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「草花の色」(2025/06/07 (土) 19:25:27) の最新版変更点
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*草花の色
-マンセル値からsRGB値への変換は&link(Munsell Color Palette){https://pteromys.melonisland.net/munsell/}というサイトで行っております。
-変換方法はツールなどによって異なります。あくまで参考値である点ご了承ください。
-街中で見かけた草や木、花、野菜、果物の色を日塗工色見本2021年L版(2024/12/1以降は2024年P版)で比較してみました。
-植物名は標準和名を基準としていますが、園芸上の名称が一般化している場合は一部そちらに準拠しています(コスモスなど)。
-また、標準和名とよべるものがない場合は学名を付しています(クリサンセマム・ムルチコーレなど)。
-複数の種で花の色が違う同属についても原則として学名表記としています(一般的なサルビアは「サルビア・スプレンデンス」と表記)。
-開花時期は一例です(日本国内、主に本州基準。お住まいの地域によりばらつきがあります)。
-薔薇の色は[[こちら > バラの色]]
-編集内容が多いので分割しました。[[こちら > 草花の色PART2]]
**ツツジ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(95-50V.png)|ヒラドツツジ&br()(品種名:大紫)|花弁|4~5月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133|躑躅色(つつじいろ)|沖縄原産のケラマツツジ、中日本原産のモチツツジ、西日本原産のキシツツジ、広東~雲南・台湾・奄美大島原産の台湾山つつじなどの交雑種とされる&br()日本において一般に公園などで植栽されるツツジといえばヒラドツツジを指すことが多い&br()和名は長崎県平戸島に由来する&br()「大紫(おおむらさき)」は街中で多く見かける品種&br()ツツジの花言葉は「節度」「慎み」&br()なお、赤紫色のツツジの花言葉は「美しい人」|
|&image(95-90D.png)|ヒラドツツジ&br()(品種名:曙)|花弁外縁部|4~5月ごろ|95-90D|5RP 9/2|237/223/227||「曙(あけぼの)」は薄いピンクの花を咲かせ、&br()前出の「大紫」、白い花を咲かせる「白妙(しろたえ)」とともに植栽される&br()淡いピンクのツツジの花言葉は「愛の喜び」|
|&image(95-50V.png)|ヒラドツツジ&br()(品種名:曙)|花弁中心部|4~5月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||「曙」の花弁は中心部に赤紫色の班があるのが特徴|
|&image(35-90A.png)|ヒラドツツジ&br()(品種名:白妙)|花弁|4~5月ごろ|35-90A|5GY 9/0.5|226/228/219||「白妙(しろたえ)」の花弁はうっすらと緑がかった白色&br()白いツツジの花言葉は「初恋」|
|&image(05-50V.png)|ヒラドツツジ&br()(品種名:緋扇)|花弁|4~5月ごろ|05-50V|5R 5/12|208/76/80||「緋扇(ひおうぎ)」の花弁は名の通りのあざやかな緋色である&br()赤いツツジの花言葉は「燃え上がる想い」「恋の喜び」|
|&image(99-50X.png)|ヤマツツジ|花弁|4~6月ごろ|99-50X|10RP 5/14|215/64/106||別名エゾヤマツツジ、テリハヤマツツジ&br()北海道南部、本州、四国、九州に分布しており、野生ツツジの中ではもっとも分布域が広い&br()庭木として栽培もされる|
|&image(92-50T.png)|エゾムラサキツツジ|花弁|4~6月ごろ|92-50T|2.5RP 5/10|178/92/144||名からわかるとおり北海道原産で、北見市の温根湯温泉に咲くエゾムラサキツツジの群落は北海道の天然記念物&br()本州以南では庭木として栽培もされる&br()花言葉は「節度」「慎み」|
|&image(99-50X.png)|サツキ|花弁|5~6月ごろ|99-50X|10RP 5/14|215/64/106||小ぶりな赤い花を咲かせるサツキは旧暦の「皐月」に花を咲かせることから名がついた&br()別名エイザンコウ、代表品種は「大盃(おおさかづき)」「高砂(たかさご)」&br()サツキの花言葉は「節約」「貞淑」「節制」「幸福」「協力を得られる」|
|&image(92-40V.png)|クルメツツジ|花弁|3~5月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||鹿児島は霧島山原産のキリシマ(別名キリシマツツジ)を原種として旧久留米藩(現在の福岡県久留米市付近)で品種改良された&br()キリシマとヤマツツジの交配種に、さらにサタツツジなどを交配してできたのがクルメツツジである&br()小さな丸い葉に小ぶりな紫の花を多数つける&br()クルメツツジの花言葉は「情熱」「燃える思い」「恋の喜び」|
|&image(95-70L.png)|ゲンカイツツジ|花弁|3~5月ごろ|95-70L|5RP 7/6|215/158/177||日本では長崎県対馬、中国・四国地方、瀬戸内海周辺に分布&br()玄界灘に面した地域に多く分布しているためにこの名前がある&br()朝鮮半島原産の「カラムラサキツツジ」の変種であり、公園などの植栽として利用&br()春先に美しい桃色の花を咲かせるが、ミツバツツジによく似ているため、しばしば間違いやすい&br()花言葉は「自制心」|
|&image(99-60T.png)|シャクナゲ&br()(品種名:スイートハート)|花弁&br()(フチ)|3~5月ごろ&br()(9~10月ごろに返り咲きする場合あり)|99-60T|10RP 6/10|219/115/133|石楠花色(しゃくなげいろ)|「スイートハート」はセイヨウシャクナゲの一品種&br()強肩で育てやすい品種として知られる&br()庭木として栽培もされる&br()シャクナゲの花言葉は「威厳」「荘厳」「警戒」「危険」|
|&image(95-80L.png)|シャクナゲ&br()(品種名:スイートハート)|花弁&br()(中心部)|3~5月ごろ&br()(9~10月ごろに返り咲きする場合あり)|95-80L|5RP 8/6|243/184/202||シャクナゲは別名をロードデンドロンという&br()有毒植物でもあるため、ハクサンシャクナゲの葉を茶にするときには注意を要する&br()なお他のツツジ類と違い、花色別の花言葉はない|
|&image(05-90B.png)|シャクナゲ&br()(品種名:ウェディングブーケ)|花弁&br()(中心部)|3~5月ごろ&br()(9~10月ごろに返り咲きする場合あり)|05-90B|5R 9/1|234/225/224||「ウェディングブーケ」はわずかに赤みを帯びた白い花を咲かせる|
|&image(99-40V.png)|アザレア&br()(赤)|花弁|4~5月ごろ&br()ただし開花期を調整して秋に咲くようにしたものも売られている|99-40V|10RP 4/12|175/44/85|アザレア、アザレアピンク|和名セイヨウツツジ、オランダツツジ&br()台湾原産のタイワンツツジをもとにベルギーで改良した品種&br()神奈川県川崎市や栃木県館林市などが自治体の花としている&br()花言葉は「恋の喜び」「節制」「禁酒」&br()赤いアザレアの花言葉は「節制」「節度の愛」|
|&image(95-70L.png)|アセビ&br()(薄紅)|花弁|2~5月ごろ|95-70L|5RP 7/6|215/158/177|アザレア、アザレアピンク|別名アシビ、アセボ&br()感じでは馬酔木と書くが、これはグラヤノトキシンIなどの毒を含んでおり、馬が食べると酔ったようにふらつきながら苦しむといわれるため&br()釣り鐘型の花を咲かせるため庭木や公園、道路などの植樹に使用される&br()また先述の毒成分は殺虫剤などとして使われたほか、シカがこの毒を忌避するため、近年ではシカ除けとして植えられることもある&br()花言葉は「犠牲」「献身」「清純な心」「あなたと二人で旅をしましょう」|
|&image(82-20H.png)|ブルーベリー|果皮&br()(熟したもの)||82-20H|2.5P 2/4|57/43/71||別名ヌマスノキ、アメリカスノキ&br()夏から秋にかけて甘酸っぱい果実をつける&br()生食のほか、ジュースやジャム、製菓材料などとして広く利用されるフルーツである|
|&image(05-80L.png)|ブルーベリー|花弁|4月ごろ|05-80L|5R 8/6|251/183/177||ブルーベリーの花は前掲のアセビなどと似た釣り鐘型の花である&br()花の色は淡いピンクから白&br()花言葉は「実りある人生」「有意義な人生」「好意」「知性」「親切」「信頼」「思いやり」|
|&image(25-90B.png)|ドウダンツツジ|花弁|4~6月ごろ|25-90B|5Y 9/1|231/227/211||本州から四国、九州の低地に分布する&br()剪定にもよく耐えるため樹形を整えやすく、生け垣や植え込みなどに古くから使われてきた&br()ドウダンとは古来より使われた照明器具の灯台のことで、花の付き方が灯台の脚に似ていたため&br()葉は秋になると赤く色づいて紅葉となるのでドウダンモミジという別名がある&br()花言葉は「上品」「節制」「わたしの思いを受けて」|
**キク科
-表中「花冠」とはキク科の特徴の一つである舌状花の部位である。(筒状花については対象外とした)
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(25-85V.png)|イエギク&br()(黄)|花冠&br()(外縁部)|5~8月ごろ(夏ギク)&br()9~11月ごろ(秋ギク)&br()12~翌1月ごろ(寒ギク)|25-85V|5Y 8.5/12|247/212/0||元来は中国原産とされる&br()日本で一般にキクといえばこのイエギクのことを指し、観賞用や食用など様々な用途がある&br()皇室の紋章にもなっているが、これは鎌倉時代に後鳥羽上皇が身の回りのものにこの花の意匠を施したことが由来とされている&br()花言葉は「高貴」「高尚」「高潔」&br()黄色のキクの花言葉は「わずかな愛」「破れた心」「長寿と幸福」|
|&image(27-90B.png)|イエギク&br()(白)|花冠&br()(外縁部)|5~8月ごろ(夏ギク)&br()9~11月ごろ(秋ギク)&br()12~翌1月ごろ(寒ギク)|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||白いキクの花言葉は「真実」「慕う」「誠実な心」|
|&image(95-50H.png)|イエギク&br()(薄紫)|花冠&br()(外縁部)|5~8月ごろ(夏ギク)&br()9~11月ごろ(秋ギク)&br()12~翌1月ごろ(寒ギク)|95-50H|5RP 5/4|149/111/124||薄紫色のキクの花言葉は「私を信頼してください」「夢がかなう」「恋の勝利」|
|&image(89-70H.png)|ポットマム&br()(ピンク)|花冠&br()(外縁部)|9~11月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||ポットマムはいわゆる西洋キクで、主にアメリカで普及した品種&br()鉢植え(=ポット)で育てるのでポットマム&br()別名クッションマム、ガーデンマム&br()花言葉は「高潔」「清らかな愛」「気持ちの探り合い」|
|&image(25-80P.png)|ポットマム&br()(黄)|花冠&br()(外縁部)|9~11月ごろ|25-80P|5Y 8/8|226/199/89|||
|&image(95-90D.png)|ハルジオン|花弁|4~6月ごろ|95-90D|5RP 9/2|237/223/227||ヒメジョオンに似るが開花時期はこちらが早い&br()(ヒメジョオンの開花時期は6~10月ごろ)る&br()花言葉は「追想の愛」|
|&image(95-90D.png)|ヒメジョオン|花弁|6~10月ごろ|95-90D|5RP 9/2|237/223/227||ハルジョオンに似るが開花時期はこちらが遅い&br()また、葉の付き方などに相違点がある&br()花言葉は「素朴で清楚」「いつも一緒」|
|&image(25-85V.png)|セイヨウタンポポ|花冠&br()(外縁部)|3~5月ごろが多いがほぼ通年|25-85V|5Y 8.5/12|247/212/0|蒲公英色(たんぽぽいろ)、&br()ダンディライオン|ヨーロッパ原産の帰化植物&br()現在においてもっとも多くみられるタンポポと言えばセイヨウタンポポである&br()花言葉は「愛の神託」「真心の愛」|
|&image(22-80V.png)|セイヨウタンポポ|花冠&br()(中心部)|3~5月ごろが多いがほぼ通年|22-80V|2.5Y 8/12|248/192/17||中心部は複数の花弁が折り重なっているため色が濃く見える|
|&image(37-50L.png)|セイヨウタンポポ|葉||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||タンポポの葉は食用になり、おひたし、胡麻和え、天ぷら、サラダなどにして食べる&br()そのためタンポポは野菜とも呼べる|
|&image(25-85V.png)|ブタナ|花冠&br()(外縁部)|6~9月ごろ|25-85V|5Y 8.5/12|247/212/0||別名タンポポモドキ&br()ヨーロッパ原産の帰化植物でタンポポよりも草丈が高く、花茎は複数に枝分かれする&br()食用可で、タンポポに比べて渋味が少ないとされる&br()花言葉は「最後の恋」|
|&image(27-85H.png)|ウスジロノゲシ|花弁|4~10月ごろ&br()(地域によっては通年)|27-85H|7.5Y 8.5/4|224/215/155||ノゲシの変種であり、舌状花の花弁先端付近がうっすらと白みがかっているのが特徴|
|&image(25-85V.png)|オニノゲシ|花冠|4~10月ごろ&br()(地域によっては通年)|25-85V|5Y 8.5/12|247/212/0||ヨーロッパ原産の帰化植物である&br()同じキク科ノゲシ属のノゲシと比較して葉の先端が鋭くとがり、歯の根元が半月状になって茎を包む&br()花言葉は「毒舌」|
|&image(37-50L.png)|オニノゲシ|葉||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||ノゲシの若苗、若葉、柔らかい茎先は食用になるが、オニノゲシは葉も茎も硬く、トゲも多いため食用には不適|
|&image(27-85V.png)|イワニガナ|花冠|4~7月ごろ|27-85V|7.5Y 8.5/12|237/216/0||別名ジシバリ&br()ほぼ全国的に分布し、日当たりのよい山野から田畑、市街地などで頻繁に見られる野草&br()苦みが強いため食用には不適とされるが、全草を乾燥させたうえで煎じて薬用とする&br()胃痛や鼻詰まりなどに薬効があるとされる&br()花言葉は「束縛する」「人知れぬ努力」|
|&image(39-50H.png)|ヨモギ|葉&br()(オモテ)||39-50H|10GY 5/4|97/130/95|蓬色(よもぎいろ)|草餅の材料としても知られる草で別名モチグサ&br()草餅以外にも天ぷらやおひたしといった調理例がある&br()ただし食用に適しているのは若い葉であり、成長しきった葉は渋みが強く硬いためあまり食用には向かない&br()「艾葉(ガイヨウ)」という漢方薬の材料でもある|
|&image(39-80D.png)|ヨモギ|葉&br()(ウラ)||39-80D|10GY 8/2|185/206/182||ヨモギの葉の裏には細かい毛が生えており白っぽい|
|&image(22-85F.png)|ヨモギ|花弁||22-85F|2.5Y 8.5/3|230/212/172||ヨモギは風媒花であるため他のキク科植物ほど派手な花をつけないが、そのため生息範囲を広げることができる&br()ただしヨモギの花粉は花粉症のアレルゲンでもあるので注意が必要である&br()花言葉は「幸福」「平和」「平穏」「夫婦愛」「決して離れない」|
|&image(77-40V.png)|ヤグルマギク&br()(青)|花冠|4~7月ごろ|77-40V|7.5PB 4/12|71/89/175|コーンフラワーブルー&br()ブルー・ブルーエ|別名コーンフラワー、ブルーボトルなど&br()フランス語ではこの青花のものをブルー・ブルーエと呼ぶ&br()美しい青紫色を指す「コーンフラワーブルー」はこの花に由来&br()花言葉は「優雅」「繊細」|
|&image(95-80L.png)|ヤグルマギク&br()(ピンク)|花冠|4~7月ごろ|95-80L|5RP 8/6|243/184/202||ヤグルマギクにはピンク色や白色の花をつける品種もある&br()なお、花の色別の花言葉はない|
|&image(N-93.png)|ヤグルマギク&br()(白)|花冠|4~7月ごろ|N-93|N 9.3|235/235/235||植物(主に花弁)由来の色で純白に近い色は珍しい|
|&image(95-30P.png)|ヤグルマギク&br()(紫)|花冠|4~7月ごろ|95-30P|5RP 3/8|120/42/84||濃い赤紫色である&br()ヤグルマギクは食べられる花であり、ハーブティーに使われることもある&br()花弁にはアントシアニンが含まれ、疲れ目に効くとされる|
|&image(87-60L.png)|ヤグルマギク&br()(薄紫)|花冠|4~7月ごろ|87-60L|7.5P 6/6|172/135/173||淡い紫色|
|&image(79-40T.png)|ヤグルマギク&br()(青紫)|花冠|4~7月ごろ|79-40T|7.5PB 4/10|99/85/158||赤みを帯びた青|
|&image(85-70L.png)|ブルーデージー|花弁|3~5月ごろ、および10~12月ごろ|85-70L|5P 7/6|206/81/51||キク科植物の一種で名の通り青紫色の花を咲かせる&br()熱帯および南アフリカ原産&br()花言葉は「純粋」「幸福」「協力」「恵まれている」「無邪気」「かわいいあなた」|
|&image(35-90A.png)|フランスギク|花弁|5~7月ごろ|35-90A|5GY 9/0.5|226/228/219||園芸品種としてはシャスタデージーが有名&br()同じキク科のマーガレットとよく似ており間違えやすい&br()花言葉は「忍耐」「寛容」「寛大」「悲哀」「無実」|
|&image(29-90B.png)|カンシロギク|花弁|12月~翌年6月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||学名クリサンセマム・パルドスム&br()大手園芸メーカーのサカタのタネによりノースポールという名がつけられ国内ではその名で呼ばれることが多い&br()主に地中海原産&br()花言葉は「誠実」「冬の足音」「高潔」|
|&image(25-85V.png)|クリサンセマム・ムルチコーレ|花冠|3~5月ごろ|25-85V|5Y 8.5/12|247/212/0||上述のカンシロギクと同じクリサンセマム属の花&br()黄花のキクであり、カンシロギクと組み合わせてコントラストを作る植え方をすることが多い&br()園芸上は属名を省略して単にムルチコーレと呼ばれることが多いようだ&br()花言葉は「誠実」「高潔」|
|&image(29-70T.png)|ハハコグサ|花弁|3~6月ごろ|29-70T|10Y 7/10|184/178/0||日当たりの良い場所でよく見かける野草&br()ゴギョウという別名があり、春の七草のひとつとして食用にされる&br()地域名アワゴメ、ウサギノミミ、モチグサなど&br()花言葉は「いつも思う」「無償の愛」「温かい気持ち」「忘れない」|
|&image(39-50H.png)|ハハコグサ|葉・茎||39-50H|10GY 5/4|97/130/95|||
|&image(32-80D.png)|チチコグサ|花弁|5~10月ごろ|32-80D|2.5GY 8/2|200/203/170||花は非常に小さく目立たない&br()大量の綿毛を飛ばして増える雑草で、芝生の景観を乱すため「芝生の敵」とされる&br()花言葉は「父の愛情」|
|&image(15-65X.png)|フレンチマリーゴールド&br()(オレンジ)|花冠|4~12月ごろ|15-65X|5YR 6.5/14|240/133/0||学名タゲテス・エレクタ&br()和名クジャクソウ、コウオウソウ、マンジュギク&br()フレンチと名がつくがメキシコ原産&br()長く花を咲かせる植物で人気がある&br()マリーゴールドの花言葉は「可憐な友情」「変わらぬ愛」「勇者」「嫉妬」「絶望」「悲嘆」&br()また、フレンチマリーゴールドの花言葉は「いつもそばに置いて」&br()オレンジ色の花の花言葉は「予言」「真心」|
|&image(25-85V.png)|フレンチマリーゴールド&br()(イエロー)|花冠|4~12月ごろ|25-85V|5Y 8.5/12|247/212/0|マリーゴールドイエロー|黄色のマリーゴールドの花言葉は「健康」「下品な心」|
|&image(15-65X.png)|キンセンカ&br()(オレンジ)|花冠|5~11月ごろ(春蒔き)&br()12~翌6月ごろ(秋蒔き)|15-65X|5YR 6.5/14|240/133/0||学名カレンデュラ・オフィシナリス&br()標準和名トウキンセンカ&br()別名カレンデュラ、またポットマリーゴールドの別名もあるがマリーゴールドとは別の属である&br()地中海原産で日本では観賞用として植えられるが、ヨーロッパでは原種を食用花として用いる&br()「貧乏人のサフラン」「エジプトサフラン」の別名があり、サフランの代用品ともされる&br()キンセンカの花言葉は「別れの悲しみ」「寂しさ」「悲嘆」「失望」&br()オレンジ色のキンセンカの花言葉は「別れの悲しみ」「失望」「静かな思い」|
|&image(17-70X.png)|ヒメキンセンカ|花冠|11月~翌5月ごろ|17-70X|2.5YR 7/14|245/153/0||学名カレンデュラ・アルヴェンシス&br()標準和名ホンキンセンカ、別名フユシラズ&br()キンセンカ(トウキンセンカ)に比べてやや小ぶりな花をつける&br()キンセンカよりも先に日本に渡来したとされている&br()キンセンカの原種とされており、また食用花(エディブル・フラワー)ともされる&br()花言葉は「慈愛」「別れの悲しみ」「悲しみ」「失望」「悲嘆」「平静」「乙女の美しい姿」「静かな思い」「用心深い」|
|&image(22-80X.png)|ヒマワリ&br()(品種名:サンフィニティ)|花冠|5~10月ごろ|22-80X|2.5Y 8/14|252/191/0|向日葵色(ひまわりいろ)、&br()サンフラワーイエロー(単にサンフラワーとも)|学名ヘリアンサス・アヌウス&br()別名ヒグルマ、ニチリンソウ、サンフラワー、ソレイユ&br()ヒマワリといえば7~8月ごろに開花する夏の花だが、サンフィニティ種は開花時期が長い新品種である&br()ヒマワリとしては小型の品種であり、1株に小輪の花を複数つける&br()ヒマワリの花言葉は「私はあなただけを見つめる」「憧れ」「情熱」「光輝」&br()本種のような小輪品種の花言葉は「高貴」|
|&image(22-80X.png)|ヒマワリ&br()(品種名:大輪ひまわり)|花冠|7~9月ごろ|22-80X|2.5Y 8/14|252/191/0|向日葵色(ひまわりいろ)、&br()サンフラワーイエロー(単にサンフラワーとも)|日本で一般に流通する大型品種は「大輪ひまわり」の名で出回る&br()ちなみに世界最大とされるヒマワリの品種は「タイタン」である&br()大輪品種のヒマワリには「偽りの愛」「偽りの富」「偽の金貨」という花言葉がある(その他のヒマワリの花言葉は欄外※1参照)|
|&image(25-85V.png)|シロタエヒマワリ|花冠|9~10月ごろ|25-85V|5Y 8.5/12|247/212/0||ヒマワリと名が付き樹形もヒマワリに非常によく似るが学名をヘリアンサス・アルゴフィルスといい同属別種&br()アメリカ・テキサス州、フロリダ州およびノースカロライナ州原産&br()茎や葉に白い毛が生えておりこれにより銀色に見えることからこの名がある&br()別名ギンヨウヒマワリ、シルバーリーフ・サンフラワー&br()花言葉はヒマワリに同じ|
|&image(22-80X.png)|コヒマワリ|花冠|7~9月ごろ|22-80X|2.5Y 8/14|252/191/0|向日葵色(ひまわりいろ)、&br()サンフラワーイエロー(単にサンフラワーとも)|学名由来のヘリアンサス、また宿根ヒマワリなどの別名で呼ばれる&br()ヒマワリ(学名ヘリアンサス・アヌウス)と、宿根草であるノヒマワリ(ヘリアンサス・デカペタルス)の交雑種&br()小輪の花を複数つけるが草丈は150㎝を超えることもある&br()なお八重咲きの品種もあり、人気が高い&br()コヒマワリの花言葉は「崇拝」「憧れ」「誘惑」「快活な性格」|
|&image(25-85V.png)|キクイモ|花冠|9~10月ごろ|25-85V|5Y 8.5/12|247/212/0||別名ブタイモ、カライモ、アメリカイモ、エルサレム・アーティチョーク、サンチョーク、トピナンブール&br()学名がヘリアンサス・トゥベロサスということからわかる通りヒマワリの仲間ではあるがヒマワリに比べ地味で小ぶりな花をつける&br()和名は塊茎が肥大していてイモのようであることにより、イモの部分は食べられるがクセが強く、そのため万人向けの食材ではない&br()いわば好みの大きく分かれる食材である&br()また酒の原料にもなり、日本では「無用の用」「のまさるイヌリン」「菊稀」などの焼酎が作られている&br()花言葉は「陰徳」「美徳」「気取らぬ愛らしさ」「恵み」|
|&image(25-85D.png)|フキ|雄しべ|2~3月ごろ|25-85D|2.5Y 8.5/2|222/214/183||別名アオブキ、アカブキ、ノブキ、オオバ、ホウトウサイ&br()日本では北海道から沖縄まで広く分布する&br()山菜の一つであり、野菜として栽培もされる&br()花茎は雌雄異株で、若い花茎はフキノトウと呼ばれ食用となる&br()地下茎で増えるが、この地下茎は掘り出すと緑色でありワサビによく似る&br()生の状態のフキは有毒であるため水にさらすなどしてアク抜きをする必要がある&br()特に地下茎は毒が多いが、アク抜きをしたうえで天日乾燥すると「蜂闘菜(ほうとうさい)」という生薬になる&br()フキノトウも「和款苳花(わかんとうか)」として薬用になる&br()フキノトウの花言葉は「公正な裁き」「待望」「愛嬌」「真実は一つ」「仲間」|
|&image(35-60T.png)|フキ|葉&br()(オモテ)||35-60T|5GY 6/10|127/160/0||フキは主に茎の部分が食用とされ、おひたしや和え物、煮物などに使われる&br()「伽羅蕗(きゃらぶき)」という佃煮も有名&br()なおフキの葉は、花が終わった後の5月ごろから地上に出てくるが、フキノトウはこの直前に綿毛を飛ばしたのち枯れてしまう&br()葉も茎と同様にアク抜きをしたうえで食べることが可能|
|&image(27-85V.png)|ツワブキ|花冠|10~11月ごろ|27-85V|7.5Y 8.5/12|237/216/0||別名ツワ、ツヤブキ、イシブキなど&br()ツワブキは「石蕗の花」として初頭の季語であり、山口県津和野の地名の由来にもなった植物である&br()太平洋側では福島県以南に、日本海側では石川県以西に分布するが大東諸島や尖閣諸島では見られない&br()花言葉は「困難に負けない」「謙遜」|
|&image(37-50L.png)|ツワブキ|葉&br()(オモテ)||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||フキに似るが葉の色が濃く艶がある&br()本来は海岸線付近にみられる植物だが庭園などに植えられることもある&br()食用にはできるがそのままでは有毒のためアク抜きが必要である|
|&image(22-80X.png)|オオハンゴンソウ&br()(八重咲き)|花冠|6~9月ごろ|22-80X|2.5Y 8/14|252/191/0||学名ルドベキア・ラシニアタ、八重咲きの品種は別名をハナガサギクという&br()北米原産で元々は園芸種だったが繁殖力が強く、特定外来生物に指定されており現在は栽培が禁止されている&br()花言葉は「あなたを見つめる」「強い精神力」「正義」「公平」|
|&image(22-80X.png)|アラゲハンゴンソウ|花冠先端付近|6~10月ごろ|19-75X|10YR 7.5/14|249/172/0||学名ルドベキア・ヒルタ、別名キヌガサギク、ボクジョウバナ、テツドウバナ、学名からルドベキアとも通称される&br()北米原産元々は園芸種だったが帰化した&br()アメリカではメリーランド州の州花に指定されている&br()花言葉は「あなたを見つめる」「強い精神力」「正義」「公平」「正しい選択」|
|&image(22-80V.png)|オオキンケイギク|花冠|5~7月ごろ|22-80V|2.5Y 8/12|248/192/17||北米原産、別名トッコウバナ&br()ドライフラワー用として栽培されたが繁殖力が強く、現在は特定外来生物として栽培が禁止されている&br()花言葉は「新鮮で華やか」「きらびやか」「いつも明るく」|
|&image(21-75X.png)|ヒマワリモドキ|花冠|8~10月ごろ|21-75X|1.25Y 7.5/14|243/175/0||学名ヘリオプシス・ヘリアンソイデス、宿根ヒマワリ、ヒメヒマワリなどの別名で呼ばれるがヒマワリとは別属&br()園芸上は学名由来のヘリオプシスと呼ばれることも多い&br()小輪の花を複数つける&br()花言葉は「崇拝」「憧れ」「細やかな気配り」|
|&image(89-40T.png)|ノアザミ|花冠|5~8月ごろ|89-40T|10P 4/10|114/80/152||別名コアザミ&br()都市部でよく見かけるアザミの一種であり、若い茎は山菜として食される&br()根も食用にでき、きんぴらなどにして食べる&br()花言葉は「触らないで」「独立」「素直になれない恋」|
|&image(89-70H.png)|ムラサキバレンギク|花冠|6~10月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||学名エキナセア・プルプレア&br()学名由来のエキナセアと呼ばれることが多い北米原産のキク&br()欧米ではハーブティーとして飲まれているようだ&br()花言葉は「優しさ」「深い愛」「あなたの痛みを癒します」|
|&image(32-50L.png)|レタス&br()(グリーンリーフレタス)|葉||32-50L|2.5GY 5/6|119/127/48||和名チシャ、リーフレタスについてはチリメンヂシャ&br()暖かい日が続くとノゲシに似た花をつけるが、この花をつけるために茎をのばす「トウ立ち」を迎えてしまうと味が落ちてしまうため食用に向かない&br()そのためトウ立ちを迎える前に収穫しなければならない|
|&image(35-60T.png)|レタス&br()(フリルレタス)|葉||35-60T|5GY 6/10|127/160/0||上掲のリーフレタスと同様の葉レタス品種であるが、名の通り葉先がフリル状になっているレタス&br()葉はやや厚みがあり、シャキシャキとした歯ごたえが特徴の品種である|
|&image(21-75X.png)|メランポジウム・ディバリカツム|花冠|5~10月ごろ|21-75X|1.25Y 7.5/14|243/175/0||アメリカ南西部から中米にかけてが原産で、園芸上は学名由来のメランポジウムと呼ばれる&br()暑さに強く開花期が長いため花壇などに植えられる&br()花言葉は「元気」「あなたはかわいい」|
|&image(92-60H.png)|コスモス&br()(ピンク)|花冠|7~11月ごろ&br()(早咲きが6~8月ごろ、遅咲きが9~11月ごろとされる)|92-60P|2.5RP 6/8|194/126/164|秋桜色(こすもすいろ)|学名コスモス・ビピンナトゥス&br()和名オオハルシャギク、アキザクラ&br()別名ガーデンコスモス、メキシカンアスター&br()メキシコの高山地帯が原産で、秋の花の代名詞である&br()日本には明治20年ごろに渡来して栽培が始まったと言われるが一部は野生化している&br()花言葉は「調和」「謙虚」「乙女の純真」&br()ピンクの花は「乙女の純潔」|
|&image(92-40V.png)|コスモス&br()(赤)|花冠|7~11月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||コスモスの大半は秋にピンクの花を咲かせるが、品種改良で赤や白の花も作られている&br()赤いコスモスの花言葉は「調和」「愛情」|
|&image(27-90P.png)|コスモス&br()(黄)|花冠|7~11月ごろ|27-90P|7.5Y 9/8|245/230/109||黄色いコスモスは東京・町田市の玉川大学で黄色く変色した花が発見されたのがきっかけであり、&br()その花を交配させることで黄色い品種「イエローガーデン」の開発に成功&br()なお現在は形質劣化のしにくい「イエローキャンパス」が主力&br()花言葉は「幼い恋心」「自然美」「野生的な美しさ」|
|&image(17-70X.png)|キバナコスモス|花冠|6~10月ごろ|17-70X|2.5YR 7/14|245/153/0||学名コスモス・スルプレウス&br()別名イエローコスモス&br()メキシコ原産で、コスモスという名がついているが、コスモス(オオハルシャギク)とは別種であり交配できない&br()暑さに強いため夏の花壇に植えられるが、繁殖力が強く、こぼれ種で栽培するとコスモスを席巻してしまう&br()なお、コスモスは先述の通り別種のため交配できないが、チョコレートコスモスとは交配でき、ストロベリーチョコレートという交配種が作られている&br()花言葉は「野性的な美しさ」「野生美」「幼い恋心」|
|&image(22-70V.png)|オオアワダチソウ|花冠|7~10月ごろ|22-70V|2.5Y 7/12|219/166/0||学名ソリダゴ・ギガンテア、学名由来のソリダゴという別名でも呼ばれる&br()北米原産の帰化植物で、セイタカアワダチソウに比べ背が低く、また毛が無い&br()要注意外来生物に指定されており、侵略的な種である&br()希少生物保護の観点から礼文島では駆除対象となっている&br()花言葉は「引っ込み思案」|
|&image(99-30P.png)|ダリア&br()(品種名:ガーネット)|花冠|6~11月ごろ&br()ただし日本の夏は高温のため6月から咲くことはまれで、9~11月ごろが多い|99-30P|10RP 3/8|126/39/66||学名は植物学者カール・フォン・リンネの弟子であったアンデシュ・ダールにちなむ&br()メキシコ・グアテマラの高地原産で、和名テンジクボタン&br()日本には江戸時代にオランダから輸入された&br()花言葉は「華麗」「優美」「気品」「威厳」「優雅」「移り気」「裏切り」「気まぐれ」「不安定」&br()赤いダリアの花言葉は「華麗」「栄華」|
|&image(89-60T.png)|キダチダリア|花冠|11~12月ごろ|89-60T|10P 6/10|197/122/180||学名ダリア・インペリアリス、別名コウテイダリア、ツリーダリア&br()メキシコ・グアテマラの高地原産で、草丈は3~5mほどにも及ぶ巨大な種である&br()寒さには強いが霜には弱く、霜が降りると地上部は枯れてしまう&br()塊根を持つ多年草(宿根草)である&br()花言葉は「壮麗」「乙女の真心」「乙女の純潔」|
|&image(22-70V.png)|オニタビラコ|花冠|4~10月ごろ&br()三浦半島など温暖地では通年&br()北海道では5~10月ごろ|22-70V|2.5Y 7/12|219/166/0||日本全土に分布する野草であり、タビラコ(コオニタビラコの別名)より大型で背が高いためこの名があるが、花はコオニタビラコに比べ小さい&br()コオニタビラコは水田の近くに生えるが、オニタビラコは都市部でもよく見かける種である&br()春の七草のひとつ「ホトケノザ」とはコオニタビラコのことであるが、混同されてオニタビラコを食べる場合がある&br()本来は誤りであるが、食べられる野草ではあるため問題はない&br()なお風味はコオニタビラコに比べやや大味といわれる&br()花言葉は「仲間と一緒に」「純愛」「想い」|
|&image(27-85V.png)|ヤクシソウ|花冠|9~11月ごろ|27-85V|7.5Y 8.5/12|237/216/0||日本国内では北海道から本州、四国、九州、屋久島の日当たりのよい乾いた山野に生える&br()東京近郊では川崎市の生田緑地などにも生息している&br()無毒だが非常に苦みが強く、食用には向かない&br()若い葉はゆでてお浸しなどにして食べるか葉をちぎってサラダに散らすなどして食べるようだ&br()花言葉は「にぎやか」|
|&image(22-70V.png)|ノボロギク|花冠|通年&br()3~8月ごろが多い|25-70T|5Y 7/10|204/171/19||ヨーロッパ原産の帰化植物&br()サワギク(ボロギク)に似ていて野に生えるのでこの名がある&br()別名オキュウクサ、タイショウクサ&br()強害雑草であり畑地の敵とされ、また肝毒性のあるピロリジジンアルカロイドを含む毒草のため食べられない&br()花言葉は「遭遇」「一致」|
|&image(07-30L.png)|ガザニア・スプレンデンス&br()(レッドストライプ)|花弁&br()(腹)|4~10月ごろ|07-30L|7.5R 3/6|116/52/47||和名クンショウギク、南アフリカ原産&br()園芸上ガザニアはガザニア・リゲンスおよびそれをもとに品種改良されたガザニア・スプレンデンスを指すことが多い&br()春から秋にかけ勲章のような美しい花を咲かせる&br()花言葉は「あなたを誇りに思います」「身近な愛」「潔白」「きらびやか」|
|&image(19-75X.png)|ガザニア・スプレンデンス&br()(レッドストライプ)|花冠&br()(フチ)|4~10月ごろ|19-75X|10YR 7.5/14|249/172/0|||
|&image(95-30H.png)|ガザニア・スプレンデンス&br()(ローズストライプ)|花冠&br()(腹)|4~10月ごろ|95-30H|5RP 3/4|100/59/77|||
|&image(95-90A.png)|ガザニア・スプレンデンス&br()(ローズストライプ)|花冠&br()(フチ)|4~10月ごろ|95-90A|5RP 9/0.5|229/226/227|||
|&image(22-80V.png)|ガザニア・リネアリス|花冠|4~10月ごろ|22-80V|2.5Y 8/12|248/192/17||ガザニアの中でも草丈20㎝ほどの種で、リゲンスと並び多くの園芸品種の母体となった種でもある|
|&image(25-90A.png)|マーガレット&br()(白)|花冠|3~7月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219||和名モクシュンギク&br()カナリア諸島原産で、日本には明治末期に観賞用として輸入&br()元来は宿根草であるが、日本では暖地でのみ越冬できる&br()フランスギクに似るがやや小輪であり、白のほかにピンク、黄などの花を咲かせる品種もある&br()何年も越冬したマーガレットは茎が木質化するため半耐寒性常緑低木といえる&br()花言葉は「恋占い」「心に秘めた愛」「私を忘れないで」&br()白いマーガレットの花言葉は「心に秘めた愛」「誠実」「信頼」(※2)|
