登録日:2024/06/02 (日) 11:47:51
更新日:2025/05/18 Sun 16:12:23
所要時間:約 30 分で読めます
トマトの世界で何かが起こる!
ギミックバトルで何かが起こる!!
物語の舞台は、ケチャプー王国――
トマトの世界で何かが起こる!
ギミックバトルで何かが起こる!!
ゲームボーイアドバンス
トマト
アドベンチャー
ナレーション:石塚運昇。
「トマトマトマートケチャプップー」という歌と共に、オムライスにケチャップを延々とかけるだけというシンプルながら強烈なCMが当時の人々に衝撃を与えた。
概要
機種 |
ゲームボーイアドバンス バーチャルコンソール(WiiU) |
開発元 |
アルファドリーム |
発売元 |
任天堂 |
発売日 |
2002/01/25(GBA) 2015/8/26(VC) |
CERO |
A(全年齢対象) |
「
マリオ&ルイージRPG」シリーズに携わる前のアルファドリームが開発したRPG。
もともとは「
ギミックランド」というゲームボーイカラー用ソフトとして開発されていたが、2000のソフト展示会「NINTENDO スペースワールド2000」において任天堂から高評価を受けたことで声がかかり、発表後間もないGBAのラインナップ強化のために急遽任天堂のもとでGBA用ソフトとして再開発されたという経緯がある。「トマトアドベンチャー」というタイトルもその際に改名されたものであり、
実際にゲームシナリオでトマトはそんなに絡んでこなかったりする。
コミカルでポップな、所謂「子供向け」なキュート世界観ではあるが、至る場面でギリギリの所を攻めてくる「
黒い任天堂」要素の片鱗も散見される。
何といっても最大の特徴は、発売当時放映されていた上記の電波系CM。
ギミックバトル
本作の特徴として、「ギミック」と呼ばれる武器を使った戦闘システムが挙げられる。
- ギミックを使用して敵を攻撃する前にプチゲーム風のアクションコマンドを成功させることで、エフェクトが派手になり威力が高い一撃をぶちかますことができる。
- 難易度を7段階に調節することができ、難易度が高い程成功時の威力が上昇するが、ギミックによっては一気に成功しづらくなるほどに難しくなる。装備画面で練習もできるため、自身の腕前に合わせて難易度を調整できる。
- ギミックは最大4つまで装備することができる。それぞれのギミックには使用回数の制限が設けられているが、装備中の全ギミックが0になっても自動で全回復するので悪あがきの心配はしなくていい。
- ギミックは強化アイテムで威力や使用回数を強化できる。初期のギミックほど強化の限界までが長く、最大強化すれば中盤・後半でも活躍できなくはない。
- 全50種類のギミックそれぞれに異なるアクションコマンドが設けられているため、新しいギミックを手に入れた際もマンネリすることはないが、後半になっていくほど威力が高い代わりに複雑なコマンド入力を求められる。
ギミックタイプ
ギミックの種類には、大まかに以下の4つが存在する。
タイミングよくボタンを押してゲージやオブジェクトを特定の範囲で止めるタイプのアクションコマンドが多い、まさしくタイミング命のギミック。稀にスロットタイプやカウントタイプもある。
ひたすらボタンを連打するタイプのギミック。ただやみくもにボタンを連打するものだけでなく、ボタン指定のもの・連打スピード調整必須のものもある。コンソールと親指を犠牲にする代わりに操作が比較的単純であるため「すごいの」システムと相性が良く、愛用するプレイヤーも多い。
パネルの配置の変わった箇所や最後にあったオブジェクトの位置を特定するなど、主に記憶力が試されるギミックが多い。その他としては完全に運任せのギミックもあるが、こちらは文字通り運ゲーをやらされるものの成功すればバカでかい威力を叩き出すまさにドキドキ感満載のギミックとなっている。
指示されたコマンドを手早く入力したり、瞬間で判断する系のスピード重視のギミック。純粋なスピード勝負で、高難易度になると入力回数が増加するものが多い。
すごいの
仲間との協力で放つ
スペシャルアタックのようなもの。ギミックのアクションコマンドを成功させるたびにチャージされるゲージを消費し、仲間によって異なる合体技を使えるようになる。一定量(下矢印の位置まで)溜まるとレベル1が、満タンになるとレベル2が使えるようになる。
ギミックの難易度を高くすればするほど成功時のチャージ量が増えるが、
失敗するとゲージがどれだけ溜まっていても0になってしまうので、自分の腕前と相談し得意なギミックを選んだり難易度を調整したりするのも重要となっている。
更に悩ましい事に、中盤からは満タンのゲージを街でおしゃぶりと交換するシステムが解放されるためゲージの価値が相対的に向上。
ゲージが勿体無くて使えないまま雑魚戦のワンミスでゲージ全損…は誰もが通る道。
[ちゅうい!]
