最終更新日:2010/12/04 18:19:26
解答
設問1
①c
②f
③b
④a
⑤f
⑥e
設問2
c
①c
②f
③b
④a
⑤f
⑥e
設問2
c
解説
設問1
外部ネットワーク(インターネット)からの要求に対し、内部ネットワークにある負荷分散装置とSSLアクセラレータを介することで、パケットがどのように変化するかを考察する。また、表1に示されているNo.1~6のパケットは以下に示す装置間で取得したものである。
外部ネットワーク(インターネット)からの要求に対し、内部ネットワークにある負荷分散装置とSSLアクセラレータを介することで、パケットがどのように変化するかを考察する。また、表1に示されているNo.1~6のパケットは以下に示す装置間で取得したものである。
≪クライアントからの要求≫
No.1: 負荷分散装置からSSLアクセラレータ
No.2: SSLアクセラレータから負荷分散装置
No.3: 負荷分散装置からウェブサーバ
No.1: 負荷分散装置からSSLアクセラレータ
No.2: SSLアクセラレータから負荷分散装置
No.3: 負荷分散装置からウェブサーバ
≪ウェブサーバからの応答≫
No.4: ウェブサーバから負荷分散装置
No.5: 負荷分散装置からSSLアクセラレータ
No.6: SSLアクセラレータから負荷分散装置
No.4: ウェブサーバから負荷分散装置
No.5: 負荷分散装置からSSLアクセラレータ
No.6: SSLアクセラレータから負荷分散装置
①
SSLアクセラレータから負荷分散装置へ送信される、No.2のパケットの送信元IPアドレスを解答する。SSLアクセラレータでは復号化とSSLサービス用の宛先ポートの書き換えを行うので、送信元IPアドレスは”外部”のまま送信される。
②
負荷分散装置からウェブサーバに送信される、No.3のパケットの宛先ポート番号を解答する。負荷分散装置では、仮想IPアドレスから実IPアドレスに変換される。従ってSSLサービス用に書き換えられた宛先ポート番号には変化がないので、"8880"が該当する。
③
ウェブサーバから負荷分散装置に送信される、No.4のパケットの送信元IPアドレスを解答する。この段階では実IPアドレスのままであるので、応答するNo.3のパケットが到達したウェブサーバのIPアドレス、すなわち"10.10.1.1"が該当する。
④、⑤
負荷分散装置からSSLアクセラレータへ送信される、NO.5のパケットの送信元IPアドレスと宛先ポート番号を解答する。負荷分散装置では、実IPアドレスから仮想IPアドレスに変換される。従って送信元IPアドレスは仮想IPアドレスである"192.0.2.10"に変換され、宛先ポート番号は"8880"のまま送信される。
⑥
SSLアクセラレータから負荷分散装置へ送信される、No.6のパケットの宛先ポート番号を解答する。SSLアクセラレータでは暗号化とSSLサービス用の宛先ポートの書き換えを行うので、宛先ポート番号はSSLのウェルノウンポート番号である"443"に変換される。
SSLアクセラレータから負荷分散装置へ送信される、No.2のパケットの送信元IPアドレスを解答する。SSLアクセラレータでは復号化とSSLサービス用の宛先ポートの書き換えを行うので、送信元IPアドレスは”外部”のまま送信される。
②
負荷分散装置からウェブサーバに送信される、No.3のパケットの宛先ポート番号を解答する。負荷分散装置では、仮想IPアドレスから実IPアドレスに変換される。従ってSSLサービス用に書き換えられた宛先ポート番号には変化がないので、"8880"が該当する。
③
ウェブサーバから負荷分散装置に送信される、No.4のパケットの送信元IPアドレスを解答する。この段階では実IPアドレスのままであるので、応答するNo.3のパケットが到達したウェブサーバのIPアドレス、すなわち"10.10.1.1"が該当する。
④、⑤
負荷分散装置からSSLアクセラレータへ送信される、NO.5のパケットの送信元IPアドレスと宛先ポート番号を解答する。負荷分散装置では、実IPアドレスから仮想IPアドレスに変換される。従って送信元IPアドレスは仮想IPアドレスである"192.0.2.10"に変換され、宛先ポート番号は"8880"のまま送信される。
⑥
SSLアクセラレータから負荷分散装置へ送信される、No.6のパケットの宛先ポート番号を解答する。SSLアクセラレータでは暗号化とSSLサービス用の宛先ポートの書き換えを行うので、宛先ポート番号はSSLのウェルノウンポート番号である"443"に変換される。
設問2
表2を読み取り、ウェブサーバ上の特定のページにのみアクセスができなくなるという現象のトラブルシュートを行う。
表2を読み取り、ウェブサーバ上の特定のページにのみアクセスができなくなるという現象のトラブルシュートを行う。
表2から読み取れることを以下に箇条書きにしていく。
- No.1~3のパケットより、通常のSSL通信を行い、ホスト"www.example.com"のmember階層に存在するnews.htmlファイルを取得しようとしたが、エラーコード302 Object movedが返されたため、Location以下に示されているファイルにリダイレクションしたことが分かる。
- No.4~7のパケットからSSL通信と3ウェイハンドシェイクが成功していることが分かる。
- No.8~11のパケットからリダイレクション先のホスト"www.example.com"のmember/news階層に存在するnews.htmlファイルを取得しようとしたが、エラーコード404 Not foundが返されたため、リダイレクション先のには指定のファイルが存在しないことがわかる。
以上を踏まえて選択肢を検討していく。
a.すべてのWWWサーバでリダイレクトの処理を停止するとパケットNo.3のようなリダイレクション処理がされない。したがって問題は解消されない。
b.HTTP用の/member/news.htmlを作成しても、問題は解消されない。
c.Locationヘッダをnews.htmlファイルがインストールされている場所を指定することで問題は解決されると考えられる。
d.SSL通信と3ウェイハンドシェイクが成功していることから、クライアント側に問題がないことが分かる。
e.すべてのWWWサーバでWWWプロセスを再起動しても、問題は解消されない。
b.HTTP用の/member/news.htmlを作成しても、問題は解消されない。
c.Locationヘッダをnews.htmlファイルがインストールされている場所を指定することで問題は解決されると考えられる。
d.SSL通信と3ウェイハンドシェイクが成功していることから、クライアント側に問題がないことが分かる。
e.すべてのWWWサーバでWWWプロセスを再起動しても、問題は解消されない。
以上から、もっとも適切な選択肢は"c"となる。
関連項目
- HTTPステータスコード: http://ja.wikipedia.org/wiki/HTTP%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89