[メイン] GM : それでは今日はニャング様制作のDLレスシナリオ「ここにおいたはずなのに…」をプレイします。初DLレスシナリオです。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 一人二役ってわけ
[メイン] GM : それではキャラ紹介からどうぞ。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : ヴィヨック・ユナフラ・ルフシェイユ。21歳女です。新進気鋭の特別警察官でクラディアちゃんの後輩です(ただし部署は警備部)
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 趣味はWP格闘技の観戦ですが、あまり知り合いとかには話さない秘めた趣味のようです。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 技能は検索(カス)、洞察(カス)、直感、聞き耳、専門知識(美術史、カス)、武術(ウェールフープ)、★射撃(PCF-99)、医術です。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 美術史は仕事柄美術品の警備に携わることから、聞きかじりの蓄積があるようです。設定上にわかの美術史家気取りが嫌いなのですが、この人自身それほど知っているわけではないようですね。まあ、ソクラテスも言っていましたが、知っていることを知っているソフィストより、知らないことを知っているソクラテスのほうが確かなことを言っているというものです。知らないことを恥じずに言えるということ〈パレーシア〉は、具体的な知識よりも本質的な知恵なのです。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : ウェールフープはCoCでは芸術として取っていたので、エモクロアでも技巧として取ろうとしましたが、ルルブの説明と微妙にイメージが合わないところとこの子がWP格闘技好きってこともあるから、武術でとりました。射撃、医術共々高いのはFFでの訓練の成果なのでしょう。まじめちゃんですから。
[メイン] GM : ……おかしいな、真面目ちゃんなのに仕事で習得してそうな検索、美術史、洞察がカスというのは……?
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 君のような勘の良いガキは嫌いだよ
[メイン] GM : ま、まあ、真面目ちゃんでも人間ですからね。そういうこともあるでしょう。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : あ、色変えとこ
[メイン] GM : さっき変えようとして完全にキャラ紹介にのめり込んで忘れてたなこいつ
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : まあ、この子の説明は以上です。ちなみに胸はCです。うちのこにしては大きいです。着痩せするタイプです。恋d
[メイン] GM : おいそれ以上はネタバレだぞ。「シャーロック+アカデミー Logic.3 カラスが虹に染まる時」は3月25日に発売だ! 再来週は書店に急げ!!
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : ステマ……というか、アクティブマーケティングですね。物書きとしての嫉妬とか無いんですか?
[メイン] GM : 本当に面白いものには嫉妬の感情も沸かない。カタシロとかロールシャッハとかもそうだったしね。
[メイン] GM : さて、つまらない私の話よりも、君の物語を始めましょう。ちなみに表紙にはアグネスt
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 始めましょう
[メイン] GM : めう。それでは導入から。
[メイン] GM : さて、あなたは不快な雨の音で目を覚ましますね。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「んぅ……あと五分…………はっ! い、いけない!? 今何時!?」
[メイン] GM : それでは、時計に目をやったあなたは気が付きます。
[メイン] GM : 始業時間に間に合うギリギリの時間です。目覚ましを掛けたはずなのにこんな時間に起きるとはね。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「んにゃあああっ!? 昨日レゾヴィヤの過去戦にハマってたのが災いしたか!?」頭を抱えます
[メイン] GM : ただし、今すぐ家を出ればあなたのくーるびゅーてぃーな外見は守れるでしょう。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「よ、よし、取り敢えずベッドから出て! 顔を洗って! 制服! 財布! バッグ!!」
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「いってきまーす」と癖で言いながら、アパートの部屋から飛び出します。
[メイン] GM : はい、ではあなたはそのとき気づくでしょう。
[メイン] GM : 家の鍵が手元に無いことに。
[メイン] GM : さて、本来のタイミングからだいぶ遅れましたが、共鳴判定です。
[メイン] GM : 強度9、上昇1d2、共鳴感情は2つあって[スリル(欲望)][甘え(関係)]
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 裏で完全一致で振ります。
[メイン] GM : どうぞ
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : (1*2)DM<=9 共鳴判定(完全一致) (2DM<=9) > [2, 8] > 2 > 成功数2 ダブル
[メイン] GM : では上昇1d2ですね。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 1d2 (1D2) > 1
[メイン] system : [ viokk junafla luhxeiju fon lejul ] 共鳴 : 1 → 2
[メイン] GM : それではあなたはどうしますか?