|&image(07-40V.png)|ガーベラ・ヤメソニー|花冠|4~11月ごろ|07-40V|7.5R 4/12|176/50/43||和名アフリカセンボンヤリ、狭義のガーベラは本種を指す場合が多い&br()熱帯アジア・アフリカ原産で本種を原種として多彩な園芸品種が作られている&br()フラワーアレンジメントにもよく使われる&br()ガーベラの花言葉は「常に前進」「希望」&br()赤いガーベラの花言葉は「神秘」「チャレンジ」「常に前進」(※3)|
|&image(22-80V.png)|ユリオプス・ペクチナータス|花冠|11月~翌年5月ごろ|22-80V|2.5Y 8/12|248/192/17||通称ユリオプスデージー、南アフリカ原産のユリオプス属のうちことに園芸用として流通する種&br()常緑低木であり、つぎつぎに黄色の花をつけるため、寂しくなりがちな冬の庭に彩を添える庭木として人気がある&br()日本では種子をつけることができないため挿し木で殖やす&br()花言葉は「明るい愛」「円満な関係」「夫婦円満」|
|&image(17-70X.png)|コセンダングサ|花冠|9~12月ごろ|17-70X|2.5YR 7/14|245/153/0||北米原産で日本には江戸時代ごろに渡来したと思われる&br()瓦や荒れ地などでよくみられる雑草として関東以西で帰化している&br()果実は集合痩果であり、先端にとげがついていてこのとげが動物の体毛などにくっつくことで運ばれる&br()人の衣服にもくっつくので「ひっつき虫」「くっつき虫」などと呼ばれる植物の一つである&br()花言葉は「味わい深い」「いたずら好きな子供」「移り気な方」「近寄らないで」|
|&image(09-80F.png)|フジバカマ|花冠|7~10月ごろ|09-80F|10R 8/3|226/193/182||学名ユーパトリウム・ジャポニクム&br()同じヒヨドリバナ(ユーパトリウム)属のヒヨドリバナに似るが、ヒヨドリバナの葉が裂けないのに対してこちらは三叉に裂けるので区別できる&br()花の色は淡いピンク色で、秋の七草のひとつとして楽しまれる&br()蘭草(ランソウ)と呼ばれる漢方薬の原料として使われる薬草でもある&br()花言葉は「遅れ」「ためらい」「躊躇」「あの日を思い出す」「優しい思い出」|
|&image(05-70L.png)|ユートロキウム・デュビウム&br()(品種名:ベイビージョー)|花弁|7~10月ごろ|05-70L|5R 7/6|223/157/152||ヒヨドリバナ(ユーパトリウム)属の北米原産種であるジョーピーウィード(ユーパトリウム・デュビウム、ただし最新の分類体系ではユートロキウム属のユートロキウム・デュビウムとされる)の栽培品種&br()和名をセイヨウフジバカマというが、その中でも小ぶりな品種であり花壇に好適である&br()花言葉は「思いやり」|
|&image(85-50P.png)|アゲラタム&br()(品種名:トップブルー)|花冠|6~11月ごろ|85-50P|5P 5/8|144/107/163||アゲラタムとはカッコウアザミ属(アゲラタム属)の総称であるが、日本で多く栽培されているのはオオカッコウアザミ(アゲラタム・ヒューストニアヌム)とカッコウアザミ(アゲラタム・コニゾイデス)の主観配合により作られた園芸品種がほとんど&br()花の形が同じキク科のアザミ属に、葉の形がシソ科のカッコウに似るためこの名がある&br()トップブルーは青紫色の涼しげな花をつける品種でサカタのタネが開発&br()丈夫で花もちがよい&br()花言葉は「信頼」「安泰」「名誉」「永遠の美」|
|&image(25-90B.png)|マルバフジバカマ|花冠|7~10月ごろ|25-90B|5Y 9/1|231/227/211||学名アゲラティナ・アルティッシマ&br()かつてはヒヨドリバナ(ユーパトリウム)属に分類されていたが、分類体系の見直しによって別属とされた&br()このためフジバカマ(ユーパトリウム・ジャポニクム)やセイヨウフジバカマ(ユートロキウム・デュビウム)とも別属である&br()1896年に渡来し、1915年ごろから箱根の強羅に帰化が確認された&br()トリメトルという毒素を含む毒草であり、家畜がそれを食べるとその体内がトリメトルで汚染されてしまい、その家畜の肉を食べたり乳を飲んだ人もトリメトル中毒になる「ミルク病」という食中毒の原因ともなった&br()刈り取っても地下茎からすぐに繁殖するため、近年では「里山の敵」として問題視されている&br()花言葉は「恋の相談役」|
|&image(25-90A.png)|ハキダメギク|花冠|ほぼ通年|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219||和名は本種が最初に民家の掃きだめで見つかったからといわれる&br()熱帯アメリカ原産で、日本には大正期に東京で発見され、関東以西の各地に帰化している&br()明治初期に渡来したといわれるが詳細不明&br()道端の雑草として定着しているが、気温さえ確保できれば通年開花するためハウス栽培農家にとっては害草である&br()食べられないことはないがキク科特有の残り香がある程度で味気ないという&br()花言葉は「不屈の精神」「豊富」|
|&image(95-50P.png)|ヒャクニチソウ&br()(ピンク)|花冠|5~11月ごろ|95-50P|5RP 5/8|175/97/128||メキシコ原産で、コスモスやダリアとは同郷である&br()日本には文久年間以前にアメリカ経由で渡来したといわれ、主に仏前花として全国で栽培されるようになったのが始まりである&br()丈夫で色あせにくいために花壇や庭などで栽培され、初夏から晩秋まで百日以上も花をつけるほど花もちがよいためにヒャクニチソウの名がある&br()学名ジニア・エレガンスから取ってジニアと呼ばれることもある&br()花言葉は「絆」「遠き友を思う」「いつまでも変わらぬ心」「注意を怠るな」「幸福」「思慕」「恋の喜び」|
|&image(82-50H.png)|クジャクアスター|花冠|6~9月ごろ|82-50H|2.5P 5/4|127/117/145||別名シュッコンアスター、クジャクソウ、フロストアスター&br()シオン(アスター)属の栽培品種でアメリカで作出されたものといわれる&br()シロクジャクにユウゼンギクなどを交配させて作られたといわれる&br()八重咲の品種も多く好まれる&br()花言葉は「飾り気のない人」「追憶」「君を忘れない」|
|&image(27-80V.png)|オトンナ・カペンシス|花冠|10月~翌年3月ごろ|27-80V|7.5Y 8/12|223/202/0||和名キバナシンゲツ&br()南アフリカ原産で、キク科でありながら多肉植物である&br()多肉質で匍匐性があるため、主にグラウンドカバーとして植栽されるほか、鉢植えでも出回る&br()花言葉は「忍耐」「希望」|
|&image(95-30D.png)|オトンナ・カペンシス&br()(ルビーネックレス)|葉||95-30D|5RP 3/2|87/66/74||オトンナ・カペンシスの中でも、葉が赤紫色になる品種&br()別名を紫月(シゲツ)という|
|&image(22-80V.png)|キンセイギク|花冠|5~6月ごろ|22-80V|2.5Y 8/12|248/192/17||学名クリソゴヌム・ペリエリ、園芸名としてはこの学名に由来するクリソゴヌムと呼ばれる&br()別名コガネグルマ、ゴールデンスター&br()北米東部原産で主に観賞用として栽培される&br()匍匐枝(ランナー)を出すためグラウンドカバーとしても好適な植物である&br()花言葉は特になし|
※1:ヒマワリは花の数によっても花言葉があり、「一目ぼれ」(1本)、「愛の告白」(3本)、「秘かな愛」(7本)、「最愛」(11本)、「ごめんなさい」(15本)、「絶望の愛」(17本)、「永遠の愛」「ずっと一緒にいよう」(99本)、「結婚しよう」(108本)、「何度生まれ変わってもあなたを愛す」(999本)。
※2:マーガレットも花の数によって花言葉があり、「あなたが運命の人」(1本)、「愛しています」(3本)、「一生愛し続けます」(4本)、「あなたに出会えたことが心からの喜び」(5本)、「あなたに夢中」(6本)、「思いやりに感謝しています」(8本)、「あなたは完璧」(10本)、「最愛」(11本)、「恋人(夫・妻)になってください」(12本)、「不安な愛」(16本)、「絶望の愛」(17本)。
※3:ガーベラもまた花の数によって花言葉があり、「一目ぼれ」「あなたが運命の人」(1本)、「愛しています」(3本)、「あなたに一生の愛を捧げます」(4本)、「あなたに夢中」(6本)、「あなたの思いやりに感謝します」(8本)、「いつまでも一緒にいてほしい」(9本)、「あなたは私の最愛の人」(11本)、「恋人(夫・妻)になってください」(12本)、「あなたに永遠の愛を誓います」(40本)、「私と結婚してください」(100本)。
**アブラナ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(27-80V.png)|アブラナ|花弁|2~5月ごろ|27-80V|7.5Y 8/12|223/202/0|菜種色(なたねいろ)&br()レープイエロー|別名ナノハナ、ナタネ&br()アブラナ科の代表種で、一般に菜の花といえばアブラナを指す&br()野菜および採油目的で栽培されるが、現在採油用として栽培されるのはセイヨウアブラナのほうであり、在来種は専ら観賞用または野菜として栽培されることが多くなった&br()主な料理はおひたし、和え物、天ぷら、炒め物、菜飯、菜の花鍋など&br()花言葉は「快活」「明るさ」|
|&image(85-50P.png)|オオアラセイトウ|花弁|3~5月ごろ|85-50P|5P 5/8|144/107/163||別名ショカツサイ、シキンソウ、ハナダイコン、ムラサキハナナ&br()アブラナに似た紫色の花をつけるばかりでなく、利用法もアブラナのそれとほぼ同じである&br()花言葉は「変わらぬ愛」「仁愛」「熱狂」「癒し」「優秀」「あふれる智恵」|
|&image(25-90C.png)|ダイコン|根茎||25-90C|5Y 9/1.5|233/227/203||別名スズシロ&br()サラダや野菜スティック、煮物、おでん、スープ、漬物などに用いる&br()切り干し大根やたくあん、大根おろしも有名|
|&image(89-70H.png)|ハマダイコン|花弁|8~10月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||別名ホソダイコン、ノダイコン、イソダイコン&br()名の通りダイコンの仲間であり、ダイコンとともにセイヨウノダイコンの変種とされる&br()ダイコンの中でも海岸沿いの砂地を中心に生える種であり、全草が食用になる&br()なお、ダイコンに比べると幾分辛みが強いといわれ、根は硬くて辛いためそのまま食すには適さない&br()そのため葉や花が主に食用となるが、たくあん等の漬物にすれば根も食べられる&br()花言葉は「ずっと待っています」|
|&image(27-85V.png)|ダイコンモドキ|花弁|3~5月ごろ|27-85V|7.5Y 8.5/12|237/216/0||別名ダテガラシ、アレチガラシ、ショートポッドマスタード&br()地中海原産で世界各地に帰化&br()アブラナ科の植物だが果実は短く丸い&br()葉が食用および薬用とされるらしい|
|&image(35-60H.png)|キャベツ|外葉||35-50Hと37-50Hのおおむね中間|5GY 6/4|140/153/103||別名カンラン&br()ヨーロッパ原産のヤセイカンラン(ワイルドキャベツ)を栽培用として改良した野菜&br()幅広い用途に使われる万能葉菜のひとつである|
|&image(37-50L.png)|ハクサイ|外葉先端付近||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||ブラッシカ・ラパの変種であり、本表冒頭のアブラナも同属変種のひとつである&br()鍋物の定番具材であり、このほかキムチや浅漬けなどといった漬物、また八宝菜などの中華料理の定番具材でもある|
|&image(35-85B.png)|ハクサイ|葉の根本および芯||35-85B|5GY 8.5/1|212/215/199||葉の大部分が白い色であるため「白菜」の名がある&br()韓国語では「ペチュ(ペクチュ)」と言い、一般に知られるキムチは「ペチュキムチ(白菜キムチ)」である|
|&image(27-85H.png)|ハクサイ|内葉先端付近||27-85H|7.5Y 8.5/4|224/215/155|||
|&image(85-40L.png)|ハボタン&br()(紫)|内葉||85-40L|5P 4/6|113/85/128||キャベツやケールの園芸品種とされる&br()色づいた葉の形をボタンの花に見立ててこの名がつけられている&br()花は他のアブラナ科植物とよく似た形の黄色い花であるが観賞の対象とはされず、トウ立ちする前に処分されることが多い&br()紫色のハボタンの色はアントシアニンに由来|
|&image(25-90D.png)|ハボタン&br()(白)|内葉||25-90D|5Y 9/2|236/227/195||白い葉の部分は葉緑素を持たない部分である&br()一応はキャベツの仲間であるため食用は可能であるが、食用品種であるキャベツに比べると味は落ちる&br()ハボタンは葉の部分に花言葉が与えられており「祝福」「愛を包む」「慈愛」「物事に動じない」「利益」|
|&image(27-90P.png)|ハボタン|花弁|4~5月ごろ|27-90P|7.5Y 9/8|245/230/109||アブラナ科の多くの種で見られる黄色い花をつける&br()花茎を伸ばすことをトウ立ちというが、ハボタンはトウ立ちすると全体が縦に伸びていき細長い形になる|
|&image(89-60T.png)|ストック&br()(淡紫)|花弁|3~5月ごろ&br()冬咲きの場合は12~3月ごろ|89-60T|10P 6/10|197/122/180||南欧原産、和名アラセイトウ、一般にストックの名で出回る&br()原産地では多年草だが、日本では秋まきの一年草として扱われる&br()秋まきの場合は春に開花するが、冬咲きのものもありそちらは苗から育てる&br()花言葉は「愛の絆」「永遠の美」&br()紫色の花の場合は「おおらかな愛情」|
|&image(89-30H.png)|ストック&br()(淡紫)|花弁|3~5月ごろ&br()冬咲きの場合は12~3月ごろ|89-30H|10P 3/4|93/61/88|||
|&image(99-30P.png)|ストック&br()(紅)|花弁|3~5月ごろ&br()冬咲きの場合は12~3月ごろ|99-30P|10RP 3/8|126/39/66||紅色の花の場合は「私を信じて」|
|&image(95-70L.png)|ストック&br()(ピンク)|花弁|3~5月ごろ&br()冬咲きの場合は12~3月ごろ|95-70L|5RP 7/6|215/158/177||ピンク色の花の場合は「ふくよかな愛情」|
|&image(25-90D.png)|ストック&br()(白)|花弁|3~5月ごろ&br()冬咲きの場合は12~3月ごろ|25-90D|5Y 9/2|236/227/195||白い花の場合は「思いやり」「ひそやかな愛」|
|&image(22-90B.png)|ナズナ|花弁|3~5月ごろ&br()冬咲きの場合は12~3月ごろ|22-90B|2.5Y 9/1|233/226/212||別名シャミセングサ、ペンペングサ&br()田畑や道端などに映える野草の一つであり、子供たちのおもちゃとして遊ばれてきた草でもある&br()開花期の全草を引き抜いて天日乾燥したものが「薺菜(せいさい)」と呼ばれ薬用になる&br()「春の七草」のひとつでもあり、キノコ汁などの具としても使われた&br()おひたしや塩辛などとしても食される&br()花言葉は「あなたに私のすべてを捧げます」|
|&image(25-90A.png)|マメグンバイナズナ|花弁|3~5月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219||北米原産で明治期以降に帰化が確認された&br()グンバイナズナ(グンバイナズナ属)に似るが小型の別属(マメグンバイナズナ属)で、果実は名の通りグンバイナズナに比して小さい&br()また上掲の日本固有種であるナズナ(ナズナ属)とも別属である&br()一応食用にはなるらしいが辛みがあり、「貧者の胡椒」という異名を持つ&br()食べ方としてはサラダ、カナッペ、スープなどのスパイスとして&br()花言葉は「あなたに渡したいものがあります」「頑張って」|
|&image(29-80V.png)|カキネガラシ|花弁|4~8月ごろ|29-80V|10Y 8/12|212/206/0||中国、ロシア、カシミール、パキスタン、カザフスタン、南西アジア、ヨーロッパ、アフリカ原産&br()日本には明治末に移入し帰化している&br()羽上に深裂した葉はキク科のそれを思わせるが花の形状でアブラナ科だとわかる&br()英名ヘッジマスタード&br()花言葉は特につけられていない|
|&image(89-70H.png)|アリッサム|花弁&br()(外縁部)|3~6月ごろ、および9~12月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||和名ニワナズナ&br()マカロネシア、地中海原産&br()園芸名として使われる「アリッサム」という名はかつてミヤマナズナ属(アリッサム属)に分類されていたことによるものだが、現在はニワナズナ属(ロブラリア属)に分類される&br()別名スイートアリッサム&br()花壇や鉢植え、ロックガーデンなどに向いており可愛らしい花をつけることから人気がある&br()花言葉は「優美」「飛躍」「美しさに優る価値」|
|&image(25-90A.png)|ユリワサビ|花弁|3~5月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219||別名イヌワサビ、ハナワサビ&br()ワサビ(ホンワサビ)に比して小型の種で、ワサビ同様に全草が山菜および薬用となる&br()灰汁がないので生で食べられる一方、熱を通しすぎると苦みが出る&br()花言葉は「目覚め」「嬉し涙」|
**サトイモ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(07-40X.png)|オオベニウチワ|苞葉(仏炎苞)|5~10月ごろ|07-40X|7.5R 4/14|186/33/33||コロンビア原産、学名アンスリウム・アンドレアヌム&br()一般にアンスリウムという名で出回っている&br()主に苞葉の色を楽しむ室内観賞用植物である&br()花言葉は「情熱」「印象深い」「煩悩」「恋にもだえる心」|
|&image(29-90B.png)|オランダカイウ|苞葉(仏炎苞)|3~6月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||おもに南アフリカ原産、学名サンテデスキア・アエティオピカ&br()日本には江戸時代にオランダから輸入されてきたためオランダカイウの名がある&br()園芸上は「カラー」または「カラー・リリー」という名で出回る&br()主に苞葉の色を楽しむ室内観賞用植物である&br()花言葉は「乙女のしとやかさ」「清浄」「華麗なる美」|
**ヤマノイモ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(22-80F.png)|ナガイモ|担根体&br()(外皮)||22-80F|2.5Y 8/3|216/198/160||一般に多く出回っているナガイモは名の通り長い担根体(イモ)が特徴&br()水分が多く焼き物、天ぷら、およびとろろ芋などに使われる|
**ショウガ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(22-75L.png)|ショウガ|根塊&br()(外皮)||22-75L|2.5Y 7.5/6|223/180/117||英名ジンジャー、熱帯アジア原産の香辛料及び生薬&br()独特の辛味と香りがあり、日本では魚料理によく付け合わされるほか、&br()豚肉などの生姜焼きの味付けにも用いられる&br()甘いものとも相性がよく、生姜飴や冷やし飴、ジンジャーエール、ジンジャークッキーなどにも使用される&br()甘酢漬けは寿司店においては「ガリ」と呼ばれるほか、梅酢でつけたものは「紅生姜」と呼ばれる|
|&image(35-90A.png)|ジンジャーリリー&br()(ホワイトジンジャー)|花弁|8~11月ごろ|35-90A|5GY 9/0.5|226/228/219||熱帯アジア原産だが熱帯アメリカでも野生化し、キューバでは国花とされる&br()和名ハナシュクシャ&br()日本には江戸時代末期に観賞用として渡来&br()白く美しく、香り高い花をつける&br()根茎は薬用とされ、中国南部では痛み止めとして使われ、マレー地域では腫物の治療薬やうがい薬として使われている&br()花言葉は「信頼」「あなたを信頼します」「豊かな心」「慕われる愛」「無駄なこと」|
**ツバキ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(99-50X.png)|ツバキ&br()(赤花)|花弁|10~12月ごろ(早咲き)&br()12月~翌3月ごろ(冬咲き)&br()3~4月ごろ(春咲き)|99-50X|10RP 5/14|215/64/106|椿色(つばきいろ)、&br()カメリア|一般にツバキと呼ばれる植物はヤブツバキを指す&br()別名ヤマツバキ&br()本種と寒冷地に生息するユキツバキや、後述のサザンカなどと交配させることでさまざまな品種が作られている&br()赤いツバキの花言葉は「控えめなすばらしさ」「気取らない優美さ」「謙虚な美徳」|
|&image(22-90B.png)|サザンカ&br()(白花)|花弁&br()(腹)|10~12月ごろ|22-90B|2.5Y 9/1|233/226/212||和名は本来の読みである「サンザカ」が訛ったものとされる&br()日本国内においては山口県以西、四国、九州、南西諸島に野生種が分布するが栽培品種は全国で見かける&br()童謡「たきび」でも歌われている晩秋から初冬の花である&br()花言葉は「ひたむきな愛」「ひたむきさ」「理想の恋」「困難に打ち勝つ」&br()白花のサザンカの花言葉は「愛嬌」「あなたは私の愛を退ける」|
|&image(95-70L.png)|サザンカ&br()(白花)|花弁&br()(フチ)|10~12月ごろ|95-70L|5P 7/6|215/158/177||サザンカの種子からは油が採れ、「サザンカ油」または「ユチャ油」と呼ばれる&br()油は化粧品股は食用として使われるがかつては照明の燃料にも使われたそう&br()漢字では山茶花と書くが、新芽は茶として飲むことができる&br()茶は香りが高く爽快感のあるすっきりした味だそうである&br()なお花も茶として飲むことができるらしい|
|&image(97-50V.png)|カンツバキ&br()(赤花)|花弁|10~12月ごろ|97-50V|7.5RP 5/12|197/79/133||晩秋から初冬の寒い時期に咲くためカンツバキという&br()サザンカとツバキは同属(ツバキ属)であるため交配でき、これによって生まれたのがカンツバキである&br()花言葉は「愛嬌」「謙譲」「申し分のない愛らしさ」|
|&image(29-90B.png)|チャノキ|花弁|10~12月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||インド、ベトナム、中国南西部が原産といわれるが詳細不明&br()別名をチャということからわかる通り、お茶の原料となる木である&br()日本で育てられるのは中国種と呼ばれるものを品種改良した系統であり、紅茶の原料となるのはインド・アッサム地方原産のアッサムチャ(アッサムティー)が多い&br()ただし当然ながら日本で栽培されるチャノキからも紅茶は作れる&br()日本では玉露をはじめとして緑茶として飲まれることが多い&br()チャの花は11月の季語&br()花言葉は「追憶」「純愛」|
|&image(25-90H.png)|キンカチャ|花弁|11月~翌年3月ごろ|25-90H|5Y 9/4|242/223/168||中国原産でツバキ属キンカチャ節(カメリア・クリサンサ)の総称&br()名の通りの黄色の花をつけるツバキのことで別名をイエローカメリアという&br()その花の色から金運や幸運を呼ぶ花とされて人気がある&br()ただしチャとは言うが飲用には適さない&br()花言葉は「円満」|
|&image(35-90A.png)|トンキンユチャ|花弁|12月~翌年3月ごろ|35-90A|5GY 9/0.5|226/228/219||別名エツナンユチャ、ベトナムユチャ、アブラツバキ&br()中国南部からベトナム原産&br()チャと名乗るがお茶としては使われず、むしろ観賞用あるいは採油用である&br()ユチャ油が化粧品などに用いられる&br()花言葉は特に設定されていない|
**シュウカイドウ科(ベゴニア科)
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(07-70L.png)|ベゴニア・センパフローレンス&br()(ピンク)|花弁|4~10月ごろ&br()(屋外での場合、屋内では通年)|07-70L|7.5R 7/6|224/257/145||ブラジル原産、別名シキザキベゴニア&br()一般に多く出回っているベゴニアであり、花壇や鉢植えなどで栽培される&br()半日陰または日陰の水はけがよい場所を好むので、建物の影になりがちな場所や屋内で育てるのがよい&br()花言葉は「幸福な日々」「愛の告白」「片思い」&br()ピンクのベゴニアの花言葉は「丁寧」|
|&image(09-90D.png)|ベゴニア・センパフローレンス&br()(白)|花弁|4~10月ごろ&br()(屋外での場合、屋内では通年)|09-90D|10R 9/2|243/223/216||白いベゴニアの花言葉は「真実」「親切」|
|&image(08-50V.png)|ベゴニア・センパフローレンス&br()(赤)|花弁|4~10月ごろ&br()(屋外での場合、屋内では通年)|08-50V|8.75R 5/12|206/81/51||赤いベゴニアの花言葉は「公平」|
|&image(15-90A.png)|コウトウシュウカイドウ|花弁|3~10月ごろ(原産地域の八重山諸島における)|15-90A|5YR 9/0.5|231/226/222||日本では沖縄県石垣島、西表島、与那国島に分布&br()同属の種は本土にシュウカイドウが見られるものの、シュウカイドウは外来種であるため、本来の自生種は本種とマルヤマシュウカイドウのみである&br()西表島では「スン」、与那国島では「パッパ」と呼ばれた&br()森林内の渓流沿いの岩の上に生えるが、与那国島では日当たりのよい岸壁にも生息している&br()かつては西表島、石垣島などで食用とされていたが渓流環境の破壊や園芸用とするための採集圧によって沖縄県のレッドデータブックで危急種に指定されている&br()花言葉は「可憐な欲望」|
**ブドウ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(85-20D.png)|ブドウ&br()(品種名:巨峰)|果皮||85-20D|5P 2/2|55/45/60||中近東原産と言われ、日本では奈良時代から栽培が始まったとされる&br()「巨峰」は日本で最も多く栽培される品種で「石原早生」と「センテニアル」の交雑によって静岡県で誕生&br()品種名は富士山にちなむ&br()大粒で果汁が多く甘みが強いため「ブドウの王様」の異名を持つ|
|&image(95-30D.png)|ブドウ&br()(品種名:デラウェア)|果皮||95-30D|5RP 3/2|87/66/34|ぶどう色、&br()グレープ|品種名の「デラウェア」とはアメリカ・オハイオ州デラウェア市にちなんでおり、デラウェア州由来ではない&br()日本では明治期から栽培されている品種であり、種なしブドウとして生産される&br()小粒で甘みがあり、生食及びワイン用|
|&image(32-80P.png)|ブドウ&br()(品種名:シャインマスカット)|果皮||32-80P|2.5GY 8/8|198/208/92|マスカットグリーン|「安芸津21号」と「白南」の交雑種で岡山県にて誕生&br()2022年ごろには国内での作付面積のトップに躍り出たとされる|
|&image(95-30P.png)|ノブドウ|果皮||95-30P|5RP 3/8|120/42/84||別名イヌブドウ、カラスブドウ&br()日本ではほぼ全国の山野や薮で見られるが、都市の空き地でも見ることができるほか、果実を鑑賞する目的で栽培されることもある&br()果実は渋みが強く、またノブドウミタマバエの幼虫が潜伏していることが多く一般には食用とはならない&br()ただし焼酎につけた「野ぶどう酒」や花が咲く時期の葉を乾燥させてお茶にした「野ぶどう茶」としては利用される|
|&image(35-80H.png)|ヤブカラシ|花盤|6~8月ごろ|35-80H|5GY 8/4|194/206/149||別名ヤブガラシ、ビンボウカズラ、ヤブタオシ&br()日本ではほぼ全国の山野や薮で見られる&br()関東以北のヤブカラシはすべて三倍体であるため結実しないが、中部以西には実をつける二倍体が生じる&br()伸び始めたつる先のやわらかい若芽、葉や巻きひげを取り去った茎の部分は食用で、アク抜きをしてからあえ物、煮びたし、おひたし、炒め物などで食べるようだ&br()根は「烏歛苺(ウレンボ)」といって利尿、鎮痛、解毒薬として用いる&br()駆除が困難な植物の一つである&br()花言葉は「不倫」「攻撃性に富んだ」「積極性のある」|
|&image(42-30H.png)|ツタ|花盤||42-30H|2.5G 3/4|41/79/57||別名アマヅラ、ナツヅタ、モミジヅタ&br()日本では北海道から九州までの低地に分布し、木の幹や建物の壁を覆うようにして生える&br()そうした性質から「伝って」が和名の由来とされる&br()このため、建物の表面を覆う装飾としてもしばしば使われ、道路の擁壁にも用いられる&br()樹液はアマヅラと呼ばれる甘味料として使われていた|
**セリ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(09-50T.png)|ニンジン&br()(五寸ニンジン)|根||09-50T|10R 5/10|194/91/57|キャロット|日本で現在多く流通しているのは西洋系の五寸ニンジンである&br()根菜の一つでありβカロテンが豊富に含まれる&br()幅広い料理に使われる|
|&image(37-50L.png)|パセリ&br()(カーリーパセリ)|葉&br()(オモテ)||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||別名オランダゼリ、ペルシ、シャンチン&br()日本では料理の付け合わせや飾りとして使われることが多いが実は栄養価が高い野菜である&br()バジルと並び世界中で広く使われるハーブの一種でもある|
|&image(37-60L.png)|セロリ|葉&br()(オモテ)||37-50Lと37-80Lの概ね中間|7.5GY 6/6|95/132/69||別名オランダミツバ、キヨマサニンジン&br()サラダとして食べられることが多いが、スープやシチュー、カレーなどの隠し味にも使われるほか天ぷらとしても供される&br()種子はセロリシードと呼ばれスパイスとなり、ピクルスの辛味付けに使われる|
|&image(29-90B.png)|オルレア|花弁|3~7月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||オルラヤとも読まれる&br()コリアンダーに似た花をつけるが観賞用の植物であり食べることはない&br()花言葉は「可憐な心」「静寂」「細やかな愛情」|
|&image(29-80V.png)|オヤブジラミ|花弁|4~5月ごろ|29-80B|10Y 8/1|202/201/185||日本では本州、四国、九州および琉球諸島に分布&br()ヤブジラミ属のヤブジラミに比べて果実が大きく、反面花は小さい&br()開花時期もヤブジラミに比べて早く、春から初夏に咲く&br()シャク(ヤブニンジン)に非常によく似ているが苦みが強く食用にはあまりされない&br()果実については香辛料として使われたといわれる&br()花言葉は「人懐っこい」|
**イネ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(32-80P.png)|コバンソウ|花穂|5~6月ごろ|32-80P|2.5GY 8/8|198/208/92||別名タワラムギ&br()ヨーロッパ原産で明治時代に観賞用として持ち込まれたものが帰化した&br()花穂はドライフラワーとしても使われる&br()穂の部分を炒め、胡麻やピーナッツを加えたシリアルとして、またほかの野菜と合わせて天ぷらにして食べることができる&br()花言葉は「大金持ち」「心を揺さぶる」「熱心な議論」|
|&image(35-60T.png)|ミヤコザサ|葉&br()(オモテ)||35-60T|5GY 6/10|127/160/0||草丈の低い笹でクマザサに比べ小型&br()栽培しやすく造園植物として用いられる|
|&image(32-50L.png)|トウチク|葉||32-50L|2.5GY 5/6|119/127/48||中国南部および台湾原産&br()造園業界ではダイミョウチクと呼ばれ流通する竹&br()ナリヒラダケに似た竹であるが枝はこちらの方が多い&br()寒さに弱いため関東以西で植栽される&br()マダケとは全く違う風情を見せ美しいので庭園や垣根によく使われる|
|&image(25-80P.png)|トウモロコシ|種子||25-80P|5Y 8/8|226/199/89||別名トウキビ、コーン&br()料理用ならびに製菓用として広く用いられるほか、種子からとれたデンプンはコーンスターチと呼ばれ多岐に利用される&br()なおイギリスではトウモロコシを指してメイズという|
|&image(35-60T.png)|エノコログサ|花穂|6~9月ごろ|35-60T|5GY 6/10|127/160/0||アワの原種とされ、日本には縄文時代に渡来したと言われる&br()花穂が犬の尾に似ており、「犬っころ草」が転訛したものが和名の由来と思われる&br()別名オアソビグサ、ネコジャラシ&br()籾ずりをしてから煎ることでゴマのような食べ方ができるようだ&br()花言葉は「遊び」「愛嬌」|
|&image(15-30D.png)|チカラシバ|花穂|8~11月ごろ|15-30D|5YR 3/2|88/67/56||別名ミチシバ&br()日本では北海道南西部以南の全土に分布する&br()道端などに生える雑草であるが根がしっかりしており、刈り取るのも引き抜くのも厄介である&br()非常に強い力を入れないと引き抜けないのでチカラシバの名がある&br()穂は子供のおもちゃとなり、手で握ったりズボンの中に入れたりして遊ぶ&br()籾ずりをしてから煎ることでゴマのような食べ方ができるようだ&br()花言葉は「新年」|
|&image(22-70L.png)|ススキ|花穂|9~11月ごろ|22-70L|2.5Y 7/6|203/169/99||別名カヤ、オバナ&br()秋の七草のひとつであり秋の花の代名詞&br()近年は同属のオギと交配した「オギススキ」がバイオマス作物として注目されている&br()花言葉は「活力」「生命力」「精力」「なびく心」「憂い」「心が通じる」「悔いのない青春」「隠退」|
|&image(39-50H.png)|シバ|葉||39-50H|10GY 5/4|97/130/95||別名ノシバ、ニホンシバ&br()日本国内において芝生に使われる最もポピュラーな植物である&br()河川敷の堤防や飛行場、公園、法面などに広く植栽される&br()また、放牧場などでは飼料(飼葉、カイバと読む)としても栽培される&br()野生化では道端や背の低い草原などで見られる種である|
**カヤツリグサ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(29-70T.png)|カヤツリグサ|花穂|7~10月ごろ|29-70T|10Y 7/10|184/178/0||別名マスクサ&br()本州から九州まで広く分布する&br()かつて子供たちがこの草の茎を裂いて蚊帳を吊ったような形にして遊んだためカヤツリグサの名がある&br()道端や荒れ地などで普通に見かける草である&br()花言葉は「伝統」|
|&image(29-80H.png)|シュロガヤツリ|花穂|6~10月ごろ|29-80H|10Y 8/4|206/603/144||マダガスカル原産で日本では本州南部以南で帰化している&br()湿地や河川敷など、水気のある場所を好む水生植物で、日本には観葉植物として入ったものが逸走して野生化したとされる&br()河川敷などで群落を作るものの繁殖力はさほど高いわけではない&br()近年は水質浄化作用が注目され、河川敷や公園内の池、浄水場などの敷地内に植栽されることもある&br()別名アンブレラパピルス&br()花言葉は「言い表せない思い」「伝統」「歴史」|
**ウリ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(42-30H.png)|キュウリ|果皮&br()(未熟果)||42-30H|2.5G 3/4|41/79/57||ヒマラヤ山麓原産の野菜であり未熟果を食べる&br()かつては熟した果実も食べられていたが甘みが薄く現在ではほとんど食べることはない&br()サラダ、和え物、酢の物、漬物などにされる場合が多いが炒めてもおいしい|
|&image(35-30D.png)|セイヨウカボチャ&br()(品種名:栗かぼちゃ)|果皮||35-30D|5GY 3/2|68/74/56||別名ナンキン、トウナス、方言名ボウブラ、ボーボラ&br()南北アメリカ原産で、日本で一般に出回るカボチャといえばアンデス原産のセイヨウカボチャ(栗かぼちゃ)である&br()煮物、天ぷら、鍋物などに使われる|
|&image(17-70X.png)|セイヨウカボチャ&br()(品種名:栗かぼちゃ)|果肉||17-70X|2.5YR 7/14|245/153/0|パンプキン、&br()パンプキンイエロー|栗かぼちゃをはじめ、熟したカボチャの果肉は鮮やかな黄橙色である&br()この色はβ-カロテンに由来している&br()ニンジン(セリ科)、トマト、ピーマン、パプリカ、シシトウ(いずれもナス科)などと同じく緑黄色野菜の一つである|
|&image(19-80L.png)|ズッキーニ|花弁|5~9月ごろ|19-80L|10YR 8/6|236/193/129||アメリカ・テキサス州からメキシコ原産といわれる&br()和名はウリカボチャといい、キュウリに似るがペポカボチャ(スカッシュ)の仲間である&br()イタリア料理のカポナータやフランス・プロヴァンスの家庭料理であるラタトゥイユなど地中海地方で広く使われる野菜である&br()花言葉は「ほのかな恋」|
