこれを拒否。

ならばとジャマトたちに人質の抹殺を指示したが、ここに来て助け舟を出したのはまさかの大智。
バッファの手によってコアIDを破損されられたことで仮面ライダーの変身資格を喪失したことから置物化から免れていたのである。
さらにこのジャマト達は大智が作り出した無害個体であり、制御権をあっさり奪い返され人質を解放されたことでゲームは瓦解した。
ここに来てようやく、自分が景和と大智に見事に化かされたことに気づいたケケラは、怒りをにじませつつ再変身したタイクーンと激突。
しかしその気迫の中に、自分が求めたものを感じ取り笑いがこぼれ始める。


不本意だが、感じるよ……「本物の仮面ライダー」の気迫を! だが仮面ライダーである限り、いつかまた己の願いに、心を支配される!

もうそんなことにはならない! 力をどう使うかは、自分で決める!

言い放って赤い目のブジンソードへと変身するタイクーン。
ケケラもまた持てる力を尽くして推しを迎え撃ち、最後には必殺技の激突でお互い変身解除に追いやられる。
だが、勝ったのは景和だった。


気ぃ抜くんじゃねえぞ。仮面ライダーの人生は、そんな生半可なモンじゃない……その運命を、覚悟しろ……!

……あんたに一つだけ礼を言っとくよ。

は?

俺を、仮面ライダーにしてくれたことだ。これで俺は、世界の平和を守れる……!

その言葉に一瞬絶句するケケラ。
確かに景和は、ケケラが求めたような「悲しき涙を仮面で隠して戦う『本物の仮面ライダー』」にはならなかった。
だがそこにいたのは、人類の自由と尊厳を守るために戦うと決めた一人の戦士だった。
それを、人は何と呼ぶのか……理解したケケラは、まさに心の底からの高笑いを上げて叫ぶ。



――――ハハハハハハハハッ!! 天晴だ!! 桜井景和!!


正真正銘の「本物の仮面ライダー」に偽りなき賛辞を残し、「理想の笑い」を得た男は燃え尽きたかのように崩れ落ち、消え去っていった。

【仮面ライダーケケラ】



その声はケケラだね。

…んだよ。お前も来たのかよ、キューン?

幸せになってほしい人がいるからね。

……みんな考える事は一緒か。
そりゃあ、推しのライダーにデザ神になってほしいもんな。


LASER RAISE RISER.


KEKERA, SET.

変身…!

LASER ON.


KEKERA LOADING.

READY FIGHT.


身長:250.8cm
体重:185.5kg
パンチ力:21.4t
キック力:59.2t
ジャンプ力:107.7m(ひと跳び)
走力:3.6秒(100m)


ケケラがレーザーレイズライザーに「ケケラレイズライザーカード」を装填したライズカートリッジをセットして変身する仮面ライダー。
ベースカラーは蛍光グリーンで、変身音は弦楽器を用いた不気味な和風音。

何と言っても目を引くのはその外見で、何と巨大なカエルそのまんま。
一応基本形態が人型ではないライダーは前例がいるものの、人型自体を持たない仮面ライダーとなると、擬似ライダーやアナザーライダーまで含めてもケケラとキューンが初である。もう何にライドしているんだライダー

頭部「ケケラヘッド」はデザイン力を入力するためのカード型デバイス「インリアライザー」によって上下に仕切られるような形状となっており、水面から目を出して様子を伺うカエルにも見える。

サポーターライダーの中ではカエルモチーフだけにジャンプ力が抜きん出ており、ケケラの楽しい感情に呼応して跳躍力が増加し、その感情が頂点に達すると100m越えのジャンプすら可能とする。
また、口の中に仕込まれた長い舌状の副腕「ケケラタン」はあらゆる物質に吸着する粘着力を持ち、火炎放射や粘着弾などを発射しての攻撃も可能。
四脚「デザイナリーレッグ」に存在する「ディメンションネイル」が持つ他の物質に吸い付く機能により、構造物がひしめく地形でも自由自在に動き回る事が可能で、狭隘地での機動力は仮面ライダージーン以上である。
さらに設定上は半身を仮想世界に沈めて、水中を泳ぐかの如く行動する事も出来るとされる。

一方、姿の関係で手がないため、当然手を用いた作業は出来ない。
さらに「レイズライザーベルト」も直接は装着せず仮想世界に配置しているが、レーザーレイズライザーが持つ、仮想世界を介したプライベートネットワーク構築によるハンドレス操作を可能とする機能により、支障はない。