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 上司に電話をかけます。
[メイン] 上司 : 「おはよう、レユルさん。どうかした?」
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「あ、あの……それが、家の鍵が見つからなくて、出社が少し遅れるのですがよろしいでしょうか?」
[メイン] 上司 : 「あらら、そうなのね。大丈夫だよ、関係の警備部門には補充入れとくから良く探しなね」
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「ご迷惑をおかけします。少ししたらまたご連絡します」
[メイン] 上司 : 「心配しないでねー。にしても、レユルさんにしては珍しいね。鍵をなくすなんて」
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「……すみません」
[メイン] 上司 : 「あ、ああっ、別に責めてるわけじゃないんだ。本当に単純に珍しいと思ってね。まあ、そういうことで失礼するよ。そろそろ本庁の査察の時期だからね。良く探すんだよ~」
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「失礼します」と言って電話を切ります。
[メイン] GM : はい、それではあなたは上司に伝えた通り、鍵を探すとのことで良かったですか?
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : はい、何か技能を振ったほうが良いですか?
[メイン] GM : いえ、では、あなたは鍵を探すのですが、全然見つからないですね。あなたは不用心な人間ではないので鍵を閉めないわけにはいかないのですが、時間に追われて焦燥感に駆り立てられます。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「な、なんでこういうときに限って……!」
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : なんだか、嫌なことを思い出しました。
[メイン] GM : 私にとっては嫌なシナリオだったかもしれませんね。
[メイン] GM : 嫌なことを思い出したあなたは共鳴判定です。強度4、上昇1、感情は前回と一緒なので強度4の完全一致で振って下さい。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : (2*2)DM<=4 共鳴判定(完全一致) (4DM<=4) > [2, 9, 1, 8] > 3 > 成功数3 トリプル
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : ハウリングですか
[メイン] GM : いえ、この共鳴判定ではハウリングしません。
[メイン] GM :
では、あなたは昨日の自分に腹が立ちますね。『なんでちゃんと元の場所に戻してないんだ』『なんでちゃんと目覚ましもかけてないんだ』
そんなことを考えるかもしれないですね。
[メイン] GM : 間に合わないかもと心配になってきますが、そんなことを考える時間も惜しい。あなたは近場を探すことになるでしょう。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「ぬぅ……っ! 私のくーるびゅーてぃーがこのままでは危ないっ!」
[メイン] GM : 自分のことをくーるびゅーてぃーと言っている人はくーるびゅーてぃーではありませんよ。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「うるさーいっ!」
[メイン] GM : はい、では、玄関周りを探します。靴箱と傘立て、数足の靴が疎らに置かれたいつもの玄関です。
[メイン] GM : お気に入りの靴が少し汚れているのに少し目が惹かれるのですが、そんな場合では有りません。昨日鍵をおいたような気がする靴箱にも、傘立てのそこにも鍵はありません。どうしますか?
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : もちろん、更に探します。〈*調査〉で良いですか?
[メイン] GM : ふむ、それでは振ってみましょうか?
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 1DM<=4 〈*調査〉 (1DM<=4) > [7] > 0 > 成功数0 失敗
[メイン] GM : 残念。ですが、あなたは考えをめぐらします。昨日の自分ならどこに鍵を置くのでしょうか? 帰ってからの一夜を必死に思い出そうとします。
[メイン] GM : 一人暮らし21歳女のワンルーム、探すべき場所は少ないはずです。候補は以下の通り。
[メイン] GM : ベッド周り
キッチン・台所
脱衣所・お風呂場
リビング
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「き、キッチンを探そう。昨日、帰ってきたときめちゃくちゃ疲れてて、制服のままでレトルト食品を湯煎したんだっけ……そのときに落としたのかな……?」
[メイン] GM : めちゃくちゃリアルですが、21歳でそこまで落ちぶれないで下さい。落ちぶれて可愛いのはアラサーからです。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : どういうことよ! 別に21歳女でレトルト・インスタント生活でも可愛いわよ!!
