アビリティ(モンスターストライク)

登録日:2024/05/18 Sat 06:07:18
更新日:2025/04/09 Wed 20:32:57
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概要

アビリティとはゲームアプリ『モンスターストライク』に登場するモンスターにおける性能の一つである。
アビリティの効果は特定のギミックを無視して動けたり、味方をサポートしたりと様々なものがある。
モンスター図鑑で確認することができ、ソートすることでアビリティ別にモンスターを見ることができる。
現在一番多くのアビリティを持っているのは獣神化改ミロク等で8つである。一方で、初期に実装された星4キャラ等アビリティが1つもないモンスターも存在する。

ゲージショットを成功させると発動するゲージアビリティというものもあり、プレイによってゲージを発動させるかどうか判断する場面もたまにある。
魂の紋章やクエスト開始前に使うアイテムでゲージを必中にする事も可能。外すと死に直結するアンチダメージウォール、マインスイーパー等はこれに頼るのが安全だろう。
また、号令系のSSで動かされる他のモンスターは、手番のモンスターがゲージを成功させてもゲージアビリティが発動しない。
アンチブロックを持っていてもすり抜けができないし、アンチグラビティ持ちでも重力バリアで減速するなど、編成によってSSの旨みは大幅に減ってしまう。

また、獣神化改をしたモンスターはコネクトスキルというものが追加され、更に多くのアビリティを持つことができる。
ただし、コネクトスキル発動にはPT編成上での条件を満たすことが必要。
その為、複雑な条件でコネクトスキルが発動できない場合は獣神化改をさせない、あるいは獣神化状態に戻す必要も出てくる。
コネクトの書というコネクトスキルを常時発動可能にするアイテムもあるが、希少品であるためやはりおいそれとは扱えない。

主なアビリティ

アンチアビリティ

ギミックを無視したり、無力化して動けるようになるアビリティ。これらのギミックは頻繁に登場するので大変強力である。高難易度のクエストになると、これらのアビリティが2つか3つ対応しているモンスターを連れて行く必要が出てくる。

アンチ重力バリア

重力バリアに触れても減速しない。大量に展開されると鬱陶しいギミックなので、敵に直接攻撃するクエストに有力である。なお、ゲージにこのアビリティを持つモンスターを号令SSで動かした場合は減速する。
「超アンチ重力バリア」は最初に重力バリアに触れた際に加速する。

アンチダメージウォール

ダメージウォールに触れてもダメージを受けなくなる。毘沙門天のクエストではヒーリングウォールとダメージウォールが同じ壁に貼られるが、前者の回復量より後者のダメージの方が大きいため、このアビリティが役に立つ。
「超アンチダメージウォール」は最初にダメージウォールに触れた際に攻撃力が上がる。

アンチワープ

ワープの上に触れても自由に行動できる。テレポトンネルや転送壁等他の転送系のギミックは無効化できない。
「超アンチワープ」は展開されているワープの数が多いほど攻撃力があがる。

マインスイーパー

地雷を回収して、攻撃力が上がる。地雷は4つまで回収することができ、敵に直接攻撃する度に1つずつ消費する。*1
味方に貼り付くタイプのロックオン地雷では、地雷を寄せ付け、なおかつ非マイスイのモンスターの地雷を回収することができる。
「超マインスイーパー」はステージ開始時に地雷を4つ所持する効果であり、地雷の登場しないステージでも実力を発揮する。

飛行

蒲公英等の花の国の妖精につくことが多いアビリティ。
地雷の上を通っても爆発しない。…のだが、
  • 通った地雷はそのまま残り、爆発したらダメージを受ける。
  • 上記のロックオン地雷では対応不可。
  • 地雷倍率が上がっているクエストではそもそも使えない。
  • 空を飛んでいるはずなのに、ニードルパネルや魔法陣の効果を受ける。*2
  • かつては地震のダメージを受けない効果もあったが、今ではなかったことにされた。

と、マインスイーパーの下位互換とまで揶揄されるほど不遇なアビリティ。
一応、飛行を持つモンスター以外がスピードが下がるギミック「空域」で活躍できるので完全に下位互換というわけではない。空域の出番自体が少ないのは内緒。なお、ゲージに飛行を持つモンスターは減速する。

