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CHAGE “大いに唄う”in 武道館



概要


「CHAGE “大いに唄う”in 武道館」は、1998年6月22日に日本武道館で開催されたCHAGEのソロコンサート。

同年5月15日・16日に中国・上海体育館で開催された「CHAGE 上海之行演唱会」に続くソロ公演であり、CHAGEにとって日本国内では初めてとなる単独名義のコンサートである。

公演の12日前となる1998年6月10日には、CHAGE初のソロベストアルバム『PROLOGUE』が発売された。

セットリストは、『PROLOGUE』収録曲を中心に、CHAGE and ASKAおよびMULTI MAXでCHAGEがメインボーカルを務めた楽曲から構成された。

「NとLの野球帽」「勇気の言葉」「CRIMSON」「Mr.Liverpool」「東京Doll」「レノンのミスキャスト」「SOME DAY」「WINDY ROAD」「ロマンシングヤード」など、CHAGEのそれまでの音楽活動を横断する全21曲が演奏された。

公演に先立ってファンクラブ会員を対象としたリクエスト企画が行われ、「CHAGEに武道館で歌ってほしい曲」と「CHAGEに武道館で歌ってほしくない曲」のランキングが作成された。

「歌ってほしい曲ランキング」では「告白」が1位となり、上位10曲の多くが実際のセットリストへ組み込まれた。

一方、「歌ってほしくない曲ランキング」では「WINDY ROAD」が1位となったが、実際の公演では同曲も演奏された。

歌ってほしくない曲の候補には、ヤマサ醤油「昆布つゆ」のCMソング「昆布、昆布、昆布つゆ」なども含まれており、通常の楽曲リクエストとは異なるコミカルな企画となった。

アンコールの「終章(エピローグ)」では、ASKAがゲストとしてステージに登場し、CHAGEとともに歌唱した。

公演の模様は映像収録され、1998年11月11日にVHS版が発売された。

CHAGEのソロ活動20周年となる2018年には、本編全21曲と「トウキョータワー」のミュージックビデオを収録した完全版Blu-ray『CHAGE 大いに唄う in 武道館 20th Anniversary Edition』が発売された。



公演データ


項目 内容
公演名 CHAGE “大いに唄う”in 武道館
開催日 1998年6月22日
会場 日本武道館
開催地 東京都
公演数 1会場1公演
出演 CHAGE
ゲスト ASKA
公演形態 CHAGEソロコンサート
位置づけ CHAGEの日本国内初ソロコンサート
関連アルバム PROLOGUE
先行公演 CHAGE 上海之行演唱会
映像作品 CHAGE “大いに唄う”in 武道館



開催日程


日付 会場
1998年6月22日(月) 日本武道館(東京都)



セットリスト


1998年6月22日(月) 日本武道館(東京都)


  1. NとLの野球帽
  2. 勇気の言葉
  3. CRIMSON
  4. LOVE
  5. Mr.Liverpool
  6. 東京Doll
  7. レノンのミスキャスト
  8. Reason
  9. 紫陽花と向日葵
  10. 夢を見ましょうか
  11. SOME DAY
  12. ベンチ
  13. 赤いベッド
  14. CATCH & RELEASE
  15. 告白
  16. WINDY ROAD
  17. 終章(エピローグ)
  18. [7]
  19. ロマンシングヤード
  20. 夏の終わり