|&image(22-80V.png)|トウガン|花弁|6~8月ごろ|22-80V|2.5Y 8/12|248/192/17||熱帯アジア、インド、東南アジアが原産といわれ、日本では中国を経て移入し栽培されてきた&br()果実を食用とし、秋に収穫した果実は冬まで貯蔵できるためトウガンという&br()別名トウガ、カモウリ、シブイ、ウィンターメロン&br()花言葉は特につけられていない&br()「冬瓜の花は咲いても百に一つ」ということわざがあり、無数の花をつける割に結実する花が少なく「無駄が多いことのたとえ」といわれる|
|&image(42-30H.png)|トウガン&br()(品種名:大丸冬瓜)|果皮||42-30H|2.5G 3/4|41/79/57||トウガンの実はその95%が水分であり栄養価の面では評価が低いが、低カロリーであり、なおかつ食べ応えもあるためダイエット食として注目される&br()中国では利尿効果があるとして薬膳料理に供される&br()調理法としては主に煮物やスープなど&br()果皮はユウガオの代用品としてカンピョウの材料となる|
|&image(25-90A.png)|カラスウリ|花弁|7~9月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219||別名クマズサ、タマズサ、チョウジウリ、キツネノマクラ、ムスビショウ、ヤブキュウリなど&br()日本では北海道、本州、四国、九州に分布&br()食べる人こそ少ないものの若葉が食用となり、ゆでてから水にさらし、胡麻和えやマヨネーズ和えなど、また生の若葉を天ぷらとして食す&br()未熟果は塩漬けやみそ漬けにしてお新香として酒の肴に供されるが、苦みとクセがあり万人向けではない&br()花言葉は「誠実」「よき便り」「男嫌い」|
|&image(27-85V.png)|ゴーヤー|花弁|7~9月ごろ|27-85V|7.5Y 8.5/12|237/216/0||熱帯アジア原産で、日本では江戸時代ごろから中国を経て移入し栽培されてきた&br()標準和名はツルレイシ、別名をニガウリ、沖縄本島ではゴーヤー、八重山地方ではゴーヤ、宮古島地方ではゴーラ、このほか九州ではニガゴリ、トーグリなどと呼ばれる&br()特に沖縄料理ブームや連続テレビ小説「ちゅらさん」の影響もあってゴーヤーの名前が広く認知されている&br()このため本項の見出しもそれに準拠しゴーヤーとした&br()花言葉は「強壮」|
|&image(39-50H.png)|ゴーヤー|果皮(未熟果)||39-50H|10GY 5/4|97/130/95||ゴーヤーは未熟果の果皮付近を食用とする&br()ニガウリという別名の通り強い苦みがあり好き嫌いが分かれる&br()代表的な料理としては豆腐や野菜、卵、ランチョンミートなどと炒めたゴーヤーチャンプルーが有名だが、奄美地方では後述するソテツで作った「ナリ味噌」を使った炒め物やあえ物も作られる&br()また大分県や熊本県ではナスとゴーヤーを炒めて小麦粉を水で溶いたあんを絡めてとろみをつけた「こねり」(国東地方では「オランダ」)という料理がある&br()ゴーヤーはつる性植物であるため、グリーンカーテンとしても広く利用されている|
|&image(25-85V.png)|ヘチマ|花弁|7~10月ごろ|25-85V|5Y 8.5/12|247/212/0||インド、東南アジア原産といわれる&br()別名イトウリ、沖縄ではナーベラーという&br()一年で発芽、開花、雄花と雌花による受粉、結実、枯死というライフサイクルをたどるため、小学校などの教材として栽培されることが多い&br()花言葉は「悠々自適」|
|&image(37-50L.png)|ヘチマ|果皮(未熟果)||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||ヘチマは熟しきって茶色くなった実を水にさらして軟質部を腐らせ、乾燥させることでヘチマたわしとして利用されるほか、完熟した実からとれる液体が「ヘチマ水」として薬用となる&br()未熟果は独特の苦みがあり、沖縄料理の「ナーベラーンブシー」などをはじめ、主に九州や南西諸島で調理される&br()ただしククルビタシンというステロイドを含んでおり、苦みの強いヘチマを無理して食べると嘔吐や下痢などの症状が出る場合がある|
**シソ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(95-30D.png)|アカジソ|葉||95-30D|5RP 3/2|87/66/34||中国、ミャンマー、ヒマラヤ原産&br()一般に「シソ」といえばアカジソを指す場合が多い&br()梅干しや漬物などの色付けに使われることが多い&br()他、ジュースや薬味として使われることもある&br()三島食品のふりかけ「ゆかり」はアカジソが原料|
|&image(92-40V.png)|アカジソ|花弁|8~10月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||シソご飯や赤シソ天など料理に使われることが多いアカジソだが他のシソ科植物などと同様ハーブとしての薬効もある&br()主な薬効は便秘、食欲不振、消化不良、気管支炎、せき、たん&br()花や実も葉と同様に食用または薬用になる&br()花言葉は「善良な家風」「力がよみがえる」|
|&image(37-50L.png)|アオジソ|葉||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||アオジソの若葉は「大葉」と呼ばれ、刺身のツマ、天ぷら、薬味などに用いる&br()関西では「セイソ」という別名がある|
|&image(29-90B.png)|アオジソ|花弁|9~10月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||アオジソの花や実もまた食用、薬用になる&br()花言葉はアカジソに同じ|
|&image(79-40T.png)|キランソウ|花弁|3~5月ごろ|79-40T|10PB 4/10|99/85/158||別名ジゴクノカマノフタ、イシャゴロシ、イシャイラズ、チリメンソウなど&br()開花期の全草を干したものが「筋骨草(きんこつそう)」と呼ばれる生薬になり、高血圧、鎮咳、去淡、解熱、健胃、下痢止め、切り傷などに効果があるとされる&br()花言葉は「あなたを待っています」「追憶の日々」「健康をあなたに」|
|&image(79-40T.png)|セイヨウジュウニヒトエ|花弁|4~6月ごろ|79-40T|10PB 4/10|99/85/158||別名セイヨウキランソウ、ブルービューグル、アジュガ、カーペットウィードなど&br()アジュガはグラウンドカバーとして植えられるほか、ハーブとしても使われる&br()血圧を下げる薬効があるという&br()花言葉は「強い友情」「心休まる家庭」|
|&image(07-40X.png)|サルビア・スプレンデンス|花弁|5~10月ごろ|07-40X|7.5R 4/14|186/33/33||アキギリ属(サルビア属)において一般にサルビアと呼ばれる種が本種であり別名スカーレットセージ、ヒゴロモソウ&br()東京都町田市などでは自治体の花となっている&br()花言葉は「智恵」「尊敬」「家族愛」「よい家庭」&br()また、赤いサルビアの花言葉は「燃える思い」|
|&image(79-40T.png)|サルビア・スペルバ&br()(品種名:メルローブルー)|花弁|5~10月ごろ|79-40T|10PB 4/10|99/85/158||アキギリ属(サルビア属)の園芸品種の一つ&br()メルローブルーは青紫色の花をつける&br()青いサルビアの花言葉は「智恵」「尊敬」|
|&image(99-40V.png)|サルビア・ミクロフィラ&br()(赤色)|花弁|5~11月ごろ|99-40V|10RP 4/12|175/44/85||アキギリ属(サルビア属)の園芸品種の一つで、通称チェリーセージ&br()メキシコ原産のサルビアで草丈が高い&br()繁殖力が強いので地植えは避けるべきとされる&br()花言葉は「智恵」「尊重」「燃える思い」|
|&image(79-40T.png)|サルビア・ガラニチカ|花弁|6~10月ごろ|79-40T|10PB 4/10|99/85/158||アキギリ属(サルビア属)の園芸品種の一つ&br()日本では「メドーセージ」の名で呼ばれるが誤用であり、メドーセージとは元来ラルビア・プラテンシスを指す&br()また、「ガラチニカ」との誤記もしばしば散見される&br()他のシソ科植物と同様ハーブの一種であり、葉は肉料理や魚料理の臭み消し用として使われる&br()花言葉について上記サルビア・ミクロフィラの項を参照されたい|
|&image(89-40T.png)|サルビア・レウカンサ|花弁|8~11月ごろ|89-40T|10P 4/10|114/80/152||別名アメジストセージ、メキシカンセージ&br()上部で繁殖力も強く、育てやすいセージである&br()ハーブティーとしても使われることがあり、消化改善の薬効がある&br()花言葉は「家族愛」「家庭的」|
|&image(92-40V.png)|スーパーサルビア&br()(品種名:ロックンロール・ピンクスパイダー)|花弁|5~11月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||学名サルビア・ハイブリッド&br()学名からわかる通りのハイブリッド系サルビア「ロックンロール」シリーズの一品種である&br()生育力が旺盛で開花時期が長いのが特徴の品種&br()開発元は国際園芸会社のプルーブン・ウィナーズで、本品種は英語圏では「ロッキン・フューシャ」という名で流通する&br()本種のような赤紫色のサルビアの花言葉は「炎のような情熱」|
|&image(82-40T.png)|ムルチフィダ・ラベンダー|花弁|5~7月ごろ|82-40T|2.5P 4/10|114/80/152|ラベンダー色|別名レースラベンダー、エジプシャンラベンダー&br()本種はラベンダー独特の香りはなく、花の美しさを楽しむ品種である&br()ラベンダーの花言葉は「繊細」「清潔」「沈黙」「疑惑」「不信」「期待」「あなたを待っています」「許し合う愛」|
|&image(89-40T.png)|デンタータ・ラベンダー|花弁|5~7月ごろ|89-40T|10P 4/10|114/80/152||別名フレンチラベンダー、キレハラベンダー&br()本種は暑さに強いとされ、花の色と香りを楽しむ品種である&br()フレンチラベンダーの花言葉は「繊細」「豊香り」「沈黙」「私に答えてください」|
|&image(37-50L.png)|バジル&br()(スイートバジル)|葉&br()(オモテ)||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||別名メボウキ、バジリコ&br()熱帯アジア原産のハーブで「ハーブの王様」の異名を持つ&br()世界中で広く使われるハーブであり、イタリア料理でもおなじみ|
|&image(75-80D.png)|ローズマリー&br()(白花)|花弁|11月~翌年5月ごろ|75-80D|5PB 8/2|56/108/57||和名マンネンロウ&br()園芸用および食用でハーブの一種&br()小さなかわいらしい花をつけ、その姿と香りを楽しむ&br()また、花も食用になり、「フラワーソルト」なる塩漬けも存在する&br()花言葉は「貞節」「静かな力強さ」「思い出」「誠実」「変わらぬ愛」「あなたは私を蘇らせる」「私を思って」「追憶」|
|&image(39-40L.png)|ローズマリー|葉||39-40L|10GY 4/6|56/108/57||ローズマリーの葉はきりっとした強い香りが特徴で臭みを消す役目があるため肉料理によく合う&br()またバジルやオレガノなどと並んでトマトソースにも合うハーブでもある|
|&image(37-50L.png)|マルバハッカ|葉&br()(オモテ)||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||別名アップルミント&br()料理や菓子などの香りづけやサラダ、アップルミントティーなどに使用される&br()繁殖力が強く侵略的な植物のため、野外で栽培する際は注意を要する|
|&image(35-70H.png)|マルバハッカ|葉&br()(ウラ)||35-70H|5GY 7/4|95/132/69||ミントの葉の裏には細かい毛が生えており白っぽい|
|&image(92-40V.png)|タイマツバナ|花弁|6~9月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||別名オスウェゴティー、ビーバーム、レッドベルガモット、モナルダ&br()北米原産で観賞用としてのほかハーブティーとしても使われる&br()養蜂家の間では蜜源としても栽培される&br()花言葉は「野性的」「安らぎ」「やわらかな心」「身を焦がす恋」「感受性豊か」「燃え続ける想い」|
|&image(95-50V.png)|ヒメオドリコソウ|花弁|3~5月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||ヨーロッパ原産の帰化種であり、空き地や荒れ地などで普通に見られる野草&br()日本固有種であるオドリコソウに比べて小柄であるためこの名がある&br()地域によっては天ぷらや胡麻和えなどで食されることもあるが、葉は揉むと悪臭があり、また毛が多くそのままでは食感も悪いため下処理が必要&br()花の蜜は甘い&br()花言葉は「陽気」「愛嬌」「快活」「春の幸せ」|
|&image(95-50V.png)|ホトケノザ|花弁|3~5月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||別名サンガイグサ&br()北海道を除く全国でみられる野草であり、前出のヒメオドリコソウとは同属でよく似ている&br()春の七草と間違われることもあるが、あちらはキク科のコオニタビラコを指す&br()本種は悪臭が強く青臭いため風味も悪く、食用には適さない&br()花の蜜は甘い&br()花言葉は「調和」「輝く心」「小さな幸せ」|
|&image(85-90D.png)|ウエストリンギア・フルティコサ|花弁|4~5月ごろ、および9~11月ごろ|85-90D|5RP 9/2|230/225/235||別名オーストラリアンローズマリー、コーストローズマリー、スモーキーホワイト&br()オーストラリア原産でローズマリーに似るが、ローズマリーはサルビア属(サルビア・ロスマリヌス)であり別属別種である&br()ローズマリーとは違い香りがほとんどなく、また食用にも適さない&br()主に植え込みなどに使われる&br()花言葉は「真実の愛」「誠実」|
|&image(85-50P.png)|セイヨウニンジンボク|花弁|7~9月ごろ|85-50P|5P 5/8|144/107/163||別名チェストツリー、チェストベリー、モンクペッパー&br()南欧から中央アジア原産で日本には明治期に渡来&br()観賞用の他ハーブとしても使われ、また見た目がコショウに似ているため、特に実がその代用としても使われる&br()花言葉は「才能」「純愛」「思慕」「香りがよい」|
|&image(85-50P.png)|コレウス・インフロレセンス|花弁|6~10月ごろ|85-50P|5P 5/8|144/107/163||コレウス属の総称で、学名を英語読みしたコリウスの名で出回る種&br()熱帯アフリカ、熱帯アジア、オーストラリア、東インド諸島およびフィリピン原産&br()和名キンランジソ、ニシキジソ&br()花言葉は「健康」「善良な家風」「かなわぬ恋」「恋の望み」|
|&image(89-70H.png)|ハナトラノオ|花弁|8~10月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||別名カクトラノオ&br()北米大陸東部原産で日本では園芸植物として栽培されるが、他のシソ科植物と似て繁殖力が強く、一部では野草化している&br()残暑の中でもつかの間の涼しさを感じさせてくれる花として人気がある&br()なおシソ科植物ではあるが葉は香りもなく、食用にされることはほとんどない&br()花言葉は「希望」「望みの達成」|
|&image(85-50P.png)|ハマゴウ|花弁|7~9月ごろ|85-50P|5P 5/8|144/107/163||別名ハマハイ、ハマハギ、ハマカズラ、ハマボウ(ただしアオイ科にもハマボウという名の植物があり混同に注意)&br()北海道を除く本州、四国、九州、沖縄に分布し、分布域で見ればバラ科のハマナスとは真逆に位置するため「北のハマナス、南のハマゴウ」として引き合いに出される&br()果実は万荊子(マンケイシ)と呼ばれる強壮、鎮痛、鎮静薬の原料になるほか、葉も万荊葉(マンケイヨウ)という薬になる&br()古くはお香の原料としても用いられたためにハマゴウ(浜香)の名がある&br()花言葉は「愛の喜び」|
|&image(95-85A.png)|カラミント|花弁|6~12月ごろ|95-85A|5RP 8.5/0.5|216/212/213||かつてはカラミンサ・ネペタという学名であったが、カラミント属がトウバナ属に再分類されたため現在の学名はクリノポディウム・ネペタとされる&br()ヨーロッパ、西アジア、コーカサス、北アフリカ原産でミントに似た香りがするのが特徴&br()カラミントティーなどに使われる&br()花言葉は「清涼」「愛のささやき」「別れは静かに」|
|&image(85-30P.png)|コムラサキ|果皮(熟したもの)||85-30P|5P 3/8|96/54/112||別名コシキブ&br()日本では福島県以南に分布する&br()庭木として「ムラサキシキブ」の名で流通しているのはたいていの場合は本種であり、ムラサキシキブとは同じムラサキシキブ属ながら別種&br()果実の色を愛でる目的で植栽されることが多い&br()食べられないことはないらしいが、果実自体が小さく、味もかすかな甘みがある程度であるため食用に適しているとは言えない|
|&image(85-80D.png)|バロータ|花弁|6~10月ごろ|85-80D|5P 8/2|203/198/208||かつては「バロタ・プセウドディクタムヌス」という学名だったが最新の分類体系では属名が変更され、「プセウドディクタムヌス・メディテラネウス」となっている&br()園芸上は旧学名の属名からとったバロータの名で流通することが多い&br()あえて和名を与えるなら「ギリシャニガハッカ」か?&br()ギリシャの南エーゲ地方(クレタ島)、エジプト、リビアおよびトルコ原産&br()花言葉は「清楚」「忍耐」|
|&image(35-50D.png)|バロータ|葉||35-50D|5P 8/2|203/198/208||バロータの葉の表面にはフェルトのような毛が生えており、これによりシルバーリーフとなる&br()その色合いが非常に涼しげであることから日本では夏にぴったりの草として育てられることが多い&br()なお日本で流通するバロータには「バロータ・スペシオサ」というものがあるがそちらはヒガンバナ科ヴァロッタ属(Vallota)でありシソ科バロタ属(Ballota)とは関係がない別の植物である&br()なお、先ほども述べたが本項で取り上げているバロータも現在はバロタ属ではなくプセウドディクタムヌス属である|
|&image(85-40T.png)|カリガネソウ|花弁|4~6月ごろ|85-40T|5P 4/10|124/76/146||別名ホカケソウ&br()カリガネソウの名は花の形が雁に似ていることから、別名のホカケソウも帆掛け船に似ていることから名づけられた&br()北海道から九州にかけての山地に分布するが、半日陰で水はけのよい土を用意すれば育てやすい植物ではあるため、庭植えで栽培されることもある&br()無毒だが、葉や茎を揉んだりするとかすかに異臭を放つ&br()花言葉は「楽しい思い出」|
|&image(85-70L.png)|タツナミソウ|花弁|4~6月ごろ|85-70L|5P 7/6|206/81/51||本州から四国、九州に分布&br()林縁などの半日陰や、日当たりのよい草地、道端などに生える&br()変種であるコバノタツナミ(ビロードタツナミ)がよく栽培される&br()分類が難しいとされる植物の一つでもある&br()花言葉は「忘却」「精神の安定」「私の命を捧げます」|
|&image(22-90A.png)|ムニンタツナミソウ|花弁|3~4月ごろ|22-90A|2.5Y 9/0.5|230/227/219||小笠原諸島の父島と母島にしか生息しない固有種である&br()和名のムニンとは無人島(むにんじま)の意で、小笠原諸島の旧称に由来する&br()本土に生息するタツナミソウ属に比べて花冠が長く、白い花をつける&br()花言葉は「優雅」|
**バラ科
-バラの花の色については[[別ページ > バラの色]]にて。
-バラの果実についてはこちらに掲載。
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(05-30T.png)|バラ|果皮&br()(熟したもの)||05-30T|5R 3/10|139/24/43||一般にバラといえば観賞植物であり、花の色や香りを楽しむものだが一部では実も利用される&br()バラのみはローズヒップとも呼ばれ、ビタミンCを多く含む&br()ローズヒップティーなどに利用される&br()薬効はガン予防、老化防止、美肌効果など|
|&image(95-50V.png)|ウメ&br()(紅)|花弁|1~4月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133|紅梅色(こうばいいろ)|中国原産で春の花の代名詞&br()日本においてウメは「花梅」とよばれる花や香りを楽しむ品種と「実梅」と呼ばれる実を食べるための品種に分かれる&br()茨城県や同県水戸市、神奈川県小田原市など自治体の花としている地域も多い&br()ウメの花言葉は「上品」「高潔」「忍耐」「忠実」&br()紅梅の花言葉は「あでやかさ」|
|&image(27-90B.png)|ウメ&br()(白)|花弁|1~4月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211|白梅(しらうめ)|白梅の花言葉は「気品」|
|&image(29-90B.png)|シャリンバイ|花弁|4~6月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||葉は外相・痛み止めの薬として、&br()材は木槌などの原料または染料として使われる&br()花言葉は「そよ風の心地よさ」「純真」「愛の告白」|
|&image(08-50V.png)|ボケ&br()(花色:緋紅)|花弁|3~5月ごろ|08-50V|8.75R 5/12|206/81/51||日本では観賞用として平安時代に輸入された&br()原産は中国大陸&br()花言葉は「平凡」「早熟」「先駆者」|
|&image(19-75X.png)|ヤマブキ&br()(品種名:八重ヤマブキ)|花弁|4~5月ごろ&br()(8~10月ごろに返り咲きする場合がある)|19-75X|10YR 7.5/14|249/172/0|山吹色(やまぶきいろ)|別名および旧名はヤマブリ&br()葉は外相・痛み止めの薬として、&br()天日干しにした花も薬用として使われる&br()髄の部分は「ヤマブキ鉄砲」というおもちゃとなり子供たちに遊ばれていた&br()実は硬く食用にならず、八重咲き品種は雄しべが退化しており実を結ばない&br()花言葉は「気品」|
|&image(17-70P.png)|ビワ|果皮&br()(熟したもの)||17-70P|7.5YR 7/8|225/161/90||中国原産の果物&br()果実の形が楽器の琵琶(胴の部分)に似ているためこの名がついた|
|&image(99-40V.png)|セイヨウリンゴ&br()(品種名:ふじ)|果皮&br()(熟したもの)||99-40V|10RP 4/12|175/44/85||一般にリンゴとして流通しているのはセイヨウリンゴであり原種はコーカサス地方原産&br()「ふじ」は1962年に青森県で誕生した品種であり日本で最もポピュラーなリンゴである|
|&image(25-70L.png)|セイヨウリンゴ&br()(品種名:きおう)|果皮&br()(熟したもの)||25-70L|5Y 7/6|194/173/94||「きおう」は「王林」と「千秋」の交配種であり、果汁が多く控えめな酸味が特徴の品種&br()甘味にも富み、歯ごたえがよい&br()岩手県で誕生した|
|&image(05-90B.png)|ソメイヨシノ|花弁|3~5月ごろ|05-90B|5R 9/1|234/225/224|桜色(さくらいろ)&br()チェリーブロッサム|エドヒガンとオオシマザクラの交雑種であり、日本を代表する桜である&br()名の由来は染井村(現在の東京都豊島区駒込付近)と桜の名所である奈良県の吉野山にちなむ&br()園芸家たちの手により接ぎ木や挿し木で殖やされたためソメイヨシノはすべての株がクローンである&br()それゆえ病害には弱くソメイヨシノの植栽地では木の衰弱や虫害などが深刻な問題となっている&br()ソメイヨシノの花言葉は「清純」「高貴」|
|&image(95-30P.png)|カンヒザクラ|花弁|1~3月ごろ|95-30P|5RP 3/8|120/42/84||別名ヒカンザクラ、ヒザクラ、タイワンザクラ、サツマザクラ、ガンジツザクラ&br()中国南部および台湾原産とされる&br()本州では主に3月ごろが見ごろであり、日本では4mほどの亜高木だが台湾などでは10mを越える大木となる&br()花の色は日本では濃い紅色だが、台湾などでは淡い紅色を呈する&br()花言葉は「あでやかな美人」「心の美」「善行」「気まぐれ」「あなたに微笑む」|
|&image(05-90D.png)|ケイオウザクラ|花弁|12月~翌3月ごろ|05-90D|5R 9/2|241/223/221|桜色(さくらいろ)&br()チェリーブロッサム|シナミザクラとカンヒザクラの交雑により作られたとされ、ケイオウザクラ(啓翁桜)の名は作出者の良永敬太郎にちなむ&br()同様の交雑種はトウカイザクラ、ガクナンザクラなどの名で広まったといわれて名称が混乱している&br()早咲きの種であり、正月飾りや切り花などに使われる&br()サクラの花言葉は「精神の美」「優美な女性」「純潔」「愛国心」&br()ケイオウザクラの花言葉は「純潔」「淡泊」|
|&image(02-80H.png)|カワヅザクラ|花弁|2~3月ごろ|02-80H|2.5R 8/4|233/189/189||オオシマザクラとカンヒザクラの交雑により作られ、花色はカンヒザクラ由来の淡い紅色、かつ花はオオシマザクラ由来の大輪である&br()この雑種の桜の原木が発見されたのが静岡県河津町であったためカワヅザクラの名があるが、当初は発見者である飯田勝美氏の屋号からコミネザクラと呼ばれていた&br()1975年より河津町の木に指定されている&br()カワヅザクラの花言葉は「思いを託します」|
|&image(02-80H.png)|コヒガン|花弁|2~3月ごろ|02-80H|2.5R 8/4|233/189/189||マメザクラとエドヒガンの交雑により作られた品種とされる&br()別名コヒガンザクラ、センボンヒガン&br()春の彼岸の頃に小さな花を無数につけるためコヒガンの名がある&br()コヒガンはコヒガン系の代表品種とされ、あまり大きく育たないため庭木や切り花向きの品種である&br()コヒガンの花言葉は「心の平安」|
|&image(25-90A.png)|アマギヨシノ|花弁|3~4月ごろ|25-90A|2.5Y 9/0.5|229/227/219||オオシマザクラとエドヒガンの交雑種であり、静岡県三島市の研究所で作出された&br()名の由来は伊豆半島の山である天城山にちなむ&br()ソメイヨシノに似るが花色は白で、花そのものもソメイヨシノに比べてやや大振りである&br()アマギヨシノの花言葉は「高尚」「純潔」「心の美」「優れた美」「精神の美」「淡泊」|
|&image(95-70L.png)|カンザン|花弁|3~4月ごろ|95-70L|5RP 7/6|215/158/177||セキヤマとも読まれる&br()オオシマザクラをもとに作出されたサトザクラの一種であり、ヤエザクラとしてはエドヒガン由来のヤエベニシダレと並びポピュラーな品種&br()病害虫や環境変化などに強く、花は散るまで比較的長く見られる&br()カンザンの花言葉は「高尚」「理知に富んだ教育」|
|&image(25-90B.png)|オオシマザクラ|花弁|3~4月ごろ|25-90B|5Y 9/1|231/227/211||別名タキギザクラ、モチザクラ、ハタザクラ、シロハタザクラ&br()木材が古くから薪として使われ、また葉が桜餅に使われてきた&br()伊豆大島が原産とされており、もともとは関東周辺に分布していたが、栽培品種の殖木として全国各地で植栽される&br()また近年では工業地域の緑化用として植栽されることも多い&br()花言葉は「優れた美人」「純潔」「心の美しさ」|
|&image(95-90D.png)|オカメザクラ|花弁|2~4月ごろ|95-90D|5RP 9/2|237/223/227||英国のコリングウッド・イングラム氏により作出&br()カンヒザクラとマメザクラの交雑により作られ、日本の面の一つである「おかめ」にちなむ&br()早咲きの種であり、神奈川県小田原市の根府川では「おかめ桜まつり」が行われている&br()オカメザクラの花言葉は「心の美」「純潔」「高尚」「しとやか」|
|&image(07-40V.png)|セイヨウミザクラ&br()(品種名:佐藤錦)|果皮&br()(熟したもの)||07-40V|7.5R 4/12|176/50/43|チェリー&br()チェリーレッド|日本で流通するサクランボの大半はセイヨウミザクラの果実である&br()「佐藤錦」は1912年に山形県で誕生した品種|
|&image(99-30P.png)|セイヨウミザクラ&br()(品種名:紅さやか)|果皮&br()(熟したもの)||99-30P|10RP 3/8|126/39/66|ダークチェリー|1979年に「佐藤錦」と米国産の「セネカ」を配合して誕生した品種でこちらも山形県生まれのサクランボである|
|&image(22-90D.png)|ベニカナメモチ|花弁|4~5月ごろ|22-90D|2.5Y 9/2|239/226/197||別名ベニカナメ&br()東海地方以西、四国、九州に分布するカナメモチの変種&br()新芽や若葉は赤く、庭木や生け垣に使われる&br()秋に赤い実をつけるが実は苦くて酸味があり、青臭さも強いため食用には不適&br()花言葉は「にぎやか」|
|&image(32-50L.png)|レッドロビン|葉||32-50L|2.5GY 5/6|119/127/48||別名セイヨウベニカナメモチ&br()ベニカナメモチとオオカナメモチを交雑してできた植物で庭木として用いられる|
|&image(07-40P.png)|レッドロビン|新芽||07-40P|7.5R 4/8|155/70/61||レッドロビンの新芽は赤いが、これはアントシアニンに由来するとされる&br()強烈な太陽光線から身を守るために新芽が赤い|
|&image(97-50V.png)|ハナモモ|花弁|3~4月ごろ|97-50V|7.5RP 5/12|197/79/133|桃色(ももいろ)&br()ピーチブロッサム|中国大陸原産&br()ハナモモは、花の色や香りを楽しむ目的で観賞用として改良されたモモで、実は小さく食用には不適&br()よく勘違いされるが、色名の「桃色」とはモモの実の色ではなく花の色である&br()花言葉は「チャーミング」「気立ての良さ」「私はあなたのとりこ」「天下無敵」|
|&image(95-80L.png)|テルテモモ|花弁|3~4月ごろ|95-80L|5RP 8/6|243/184/202||ハナモモをもとに、神奈川県農業研究所が品種改良したモモ&br()テルテとは藤沢市に伝わる伝承の一つ「小栗判官・照手姫」にちなんでいる&br()花色が赤い「テルテベニ(照手紅)」、花色が白い「テルテシロ(照手白)」という品種もある&br()花言葉は「気立ての良さ」「恋のとりこ」「恋の奴隷」「私はあなたに夢中」|
|&image(02-60L.png)|モモ&br()(品種名:白鳳)|果皮&br()(熟したもの)||02-60L|2.5R 6/6|195/130/132||日本で最も多く栽培されているモモは水蜜種・白桃系の「白鳳」系統である&br()大型で果皮には毛があり、果肉は多重で水分を多く含み、甘味が強くやわらかい|
|&image(99-40V.png)|スモモ&br()(品種名:大石早生)|果皮&br()(熟しはじめのものの赤色部分)||99-40V|10RP 4/12|175/44/85||中国大陸原産&br()日本で最も多く栽培されている中ぶりの果実をつける「大石早生」で、熟し始めたころが食べごろとされる&br()モモに比べると果肉はやや硬く、歯ごたえと酸味がある&br()「すもももももももものうち(李も桃も桃のうち)」という早口言葉があるが、生物学的に見た場合、スモモもモモもスモモ属とするか、あるいはモモをモモ属とするか、国や時代により分類が異なる&br()日本ではサクラ属とされる|
|&image(17-70L.png)|アンズ|果皮&br()(熟したもの||17-70L|7.5YR 7/6|215/164/112|アプリコット|中国大陸原産といわれる&br()日本では主に長野県、山梨県、山形県などで栽培される&br()モモやスモモもそうだが、種子にはアミグダリンが含まれ、種子を生のまま経口摂取すると体内で青酸に変わるため注意すること&br()なお、種子の中にあるキョウニンは生薬として、アンニンは杏仁豆腐として利用される&br()果肉は生食のほか、干し杏子や杏子飴の材料になる|
|&image(95-70L.png)|ニワザクラ|花弁|3~4月ごろ|95-70L|5RP 7/6|215/158/177||別名ハネズ&br()中国原産といわれ、ニワウメの栽培変種とされる&br()あまり大きく成長しないため庭木として栽培され、花の雰囲気はニワウメやユスラウメに近い&br()八重咲きのものが多いが、一重咲きの「ヒトエノニワザクラ」という変種もある&br()花言葉は「高尚」「将来」「秘密の恋」「うつろいやすい愛」|
|&image(07-40V.png)|カザンデマリ|果実||07-40V|7.5R 4/12|176/50/43||学名ピラカンサ・クレヌラータ、園芸上は学名由来のピラカンサと呼ばれることも多い&br()和名インドトキワサンザシ、ヒマラヤトキワサンザシ、ヒマラヤピラカンサ&br()ヒマラヤ原産で昭和初期に日本に持ち込まれた&br()鮮やかな赤い色の実をつけ、ナンテンやセンリョウなどと並び冬の風物詩であり、赤い実は縁起物ともされる|
|&image(25-90A.png)|ユキヤナギ|花弁|3~5月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219||別名コゴメバナ、コゴメヤナギ&br()本州以南に分布&br()ヤナギのようにしだれる枝に白い小さな花が咲き乱れる様子を雪に見立てて名づけられた&br()公園や庭先、街路の植え込みなどに使われるが、野生種は地域によっては絶滅が危惧されている&br()鎌倉市の海蔵寺境内にも多数植えられており、ユキヤナギの名所として知られる&br()花言葉は「静かな思い」「愛らしさ」「愛嬌」「気まま」|
|&image(25-90A.png)|コデマリ|花弁|3~5月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219||別名スズカケ&br()前掲のユキヤナギと同じシモツケ属であるが、ユキヤナギとは違い小花は集団で咲く&br()この花団がてまりのように見えるためコデマリの名がある&br()これと似た咲き方をする植物にはオオデマリとヤブデマリがあるがこれらはガマズミ科であり本種とは全く関係がない&br()鎌倉市の海蔵寺境内にも多数植えられており、ユキヤナギの名所として知られる&br()花言葉は「友情」「努力」「優雅」「品位」「努力」「伸びゆく姿」「気立てがよい」「幼心」「いくじなし」|
|&image(25-90A.png)|ジューンベリー|花弁|3~5月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219||和名アメリカザイフリボク、別名シャッドブッシュ、カナディアンサービスベリー、カラントツリー、シュアープラムなど&br()北米原産で、白く可愛らしい花をつけるため日本では主に庭木として植えられることが多い&br()名前の通り6月に実がなるのでジューンベリーと呼ばれ、その実は甘く生食のほかパイやジャムなどにも使われる&br()花言葉は「穏やかな笑顔」「穏やかな表情」|
|&image(29-90B.png)|リキュウバイ|花弁|3~5月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||別名バイカシモツケ、ウメザキウツギ、ウツギモドキ、マルバヤナギザクラ&br()中国原産で、日本では主に庭木として植えられることが多い&br()梅に似た花をつけ、茶花として愛されたためこの名がある&br()同属の植物にヤナギザクラがあるがともにウメやサクラというよりはシモツケに近い仲間である&br()花言葉は「控えめな美しさ」「気品」|
|&image(95-60P.png)|プルヌス・テネラ|花弁|3~4月ごろ|95-60P|5RP 6/8|200/125/153||コーカサス、西アジアから中央アジア、東欧およびシベリア西部原産&br()一般に「ロシアンアーモンド」と呼ばれるがアーモンド(サクラ属)ではなくスモモ属である&br()現地では果実が食用として採集されることが多いが日本ではこの矮小株(ドワーフ・ロシアンアーモンド)が庭木として植えられることが多い|
|&image(25-90A.png)|シロヤマブキ|花弁|3~4月ごろ|25-90A|2.5Y 9/0.5|229/227/219||日本では福井県や中国地方の石灰岩地にのみ自生するが白く美しい花をつけ、育てやすいため庭木として栽培される&br()ヤマブキとは名乗るがヤマブキはヤマブキ属であるのに対し本種はシロヤマブキ属という別属である&br()果実は「鶏麻(ケイマ)」と呼ばれ薬用で、滋養強壮の薬効があるとされる&br()花言葉は「細心の注意」「気品」「崇高」|
|&image(19-90A.png)|ハマナス&br()(シロバナハマナス)|花弁|6~8月ごろ|19-90A|10YR 9/0.5|230/226/220||ハマナスの和名はハマナシが転訛したものといわれる&br()野生化においては日本国内では北海道に多く、本州の太平洋側では茨城県、日本海側では鳥取県が南限&br()ただし野生化においては生息数が少なくなっており、いっぽうで公園や庭などの庭木として多く栽培されている&br()花言葉は「美しいかなしみ」「豊かな香り」「見映えのよさ」「旅の楽しさ」|
|&image(15-60V.png)|ハマナス|果皮&br()(やや熟しているもの)||15-60V|5YR 6/12|219/123/23||ハマナスの実はビタミンCを多く含む「ローズヒップ」の一種でもある&br()甘いので生食もできるが、たいていの場合はジャムや薬用種、ローズヒップティーなどに利用される&br()のど飴に配合されることも多いが、なぜか緑色に着色されて作られることが多い|
|&image(27-85V.png)|ヘビイチゴ|花弁|4~6月ごろ|27-85V|7.5Y 8.5/12|237/216/0||日本全土に広く分布するイチゴの一種ではあるが、実は小さく味気もなく食用にならない&br()別名をドクイチゴというが無毒であり食べても害はないが、生で果実を食べる人はめったにいない&br()このためどちらかといえばジャムなどの加工用で、また実をホワイトリカーなどに漬け込んだヘビイチゴ酒は薬酒として使われる&br()生薬としての名前は「蛇苺(ジャモ)」&br()花言葉は「可憐」「幸福」「恋愛成就」「尊重と愛情」「幸福な家庭」「先見の明」「小悪魔のような魅力」|