[メイン] GM : ああ、まあ、そうかもしれませんね。今度は私が嫌なことを思い出しました。
[メイン] GM : インドに居た大人たちが「冷凍食品は神的存在だぞ」と言っていて、当時高校生の私は「いやいや、自炊したほうが健康に良いでしょ」と思って鼻で笑っていました。しかし
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 引っ越し直後は良かったものの、忙しくなるにつれて自炊がだるくなってきたのよね。飯炊くのすらダルいし。
[メイン] GM : 本当に私にとって嫌なシナリオだったかもしれません。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 作者さんは何も悪くないからね!?
[メイン] GM : もちろんです。進めましょう。
[メイン] GM : キッチンは一口のコンロと手の込んだ料理をするのには手狭なまな板1枚分の調理スペース。
[メイン] GM : シンクにはコップや小皿の洗い物が残っているかもしれない。
[メイン] GM : しかし、シンクの隙間にも、鍋の影にも、一応覗いた冷蔵庫にも鍵はなかった。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「なーいーっ!」
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「なんでっ!」
[メイン] GM : なんか、モノ探しててマジで見つからないと幼児退行しますよね。分かります。
[メイン] GM : でも25歳男性が幼児退行してるより、21歳女性が幼児退行してるほうが確実に可愛いと思いますよ。
[メイン] GM : 幼児退行は精神分析学でいうところの防衛機制の一つなので、嗜虐心も満たされます。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : キモい
[メイン] GM : マジの防衛機制の幼児退行をリアルで見たことがあってめちゃくちゃショックを受けたので、あまり真面目な話ではないんですけどね。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : ああ……そうなんだ。それで進行は?
[メイン] GM : はい、無駄話が過ぎましたね。それでは、あなたはないないーって言いながらも脳裏に浮かびます。そう言えば朝のために用意していた軽食があるのに気が付きますね。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「そだ! 冷凍サツレースが冷凍庫に!」
[メイン] GM : 朝も冷凍食品かよ
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 本当の私は朝ご飯食べないもんね。
[メイン] GM : 冷凍食品を解凍する時間すら惜しい。一分一秒でも長く寝させろ。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : お前はそれを言う前に睡眠外来に行こうね。
[メイン] GM : 進めます。
[メイン] GM : 〈自我〉あるいは〈根性〉を振れ、私。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 1DM<=2 〈*自我〉 (1DM<=2) > [8] > 0 > 成功数0 失敗
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「にゅう……」
[メイン] GM : 冷凍にゅうめんが朝食だったんですかね。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : カワイイロールプレイでしょ! そこツッコまないでよぉ!
[メイン] GM : てか、にゅうめんってなんですか? 聞いたことあるんですけど、そういう食品か知らないんですけど。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 知らねーよ! 勝手にググりやがれよ!!
[メイン] GM : 奈良県のそうめんらしい。しいたけ、ナス、干しエビ、湯葉、青菜とかを薄味に煮て、ゆでたそうめんに乗せてつゆを貼る料理らしい。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : めちゃくちゃ美味そうだけど、絶対にファイクレオネにはないね!?
[メイン] GM : 普通に冷凍にゅうめんあるらしい。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : そろそろ進行してくれませんか!?
[メイン] GM : はい、ではあなたは冷凍サツレースに食欲がくすぐられるのですが、一刻も早く探さねばならず朝食に手を付けることは出来ません。MPを1失います。
[メイン] system : [ viokk junafla luhxeiju fon lejul ] MP : 3 → 2
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 三分の一がぁっ!
[メイン] GM : そういえば、MPって減るとどうなるんでしたっけ?
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : ルルブによると、0になるとCoCの気絶判定みたいに〈*自我〉で判定して失敗で失神するみたい。
[メイン] GM : ふむ、そんなもんですか。まあ、公式にそれほど記述がないのなら、今度のシナリオで使いようがありそうです。
[メイン] GM : ともあれ、あなたはそんな感情を抱きながら、その横にあるお気に入りのお菓子に目をやります。
[メイン] GM : しかし、そのお菓子は不自然なほどに減っている。あなたはこんなに食べたはずがありません。鍵を無くしただけではなく、もっと他のことも忘れているのでは?