ここから 先は
ゲームの ネタバレが
多く ふくまれます
ごちゅうい ください。
⁽⁽🍅⁾⁾
ストーリー
子供の子供による子供のための王国「ケチャプー王国」。
ビックリ箱のような仕掛けだらけのこの国を治めるのは、トマト大好きな「アビーラ王」と6人のスーパーキッズ。
ある日、国の端っこにある「コボレー村」のとある少年は、ガールフレンドと共に彼女の「すてきなオモチャ」を探すために、村の外れにある危険な「オモチャのいせき」へと出かけるのであった。
そこにアビーラ王とスーパーキッズたちの恐ろしい陰謀が渦巻いているとは知らずに…
主なキャラクター
パーティメンバー
※パーティメンバーは任意で名前を4文字で設定できるが、ここではデフォルトネームで紹介する。
「オッケー、ボクに任せて!
無敵のデミルさまにコワイものなし!」
8才/男
本作の主人公。国の辺境にあるコボレー村に住む、トマト嫌いの「ドロッパーズ」の少年。
重大なことも意に介さずとぼけた言動でやり過ごす能天気な楽天家、しかもおだてられるとすぐ調子に乗る単細胞。
だがガールフレンドのパサランのことになると若干マジになる…というかそれ以外あまり考えてない。
トマト記念日の際にパサランと「オモチャのいせき」を訪れ、そこで彼女を攫われたことによりケチャプー王国中を冒険することになる。
主人公であるが故、戦闘では彼が必ず一人目として参加する他、フィールド上でももっぱら彼を操作して冒険することになる。リアクションも豊富で、よく喋り、よく動く。
性能はギミックの威力・体力・素早さともに平均的なバランスタイプ。
「アビーラ様にココロを吸い取られるぅ????そんなの許せないっ!
心を吸い取られていい女の子はわたしだけなのよっ!!」
7才/女
大のアビーラファンであるメカフェチヤンチャ少女。
ミーハーでかわい子ぶってはいるが、本性はガサツでキレると男っぽい乱暴な口調が飛び出す。
その強引ともいえるワガママぶりで周りを振り回すトラブルメーカー。
デミルについていけばアビーラに会えると思い、事情を知らずに強引に冒険に同行する。
状態異常の追加効果をもたらすギミックが多いデバッファータイプ。
+
|
すごいの |
すごいの |
名称 |
説明 |
Lv1 |
メカメカパニック |
トマトを模したメカが現れ、敵全体とデミルを巻き込み暴れまわる。巻き込まれた反動で疲れ果てたデミルは眠ってしまうが、相手も眠らせることがある。 |
Lv2 |
トマトロボ2ごう |
デミルによって壊されたトマトロボを修理・改修した「トマトロボ2ごう」を呼び出し、味方の減ったHP分を敵単体から吸収し全員のHPを全快する。自分たちがピンチなほど威力が高くなる逆転技。 |
|
「スーパーキッズを倒すとかそういうことではなくて、
みなさんと冒険すればちょっと痩せられるみたいなので…」
10才/男
オイスタウンでスーツデザイナーを営むカエルのような見た目の少年。
大喰らいで肥満体型であり、跳ねるたびに地響きが起きるほど。
指がないにもかかわらずスーツの採寸を行ったりオルガンを弾いたりと手先は器用。
ノミコンダに詰まっていたところをデミルに助けられ、上記台詞のような理由から
ダイエットがてら冒険についていくことに。
見た目通りHPと防御が高く素早さの低い重戦車タイプ。全体攻撃ギミックが多く、雑魚殲滅性能が高い。
+
|
すごいの |
すごいの |
名称 |
説明 |
Lv1 |
はれときどき?? |
突然ですがお天気ニュース:本日は昼間晴れ、ところにより巨大ソフビーが降るでしょう。 …という勢いで巨大化したソフビーが敵全体をペッタンコに押しつぶし、ついでに何故か取得金額が3倍になる。 |
Lv2 |
ガブチョコ |
デミルが取り出したチョコを見て暴走、画面に敷き詰められたチョコを敵ごと食べ尽くしながらデミルを追い回す。ほとんどの雑魚を一撃で倒し、一撃の効かない敵にも大ダメージ。 |
|
「そう、早くアビーラからパサランちゃんを取り戻さないと、
この国は大変なことになる……」
9才/男
ニンジャの……モグラ!