|&image(07-40X.png)|オランダイチゴ&br()(品種名:とちあいか)|花托(熟したもの)||07-40X|7.5R 4/14|186/33/33||現在市場に多く出回るイチゴといえばオランダイチゴを基本とした交雑種である&br()北米原産のバージニアイチゴと南米チリ原産のチリイチゴをオランダの農園で交配したのがオランダイチゴの起源である&br()「とちあいか」は、栃木県を代表する品種である「とちおとめ」が萎黄病という病気にかかりやすいことから、耐病性のある品種として開発されたイチゴである&br()なお、イチゴの「果実」は表面についている種子のような小さな痩果であり、赤い部分は「花托」と呼ばれる|
|&image(05-30T.png)|オランダイチゴ&br()(品種名:紅ほっぺ)|花托(熟したもの)||05-30T|5R 3/10|139/24/43||「紅ほっぺ」は静岡県を代表する品種で、大ぶりで中まで赤く、果皮が硬くしっかりしているため生食のほか製菓用にも適する&br()静岡イチゴの在来品種であった「章姫」を土台に「さちのか」と交配させて誕生した|
**ナス科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(85-70L.png)|ナス|花弁|6~10月ごろ|85-70L|5P 7/6|206/81/51||インド原産の野菜で、別名ナスビ&br()ナスは花が咲くとその大半が結実する性質がある&br()このことから、親が子を思って忠告することは必ず役に立つから親の意見をよく聞け、という意味の「親の意見と茄子の花は千に一つの無駄はない」ということわざがある&br()花言葉は「つつましい幸福」「よい語らい」「優美」「希望」「真実」|
|&image(85-20D.png)|ナス&br()(品種名:長茄子)|果皮||85-20D|5P 2/2|55/45/60|茄子紺(なすこん)|果実が様々な料理に使われる&br()主に揚げびたし、天ぷら、麻婆茄子、カレーなど&br()渋味が強いので切った後に水にさらしてから使うのが一般的&br()嫁いびりの言葉として「秋茄子は嫁に食わすな(※)」ということわざがあるほか、男はいくつになっても若い女房を持ちたいという意味の「女房と茄子は若いがよい」ということわざもある&br()「色で迷わす浅漬け茄子」ということわざもあり、女性が容色の美しさで男性を迷わすことの例えといわれる&br()このようにナスに関することわざは女性に関する例えが多いようだ|
|&image(89-70H.png)|ジャガイモ|花弁|5~6月ごろ(関東地方)&br()7月ごろ(北海道)|89-70H|10P 7/4|193/165/185||別名バレイショ、ポテト&br()南米アンデス原産の野菜で地下茎(イモ)を食べる&br()多種多様な料理に使用され、またポテトチップスなどの菓子やウォッカ、ジン、焼酎など酒の原料にもなる&br()花言葉は「恩恵」「慈愛」「情け深い」|
|&image(17-50L.png)|ジャガイモ|地下茎&br()(外皮)||17-50L|7.5YR 5/6|161/111/63||日本で流通しているのは「男爵」「メークイン」「キタアカリ」「新じゃがいも」などが有名&br()これらの「皮が黄色いタイプの品種」はこの色である&br()なお、ジャガイモは光にさらされると緑色に変色しソラニンを含む強力な毒素がたまる&br()同様の毒素は新芽にも含まれるため、新芽や変色した部分は必ず除去すること&br()また長期保存の際は冷暗所で保存すること|
|&image(07-40V.png)|トマト|果皮&br()(熟したもの)||07-40V|7.5R 4/12|176/50/43|トマトレッド|アンデス原産の野菜で果実の赤色はリコピンに由来する&br()日本で最も多く流通しているのは甘みのはっきりした「桃太郎」&br()その栄養価の高さゆえ、トマトが実る季節は病気になる人が少なく、患者がいなくて医者が青ざめるという意味の「トマトが赤くなれば医者が青くなる」「トマトのある家に胃病なし」ということわざも生まれている&br()実はトマトにはトマチンという毒が含まれているのだが、完熟した果実に含まれている成分はごく微量であり、一般に野菜として出回っているトマトを食べる分には人体への影響はほぼないといってよい&br()「トマト」は英語およびフランス語での読み方で、ドイツ語では「トマーテ」、スペイン語では「トマテ」、ポルトガル語では「トマチ」、イタリア語では「ポモドーロ」と呼ばれる&br()なお和名は「アカナス」|
|&image(27-85V.png)|トマト|花弁|5~7月ごろ|27-85V|7.5Y 8.5/12|237/216/0||トマトは星形の黄色い花をつける&br()トマトの栽培適温は、日中23〜28℃、夜間10〜15℃であり、また肥料にリン酸分が少ないと花が咲かないため実をつけられず収穫ができない&br()花言葉は「感謝」「完成美」|
|&image(37-50L.png)|ピーマン|果皮&br(未熟なもの)||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||別名アマトウガラシ、スイートペッパー、ベルペッパー、ペペローネ&br()トウガラシの栽培品種であるが辛みはなく、独特の苦みがあるのが特徴の野菜&br()ピーマンは熟していない果実も食用となり、多用途に使われるが、肉やトマトなどと相性がいい|
|&image(05-30T.png)|パプリカ&br()(赤)|果皮&br(熟したもの)||05-30T|5R 3/10|139/24/43|ペッパーレッド|ピーマンと同様トウガラシの栽培品種であるが、ピーマンとは違い熟してから収穫する&br()色素は着色料の原料としても使われる|
|&image(22-80X.png)|パプリカ&br()(黄)|果皮&br(熟したもの)||22-80X|2.5Y 8/14|252/191/0||パプリカはトウガラシの中でも大ぶりな実をつける品種である&br()先述の通り熟した果実を食するが、パプリカはやや甘みがあるのが特徴|
|&image(27-90B.png)|トウガラシ|花弁|6~8月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||トウガラシはピーマンやシシトウ、パプリカなども含めて小さな白い花をつける&br()花を楽しむために開花時期を長くした観賞用のトウガラシもある&br()花言葉は「旧友」「雅味」「嫉妬」「生命力」「辛辣」「悪夢が覚めた」|
|&image(22-85A.png)|ワルナスビ|花弁|6~9月ごろ|22-85A|2.5Y 8.5/0.5|216/213/206||有毒植物であり別名デビルトマト、アップルオブソドム&br()北米原産の帰化植物で繁殖力が強く破片からでも再生するうえに棘があるので駆除が困難であり、ニジュウヤホシテントウなどの温床となりジャガイモやナス、トマト、ピーマンを栽培する農家からも敵視される&br()家畜がこれを食べて中毒死することもあるため畜産農家の敵でもある&br()花言葉は「欺瞞」「悪戯」|
|&image(85-70L.png)|ニオイバンマツリ|花弁|3~9月ごろ|85-70L|5P 7/6|206/81/51||学名ブルンフォルシア・ラティフォリア、英名イェスタデイ・トゥデイ・アンド・トゥモロー&br()ブラジル南部からアルゼンチン原産&br()「外国から来た香りがあるジャスミンに似た花」という意味でニオイバンマツリの名がある&br()主に花の色と香りを楽しむ観賞用として日本には明治末期に渡来&br()全草が神経毒を含む&br()花言葉は「幸運」「熱心」「夢の名」「青春の喜び」「浮気な人」|
|&image(25-90A.png)|ツルハナナス|花弁|6~10月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|245/230/109||ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ原産&br()英名ポテトクライマー、ジャスミンナイトシェード&br()日本国内ではヤマホロシの名でも出回るが、本種の学名はソラヌム・ラクスムといいヤマホロシ(ソラヌム・ジャポネンセ)とは同属別種&br()ジャスミンに似た白い花をつけるつる性植物であり庭木などとして植えられる&br()観賞用としてブーケや生け垣などに使われる&br()別名がナイトシェードといわれていることからわかる通り有毒&br()花言葉は「優雅」「純粋」「微笑み」「真実」「寂しがり屋」「大きな恵み」|
|&image(25-90D.png)|チョウセンアサガオ|花弁|6~10月ごろ|25-90D|5Y 9/2|236/227/195||北米原産とされるが、熱帯アジア原産との説もある&br()学名ダツラ・メテル、ここから園芸名としてダチュラ、ダツラなどの名で流通することが多い&br()別名キチガイナスビ、マンダラゲ、トランペットフラワー、ロコソウなど&br()ヒヨスチアミン、スコポラミンなどの強力な神経毒をもち、人を死に至らしめる毒草として悪名高い&br()一方でアトロピンを含んでおり、過去には鎮座薬として使われたほか、江戸時代に作られた麻酔薬「通仙散」にも使われた&br()花言葉は「愛嬌」「夢の中」「偽りの魅力」「陶酔」「あなたを酔わせる」「科学」|
|&image(27-90B.png)|ホオズキ|花弁|8~10月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||主に観賞用として栽培されるが、せき、たん、解熱、冷え性に対する薬効があるとされて干したものが民間薬に使われる&br()地下茎および根は生薬で酸漿根(サンショウコン)と呼ばれる&br()果実は中身を取り除いて子供が笛や風船として吹くほか、ホオズキ人形の材料になる&br()また、果実はお盆の飾りとして提灯に見立てて飾られた&br()なお全草が毒草であり食用は不可&br()花言葉は「自然美」「心の平安」「偽り」|
|&image(85-30P.png)|ペチュニア&br()(品種名:ブルーモーメント)|花弁|4~10月ごろ|85-30P|5P 3/8|96/54/112||学名ペチュニア・ハイブリダ、和名ツクバネアサガオ&br()一般には本種がペチュニアと呼ばれる&br()南米原産の園芸植物で白、赤、紫など様々な色の品種が作り出された&br()アサガオとはいうがナス科の植物である&br()花言葉は「心の安らぎ」「あなたと一緒なら心が和らぐ」&br()本種のような青紫色のペチュニアは「ためらう気持ち」|
|&image(07-60T.png)|キダチチョウセンアサガオ|花弁(フチ)|12月~翌年3月ごろ|07-60T|7.5R 6/10|224/126/99||熱帯アメリカ原産でチョウセンアサガオに似た花をつけたためかつては同属とされたが現在は別属(キダチチョウセンアサガオ属またはプルグマンシア属)&br()別名エンジェルトランペット&br()チョウセンアサガオに似るが木本であり、下向きに花をつける&br()花言葉は「愛敬」「愛嬌」「偽りの魅力」「変装」|
|&image(25-90A.png)|イヌホオズキ|花弁|8~12月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|245/230/109||世界じゅうの温帯に広く分布し、日本では史前帰化種と考えられている&br()別名バカナス&br()ホオズキやナスにニツが全く役に立たないことからこれらの名がある&br()ソラニンを全草に含む毒草であるが、ケニアのキクユ族の間では全草を煮て食べるという&br()花言葉は「嘘つき」|
|&image(25-90A.png)|タマサンゴ|花弁|5~12月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|245/230/109||南米原産&br()別名フユサンゴ、リュウノタマ、エルサレムチェリー、クリスマスチェリー&br()日本には明治年間に観賞用として渡来したが、暖地の一部では帰化し林内で野生化している&br()主に花と果実を楽しむ観賞用の植物である&br()花言葉は「神秘的」「あどけない」「あなたを信じる」|
|&image(09-50X.png)|タマサンゴ|果皮||09-50X|10R 5/14|212/76/19||クリスマスチェリーという別名の通り、クリスマスの時期に赤い実をつけるタマサンゴ&br()しかし、全草にソラニンを含む毒草で、特に果実は猛毒である&br()このため食用には適さず、トマトと間違えて誤食しないよう注意すること|
※ナスは身体を冷やす野菜であるので「秋茄子を食べさせると嫁が体調を崩すから」と嫁の身を案じることわざとしても使われる場合がある
**ミカン科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(29-90B.png)|ウンシュウミカン|花弁|5月初旬~中旬ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||若いミカンの木は花をつけてもすぐに実がなるとは限らない&br()みかんは植え付けから最初の収穫までに3~6年を要するとされる&br()花言葉は「純潔」「清純」「親愛」「花嫁の喜び」|
|&image(15-60V.png)|タンゴール&br()(品種名:清見)|果皮&br()(熟したもの)||15-60V|5YR 6/12|219/123/23|蜜柑色(みかんいろ)、&br()黄柑色(おうかんしょく)、&br()タンジェリン、&br()オレンジ、&br()マンダリンオレンジなど|ウンシュウミカン(宮川早生)とオレンジ(トロビタ)の交配種(タンゴール)であり品種名は静岡市にある清見寺および清見潟に由来&br()日本で最初に交配されたタンゴールである&br()「タンゴール(Tangor)」とは「タンジェリン(Tangerine)」と「オレンジ(Orange)」の名前を合わせたもの|
|&image(15-70V.png)|オレンジ|果皮&br()(熟したもの)||15-70V|5YR 7/12|249/149/52|オレンジ、&br()オレンジ色|和名アマダイダイ、別名スイートオレンジ&br()オレンジそのものはザボン(ブンタン)とマンダリンオレンジの交雑種である&br()なお日本で栽培されるダイダイは本種と同じくザボンとマンダリンの交雑種であるが、そちらはビターオレンジと言われる|
|&image(17-70X.png)|オレンジ&br()(品種名:ネーブルオレンジ)|果皮&br()(熟したもの)||17-70X|7.5YR 7/14|245/153/0|オレンジイエロー|果実の頂点部分(ヘタの部分)がへこんでいて「へそ(Nable)」のようになっていることからこの名がある&br()日本にはカリフォルニア産のほかオーストラリア産が輸入されており、国内では広島県瀬戸田町で多く栽培される|
|&image(22-80V.png)|レモン|果皮&br()(熟したもの)||22-80V|2.5Y 8/12|248/192/17|檸檬色(れもんいろ)、&br()レモンイエロー|酸味と苦みが強い柑橘類で風味づけに用いられることが多い&br()原種は東ヒマラヤ原産だが日本で出回っているのは南米チリなどで生産されるものが多い&br()国内では瀬戸内海地域などで栽培される|
|&image(35-50H.png)|ライム&br()(タヒチライム)|果皮&br()(熟しきっていないもの)||35-50H|5GY 5/4|248/192/17|ライムグリーン|印度からミャンマー、マレーシア付近の熱帯原産&br()さっぱりとした酸味が特徴の柑橘類&br()完熟すると黄色になるが酸味が抜けてしまうため、熟しきる前に収穫される&br()カクテルでもおなじみのフルーツで、ジントニック、ギムレット、モヒートなど有名どころが多い|
|&image(15-70V.png)|キンカン|果皮&br()(熟したもの)||15-70V|5YR 7/12|249/149/52||別名キンキツ、マルミキンカン、マルキンカン&br()一般に柑橘類といえば皮を向いた中の果肉部分を食べることが多いが、キンカンはむしろ果皮の部分が食用となる&br()生食のほか砂糖漬けなどにされ、小粒で甘酸っぱく、柑橘類特有の苦みが残る|
|&image(32-90D.png)|ミヤマシキミ|花弁|3~5月ごろ|32-90D|2.5GY 9/2|228/230/195||園芸上はスキミアと呼ばれて庭木などとして植えられる&br()本州以南に分布し、枝葉の様子がマツブサ科のシキミに似ていることからミヤマシキミの名がある&br()可愛らしい白い花と赤い実をつけるが有毒である&br()花言葉は「清純」「寛大」|
**カキノキ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(15-60V.png)|カキノキ&br()(カキ)|果皮&br()(熟したもの)||15-60V|5YR 6/12|219/123/23||中国・東アジア原産で、日本では北海道以外の地域で広く栽培される&br()熟した果実は甘く、甘柿と呼ばれて食べられる&br()渋柿はタンニンを多く含み、渋みが強いため生食には向かず、渋抜きをするか干し柿にして食べる&br()なお、渋柿は防腐剤としても使われた|
|&image(09-50X.png)|カキノキ&br()(品種名:次郎柿)|果皮&br()(完熟したもの)||09-50X|10R 5/14|212/76/19|柿色(かきいろ)|次郎柿は日本を代表する完全甘柿の一種である&br()富有柿に比べてしっかりとした食感が特徴であり、「富有はあごで食べ、次郎は歯で食べる」といわれる&br()次郎柿の生産量第一位は愛知県豊橋市|
**ユリ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(07-60T.png)|オニユリ|花弁|7~10月ごろ|07-60T|7.5R 6/10|215/64/106||日本で見られるユリの一種だが中国から渡来したものという説がある&br()鱗茎はヤマユリと同様「ユリ根」として食用となる&br()本種は葉の付け根にむかごと呼ばれる栄養器官を作り、このむかごを蒔くことでも栽培できる&br()オニユリの花言葉は「愉快」「華麗」「陽気」「賢者」「富」「誇り」「荘厳」「嫌悪」|
|&image(08-50V.png)|コオニユリ|花弁|7~10月ごろ|08-50V|8.75R 5/12|206/81/51||別名スゲユリ&br()日本で見られるユリの一種だが中国から渡来したものという説がある&br()鱗茎はヤマユリと同様「ユリ根」として食用となる&br()オニユリの近縁種だが、葉の付け根にむかごができないのが本種である&br()コオニユリの花言葉は「賢者」&br()またオレンジ色の花に対しては「陽気」|
|&image(27-80L.png)|キヒラトユリ|花弁|7~10月ごろ|27-80L|7.5Y 8/6|214/202/116||オニユリの近縁種であるコオニユリの変種&br()長崎県平戸島で栽培されてきたためこの名がある&br(別名キバナノコオニユリ&br()「岩清水」などの品種が栽培される&br()キヒラトユリの花言葉は「愉快」「情熱」|
|&image(27-90B.png)|テッポウユリ|花弁|6~8月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||九州南部から南西諸島原産&br()近縁種に台湾原産のタカサゴユリがあるほか、タカサゴユリと本種を交配させたシンテッポウユリという品種もある&br()本州以東ではもっぱら園芸品種が栽培されている&br()和名の由来は花の形が鉄砲(マスケット銃)に似ていることからといわれる&br()花言葉は「甘美」「純潔」「威厳」|
|&image(95-70L.png)|オリエンタルリリー&br()(品種名:プライアーノ)|花弁|7~11月ごろ|95-70L|5RP 8/6|215/157/177||ヤマユリやカノコゆりなど主に日本原産のユリを交雑した園芸種&br()花言葉は「威厳」「純潔」「無垢」&br()ピンク色の花の花言葉は「富と繁栄」|
|&image(89-40T.png)|チューリップ&br()(品種名:パープルスカイ)|花弁|12月~翌年1月ごろ|89-40T|10P 4/10|114/80/152||八重咲きで小ぶりな品種のチューリップであり、冬に開花する&br()冬咲きのチューリップは球根を土に植え付け、根が成長したところで冷蔵し、その後冷蔵施設から取り出すことで開花させる&br()こうして作られる冬咲き品種は「アイスチューリップ」と呼ばれる&br()紫色のチューリップの花言葉は「気高さ」|
|&image(25-85V.png)|チューリップ&br()(黄)|花弁|3~5月ごろ|25-85V|5Y 8.5/12|247/212/0||アナトリア、イランからパミール高原、ヒンドゥークシュ山脈、カザフスタンのステップ地帯やキルギスが原産&br()和名を「ウコンコウ」または「ボタンユリ」という&br()香りはあまりよくないが、葉や花がシンプルで美しく世界中で栽培される&br()黄色のチューリップの花言葉は「正直」「高慢」「名声」「望みのない恋」|
|&image(27-90B.png)|チューリップ&br()(白)|花弁|3~5月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||白いチューリップの花言葉は「新しい恋」「待ちわびて」「失恋」|
|&image(07-40X.png)|チューリップ&br()(赤)|花弁|3~5月ごろ|07-40X|7.5R 4/14|186/33/33||赤いチューリップの花言葉は「家族への感謝」「愛の告白」|
|&image(29-80H.png)|バイモ|花弁|3~4月ごろ|29-80H|10Y 8/4|206/203/144||別名アミガサユリ、バイモユリ&br()中国原産でもともとは漢方薬として日本に渡来してきたもの&br()花色は決して派手ではないものの、釣り鐘型の可愛らしい形をしているので観賞用として栽培されることが多い&br()花言葉は「凛とした姿」「威厳」「謙虚な心」「才能」「努力」|
|&image(89-70H.png)|ホトトギス|花弁(地色)|9~11月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||北海道南西部、本州の関東以西~福井県以南、四国、九州の山地の半日陰に分布&br()花弁の斑点模様がカッコウ科の鳥であるホトトギスの胸の模様に似ているためこの名がある&br()別名ユテンソウ&br()花言葉は「永遠にあなたのもの」「永遠の若さ」「秘めた意志」|
|&image(89-30H.png)|ホトトギス|花弁(地色)|9~11月ごろ|89-30H|10P 3/4|93/61/88|||
|&image(27-90B.png)|ヤマホトトギス|花弁(地色)|7~9月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||北海道南西部、本州岩手県以南、四国および九州に分布&br()近縁種のホトトギスに似て山に生えることからこの名がある&br()山林の木陰で小さく可憐な花を咲かせる山野草である&br()暑さに極端に弱く、直射日光を嫌う&br()花言葉はホトトギスに同じ|
|&image(05-40F.png)|ヤマホトトギス|花弁(斑点)|7~9月ごろ|05-40F|5R 4/3|122/87/86|||
※ユリ類全般の花言葉は「純粋」「無垢」「威厳」
**ヒガンバナ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(08-50V.png)|ヒガンバナ|花弁|9月半ば~10月ごろ|08-50V|8.75R 5/12|206/81/51||中国大陸原産で、秋の彼岸の頃に咲くのでこの名がある&br()別名マンジュシャゲ&br()日本国内で生育するヒガンバナは三倍体であるため種子が作れず、人の手が入らないような場所では繁殖できないため鱗茎で殖やす&br()有毒であり、誤食すれば最悪の場合命を落とす場合もあるが、水に晒して毒抜きを行うことで救荒食とされていた&br()ヒガンバナのの主成分であるリコリンは毒矢などに使われていたといわれている&br()「長崎物語」の冒頭で「赤い花なら曼珠沙華」とうたわれている&br()花言葉は「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」「悲しい思い出」「旅情」|
|&image(09-90D.png)|シロバナマンジュシャゲ|花弁|9月半ば~10月ごろ|09-90D|10R 9/2|243/223/216||ヒガンバナとショウキズイセンの交雑種といわれており、名の通り白い花を咲かせる&br()別名ホワイト・リコリス&br()花言葉は「思うあなたは一人」「また会う日を楽しみに」|
|&image(37-50L.png)|ネギ&br()(根深ネギ)|葉&br()(オモテ)||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||別名長ネギ、白ネギ&br()葉ざやが伸びるにつれて土寄せを行うことで葉ざやの部分が白く長いネギになる&br()根深ネギはこの葉ざやの部分を主に食用とするが、葉の部分も食用であり緑色のアクセントをつけたいときに葉の部分を用いる&br()ネギをかじると特有の香りと辛みがあるが、これはアリシンという物質を含んでいるためである|
|&image(35-80H.png)|ネギ&br()(根深ネギ)|葉ざや&br()(葉の根本付近)||35-80H|5GY 8/4|194/206/149|||
|&image(39-50H.png)|タマネギ|葉&br()(オモテ)||39-50H|10GY 5/4|97/130/95||タマネギといえば鱗茎の部分を食用とすることが多いが、倒れる前の葉であれば「葉タマネギ」としてネギと同様に食用にできる|
|&image(19-70L.png)|タマネギ|鱗茎外皮||19-70L|10YR 7/4|209/167/104||主にハンバーグ、カレー、オニオンリング、素揚げ(フライドオニオン)、天ぷら、スープなどにして食べる&br()汎用性の高い野菜の一つである&br()疲労回復の効能もあるとされ、「一日一個のタマネギは医者を遠ざける」というイギリスのことわざもある&br()また、フランス軍の軍歌にも「玉葱の歌」という曲があり、油で揚げたタマネギ(素揚げか?)をひたすら愛でる内容の歌詞となっている&br()独特の鼻をつく匂いや辛みはアリシンに由来するが、このほか催涙物質であるsyn-プロパンチアール-S-オキシドを含み、タマネギを切るとこの物質が放出され、目や鼻の粘膜を刺激するため涙が出る&br()加熱するとn-プロピルメルカプタンという物質が生成されて甘みが出る|
|&image(35-50H.png)|ニラ|葉&br()(オモテ)||35-50H|5GY 5/4|114/127/80||古代名ミラ、カミラ、ククミラ、別名フタモジ、また地方によりニラネギ、ジャマ、キリビラ、ンーダーなどの地方名がある&br()中国原産で野菜として日本国内で栽培されるが、栽培地から逸走して野草化したものが芝生や道端などに自生する&br()葉をもむと独特のにおいがありこれはニラ臭と呼ばれるが、これはネギ属(アリウム属)に含まれるアリシンという物質に由来する&br()加熱することで独特の豊潤な旨味が出る&br()レバニラ(ニラレバ)炒め、ニラ玉炒め、餃子、ニラ饅頭、焼きそば、ラーメンなど中華料理に多く使われるが、胡麻和えやおひたし、博多名物のモツ鍋や、日本の家庭料理の一つであるニラ玉子汁などにも使われる&br()元来野生下でのニラの葉は細くひょろひょろとしており、市販されているニラは品種改良により葉が肥大したもので、長く扁平な形状になっている|
|&image(29-90B.png)|ニラ|花弁|7~10月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||ニラは後述のノビルによく似た花をつけるが、ムカゴを作らず花の色も違う&br()ニラの花は薄い黄緑色だが、ノビルの花は薄い紅色を帯びる&br()トウ立ちして開花した後のニラは花に養分を取られるため味がやや落ちるとされる&br()市場に「花ニラ」として売られるニラは開花直前の状態で収穫したもので、葉に養分とうまみ成分が十分蓄えられた状態のものである&br()花茎は硬く食用には適さないが、花の部分は加熱すれば柔らかくなり食べられる&br()花言葉は「多幸」「星への願い」|
|&image(17-90A.png)|ノビル|花弁|5~6月ごろ|17-90A|7.5YR 9/0.5|231/226/221||地方名ヒル、ヒルナ、ヒロ、ヒリコ、キモト、グンサイなど&br()日当たりのよい土手や道端に生える野草&br()ムカゴで繁殖し、抜きづらいためにガーデニングの際には厄介がられるが食用可&br()アサツキやニラに似た風味があるがあまり出回らない&br()葉はネギなどと同様に料理の具材や薬味、鱗茎(タマと呼ばれる)は酒のつまみとして生または湯がいたものを酢味噌でいただくか酢漬け、醤油漬けにする&br()若芽は天ぷらに、ムカゴは香辛料になる&br()花言葉は「謹厳実直」「タフなあなたのことが好き」「胸の高まり」「よろこび」|
|&image(99-70H.png)|アリウム・ミレニアム|花弁|7~9月ごろ|99-70H|10RP 7/4|204/163/167||ピンク色の花をつける観賞用のネギの一種&br()アメリカで作出されたハナネギの園芸品種の一つで暑さに強く、植えっぱなしでも育つ&br()ネギ属なので食べられないことはないが園芸用は農薬が付着している可能性があるので避けた方がよい&br()花言葉は「夫婦円満」「深い悲しみ」「不屈の心」「正しい主張」|
|&image(85-85A.png)|ミツカドネギ&br()(白花)|花弁|4~5月ごろ|85-85A|5P 8.5/0.5|214/213/215||学名をアリウム・トリケトラムといい、地中海地方原産の西洋ネギの一種&br()別名サンカクニラ&br()原産地周辺ではハーブの一種とされ、サラダなどにして食べられている&br()癖がなくて食べやすい味といわれているが、園芸用に出回っている品種は園芸農薬が付着している可能性があるので注意されたい&br()日本では一部地域で逸走し野生化がみられる&br()花言葉は「無限の悲しみ」「円満な人柄」「不屈の心」「正しい主張」「希望」「優雅」|
|&image(82-60H.png)|ミツカドネギ&br()(紫花)|花弁|4~5月ごろ|82-60H|2.5P 6/4|152/143/170|||
|&image(95-90D.png)|ナツズイセン|花弁|8月中旬~9月ごろ|95-90D|5RP 9/2|237/223/227||青森県八戸市ではカラスノカミソリ、神奈川県ではピーピーグサなどとも呼ばれる&br()観賞用として栽培されるが、リコリンを含む毒草であり、誤食すれば命にかかわるので注意&br()花言葉は「深い思いやり」「楽しさ」「悲しい思い出」「あなたのためになんでもします」|
|&image(29-90B.png)|タマスダレ|花弁|7~9月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||別名レインリリー、ゼフィランサスだがこれはともにタマスダレ属の総称であるので注意を要する&br()全草にリコリンを含む毒草で、葉がノビルやニラと間違えやすいため誤食事故に注意したい&br()花言葉は「純白な愛」「期待」「汚れなき愛」|
|&image(27-90B.png)|ニホンズイセン|花弁|1~3月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||ニホンズイセンとは名乗るが元来は地中海原産&br()中国を経由し室町時代以前に渡来したと言われ、一般にわが国で「スイセン」といえば本種を指す&br()リコリンを含む毒草であり、ヒガンバナと同様にニラやノビルと間違えて誤食し死亡する事故があとを絶たない&br()一方で、「石蒜(せきさん)」という生薬の材料としても使われていた&br()花言葉は「うぬぼれ」「自己愛」「神秘」|
|&image(25-80W.png)|キズイセン|花弁|1~3月ごろ|25-80W|5Y 8/13|235/198/0|黄水仙(きずいせん)&br()ジョンキル&br()ジョンキルイエロー|スペイン・ポルトガル原産で別名ジョンキル&br()日本には江戸時代に渡来したとされる&br()香水や化粧品などに使われるナルシス精油の原料とされる&br()花言葉は「騎士道精神」「私のもとへ帰って」「私の愛に応えて」「もう一度愛してほしい」|
|&image(89-60T.png)|ネリネ・サルニエンシス&br()(淡紫)|花弁|9~翌1月ごろ|89-60T|10P 6/10|197/122/180||南アフリカ原産、別名ダイヤモンドリリー&br()南アフリカ原産のネリネ属のうちで最も多くで回っている品種である&br()切り花や鉢植えとして出回るが、庭に植える際は鱗茎で殖やす&br()花言葉は「幸せな思い出」「また会う日を楽しみに」|
|&image(85-90B.png)|ハナニラ&br()(白)|花弁|3月ごろ|85-90B|5P 9/1|228/226/231||アルゼンチン原産、園芸名は学名に由来する「イフェイオン」&br()葉を揉むとニラのような匂いがあるためこの名があるが、ニラとは別属&br()毒草であり誤食すると下痢を起こす&br()花言葉は「悲しい別れ」「耐える愛」「卑劣」「恨み」|
|&image(77-70H.png)|ハナニラ&br()(紫)|花弁|3月ごろ|77-70H|7.5PB 7/4|166/172/199||紫色のハナニラの花言葉は「卑劣」「恨み」|
|&image(29-90B.png)|スノーフレーク|花弁|3~4月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||中南欧原産&br()和名オオマツユキソウ、別名スズランスイセン&br()スノーフレークの名は花の形や色が雪片に似ているため、またスズランスイセンの名はスズラン科のスズランに似ているため&br()スイセンやヒガンバナと同様、ニラやノビルに似た葉をもつがスノーフレーク属も毒草であり、誤食すると下痢や嘔吐などの症状が出るのでニラやノビルの近くでの栽培は避けるべきである&br()なお、休眠中の球根からは美容成分が抽出できる&br()花言葉は「純粋」「純潔」「汚れなき心」「皆を惹きつける魅力」「純真な心」「美」|
|&image(09-50T.png)|ウケザキクンシラン|花弁|3~5月ごろ|09-50T|10R 5/10|194/91/57||南アフリカ原産で学名クリビア・ミニアタ&br()園芸上一般にクンシランと呼ばれるのは本種だが、元来クンシランとは同じクンシラン属(クラビア属)でもクラビア・ノビリスを指す&br()本種が普及するにつれ現在では本種をクンシランと呼ぶのが一般的である&br()発芽から最初の開花までは2~3年程度かかり、それゆえ種子で殖やすと個体差が出る&br()後述のムラサキクンシランはムラサキクンシラン属(アガパンサス属)という別属であり遠縁&br()花言葉は「高貴」「誠実」「気高さ」「端正」「情け深い」「幸せを呼ぶ」|
|&image(82-70H.png)|アガパンサス|花弁|5~7月ごろ|82-70H|2.5P 7/4|178/169/196||学名アガパンサス・アフリカヌス、和名ムラサキクンシラン&br()園芸上一般にアガパンサスと呼ばれるのは本種で南アフリカ原産&br()主に球根で販売されるが庭に植えてしばらくすると増える&br()花言葉は「無償の愛」「誠実な愛」「ラブレター」「優しい気持ち」|
|&image(89-70H.png)|ツルバギア|花弁|5~7月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||学名ツルバギア・ビオラセア、和名ルリフタモジ、別名ピンクアガパンサス、ワイルドガーリック&br()南アフリカ原産&br()上掲のアガパンサス(ムラサキクンシラン)を小さくしたような花をつけるが別属(ツルバギア属)であり、同属はネギ亜科に属する&br()このため葉を揉んだり傷つけたりするとニラやネギのような刺激臭がする&br()若い芽や茎は食用となり、さらに花も食べられる&br()ただし熟した果実、および根は有毒であるため生食は避けること&br()加熱調理をすれば有毒成分は分解され安全に食べられるとのこと&br()花言葉は「小さな背信」「落ち着きある魅力」「残り香」|
|&image(15-90D.png)|キルタンサス・マッケニー&br()(白咲・ピンク系)|花弁|5~8月ごろ(夏咲きの場合)&br()12月~翌年2月ごろ(冬咲きの場合)|15-90D|5YR 9/2|244/223/208||アフリカ南部が原産のキルタンサス属の一種&br()学名の由来はその曲がった花の形によるものである&br()花の形から、和名をフエフキズイセン、別名をファイヤーリリーという&br()マッケニー種は基部が長く、細長いラッパのような形をしている&br()他の大多数のヒガンバナ科植物と同じくリコリン、ガランタミンなどの毒を持ち、鹿児島県ではニラと誤食して食中毒になった症例が報告されている&br()花言葉は「ロマンチック」「屈折した魅力」「恥ずかしがり屋」|
|&image(35-85B.png)|ホンアマリリス&br()(グリーン)|花弁|8~10月ごろ(温室栽培の場合はこの限りに非ず)|35-85B|5GY 8.5/1|198/202/186||学名アマリリス・ベラドンナ&br()別名ベラドンナリリーと言い、かつて同属に分類されていたほとんどのアマリリスが「ヒッペアストルム属」に分類されるようになった中で、アマリリス(ホンアマリリス)属に残ったのが本種(ベラドンナ)とパラディシコラ種である&br()全草にリコリンを持つ毒草である&br()山火事のあとに花を咲かせる性質がある&br()日本にはヒッペアストルムとともに明治期に園芸用として渡来&br()花言葉は「沈黙」「ありのままの私を見て」「私の裸を見て」|
|&image(27-90B.png)|ハタケニラ|花弁|7~10月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||北米原産&br()日本には明治期以降に観賞用として入ったものが逸走し、荒地や農地、舗装路の裂け目などでよく発生する&br()ネギ亜科のニラに似るが別属別種で、中毒症状は報告されていないが食用にはならない(腹を下したという事例もあるようだ)&br()繁殖力が非常に強く、一度侵入すると駆除が困難であるため、農家にとっては強害雑草とされ忌み嫌われる&br()花言葉は「素直な心」|
**ユリズイセン科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(99-70H.png)|ユリズイセン&br()(ピンク)|花弁|4~7月ごろ&br()品種によっては10~11月ごろ|99-70H|10RP 7/4|204/163/167||学名からとって一般にアルストロメリアと呼ばれる&br()南米原産で大正時代に園芸植物として渡来&br()日本では長野県で最も盛んに生産される&br()花言葉は「持続」「未来へのあこがれ」「エキゾチック」「小悪魔的な思い」&br()ピンクの花に対しては「気配り」|
**マメ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(95-70L.png)|ムラサキツメクサ|花弁|5~8月ごろ|95-70L|5RP 7/6|215/158/177||別名アカツメクサ、赤クローバー&br()クローバーの一種でハーブとしても使われることがある&br()花言葉は「豊かな愛」「勤勉」「実直」|
|&image(29-90B.png)|シロツメクサ|花弁|4~7月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||クローバーの代表的存在の一つである&br()桃色の花をつけるモモイロツメクサはシロツメクサの変種&br()花言葉は「幸運」「約束」「私を思って」「復讐」|
