現代ファイクレオネ(理:nytyr'd faikleone)とは、20世紀初頭から中盤辺りを指す時代。
概要
現代
ファイクレオネという時代を区切るのは、エルフ熱による国家体制崩壊である。致死率が高く、感染力の高い感染症が人類の国家体制を破壊したうえに、ワクチン開発によって生まれた
シェメン・ヴュコット(変性生物)が生き残った人類を襲った。地上を覆ったシェメン・ヴュコット達は人間たちを圧迫し、人類は諸島部か空中に逃げるほか無くなった。
これにより、地上の諸島部に避難した
PMCFと
ユエスレオネ連邦、そして異世界から接触した
ハタ王国が悠里世界の国際体制の中核となる。
時代区分
以下は各時代区分の大まかな年表である。
- 共和制ユエスレオネ時代(phil.2000~)
- 第一次社会主義ユエスレオネ時代(phil.2003~)
- 革命期(phil.2003~2004)……ユエスレオネ革命を始めとした様々な政変が起こる。PMCFにおいてもヴェフィス共和国においてクーデターが発生し、アイル共和国において内戦が起こりフラッドシャー連合公国へと国号を変更する。デュイン戦争もこの時期に起こる。イェスカが首相であったことから、イェスカ時代とも呼ばれる。
- 第二次社会主義ユエスレオネ時代(phil.2005~)
- 栄光期(phil.2005~)……イェスカが主導したショレゼスコの影響により、民主化と経済危機が発生。しかも、イェスカ首相暗殺事件が起こるなどユエスレオネは不安定な状況に陥る。しかしながら、ターフ・ヴィール・ユミリア首相による舵取りは連邦国民に高揚感を与えるだけでなく、連邦国家の立て直しに繋がった。デュイン・アレス独立戦争を始めとした戦争や軍事介入が繰り返され、力を誇示した時代とも言える。一方でPMCFでは新イェスカ主義の時代が始まり、連邦でも学生運動が興り始め、後の第三政変を準備した。アイル共和国内戦では学生運動家が政府の離反勢力と合同し、旧政権を打倒し、フラッドシャー連合公国が成立する。
- 鎮静期(2010年代)……選挙が近づくと連邦の介入主義は影を潜めることになる。四年戦争では連邦は戦後処理に徹した。一方でリナエスト内戦・イスケ紛争では、PMCF全体の疲弊を狙い大きく介入を行った。このような動きに反感を抱いたPMCFの学生運動家
- 第三政変期(2020年代)……社会党内の権力闘争に負けた穏健派がユエスレオネ社会党ステデラフ・イェスカ派として分離、ターフ・ヴィール・ウォルツァスカイユとレシェール・アルヴェイユが連名で党首となる。元学生運動家に基礎付けられた新イェスカ主義潮流はそれまでの社会党に政権交代を余儀なくさせる。
関連項目
最終更新:2023年05月14日 01:17