カタストロフィ等は3体目に触れたモンスターを飛行状態にする「飛行付与」を所持する。

アンチブロック

ステージ上にあるブロックを無視して動くことができる。ただし、キャノンユニットやエナジーコンテナ等他の障害物は無視して動けない。
他のアンチギミックと異なり、超アビリティが実装されていない。
基本的に煩わしいブロックを無視することは有効で、クエストによっては敵がブロックの中にいて手が出せない、ブロックで区画が区切られてアビリティが無いと全く動けないなど必須級であることも多いが、中にはブロックの中で敵に連続で触れる必要のある場面もあるため、ゲージアビリティならばあえて外すことも求められる。
こちらも号令系のSSでゲージにこのアビリティを持つキャラを動かすと引っかかる。

アンチウィンド

風に吸い込まれたり、引き離されたりしない。ウィンドには直接的な被害はないが、吸い込まれた先に敵の攻撃を受けたり、配置をずらされたりといった二次被害を引き起こすのでそれなりに役に立つ。ただしこれが必須なクエスト自体も他と比べてかなり少なく、仮に必要だとしてもインフレが進むとこれ抜きで友情ゴリ押しゲーも出来るケースも多いので上記の飛行と同レベルで不遇アビ扱いされる事が多い。
「超アンチウィンド」は風に当たるとスピードが上がる。

アンチ魔法陣/魔法陣ブースト

魔法陣を踏んでもひよこ状態*3にならない。更に、ゲージ以外でこのアビリティを持つ場合は、ひよこビームを受けてもひよこ状態にならない。
魔法陣ブーストは魔法陣を踏むとニワトリ状態になるアビリティ。ニワトリ状態はスピード、攻撃力、友情コンボの威力が1.5倍になるが、ストライクショットは使えない状態のことであり、強化版アビリティとしては完全に上位互換になっていない。
最近では能力が2倍になる「魔法陣ブーストM」も登場した。
尚アビリティロックやゲージミスでアンチ魔法陣を持っているのにひよこ状態になってしまった場合はアビリティを発動させて一回魔法陣を踏めばいい。アビリティを発動させてもその時に限り魔法陣が機能し元に戻り、それ以降踏んでも無効化可能。

アンチ減速壁

減速壁に触れても減速しない。重力バリアや矢印パネル等他の減速させるギミックには対抗できない。高難易度では非常に減速倍率が高く設定されていることが多いので、重宝されることが多い。誰が呼んだか停止壁。
「超アンチ減速壁」は最初に減速壁に触れた際加速する。

アンチ転送壁

転送壁に触れても転送ポイントに転送されない。アンチアビリティの中では新参で、最近の2ギミック対応クエストでは
「〇〇+転送壁」の組み合わせが多いので、持っていたらラッキーである。
「超アンチ転送壁」は最初に転送壁に触れた際HPを回復させる。

アンチ減速床

減速床に触れても減速しない。エルやゲンナイなど、所有キャラは2025年4月現在では少ないが、今後増えると思われる。



ファイアイーター

ダメージ床を無力化し、HPを僅かに回復させる。火柱やロズワールに登場した特殊なダメージ床は対策できない。
かつては、FAIRY TAILコラボのナツの隠しアビリティだったのだが、獣神化改サラマンダーが実装された際正式に記載された。現在上記の2体しか所持していない希少なアビリティ。


キラー

一定の条件を満たした敵に対して与えるダメージが増えるアビリティ。「s(1.25倍)→無印(1.5倍)→M(2倍)→L(2.5倍)→EL(3倍)」というように上がっていく。
敵にヒットすると、赤いエフェクトが出る。
尚非ゲージアビリティであれば種族・属性・ポジションキラーは敵が持っている場合でも発動するので注意*4。一部クエストでは特定のモンスター対策でキラー持ちの中ボスや雑魚敵が配置されている。分かりやすいのはイザナギ等に出てくるガッチェス(亜人キラーL持ち)か。ちなみにドクター・ゾルゲ(クエスト入手)が持つユニオンキラーはユニオンの敵がクエストに一切存在しない関係上自陣で使っても一切役に立たない。

種族キラー

特定の種族に対して与えるダメージが増える。該当モンスターが多い亜人や魔族等強力なものもあれば、アクシスや闘神のように限定的なものも存在する。他のアビリティと異なり敵も所持しているので注意。
また、2つのキラーアビリティが1つにまとまったものは〇〇封じと表される。
キラー名 キラーの対象
魔封じ 魔族+魔人
鳥獣封じ 鳥+獣
幻竜封じ 幻獣+ドラゴン
神王封じ 神+魔王
亜侍封じ 亜人+サムライ
機鉱封じ ロボット+鉱物
聖精封じ 聖騎士+妖精