「終章(エピローグ)」から「夏の終わり」まではアンコール。

「終章(エピローグ)」には、ASKAがゲスト出演した。



セットリスト構成


「NとLの野球帽」で開幕


公演は「NとLの野球帽」で始まった。

同曲は、CHAGEが自身の少年時代や故郷での記憶を題材として制作した楽曲であり、CHAGE初の国内ソロコンサートのオープニングを担った。

続いて「勇気の言葉」「CRIMSON」「LOVE」が演奏された。

CHAGE and ASKA、MULTI MAXで発表してきた楽曲を活動名義ごとに分けるのではなく、CHAGE自身の作品として連続して演奏する構成となった。

「NとLの野球帽」はファンクラブの「武道館で歌ってほしい曲ランキング」でも3位に選ばれており、公演を象徴する楽曲のひとつとして扱われた。



CHAGE and ASKAとMULTI MAXの楽曲


前半から中盤にかけては、CHAGE and ASKAとMULTI MAXの双方から楽曲が選ばれた。

「Mr.Liverpool」「東京Doll」「レノンのミスキャスト」など、CHAGEがメインボーカルを務める楽曲が続けて披露された。

「Reason」「紫陽花と向日葵」「夢を見ましょうか」では、CHAGEの歌声と楽曲の物語性を前面に出したステージが展開された。

CHAGE and ASKAとMULTI MAXという異なる活動で発表した楽曲を、CHAGEのソロステージとしてひとつにまとめた内容となった。



中盤から本編終盤


中盤では「SOME DAY」に続いて、「ベンチ」「赤いベッド」「夢」が演奏された。

情景や登場人物を描いた楽曲がまとまって配置され、CHAGEの詞と歌唱をじっくり聴かせるパートとなった。

「ベンチ」は「歌ってほしい曲ランキング」9位、「夢を見ましょうか」は10位に選ばれていた。

その後は「CATCH & RELEASE」「告白」「WINDY ROAD」と続いた。

「告白」は「歌ってほしい曲ランキング」1位に選ばれた楽曲であり、本編終盤の16曲目に演奏された。

「WINDY ROAD」は「歌ってほしい曲ランキング」4位に入る一方で、「歌ってほしくない曲ランキング」では1位にも選ばれていた。

相反する両方のランキングに入った楽曲だが、実際の公演では本編最後に演奏された。



アンコール


アンコールでは、以下の4曲が演奏された。

  1. 終章(エピローグ)
  2. [7]
  3. ロマンシングヤード
  4. 夏の終わり

アンコール最初の「終章(エピローグ)」では、ASKAがゲストとしてステージに登場した。

その後は「[7]」「ロマンシングヤード」が演奏され、最後は「夏の終わり」で公演を締めくくった。

「終章(エピローグ)」は「歌ってほしい曲ランキング」2位に選ばれていた。

大きな盛り上がりを作る「ロマンシングヤード」の後に、落ち着いた「夏の終わり」を配置することで、CHAGE初の国内ソロコンサートを穏やかに締めくくる構成となった。



ASKAのゲスト出演


アンコールの「終章(エピローグ)」では、ASKAがゲスト出演した。

CHAGEとASKAが日本国内のステージで共演するのは、約2年4か月ぶりだった。

CHAGEは同年5月の上海公演でも「終章(エピローグ)」を演奏しているが、上海公演では事前に収録されたASKAの映像がスクリーンに映し出された。

日本武道館公演ではASKA本人がステージに登場し、上海公演で映像によって行われた共演が、実際のステージ上で実現した。

CHAGE初の国内ソロコンサートでありながら、アンコールではCHAGE and ASKAの2人による歌唱が披露され、会場は大きな歓声に包まれた。

「終章(エピローグ)」は、ファンクラブによる「武道館で歌ってほしい曲ランキング」でも2位となっていた。



CHAGEに武道館で歌ってほしい曲ランキング


公演に先立って、ファンクラブ会員を対象とした「武道館コンサート ファンクラブリクエスト」が行われた。

CHAGEに日本武道館で歌ってほしい楽曲を募集し、その結果が上位10曲のランキングとして発表された。

ランキング結果


  1. 告白
  2. 終章(エピローグ)
  3. NとLの野球帽
  4. WINDY ROAD
  5. Reason
  6. From coast to coast
  7. 君はなにも知らないまま
  8. ベンチ
  9. 夢を見ましょうか