[メイン] GM : 強度7、上昇1、感情は前回と同一のため完全一致で共鳴判定です。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : (2*2)DM<=7 共鳴判定(完全一致) (4DM<=7) > [6, 5, 3, 6] > 4 > 成功数4 ミラクル
[メイン] GM : さて、
[メイン] system : [ viokk junafla luhxeiju fon lejul ] 共鳴 : 2 → 3
[メイン] GM : 1上昇して、ここではハウリングが起こりますね。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : あ、ここでは起こるんだ?
[メイン] GM : ゲームブックに起こらないとの記載がありませんので、通常処理に従いハウリングが発生します。
[メイン] GM : 汎用共鳴表を参照し、1d6で振って下さい。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 1d6 (1D6) > 2
[メイン] GM : 2、幻覚。
[メイン] GM : あなたは見えないはずのものが見え、聞こえないはずの音が聞こえる。しかし、それは本当に存在しないのだろうか?
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「う、うう……往年のレゾヴィヤが眼の前に……?」
[メイン] GM : では、あなたはそんな幻像を見つつ、彼に近づこうとした瞬間……お菓子のカスを踏んだような気がしました。
[メイン] GM : 1d6を再び振って下さい。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : え? また? なんだろう?
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 1d6 (1D6) > 1
[メイン] GM : それではあなたは、共鳴感情[スリル(欲望)]を獲得します。
[メイン] GM : これはシナリオ中継続します。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : ふむ、前から思ってたけど感情獲得ってルルブに書いてないよね?
[メイン] GM : ディーラー・セクションの汎用共鳴表に基づくハウリングの記載では、3の共振(エンパシー)に感情獲得の記載があります。が、それだけですね。
[メイン] GM : おそらく、他所のセッションにおいてハウリング以外で感情を獲得しているところを見たため疑念を抱いたんだと思うんですが、あれはおそらくシノビガミ等のシステムでの感情獲得のアナロジーかと思われます。
[メイン] GM : 今回の感情獲得はルルブに近いものですが、ハウリングによる効果自体ではないので厳密にはシナリオ効果として処理するものとなっています。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : ん、まあ、良いけどさ。先進めよ
[メイン] GM : さて、あなたはキッチンを探しましたが、他のところも探せるでしょう。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : えーっと、どこだっけ?
[メイン] GM : ベッド周り
脱衣所/お風呂場
リビング
です。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「よし、次はリビングだ!」
[メイン] GM : 休憩していたよ、すまない。再開しよう
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 構わないよ、で?
[メイン] GM : えーっと、リビングだったね。
[メイン] GM : そこは日常を過ごす空間。
[メイン] GM :
くつろぐためのチェアやテレビ、最低限の見栄えを整える観葉植物などが置かれているかもしれない。
その生活感が、昨日、のんきに過ごしていた自分を思い返させる。
[メイン] GM : 広く、物も多い空間。
一か所、一か所、めくり、覗き、持ち上げて手のひらサイズにも満たない鍵を探す。
そんな作業を何度か繰り返しても、そこに現れるのは、ひと固まりになったほこりばかりだった。
[メイン] GM : 一周し終えただろうか。ほかに見過ごした場所はないだろうか。
貴方はそんなことを考えながら、今まで、見回ったリビングをぐるりと見まわす。
[メイン] GM :
改めて、この部屋を見ると、壁面や床にきれいに敷かれたフローリングの半面、柱は年期が入っていることが気に
なった。
古い建物を建て替えたのだろうか?
ここの柱達は長く、人が住み着き、いろんな人生を見てきたのかもしれない。
そんな、柱に囲まれた空間が、この部屋だ。
[メイン] GM : 貴方は入居する際に、説明をされた何かを思い出せそうな気がした。
長ったらしい規則、契約条件、新居への好奇心。そんな内側に埋もれてしまった、この部屋の何かを。
[メイン] GM : 〈幸運〉などで振って下さい。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : む……
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 1DM<=4 〈*幸運〉 (1DM<=4) > [8] > 0 > 成功数0 失敗
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「にゃーん……」
[メイン] GM : あの、アーリャさんじゃないので申し訳ないのですが……
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : うっせぇなあてめえ、あんなガチヒロインに挑戦なんてしてねえよ!!
