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聖獣王ペガサス

登録日:2026/01/01 Thu 00:00:01
更新日:2026/04/26 Sun 22:07:13
所要時間:約 10 分で読めます





フィオナの森から突如現れた聖獣王。

放出される生命エネルギーは、
超獣世界に生きているすべてのものを合わせたよりも膨大であった。
*1


聖獣王ペガサス》とは、TCGデュエル・マスターズ」のカード。
DM-12「聖拳編 第3弾 魔封魂の融合(エターナル・ボルテックス)」に収録されたクリーチャーである。レアリティはスーパーレア。


概要

二体のクリーチャーを進化元として召喚する進化V(ボルテックス)友好色二文明を携えて登場した五体の王の一角。
ペガサスの名を冠して金色の鎧を纏った聖なる獣王で、溢れんばかりの輝きと生命力を宿した自然
初の種族「セイント・ペガサス」が実装されたカードでもある。

聖拳編の背景ストーリーでは物語終盤に登場。
蛇魂王ナーガ》《英霊王スターマン》らと共に重要な役割を果たした。


解説

聖獣王ペガサス SR 光/自然文明 (6)
進化クリーチャー:セイント・ペガサス 12000
マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。
進化V―自分のホーン・ビースト1体とエンジェル・コマンド1体を重ねた上に置く。
このクリーチャーが攻撃した時またはバトルゾーンを離れた時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それが進化クリーチャー以外のクリーチャーであれば、バトルゾーンに出す。それ以外のカードであれば、自分の手札に加える。
T・ブレイカー

進化Vとして指定されているのは、自然と光の種族であるホーン・ビーストエンジェル・コマンドをそれぞれ1体ずつ。
ホーン・ビーストについては進化元の用意が中々に困難。
ペガサス以前にはコスト4以上の中量級が大半を占める種族であり、比較的軽めのコスト3でも申し訳程度のパワー上昇効果が付いた準バニラの《跳躍するトルネード・ホーン》やサバイバーの《威嚇するスマッシュ・ホーンα》くらいのものであった。
一応、ペガサスの同弾にはコスト3ながら2打点持ちの《覚醒するブレイブ・ホーン》が収録されている他、後の世にはS・トリガー獣の《怒号するグリンド・ホーン》も登場しており、進化元の不足に関してはある程度緩和された。
一方のエンジェル・コマンドもコスト5以上が大半の種族であり、それこそホーン・ビースト以上に事前準備が面倒な種族だった。
しかしこちらも時を経てカードプールが増大し、文明の垣根を超えた闇文明エンジェル・コマンドや、ホーン・ビーストと同じエンジェル・コマンドのトリガー獣が新たに登場している。
デメリット効果無しのコスト4どころか3以下のエンジェル・コマンドも珍しくなくなっており、進化元の用意については殆ど不自由しなくなっている。

こうして召喚される聖獣王は、自然文明持ちという事もあって3打点の12000の基礎パワーを持ち、五体の王の中でも同じく自然を併せ持つ《太陽王ソウル・フェニックス》に次ぐ数字を誇る。
そして五体の王共通の場を離れる際に起動する効果は、スターマンと同じくアタックトリガーでも発動され、山札の一番上が非進化クリーチャーであれば踏み倒しでき、そうでなければ手札に加えるというもの。
進化クリーチャーでさえなければ無条件に踏み倒しできるので非常に強力…と言いたいところだが、実のところかなり癖の強い効果でもある。
まずペガサス自身が進化クリーチャーなので、複数枚採用していればそれだけ踏み倒しからのハズレ枠が増えていく。
また、早期召喚のために低コストで扱いやすい進化元を多数採用しても、今度は踏み倒したいクリーチャーの出力がみるみる低下していくというジレンマが発生する。
ただ、こうした欠点も後の世のカードによってある程度解消されており、初動の呪文によるマナ加速と踏み倒したい巨大クリーチャーを同時に担えるツインパクトカードや、場に出す際は非進化だが進化クリーチャーとしても出せるNEOクリーチャーの登場が追い風となっている。