ソイシティのモグラ新聞社に所属する特派員007号(
サイボーグではない)。モグラらしく地面あるところならどこでも出没する神出鬼没ぶり。
序盤からデミルの前に現れては、ヒントを与えたり攫われたパサランの様子を映した映像ディスク「
スパイデータ」を渡したりしていたが、それもスクープのため。本部に到着以降はメンバーに加入することになる。
加入前は黒子めいた頭巾で顔を隠し、何者かを問われても「それは今は言えない」と隠し通していたが、
公式サイトや説明書で堂々と名前も顔も(プレイヤーには)バレている。
外見はクールそうに見えるが性格は意外と軽く、「口うるさいジジイのよう」と周りから思われるほどに饒舌。
ソフビーとは逆に素早さが高く耐久力の低いスピードタイプ。加入のタイミング上ギミックの種類は少ないが、強力なものが多い。
+
|
すごいの |
すごいの |
名称 |
説明 |
Lv1 |
モグラッシュ |
三体に分身し、敵全体に目にもとまらぬカラテを叩きこむ!ワザマエ! 更にプレゼントエッグを奪い、戦闘終了後に必ずアイテムを取得する。 |
Lv2 |
むてきソング |
おもむろに取り出したレコーダーからパサランの歌を流し、それを聞いたデミルに電流走る!そしてレレクにも電撃が伝搬! ゴウランガ!ムテキの力を宿した電撃で、3ターンの間無敵状態になって、何の攻撃も受け付けない! |
|
その他
「この箱の中にわたしのオモチャ、ギミックロボが入っていたの!」
デミル:「パサランちゃんにそんな趣味が……(汗)」
7才/女
デミルのガールフレンドである、快活な
ドロッパーズの少女。
マリオワールドに出てくる火の玉のお化けとは無関係。
オモチャのいせきに忘れたステキなオモチャ「ギミックロボ」を探しに行った際、アビーラ王に拉致されてしまう。
上述の通りオモチャの趣味が
ロボットとマニアックだったり、変なトリガーで感情が爆発したりと、ヒロインとして若干軸がブレている。
「ダイナマイトテレビのいりょくは、
グッ………ときた?」
8才/男
デミルの親友で発明家の
ドロッパーズ。ハンゾ兄弟に憧れてオリジナルのギミックを造る一方、物騒な発明品の実験台としてデミルを巻き込むことも。
ゲームではチュートリアル役を務め、序盤の至る所でゲームシステムについて説明するおせっかい焼き。先回りや大ジャンプ、果てには遠泳までやってのけるとレレクほどではないが脅威の神出鬼没ぶりを見せつける。
「わたしと6人のスーパーキッズの力で、この国は生まれ変わってきた!」
年齢不明/男
ケチャプー王国の現国王で、6人の天才的かつ強力なキッズ「スーパーキッズ」を束ねるリーダー。
トマトを模した服装に身を包む程にトマト好きで、国民にもトマト好きを強制させている。
赤ん坊のような見た目とは裏腹にIQ5000超の頭脳と恐ろしい力を持っており、その圧倒的なカリスマによって国を統治するが、その出自は謎が多い。
ある目的のために暗躍し、配下のブリゴリコンビを通じてパサランを拉致した張本人。
ブリッキ:「あれれ?ゴリッキさん!ボクは女の子だけって言ったでしょう!」
ゴリッキ:「そうなんだゴリ!男の子はじゃまなんだゴリ!」
6才/男(両方)
アビーラ直属の配下である二人組。敬語を使うやせた方がブリッキ、ガタイがよく語尾に「ゴリ」がつく方がゴリッキ。
アビーラの命令でパサランを攫ったころから因縁がつき、冒険の途中でバッタリ出会っては衝突する。
「ハゾハゾ モゲハッ!」
長男:ハンゾー
次男:ハンゾン
三男:ハンゾロ
四男:ハンゾチ
五男:ハンゾネ
六男:ハンゾラ
年齢未公開/男(全員)
ケチャプー王国の至る所にラボを建てている、ギミック発明家の6兄弟。
新しいエリアに行く前に必ず彼らのラボを訪れることになり、珍しい形のものを見せることで新しいギミックを提供してくれる。
「何がハンゾだ!何がモゲハだ!!」
「ゾーイゾイゾイ…
スクラッパ!!」
年齢未公開/男
とある場所の地下にラボを構えるモグリのギミック発明家。
ハンゾ兄弟を
ライバル視しており、自分が地下に追いやられたのは彼らが顧客を奪ったからと謂れのない逆恨みをしている節がある。
おしゃぶりマニアでもあり、おしゃぶりを集めて渡した累積数に応じて、癖が強いが威力の高い「
裏ギミック」を製作してもらえる。
「体を揺らすなんてはしたない事、あたくしがすると思って?」
年齢不詳/女
ラードコロシアムのオーナーを務める、重量級のマダムっぽいキッズ。同時にギミックマスター選考委員長でもあり、各ギミックのLv7を極めると称号とご褒美をくれる。
ゲームの進行役兼お助けキャラの1頭身トマト3人組。赤・黄色・緑がおり、色によって役割が異なる。
デミルを始めとしたドロッパーズ達がトマトを好きになってくれることを願っている。
ナレーターを務める赤いトマト。ナレーションの途中でよく両手を振ってアピールするが、フィールドマップに一切登場しないためやや影が薄め。
「こんにちは! おげんキ?」
ハンゾラボ前を始めとした至る所でアドバイスをしてくれる黄色いトマト。
あざといしぐさをしながら小ネタやヒントをくれる。
