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血祭党(ウルトラ忍法帖)

登録日:2026/08/10 Mon 15:05:51
更新日:2026/08/15 Sat 10:50:11
所要時間よく聞けっ、この項目は約 4 分で読めるぞ!





よく聞けっ オレは金持ちだ!!
金のつぎは名誉と権力!!

鶴亀の国の将軍になるのがオレの夢よ!!


血祭党とは、『疾風ウルトラ忍法帖』に登場する忍者集団。


概要

『疾風』前後編「血祭党編」(ボンボンKC、電子書籍版共に2巻、復刻版1~2巻収録)に登場した、大富豪忍者・磨紅魔(まぐま)乱童(らんどう)率いる忍者集団で、記念すべき劇中最初に登場した「朧党以外の悪の忍者集団」である。


金にあかした経済面からの侵略をメインとしており、買収に応じないのであれば暴力も辞さないというスタンス。
一見すると超リッチな組織に思えるが、乱童が人(忍獣)を人(忍獣)とも思わないドケチな下種野郎であるため、
給料はわずか100円というゾフィーお頭中抜きされていた頃のウル忍よりもひどい有様であり、
しまいには役に立たないからと殺害されそうになる始末であった。

こんなノブレス・オブリージュのかけらもない忍者の風上にも置けないヤツが首領だからか、劇中に登場した悪のの中でも規模はかなり小さい部類に入り、
金で騙して雇った怪夢瑠十人衆とロボットのキング=ジョーを除けば、実動員は1人しかいない

結果的に前後編という短いストーリーであっけなく壊滅してしまったのだが、この頃のウル忍は完全ギャグ漫画であったためこれ以上掘り下げようがなかったともとれる。
なんにせよ、劇中の忍者組織の中の戦力においては決して高い部類には入らないだろう。
(それでも、子供だった頃のマンセブンにあっけなく滅ぼされた怒愚魔党に比べれば、多少なりともこの2人を苦戦させたキング=ジョーがいるだけマシかもしれないが…)


構成メンバー


磨紅魔(まぐま)乱童(らんどう)

血祭党首領。
極貧のウル忍とは対極的に大金持ちであるが、性格は金持ちというか成金そのものの小悪党。
一応、勧誘の為に怪夢瑠十人衆に御馳走を振舞ったりはしているものの、性根は超自己中かつ超ドケチで、
すぐに手のひらを返し怪夢瑠を牛馬のように扱き使った挙句、病気になったとたん処刑しようとした。

一応セミのように背中にへばりつく「忍法背中隠れの術」や純金製手裏剣、お札隠れの術など、それなりに忍術は使える。
本人も「術はいっぱいあるからどれを使うか迷う」と言っている。忍者足るもの思案を過ごすべからず
だが決定的な必殺技と言ったものがなく(持ってる刀も原作のマグマ星人のような手甲剣(マグマサーベル)ではないし)、
ぶっちゃけて言えば中編のヴィランとしてはさして強い方ではなく一般忍獣レベル

その為、キング=ジョーがやられた後は自身の技を駆使して戦おうとするも何を出すか迷っている間に
ウル忍たちからスペシウム光線・ワイドショット・M87光線・ストリウム光線と4連続で光線をぶち込まれ、
敵わぬと見るやお決まりの金遁の術で逃げようとするもサイフを忘れてきて失敗。
最後はマンの投げた八つ裂き光輪で脳天をぶち割られて死亡した。


モチーフ宇宙人は『ウルトラマンレオ』のレオの宿敵として名高いサーベル暴君マグマ星人だが、この頃ウル忍の方のレオはまだ登場していなかった。

愚鈍(ぐどん)

血祭党の忍獣……というか、こいつしかまともな忍獣がいない。
怪夢瑠が蹴散らされたことで「女王さまとおよびィ~~!!」と鞭を振り回したが、
アミアから「教育上よくないからやめなさーい!!」と脳天に苦無をぶっ刺されてわずか2ページで敗北。
更にタロウから解剖バラバラの術で解体された上にメチャクチャな形に縫合されてしまい、死体は後に合体忍獣ポチの材料にされた。

なお劇中の描写に対し担当編集が「減点2!10になったら打ち切りだぞ!」と発言しているが、その11年後に本当に作品自体が打ち切られてしまった

モチーフ怪獣は『帰ってきたウルトラマン』の地底怪獣グドン
結局『ウル忍』に未登場のまま終わった主人公を差し置いて登場している


キング=ジョー

全身純金製時価20兆円を誇るスーパーロボット。
あまりにも高価すぎて敵が傷付けづらいという人間の金銭欲を巧みに利用し、巨体と頑丈さにあかした格闘をお見舞いする。
ロボットなので色仕掛けは全く効果が無いもちろんウホッ!な趣味も無かったが、
なぜかロボットなのに麻酔は効いたため、タロウがブラキオサウルスも眠らせる特大麻酔注射を撃ち込んだことで昏倒。
乱童は「立て!立つんだジョー!!」連載当時のボンボン読者には通じないネタを発するが既に時遅く、
乱童がウル忍一向に倒された後はマンたちがジョーの所有権を廻って揉めている間に怪夢瑠十人衆にめひらす共々回収され、最後は換金されてしまった。

モチーフ怪獣は『ウルトラセブン』の侵略ロボットキングジョー


◆ハイパワー怪夢瑠

ウル忍に砦を破壊され路頭に迷っていた怪夢瑠たちが乱童に金で買収され、焼肉・ステーキ・寿司などを食わせてもらって変貌した姿
たらふく食ったおかげで体格が良くなっており、めひらすを壁にめり込ませるほどのパワーを得たが、奮起した(ろくでもないモノしか食べてない)マンの喧嘩殺法に蹴散らされ、最後はタロウに浣腸を打たれたせいで弱体化し敗北。

その後、強制労働がたたって病気になるも乱童から用済みと見なされ処刑されそうになったため、三郎が逃走してめひらすに助けを乞い、
ウル忍一行が血祭党を壊滅させたのに乗じてそのままキング=ジョーを持ち逃げして朧党を再建した。



余談

上述の通り、僅か2話でアッサリと壊滅した一発ネタの悪の組織ではあるが、連載開始当初は貧乏組織だった朧党はこれ以降は金持ちの組織になり、めひらすもマン達に金をタカられるくらいには金を持ってるヤツという扱いになったり、
怪夢瑠もこの処刑未遂を境にいくらでもいる斬られ役から「かけがえのない十人」という存在となったため、作中における朧党の在り方を大きく変えた重要な存在であったのは事実である。


乱童「え~っと…何追記・修正しようかな~…いっぱいあり過ぎて困るな…」
マン「登場して2話でやられたやつにこれ以上書くことなんかねーよ!!」

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最終更新:2026年08月15日 10:50