|&image(39-40L.png)|シロツメクサ|葉||39-40L|10GY 4/6|56/108/57||意外かもしれないが葉は食用になり、和え物やバター炒めにして食べる&br()葉は通常三枚出るが、まれに四つ葉や五つ葉になることがあり、&br()「四つ葉のクローバー」と言えば幸運の象徴であり、国鉄・JRにおけるグリーン車マークの由来ともなっている|
|&image(27-80V.png)|コメツブツメクサ|花弁|4~6月ごろ|27-80V|7.5Y 8/12|223/202/0||同じマメ科のコメツブウマゴヤシと非常によく似ている&br()花言葉は「お米を食べましょう」「小さな恋人」|
|&image(85-70L.png)|フジ|花弁|4~5月ごろ&br()まれに8月ごろ一部が開花する「狂い咲き」と呼ばれる現象が見られる|85-70L|5P 7/6|206/81/51|藤色(ふじいろ)&br()ウィスタリア|別名ノダフジ&br()野生化では低山地や崖山林などでみられる日本固有種&br()観賞用として植栽されるが、つる性の木本であるため藤棚などを使う場合が多い&br()埼玉県春日部市で栽培されている「牛島の藤」(品種名:紫長藤)は弘法大師が手植えしたと伝えられており樹齢は1200年ともいわれる&br()牛島の藤はフジ属では唯一特別天然記念物に指定されている日本最大のフジで、東武野田線「藤の牛島駅」の駅名の由来でもある&br()花言葉は「歓迎」「恋に酔う」「忠実な」「優しさ」「決して離れない」|
|&image(92-40V.png)|ヤマハギ|花弁|7~10月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125|萩色(はぎいろ)|一般にハギといえば本種を指す&br()公園や庭の景観用、また茶花として植えられ花の色や風情を楽しむ&br()かの「万葉集」において最も多く詠みあげられている花でもある&br()東京都目黒区、武蔵野市、茨城県高萩市、埼玉県日高市など12の自治体の花となっている(なお、宮城県仙台市のハギはミヤギノハギの改良品種であるセンダイハギ)&br()葉は「ハギ茶」とよばれる薬用茶とされ、婦人のめまい、のぼせに薬効があるとされる&br()花言葉は「引っ込み思案」「思慮深い」「気遣い」|
|&image(25-90D.png)|スイートピー&br()(白)|花弁|4~6月ごろ|25-90D|5Y 9/2|236/227/195||和名ジャコウエンドウ、ジャコウレンリソウなど&br()イタリアのシチリア島原産&br()日本では主に秋蒔きして育てる&br()マメ科植物ではあるが毒草であるため豆は食べられない&br()英国エドワード王朝を代表した花でもある&br()花言葉は「蝶のように飛翔する」「門出」「別離」「優しい思い出」「永遠の喜び」&br()白いスイートピーの花言葉は「ほのかな喜び」|
|&image(95-50V.png)|スイートピー&br()(赤)|花弁|4~6月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||松田聖子の楽曲「赤いスイートピー」で知名度を上げた花&br()赤いスイートピーそのものは1800年代には存在していた&br()赤いスイートピーの花言葉は「門出」「さようなら」|
|&image(22-80X.png)|ギンヨウアカシア|花弁|1~3月ごろ|22-80X|2.5Y 8/14|252/191/0||オーストラリア原産&br()日本では「ハナアカシア」の名で出回る&br()「ミモザ」の名でも出回っているが本来ミモザとはオジギソウ属を指すので注意が必要(本種はアカシア属)&br()そのため元来のミモザと区別するため「ミモザアカシア」とも呼ばれる&br()根の張りが浅い一方で生長が早く樹形が崩れやすい&br()また萌芽力も強いため毎年の剪定が欠かせず、手のかかる植物の一つ&br()花言葉は「秘密の恋」「友情」「神秘」「感受性」「思いやり」「エレガンス」「堅実」|
|&image(95-70L.png)|ヤハズエンドウ|花弁|4~6月ごろ|95-70L|5RP 7/6|215/158/177||一般に別名のカラスノエンドウという名が知られる&br()他の別名はノエンドウ&br()また子供たちが豆ざやを笛として鳴らして遊ぶことからピーピーグサの名もある&br()土手や道端などで一般的によく見られる野生マメのひとつであり、若芽や若いマメは食用になる&br()これらをおひたし、あえ物、炒め物、天ぷら、豆ご飯などで食すほか、熟したマメも炒ることで食べられる&br()花言葉は「小さな恋人たち」「喜びの訪れ」「未来の幸せ」|
|&image(85-40T.png)|ルピナス・リリアン&br()(青)|花弁|4~6月ごろ|85-40T|5P 4/10|124/76/146||北米原産のラッセルルピナス(学名ルピナス・ポリフィルム、別名ガーデンルピナス)の矮性種である「ミナレット」を品種改良して早咲きとしたもの&br()ルピナスとはラテン語のオオカミ(ループ)に由来し、吸肥力の高さを貪欲なオオカミにたとえたもの&br()花の形が同じマメ科のフジに似るため日本ではノボリフジとも呼ばれる&br()花言葉は「貪欲」「想像力」「あなたは私の安らぎ」&br()青いルピナスの花言葉は「母性愛」|
|&image(17-70P.png)|ルピナス・リリアン&br()(黄)|花弁|4~6月ごろ|17-70P|7.5YR 7/8|225/161/90||黄色のルピナスの花言葉は「多くの仲間」|
|&image(22-80V.png)|ヒメエニシダ|花弁|4~6月ごろ|22-80V|2.5Y 8/12|248/192/17|ジェニスタ&br()ギンスター・ゲルプ|地中海沿岸原産&br()和名のエニシダはヒトツバエニシダ属の学名「ゲニスタ」のスペイン語読みである「イニエスタ」ないし英語読みの「ジェニスタ」が訛ったものとされるが定かではない&br()なお全草が有毒である&br()「エニシダ」は湘南地方などの海岸沿いや公園などに植えられるが、ややこしいことに鉢植えなどで一般に出回っているエニシダは本種「ヒメエニシダ」の方である&br()花言葉は「博愛」「謙虚」「謙遜」「清楚」「清潔」「豊穣」「卑下」|
|&image(85-50P.png)|コマチフジ|花弁|3~5月ごろ|85-50P|5P 5/8|144/107/163||学名ハーデンベルギア・ビオラセア、別名ヒトツバマメ&br()一般にハーデンベルギアと呼ばれ、オーストラリア原産&br()観賞用として植栽される&br()他のマメ科植物の大半の種と同様つる性の植物であり、生け垣などに活けられることが多い&br()牛島の藤はフジ属では唯一特別天然記念物に指定されている日本最大のフジで、東武野田線「藤の牛島駅」の駅名の由来でもある&br()花言葉は「壮麗」「広い心」「思いやり」「過去の愛」「奇跡的な再会」「運命的な出会い」|
|&image(89-70H.png)|クズ|花弁|8~10月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||日本では北海道から九州までの広い範囲に分布&br()根茎と種子で増え、絡みつく相手を求めて長く蔓を伸ばす&br()かつての農村ではこのクズの蔓を縄として刈り取っていたが、刈り取らずに放置すると急速に生長する&br()このため放置された山林ではしばしば木を倒して森林全体を枯死させてしまう場合があり、林業においては蔓切りと呼ばれる作業によって刈り取られる&br()花は美しいピンク色で秋の七草のひとつに数えられる&br()また塊根は葛粉の原料であり、葛切りや和菓子の材料として用いられてきた&br()根を乾燥させたものは葛根(カッコン)といい、風邪薬として用いられるが、花も葛花(カッカ)と呼ばれ二日酔いに薬効がある&br()花言葉は「芯の強さ」「活力」「根気」|
**ラン科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(92-40V.png)|シラン|花弁|4~6月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||日本に自生する野生ランの一種だが花壇での栽培もされる&br()花言葉は「美しい姿」「変わらぬ愛」「薄れゆく愛」「あなたを忘れない」「お互い忘れないように」|
|&image(95-50V.png)|ネジバナ|花弁|5~8月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||螺旋を描くように花をつけるのでこの名がある&br()別名ネジレバナ、ネジリバナ、ネジリソウ、一部園芸家の間では学名由来のスピランセスと呼ばれることもある&br()花言葉は「思慕」|
|&image(92-50T.png)|カトレア&br()(ピンク)|花弁|9~11月ごろ(秋咲き)&br()12~翌3月ごろ(冬咲き)|92-50T|2.5RP 5/10|178/92/144||中南米原産で「洋ランの女王」の異名を持つ&br()その威容にふさわしく美しい花をつけるため世界中で栽培されている&br()ピンク色のカトレアの花言葉は「成熟した大人の魅力」|
|&image(25-85V.png)|オンシジューム・ケイロフォルム|花弁|12~翌1月ごろ(冬咲き)&br()4~6月ごろ(春咲き)&br()9~10月ごろ(秋咲き)|25-85V|5Y 8.5/12|247/212/0||コロンビアおよびパナマ原産&br()小型種でありミニオンシジュームという名で流通する&br()本種そのものも原種として出回るが、交配用の親としても使われる&br()花言葉は「可憐」「一緒に踊って(シャル・ウィ・ダンス)」「気立ての良さ」「清楚」|
**ヒユ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(35-50H.png)|ホウレンソウ|葉&br()(オモテ)||35-50H|5GY 5/4|114/127/80||野生種は発見されておらず、原産地は定かではない&br()日本ではおひたしや胡麻和え、みそ汁などでもおなじみの野菜であるが、世界的にも使われている&br()オムレツ、ピザ、スパゲッティ、キッシュ、グラタン、スープなど西洋料理、またラーメンや炒め物など中華料理にも使われる&br()インドカレー店で「サグ」という緑色のカレーが出てくるがこれはホウレンソウのカレーのことで、緑色もホウレンソウに由来する|
|&image(92-40V.png)|センニチコウ|苞葉|6~9月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||別名センニチソウ&br()おもにパナマ・グアテマラ原産で日本には江戸時代に渡来した&br()主に観賞用で、仏花やドライフラワーとしても利用される&br()食用とされるが、苞葉を散らして色や香りを楽しむのが目的であり、どちらかといえば料理の飾りつけのためのものである&br()花言葉は「不朽」「不滅の愛」|
|&image(99-40V.png)|ケイトウ&br()(羽毛ケイトウ)|花序|7~11月ごろ|99-40V|10RP 4/12|175/44/85||アジア・アフリカの熱帯地方原産で日本には奈良時代に渡来したと言われる&br()ヒユ科の植物らしく花や葉は食用とされ、原産地のアフリカと東南アジアでは実際に食べられている&br()花言葉は「おしゃれ」「気取り屋」「風変わり」「個性」「色あせぬ恋」|
|&image(29-85B.png)|イノコヅチ|花序|8~10月ごろ|29-85B|10Y 8.5/1|215/214/198||本州から四国、九州の山林、薮、木陰、路傍の日陰、ビルの陰などに生える&br()別名ヒカゲイノコヅチ、フシダカ、コマノヒザ、ドロボウグサ、モノグルイなど&br()根を乾燥させたものが漢方薬の牛膝(ゴシツ)となり、利尿、強精、通経の薬効があるとされる&br()また若芽や若葉は食用にでき、おひたしや炒め物、バター炒め、ポタージュスープ、天ぷら、佃煮、シチューなどにして食べるようだ&br()花言葉は「命燃え尽きるまで」「二重人格」「人懐っこい」|
|&image(35-70H.png)|ヒナタイノコヅチ|果穂||35-70H|5GY 7/4|95/132/69||北海道の一部と本州から四国、九州の山野、道端、庭、芝生、畑など日当たりの良い場所に生える&br()イノコヅチが日陰に生えるのとは対照的で、分類学上はイノコヅチの変種である&br()根を乾燥させたものが漢方薬の牛膝(ゴシツ)となり、利尿、強精、通経の薬効があるとされる&br()食用としての利用もイノコヅチとほぼ同じと考えられる|
**スベリヒユ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(95-50V.png)|ハナスベリヒユ&br()(ピンク)|花弁|5~10月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||学名ポーチュラカ・ウンブラティコラ、園芸上は学名由来の「ポーチュラカ」の名で流通する&br()スベリヒユ属の園芸品種であり日本では1983年にドイツから輸入されたものをもとに栽培される&br()元来は多年草であるが寒さに弱いため、日本国内では一年草として育てることが多い&br()ピンク色のポーチュラカの花言葉は「いつも元気」|
|&image(92-40V.png)|マツバボタン|花弁|6~9月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||別名ヒデリグサ、ツメキリソウ、ホロビンソウ&br()おもに南米原産で観賞用&br()こぼれ種からも繁殖し、ほとんど世話をしなくても咲く強い植物だが、花が終わった株は弱りやすいので摘み取るとよい&br()花言葉は「可憐」「無邪気」|
**パイナップル科(アナナス科、プロメリア科)
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(17-50F.png)|パイナップル|果皮||17-50F|7.5YR 5/3|144/116/93||ブラジル原産&br()主にフルーツとして生食するほかヨーグルトなどに入れたり、缶詰として加工されることが多い&br()またタンパク質を分解する酵素が果実に含まれていて、肉料理の消化を助けたり、あるいは肉を柔らかくする効果がある&br()ハワイアンピザやハワイアンステーキなどのハワイ料理や、酢豚などの中華料理の具材としても有名|
|&image(22-70V.png)|パイナップル|果肉||22-70V|2.5Y 7/12|219/166/0||パイナップルを食べていると舌がしびれてくることがある&br()これは上述した酵素の働きで舌のタンパク質が分解されているため|
**タデ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(99-60T.png)|イヌタデ|萼|6~11月ごろ|99-60T|10RP 6/10|219/115/133||別名アカノマンマ&br()日本では北海道から沖縄まで広く分布する道端の雑草である&br()ヤナギタデに対し、葉に辛味がなく役に立たないという意味で名づけられた&br()別名のアカノマンマは秋の季語であるほか、雑草としては非常に美しいため絵画の題材としても好まれる&br()なお、辛味がないことから最近は若葉や若穂が炒め物や天ぷらとして食されるようになってきているそうだ&br()花言葉は「ただれる」「あなたのお役に立ちたい」|
|&image(99-70H.png)|ヒメツルソバ|花弁|4~11月ごろ|99-70H|10RP 7/4|204/163/167||別名カンイタドリ、ポリゴナム&br()ロックガーデン用としてヒマラヤ原産の本種が導入され野生化した&br()ソバと名がつくが蕎麦としては食されず、実をサラダに添えるか、新芽を和え物または天ぷらとして食べる&br()花言葉は「愛らしい」「気が利く」「思いがけない出会い」|
|&image(95-90B.png)|ヒメツルソバ|花弁|4~11月ごろ|95-90B|5RP 9/1|232/225/227||ヒメツルソバは咲き始めのころは淡いピンク色であるが、時間が経過すると徐々に白色に変化していく特徴がある|
|&image(25-90B.png)|ヒメツルソバ|花弁|4~11月ごろ|25-90B|5Y 9/1|231/227/211||その見た目からマメ科植物(特にシロツメクサやアカツメクサなど)と思われがちであるが全く別の種である|
|&image(99-50X.png)|ミズヒキ|花序&br()(オモテ)|8~11月ごろ|99-50X|10RP 5/12|215/64/106||紅白の花序が縁起物の「水引」を連想させることからその名がある&br()日本に広く分布するが、南西諸島においてはごくまれにしか見られない&br()花言葉は「慶事」「感謝の気持ち」「喜び」|
|&image(05-30T.png)|ヒメスイバ|萼片&br()(雄花)|8~11月ごろ|05-30T|5R 3/10|215/64/106||ヨーロッパ原産で日本には明治時代に渡来&br()シュウ酸を含むため家畜は葉を食べず、牧草地では害草とされる&br()一方で料理の酸味付けやチーズの凝固剤として使われることもあるが、多量に摂取すると結石などシュウ酸中毒の恐れがある&br()花は雄花の萼片が赤く色づく&br()日本では荒れ地などで普通に見られる雑草である&br()花言葉は特にない|
|&image(17-80F.png)|イタドリ|花弁|8~11月ごろ|17-80F|7.5YR 8/3|223/195/168||日本では北海道から奄美諸島まで広く分布する野草&br()若葉を揉んで傷につけることで外傷薬として用いられたことから、イタドリの名は「痛み取り」が転訛したものといわれる&br()茎は軽くて丈夫で杖として使われ、虎縞の模様があったため「虎杖(コジョウ)」と呼ばれていた&br()地方によりスカンポ、イタズリ、ドングイ、スッポン、ゴンパチ、エッタン、ダンジ、サイタナなど&br()新芽や若葉は三歳として食べられるがシュウ酸を含むため過食は禁物&br()高知県ではにがり、またはにがり入りの粗塩でもむことでシュウ酸を取り除いている&br()根茎は「虎杖根(コジョウコン)」という生薬になる&br()花言葉は「回復」「見かけによらない」|
**トウダイグサ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(29-70T.png)|トウダイグサ|花序|3~5月ごろ|29-70T|10Y 7/10|184/178/0||学名ユーフォルビア・ヘリオスコーピア&br()別名スズフリバナ&br()本州以南の日当たりのよい荒れ地や道端、畑などに分布&br()我が国におけるトウダイグサ属のタイプ種である&br()花の形が照明器具の燈台(台の上にある皿に油を入れ、灯を点すための台)に似ているのでこの名がある&br()全草がテルペノイドなどを含む毒草であり、誤食すれば痙攣などの症状が出るほか、葉や茎を傷つけた際に出る乳液が皮膚に触れるとかぶれる&br()花言葉は「明るく照らして」「地味」「控えめ」|
|&image(32-80P.png)|チャボタイゲキ|花序|2~8月ごろ|32-80P|2.5GY 8/8|198/208/92||学名ユーフォルビア・ペプルス&br()北アフリカから西アジア・アラビア原産&br()タカトウダイ(タイゲキ)に似ているが草丈が低いため、小型のニワトリであるチャボになぞらえて命名された&br()苞葉はとがっていて、トウダイグサのようなお椀型にはならない&br()毒草ではあるが、この毒成分の一つである「インゲノール-3-アンゲラート」は日光角化症の治療薬とされる&br()花言葉は「明るく陽気な」|
|&image(35-70H.png)|ダイウンカク|葉||35-70H|5GY 7/4|166/180/126||エチオピア、ソマリア、スーダン、エリトリア原産&br()学名ユーフォルビア・アビシニカ、別名デザートキャンドルの名で親しまれる多肉植物&br()葉の縁にはとげがあり、サボテンの仲間と思われがちであるがトウダイグサ科である&br()トウダイグサ属にあっては大型の種で、樹高は最大で10mほどにもなるという|
|&image(29-90B.png)|ユーフォルビア・ダイヤモンドフロスト|苞葉|5~10月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||熱帯アメリカ原産のトウダイグサ属であるユーフォルビア・ヒペリシフォリアをもとに国際種苗組合のプルーブン・ウィナーズが開発&br()原種に比べて苞葉が大きくなり、美しい姿にアレンジされている&br()大暑性に優れ、春から秋まで長い期間開花し、寄せ植えやグラウンドカバーにも公的である&br()花言葉は「君にまた会いたい」「デリケートな美」|
|&image(05-40V.png)|ポインセチア&br()(赤)|苞葉|10~12月ごろ|05-40V|5R 4/12|177/47/57||メキシコ原産&br()学名ユーフォルビア・プルシェリマ&br()和名ショウジョウボク、別名クリスマスフラワー&br()原産国のメキシコでは「ノーチェ・ブエナ(素晴らしい夜)」という名で呼ばれていたが、その伝説を知ったアメリカの初代メキシコ公使であったポインセット氏の名にちなんでポインセチアという通名が付けられた&br()花言葉は「祝福」「聖夜」「幸運を祈る」「私の心は燃えている」|
|&image(32-80P.png)|ポインセチア&br()(金)|苞葉|10~12月ごろ|32-80P|2.5GY 8/8|198/208/92||「レモンスノー」などのような黄色(金色)の品種もある&br()花言葉は「あなたの幸せを祈る」|
|&image(99-40V.png)|プリンセチア&br()(品種:オペラ)|苞葉|10~12月ごろ|99-40V|10RP 4/12|175/44/85||メキシコ原産の植物であるポインセチア(和名ショウジョウボク)を日本で改良して誕生した種である&br()開発元はサントリーフラワーズで、プリンセスのような華やかなポインセチアという意味で命名された&br()ピンク色のプリンセチアの花言葉は「思いやり」「清純」|
|&image(07-60T.png)|ショウジョウソウ|苞葉|5~11月ごろ|07-60T|5R 4/12|177/47/57||アメリカ中部からアルゼンチン原産&br()学名ユーフォルビア・シアトフォラ&br()別名ファイアーオンザマウンテン、メキシカンファイアー、ワイルドポインセチア、サマーポインセチア&br()ショウジョウボク(ポインセチア)ほど強くは木質化せず、苞葉もあまり大きくならないためショウジョウソウという名がついた&br()日本には明治期に観賞用として渡来したが、奄美・沖縄・大東地方および小笠原地方では帰化している&br()水やりをしすぎると根腐れを起こすので慎重に育てること&br()花言葉は「祝福」「良い仲間」|
|&image(35-90A.png)|ハツユキソウ|総苞|7~11月ごろ|35-90A|5GY 9/0.5|226/228/219||アメリカ・ミネソタ州、コロラド州、テキサス州原産&br()学名ユーフォルビア・マルギナータ&br()別名ミネノユキ、スノーオンザマウンテン&br()花弁に見える部分は総苞であり、花そのものは小さく目立たない&br()どちらかといえば、葉の周囲に入った白い斑(ふ)が特徴の植物であり、全体に白く見える葉を楽しむ植物である&br()唯一の園芸品種として「氷河」がある&br()花言葉は「好奇心」「穏やかな生活」「祝福」|
|&image(35-80H.png)|ヤマアイ|花序|3~7月ごろ|35-80H|5GY 8/4|194/206/149||学名マーキュリアリス・レイオカルパ&br()アイ(藍)という名はあるが、アイ(タデ科)やリュウキュウアイ(キツネノマゴ科)と違いインディゴを含まない&br()葉を摺り染めに使うが、これによって出る色は緑色である&br()ただし地下茎を乾燥させると青い色を出すことができ、媒染剤に銅を用いることで青い色を定着させることができることが研究によって判明した&br()花言葉は「古き良き時代の」「正しいこと」|
|&image(07-30L.png)|アカメガシワ|若葉||07-30L|7.5R 3/6|116/52/47||カシワ(ブナ科)に似た葉をつけ、新芽の色が赤いのでこの名がある&br()葉は頑丈であり、かつてはこの葉を使って食べ物を持ち運んだため「ゴサイバ」の別名がある&br()またカシワが生えていない地域では葉をカシワの代用品として使ったといわれる&br()薬樹であり、樹皮は野梧桐(ヤゴドウ)、葉は野梧桐葉(ヤゴドウヨウ)という生薬になる&br()若葉は食用で、和え物やおひたしなどで食べる|
**コミカンソウ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(32-80P.png)|ナガエコミカンソウ|花序|10~12月ごろ|32-80P|2.5GY 8/8|198/208/92||別名ブラジルコミカンソウ&br()ただしその別名に反してブラジル原産ではなく、マダガスカル沖のマスカリン諸島原産とされる&br()日本在来種のコミカンソウに似るが、花序は長い柄の先につく&br()日本では1990年代ごろから関東以西に帰化しているのが確認され、道端に生える雑草となっているが、元来越冬できない地域でも一年草化しており、一部の地域では小低木化している&br()花言葉は日本在来種のコミカンソウと同じで「秘めた意志」|
|&image(05-30T.png)|オオシマコバンノキ|果皮&br()(熟したもの)||05-30T|5R 3/10|139/24/43||別名オオシマカンコノキ、ヒメコバンノキ、タカサゴコバンノキ、タイワンコバンノキ&br()コミカンソウ属とされる植物の中では大型のもので、奄美大島から琉球諸島、台湾などに分布&br()果実の中にはオオシマコバンノキハナホソガというガの幼虫が共生している&br()オオシマコバンノキは、オオシマコバンノキハナホソガのみによって受粉できる虫媒花である|
**ツユクサ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(76-50T.png)|ツユクサ|花弁|6~9月ごろ|76-50T|6.25PB 5/10|85/120/188|露草色(つゆくさいろ)|「万葉集」にも登場する花のひとつ別名ホタルグサ、ボウシバナ、アオバナ、ツキクサ、オウセキソウ&br()下痢止めや解熱の薬になり、また花からとれる色素を用いて染物用の下絵を描いていた&br()ゆでた葉をおひたし、和え物、卵とじなどにして、あるいは生の葉を天ぷらにして食べることも&br()花言葉は「尊敬」「なつかしい関係」「小夜曲(セレナーデ)」|
|&image(85-50P.png)|ムラサキツユクサ|花弁|5~7月ごろ|85-50P|5P 5/8|144/107/163||学名トラデスカンチア・オヒエンシス&br()北米原産で、日本では栽培品種が帰化し、野生化している&br()栽培品種では白色の花をつける品種もある&br()別名アンダーソニアナ&br()花言葉は「尊敬しているが恋愛ではない」「ひとときの幸せ」|
|&image(92-50T.png)|ムラサキツユクサ&br()(赤紫色)|花弁|5~7月ごろ|92-50T|2.5RP 5/10|178/92/144||ムラサキツユクサ属を総称してトラデスカンチア類と呼ぶ&br()後掲するトキワツユクサ、ムラサキゴテンもトラデスカンチア類である|
|&image(92-40V.png)|シマムラサキツユクサ|花弁|4~7月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||学名トラデスカンチア・ゼブリナ&br()別名ハカタカラクサ、ゼブリナ&br()メキシコ原産で、日本では観賞用として昭和初期に移入&br()沖縄では地植えなどが行われたが逸出して野生化している&br()花言葉は「変わらぬ思い」「誠実」「優しい愛情」|
|&image(29-90B.png)|トキワツユクサ|花弁|5~8月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||学名トラデスカンチア・フルミネンシス&br()別名ノハカタカラクサ&br()南米原産であり要注意外来生物に指定される&br()前掲のムラサキツユクサと同じトラデスカンチア類&br()花言葉は「尊敬」|
|&image(92-50T.png)|ムラサキゴテン|花弁|7~10月ごろ|92-50T|2.5RP 5/10|178/92/144||学名トラデスカンチア・パリダ&br()別名パープルハート、セトクレアセア&br()メキシコ東部原産のトラデスカンチア類で現地では野草であるが日本では花壇や鉢植えなどで育てる&br()花言葉は「優しい愛情」「誠実」「変わらぬ愛」|
|&image(85-30D.png)|ムラサキゴテン|葉||85-30D|5P 3/2|79/67/85||花だけでなく派にも紫色の色素があるのがムラサキゴテンの特徴である|
|&image(92-40V.png)|ビロードツユクサ|花弁|6~10月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||学名トラデスカンチア・シラモンタナ&br()和名ワタゲダルマツユクサ、シラユキヒメ&br()別名ホワイトベルベット&br()葉の表面が白い綿毛で覆われているのが特徴のトラデスカンチア類でメキシコ原産&br()乾燥に強く、色鮮やかな花を咲かせるため日本でも庭などで栽培される&br()花言葉は「届けたい切ない気持ち」「密かな恋」「乙女の真心」「嫉妬」|
|&image(35-90D.png)|ヤブミョウガ|花弁|8~9月ごろ|35-90D|5GY 9/2|224/231/196||関東以西の山林に分布する山野草で、葉がショウガ科のミョウガに似ているためこの名がある&br()ふつうは食用にすることはめったにないが、若芽は塩茹でや炒め物、汁物にすることで食べることはできるらしい&br()可食部は茎、旬は8月ごろ、食感はややぬめりがあるとのこと&br()花言葉は「優雅」「報われない努力」「苦しみを和らげる」「謙譲の美徳」|
|&image(75-30D.png)|ヤブミョウガ|果皮(熟したもの)||75-30D|5PB 3/2|64/72/87||果実は未熟果は緑色だが、熟すと藍色に変わっていく&br()なお、ヤブミョウガの根は杜若(トジャク)という漢方薬の原料でもあり、頭痛に薬効があるとされている|
**モクセイ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(17-70P.png)|キンモクセイ|花弁|9~10月ごろ|17-70P|7.5YR 7/8|225/161/90||中国原産&br()日本には江戸時代に渡来したが、やってきたのは雄株のみであるため挿し木で殖やされる&br()ジンチョウゲ、クチナシと並んで日本の三大芳香木に数えられる&br()花は薬用になる&br()花言葉は「謙遜」「気高い人」「真実」「真実の愛」|
|&image(29-85B.png)|オリーブ|花|5~6月ごろ|29-85B|10Y 8.5/1|215/214/198||地中海原産で庭木や食用、採油用として栽培される&br()枝は平和の象徴であり、国連の旗をはじめ各種の紋章の意匠となっている&br()目立たないものの、白く小さな花をつける&br()花言葉は「平和」「安らぎ」「知恵」「勝利」|
|&image(35-40D.png)|オリーブ|葉||35-40D|5GY 4/2|92/99/77|オリーブグリーン|深い灰黄緑色を意味するオリーブグリーンはオリーブの葉に由来する&br()オリーブの幹は硬く強度があるため木材としても栽培される|
|&image(37-30H.png)|ヒイラギ|葉||37-30H|7.5GY 3/4|55/78/44||葉の縁の刺に触るとヒリヒリと痛むことから、「疼ぐ(ひいらぐ)」という語より名づけられている&br()その尖った葉のために防犯目的で庭に植える家も多いという&br()古くから邪鬼の侵入を防ぐと伝えられ、魔除けとして使われる&br()幹は硬く丈夫なため、金槌の柄などに使われてきた|
|&image(25-80P.png)|シナレンギョウ|花弁&br()(外縁部)|3~4月ごろ|25-80P|5Y 8/8|226/199/89||中国原産&br()同じレンギョウ属の「レンギョウ」も中国原産だが、株立ちして枝が立ち上がるのが本種の特徴&br()日本ではこの中国原産種2種のほか、朝鮮半島原産のチョウセンレンギョウ(ケナリ)とともに公園などの植栽として植えられる&br()解熱剤、消炎剤、利尿剤、排膿剤、腫瘍・皮膚病などの鎮痛薬として漢方薬にも使われる&br()花言葉は「希望」「希望の実現」「豊かな希望」「期待」「集中力」「言いなりになる」|
|&image(25-90A.png)|ソケイ|花弁|7~11月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219|ジャスミンホワイト|ソケイ属(ジャスミン属)のタイプ種であり学名ジャスミヌム・グランディフロルム&br()別名オオバナソケイ、タイワンソケイ、ソケイカ、ギョクフヨウ、コモンジャスミン、ロイヤルジャスミン、スパニッシュジャスミン&br()インドやパキスタンの高山地帯原産で日本には中国を経て渡来&br()葉がアーユルヴェーダで用いられるほか、花はインドでは女性の髪飾りとして使われている&br()ソケイは主に香水として用いられるほか、日本では生け垣などに生けられる&br()花言葉は「愛らしさ」「可憐」|
|&image(05-85B.png)|ハゴロモジャスミン|花弁|4~6月ごろ|05-85B|5R 8.5/1|220/211/210||中国・雲南省原産&br()別名ピンクジャスミン、欧米やオーストラリア、ニュージーランドで観賞用として栽培されているがオーストラリアとニュージーランドでは帰化し、外来種となっている&br()日本ではおもに生け垣として植えられるほか、鉢植えとしても育てられる&br()ただし樹勢が強いため開花後は強剪定が必須といわれており、放置すると伸びすぎてしまうほか、周りの植物の生育を阻害するため庭植えの際は注意が必要&br()本種の花はジャスミンティーとして同属のマツリカと並んで盛んに利用される&br()花言葉は「誘惑」「官能的な愛」「優しさを集めて」|
|&image(27-85V.png)|オウバイ|花弁|2~4月ごろ|27-85V|7.5Y 8.5/12|237/216/0||ウメに似た黄色の花をつけるためこの名があるがモクセイ科ソケイ属(ジャスミン属)であり、学名をジャスミヌム・ヌーディフロルムという&br()別名ウィンタージャスミン&br()実がならないため、挿し木や株分けをして増やす&br()薬樹であり、花は解熱や利尿、葉は出来物、腫物、打ち傷、切り傷の治療に対する薬効があるとされる&br()花言葉は「期待」「ひかえめな美」「恩恵」|
|&image(29-90B.png)|ネズミモチ|花弁|5~7月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||別名タマツバキ、園芸名プリベット&br()果実の形がネズミの糞に似ており、樹形や葉がモチノキに似るためこの名がある&br()本州、四国、九州および琉球諸島に分布&br()森林の開けたところや山火事の跡などに生え、庭木として植栽もされる&br()果実は和女貞子(ワニョテイシ)あるいは女貞子(ジョテイシ)という生薬になり、滋養強壮の薬効がある&br()全体にジテルペンエステルという毒を含み、 葉・樹皮・根を噛んだ場合には口腔の灼熱感が生じ、大量に食べた場合には吐き気・嘔吐・下痢などが起こる&br()花言葉は「名より実」|
|&image(05-40F.png)|シマトネリコ|果皮(フチ)||05-40F|5R 4/3|122/87/86||別名タイワンシオジ、タイワントネリコ、タイトウシオジ&br()日本では元来沖縄地方に自生するが、気候変動に伴い本州でも庭や公園などに植栽されるようになった&br()カブトムシが集まる木としても知られるが、シマトネリコ育成業者にとってはカブトムシによる食害が問題視されている&br()熱帯地方では家具の材料として用いられる&br()果実はヘラ型の翼状果|
**クスノキ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(25-20B.png)|アボカド|果皮||25-20B|5Y 2/1|52/49/40||別名ワニナシ、アグアカテ、アワカテ、アバカテ、パルタ&br()栄養価が高く高カロリーで「森のバター」の異名を持つ果物である&br()メキシコ料理でおなじみの「ワカモレ」の原材料でもある|
**サクラソウ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(95-50V.png)|サクラソウ&br()(赤紫)|花弁|3~5月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||学名プリムラ・シーボルディ&br()日本固有のサクラソウ種の一つであり、ニホンサクラソウとも呼ばれる&br()古典草花の一つで、江戸時代に武士を中心に好まれたが現在は一般家庭で栽培される&br()愛好家団体もおり、現在はアメリカの愛好家たちの間でも愛されている&br()一方で自生地では戦後の乱開発により生息域が狭まってきており、保護活動が進められている&br()花言葉は「少年時代の希望」「初恋」「自然の美しさを失わない」「純潔」「叶わぬ初恋」&br()濃い赤紫色のサクラソウの花言葉は「美の秘訣」|
|&image(92-40V.png)|オトメザクラ&br()(赤紫)|花弁|12月~翌3月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||学名プリムラ・マラコイデス、別名ケショウザクラ&br()サクラソウ科の中でも現在わが国で園芸用として多く出回る品種の一つ&br()日本固有種であるサクラソウとは違い、一本の花茎が枝分かれして華やかに咲く&br()花言葉は「少年時代の希望」「運命を切り開く」「気取らない愛」「素朴」|
|&image(27-85H.png)|プリムラ・ブルガリス|花弁|3~4月ごろ|27-85H|7.5Y 8.5/4|224/215/155||園芸用サクラソウの一種&br()別名イチゲサクラソウ、プリムローズ、コモン・プリムローズ、イングリッシュ・プリムローズ&br()ツキミソウ(アカバナ科)もイブニング・プリムローズと呼ばれるがこれは本種に花が似ているため&br()本種は花壇に良く植えられるが、花は食用となりサラダやジャム、砂糖煮などとして使われる&br()花と根が薬用となり、花は神経調和、安静、収斂、発汗、&br()根は刺激性の去痰、抗痙攣、抗炎症、収斂の薬効がある&br()花言葉は「青春の恋」「青春の始まりと悲しみ」|
|&image(99-50X.png)|シクラメン&br()(赤色)|花弁|4~5月ごろ|99-50X|10RP 5/14|215/64/106||学名シクラメン・ペルシクム&br()地中海原産の植物で別名カガリビバナ&br()「死」「苦」との語呂合わせや、赤色は血をイメージさせることから、この花を病人への見舞いに供することは縁起が悪いとされる&br()シクラミンという毒を含む毒草であるにもかかわらず、原産地付近では古来食用にされていた&br()花言葉は「遠慮」「気後れ」「はにかみ」&br()赤いシクラメンの花言葉は「嫉妬」|