なお、推しである景和が変身するタイクーンは狸のライダーだが、狸はカエルを食べる動物である*4

ちなみに冒頭のやり取りは初登場時のものだが、実は「仮面ライダーケケラ」としてはこのシーンが最初で最後の登場。そのため「ギーツ」のサポーターでは唯一単独変身シーンが存在しない上、タイクーンとの共演もできぬまま退場してしまったため、変身者のケケラの立ち回りとは裏腹に極めて不遇な仮面ライダーになってしまった。*5


◇装備

  • レーザーレイズライザー
仮面ライダーケケラへの変身に使用する銃型のアイテム。
詳細はオーディエンスの項目を参照。

  • ケケラレイズライザーカード
仮面ライダーケケラへの変身に使用するカード型デバイス。
表面にはケケラヘッド、裏側にはタイクーンのライダーズクレストがプリントされている。

  • レイズライザーベルト
サポーターライダーが共通して装備するベルト型のエネルギーデバイス……だが、ケケラは前述の通り変身後は装着していない(テレビ朝日公式サイトでも未記載)。


  • レーザービクトリー

LASER VICTORY.

設定上は存在するが、劇中未使用。


【プレミアムケケラ】



困るんだよ。ようやく俺の推しが本物の仮面ライダーになったんだからよ。

はあ?

悲しき涙を仮面で隠す…戦士の事さ。


LASER RAISE RISER.

KEKERA, SET.

LASER ON.


PREMIUM KEKERA LOADING.

READY FIGHT.


身長:201.4cm
体重:112.8kg
特色 / 力:伸縮自在の舌 / 超跳躍力


ケケラがジットから渡されたデザグラプレミアム会員専用の「ブラックレイズライザーカード(ケケラ)」をレーザーレイズライザーに装填して変身した姿。
仮面ライダーケケラとは異なり、黄緑を基調に白や金をアクセントに配した、人型のカエルを模した姿をしている。

「プレミアム」の名に相応しく、戦闘能力は運営ライダーに匹敵する他、ケケラ自身の「デザイン力」により、超跳躍力と伸縮自在の舌という能力を獲得している。
一方で運営ライダーに匹敵するとは言っても、仮面ライダーグレアのヒュプノレイのような特殊な装備は用意されていない為、戦闘には純粋な格闘術が要求される。
また、防御力もそこまで高くなく、劇中ではバッファ レイジングフォームの攻撃に怯む場面もあった。

「仮面ライダー」の名は冠しておらず、東映公式サイトの42話こぼれ話「バッファロー、償い中!」でも「仮面ライダーでもジャマトでもないプレミアムな化物」と解説されているが、
テレビ朝日公式サイトには仮面ライダーと同じ枠で掲載されている為、所謂疑似ライダーの類と思われる。


【余談】

  • 演じる俊藤氏は過去に『仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーアクセル』で大野幸弘役、『仮面ライダーアマゾンズ』で志藤真を演じており、本作が仮面ライダーシリーズ通算3度目の出演となった。
    ただし、前者はVシネマ、後者は(シーズン1こそ地上波放送されたが)Amazon Prime Video配信作品という関係上、純粋にTVシリーズとして制作された仮面ライダー作品への出演は事実上本作が初となる。

  • 名前の由来は「ケラケラ笑う」と「せせら笑う」からと思われる。
    ケラケラは嘲笑の擬音語でもあり、世界平和を願う景和のサポーターには明らかに似つかわしくない事と、俊藤氏はかつて『ウルトラマンネクサス』にて主人公悪辣な精神攻撃を仕掛けたキャラクターを演じた経験があった事から、早い段階からケケラを怪しむ視聴者もいた模様。

  • 仮面ライダーケケラのCGモデルは、仮面ライダーシノビの変身時に出現する「クロガネオオガマ」の流用。

  • 本格的に悪役の立ち位置になったのは慕情編からだが、仮面ライダーケケラは慟哭編以降は登場していない為、「ケケラ自体は悪役だが、仮面ライダーケケラの活躍に限ってはそうではない」というダークライダーの中では珍しいキャラクターになった。



桜井景和、お前の追記・修正はそんなものか?

俺を笑わせてみろ。



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最終更新:2024年04月09日 17:01

*1 というより、改心前からジャマトグランプリを否定し、デザイアグランプリ存続の為に英寿に協力したジーンと、終始1人の人間として純粋に祢音を想っていたキューンの方が、本作の未来人の中では異端(良く言えばマシな部類)である。

*2 そのキューンも声で判断していたため、人間の姿を見せる事自体滅多になかった様子。

*3 ナーゴ→招き猫、バッファ→牛のぬいぐるみ、パンクジャック→ジャック・オ・ランタン

*4 と言うよりは雑食なので大体なんでも食べる。ちなみにギーツのモチーフである狐は肉食。

*5 ちなみにキューンは2回、ベロバは3回変身している。