おそらくデミル(とプレイヤー)にとって3人の中で一番印象に残るであろう子。
看板に寄りかかって寝てるだけのぐうたらな緑のトマト。
看板に必ずいるため、3人の中では一番出番が多いが、起きて喋ることがないため口調は一切不明。
用語集
+
|
開く |
トマトが嫌いで食べられない、俗に言う「落ちこぼれ」の烙印を押された者たち。
先述の通り、大のトマト好きなアビーラは国民たちにもトマトが好きであることを強制しており、トマトが嫌いなキッズは国の辺境にある強制収容施設めいた村に住まわされる。
原則としてトマトが食べられるようになるまで村の外へ出られないが、例外的に「トマト記念日」から1週間は出歩くことを許可されている。ただし監視員に強さを示す必要があるが…
アビーラ王によって開発されたスーパーマシン。見た目は巨大な光線銃。
曰く、国民たちが永遠に子供のままでいられるという夢のマシンとして、トマト記念日の演説でお披露目された。
「永遠にキッズのままでいられる夢のマシンなんて、
これはキッズたちをオモチャに変えてしまう恐怖の改造マシンなのだ!」
盗み聞きされているとはつゆ知らず、パサランの前であっさりと暴露したその恐ろしい実態は上記の通り。
アビーラ王はこれを使うことでケチャプー王国をオモチャの国に変えようと企んでいる。
稼働には特殊なエネルギーの供給が必要で、その供給源のためにパサランを拉致したのである。
先述のスーパーキャラクッカーを稼働するために必要なエネルギーで、パサランの「笑い・泣き・怒り・ドキドキ・ラブラブ」の5つの感情によって発せられるエネルギーを吸収して動力源に変換するというもの。
ストーリーが進行するにつれ、アビーラ王の目論見通りしょうもない手口でどんどんココロエネルギーが吸収されていく。利用されてるってわかってるんだからもっと警戒しろよ…
- わらいエネルギー:バナナの皮ですべるゴリッキという初歩的なコントで大笑いする。笑い声がなんか怖い
- なきエネルギー:「むかしむかしあるところに おじいさんとおばあさんがいました」だけで悲しいお話だと号泣する。そうはならんやろ
- いかりエネルギー:イタズラというレベルじゃないほどの強力な扇風機でスカートめくり。
- ドキドキエネルギー:10秒に1千万回ボタン連打というTASさんでも絶対無理なチャレンジをやらせ、失敗のペナルティとしてセーブデータを消去…するフリする。
- ラブラブエネルギー:最後の最後に敢えてデミルとパサランを再会させる。
ケチャプー王国の各エリアを支配する、強大な力を持った6人のキッズ。
エリアの奥底にいるスーパーキッズを倒すことで、トイパーツと呼ばれるオモチャの部品のような物体を手に入れられる…
というより早い話、スーパーキッズの正体こそこれらトイパーツそのものであり、彼らを倒すことは彼ら本来の姿に戻すということにもなる。
アビーラの根城たるギミックパレスに乗り込むには、彼ら全員を倒し6つのトイパーツ全部を集める必要があるらしいが…
なお、それぞれの名前の由来は英単語の間投詞や熟語である。
モグラ新聞社のエージェント「スパイアリ」が、攫われたパサランの様子を映した映像ディスク。各エリアのスーパーキッズを倒した際にレレクを介してデミルに手渡される。一度手に入れたスパイデータはエリアの至る所にいる再生ロボットで見直せる。
それぞれのギミックのLv7を極めた時にもらえる称号。「戦闘で」一度でもLv7を成功したギミックには王冠マークがつき、ブッチャベスにマスターの証を見せると褒美としてアイテムがもらえる。
また、各タイプ全てのギミックをマスターすると「タイミング/れんだ/ドキドキ/スピードマスター」、ひいては全ギミックをマスターすると「グランドマスター」の称号と超豪華なプレゼントをもらえる。
|
ケチャプー王国
物語の舞台となる、「コドモのコドモによるコドモのための王国」。現在は国王アビーラと彼の率いるスーパーキッズによって統治されている。
肩書き通り、国王はおろか国民も全員子供でほとんどが10歳未満、名有りのキャラでも(未公開を除けば)10歳が最高齢である。
+
|
大人はいないのか? |
子供ばかりで大人は出てこないのかという疑問も上がるだろうが、一応は出てくる。
成れの果てであるモンスターとして。
アビーラ率いるスーパーキッズとの戦いに敗れた大人達は、一人残らずモンスターに変えられてしまったそうだ。
すなわち本作で戦うエネミーは、一部を除き「大人だったもの」ということになる。
よりにもよってこの事実がわかるのは最も序盤であったりする…
|
コボレー村
物語のスタート地点。トマトが嫌いなドロッパーズ達が住まわされている、辺境の崖の窪みに広がる村。マイルドではあるがいきなり黒い任天堂全開。
地上には外への門とイヤミな監視員のいる事務所があり、普段住民が村の外に出ないように見張っている。
コボレー村の近くにある、シダ植物のような木がうっそうと生い茂る森。弱いながらもモンスターがうろついている危険地帯と認識されている。
回復アイテムである「チチカバグミ」やその原料と思われる「チチカバフルーツ」が多く手に入る。