|&image(95-90B.png)|シクラメン&br()(白)|花弁|4~5月ごろ|95-90B|5RP 9/1|232/225/227||白いシクラメンの花言葉は「清純」|
|&image(95-50V.png)|シクラメン&br()(ピンク)|花弁|4~5月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||ピンクのシクラメンの花言葉は「憧れ」「内気」|
|&image(95-90D.png)|シクラメン&br()(薄ピンク)|花弁|4~5月ごろ|95-90D|5RP 9/2|237/223/227|||
|&image(92-40V.png)|シクラメン&br()(紫)|花弁|4~5月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||紫のシクラメンの花言葉は「想いが響きあう」「絆」|
|&image(07-40V.png)|マンリョウ|果皮||07-40V|7.5R 4/12|176/50/43||別名ナガバマンリョウ、オオミマンリョウ、ハナタチバナなど&br()後述するナンテンやセンリョウと同じく冬になる赤い実であり、正月の縁起物としても扱われる&br()日本では関東以西から四国、九州、沖縄に分布|
**ロウバイ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(27-85H.png)|ロウバイ&br()(ソシンロウバイ)|花弁|1~2月ごろ|27-85H|7.5Y 8.5/4|224/215/155||中国原産で日本では江戸時代より庭木として栽培される&br()漢名の「蝋梅」の音読みとされ、一説には陰暦の12月にあたる「朧月(ろうげつ)」にウメの香りの花を咲かせるためと言われる&br()花言葉は「奥ゆかしさ」「慈しみ」「慈愛」「先導」「先見」|
**オトギリソウ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(22-80V.png)|キンシバイ|花弁|6~7月ごろ|22-80V|2.5Y 8/12|248/192/17||中国原産で日本では江戸時代より庭木として栽培される&br()「金糸梅」と書くがこれは花の形から名づけられたものでありウメの仲間ではない&br()花言葉は「きらめき」「悲しみを止める」「魔除け」「秘密」|
**メギ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(07-40V.png)|ナンテン|果皮&br()(熟したもの)||07-40V|7.5R 4/12|176/50/43||中国原産で、日本には江戸時代以前に渡来したとされる&br()冬に赤い実をつけるが、この実を乾燥させると「南天実(ナンテンジツ)」という和薬となり咳止めなどの薬効がある&br()葉も「南天葉(ナンテンヨウ)」という生薬となるほか、「難を転ずる」と読めることから縁起物としても使われる|
|&image(35-85B.png)|ナンテン|花弁|5~6月ごろ|35-85B|5GY 8.5/1|198/202/186||ナンテンは初夏に6弁の小さな無数の花をつける&br()花言葉は「私の愛は増すばかり」「福をなす」「よい家庭」|
|&image(32-70T.png)|ヒイラギナンテン|葉(若葉、オモテ)||32-70T|2.5GY 7/10|170/182/17||中国南部から台湾、ヒマラヤ原産で日本には江戸時代に渡来&br()別名トウナンテン、チクシヒイラギナンテン&br()葉の形がモクセイ科の「ヒイラギ」に似ている植物であるがヒイラギほど高くは育たない&br()子のため庭木や植え込みなどに好適な植物の一つといえる&br()公園や街路、建物などの植栽に使われている|
|&image(25-80P.png)|ヒイラギナンテン|花弁|3~4月ごろ|25-80P|5Y 8/8|226/199/89||ヒイラギナンテンは黄色の小さな花を無数につけ、ブドウのような甘い香りを持つ&br()花言葉は「激しい感情」「激情」「愛情は増すばかり」|
|&image(25-80P.png)|ホソバヒイラギナンテン|花弁|9月~11月ごろ|29-80V|10Y 8/12|212/206/0||中国原産&br()別名ナリヒラヒイラギナンテン&br()ヒイラギナンテンに比して葉が細く、南国的な印象があることからリゾート風の庭に植えられることもある&br()庭の和洋を問わず幅広く使える庭木として人気がある植物である&br()開花時期はスズメバチが吸蜜のために飛来するので注意すること&br()花言葉は「長寿」「幸福」「優しい暖かさ」「過敏」|
**センリョウ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(09-50X.png)|センリョウ|果皮&br()(完熟したもの)||09-50X|10R 5/14|212/76/19||別名クササンゴ&br()日本、東アジア、東南アジア、南アジアに分布&br()冬に鮮やかな赤い実をつけるため、ナンテンやマンリョウ、ピラカンサ、ヤバネヒイラギモチなどと並んで正月の縁起物とされる&br()日本では主に千葉県や茨城県で生産されたものが多く流通する|
**モチノキ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(07-40P.png)|ヤバネヒイラギモチ|果皮&br()(完熟したもの)||07-40P|7.5R 4/8|155/70/61||別名シナヒイラギ、ヒイラギモチ、チャイニーズホーリー&br()中国原産でヒイラギに似た葉を持つためこの名がある&br()冬に鮮やかな赤い実をつけるため、正月の縁起物とされるばかりでなく、ヒイラギに似た葉のため魔除けの意味もある&br()日本ではセイヨウヒイラギ(クリスマスホーリー)の代用としてクリスマスの飾りにも使われる|
|&image(05-30T.png)|ウメモドキ|果皮&br()(完熟したもの)||05-30T|5R 3/10|139/24/43||日本では本州、四国、九州の落葉広葉樹林に自生するが庭木として栽培もされる&br()葉がバラ科のウメに似るためウメモドキの名があるが、本種は花よりもむしろ赤い実を楽しむ木である&br()冬場の庭の彩として使われる|
**ミソハギ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(99-50X.png)|サルスベリ|花弁|7~10月ごろ|99-50X|10RP 5/14|215/64/106||別名ヒャクジツコウ&br()中国南部原産で庭木として栽培される&br()樹皮が滑らかで、木登りが得意なサルでも滑ってしまうのではないかということでこの名がある&br()材は硬くて重く、鉄道用の枕木の材料にもなった&br()花言葉は「雄弁」「活動」「世話好き」「愛嬌」|
|&image(95-50V.png)|クフェア|花弁|6~12月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||学名クフェア・ヒソッピフォリア、和名メキシコハナヤナギ、別名クサミソハギ、ハワイアンヘザー&br()メキシコ・グアテマラ・ホンジュラス原産&br()低木ではあるが匍匐性の木本であるためグラウンドカバーとして栽培される&br()花言葉は「自由気まま」「立派」「切ない思い」|
**モクレン科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(92-40V.png)|モクレン&br()(シモクレン)|花弁および萼片|3~4月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||別名モクレンゲ、モクラン&br()中国南部原産で日本では観賞用として古くから導入されているが、もともとは薬用樹であった&br()庭木や公園植樹、街路樹として植えられることが多い&br()葉をつける前に一斉に花を咲かせ、春の花の一つである&br()園芸上は学名由来の「マグノリア」とも呼ばれる&br()花言葉は「自然への愛」「崇高」「忍耐」「威厳」「持続」&br()シモクレンの花言葉は「高潔な心」|
|&image(27-90B.png)|ハクモクレン|花弁および萼片|3~4月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||モクレン(木蓮)という名はハスのような形の花を咲かせることに由来する&br()つぼみを風乾すると「辛夷(しんい)」と呼ばれる薬となり、鼻炎、頭痛、咳、発熱などの症状に対して薬効があるとされる&br()葉をつける前に一斉に花を咲かせ、春の花の一つである&br()園芸上は学名由来の「マグノリア」とも呼ばれる&br()ハクモクレンの花言葉は「慈悲」「気高さ」|
|&image(25-90B.png)|コブシ|花弁|3~4月ごろ|25-90B|5Y 9/1|231/227/211||日本においては北海道、本州、九州に分布する&br()ハクモクレンに似るが花はやや小ぶりで萼片は緑色、またハクモクレンと違って花弁は完全に開ききるため判別できる&br()別名ヒキザクラ、シキザクラ、ヤチザクラ、ヤマアララギ&br()実をかじると辛みがあるものの、食用にされることはあまりない&br()ただし実は果実酒の材料になる&br()コブシやモクレンの花は砂糖漬けや天ぷら、炊き込みご飯などとして食べることができる&br()なお樹皮は有毒&br()花言葉は「友情」「友愛」「可愛らしさ」|
**ケシ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(12-50V.png)|ヒナゲシ&br()(オレンジ)|花弁|5月中旬~下旬|12-50V|2.5YR 5/12|215/64/106||欧州原産、別名コモンポピー、コーンポピー、シャーレイポピー、グビジンソウ、コクリコ&br()園芸用に流通・販売されているケシ科の花で、一般にポピーといえば本種を指す&br()花言葉は「なぐさめ」「妄想」「夢想家」&br()オレンジ色のポピーの花言葉は「思いやり」「いたわり」|
|&image(22-80V.png)|ヒナゲシ&br()(イエロー)|花弁|5月中旬~下旬|22-80V|2.5Y 8/12|248/192/17||ポピーは様々な色の花を咲かせるため園芸家に人気の花である&br()黄色のポピーの花言葉は「成功」「富」|
|&image(25-90A.png)|ヒナゲシ&br()(白)|花弁|5月中旬~下旬|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219||白い花弁のものは花弁の根本付近が黄色である&br()白いポピーの花言葉は「眠り」「忘却」「疑惑」「わが毒」|
|&image(07-60T.png)|シベリアヒナゲシ&br()(赤)|花弁|3~5月ごろ|07-60T|7.5R 6/10|215/64/106||シベリアから極東ロシア、北米亜寒帯原産&br()アイスランドポピーの名で呼ばれるがアイスランド共和国とは関係なく、亜寒帯原産であるため&br()日本ではヒナゲシ(ポピー)に比べて早く咲き、大ぶりで鮮やかな花をつける園芸種&br()赤いポピーの花言葉は「なぐさめ」「感謝」「喜び」|
|&image(09-50X.png)|シベリアヒナゲシ&br()(オレンジ)|花弁|3~5月ごろ|09-50X|10R 5/14|212/76/19|||
|&image(07-60T.png)|ナガミヒナゲシ|花弁|4~5月ごろ|07-60T|7.5R 6/10|215/64/106||日本国内では園芸種が野生化しており、その繁殖能力の高さが問題視されている&br()なおヒナゲシ、オニゲシと同様栽培は禁止されていない&br()花言葉は「なぐさめ」「癒し」「平静」|
|&image(17-90D.png)|タケニグサ|つぼみ|6~8月ごろ|17-90D|7.5YR 9/2|243/224/204||別名チャンパギク&br()同属のマルバタケニグサ、ケナシチャンパギクなどとともに知られる野草で、崩壊地や荒れ地などで生育する&br()ケシ科植物らしくアルカロイドを含む毒草であり、経口摂取では生命にかかわるほか、皮膚に触れても炎症を起こすので無暗に折ったり傷つけたりしてはならない&br()花言葉は「素直」「隠れた悪」|
|&image(17-70X.png)|ハナビシソウ|花弁|4~6月ごろ|17-70X|7.5YR 7/14|245/153/0||別名カリフォルニアポピー&br()アメリカ西部、メキシコ北西部および北東部原産でカリフォルニア州の州花&br()日本には明治時代に渡来したが、花の形が家紋の「花菱」に似ているためこの名がついた&br()ヒナゲシ、シベリアヒナゲシ、オニゲシと並び園芸用として栽培され、丈夫で寒さにも強く育てやすい&br()花言葉は「富」「成功」「栄光」「希望」|
|&image(89-70H.png)|ムラサキケマン|距|4~6月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||仏具の「華鬘(ケマン)」に似た形の花で、紫色なのでこの名前がある&br()日本全国に分布し、木陰や山端、ビルの影などの日陰を好む植物である&br()花は長い筒状の距の先端に小さな花弁を持ち、キケマン属の特徴の一つである&br()全草がプロトピンを含む毒草で、山菜のシャク(セリ科)と間違えて誤食する危険がある&br()花言葉は「あなたの助けになる」「喜び」「助力」「見えない美しさを大切にして」|
|&image(22-90B.png)|ニセカラクサケマン|距|4~6月ごろ|22-90B|2.5Y 9/1|233/226/212||キケマン属によく似た花をつけるが、本種はカラクサケマン属にあり別属別種&br()ヨーロッパ原産であり、世界各地に帰化している&br()日本では1987年に沖縄県うるま市で帰化が確認された&br()カラクサケマン類はヨーロッパでは浄血薬などとして用いられていたが、その薬効成分の主となるのがムラサキケマンの項でも述べたプロトピン&br()ほか、疥癬の治療薬や食品酸化剤として知られるフマル酸はカラクサケマン属(フマリア属)から発見されたものである&br()花言葉は「恋心」「あなたに従う」|
**ジンチョウゲ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(05-90B.png)|ジンチョウゲ|花弁|2~4月ごろ|05-90B|5R 9/1|234/225/224||中国原産で室町時代渡来と思われる&br()別名チンチョウゲ&br()クチナシ、キンモクセイとともに日本三大芳香木に数えられる花&br()また春の季語でもあり、石川さゆりの曲「沈丁花」や松任谷由実の曲「春よ、来い」などでも歌われているる&br()花を煎じたものが歯痛や口内炎などの民間薬として使われたこともある&br()花言葉は「栄光」「不死」「不滅」|
|&image(25-90C.png)|ミツマタ|花弁|3~4月ごろ|25-90C|5Y 9/1.5|233/227/203||中国原産&br()園芸種は白、黄、橙色などの花を楽しむ&br()日本では樹皮が和紙の原料であるほか、現在発行されている紙幣の原材料でもある&br()徳島県では廃棄されるミツマタの幹を使った木炭や、その木炭を使った石鹸が作られている&br()花言葉は「意外な想い」「肉親の絆」「強靭さ」「永遠の愛」|
**グミ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(27-90B.png)|トウグミ|花弁|4~5月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||英名チェリー・シルバーベリー&br()グミ科グミ属の植物であるナツグミの変種であり、主に観賞用として庭に植えられる&br()果実は夏に結実し、赤く熟すと少し渋みはあるが食べられる&br()花言葉は「用心深い」「野性美」「心の純潔」|
**アカバナ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(95-50V.png)|ユウゲショウ|花弁|5~7月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||南米および北米原産のものが帰化&br()日本ではオシロイバナの別名が「ユウゲショウ」であり、これと区別するため本種を「アカバナユウゲショウ」と呼ぶことがある&br()花言葉は「臆病」「移り気」「ほのかな恋」「浴後の美人」|
|&image(95-70L.png)|ヒルザキツキミソウ|花弁(外縁)|5~7月ごろ|95-70L|5RP 7/6|215/158/177||北米原産のものが帰化&br()観賞用に輸入されたものが野生化し定着した&br()花言葉は「無言の愛」「固く結ばれた愛」「自由な心」|
|&image(25-90A.png)|ヒルザキツキミソウ|花弁(中心部)|5~7月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219|||
|&image(27-90P.png)|メマツヨイグサ|花弁|7~9月ごろ|27-90P|7.5Y 9/8|245/230/109||北米原産のものが帰化し、道端や荒れ地などに生える雑草となっている&br()アレチマツヨイグサは今日においては本種の変種であると考えられている&br()種子からは「月見草オイル(イブニング・プリムローズオイル)」が採れるが、酸化しやすく加熱調理には向かないためサラダなどにかけて使うのが一般的&br()花言葉は「浴後の美人」「気まぐれ」「ほのかな恋」「静かな恋」「恋に恋するお年頃」|
|&image(27-90P.png)|コマツヨイグサ|花弁|4~11月ごろ|27-90P|7.5Y 9/8|245/230/109||北米原産のものが帰化し、道端や荒れ地などに生える雑草となっている&br()マツヨイグサ属の中では花が小さいためこの名前がある&br()要注意外来生物であり、一部の自治体では積極的に駆除が行われている&br()なお若葉は食用となり、生のままでも食べられるほか天ぷらとしてもよい&br()花言葉は「ほのかな恋」「物言わぬ恋」「恋の予感」「愛の予感」「浴後の乙女」「夜の美しさ」「夢見る乙女」「魔法」「移ろいやすさ」「無邪気な愛」|
**カンナ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(27-85V.png)|カンナ&br()(黄)|雄しべ|6~10月ごろ|27-85V|7.5Y 8.5/12|237/216/0||中米、カリブ原産のダンドク(カンナ・インディカ)を品種改良したものとされる&br()花弁のように見えるのは6本ある雄しべのうちの5本であり、残りの1本が本来の雄しべとしての役目を果たす&br()球根で殖やす植物だが、温暖地では宿根草としても栽培可能&br()花言葉は「情熱」「快活」「熱い思い」「妄想」「永遠」「堅実な未来」|
|&image(08-50V.png)|カンナ&br()(赤)|雄しべ|6~10月ごろ|08-50V|8.75R 5/12|206/81/51||カンナは熱帯植物のため、暑い日本の夏でもびくともせずに育つ&br()暑ければ暑いほど成長し、鮮やかな花を咲かせるため夏の花として人気がある|
**カタバミ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(25-85V.png)|カタバミ|花弁|6~9月ごろ|25-85V|5Y 8.5/12|247/212/0||別名カガミグサ、スイバ、ショッパグサ、スズメグサ、モンカタバミなど&br()果実がはじけて無数の種を飛ばす&br()花言葉は「心の輝き」「喜び」「母の優しさ」「あなたと共に」|
|&image(37-50L.png)|カタバミ|葉||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||クローバーにも似た三枚葉をつける&br()小葉がハート形になっているのがカタバミ類の特徴&br()根付くとなかなか絶やせないため「家が絶えない」として家紋にも取り入れられている&br()乾燥した葉は食用ないし薬用となる|
|&image(22-80X.png)|オッタチカタバミ|花弁|4~10月ごろ|22-80X|5Y 8/14|252/191/0||別名タチカタバミ&br()カタバミは茎が地上を這うようにして伸びる匍匐性植物であるのに対し、本種は水平に伸びる地下茎から地上茎が立ち上がるためこの名がある&br()花言葉はカタバミに同じ|
|&image(95-50V.png)|ムラサキカタバミ|花弁|5~7月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||南米原産で江戸時代に観賞用として導入されたものが帰化した&br()日本では種子をつけないが、無数に木子をつけて繁殖するため要注意外来生物に指定されている&br()花言葉は「心の輝き」「喜び」|
|&image(85-70H.png)|インカノカタバミ|花弁|5~12月上旬|85-70H|5P 7/4|183/168/194||南米原産&br()別名インカカタバミ、サンカクカタバミ、また学名からとってオキザリスとも呼ばれる&br()カタバミ類の中ではかなり大ぶりな葉をつけるのが特徴&br()花言葉は「輝く心」「決してあなたを捨てません」|
|&image(95-30H.png)|インカノカタバミ&br()(品種名:烏葉オキザリス)|葉||95-30H|5RP 3/4|100/59/77||烏葉オキザリスは葉の色が紫色を呈する品種である|
|&image(27-90P.png)|オオキバナカタバミ|花弁|7~9月ごろ|27-90P|7.5Y 9/8|245/230/109||南アフリカ原産、江戸時代に観賞用として移入されたものが帰化した&br()別名をキイロハナカタバミといい、日本固有種に比べ花は大型である&br()種子はつけず、鱗茎によって栄養繁殖する&br()家畜には有毒であり、乳牛が食べた場合乳脂肪分が減るため酪農家の敵でもある&br()花言葉は「あなたと共に」「輝く心」|
**ユキノシタ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(15-90A.png)|ユキノシタ|花弁(下弁)|5~7月ごろ|15-90A|5YR 9/0.5|231/226/222||別名イドクサ、コジソウ、イワカズラ、イワブキなど&br()野生下では雑木林や山地の湿った場所の岩場などに自生するが、観賞用として庭や鉢などにも植えられる&br()薬草であり、葉はやけどやしもやけ、腫物などの外用薬、中耳炎や痔などにも薬効があるという&br()建物の影になる半日陰で育てるのがよい&br()ユキノシタは夏の季語&br()花言葉は「情愛」「切実な愛情」|
|&image(95-70L.png)|ヒマラヤユキノシタ|花弁|3~6月ごろ|95-70L|5RP 7/6|215/158/177||ヒマラヤ山脈原産&br()日本では園芸用として庭先などに植えられ、春にピンク色の花を咲かせる&br()幅広い環境に適応し、場所をあまり選ばないが暗い場所では花つきが悪くなる&br()暑さには弱いので夏は半日陰で育てるのがよい&br()乾燥を好み、多湿に弱い&br()花言葉は「秘めた感情」「順応」「忍耐」|
**アジサイ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(82-70H.png)|アジサイ&br()(薄紫色)|萼片|6~7月ごろ|82-70H|2.5P 7/4|178/169/196||別名ホンアジサイ&br()6月を代表する花の一つであり、別名シチヘンゲ、ハッセンカ&br()アジサイは夏の季語である&br()花言葉は「移り気」「浮気」「辛抱強さ」「無常」&br()青系のアジサイには「冷淡」「知的」「神秘的」「無情」という花言葉もある|
|&image(95-60P.png)|アジサイ&br()(ピンク)|萼片|6~7月ごろ|95-60P|5RP 6/8|200/125/153||赤・ピンク系のアジサイの花言葉は「元気な女性」「強い愛情」|
|&image(29-85B.png)|アメリカノリノキ|萼片|6~7月ごろ|29-85B|10Y 8.5/1|215/214/198||北米原産のアジサイの仲間で別名アメリカアジサイ、アナベル&br()花言葉は「ひたむきな愛」「辛抱強い愛情」|
|&image(39-50H.png)|アメリカノリノキ|葉||39-50H|10GY 5/4|97/130/95|||
|&image(92-50T.png)|ヤマアジサイ&br()(品種名:七段花・赤紫色)|萼片|6~7月ごろ|92-50T|2.5RP 5/10|178/92/144||別名サワアジサイ&br()ヤマアジサイの若葉は甘茶の原料となるが、濃い甘茶を飲むと腹を下す場合があるので注意&br()七段花は総苞片の形状が星形になる&br()花言葉は「辛抱強い愛情」「元気な女性」|
|&image(76-50T.png)|ガクアジサイ&br()(青紫色)|萼片|6~7月ごろ|76-50T|6.25PB 5/10|85/120/188||別名ハマアジサイ&br()アジサイの花の色は土の酸性度によって決まると言われているが、&br()リトマス試験紙とは逆で酸性の土では青色に、アルカリ性の土では赤色になる傾向がある&br()花言葉は「謙虚」|
|&image(29-90B.png)|カシワバアジサイ|萼片|5~7月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||北米東南部原産&br()葉の形がカシワに似るためこの名があり、花序は房状で花の色は白&br()日本にも古くからあったが、近年は庭木などとして一般にも出回っている&br()日本では千葉県成田市の東勝寺や兵庫県西脇市の西林寺がカシワバアジサイの名所&br()花言葉は「慈愛」「清純な心」「美」「魅力ある人」「元気な女性」|
|&image(27-90B.png)|バイカウツギ&br()(品種名:ベルエトワール)|花弁|4~6月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||別名サツマウツギ&br()本州、四国および九州に分布&br()花の形がウメに似るためこの名がある&br()イギリスの植物学者ジョン・ジェラードが庭に大量に植えていたが、その匂いのために眠れなかったという逸話があるほど芳香が強い&br()その芳香ゆえに古くは香水の原料とされていた&br()花言葉は「気品」「品格」「香気」「回想」「思い出」「仮面」|
|&image(29-85B.png)|ヒメウツギ|花弁|4~6月ごろ|29-85B|10Y 8.5/1|215/214/198||別名チョウセンウツギ、ヤマウツギ、ヒロハヒメウツギ、ハナヒメウツギ、オオヒメウツギ&br()日本固有種で、本州の関東以西、四国および九州に分布&br()日当たりのよい河岸の岩場、石灰岩、蛇紋岩地に自生する&br()小さな白い花を無数につけるため、庭木や鉢植えとしても利用されている&br()花言葉は「秘密」「秘めた恋」「夏の訪れ」|
**ヒルガオ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(95-90D.png)|ヒルガオ|花弁|5~8月ごろ|95-90D|5RP 9/2|237/223/227||別名テンキバナ、アメフリバナ、カミナリバナ、アメフリアサガオなど&br()たいていは雑草として扱われるが「旋花(せんか)」という生薬の原料でもあり、また葉や根は食用にできる&br()花言葉は「絆」「縁」「友達のよしみ」「優しい愛情」「親しい付き合い」「情事」「依存」「はかない恋」|
|&image(89-70H.png)|ハマヒルガオ|花弁|5~6月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||日本では北海道から南西諸島まで分布し、海岸の砂浜に匍匐して生える&br()海岸植物らしく塩分に耐えるため、丸い形の厚みのある葉が特徴&br()コマツヨイグサの増加により生息域を奪われ個体数は減少している&br()砂浜の花として古くから親しまれ、昭和の名曲「君の名は」の歌詞にも登場する&br()花言葉は「絆」「交誼」「夜」「優しい愛情」|
|&image(92-40V.png)|アサガオ&br()(赤紫)|花弁|7~10月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||原産地はヒマラヤ・ネパールから中国であるという説と東南アジアであるという説があったが、近年はアメリカ大陸原産とされる説が出ており定かでない&br()日本には奈良時代に渡来したとされ、数多くの品種が作られている&br()日本の夏を代表する花のひとつであり、夏の季語&br()花言葉は「愛情」「結束」「あなたに絡みつく」「明日もさわやかに」&br()赤紫色のアサガオの花言葉は「安らぎ身満ち足りた気分」|
|&image(85-30P.png)|アサガオ&br()(紫)|花弁|7~10月ごろ|85-30P|5P 3/8|96/54/112||アサガオの花の色は土の酸性度(pH)によって決まり、酸性の土では赤色に、アルカリ性の土では青色になる傾向がある&br()前表掲載のアジサイとは逆である&br()紫色のアサガオの花言葉は「冷静」「平常」|
|&image(95-90A.png)|アサガオ&br()(品種名:暁の光)|花弁|7~10月ごろ|95-90A|5RP 9/0.5|229/226/227||サカタのタネが開発した超巨大輪品種のアサガオで中心部が紅色の白い花をつける&br()白いアサガオの花言葉は「あふれる喜び」「固い絆」|
|&image(02-40H.png)|サツマイモ|塊根&br()(外皮)||02-40H|2.5R 4/4|129/84/87||別名カンショ、アメリカイモ、スイートポテト&br()焼き芋や芋けんぴ、大学芋、干し芋、栗きんとん、天ぷら、フライ、芋ごはん、コロッケなど多用途に使われる&br()コロッケの具として使う場合はジャガイモをつなぎに使うことも|
|&image(77-40V.png)|エボルブルス・ヌタリアヌス|花弁|5~10月ごろ|77-40V|7.5PB 4/12|71/89/175||別名アメリカンブルー、英名から意訳すればケブカコビトアサガオか?&br()アメリカ原産で半耐寒性の植物だが霜にあたると枯れてしまうため冬越しをさせる際は霜に注意&br()白い花をつけるものはアメリカンホワイトと呼ばれる&br()花言葉は「あふれる思い」|
|&image(77-50T.png)|アメリカアサガオ|花弁|8~11月ごろ|77-50T|7.5PB 5/10|71/89/175||熱帯アメリカ原産で、アサガオに比べ小ぶりな花をつける&br()日本には戦後の輸入用穀物に混じっていた種が発芽してそのまま帰化したとされる&br()他のアサガオに比べると幾分地味で、道端や荒れ地で見られる雑草となっている&br()なお、明治期には小石川植物園にて栽培されたとも&br()花言葉は「固い絆」「結びつき」「結束」|
|&image(77-50L.png)|マルバアサガオ&br()(青)|花弁|6~12月ごろ|77-50L|7.5PB 5/6|111/119/162||熱帯アメリカ原産で、日本には江戸時代に観賞用として渡来&br()アサガオに比べて長く蔓を伸ばすため、垣根に植えられることが多い&br()晩秋から初冬にかけては一日中花を咲かせる&br()花言葉は「愛情」「夢」「希望」|
|&image(89-40T.png)|マルバアサガオ&br()(紫)|花弁|6~12月ごろ|89-40T|10P 4/10|142/68/130|||
|&image(07-40V.png)|ツタノハルコウ|花弁|6~10月ごろ|07-40V|7.5R 4/12|176/50/43||別名ツタノハルコウソウ&br()メキシコ原産で日本にも広く帰化する&br()1998年に神奈川県座間市で本種の帰化が確認された&br()同属種のマルバルコウの葉はハート型だが、本種はアサガオなどと似た深裂がある&br()また、ルコウソウとも葉の形が全く違う&br()花言葉は「絆」「信頼」「友情」「愛」「情熱」「ロマンス」「私は忙しい」|
|&image(07-40V.png)|マルバルコウ|花弁|6~10月ごろ|07-40V|7.5R 4/12|176/50/43||別名マルバルコウソウ&br()熱帯アメリカ原産で日本では南関東、東海から四国、九州に帰化する&br()嘉永年間ごろに渡来したとされる&br()花言葉は「常に愛らしい」|
|&image(07-40X.png)|ハゴロモルコウ|花弁|6~10月ごろ|07-40X|7.5R 4/14|186/33/33||別名ハゴロモルコウソウ、モミジルコウ&br()ルコウソウとマルバルコウの種間交雑でできた品種、およびそれが野生化したものとされる&br()マルバルコウやツタノハルコウに比べると花冠の先が裂けずアサガオに近く、花弁の色もルコウソウ譲りの深紅色である&br()花言葉は「常に愛らしい」「世話好き」「私は忙しい」|
|&image(17-90A.png)|マメアサガオ|花弁|7~9月ごろ|17-90A|7.5YR 9/0.5|231/226/221||別名ヒラミホシアサガオ、ヒメアサガオ&br()北米原産といわれ日本では1955年に東京都内で帰化しているのが確認された&br()関東以西において道端の雑草となって普通に見られるが、大豆畑などにおいては同属のホシアサガオやマルバルコウ、ツタノハルコウ、アメリカアサガオなどとともに「帰化アサガオ類」と呼ばれる強害雑草として問題視される&br()花言葉は「見つけたら幸せ」「固い絆」|
|&image(37-60D.png)|ディコンドラ・アルゲンテア|葉||37-60D|7.5GY 6/4|130/155/111||アオイゴケ(ディコンドラ)属の植物で、アルゲンテアとは葉の色が銀葉であることにちなむ&br()北米原産といわれ、寄せ植えやグラウンドカバーとして広く使用される|
**アオイ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(99-40V.png)|タチアオイ&br()(赤)|花弁|6~8月ごろ|99-40V|10RP 4/12|175/44/85||別名ハナアオイ、ホリーホック&br()ビロードアオイ属の植物で、トルコ原産種と東欧原産種の交雑によって生まれたとする説が有力&br()疲労回復、美肌効果、利尿作用などの薬用として江戸時代に移入されたとされるが現在は主に観賞用&br()花言葉は「大望」「豊かな実り」&br()赤いタチアオイの花言葉は「母の愛」|
|&image(95-70L.png)|フヨウ|花弁|8~10月ごろ|95-70L|5RP 7/6|215/158/177||中国原産といわれる&br()学名ハイビスカス・ミュタビリス&br()日本では四国、九州、沖縄に分布するが関東以南では栽培品種が野草化して分布していることも&br()英名コットン・ローズマロウ&br()フヨウという名はハスの美称でもあるため、これと区別する場合は「モクフヨウ」と呼ばれる&br()朝に咲き、夕方にはしぼむ一日花である&br()同属のムクゲとは接ぎ木が可能&br()花言葉は「繊細な美」「しとやかな恋人」|
|&image(22-90A.png)|ムクゲ&br()(白)|花弁(背・腹)|6~10月ごろ|22-90A|2.5Y 9/0.5|230/227/219||学名ハイビスカス・シリアクス、別名ハチス、モクゲ&br()中国原産で日本では平安時代にはすでに植えられていたとされる&br()夏の茶花(茶道において、茶室に飾る花のこと)として欠かせない存在である&br()樹皮およびつぼみが薬用とされる&br()同属のフヨウとは接ぎ木が可能&br()韓国語ではムグンファといい国花とされ、列車の名にもなっている&br()英名ローズ・オブ・シャロン&br()花言葉は「デリケートな愛」「繊細な美」「新しい美」「説得」「信念」「尊敬」「慈しみ」|
|&image(95-50V.png)|ムクゲ&br()(白)|花弁(モト)|6~10月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133|||
|&image(07-40V.png)|ブッソウゲ&br()(品種名:サマーレッド)|花弁|6~10月ごろ|07-40V|7.5R 4/12|176/50/43|ハイビスカスレッド|学名ハイビスカス・ロサ・シネンシス&br()日本でハイビスカスといえば一般にはブッソウゲを指すことが多いが、そもそもハイビスカスとはフヨウ属全般を指す名であり、上掲のムクゲやフヨウもハイビスカスである&br()別名ローズ・オブ・チャイナ、チャイニーズ・ハイビスカス&br()ブッソウゲは赤い花を咲かせるハイビスカスで、沖縄県では「アカバナー」「グソーバナ」と呼ばれる&br()マレー語ではブンガ・ラヤと呼ばれマレーシアの国花とされている&br()鮮やかな赤い色は南国情緒を醸し出すとして人気が高く、夏の花として親しまれている&br()花言葉は「新しい恋」「常に新しい美」|
|&image(05-40V.png)|モミジアオイ|花弁|7~10月ごろ|05-40V|5R 4/12|177/47/57||学名ハイビスカス・コッキネウス&br()北米原産でバージニア州、ルイジアナ州、フロリダ州に分布&br()別名コウショッキ、スカーレット・ローズマロウ、ブリリアント・ハイビスカス、スカーレット・ハイビスカス&br()テキサス・スターの名こそあるがテキサス州には野生下では分布しない&br()暑さに強く炎天下でもよく育ち、鮮やかな赤い花を咲かせるため日本でも夏の花として人気がある&br()花言葉は「温和」「穏やかさ」|
|&image(05-40V.png)|タイタンビカス&br()(品種名:イカロス)|花弁|7~10月ごろ|05-40V|5R 4/12|177/47/57||上掲のモミジアオイとアメリカフヨウとの交雑により作出された園芸品種&br()三重県にある赤塚植物園で作出され、ギリシャ・ローマ神話の巨神ティーターンにちなんでタイタンビカスと命名された&br()最大で直径25㎝以上という巨大な花をつけ、耐暑性の強い大型宿根草である&br()耐寒性にも優れ屋外での越冬も可能とされる&br()現在作出されている品種のほとんどはギリシャ、ローマ神話にちなんだ名がつけられているが、直径12㎝のキッズタイプにはイギリスの戯曲「ピーター・パン:大人にならない少年」にちなんだ名がつけられている&br()花言葉は「美しさ」「新しい恋」「繊細な美」「伝統」|
|&image(99-60T.png)|タイタンビカス&br()(品種名:アルテミス)|花弁|7~10月ごろ|99-60T|10RP 6/10|219/115/133||前掲のイカロスおよび本項のアルテミスは花の直径が18㎝前後、草丈1m前後の品種である|
|&image(09-90D.png)|タカサゴフヨウ|花弁|7~10月ごろ|09-90D|10R 9/2|243/223/216||かつてはヤノネボンテンカ属(パボニア属)に分類されていたが、分類体系の見直しにより現在はフヨウ属(ハイビスカス属)とされる&br()旧学名はパボニア・ハスタータであったが現在はシノニムとして扱われ、現在の学名はハイビスカス・ハスタータである&br()標準和名ヤノネボンテンカ、別名ミニフヨウ&br()南米原産であり、葉の形が矢じり状であり、花が梵天に似ているためヤノネボンテンカの名がある&br()近年はもっぱら「ミニフヨウ」の名で流通する種である&br()いわゆるハイビスカスの中にあってはかなり小ぶりな花をつける&br()花言葉は「繊細な美しさ」「愛らしい」「慎重」|