ポジションキラー

特定の範囲内にいる敵に与えるダメージが増える。敵の種族を考えなくていい利点があるが、敵の配置によってダメージにムラが出来るので、あらかじめどのステージに敵がどのような位置にいるのか把握する必要がある。

属性キラー

特定の属性に与えるダメージが増える。自身の有利属性のキラーを持っている場合は高難易度で強力なアタッカーになることができる。一方それ以外の場合は他属性にも連れていけるという利点はあるが、最近の高難易度では属性倍率が高く、エレメントアタック(特定の属性以外が受けると大ダメージ)のあるクエストも増えているので連れていくのはオススメしない。
全ての属性にダメージを与える「全属性キラー」は非常に強力であるが、所持しているモンスターは非常に少ない。

ビットンブレイカー/シールドブレイカー

ビットン及びシールドに200倍のダメージを与える。アビリティの対象でないビットンもしくはシールドであっても4.5倍のダメージを与えられる。但し機能するのは直接攻撃のみで友情コンボやSSの弾等は対象外。キラーアビリティとは異なり光のようなエフェクトと「ガシャーン」というSEが付く*5
ほぼ一撃でこれらのオブジェクトを破壊可能。ただこれらを用いても殆ど削れない莫大なHPを持っていることがあるので注意。
長らく☆5以下モンスター限定アビリティだったが真・ガラハッドを皮切りに☆6モンスターにも実装され始めた。

神獣スレイヤー

神獣に対するダメージが100倍になる。
神獣の聖域に登場する神獣族の敵は高い防御力を持ち普通のモンスターではマトモなダメージを与えられないのでこの神獣スレイヤーを持つ聖域の狩人を仲間にしなければならない。
尚完全にネタだがこのアビリティは敵が持っている場合でも機能するので……。

その他のキラー

自身に攻撃した敵の種族にダメージを与える「カウンターキラー」、弱点にダメージを与える「弱点キラー」、HPが半分以上の敵にダメージを与える「バイタルキラー」、最初に触れた敵の種族にダメージを与える「ファーストキラー」、同じ敵に触れる度にダメージが増える「連撃キラー」等が実装されている。


バフ

モンスターに何かしらのプラス効果を付与するアビリティ。

バリア

敵からの攻撃や地雷、ダメージウォール、ニードルパネル等によるダメージを一定量無効化するバリアを張る。
ダメージを超えれば割れてしまうが、割れるまでのダメージは完全にシャットアウトできる。
つまり単発なら即死級のダメージでさえ防ぐ事が可能となる優れもの。
バリアが割れても次のステージに進めば復活すると言う点も大きい。
獣神化パンドラ等は3体目に触れたモンスターにバリアを貼る「バリア付与」を所持する。ただし、アビリティのバリアより耐久性が低い。


回復系

その名の通りHPが回復する能力。
回復量はキャラのスキルレベル次第だが、「回復」は仲間モンスターに触れるたびにHPを回復する。
毎ターンHPが回復する「リジェネ」、敵に触れるたびに回復する「ドレイン」、敵を倒すたびに回復する「ソウルスティール」等もある。
また、キスキル・リラはボスマップ開始時に稀に演出が発動してHPが全回復する「治癒の祈り」を持つ。

ダッシュ

その名の通りスピードが上がるアビリティ。
足の遅いパワータイプのキャラについていることが多く、その場合、発動することでスピードの低さを補う事が可能。
最大は「ダッシュL」でなんとスピードが3倍になる。
ゲージ限定のアビリティであり、チャージを外しわざと不発にして、ダメージウォールなどにぶつからないようコントロールするテクニックもある。

SSターン短縮

SSに必要なターンを短縮するアビリティ。
条件はさまざまで、味方に触れて短縮、壁に触れて短縮、HPが一定数以下で短縮などがある。
また、手番のモンスターではなく触れた味方のSSターンを短縮する「SSターンチャージ」もある。

レーザーストップ

レーザー系の攻撃を受け止めるアビリティ。かつては綾波レイ(進化前)専用の隠しアビリティだった。
配置によっては味方の生存率を大きく上げることができる。
ダメージは受けるので要注意。
しかし、ダメージを吸収する「超レーザーストップ」「超レーザーストップM」も存在しており、敵のレーザー攻撃があるクエストでは活躍する。