森の奥には「オモチャのいせき」という文字通りオモチャで出来た遺跡が佇んでいる。序盤でパサランの置き忘れたオモチャを探しにここを訪れることになるのだが…
マヨネンランド
ピラミッドのような形をした美容の街。住民は綺麗好きで美を追及しており、美容院や温泉などの施設が立ち並ぶ。
マヨネンランド名物の温泉。油分を含んだ温泉の湯は肌に良いらしいが、見た目がどう見てもマヨネーズである。このお湯の源泉は付近にある洞窟「マヨホール」から流れているが、最初に訪れたときはアレサが自身のロボを赤く染めるためにお湯を独占していた。
温泉にカエルのマスコットが置いてあったり、カエルのモンスターがたくさん出現すると、やけにカエル推し。おそらく風呂桶で有名なアレのせいだろうか…
+
|
BOSS:ウープス |
「知ってる?キッズのスープを飲むとお肌がツルツルになるのよ。
さあ、わたしがキレイになるために、おいしいスープになってくださいね。」
美容に何よりも気を遣う女王様めいた風貌のスーパーキッズ。モチーフはクレオパトラかと思われる。常に風呂に入っており、移動する際もネジ巻き動力の移動式バスタブを使っている。下はビキニを着用しており、子供のくせに無駄に若干スタイルが良い。
謁見には珍しい物をお土産として持っていく必要があり、デミル達は美容に効果のある「ベルマッシュ」なるキノコを持って行くことで侵入に成功。
しかしウープスの目的はそうやって誘い込んだキッズを美容のためのスープにして食べてしまうことであり、まんまとやって来たデミル達も999~1000人目のキッズスープとして食べようと襲いかかってくる。
最初のボスとはいえ、考えなしに戦うと痛い目を見る相手。本体を回復するお風呂と防御を上げてくる手鏡といった部位を破壊してから本体を叩くと良いが、HPが減ってくると全体毒攻撃を放ってくる。全体回復ができるチチカバクッキーはここまでに温存しておきたい。
最期は戦いに敗れたことで肌に悪いと嘆きながら、トイパーツ「ネジ」に戻った。
|
ナンプラグーン
沖合の小島と海底の施設からなる、音楽の街。海底にはエレベーターを介して行くことができ、「うらしまガム」という特殊なガムを噛むことで何もつけずに海底を歩くことができる。
名前の通りゴツゴツした岩ばかりの島で、住民たちのほとんどは歌うように話す。文字通り
岩のロックと音楽のロックをかけたしゃれたネーミングである。ちなみにロックアイランドと本島は
ペットボトル型の大砲で行き来する。
中央には宿泊施設とレコーディング施設を兼ねるホテル・アルカトラがそびえ立つが、その外観と刑務所みたいな内装から「
監獄」と言われている。
これがホントの監獄ロックってか。
ガーゴという海賊が所有していた海賊船跡。どうして沈んだかについては内部にある日記に書かれている。
今もガーゴ船長の幽霊が出没する噂もある一方、船の奥にはミラーボールのようなでかい真珠「ミラーパール」を生み出す巨大真珠貝「ミラ貝」が鎮座するという話もある。
沈没船を遊園地に改造しようと企む不埒な輩もいるとかいないとか。絶対呪われるぞ
ナンプラグーンの海底に建つ、スーパーキッズ・アウチ所有のコンサートホール。ウミガメの形をしている。アウチが毎日コンサートを行っていた場所で、アウチ亡き後も他のバンドグループによるコンサートが繰り広げられる。
+
|
BOSS:アウチ |
「♪ハロ~~~~~~~~!!
♪みんなロックしてるぅ~?」
どっからどう見ても某ロックシンガーの格好をしたスーパーキッズ。ぐるぐる巻きのどでかいリーゼントと好物のドーナッツを模したベルト・マイクが特徴。
自身のステージに飾るためにミラーパールを狙っているが、自らは戦わずにデミル達がミラ貝を倒した隙を狙って横取りすると、自らの手…もとい自らの服を汚さない狡猾さを見せた。
(ミラーパールを横取りされて怒り狂ったアレサに引っ張られる形で)アウチシアターに殴り込むことでようやく戦闘となる。
素早さダウン・毒・眠りと多彩なデバフ攻撃を行ってくるため、状態異常回復を怠らないように。
最後は自慢のリーゼントを叩き折られて敗北、トイパーツ「歯車」に戻ったことで、この日が最後のコンサートとなってしまった。ちなみにミラーパールの中にはレレクが入っていたため結局手に入れることはかなわなかった。
|
オイスタウン
お菓子の家ならぬお菓子の街。ケーキの壁が張られた街の中にはまさにお菓子の建造物が立ち並び、地下には
チョコレートが流れる
下水道がある。ここに住むキッズたちはとある理由により太った子ばかりである。
各区画はノミコンダというヘビ型のトンネルで繋がっているが、最初の一色を除き対応する色のバナナを持っていないと通れない。
ソフビーの父が息子の
ダイエットのために建てたというシェイプアップ施設。ノミコンダに詰まったソフビーの依頼により、彼を引っ張り出すための道具をとってくることになるが、そのありかを開くためにシェイプアップに励む羽目になる。
街のはずれにある闘技場。「プクリンピック」という競技が開催されるほか、攻略後はギミカというサブ
ゲームが遊べるようになったり、ギミックマスターの称号を受けられるようになる。