踏み倒し効果自体は収録当時から変わらず強力なので、カードプール時代では今後も輝けるポテンシャルを秘めたクリーチャーと言えよう。


派生カード

アアルカイト <ペガサ.Star> SR 水/自然文明 (6)
スター進化クリーチャー:トリックス/ペガサス/レクスターズ 12000
スター進化:レクスターズ、水のクリーチャー、または自然のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それが進化ではないクリーチャーなら出し、それ以外なら手札に加える。
このクリーチャーが攻撃する時、自分の他のクリーチャー1体の、そのクリーチャーが出ることによってトリガーする能力を使ってもよい。

王来篇にて収録されたペガサス初の派生カード。
歴代のクリーチャーが現代のクリーチャーに手を貸すレクスターズの一員として、ペガサスが《C.A.P. アアルカイト》に継承された姿である。
なお、継承に伴って大半は種族も受け継がれているのだが、ペガサスの場合は「セイント・ペガサス」から新規種族の「ペガサス」部分のみを継承するという例外的な処理となった。
これによって「セイント・ペガサス」自体は単独種族を保つという妙な優遇を受けていた。

性能自体は聖獣王から色濃く受け継がれており、パワーと打点は据え置きである。
聖獣王を象徴する山札上からの非進化クリーチャーの踏み倒しもそのままだが、レクスターズ化にあたって効果の起動方法がcipに変更され、元より発動しやすくなった。
アタックトリガーは他の味方クリーチャーが持つcipを再使用するというもの。
ジョット・ガン・ジョラゴン》などでお馴染みの能力であり、強力なcipを複数回使用できる可能性を秘めたユニークなクリーチャーである。

獣王(バイオ)B(ビー) ペガサス UC 光/自然文明 (3)
進化クリーチャー:セイント・ペガサス 8500
進化:光または自然のクリーチャー1体の上に置く。
W・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時または離れた時、自分の山札の上から1枚を表向きにする。それがコスト3以下のクリーチャーなら出してもよい。こうして出さなければ、それを山札の下に置く。

逆札篇に収録された「我竜塔」所属のペガサスの姿。
このクリーチャーの登場に伴い、ついにセイント・ペガサスが単独種族でなくなった

性能についての解説はそちらの項目を参照。


関連カード

兄は屈強な肉体の面影を、弟は巨大な力の一部を、偉大な王から受け継いだ。

勇猛幻風グリタリス UC 光/自然文明 (3)
クリーチャー:ホーン・ビースト/レインボー・ファントム 4000

覚醒するブレイブ・ホーン R 自然文明 (3)
クリーチャー:ホーン・ビースト 1000
W・ブレイカー

聖獣王と同じ弾に収録された2体のホーン・ビースト。
グリタリスが兄でブレイブ・ホーンが弟である。
上述のブレイブ・ホーンに書かれたフレーバーテキストから、どうやら「偉大な王」ことペガサスから一部の能力を受け継いだ兄弟の模様。
「屈強な肉体」は光と自然を併せ持ったレインボー獣である事、「巨大な力」とはT・ブレイカーの事だろうか。

なお、兄であるグリタリスはレインボー・ファントムも併せ持つ事から、ペガサスと同時にデュアル進化獣の1体《超剛勇幻風ジャガスター》の進化元としても意識されている。

勇猛霊騎ペス UC 自然文明 (4)
クリーチャー:ホーン・ビースト/アーク・セラフィム 3000
バトルゾーンにある自分の光と火のクリーチャーすべてのパワーは+2000される。

エピソード1の時期に収録されたクリーチャー。
ホーン・ビーストである事以外に聖獣王との関連性は無さそうだが、イラストでは聖獣王と同じく金色の鎧を纏い、角の装飾に加えて羽まで生やしている。
クリーチャー名の「ぺス」もペガサスを圧縮したものとなっており、理由は不明だが聖獣王を意識したクリーチャーとなっている。


デュエル・マスターズ プレイス

DMPP-05「永遠の戦渦 -VORTEX OVERLOAD-」にて、他の五体の王と共に収録された。

  • 2020年8月20日~2020年9月16日
聖獣王ペガサス SR 光/自然文明 (6)
進化クリーチャー:セイント・ペガサス 12000
進化V−自分のガーディアン1体と自然のクリーチャー1体
攻撃する時またはバトルゾーンを離れた時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。それが進化でないクリーチャーであればバトルゾーンに出し、それ以外のカードであれば自分の手札に加える。
T・ブレイカー