攻撃力上昇

HPが一定以下の場合に攻撃力が上がる「底力」、一定数以上の場合に攻撃力が上がる「パワーオーラ」、スピードが1/4になる代わりに攻撃力が3倍になる「渾身」などがある。

耐性

特定の属性・無属性・種族の攻撃を25%軽減する。Mなら50%軽減となる。メイン限定のアビリティ。
全ての属性の攻撃を軽減する「全属性耐性」も存在するが、全属性キラー同様、所持しているモンスターは非常に少ない。

○○無効

○○に入る状態異常を無効化する。「睡眠無効」や「毒無効」など。
後者はかつてはコラボキャラにしか付けられていなかったが、轟絶「ジャーム」でコラボ以外のキャラにも付けられるようになった。まぁあいつは存在そのものが毒みたいな奴だし・・・


友情コンボ

友情コンボの威力がアップする「友情ブースト」*6、HPが半分以下になると発動し友情コンボの威力が上がる「友情底力」、友情コンボを2回発動できる「友情コンボ×2」などがある。

状態異常レジスト

状態異常にかからなくなるアビリティ。
HPが条件となるが、ギミックのあるステージではお世話になる。

〇〇〇モード

パワーモード、シールドモード、スピードモード、バブリーモードの4種類がある。その名前に応じた能力を一定期間上昇させる。上昇期間は2回目の行動まで。ロング〇〇〇モードの場合は更に長く効果が続く。

コラボ限定

コラボキャラクターにのみ付与されるアビリティ。
コラボ期間に活躍するだけでなく、汎用アビリティの効果を含んだものも存在する。

立体機動装置

進撃の巨人における調査兵団系キャラが所有するアビリティ。
飛行に加え、巨人へのキラー効果を持つ。
新型立体機動装置は巨人キラーMの効果を持つ。
コラボ外だとただの飛行なのであんまり喜ばれない。

段ボールバリア

堕天使マダオの持つアビリティ。
バリアと同じだが、無効化できるダメージ量は非常に少ない。

A.T.フィールド/シンクロ

新世紀エヴァンゲリオンのEVAや使徒が持つ能力。
A.T.フィールドバリア系と同じく、ダメージを一定数無効にするバリアを貼る。
シンクロはそれに加えて使徒へのキラー効果を含んでいる。

ユイの応援

SAOキリトアスナが持つ能力。
効果は「治癒の祈り」と同じで、ボスマップ開始時にたまに演出が発動しHPが全回復するというもの。

滅竜魔道士

FAIRY TAILの一部のモンスターが持つ能力。ドラゴンキラーとドラゴン耐性の効果を持つ。

隠しアビリティ

アビリティには記載されてないものの、戦闘において効果を発揮する特殊能力。一部のコラボキャラ限定で付いている。

エスカノール

七つの大罪のエスカノールが持つ能力。
原作要素として、6:00から18:00の間はバフがかかり、12:00前後は更に高い倍率のバフがかかる。

電撃無効

ONE PIECEルフィブルックが持つ能力。
落雷や放電などの電気系の攻撃によるダメージを「1」にする。
即死ダメージでさえも抑える事が可能。

七海建人

呪術廻戦の七海建人が持つ能力。
昼に強くなるエスカノールとは逆に、夜に強くなるアビリティ。
18:00~翌10:00頃までにクエストに連れて行くとオーラを放ち、殴り・友情が1.1倍になる。いわゆる時間外労働

竜闘気(ドラゴニックオーラ)


ダイの大冒険ダイバランが持つ能力。
ボス戦に突入するかボス戦でステージを移動する時に、残りHPが80%以下なら一度だけ発動する。
5回行動するまで攻撃力が1.2倍、ダメージが25%カットされる。
近い能力で例えるとするならロングパワーモード+ロングシールドモードだろうか。勿論SSの威力にも反映される。


アビリティを持つ人は追記、修正お願いします。

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最終更新:2025年04月09日 20:32

*1 ちなみにエナジーコンテナやフォトンアタックも同じ仕様となっている。

*2 地面の近くを飛んでいるのだろうか?、

*3 スピード、攻撃力、友情コンボの威力が1/3程度に下がり、ストライクショットが使えない。

*4 禁忌の獄三ノ獄のペンシルベースのように一部仕様が変えられ本来発動しないはずのキラーを持つ敵もいる。

*5 カウンターキラーがビットン/シールドキラーとなった場合でも同様。

*6 友情コンボの威力は上がるが、直殴りの威力は変わらない。