|&image(27-90P.png)|オクラ|花弁|7~11月ごろ|27-90P|7.5Y 9/8|245/230/109||和名アメリカネリ、オカレンコン&br()アフリカはガーナ、エチオピア原産といわれる&br()オクラという名は英語からの借用語で、原産地ではトゥイ語で「ンクラマ」という&br()熱帯原産であるために少しの霜でも枯れてしまうほど寒さに弱い&br()このため日本では一年草とされ、霜が降りると実をつけない&br()独特の粘りを持った果実が食用となる&br()花言葉は「恋の病」「恋で身が細る」|
|&image(27-90P.png)|チロリアンランプ|花弁|5~11月ごろ(繰り返し咲き)|27-90P|7.5Y 9/8|245/230/109||和名ウキツリボク、ショウジョウカ&br()ブラジル南部原産で赤いランタンのような花を咲かせる&br()ただしよく目立つ赤色の部分は花弁ではなく萼で、本来の花弁はその下の黄色い部分である&br()熱帯原産であるがある程度の耐寒性があり、本州以西であれば露地植えができる&br()花言葉は「さまざまな愛」「尊敬」「恋の病」「真実は一つ」「憶測」「よい便り」「恵まれた環境」|
|&image(05-40V.png)|チロリアンランプ|萼|5~11月ごろ(繰り返し咲き)|05-40V|5R 4/12|177/47/57|||
**フウロソウ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(95-60P.png)|ヒメフウロ|花弁|4~8月ごろ|95-60P|5RP 6/8|200/125/153||別名シオヤキソウ&br()日本では伊吹山や霊仙山、養老山地、四国剣山など高山地帯に分布するがこれらの分布地では絶滅危惧種である&br()一方で、観賞用として海外から輸入されてきたものが野生化し、北海道や本州などに帰化している&br()花言葉は「静かな人」「人知れずの愛」|
|&image(25-90A.png)|アメリカフウロ|花弁|3~9月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219||北米原産で日本では1932年に京都で発見され、現在は帰化している&br()いわゆるゼラニウム属(フウロソウ属)の一種で、同属の日本在来種であるゲンノショウコに似るが、本種の葉にはしばしば赤い縁取りがみられる代わりにゲンノショウコ特有の黒斑が見られない&br()毒草ではないが味が悪く食用には不適&br()花言葉は「誰か私に気付いて」|
|&image(99-50X.png)|ハナテンジクアオイ&br()(赤)|花弁|4~6月ごろ(一季咲きの場合)&br()真夏と真冬を除くほぼ通年(四季咲きの場合、環境による)|99-50X|10RP 5/14|215/64/106|ゼラニウム|園芸上は「ゼラニウム」と呼ばれるが本来ゼラニウムとはゲンノショウコなどを含むフウロソウ属である&br()これに対し一般に「ゼラニウム」と呼ばれるのはテンジクアオイ属(ペラルゴニウム)であるため紛らわしい&br()花言葉は「真の友情」「尊敬」「信頼」&br()赤いゼラニウムの花言葉は「あなたがいて幸せ」|
**オミナエシ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(27-80V.png)|オミナエシ|花弁|8~10月ごろ|27-80V|7.5Y 8/12|223/202/0||別名オミナメシ、チメグサ&br()秋の七草のひとつであり黄色い花を楽しむ&br()根を天日干しすると敗醤根(ハイジョウコン)という生薬となり消炎、排膿、浄血の薬効がある&br()沖縄を除く日本全土に分布&br()花言葉は「美人」「永久」|
**ミズキ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(32-90D.png)|ホンコンヤマボウシ&br()(品種名:月光)|総苞片|5~6月ごろ|32-90D|2.5GY 9/2|228/230/195||日本に自生するヤマボウシは落葉樹だが、本種とヒマラヤヤマボウシは常緑樹&br()夏に薄緑色の花をつけ、庭木として栽培される&br()ホンコンヤマボウシは耐寒性に乏しく、庭植えは関東以南の地域がよい&br()花言葉は「友情」|
|&image(27-90B.png)|アメリカヤマボウシ&br()(白)|総苞片|4~5月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||別名ハナミズキ、アメリカハナミズキ&br()1912年に当時の東京市長であった尾崎行雄がソメイヨシノをアメリカのワシントンDCに贈った際、1915年にその返礼としてワシントンDCから贈られてきた&br()花の付き方や形が同じミズキ属の在来種であるミズキに似ていたためハナミズキという別名の方が有名になった樹である&br()2012年には先述のソメイヨシノ寄贈100周年を記念してワシントンDCから新たに贈られてきた&br()花言葉は「ありがとう」「返礼」「永続性」「思いを受けとめてください」|
|&image(99-50X.png)|アメリカヤマボウシ&br()(紅)|総苞片|4~5月ごろ|99-50X|10RP 5/14|215/64/106|||
**アヤメ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(79-40T.png)|アヤメ|花弁|4~6月ごろ|79-40T|10PB 4/10|99/85/158|菖蒲色(しょうぶいろ)&br()(かつてショウブ科のショウブと混同されていたため&br()なおアヤメはアヤメ科)|観賞用だが胃痛・腹痛用または寄生性皮膚炎の治療薬としても使われた&br()近縁種のカキツバタ、ハナショウブと並び美しい花をつける&br()アヤメは花札における5月の絵柄としても用いられる(ただしカキツバタとされる場合あり)&br()花言葉は「気まぐれ」「よい便り」「メッセージ」「希望」「雄弁」「知恵」|
|&image(25-85V.png)|キショウブ|花弁|5~6月ごろ|25-85V|5Y 8.5/12|247/212/0||別名イエローアイリス&br()西アジアおよび欧州原産のアヤメ科植物&br()よく似た花にキハナショウブがあるがこれは本種とハナショウブの交配種&br()花言葉は「友情」「幸せをつかむ」「私は燃えている」「信じる者の幸福」「消息」「音信」「復讐」|
|&image(85-90D.png)|ドイツアヤメ&br()(紫色バイトーン・ネグレクタ系)|花弁(上弁および側弁)|4~6月ごろ|85-90D|5P 9/2|230/225/235|ペールアイリス|別名ジャーマンアイリス、レインボーフラワー&br()ドイツおよびフランスでアヤメ科植物を交配して誕生した栽培品種&br()現在の主な生産地はアメリカなどだが、日本でも新品種が開発されている&br()花言葉は「使者」「恋のメッセージ」「燃える思い」「情熱」|
|&image(89-30H.png)|ドイツアヤメ&br()(紫色バイトーン・ネグレクタ系)|花弁(唇弁)|4~6月ごろ|89-30H|10P 3/4|93/61/88||上弁・側弁が明るい色、唇弁が暗い色の花をバイトーン系と呼ぶが、&br()ネグレクタはそのコントラストがはっきりした系統の花色である|
|&image(85-90B.png)|シャガ|花弁(地色)|3~5月ごろ|85-90B|5P 9/1|228/226/231||中国原産&br()三倍体であるため種子をつけられず、人手を介して繁殖する&br()このため山林には自生せず、人の手が入った民家やその跡地、里山や畑などでよくみられる植物である&br()花言葉は「反抗」「友人が多い」「私を認めて」「決心」|
|&image(82-50H.png)|シャガ|花弁(模様)|3~5月ごろ|82-50H|2.5P 5/4|127/117/145|||
|&image(19-75X.png)|シャガ|花弁(模様)|3~5月ごろ|19-75X|10YR 7.5/14|249/172/0|||
|&image(12-50V.png)|ヒメヒオウギズイセン|花弁|6~8月ごろ|12-50V|2.5YR 5/12|215/64/106||学名からクロコスミア、またかつての学名からモントブレチアとも呼ばれる&br()南アフリカ原産の園芸植物だが各地で野生化しており、佐賀県では県条例で栽培が禁止されている&br()現在の主な生産地はアメリカなどだが、日本でも新品種が開発されている&br()花言葉は「楽しい思い出」|
|&image(85-80D.png)|ハナサフラン|花弁|2~3月ごろ|85-80D|5P 8/2|203/198/208||アルプス、ピレネー山脈、バルカン半島原産&br()学名をクロッカス・ヴェルヌスといい、学名由来のクロッカスの名でも知られる&br()ヴェルヌス種は白あるいは紫の花を咲かせる&br()黄色のクロッカスはクリサントゥス種という別種であるが、園芸上は2種ともクロッカスで流通している&br()花言葉は「青春の喜び」「切望」「私を信じて」&br()紫色のクロッカスの花言葉は「愛の後悔」|
|&image(27-85H.png)|ディエテス・ビコロル|花弁|6~8月ごろ|27-85H|7.5Y 8.5/4|224/215/155||南アフリカ原産&br()別名オキナワシャガ、リュウキュウシャガ&br()淡い黄色の花を咲かせ、日本では庭などに植えられて花を楽しむほか、華道においては特徴的な形の葉が使われる&br()花言葉は「知恵」|
|&image(75-80D.png)|ルリニワゼキショウ|花弁|5~6月ごろ|75-80D|5PB 8/2|56/108/57||北米東部原産&br()帰化植物の一つで、道端や荒れ地、芝生などに生える&br()小さな薄青色の花を楽しむため栽培もされる&br()殖やす際には主に春先に塊根を分けて殖やす方法がとられるが難易度が高いとされる&br()犬や猫などが誤って食べてしまい中毒の危険があるので注意が必要&br()花言葉は「愛らしい人」「繁栄」「豊かな感情」|
|&image(05-30T.png)|フリージア&br()(赤)|花弁|3~6月ごろ|05-30T|5R 3/10|139/24/43||和名ショウブズイセン、アヤメズイセン、アサギズイセン、コアヤメズイセン、コウセツラン&br()南アフリカ原産の植物であるが、世界的に出回っているのはこれらを原種としてオランダで改良された園芸種である&br()白や黄色の花が多く出回る一方、他の色は病気に弱いため市場ではあまり流通しない&br()千葉県南部や静岡県南部など、強い霜が降らない地方では路地植えで育てられるが、東京などでは霜除けが必要である&br()赤いフリージアの花言葉は「純潔」|
|&image(89-40T.png)|フリージア&br()(紫)|花弁|3~6月ごろ|89-40T|10P 4/10|142/68/130||紫色のフリージアの花言葉は「あこがれ」|
**イヌサフラン科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(87-60L.png)|イヌサフラン|花弁|9~10月ごろ|87-60L|7.5P 6/6|172/135/173||学名コルヒクム・アウトゥムネール、別名オータムクロッカス、園芸名は学名由来のコルチカム&br()ヨーロッパ中南部からアフリカ原産&br()全草がコルヒチンを含む毒草で、ギョウジャニンニクと間違えて誤食し死亡する事例があり、また花がサフランに似るためこれと間違えての中毒事例も後を絶たない&br()なおコルヒチンはリウマチや通風の治療薬としても用いられるほか、種なしスイカなどの倍数体植物種の生産や品種改良の作出にも用いられる&br()花言葉は「私の最良の日々は過ぎ去った」「危険な美しさ」|
**ウコギ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(27-90B.png)|ヤツデ|花序|11~12月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||関東地方南部以西から四国、九州、沖縄にかけ分布&br()野生種は海岸近くの温暖地に生息し、日当たりの悪い場所でも生育する&br()花言葉は「健康」「分別」「親しみ」|
|&image(32-70T.png)|ヤツデ|葉&br()(若葉、オモテ)||32-70T|2.5GY 7/10|170/182/17||古くは魔除けとして植えられたと言われる&br()「八角金盤(はっかくきんばん)」という生薬の原料であり、また薬湯にも使われる&br()サポニンを含むため、蛆殺しの殺虫剤としても用いた&br()別名テングノハウチワ|
|&image(15-40D.png)|キヅタ|果皮||15-40D|5YR 4/2|113/92/79||別名フユヅタ&br()ツタの名こそあるがツタ(ナツヅタ)がブドウ科であるのに対してこちらはウコギ科である&br()耐寒性が強く、木質部が強いため日陰でもよく育ち、植え込みや壁面緑化などに使われる|
**アゼナ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(82-50H.png)|ハナウリクサ|花弁(フチ)|6~9月ごろ|82-50H|2.5P 5/4|127/117/145||学名トレニア・フォルニエリ、別名ナツスミレ、トレニア&br()タイ、ベトナム原産の植物であり、日本でもよく栽培される&br()明治初期に渡来したとされている&br()花言葉は「可憐な欲望」|
|&image(85-20D.png)|ハナウリクサ|花弁(ハラ)|6~9月ごろ|85-20D|5P 2/2|55/45/60|||
**ノウゼンカズラ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(08-50V.png)|ノウゼンカズラ|花弁|7~8月ごろ|08-50V|8.75R 5/12|206/81/51||別名ノウゼン、ノショウ、英名トランペットフラワー、トランペットバイン&br()中国原産で日本には平安時代から輸入されていたと言われる&br()観賞用として植えられるが繁殖力が強く、地植えの場合は注意を要する&br()花や樹皮は薬用としても用いられた&br()花言葉は「名声」「名誉」「栄光」「豊富な愛情」「華のある人生」|
**ベンケイソウ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(92-40V.png)|ヒダカミセバヤ|花弁|8~11月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||ムラサキベンケイソウ属のミセバヤの近縁種であり、北海道日高地方の海岸沿いから高山帯原産&br()元来は北海道の固有種であるが、ミセバヤ類の中では小型で場所を取らないため、園芸植物としては全国に流通している&br()場所を選ばないため鉢植え、ハンギングバスケット、ロックガーデン、グラウンドカバーなどに好適&br()ミセバヤの花言葉は「大切なあなた」「つつましさ」|
|&image(27-80V.png)|コモチマンネングサ|花弁|5~6月ごろ|27-80V|7.5Y 8/12|223/202/0||日本では本州東北南部から四国、九州、琉球諸島などに分布する多肉植物&br()日本国内に自生するマンネングサ(セダム)属の一種&br()葉の付け根にむかごがあることからこの名があり、繁殖はこのむかごを使って行う&br()道端などでよく見る野草であり雑草的な性格が強い&br()食用に利用された記録はほとんど残っていないが、くせがなくおひたしなどにして食べると美味であるらしい&br()花言葉は「静寂」「小さな愛情」|
|&image(22-80V.png)|ウスユキマンネングサ|花弁|2~10月ごろ|22-80V|2.5Y 8/12|248/192/17||学名セダム・パルメリ、別名ウスゲショウ&br()メキシコ原産のマンネングサ(セダム)属の一種で、園芸上はもっぱら学名で呼ばれる&br()主に地中海地域でよく栽培される観賞用の植物である&br()繁殖力が強いわけでもなく育てやすいが、暑さや寒さには弱いため、15℃~28℃くらいの環境下で育てるのがよい&br()花言葉は「私を想って」「星の輝き」「静寂」「枯れることのない愛」|
|&image(25-90A.png)|オカタイトゴメ&br()(白)|花弁|6~10月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219||原産地は不明であるが、日本国内においては道端などで普通に見られる雑草である&br()近縁種のタイトゴメは海岸沿いに生えていることが多いが、本種はさらに内陸部に生えるためこの名がある&br()花の色は黄色だが、白い花をつける変異種もある&br()なお三河湾沿いでは海岸付近にも分布するためタイトゴメと生息域が混同している&br()花言葉は「静寂」「穏やか」|
**キンバイザサ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(95-50V.png)|アッツザクラ&br()(品種名:ルビーの輝き)|花弁|4~9月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||アッツと名がつくが南アフリカのドラケンスバーグ山脈付近原産の高山食物&br()学名ロドヒポキシス・バウリイ、園芸名ロードヒポキシス、英名レッドスター&br()和名の由来は諸説あり、太平洋戦争中にアラスカ州アッツ島で日本軍が玉砕したことを悼んで名づけたとする説が有力&br()本品種「ルビーの輝き」は名の通りルビーのような紅色の花が特徴である&br()花言葉は「愛を待つ」「可憐」「無意識」|
**アカネ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(05-40V.png)|ペンタス&br()(赤)|花弁|3~10月ごろ|05-40V|5R 4/12|177/47/57||学名ペンタス・ランケオラータ&br()和名クササンタンカ、別名エジプシャン・スターフラワー&br()熱帯アフリカ、マダガスカルおよびアラビア原産&br()和名は同じアカネ科の低木であるサンタンカ(九州・沖縄原産)に似ていることに由来するがこちらは草本&br()花言葉は「願い事」「望みが叶う」「博愛」「誠実」「鮮やかな行動」|
|&image(99-40V.png)|ペンタス&br()(紅色)|花弁|3~10月ごろ|99-40V|10RP 4/12|175/44/85|||
|&image(95-50V.png)|ペンタス&br()(ピンク)|花弁|3~10月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133|||
|&image(35-90A.png)|ペンタス&br()(白)|花弁|3~10月ごろ|35-90A|5GY 9/0.5|226/228/219|||
|&image(27-90B.png)|クチナシ&br()(八重咲き)|花弁|6~7月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||学名ガルデニア・ジャスミノイデス&br()八重咲きの品種は学名の英語読みからガーデニアと呼ばれることもある&br()日本では野生種は静岡県以西で見られ、以東ではもっぱら庭木として植えられる&br()芳醇な香りの白花が特徴&br()果実は食用ないし薬用であり、食品着色料(クチナシ色素)の原料でもある&br()黄飯(きいはん、おうはん、きめし)と称する黄色く色を付けたご飯の色付けにも使われる&br()花言葉は「とても幸せです」「喜びを運ぶ」|
|&image(15-90A.png)|ヘクソカズラ|花弁|7~9月ごろ|15-90A|5YR 9/0.5|231/226/222||ほぼ日本全土に分布する野草&br()草を傷つけたりつぶしたりすると悪臭を放つことからこの名がある&br()悪臭こそあるが果実は薬用とされ、乾燥させるとにおいが消えるためこれが外用薬に使われた&br()つぶした果実は香料と混ぜ合わせて化粧品にもされる&br()花も「鶏屎藤(ケイシトウ)」という生薬の材料である&br()花言葉は「人嫌い」「意外性のある」|
**クマツヅラ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(89-40T.png)|バーベナ&br()(品種名:バネッサコンパクト)|花弁|7~10月ごろ(春まきの場合)&br()5~8月ごろ(秋まきの場合)|89-40T|10P 4/10|142/68/130||別名ビジョザクラ、ヴェルヴェーヌ&br()クマツヅラ属の総称がバーベナ&br()バーベナ全般の花言葉は「魔力」「魅力」&br()紫のバーベナの花言葉は「私はあなたに同情します」「後悔」|
|&image(85-70L.png)|スーパーベナ&br()(品種名:アイストゥインクル)|花弁|7~10月ごろ(春まきの場合)&br()5~8月ごろ(秋まきの場合)|85-70L|5P 7/6|206/81/51||バーベナの一種で、品種改良により寒さや病気に強いという特徴がある|
|&image(05-90B.png)|クラピア&br()(品種名:GPK5世)|花弁|5~9月ごろ|05-90B|5R 9/1|234/225/224||国内在来種であるイワダレソウと南米原産のヒメイワダレソウから交雑された品種&br()交雑品種であり、不稔性として改良されているため繁殖力は低く、周囲の植生を汚染しないグラウンドカバーとして広く利用される&br()花言葉は原種のイワダレソウと同じで「忍ぶ恋」|
|&image(85-40T.png)|デュランタ・エレクタ&br()(品種名:宝塚)|花弁|6~10月ごろ|85-40T|5P 4/10|124/76/146||和名ハリマツリ、タイワンレンギョウ&br()熱帯アメリカ原産で、一般にデュランタの名で流通するのは本種である&br()紫色、藤色ないし白色の小花が房状に咲く熱帯花木として人気がある&br()花言葉は「目を引く容姿」「あなたを見守る」「歓迎」|
|&image(95-70L.png)|ボタンクサギ|花弁|6~7月ごろ、および9~10月ごろ|95-70L|5RP 7/6|215/158/177||別名ベニバナクサギ、タマクサギ&br()中国南部原産&br()葉や茎を揉むと独特の臭気がするためこの名がある&br()葉は「臭牡丹(シュウボタン)」として外用薬に、根は「臭楓根(シュウフウコン)」と呼ばれ関節痛、打撲傷、高血圧症、肺膿瘍などに用いられる薬用植物である&br()花言葉は「運命」「清楚」「治療」「恥じらい」「輝く美しさ」|
|&image(92-60H.png)|アレチハナガサ|花弁|7~11月ごろ&br()(早咲きが6~8月ごろ、遅咲きが9~11月ごろとされる)|92-60P|2.5RP 6/8|194/126/164||南米原産の帰化植物で荒れ地や河原などに生える&br()もともとは近縁種のヤナギハナガサ同様に観賞用として持ち込まれたものである&br()ヤナギハナガサに比べて花筒部が短いため、花は小ぶりで萼からあまりつき出ず花色が淡い&br()日当たりのよい湿り気のある場所を好むため育てる際は水やりの管理に細心の注意を払うこと&br()花言葉は「調和」「協力」「心奪われる」「芯が強い」|
**ズイナ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(32-80D.png)|コバノズイナ|花弁|5~7月ごろ|32-80D|2.5GY 8/2|200/203/170||北米原産&br()別名アメリカズイナ、ヒメリョウブ、バージニアウィロー、バージニアスイートスパイア&br()明治時代に園芸用として渡来&br()日本固有種のズイナに比べ葉が小さいためこの名がある&br()若葉はおひたしなどとして食べられる&br()花言葉は「少し欲望」「純粋」|
**ハナシノブ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(95-50V.png)|シバザクラ&br()(品種名:ダニエルクッション)|花弁|4~5月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||学名フロックス・スブラータ&br()別名ハナツメクサ、モスフロックス&br()北米原産で色鮮やかな花を咲かせるため園芸用として栽培される&br()花言葉は「合意」「一致」「臆病な心」「忍耐」「協調」「一筋」&br()なお、本種のような濃いピンク色のシバザクラの花言葉は「私を拒否しないで」|
|&image(95-50V.png)|クサキョウチクトウ|花弁|7~9月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||学名フロックス・パニキュラータ&br()別名オイランソウ、宿根フロックス&br()北米原産で、花の付き方がキョウチクトウに似るためこの和名があるが本種はハナシノブ科である&br()花言葉は「合意」「一致」「協調」|
**キキョウ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(79-40T.png)|キキョウ&br()(品種名:センチメンタルブルー)|花弁|6~10月ごろ|79-40T|10PB 4/10|99/85/158|桔梗色(ききょういろ)|別名オカトトキ&br()秋の季語であり秋の七草のひとつでもある&br()根は咳・たん止めの生薬の材料になる(薬としては「桔梗根」と書き「キキョウ」と読む)&br()花言葉は「変わらぬ愛」「清楚」「誠実」「気品」|
|&image(85-50P.png)|ハタザオキキョウ|花弁|6~10月ごろ|85-50P|5P 5/8|144/107/163||学名カンパニュラ・ラプンクロイデス&br()ヨーロッパ原産で日本には大正時代から観賞用として輸入されてきた&br()キキョウと名はつくがキキョウ属ではなくフウリンソウと同じホタルブクロ属(カンパニュラ属)&br()花言葉は「清楚な美しさ」|
|&image(77-40V.png)|ロベリア&br()(品種名:スカイフォール・インディゴアイ)|花弁|4~6月ごろ|77-40V|7.5PB 4/12|71/89/175||学名ロベリア・エリヌス、和名ルリミゾカクシ、別名ルリチョウソウ、ルリチョウチョウ&br()南アフリカ原産で園芸品種として栽培される&br()花言葉は「謙遜」「いつも愛らしい」「悪意」「敵意」&br()青いロベリアの花言葉は「謙虚の美徳」|
|&image(85-70L.png)|フウリンソウ&br()(紫)|花弁|5~7月ごろ|85-70L|5P 7/6|206/81/51||学名カンパニュラ・メディウム、別名ツリガネソウ、カンタベリー・ベル&br()東欧原産の園芸植物であり教会の鐘を思わせる花をつける&br()花言葉は「感謝」「誠実な愛」「節操」「共感」「想いを告げる」「うるさい」「後悔」「救われなかった命」&br()紫色のカンパニュラの花言葉は「大望」「抱負」|
|&image(85-30P.png)|キキョウソウ|花弁|4~7月ごろ|85-30P|5P 3/8|96/54/112||北米、南米(カナダからアルゼンチン)原産で中国、韓国、オーストラリアに帰化&br()日本では帰化したものが福島県以南に分布する&br()別名ダンダンキキョウ&br()同じキキョウ科ながらキキョウ、ハタザオキキョウのいずれとも別属別種である&br()花言葉は「優しい愛」「人当たりがよい」|
|&image(89-70H.png)|ホタルブクロ&br()(赤花)|花弁|5~7月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||日本全国に分布&br()子供が花の中にホタルを入れて遊んだことからこの名がある&br()別名チョウチンバナ、ツリガネソウ、アメフリバナ、学名カンパニュラ・プンクタータ&br()開けたやや乾燥した草原や道ばた、山野の林縁などに見られるが、山間部では人里にも生える&br()また山野草として鉢植え、庭植えなどで育てられる&br()東日本では赤花が、西日本では白花が多い&br()花言葉は「正義」「忠実」「愛らしさ」「貞節」|
**リンドウ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(77-40V.png)|リンドウ|花弁|9~11月ごろ|77-40V|7.5PB 4/12|71/89/175|竜胆色(りんどういろ)&br()ジェンシャンブルー|別名イヤミグサ、エヤミグサ、ケロリグサ&br()日本では本州から四国、九州に分布する&br()竜胆(リュウタン)という生薬の材料になり、胃薬として使われた&br()長野県、熊本県、神奈川県鎌倉市、兵庫県川西市など多くの自治体の花として制定されている&br()リンドウは秋の季語&br()花言葉は「勝利」「正義感」&br()青いリンドウの花言葉は「満ちた自信」「誠実」|
**キョウチクトウ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(99-50X.png)|キョウチクトウ|花弁|4~6月ごろ|99-50X|10RP 5/14|215/64/106||インド原産で美しい花をつけるため庭木として植えられる&br()一方で青酸カリをも上回る毒性のオレアンドリンを持つため誤って食べたりしないように注意を要するほか、腐葉土となっても1年程度は毒が残るのでキョウチクトウの腐葉土で野菜を育てるのは避けたほうがよい&br()また燃えた際に出る煙も有毒であるため煙を吸わないよう注意したい&br()この毒は強心剤や麻酔としても使われる場合があるほか、古代インドでは堕胎や自殺に使われたという&br()花言葉は「危険な愛」「用心」「注意」「油断大敵」|
|&image(99-40V.png)|ニチニチソウ&br()(赤色)|花弁|5~11月ごろ|99-40V|10RP 4/12|175/44/85||別名ビンカ、ニチニチカ、ソノヒグサ、シジカ、ガンライコウ、チョウシュンカ&br()初夏から晩秋まで次々に花が咲くのでこの名がある&br()原種は匍匐性低木だが日本で出回っているのは草本のものが多い&br()暑さに強いが寒さには弱く、日本では一年草として扱われる&br()花言葉は「楽しい思い出」「楽しい追憶」「生涯の友情」「揺るぎない献身」「追慕」「忘れえぬ思い」|
|&image(92-40V.png)|ニチニチソウ&br()(ピンク)|花弁|5~11月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||原産地はマダガスカル、ジャワ、西インド諸島など&br()キョウチクトウと同様10種類以上のアルカロイドを含む毒草である&br()ピンク色のニチニチソウの花言葉は「優しい追憶」|
|&image(25-90A.png)|ニチニチソウ&br()(白)|花弁|5~11月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219||白色のニチニチソウの花言葉は「生涯の友情」|
|&image(85-50P.png)|ツルニチニチソウ|花弁|3~5月ごろ|85-50P|5P 5/8|144/107/163||ヨーロッパ原産の帰化植物で花の形こそニチニチソウに似るが色は紫色&br()ツルギキョウとも呼ばれるがキキョウ科に同名の植物があるため紛らわしい&br()花言葉は「優しい思い」「生涯の友情」&br()紫色のツルニチニチソウの花言葉は「朋友」|
|&image(25-90A.png)|マダガスカルジャスミン|花弁|5~9月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|245/230/109||マダガスカル島原産&br()和名アフリカシタキヅル&br()ジャスミンに似た白い花をつけ芳香もよく似ているがモクセイ科ソケイ属ではない&br()観賞用としてブーケや生け垣などに使われる&br()他のキョウチクトウ科植物の例にもれず有毒&br()花言葉は「清らかな祈り」「愛される花嫁」「二人で遠くへ旅を」|
|&image(07-70L.png)|マンデビラ・サンデリ&br()(品種名:サンパラソル・トロピカルピーチ)|花弁|5~10月ごろ|07-70L|7.5R 7/6|224/257/145||ブラジル原産、一般にはマンデビラという流通名で呼ばれるが、かつてはデプラデニアという名で流通していた&br()別名ブラジリアンジャスミン、ブラジルジャスミン&br()近年は「サン・パラソル」と呼ばれる系統の品種が多く出回るようになったため本種全般を指してサンパラソルとも呼ばれる&br()花言葉は「華やかな魅力」「固い友情」「固い約束」「情熱」「危険な恋」|
|&image(05-30T.png)|マンデビラ・サンデリ&br()(品種名:サンパラソル・レッド)|花弁|5~10月ごろ|05-30T|5R 3/10|215/64/106|||
|&image(25-90A.png)|セイロンライティア|花弁|6~11月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219||スリランカ原産&br()日本にはタイを経由して渡来したようだが時期不詳&br()タイ語ではモク・ルアンと呼ばれる&br()他のキョウチクトウ科の例にもれずオレアンドリンという毒をもつが、一方でオレアンドリンは強心、利尿の薬効があるため薬草ともされてきた&br()花言葉は「純白の心」|
|&image(37-50L.png)|ハツユキカズラ|葉(地色)||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||テイカカズラの栽培品種の一つである&br()テイカカズラは主に花の色などを楽しむが、ハツユキカズラはむしろ斑(ふ)入りの葉の色を楽しむための品種である&br()主にグラウンドカバーや垣根などに使われる|
|&image(29-85B.png)|ハツユキカズラ|葉(斑)||29-85B|10Y 8.5/1|215/214/198|||
|&image(07-80H.png)|ハツユキカズラ|新芽||07-80H|7.5R 8/4|236/189/180|||
**ゲルセミウム科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(27-90P.png)|カロライナジャスミン|花弁|7~9月ごろ|27-90P|7.5Y 9/8|245/230/109||北米南部からグアテマラ原産、サウスカロライナ州の州花である&br()学名ゲルセミウム・センペルヴィレンス、別名イエロージャスミン、イブニング・トランペットフラワー、ニセジャスミン&br()ジャスミンに似た黄色い花をつけ、芳香のある花であるがジャスミン(モクセイ科のマツリヤやハゴロモジャスミンなど)とは別科別属である&br()ゲルセミシン、ゲルセミン、センペルビシン、シクトキシンといった毒を含み誤食すれば命に係わる猛毒である&br()誤って本種の花をジャスミンティーとして飲んでしまい中毒になった事故もあるので注意&br()花言葉は「甘いささやき」「気立ての良さ」「素直」「長寿」|
**キジカクシ科(クサスギカズラ科・アスパラガス科とも)
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(29-90B.png)|スズラン|花弁|5~6月ごろ&br()(栽培品種は温度調整をして3月ごろに開花させる)|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||別名キミカゲソウ、タニマノヒメユリ&br()北海道を代表する花として有名&br()花言葉は「幸せの再来」「純粋」「純潔」「謙虚」|
|&image(37-50L.png)|スズラン|葉||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||美しい見た目にそぐわず神経毒を持つ&br()ギョウジャニンニクと間違えて誤食する事故に注意|
|&image(89-70H.png)|ツリガネズイセン&br()(紫)|花弁|4~5月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||学名ヒヤシンソイデス・ヒスパニカ、別名は旧分類に由来するシラー・ヒスパニカ、シラー・カンパニュラータ、スパニッシュ・ブルーベル&br()ヨーロッパ原産の園芸植物&br()ヒヤシンスの仲間であり先述のフウリンソウとは別の種である&br()花言葉は「悲哀」「淋しい」「変わらない愛」「愛の呼びかけ」|
|&image(85-80D.png)|オオバギボウシ|花弁|6~9月ごろ|89-70H|5P 8/2|203/198/208||別名トウギボウシ、ウルイ、ウノハナギボウシ、アツバギボウシ、シーボルト・プランテンリリー&br()野生では本州中部以北及び北海道で見られるが庭に植えられることもある&br()東北地方では山菜として食され、独特のぬめりとほろ苦さがある&br()花言葉は「落ち着き」「静寂」「鎮静」「変わらない思い」|
|&image(85-50P.png)|ヤブラン|花弁|5~7月ごろ|85-50P|5P 5/8|144/107/163||学名リリオペ・ムスカリ、別名リリオペ、サマームスカリ、テッポウダマ、ネコノメ、ジャガヒゲ、インノシポ&br()日本全土に分布、日当たりのよくない場所の下草や、縁取りなどに植えられる&br()根の一部が肥大化しており、この部分が漢方薬の材料として使われてきた&br()花言葉は「隠された心」|
|&image(95-70L.png)|ヒヤシンス&br()(ダッチ系・ピンク)|花弁|3~4月ごろ&br()(水耕栽培の場合1~2月ごろ)|95-70L|5P 5/8|215/158/177||学名ヒヤシンサス・オリエンタリス&br()地中海東部、イラン、トルクメニスタン原産でオスマン帝国により園芸化&br()和名フウシンシ、ヒシンシ&br()現在主に流通するのはオランダで改良されたオランダヒヤシンス(ダッチヒヤシンス)である&br()ヒヤシンスの名はギリシャ神話の美少年ヒュアキントスに由来&br()花言葉は「悲しみを超えた愛」&br()ピンク色のヒヤシンスの花言葉は「スポーツ」「ゲーム」「しとやかなかわいらしさ」|
|&image(79-40T.png)|ヒヤシンス&br()(ローマン系・青)|花弁|3~4月ごろ|79-40T|10PB 4/10|99/85/158||ダッチ系は多数の花をつけるため花の色や香りを楽しむものであるが、ローマン系はダッチ系に比べて花の数が少なく、野草的な趣を持つためガーデンフラワーとしてよく使われる&br()ダッチ系に比べて寒さに弱いため霜がつかないように注意して栽培しなければならない&br()ヒヤシンスの名はギリシャ神話の美少年ヒュアキントスに由来&br()青いヒヤシンスの花言葉は「不変」「変わらぬ愛」|
|&image(95-50V.png)|ヒヤシンス&br()(ローマン系・赤)|花弁|3~4月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||赤いヒヤシンスの花言葉は「嫉妬」|
|&image(79-40T.png)|ムスカリ|花弁|3~4月ごろ|79-40T|10PB 4/10|99/85/158||地中海沿岸から南西アジア原産&br()学名ムスカリ・ネグレクトゥム&br()前掲のサマームスカリ(ヤブラン)はヤブラン(リリオペ)属だが、こちらはムスカリ属である&br()花穂の形がブドウの房に似ているためブドウヒヤシンスとも呼ばれる&br()花言葉は「寛大な愛」「明るい未来」「通じ合う心」|
|&image(85-50P.png)|オオツルボ|花弁|5~6月ごろ|85-50P|5P 5/8|144/107/163||学名および園芸名シラー・ペルビアナ&br()地中海地方原産で、日本では種子をつけられないため球根を使い分球して殖やす&br()花言葉は「多感な心」「寂しさ」「辛抱強さ」「変わらない愛」|