[メイン] GM : 落ち着いて下さい。貴方はレユルさんです。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : お 前 が 始 め た 物 語 だ ろ う が !
[メイン] GM : はい。では、情報なんですが。
[メイン] GM : あなたは契約したときに大家さんに聞いてますが、「この家は、変な噂はあるんです。あるんですが、~~~。」ということを言っていたことを思い出しますね。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : ~~~って何!?
[メイン] GM : あなたは思い出せません。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : うぐぐ……事故物件ってやつよね。安いからって住むもんじゃないわね……
[メイン] GM : さて、リビングとキッチンを捜索したんでしたね。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : あ、他にも探すところが?
[メイン] GM : 【ベッド周り】と【脱衣所/お風呂場】ですが。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : えっと、美味しいものはあとに残すタイプなんで、ベッド周りを見ようかな。
[メイン] GM : あなたは脱衣所かお風呂場にえっちなものを潜ませているということでしょうか?
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : ……ッ! そんなこと言ってないでしょ!!
[メイン] GM : それではあなたはベッド周りを探索するのですが
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : スキップするなぁ!
[メイン] GM : 先程まで寝ていたベッドですね。
[メイン] GM :
まだ少し暖かさが残っている寝床は、朝の騒々しさを物語るように、掛布団が蹴散らされている。
周りには,役目を果たしてくれなかった目覚まし時計、コンセントから伸びた充電ケーブルや、栞が挟まれた読みか
けの本などが置いてあるかもしれない。
[メイン] GM : 本来は落ち着ける場所であるが、今の貴方は落ち着いている場合ではない。
掛布団、シーツをめくり、ひっくり返す。匂いを嗅いで回る犬のように這いつくばり、ベッドの下を覗く。
朝から何をしているのだろう。そんな気持ちがよぎるかもしれない。
だが、そこまでしても、鍵は見つからない。ベッド周りは余計に汚くなってしまった。
[メイン] GM : この忙しさの一要因といえる目覚まし時計に目が留まる。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「この目覚まし時計め……っ!」といって目覚まし時計を良く見ます。
[メイン] GM : それでは、恨み心地に、見てみると、確かに起きるべきだった。時間に目覚ましは設定されている。
[メイン] GM : 試しに、音が鳴るか試すと、「ジリリリン、ジリリリン」とけたたましい音が響く。
じゃあなんで、朝は鳴ってくれなかったのだろう。
[メイン] GM : もしかして、起きられなかったのは目覚まし時計が犯人じゃないんだろうか?
[メイン] GM : 強度6、上昇1、共鳴感情は前回と同じで共鳴判定です。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : (3*2)DM<=6 共鳴判定(完全一致) (6DM<=6) > [1, 6, 8, 6, 10, 10] > 2 > 成功数2 ダブル
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : (6DM<=6) > [9, 10, 9, 2, 3, 4] > 2 > 成功数2 ダブル
[メイン] system : [ viokk junafla luhxeiju fon lejul ] 共鳴 : 3 → 4
[メイン] GM : 貴方は思ってしまう。
『じゃあ誰だ?』
なぜか誰かだと、そんな突飛な考えが浮かんだ。
これは責任転嫁だろうか。
[メイン] GM : 1d6を振って下さい
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : え、なんか突如じゃん
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 1d6 (1D6) > 3
[メイン] GM :
不運にみまわれているはずの共鳴者だが、これは幸運の前の道しるべなのかもしれない。
幸運の能力値を 1 上昇させる。
[メイン] GM : えーっと、多分あとは脱衣所・お風呂場だね。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : どうせえっちイベントがあるんでしょ。
[メイン] GM : さてね。進行します。
[メイン] GM :
化粧水や洗顔が置いてある洗面所。カゴの中には洗濯物が詰められている。シャンプーや洗剤などの備蓄品もある
かもしれない。
[メイン] GM : 昨日、お風呂に入った時、朝、顔を洗った時、毎食後の歯磨き。
生活の流れの中で、この場所を使う頻度は高い。つまり、鍵を置き忘れる可能性も高いのではないかと貴方は思う
かもしれない。
[メイン] GM : 物を探すには、雑多な空間。
サッと見渡した限りでは鍵は見つからない。
[メイン] GM : この場所を探すのは、他の場所より気合いが必要かもしれない。
貴方が細かく探そうと思えば、探すことは出来るだろう。手短かにということになるだろうが。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : お風呂場を探します!