「歌ってほしい曲ランキング」とは別に、CHAGEに武道館で歌ってほしくない曲を選ぶランキング企画も行われた。

1位は「WINDY ROAD」だった。ランキングには、CHAGE自身の正式な楽曲だけではなく、ヤマサ醤油「昆布つゆ」のCMソングも候補として含まれていた。



上海公演から日本武道館へ


CHAGEにとって最初の単独名義によるコンサートは、1998年5月15日・16日に上海体育館で開催された「CHAGE 上海之行演唱会」だった。

日本武道館公演は、その約1か月後に開催された日本国内での初ソロコンサートにあたる。

上海公演と日本武道館公演では、基本的に共通する21曲が演奏された。

上海公演では「終章(エピローグ)」にASKAが映像で参加し、日本武道館公演ではASKA本人がステージに登場した。

海外でスタートしたCHAGEのソロコンサートを、日本武道館で国内へ展開する流れとなった。



ASKA公演での共演


本公演から約1か月後の1998年7月19日には、横浜アリーナで「ASKA CONCERT TOUR kicks」の最終公演が行われた。

同公演のアンコールにはCHAGEがゲスト出演し、ASKAとともに「終章(エピローグ)」を歌唱した。

日本武道館公演にASKAが出演したことへの“お返し”となる共演だった。

1998年はCHAGEとASKAがそれぞれソロ活動を展開した年だったが、互いの公演へのゲスト出演によって、翌年のCHAGE and ASKAとしての活動へつながる流れが示された。



テレビオンエア


CHAGE/ASKA SOLO LIVE '98


  • 放送日:1998年10月10日
  • 放送局:WOWOW
  • 収録公演:1998年6月22日 日本武道館公演
  • 放送内容:「CHAGE “大いに唄う”in 武道館」と「ASKA CONCERT TOUR kicks」のライブ映像

CHAGE放送曲

  1. NとLの野球帽
  2. Mr.Liverpool
  3. 東京Doll
  4. 紫陽花と向日葵
  5. CATCH & RELEASE
  6. WINDY ROAD
  7. 終章(エピローグ)

CHAGEとASKAがそれぞれ行った1998年のソロコンサートを組み合わせた番組として放送された。

「終章(エピローグ)」では、CHAGEとASKAの共演映像が放送された。



新・真夜中の王国


  • 放送日:1998年10月30日
  • 放送局:NHK BS2
  • 放送内容:CHAGEのゲスト出演、インタビューおよび映像紹介

放送内容

  • 「トウキョータワー」ミュージックビデオ
  • 「WINDY ROAD」日本武道館公演映像



映像作品


CHAGE “大いに唄う”in 武道館


1998年6月22日の日本武道館公演を収録したライブ映像作品。

1998年11月11日にVHS版が発売された。

VHS版はライブ本編全21曲を収録した完全版ではなく、公演映像と「トウキョータワー」のミュージックビデオを含む全12項目で構成されている。

2018年には、ライブ本編全21曲と「トウキョータワー」のミュージックビデオを収録したBlu-ray『CHAGE 大いに唄う in 武道館 20th Anniversary Edition』が発売された。



ビデオ版

項目 内容
作品名 CHAGE “大いに唄う”in 武道館
発売日 1998年11月11日
媒体 VHS
仕様 VHS1本
品番 TOVF-1292
収録公演 1998年6月22日 日本武道館公演
レーベル 東芝EMI
販売状況 廃盤

日本武道館公演の抜粋映像と、「トウキョータワー」のミュージックビデオを収録したオリジナル版。

ライブ本編全21曲を収録した作品ではなく、全12項目で構成されている。

収録内容

  1. NとLの野球帽
  2. CRIMSON
  3. Mr.Liverpool
  4. レノンのミスキャスト
  5. 紫陽花と向日葵
  6. SOME DAY
  7. CATCH & RELEASE
  8. WINDY ROAD
  9. 夏の終わり
  10. トウキョータワー(Music Video)
  11. 終章(エピローグ)

オリジナルのビデオ版は現在廃盤となっている。



Blu-ray版

項目 内容
作品名 CHAGE 大いに唄う in 武道館 20th Anniversary Edition
発売日 2018年11月11日
媒体 Blu-ray Disc
仕様 Blu-ray1枚組/デジパック仕様
収録公演 1998年6月22日 日本武道館公演
収録内容 ライブ本編全21曲/ボーナストラック
販売元 ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス
販売形態 受注生産販売/後に増刷分を販売

CHAGEのソロ活動20周年を記念して発売された完全版。

1998年のVHS版では未収録だった楽曲を含め、日本武道館公演のライブ本編全21曲を収録している。

ライブ音源には新たなミックス、映像にはデジタル編集が施された。

ボーナストラックとして、デジタルリマスターされた「トウキョータワー」のミュージックビデオを収録している。



Blu-ray収録内容

ライブ本編

  1. NとLの野球帽
  2. 勇気の言葉
  3. CRIMSON
  4. LOVE
  5. Mr.Liverpool
  6. 東京Doll
  7. レノンのミスキャスト
  8. Reason
  9. 紫陽花と向日葵
  10. 夢を見ましょうか
  11. SOME DAY
  12. ベンチ
  13. 赤いベッド
  14. CATCH & RELEASE
  15. 告白
  16. WINDY ROAD
  17. 終章(エピローグ)
  18. [7]
  19. ロマンシングヤード
  20. 夏の終わり