+
|
BOSS:ホワット |
「ここはしんせいなるボキとマンプクたちのコロシアム。
でちゅからふつうのキッヂュは
イタい目にあわせてやるぜーーーっ!」
丸々太った怪獣みたいな、キッズとは到底思えないほどの巨漢。普段は活舌の悪い赤ちゃん言葉のような口調だが、キレると攻撃的な口調になる。
痩せたキッズを見ると機嫌が悪くなるため、オイスタウンの住民は着ると太ったように見える「マンプクスーツ」の着用が義務付けられる。
ラードジュースといういかにも健康に悪そうな飲み物が大好物。
ラードコロシアムの特別席でプクリンピックの観戦を楽しんでいたが、あるインシデントによりデミル達のマンプクスーツが破壊されたことで激怒。そのまま部屋まで殴り込んできたデミル達と激闘を繰り広げることに。
最初のうちは本体の攻撃力は大したことはないが、回復源のラードジュースを破壊するとブチ切れて強力な攻撃が解禁されるので、十分に防御を上げること推奨。
敗北後は大爆発を起こし、あとには飛び散ったベトベトの脂とトイパーツ「スプリング」だけが残った。
|
タルタルバレー
お墓や骸骨と言ったホラー要素満載の、ハロウィンにぴったりな峡谷。住人達も魔女やフランケンと言った西洋妖怪要素が多い。初めはマジックペンキなる代物でほとんどの住人が
透明人間となっているが、雨が降るとたちまちペンキが落ちてしまうようで…
町の外れにある切り立った崖。近くにはスーパーキッズ「リルビ」が潜む樹のような建造物「マジカルツリー」が佇む。
崖から飛び降りて谷底から吹く「ようせいの風」に乗ることができれば星になれるという噂があり、星になりたくても飛び降りる勇気がなく躊躇うキッズがいるのだが…失敗したら別の意味で星になってしまうだろ
みんなの
トラウマスポットとして名高い、標高4,888mの山。ゴンドラで麓の洞窟入り口に着いた後は、半分魔物の体内のような洞窟を進みながら頂上を目指す。
入り口からして
生々しい口のトンネルだったり、道中で
目玉を押したり引いたり引っこ抜いたり、
一部モンスターにグロテスクなものが混じっていたりと、ホラー嫌いにとって
絶叫間違いなしのダンジョンとなっている。これでCERO:Aだぞ…
頂上に佇む「ムーン教会」には降雨システム「アメドス」があり、ここに住まう泣き虫シスターズ三姉妹が泣くことによってタルタルバレーに雨を降らせる。しかしこれが故障して雨を降らすことができなくなっていたため、デミル達は教会の上に浮かぶ月のような気球「ムーンバルーン」でSOSサインを出すことになる。
+
|
BOSS:リルビ |
「わたしは何でも知っています。あなた達の目的も、あなた達とわたしの運命も…」
頭から翼が生えたハーピィのような見た目をしたスーパーキッズ。運命論者であり、自身や他者の未来に対してどこか諦観的。
戦闘は苦手で自分が弱いボスだと思い込んでいるが、実際弱い。
タルタルバレーに訪れ真っ先に戦うことになるが、あっさり敗れトイパーツ「電球」に戻ったのであった。
「ふ…うむ… キス と は こ んな もので いいのですか?」
リルビに心酔していた「ねこうもりキッズ」にトイパーツを奪われ、捜索・追いかけっこの果てに復活。しかしその姿は口の中に元のリルビの顔があるカマキリのような悍ましい怪物としか言いようがないものになってしまっている。
自らを復活させたねこうもりキッズにキスを求められた際にビームで爆殺・消滅せしめた後で上記のセリフを吐くと知性もほぼ失われており、もはや身も心も凶暴なバケモノ。
もちろん戦闘力も初戦の時から大幅に上昇しているため、体勢を整えてから挑みたい。怪物の片方の目からリルビの顔が生えてきたら、まずそちらから潰すと良い。ほったらかして両目に顔の生えた完全体になると、強力な連続攻撃を仕掛けてくる。
みんなのトラウマともいえる姿に変貌したデスリルビに引導を渡し、再びトイパーツに戻したところで、今度こそタルタルバレーは攻略完了となる。
|
ソイシティ
近未来化が進んだ大都会。張り巡らされたハイウェイや地下鉄、デパートや銀行、テレビ局といった施設も充実している。…が、ハイウェイやマンションでは何故か大勢のモンスターが徘徊している。
国中のスクープを記事を集めた「モグラしんぶん」の本部。スクープ記事を書く以上敵が多く様々な場所から追われているため、地下鉄車両の一部というまず他人にはわからない場所に本部を構える。
ここでデミルを迎えた編集長「マクビ」は、スーパーキッズの元への案内を約束する代わりに、スクープへの協力を持ちかける。
ソイシティにある王国最大の銀行。中の金庫はどういうわけか金の延べ棒でできたダンジョンになっており、その奥にはアビーラ特製の最高級トマトジュースが巨大なカップに入った状態で(
フタをしないで)保管されている。
缶に詰めろよ腐るぞ
DQ6の試練の塔にある3つの扉を彷彿とさせる謎解きがある。
ソイシティ上空に浮かぶ人工衛星。ソイシティを治めるスーパーキッズ「シャラプ」の根城でもあり、彼のアヤシイ企みが渦巻く場所でもある。
+
|
BOSS:シャラプ |
「ここまで来やがって!オレは今すごく頭にきてるんだっ!