[メイン] GM : なるほど、パッションがあるね。
[メイン] GM : なんの変哲もない、いつも通りの風呂場。
[メイン] GM : 1 歩踏み込むと、この空間のみ湿度が高いように感じる。
忙しく動いて、汗ばんでいるかもしれない貴方には、その少しの変化で不快感が増すかもしれない。
[メイン] GM :
浴槽には、まだ冷め切り、もはやお湯とは言えない水が溜まっている。これが湿度を上げている原因だろう。
一応目をやった風呂場だが、やはりここには物を持ち込むことはないだろう。ましてや、鍵なんて。
ここに時間をかけている場合ではない。
[メイン] GM : さて、洗濯かごor探索終了ですが。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 探索かごを見ます!
[メイン] GM : 洗濯カゴには、底から古い順に、洗うはずの服が重ねられている。
つまり、昨日着た服はかごの一番上にあるはずだ。服のポケットだけを覗くのであれば大した苦労ではない。
ではないが、かごの底まで鍵が沈んでしまう可能性も捨てきれないだろう。
この鉱山から目的のものを探すことは手間がかかるのは間違いない。
だが、未だ見つからない鍵を探すのには、もしかしたら、この手間が必要かもしれない。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 洗濯物を山にした私がバカッ!
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 〈*調査〉を振る”
[メイン] GM : ほう、どうぞ
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 1DM<=4 〈*調査〉 (1DM<=4) > [9] > 0 > 成功数0 失敗
[メイン] GM : まあ、探すんですが……
[メイン] GM : コンビニでもらったレシート、おまけでもらった飴、自動販売機からのおつり。
今欲しいものではないものは、でてくるかもしれない。だが、それは目的のものではない。
[メイン] GM : 時間と労力を消費したが、鍵は見つけられなかった。
HP-1
[メイン] system : [ viokk junafla luhxeiju fon lejul ] HP : 14 → 13
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「うぐう……時間の無駄だったかあ……」
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 別の場所を探そう!
[メイン] GM : なんの成果も得ることができず、迫る時間にだけ、急かされている。
足早に次の場所へと足を運ぼうとする。
その時に、貴方の耳に入ったのは、勢いよく流れ行く、水流の音。
その音の先は、探るまでもなく、風呂場からだ。
誰かが主張をするように、水流が、曇りガラスを殴り続ける。
恐る恐る貴方は、引き込まれるように、風呂場をのぞくかもしれない。
覗いてみえた風呂場では、ただ、シャワーから流れるぬるま湯が曇りガラスの戸に当たり続けており、開けた隙間
から水滴が脱衣所へ流れ込む。
起こり得ていた事象を確定することしかできない現状が視界で広がる。
只、突然、シャワーが流れたその事実だけは説明ができない。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「あ、え……な、なに……? なんなの」
[メイン] GM : 共鳴判定、強度8,上昇1、感情に変化はないので完全一致でどうぞ。
[メイン] GM :
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : (4*2)DM<=8 共鳴判定(完全一致) (8DM<=8) > [2, 1, 4, 6, 5, 4, 3, 9] > 8 > 成功数8 ミラクル
[メイン] GM : ふうむ、ハウリングが続いているようですね。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「レゾヴィヤがまた出てきた……」
[メイン] GM : 流れ落ちる水流を止めるために、貴方は風呂場にいくかもしれない。
シャワーからかけられる水をよけようと素早く動いても、わずかに貴方の服は湿ることになるだろう。
蛇口のレバーをいじれば、水音は何事もなく、止まる。
その一瞬の静けさに、「あははは」と甲高い笑い声が聞こえたような気がした。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「誰だ――ッ!」
[メイン] GM : 1d6をどうぞ
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 1d6 (1D6) > 5
[メイン] GM : では、 自宅で一人でいるはずの貴方は誰かの視線を感じた。外からではない近くからだ。
[メイン] GM : 共鳴を1上昇させてください。
[メイン] system : [ viokk junafla luhxeiju fon lejul ] 共鳴 : 4 → 5
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「何かがおかしい……」
[メイン] GM : さて、結構いろいろ探しましたが鍵は見つかりませんね。
[メイン] GM : 無い、どこにも無い。
鞄の中とか、向かいのホームとか探していた名曲たちは目的の物は見つかったのだろうか。
しかし、彼らが見つけられていたとしても、貴方はまだ見つけられていないのだから関係ない。
[メイン] GM : 鍵の代わりに見つかるのは、我が家の知らない綻びばかり。
親しんだはずのこの空間は、自分が知らないだけで、広大で、不気味で、苛立たせるような場所だったのかも知れ
ない。
このまま探しつづけたら、見つかるのは鍵なのだろうか?
