光るメシェーラ(有:koqrehodis mesyeqra、理:lex kafi'a mexerlaztej)とは、ハタ王国のペンであるメシェーラ状の長細い物体にファイクレオネより伝わったウェールフープ技術を搭載した兵器を総称する語。個人で使えるものもあれば、宇宙戦闘艦に配備されるようなものも存在している*1。通称、KM


概要

 本来は、ゼースニャル・ウドゥミトで使われるメシェーラ(竹などによって作られたカラムの一種)にウェールフーポを封入したものを指し、ネートニアーがそれを振るうことによって、ウェールフープを発動させることが出来るものであった。
 しかし、現代においては、そういった細長い物体にウェールフープを利用するような兵器を総じて指すようになった。

種類

ライフル式KM

「警戒心を無くしただって?ロビラガルタ家の伝統的な座右の銘を借りるとしたら、『アリテ・リウ・オンマイー』。常に敵がそばにいる!」
一瞬でメシェーラを取り出して、それを振り回す。それはまるでライフル。何かがそこから発射されて、まるで数>十発の銃弾が一瞬で撃ちこまれたようにあたりにまき散らされた。乗客は叫び、ガラスは割れた。
「怯んだな!」
――オーマング=アッタクテイ 第六章
 散弾銃のようにエネルギー弾を射出するKM*2

レーザービーム式KM

「黙れ!同調圧力の権化が!!」
再びシャスムングはメシェーラを取り出した。今度はライフルではない。シャナスに向けてメシェーラの先を向けた。目にもとまらぬ速さでレーザービームが発射される。ポレウルやハフルテュデストの目には一切とらえきれない。
――オーマング=アッタクテイ 第六章
 エネルギービームを発するKM*3

空中飛行KM

「だが、そのあとシャスムング=ロビラガルタから放たれた言葉は、トイター教をひどく比喩して馬鹿にし、罪のない君を殺そうとした。ウィトイターだった君がトイターの教えに正当さを見出して信じぬいてくれた。私は、ハフルテュデスト君が裏切り者のペーセ人のウィトイターに殺されるのを見たくはなかった」
ミールスカッタクテイはメシェーラを取り出して、何かを吹きだして、空を飛び始めた。向かう方角はハグナンだ。
――オーマング=アッタクテイ 第六章
 KMによって空中飛行を行うことも出来る。

自己回復KM

「メシェーラのウェールフープで応急的に回復したのさ・・・だがあまりにもやけどの傷が深すぎたみたいだ。なんてことをしてくれたんだろうな。余命は伸ばせたが、お前にはそうはさせないさ。光るメシェーラもこちらにある。俺が致命傷を負わせれば、お前も俺と共に終わる。残念だったな」
――オーマング=アッタクテイ 第十三章
 自己回復も出来るが、ケートニアーのそれに比べると精度が低いようだ。

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KM-CIWS

 宇宙戦艦イェスカには、光るメシェーラを用いたCIWSが実装されている。
最終更新:2024年01月11日 22:45