DCG化にあたって使いやすいように性能が変更された。
大まかな性能はTCG版から据え置きだが、進化元がガーディアン+自然文明を含むクリーチャー1体ずつに変わっている。
中量級が中心だったホーン・ビースト+エンジェル・コマンドの組み合わせから解放されたのは大きく、特に進化元の片方は自然さえ含んでいればOKなので様々なクリーチャーが候補になった。
ガーディアンにしても軽量級が中心に存在するため、進化元を用意するハードルの高さが大幅に緩和され、出しやすくなっている。

…が、ここまで緩和されも尚採用率が伸びなかったため、実装から一月と経たない内に能力の上方修正が決定。
太陽王ソウル・フェニックス》共々修正が入り、以下のように変更された。

聖獣王ペガサス SR 光/自然文明 (5)
進化クリーチャー:セイント・ペガサス 12000
進化V−自分のガーディアン1体と自然のクリーチャー1体
攻撃する時またはバトルゾーンを離れた時、自分の山札からランダムな進化でないクリーチャー1枚をバトルゾーンに出す。その後、山札をシャッフルする。
T・ブレイカー

コストが1低下し、5マナで出せるようになった。
他にも、アタックトリガー&場を離れた際の踏み倒し効果に大幅なメスが入り、山札から非進化クリーチャーをランダムに踏み倒すという効果になった。
これによって非進化以外であればドローできる効果が消滅し、代わりに山札に非進化クリーチャーがあれば必ず踏み倒すようになり、使用感が大幅に変わっている。


背景ストーリー

仙界に封じられていた五体の王の一角。
当時、超獣世界ではレインボー獣と単色の一団「無限軍団(ウェーブストライカー)」による敵対や、デュアル進化獣と非進化レインボー獣の反目などの激戦が続いていた。
そんな中、力なき民たちの祈りによって復活したのがペガサスを始めとする五体の王であった。

カードにおいてナーガの具体的な活動は明かされなかったが、プレイスでは幾らか掘り下げられた。
突如としてフィオナの森から現れ、超獣世界に生きる全てのものを合わせたよりも膨大な生命エネルギーを放出した模様。

そのまま他の王と共に圧制を敷いていたが、仙界の火山より突如として《龍炎鳳エターナル・フェニックス》が降臨する。
その誕生を察知した五体の王は仙界へと戻るが、エターナル・フェニックスが放つ炎の一撃によってペガサスは《蛇魂王ナーガ》《英霊王スターマン》と共に一瞬で焼殺されてしまうのだった。

だが、死後もその膨大な生命エネルギーはフィオナの森を活性化し続け、森の再生に貢献したようだ。

王来篇

新章世界に侵略者ディスペクターが襲い来る最中、聖獣王は自身の力を《C.A.P. アアルカイト》へと継承。
アアルカイト <ペガサ.Star>》となってレクスターズに味方し、ディスペクターに立ち向かっている。

逆札篇

天高くそびえる塔「我竜塔(ガルド)」に住まう26の使徒が統治する世界。
その塔に九つある部屋の一つ、《我竜塔第一層 セイント・キャッスル》を治める17柱の神々の1柱が《獣王(バイオ)B(ビー) ペガサス》であった。

我竜塔に反逆せんと殴り込んできた《逆札神ヘヴィ・メタル》に対し、17柱の神々総出で鎮圧に掛かって瀕死に追い込んでいく。
しかしそこへ、この世界に漂着した《謎の存在 メモッタ》が現れ、ヘヴィメタルと接触して《逆転龍神ヘヴィ・ウィン・メタル》へとパワーアップさせてしまう。
その圧倒的な力を前に、ペガサスもやむなく撃破されるのであった。


余談

  • イラストを担当されたタカヤマトシアキ氏がアップされた全体イラスト(項目冒頭の画像)は実は実物のカードに使われたイラストと細部が異なっている。
    実物カードに使われているイラストと比べると翼の色が変わっていたりエフェクトが足されていたりと全体的に派手になっているが、アルトアート版の登場が予定されていたのだろうか。



フィオナの森から突如現れた聖獣王。
追記・修正される文章量は、アニヲタwikiに生きているすべての項目を合わせたよりも膨大であった。

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最終更新:2026年04月26日 22:07
添付ファイル

*1 画像出典:https://x.com/tata_takayama/status/1919574406298501493 旧Twitter イラストレータータカヤマトシアキ氏 @momos_page 2025年5月6日掲載 ©Wizards of the Coast/Shogakukan/Mitsui-Kids