ボーナストラック

  1. トウキョータワー(Music Video)



ビデオ版とBlu-ray版の違い

1998年のビデオ版は、日本武道館公演の抜粋映像と「トウキョータワー」のミュージックビデオを収録した全12項目の作品。

2018年のBlu-ray版は、日本武道館公演で演奏された全21曲を収録した完全版となっている。

「トウキョータワー」のミュージックビデオは、ビデオ版とBlu-ray版の両方に収録されている。

Blu-ray版では同ミュージックビデオにデジタルリマスター処理が施され、ボーナストラックとして収録された。

Blu-ray版では、ビデオ版に収録されなかった以下のライブ楽曲も視聴できる。

  • 勇気の言葉
  • LOVE
  • 東京Doll
  • Reason
  • 夢を見ましょうか
  • ベンチ
  • 赤いベッド
  • 告白
  • [7]
  • ロマンシングヤード



配信作品


CHAGE 大いに唄う in 武道館 20th Anniversary Edition


2018年には、Blu-ray版と同じ曲順による全21曲のライブ音源が配信作品として発売された。

日本武道館公演の全編を、ライブアルバムとして聴くことができる内容となっている。



備考


  • 1998年6月22日に日本武道館で開催された。
  • CHAGEにとって日本国内初の単独名義によるソロコンサート。
  • CHAGEにとって最初のソロコンサートは、同年5月に開催された上海公演。
  • 1998年6月10日に発売されたソロベストアルバム『PROLOGUE』を携えて開催された。
  • CHAGE and ASKAおよびMULTI MAXでCHAGEがメインボーカルを務めた楽曲を中心に構成された。
  • 全21曲が演奏された。
  • 公演は「NとLの野球帽」で始まり、「夏の終わり」で終了した。
  • ファンクラブ会員を対象に、「CHAGEに武道館で歌ってほしい曲」のリクエストが募集された。
  • 歌ってほしい曲ランキングの1位は「告白」、2位は「終章(エピローグ)」、3位は「NとLの野球帽」だった。
  • 歌ってほしい曲ランキング上位10曲のうち、7曲が実際に公演で演奏された。
  • 「CHAGEに武道館で歌ってほしくない曲」のランキングも行われた。
  • 歌ってほしくない曲ランキングの1位は「WINDY ROAD」だった。
  • 「WINDY ROAD」は、歌ってほしい曲ランキングでも4位となった。
  • 「WINDY ROAD」は、実際の公演では本編最後に演奏された。
  • 歌ってほしくない曲ランキングには、「昆布、昆布、昆布つゆ」なども含まれていた。
  • アンコールの「終章(エピローグ)」にはASKAがゲスト出演した。
  • 上海公演の「終章(エピローグ)」ではASKAが映像出演し、日本武道館公演ではASKA本人が登場した。
  • 1998年7月19日の「ASKA CONCERT TOUR kicks」最終公演には、CHAGEがゲスト出演した。
  • 1998年10月10日に、WOWOWでCHAGEとASKAのソロライブを組み合わせた番組が放送された。
  • 1998年11月11日にVHS版が発売された。
  • VHS版はライブ本編の全編収録ではなく、全12項目で構成された。
  • VHS版には「トウキョータワー」のミュージックビデオが収録されている。
  • VHS版は現在廃盤となっている。
  • 2018年11月11日にBlu-ray『20th Anniversary Edition』が発売された。
  • Blu-ray版には、ライブ本編全21曲が収録された。
  • Blu-ray版にも「トウキョータワー」のミュージックビデオがボーナストラックとして収録された。
  • Blu-ray収録の「トウキョータワー」は、デジタルリマスター版となっている。
  • 2018年には、全21曲を収録したライブ音源の配信も行われた。
最終更新:2026年06月29日 23:02