予定の時間はギリギリだ。いや、もう無いのかもしれない。今出て走っても間に合うかは分からない。
貴方が選べるのは、2 択。
間に合わないのを覚悟で最後の足掻きを見せるのか、無駄に過ごした時間を憂いながら、家を後にするのか、何れ
かだ。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「そんな……でも、私は鍵をかけずに自宅を出るなんて出来ません!」
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「もっと探しますよ、上司にだって許可を得たことだし!」
[メイン] GM : セッション開始から数時間立っていますが、それでもですか?
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「今更諦める理由はない!」
[メイン] GM : では
[メイン] GM : 探した。ここも探した。
何度目かの場所を再確認するように、自分自身を疑うように見て回る。
[メイン] GM : 何故か鳴らなかった目覚まし時計。
減っているお菓子。
気をひくように突然流れるシャワー。
噂を抱えた部屋。
[メイン] GM : 鈴の音に惹かれる猫のように貴方が、その甲高い落下音が鳴った場所に近づく。
そこは始めにさがした靴箱の上だった。
何故?見たはずなのに?貴方にはそんな疑問が溢れるかもしれない。
だが、鍵が見つかった今、貴方がすることは一つ。
鍵を閉め、目的地へ急ぐことだ。
玄関をでると、貴方の頑張りを賞賛するように、七色の光の橋が架かっていた。
いや、比喩ではない。虹が貴方のためだけに、レットカーペットのような道を引いている。
ふと、貴方が閉めかけていた玄関をみると、漏れ出そうな笑い声を押さえるように、口元に手をやる少女がいた。
「やっと気づいてくれたー。楽しかった。また遊ぼうね。」
そんなイタズラで無邪気な台詞をききながら、貴方の身体は止まることも出来ず、鍵を閉める。
ガチャンという鍵の音と共に、虹は輝きを増す。
その眩しさに抗えないまま、貴方は目を閉じる。
眩しさが落ち着き、目が開けられるようになる。
そこは、急いで向かうはずだった目的地。
その目の前だった。
時間は先ほどまで急かされていたのが嘘のように、突然の猶予が与えられた。一時の非日常によって。
その猶予に貴方はどんな感情がよぎっていくのだろうか。
その感情を引き連れたまま、今日という一日は始まっていく。
あの部屋は、あの不思議な同居人は貴方を待っている。
そこで過ごす生活はイタズラまみれか、幸運に愛されたものか、それはまだ分からない。
だが、その日、なんとなく買うアイスバーには、2本目をもらう権利が付いていた。
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「んふふ……なんだってさ……」
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「仕事が終わってもこの娘はいるんでしょ。現実に影響がないんだったらさ」
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「もういいよ、いつだって遊ぼうよ」
[メイン] viokk junafla luhxeiju fon lejul : 「聞こえてるかどうかなんて分からないけどさ、楽しかったよ」
[メイン] GM : さて、そんな言葉を紡ぐ貴方は日常へと帰っていく。
[メイン] GM : ED3「見つけることが出来たから。」
[メイン] GM : シナリオクリアです!
[メイン] GM : 残響の取得及び処理を行います。