お前らにオレ様の恐ろしさを見せつけてやるっ!」
ソイえいせいに根城を構える でんきタイプなスーパーキッズで、黒猫のような姿にプラス・マイナスの形の電極な両腕とコネクタになった尻尾を持つ。
公式イラストではすました顔をしているが、その本性は荒っぽく豪快。
自身の開発したミニミニ化光線「スーパープチクッカー」を衛星に搭載し、国中の人々をアリンコサイズに小さくしてやろうと企んでおり、それを阻止せんと侵入したデミル達と対峙する。
バトル時はただ闇雲に殴るのではなく、シャラプのセリフを元に腕を攻撃して条件を満たす必要がある。
敗北したシャラプはトイパーツ「ボディ」へと戻され、ソイえいせいもマクビ編集長の工作で自爆。彼の野望は星屑へと散ったのであった。今回では大掛かりなパーツが手に入るが、今までのパーツがガラクタだと突っ込んではいけない。
|
バルサミドーム
スーパーキッズ「チェキダ」の設計した、ドーム状の建物の中に広がるゲージュツの街。
ドーム内部の全てというよりドームそのものが一つのゲージュツとして成り立っており、チェキダに感化されゲージュツキッズを自称する住人が多い。
実はドームは表と裏が存在し、鏡写しのような世界となっている。訪れた当初は未完成ではあるが、相反する二つの世界のものの状態を同じにすることで、表裏一体のゲージュツとして完成する…らしい。
表バルサミドームの中にある、二つの茶道の間。ゲージュツキッズの一人が描いた掛け軸がそれぞれの間に飾られているが、虫の卵やら場違いなモンスターやらが混入して大変なことに…
裏バルサミドームの内部にある
ダンジョン。
レム睡眠・ノンレム睡眠をテーマとしたダンジョンであり、
ムーンサイドのようなトリップ感を誘う背景や敵がといい、神秘的ながらも不気味なBGMといいみんなのトラウマ
ダンジョン候補。
二つの迷路は
表裏一体となっており、片方で仕掛けを解くともう片方にも変化が起こる。両方の迷路の仕掛けを交互に解き、目標物回収までの道を開いていく事になる。
+
|
BOSS:チェキダ |
「ほんとうはウソで ウソはほんとう」
「ユメはげんじつで げんじつはユメ」
- スーパーキッズ・チェキダ
「ウヒョヒャハヒョキャハヒョ!」
鳥の翼のような両腕とサイケデリックな面構えをした画家のようなスーパーキッズで、バルサミドームのみならずケチャプー王国中の建築物を設計したのも彼。
表裏一体をテーマとしたバルサミドームの表と裏を繋げ、一つのゲージュツとして完成させた先の部屋でデミルたちを待つ。
前半戦は両腕と本体を殴るたびに色が変わるので、チェキダのセリフをヒントに色を操作して条件を揃えてから本体を攻撃する必要がある。後半戦は一転して色問わずダメージを与えられるものの、怒涛の8連続攻撃を仕掛ける発狂モードとなるので、回復を怠ると危険。強力なギミックを惜しみなく使って一気に倒してしまいたい。
死闘の末敗れたチェキダは、最後のトイパーツ「電池」に戻る。
|
ギミックパレス
ケチャプー王国の中央にそびえ立つ、塔のようなアビーラの根城。頂上にはアビーラの大好物であるトマトをかたどった玉座の間が鎮座する。
レンガの壁で閉ざされた入り口は、デミルが初めてレレクと出会い、中に入るために6つのトイパーツが必要ということを知らされると、彼の本格的な冒険の起点となる。
ギミックパレスのお堀に当たる、トマトジュースめいた赤い池。パサランを攫われた際にデミルが落とされた場所でもあり、作中では再侵入不可能のエリアとなっている。
+
|
全てのトイパーツがそろうと… |
6つのトイパーツが揃うと、レレクの口よりアビーラとスーパーキッズにまつわる真実が語られる。彼らはもともと1体のロボットだったこと、壊れて打ち捨てられたそれに恐ろしい力が宿ったことで誕生した存在であること。
そして6つのトイパーツは合体して一つのロボット─ギミックロボとなった。しかし頭のないギミックロボは、その頭部にあたる存在・アビーラを求めて壁を破壊し中に入っていったため、後を追って侵入することになる。
パレス内部は全部で大まかに7区画で、しかもそれぞれの区画が長く入り組んだ迷路のようになっているため、ラストダンジョンらしく攻略時間は長い。途中で3人の仲間を操作する関係上パートナーが固定される場面や、その場面のラストで立ちはだかるギミックロボと戦う場面も存在する。
|
+
|
BOSS:アビーラ |
ラスボス:アビーラ
「わはははははは!!!最後の戦い!楽しませてもらうとしよう!!!!」
最後の策略でスーパーキャラクッカーの起動に必要なココロエネルギーが全て集まったことで、ついに恐ろしい計画を実行に移さんとする。そしてエネルギーを集めたことでパサランは用済み…とはならず、彼女と結婚すべく手始めにお嫁さんロボットに変えようとしていた。
デミルが当然激怒し、アレサも愛想を尽かせ掌を返すほどの暴挙を止めるため、最後の戦いが始まる。
バトルは初期スーパーキッズのようなシンプルな3部位構成なので全体攻撃ギミックで早急に部位破壊をしていきたい。左手の光線銃をパサラン人形に持ち替えると回復と高威力攻撃を放ってくるため要注意。
死闘の末、アビーラはデミル達を甘く見ていたとこぼしながら地に伏した。
「ガ ガ ガガガガ ギギギ ギギギ」
「パサラン パサラン ワタシハ
オマエト ケッコン ケッコン スル」
「ガガガガガガガガガ ンガガガガッガ!」
ギミックロボとその頭部にあたるアビーラが合体した姿。その元の姿こそパサランがオモチャのいせきに置き忘れていたというギミックロボであるが、宿った力によってかその面影を残しながらも半分エイリアンのような姿へと変貌してしまっている。
もはや理性も知性も失われ、元の持ち主であるパサランへの執着心だけで動いていると言っても過言ではなく、暴走を止めるために本当の最後の戦いが繰り広げられる。
完全体というだけあって尋常じゃない程に強く、Lv.99かつHPをブーストし、防具を最強装備にしても一筋縄でいかない程苦戦必至。本体へのダメージによって顔の一部が壊れ、ロボットとは思えない有機的でグロテスクな顔を晒したら、超高威力の全体攻撃を警戒すべし。
敗北してもしぶとく、最後っ屁としてケチャプー王国をオモチャに変えんとスーパーキャラクッカーを起動させるが、ソフビーの体を張った作戦で発射口が折れたことで、光線はアビラスを直撃、オモチャに戻ることすら許されず消滅するのであった。
|
???
+
|
※エピローグネタバレ注意 |
アビーラ…もといアビラスを倒し、パサラン(とついでにケチャプー王国の平和)を取り戻したのも束の間、ギミックパレスはてっぺんの玉座の間を残して崩壊。
その玉座の間もボールのように跳ねながら王国の外へと投げ出され、海を超えた末流れ着いた国がここ、ニガピー王国。
ケチャプー王国がトマトモチーフなのに対し、こちらはピーマンモチーフ…というより最初にデミル達の目に飛び込んだのが、玉座の間がピーマンになった緑のギミックパレスだったと入った瞬間オチがついていた。
そこでよりにもよってピーマン嫌いのアレサが国王「ピマーラ」に攫われたことで、彼女を助け出すために新たな冒険が始まる…というベタベタなループオチでストーリーは締めくくられる。
|
余談
- お世辞にもメジャーではないものの、コミカルで可愛いらしいキャラクターの数々や泥臭い展開が極力少ない王道的シナリオ、ほどよいレベルの黒い任天堂要素が絡められているため、根強いファンも少なくない。
そのため「ピーマンアドベンチャー」なる続編を求める声も未だ絶えないが、2019年にアルファドリームが倒産してしまった事もあってその可能性も絶望視されている。
- 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALにて、デミルとトマトリオがスピリットとして登場している。スマブラダイレクトにてその存在が確認された時はファンが歓喜したとか。
スピリッツバトルにおいては、デミルはしずえWithうさぎずきん、トマトリオは赤・黄・緑のカービィ3体に乗り移っており、アイテムに気を取られやすくなっている&デミルは食べものでパワーアップする特性となっている。そしてどちらもアイテムはマキシムトマトしか出て来ない。デミルってトマト食べれないんじゃ…?
ついき しゅうせいは
トマトも ピーマンも
たべれる かたが
おねがいします。
⁽⁽🍅⁾⁾
- CMの歌が印象的だったなぁ -- 名無しさん (2024-06-02 12:22:47)
- パサランがメンバーだったらどんなギミック使ってたか気になる -- 名無しさん (2024-06-02 12:57:08)
- 生まれてから数えて10歳以上が不在という意味では同じ任天堂のゼノブレ3のアイオニオンもだがこちらはまだマシと言っていいものなのか -- 名無しさん (2024-06-02 13:29:16)
- アビーラの正体がアレなの、時系列おかしくない?っていつも思う -- 名無しさん (2024-06-02 13:37:14)
- トマトマトマートケチャプップーの印象は今でも残ってるわ -- 名無しさん (2024-06-02 14:59:36)
- チェキダ戦前の梯子でもう一人の自分に追いかけられるシーンがめっちゃ怖かった -- 名無しさん (2024-06-02 15:54:06)
- トマトマトマ~トケチャプップ~♪ -- 名無しさん (2024-06-02 16:17:30)
- てかこれマリルイrpgの会社産だったのか。 -- 名無しさん (2024-06-02 16:21:10)
- ストーリーが変なとこで終わってるけど、続編を作る気があったのかはちょっと怪しいような…DS時代に入っても匂わせとかそういうの無かったし -- 名無しさん (2024-06-02 16:47:52)
- タマタマタマーゴマヨネーズーみたいな替え歌が流行った思い出 -- 名無しさん (2024-06-02 17:34:22)
- まああのオチは変なところで終わったと言うよりはある種のギャグオチだからなぁ1ファンとしてはずっと続編待ってたけど -- 名無しさん (2024-06-02 18:23:10)
- スクリーム山のロープ登りで詰んだことがある。 -- 名無しさん (2024-06-03 00:35:19)
- どす黒い任天堂筆頭。人肉スープとか -- 名無しさん (2024-09-02 22:52:07)
- 明るく可愛い感じと見せかけて、妙な部分でやたらグロいんだよなあ -- 名無しさん (2024-11-15 00:13:19)
最終更新:2025年05月18日 16:12