|&image(89-70H.png)|ツルボ|花弁|8~9月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||学名バルナルディア・ハポニカ、別名サンダイガサ&br()日本では北海道南西部から本州、四国、九州、琉球列島に分布&br()野原や畑、山端など、日当たりがよい場所に生える&br()秋に小さな可愛らしい花を咲かせる&br()白い花のものはシロバナツルボともよばれる&br()花言葉は「誰よりも強い味方」「流星のような」「不変」「我慢強い」|
|&image(35-85A.png)|オオアマナ|花弁|3~5月ごろ|35-85A|5GY 8.5/0.5|213/214/206||ヨーロッパ・南西アジア原産&br()ユリ科植物のアマナに似ているが有毒であり食べられない&br()また、葉の形が似ているためヒガンバナ科のニラやノビルなどと間違えて誤食する事故が後を絶たない&br()英語圏ではキリストの伝説になぞらえて「スター・オブ・ベツレヘム」と呼ばれる&br()花言葉は「純白」「純粋」「無垢」「才能」|
|&image(25-90D.png)|アツバキミガヨラン|花弁|5~8月ごろ、および10~翌1月ごろの2回|25-90D|5Y 9/2|236/227/195||学名ユッカ・グロリオサ、同属のキミガヨラン、イトラン、センジュランなどと合わせて「ユッカ」と総称される&br()北米原産の多肉植物の一つでエルサルバドルの国花&br()ユッカガによって受粉して増える虫媒花であるが、日本にはユッカガがいないため株分けで殖やす&br()原産地では食用または薬用とされたほか、繊維を衣服などに加工して使っていた&br()花言葉は「颯爽とした」|
|&image(35-50D.png)|ユッカ・ロストラータ|葉||35-50D|5GY 5/2|118/125/101||別名ビークド・ユッカ&br()アメリカ・テキサス州からメキシコ北部原産のユッカの一種である&br()暑さにも寒さにも非常に強く、ドライガーデンに好適な庭木として日本でも植栽される|
|&image(35-40D.png)|センジュラン|葉||35-40D|5GY 4/2|92/99/77|オリーブグリーン|学名ユッカ・アロイフォリア&br()北米南部から中米原産の多肉植物でユッカの一種&br()他のユッカと同様、日本には明治時代中期ごろに渡来したとされる&br()日当たりがよく、水はけのよい場所を好むが、根腐れを起こすため過剰な水やりは禁物|
|&image(29-60H.png)|ニオイシュロラン|葉||29-60H|10Y 6/4|153/150/96||学名コルディリネ・オーストラリス、別名トーベイヤシなど&br()ニュージーランド原産で、世界じゅうの温帯で栽培される&br()かつて本種はドラセナ属に分類されていたため以前はドラセナの名で流通していたが、混乱を避けるため現在は和名が使われることが多い&br()学名由来のコルディリネという名でも呼ばれる&br()ドライガーデンのほか、リゾート感を演出する樹木としてリゾートホテルやショッピングモールなどに好んで植栽される|
|&image(07-30F.png)|ニオイシュロラン&br()(品種名:レッドスター)|葉||07-30F|7.5R 3/3|98/62/59||ニオイシュロランは19世紀ごろから数々の栽培品種が作られた&br()レッドスターは名の通り赤褐色の葉をもつ品種であり、ドライガーデンのアクセントとして植栽される|
**キツネノマゴ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(89-70H.png)|キツネノマゴ|花弁(下唇)|8~10月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||別名カグラソウ、カヤナ、メグスリバナ&br()日本では本州から九州に分布&br()日本におけるキツネノマゴ属の種は本種と、琉球諸島に分布するキツネノヒマゴのみである&br()花そのものは白だが、花弁の下唇部が紫色であるため紫色の花といった印象が強い&br()腰痛や風の薬といわれているがあまり使われない&br()花言葉は「この上なくあなたは愛らしい」「可憐美の極致」「女性の美しさの極致」|
|&image(85-50P.png)|ムラサキルエリア|花弁|6~10月ごろ|85-50P|5P 5/8|144/107/163||学名ルエリア・トゥベロサ、英名ミニールート、メキシカン・ブルーベル&br()中米原産だが南アジアや東南アジアなどに帰化、日本では主に観賞用として栽培される&br()タイなどでは薬草とされ、民間療法やアーユルヴェーダでは、利尿薬、抗糖尿病薬、解熱薬、鎮痛薬、抗高血圧薬、消化性潰瘍の治療薬、淋病の治療薬として使用されている&br()花言葉は「魅力」「魅惑」「変化」「正直」「愛らしさ」「秘めた美しさ」|
|&image(99-60T.png)|サンゴバナ|花弁|5~10月ごろ|99-60T|10RP 6/10|219/115/133||別名フラミンゴプランツ、フラミンゴフラワー&br()ブラジル、コロンビア、エクアドル、アルゼンチン原産&br()日本では主に庭木として栽培され、夏の花として人気がある&br()花言葉は「華やかな恋」「揺れる心」「きらめき」「新しい始まり」|
|&image(07-60T.png)|クロサンドラ・インフンディブリフォルミス|花弁|5~10月ごろ|07-60T|7.5R 6/10|224/126/99||インドからスリランカ原産で鉢物に適した小型種&br()和名ジョウゴバナ、ヘリトリオシベ、キツネノヒガサ&br()日本には大正初期に渡来&br()花言葉は「さわやかな心」「仲良し」「内面の美」|
|&image(95-85A.png)|コエビソウ|花弁|5~10月ごろ|95-85A|5RP 8.5/0.5|216/212/213||別名ベロペロネ、メキシカンシュリンプ、シュリンププラント&br()メキシコ原産&br()元来は常緑低木だが寒さに弱く、本州では露地植えにすると冬に枯れ落ちてしまう&br()このため本州では宿根木という扱いだが、四国や九州、南西諸島では本来の常緑低木として育てられる&br()コエビソウ(シュリンププラント)名の由来は白い花が赤い苞葉に包まれた状態で咲き、その様子がエビの尾を思わせることから&br()花言葉は「究極の美」「機知に富む」「思いがけない出会い」「さわやかな友情」「女性の美しさの極致」「可憐な人」「おてんば」|
|&image(07-40P.png)|コエビソウ|苞葉|5~10月ごろ|07-40P|7.5R 4/8|155/70/61|||
**ヤマゴボウ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(25-90B.png)|ヨウシュヤマゴボウ|花弁|6~9月ごろ|25-90B|5Y 9/1|231/227/211||北米原産&br()別名アメリカヤマゴボウ&br()同属のヤマゴボウと同様有毒植物であり最悪の場合命を落とすので誤食は避けなければならない&br()果実の汁は染色作用があり、なかなか落ちないためインクベリーとも呼ばれる&br()花言葉は「野生」「元気」|
**ススキノキ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(07-60T.png)|キダチアロエ|花被片|12月~翌年3月ごろ|07-60T|7.5R 6/10|224/126/99||学名アロエ・アルボレスセンス&br()別名キダチロカイ、クランツアロエ、沖縄地方ではアロエのことを「ドゥグヮイ」と呼ぶ&br()アフリカ南部原産の多肉植物で、現地ではタイヨウチョウ科の鳥類によって受粉する鳥媒花だが、日本にはその鳥がいないため種子を作れず、挿し木によって増やす&br()花言葉は「健康」「信頼」「万能」|
|&image(39-50H.png)|キダチアロエ|葉||39-50H|10GY 5/4|97/130/95||キダチアロエの葉は健胃や便秘薬として、生葉の透明な多肉質部分を食したり、乾燥葉をアロエ茶として飲用したりするほか、水虫、火傷に生葉の汁を外用したりする薬でもありイシャイラズともいう&br()なお毒はないが、腹を冷やす作用があるため食べ過ぎると腹を下すので注意|
|&image(15-65X.png)|ハナアロエ&br()(品種名:ホールマーク)|花弁|4~10月ごろ|15-65X|5YR 6.5/14|240/133/0||学名ブルビネ・フルテスケンス、園芸名ブルビネ&br()アフリカ南部原産でアロエのような多肉質の葉に星形の花をつける&br()多肉質の葉からアロエという名がついているがアロエとは別属である&br()現地では古くから火傷や切り傷などの外用薬として使われた薬草でもある&br()日本では主に観賞用として栽培される&br()花言葉は「治癒」「寄り添い」「復活」「健康」「試行錯誤」|
**ムラサキ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(75-60P.png)|ワスレナグサ|花弁|3~6月ごろ|75-60P|5PB 6/8|111/149/202|勿忘草色(わすれなぐさいろ)|園芸品種として流通しているのはヨーロッパ原産のノハラワスレナグサ、&br()北海道および長野県原産のエゾムラサキあるいはそれらの交配種である&br()「勿忘草色(わすれなぐさいろ)」という色名の由来にもなっている&br()花言葉は「真実の愛」「誠の愛」「私を忘れないで」|
|&image(76-50T.png)|ネモフィラ・メンジェシー|花弁|3~5月ごろ|76-50T|6.25PB 5/10|85/120/188||北米原産&br()和名ルリカラクサ&br()ネモフィラはムラサキ科ネモフィラ属の総称だが、一般に園芸用として出回るのはベビーブルーアイズと呼ばれる種&br()日照が多く、冷涼な気候を好むため冬から春にかけて花壇や庭などに植えられることが多い&br()日本では国営ひたち海浜公園がネモフィラの名所として知られる&br()花言葉は「可憐」「すがすがしい心」「どこでも成功」「あなたを許します」|
|&image(79-40T.png)|ルリヂシャ|花弁|4~5月ごろ|79-40T|10PB 4/10|99/85/148|マドンナブルー|別名ルリジサ、ボラゴソウチシャ、ルリチシャ、ボリジ&br()南欧原産でスペインなどではサラダやソテーなどとして食べられる野菜である&br()他に砂糖漬けなどとして食べることもあるようだ&br()強壮効果のあるハーブでもあり、中世の騎士はハーブティーとして飲んだという&br()花からは染料が採れ、マドンナブルーと呼ばれる色を作り出した&br()種子からはボリジオイル(ルリジサ種子油)が採れる&br()花言葉は「勇気」「移り気」「心変わり」|
**クサトベラ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(85-50P.png)|スエヒロソウ|花弁|3~5月ごろ|85-50P|5P 5/8|144/107/163||学名スカエボラ・アエムラ&br()別名スカエボラ、ブルーファンフラワー&br()オーストラリア原産&br()花の形が末広がりに見えることからスエヒロソウの名がある&br()また英語名は青い扇子のように見えることからである&br()花壇やグラウンドカバーとして用いられる&br()花言葉は「祝杯をあげる」「可能性」「あふれる可能性」「浮気な心」「涼しい風を運ぶ人」「いいことがありますように」|
**ノボタン科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(95-50P.png)|サクラノボタン&br()(品種名:ベルグラ)|花弁|6~10月ごろ|95-50P|5RP 5/8|175/97/128||ノボタン(メラストマ)の栽培品種の一つ&br()関西電力グループの「関電不動産開発」がノボタンの在来品種をもとに改良したもので、ピンク色の花を咲かせる&br()花壇やグラウンドカバーに用いる&br()花言葉は「ひたむきな愛情」「ありのままで」「自然」「平静」「落ち着き」「謙虚な輝き」|
|&image(85-40T.png)|シコンノボタン|花弁|7~11月ごろ|85-40T|5P 4/10|124/76/146||学名ティボウキナ・ウルビレアナ、別名ティボウキナ、スパイダーフラワー&br()ブラジル原産であるが、南国原産の植物にしては耐寒性があり、霜が降りない地域では越冬もできる&br()先述のノボタン属(メタストマ属)とは別属別種(シコンノボタン属、またはティボウキナ属)である&br()花言葉は「平静」「落ち着き」|
**マタタビ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(19-40F.png)|キウイフルーツ&br()(品種名:ヘイワード、またはグリーンキウイ)|果皮||19-40F|10YR 4/3|115/92/64||中国原産のオニマタタビを原種としてニュージーランドで品種改良された&br()この種の果実がアメリカへと輸出される際、生産国のニュージーランドの国鳥であるキーウィにちなんで名づけられた&br()日本ではアメリカを通じて1966年に輸入され販売が開始されている|
*草花の色
-マンセル値からsRGB値への変換は&link(Munsell Color Palette){https://pteromys.melonisland.net/munsell/}というサイトで行っております。
-変換方法はツールなどによって異なります。あくまで参考値である点ご了承ください。
-街中で見かけた草や木、花、野菜、果物の色を日塗工色見本2021年L版(2024/12/1以降は2024年P版)で比較してみました。
-植物名は標準和名を基準としていますが、園芸上の名称が一般化している場合は一部そちらに準拠しています(コスモスなど)。
-また、標準和名とよべるものがない場合は学名を付しています(クリサンセマム・ムルチコーレなど)。
-複数の種で花の色が違う同属についても原則として学名表記としています(一般的なサルビアは「サルビア・スプレンデンス」と表記)。
-開花時期は一例です(日本国内、主に本州基準。お住まいの地域によりばらつきがあります)。
-薔薇の色は[[こちら > バラの色]]
-編集内容が多いので分割しました。[[こちら > 草花の色PART2]]
**ツツジ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(95-50V.png)|ヒラドツツジ&br()(品種名:大紫)|花弁|4~5月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133|躑躅色(つつじいろ)|沖縄原産のケラマツツジ、中日本原産のモチツツジ、西日本原産のキシツツジ、広東~雲南・台湾・奄美大島原産の台湾山つつじなどの交雑種とされる&br()日本において一般に公園などで植栽されるツツジといえばヒラドツツジを指すことが多い&br()和名は長崎県平戸島に由来する&br()「大紫(おおむらさき)」は街中で多く見かける品種&br()ツツジの花言葉は「節度」「慎み」&br()なお、赤紫色のツツジの花言葉は「美しい人」|
|&image(95-90D.png)|ヒラドツツジ&br()(品種名:曙)|花弁外縁部|4~5月ごろ|95-90D|5RP 9/2|237/223/227||「曙(あけぼの)」は薄いピンクの花を咲かせ、&br()前出の「大紫」、白い花を咲かせる「白妙(しろたえ)」とともに植栽される&br()淡いピンクのツツジの花言葉は「愛の喜び」|
|&image(95-50V.png)|ヒラドツツジ&br()(品種名:曙)|花弁中心部|4~5月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||「曙」の花弁は中心部に赤紫色の班があるのが特徴|
|&image(35-90A.png)|ヒラドツツジ&br()(品種名:白妙)|花弁|4~5月ごろ|35-90A|5GY 9/0.5|226/228/219||「白妙(しろたえ)」の花弁はうっすらと緑がかった白色&br()白いツツジの花言葉は「初恋」|
|&image(05-50V.png)|ヒラドツツジ&br()(品種名:緋扇)|花弁|4~5月ごろ|05-50V|5R 5/12|208/76/80||「緋扇(ひおうぎ)」の花弁は名の通りのあざやかな緋色である&br()赤いツツジの花言葉は「燃え上がる想い」「恋の喜び」|
|&image(99-50X.png)|ヤマツツジ|花弁|4~6月ごろ|99-50X|10RP 5/14|215/64/106||別名エゾヤマツツジ、テリハヤマツツジ&br()北海道南部、本州、四国、九州に分布しており、野生ツツジの中ではもっとも分布域が広い&br()庭木として栽培もされる|
|&image(92-50T.png)|エゾムラサキツツジ|花弁|4~6月ごろ|92-50T|2.5RP 5/10|178/92/144||名からわかるとおり北海道原産で、北見市の温根湯温泉に咲くエゾムラサキツツジの群落は北海道の天然記念物&br()本州以南では庭木として栽培もされる&br()花言葉は「節度」「慎み」|
|&image(99-50X.png)|サツキ|花弁|5~6月ごろ|99-50X|10RP 5/14|215/64/106||小ぶりな赤い花を咲かせるサツキは旧暦の「皐月」に花を咲かせることから名がついた&br()別名エイザンコウ、代表品種は「大盃(おおさかづき)」「高砂(たかさご)」&br()サツキの花言葉は「節約」「貞淑」「節制」「幸福」「協力を得られる」|
|&image(92-40V.png)|クルメツツジ|花弁|3~5月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||鹿児島は霧島山原産のキリシマ(別名キリシマツツジ)を原種として旧久留米藩(現在の福岡県久留米市付近)で品種改良された&br()キリシマとヤマツツジの交配種に、さらにサタツツジなどを交配してできたのがクルメツツジである&br()小さな丸い葉に小ぶりな紫の花を多数つける&br()クルメツツジの花言葉は「情熱」「燃える思い」「恋の喜び」|
|&image(95-70L.png)|ゲンカイツツジ|花弁|3~5月ごろ|95-70L|5RP 7/6|215/158/177||日本では長崎県対馬、中国・四国地方、瀬戸内海周辺に分布&br()玄界灘に面した地域に多く分布しているためにこの名前がある&br()朝鮮半島原産の「カラムラサキツツジ」の変種であり、公園などの植栽として利用&br()春先に美しい桃色の花を咲かせるが、ミツバツツジによく似ているため、しばしば間違いやすい&br()花言葉は「自制心」|
|&image(99-60T.png)|シャクナゲ&br()(品種名:スイートハート)|花弁&br()(フチ)|3~5月ごろ&br()(9~10月ごろに返り咲きする場合あり)|99-60T|10RP 6/10|219/115/133|石楠花色(しゃくなげいろ)|「スイートハート」はセイヨウシャクナゲの一品種&br()強肩で育てやすい品種として知られる&br()庭木として栽培もされる&br()シャクナゲの花言葉は「威厳」「荘厳」「警戒」「危険」|
|&image(95-80L.png)|シャクナゲ&br()(品種名:スイートハート)|花弁&br()(中心部)|3~5月ごろ&br()(9~10月ごろに返り咲きする場合あり)|95-80L|5RP 8/6|243/184/202||シャクナゲは別名をロードデンドロンという&br()有毒植物でもあるため、ハクサンシャクナゲの葉を茶にするときには注意を要する&br()なお他のツツジ類と違い、花色別の花言葉はない|
|&image(05-90B.png)|シャクナゲ&br()(品種名:ウェディングブーケ)|花弁&br()(中心部)|3~5月ごろ&br()(9~10月ごろに返り咲きする場合あり)|05-90B|5R 9/1|234/225/224||「ウェディングブーケ」はわずかに赤みを帯びた白い花を咲かせる|
|&image(99-40V.png)|アザレア&br()(赤)|花弁|4~5月ごろ&br()ただし開花期を調整して秋に咲くようにしたものも売られている|99-40V|10RP 4/12|175/44/85|アザレア、アザレアピンク|和名セイヨウツツジ、オランダツツジ&br()台湾原産のタイワンツツジをもとにベルギーで改良した品種&br()神奈川県川崎市や栃木県館林市などが自治体の花としている&br()花言葉は「恋の喜び」「節制」「禁酒」&br()赤いアザレアの花言葉は「節制」「節度の愛」|
|&image(95-70L.png)|アセビ&br()(薄紅)|花弁|2~5月ごろ|95-70L|5RP 7/6|215/158/177|アザレア、アザレアピンク|別名アシビ、アセボ&br()感じでは馬酔木と書くが、これはグラヤノトキシンIなどの毒を含んでおり、馬が食べると酔ったようにふらつきながら苦しむといわれるため&br()釣り鐘型の花を咲かせるため庭木や公園、道路などの植樹に使用される&br()また先述の毒成分は殺虫剤などとして使われたほか、シカがこの毒を忌避するため、近年ではシカ除けとして植えられることもある&br()花言葉は「犠牲」「献身」「清純な心」「あなたと二人で旅をしましょう」|
|&image(82-20H.png)|ブルーベリー|果皮&br()(熟したもの)||82-20H|2.5P 2/4|57/43/71||別名ヌマスノキ、アメリカスノキ&br()夏から秋にかけて甘酸っぱい果実をつける&br()生食のほか、ジュースやジャム、製菓材料などとして広く利用されるフルーツである|
|&image(05-80L.png)|ブルーベリー|花弁|4月ごろ|05-80L|5R 8/6|251/183/177||ブルーベリーの花は前掲のアセビなどと似た釣り鐘型の花である&br()花の色は淡いピンクから白&br()花言葉は「実りある人生」「有意義な人生」「好意」「知性」「親切」「信頼」「思いやり」|
|&image(25-90B.png)|ドウダンツツジ|花弁|4~6月ごろ|25-90B|5Y 9/1|231/227/211||本州から四国、九州の低地に分布する&br()剪定にもよく耐えるため樹形を整えやすく、生け垣や植え込みなどに古くから使われてきた&br()ドウダンとは古来より使われた照明器具の灯台のことで、花の付き方が灯台の脚に似ていたため&br()葉は秋になると赤く色づいて紅葉となるのでドウダンモミジという別名がある&br()花言葉は「上品」「節制」「わたしの思いを受けて」|
**キク科
-表中「花冠」とはキク科の特徴の一つである舌状花の部位である。(筒状花については対象外とした)
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(25-85V.png)|イエギク&br()(黄)|花冠&br()(外縁部)|5~8月ごろ(夏ギク)&br()9~11月ごろ(秋ギク)&br()12~翌1月ごろ(寒ギク)|25-85V|5Y 8.5/12|247/212/0||元来は中国原産とされる&br()日本で一般にキクといえばこのイエギクのことを指し、観賞用や食用など様々な用途がある&br()皇室の紋章にもなっているが、これは鎌倉時代に後鳥羽上皇が身の回りのものにこの花の意匠を施したことが由来とされている&br()花言葉は「高貴」「高尚」「高潔」&br()黄色のキクの花言葉は「わずかな愛」「破れた心」「長寿と幸福」|
|&image(27-90B.png)|イエギク&br()(白)|花冠&br()(外縁部)|5~8月ごろ(夏ギク)&br()9~11月ごろ(秋ギク)&br()12~翌1月ごろ(寒ギク)|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||白いキクの花言葉は「真実」「慕う」「誠実な心」|
|&image(95-50H.png)|イエギク&br()(薄紫)|花冠&br()(外縁部)|5~8月ごろ(夏ギク)&br()9~11月ごろ(秋ギク)&br()12~翌1月ごろ(寒ギク)|95-50H|5RP 5/4|149/111/124||薄紫色のキクの花言葉は「私を信頼してください」「夢がかなう」「恋の勝利」|
|&image(89-70H.png)|ポットマム&br()(ピンク)|花冠&br()(外縁部)|9~11月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||ポットマムはいわゆる西洋キクで、主にアメリカで普及した品種&br()鉢植え(=ポット)で育てるのでポットマム&br()別名クッションマム、ガーデンマム&br()花言葉は「高潔」「清らかな愛」「気持ちの探り合い」|
|&image(25-80P.png)|ポットマム&br()(黄)|花冠&br()(外縁部)|9~11月ごろ|25-80P|5Y 8/8|226/199/89|||
|&image(95-90D.png)|ハルジオン|花弁|4~6月ごろ|95-90D|5RP 9/2|237/223/227||ヒメジョオンに似るが開花時期はこちらが早い&br()(ヒメジョオンの開花時期は6~10月ごろ)る&br()花言葉は「追想の愛」|
|&image(95-90D.png)|ヒメジョオン|花弁|6~10月ごろ|95-90D|5RP 9/2|237/223/227||ハルジョオンに似るが開花時期はこちらが遅い&br()また、葉の付き方などに相違点がある&br()花言葉は「素朴で清楚」「いつも一緒」|
|&image(25-85V.png)|セイヨウタンポポ|花冠&br()(外縁部)|3~5月ごろが多いがほぼ通年|25-85V|5Y 8.5/12|247/212/0|蒲公英色(たんぽぽいろ)、&br()ダンディライオン|ヨーロッパ原産の帰化植物&br()現在においてもっとも多くみられるタンポポと言えばセイヨウタンポポである&br()花言葉は「愛の神託」「真心の愛」|
|&image(22-80V.png)|セイヨウタンポポ|花冠&br()(中心部)|3~5月ごろが多いがほぼ通年|22-80V|2.5Y 8/12|248/192/17||中心部は複数の花弁が折り重なっているため色が濃く見える|
|&image(37-50L.png)|セイヨウタンポポ|葉||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||タンポポの葉は食用になり、おひたし、胡麻和え、天ぷら、サラダなどにして食べる&br()そのためタンポポは野菜とも呼べる|
|&image(25-85V.png)|ブタナ|花冠&br()(外縁部)|6~9月ごろ|25-85V|5Y 8.5/12|247/212/0||別名タンポポモドキ&br()ヨーロッパ原産の帰化植物でタンポポよりも草丈が高く、花茎は複数に枝分かれする&br()食用可で、タンポポに比べて渋味が少ないとされる&br()花言葉は「最後の恋」|
|&image(27-85H.png)|ウスジロノゲシ|花弁|4~10月ごろ&br()(地域によっては通年)|27-85H|7.5Y 8.5/4|224/215/155||ノゲシの変種であり、舌状花の花弁先端付近がうっすらと白みがかっているのが特徴|
|&image(25-85V.png)|オニノゲシ|花冠|4~10月ごろ&br()(地域によっては通年)|25-85V|5Y 8.5/12|247/212/0||ヨーロッパ原産の帰化植物である&br()同じキク科ノゲシ属のノゲシと比較して葉の先端が鋭くとがり、歯の根元が半月状になって茎を包む&br()花言葉は「毒舌」|
|&image(37-50L.png)|オニノゲシ|葉||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||ノゲシの若苗、若葉、柔らかい茎先は食用になるが、オニノゲシは葉も茎も硬く、トゲも多いため食用には不適|
|&image(27-85V.png)|イワニガナ|花冠|4~7月ごろ|27-85V|7.5Y 8.5/12|237/216/0||別名ジシバリ&br()ほぼ全国的に分布し、日当たりのよい山野から田畑、市街地などで頻繁に見られる野草&br()苦みが強いため食用には不適とされるが、全草を乾燥させたうえで煎じて薬用とする&br()胃痛や鼻詰まりなどに薬効があるとされる&br()花言葉は「束縛する」「人知れぬ努力」|
|&image(39-50H.png)|ヨモギ|葉&br()(オモテ)||39-50H|10GY 5/4|97/130/95|蓬色(よもぎいろ)|草餅の材料としても知られる草で別名モチグサ&br()草餅以外にも天ぷらやおひたしといった調理例がある&br()ただし食用に適しているのは若い葉であり、成長しきった葉は渋みが強く硬いためあまり食用には向かない&br()「艾葉(ガイヨウ)」という漢方薬の材料でもある|
|&image(39-80D.png)|ヨモギ|葉&br()(ウラ)||39-80D|10GY 8/2|185/206/182||ヨモギの葉の裏には細かい毛が生えており白っぽい|
|&image(22-85F.png)|ヨモギ|花弁||22-85F|2.5Y 8.5/3|230/212/172||ヨモギは風媒花であるため他のキク科植物ほど派手な花をつけないが、そのため生息範囲を広げることができる&br()ただしヨモギの花粉は花粉症のアレルゲンでもあるので注意が必要である&br()花言葉は「幸福」「平和」「平穏」「夫婦愛」「決して離れない」|
|&image(77-40V.png)|ヤグルマギク&br()(青)|花冠|4~7月ごろ|77-40V|7.5PB 4/12|71/89/175|コーンフラワーブルー&br()ブルー・ブルーエ|別名コーンフラワー、ブルーボトルなど&br()フランス語ではこの青花のものをブルー・ブルーエと呼ぶ&br()美しい青紫色を指す「コーンフラワーブルー」はこの花に由来&br()花言葉は「優雅」「繊細」|
|&image(95-80L.png)|ヤグルマギク&br()(ピンク)|花冠|4~7月ごろ|95-80L|5RP 8/6|243/184/202||ヤグルマギクにはピンク色や白色の花をつける品種もある&br()なお、花の色別の花言葉はない|
|&image(N-93.png)|ヤグルマギク&br()(白)|花冠|4~7月ごろ|N-93|N 9.3|235/235/235||植物(主に花弁)由来の色で純白に近い色は珍しい|
|&image(95-30P.png)|ヤグルマギク&br()(紫)|花冠|4~7月ごろ|95-30P|5RP 3/8|120/42/84||濃い赤紫色である&br()ヤグルマギクは食べられる花であり、ハーブティーに使われることもある&br()花弁にはアントシアニンが含まれ、疲れ目に効くとされる|
|&image(87-60L.png)|ヤグルマギク&br()(薄紫)|花冠|4~7月ごろ|87-60L|7.5P 6/6|172/135/173||淡い紫色|
|&image(79-40T.png)|ヤグルマギク&br()(青紫)|花冠|4~7月ごろ|79-40T|7.5PB 4/10|99/85/158||赤みを帯びた青|
|&image(85-70L.png)|ブルーデージー|花弁|3~5月ごろ、および10~12月ごろ|85-70L|5P 7/6|206/81/51||キク科植物の一種で名の通り青紫色の花を咲かせる&br()熱帯および南アフリカ原産&br()花言葉は「純粋」「幸福」「協力」「恵まれている」「無邪気」「かわいいあなた」|
|&image(35-90A.png)|フランスギク|花弁|5~7月ごろ|35-90A|5GY 9/0.5|226/228/219||園芸品種としてはシャスタデージーが有名&br()同じキク科のマーガレットとよく似ており間違えやすい&br()花言葉は「忍耐」「寛容」「寛大」「悲哀」「無実」|
|&image(29-90B.png)|カンシロギク|花弁|12月~翌年6月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||学名クリサンセマム・パルドスム&br()大手園芸メーカーのサカタのタネによりノースポールという名がつけられ国内ではその名で呼ばれることが多い&br()主に地中海原産&br()花言葉は「誠実」「冬の足音」「高潔」|
|&image(25-85V.png)|クリサンセマム・ムルチコーレ|花冠|3~5月ごろ|25-85V|5Y 8.5/12|247/212/0||上述のカンシロギクと同じクリサンセマム属の花&br()黄花のキクであり、カンシロギクと組み合わせてコントラストを作る植え方をすることが多い&br()園芸上は属名を省略して単にムルチコーレと呼ばれることが多いようだ&br()花言葉は「誠実」「高潔」|
|&image(29-70T.png)|ハハコグサ|花弁|3~6月ごろ|29-70T|10Y 7/10|184/178/0||日当たりの良い場所でよく見かける野草&br()ゴギョウという別名があり、春の七草のひとつとして食用にされる&br()地域名アワゴメ、ウサギノミミ、モチグサなど&br()花言葉は「いつも思う」「無償の愛」「温かい気持ち」「忘れない」|
|&image(39-50H.png)|ハハコグサ|葉・茎||39-50H|10GY 5/4|97/130/95|||
|&image(32-80D.png)|チチコグサ|花弁|5~10月ごろ|32-80D|2.5GY 8/2|200/203/170||花は非常に小さく目立たない&br()大量の綿毛を飛ばして増える雑草で、芝生の景観を乱すため「芝生の敵」とされる&br()花言葉は「父の愛情」|
|&image(15-65X.png)|フレンチマリーゴールド&br()(オレンジ)|花冠|4~12月ごろ|15-65X|5YR 6.5/14|240/133/0||学名タゲテス・エレクタ&br()和名クジャクソウ、コウオウソウ、マンジュギク&br()フレンチと名がつくがメキシコ原産&br()長く花を咲かせる植物で人気がある&br()マリーゴールドの花言葉は「可憐な友情」「変わらぬ愛」「勇者」「嫉妬」「絶望」「悲嘆」&br()また、フレンチマリーゴールドの花言葉は「いつもそばに置いて」&br()オレンジ色の花の花言葉は「予言」「真心」|
|&image(25-85V.png)|フレンチマリーゴールド&br()(イエロー)|花冠|4~12月ごろ|25-85V|5Y 8.5/12|247/212/0|マリーゴールドイエロー|黄色のマリーゴールドの花言葉は「健康」「下品な心」|
|&image(15-65X.png)|キンセンカ&br()(オレンジ)|花冠|5~11月ごろ(春蒔き)&br()12~翌6月ごろ(秋蒔き)|15-65X|5YR 6.5/14|240/133/0||学名カレンデュラ・オフィシナリス&br()標準和名トウキンセンカ&br()別名カレンデュラ、またポットマリーゴールドの別名もあるがマリーゴールドとは別の属である&br()地中海原産で日本では観賞用として植えられるが、ヨーロッパでは原種を食用花として用いる&br()「貧乏人のサフラン」「エジプトサフラン」の別名があり、サフランの代用品ともされる&br()キンセンカの花言葉は「別れの悲しみ」「寂しさ」「悲嘆」「失望」&br()オレンジ色のキンセンカの花言葉は「別れの悲しみ」「失望」「静かな思い」|
|&image(17-70X.png)|ヒメキンセンカ|花冠|11月~翌5月ごろ|17-70X|2.5YR 7/14|245/153/0||学名カレンデュラ・アルヴェンシス&br()標準和名ホンキンセンカ、別名フユシラズ&br()キンセンカ(トウキンセンカ)に比べてやや小ぶりな花をつける&br()キンセンカよりも先に日本に渡来したとされている&br()キンセンカの原種とされており、また食用花(エディブル・フラワー)ともされる&br()花言葉は「慈愛」「別れの悲しみ」「悲しみ」「失望」「悲嘆」「平静」「乙女の美しい姿」「静かな思い」「用心深い」|
|&image(22-80X.png)|ヒマワリ&br()(品種名:サンフィニティ)|花冠|5~10月ごろ|22-80X|2.5Y 8/14|252/191/0|向日葵色(ひまわりいろ)、&br()サンフラワーイエロー(単にサンフラワーとも)|学名ヘリアンサス・アヌウス&br()別名ヒグルマ、ニチリンソウ、サンフラワー、ソレイユ&br()ヒマワリといえば7~8月ごろに開花する夏の花だが、サンフィニティ種は開花時期が長い新品種である&br()ヒマワリとしては小型の品種であり、1株に小輪の花を複数つける&br()ヒマワリの花言葉は「私はあなただけを見つめる」「憧れ」「情熱」「光輝」&br()本種のような小輪品種の花言葉は「高貴」|
|&image(22-80X.png)|ヒマワリ&br()(品種名:大輪ひまわり)|花冠|7~9月ごろ|22-80X|2.5Y 8/14|252/191/0|向日葵色(ひまわりいろ)、&br()サンフラワーイエロー(単にサンフラワーとも)|日本で一般に流通する大型品種は「大輪ひまわり」の名で出回る&br()ちなみに世界最大とされるヒマワリの品種は「タイタン」である&br()大輪品種のヒマワリには「偽りの愛」「偽りの富」「偽の金貨」という花言葉がある(その他のヒマワリの花言葉は欄外※1参照)|
|&image(25-85V.png)|シロタエヒマワリ|花冠|9~10月ごろ|25-85V|5Y 8.5/12|247/212/0||ヒマワリと名が付き樹形もヒマワリに非常によく似るが学名をヘリアンサス・アルゴフィルスといい同属別種&br()アメリカ・テキサス州、フロリダ州およびノースカロライナ州原産&br()茎や葉に白い毛が生えておりこれにより銀色に見えることからこの名がある&br()別名ギンヨウヒマワリ、シルバーリーフ・サンフラワー&br()花言葉はヒマワリに同じ|
|&image(22-80X.png)|コヒマワリ|花冠|7~9月ごろ|22-80X|2.5Y 8/14|252/191/0|向日葵色(ひまわりいろ)、&br()サンフラワーイエロー(単にサンフラワーとも)|学名由来のヘリアンサス、また宿根ヒマワリなどの別名で呼ばれる&br()ヒマワリ(学名ヘリアンサス・アヌウス)と、宿根草であるノヒマワリ(ヘリアンサス・デカペタルス)の交雑種&br()小輪の花を複数つけるが草丈は150㎝を超えることもある&br()なお八重咲きの品種もあり、人気が高い&br()コヒマワリの花言葉は「崇拝」「憧れ」「誘惑」「快活な性格」|
|&image(25-85V.png)|キクイモ|花冠|9~10月ごろ|25-85V|5Y 8.5/12|247/212/0||別名ブタイモ、カライモ、アメリカイモ、エルサレム・アーティチョーク、サンチョーク、トピナンブール&br()学名がヘリアンサス・トゥベロサスということからわかる通りヒマワリの仲間ではあるがヒマワリに比べ地味で小ぶりな花をつける&br()和名は塊茎が肥大していてイモのようであることにより、イモの部分は食べられるがクセが強く、そのため万人向けの食材ではない&br()いわば好みの大きく分かれる食材である&br()また酒の原料にもなり、日本では「無用の用」「のまさるイヌリン」「菊稀」などの焼酎が作られている&br()花言葉は「陰徳」「美徳」「気取らぬ愛らしさ」「恵み」|
|&image(25-85D.png)|フキ|雄しべ|2~3月ごろ|25-85D|2.5Y 8.5/2|222/214/183||別名アオブキ、アカブキ、ノブキ、オオバ、ホウトウサイ&br()日本では北海道から沖縄まで広く分布する&br()山菜の一つであり、野菜として栽培もされる&br()花茎は雌雄異株で、若い花茎はフキノトウと呼ばれ食用となる&br()地下茎で増えるが、この地下茎は掘り出すと緑色でありワサビによく似る&br()生の状態のフキは有毒であるため水にさらすなどしてアク抜きをする必要がある&br()特に地下茎は毒が多いが、アク抜きをしたうえで天日乾燥すると「蜂闘菜(ほうとうさい)」という生薬になる&br()フキノトウも「和款苳花(わかんとうか)」として薬用になる&br()フキノトウの花言葉は「公正な裁き」「待望」「愛嬌」「真実は一つ」「仲間」|
|&image(35-60T.png)|フキ|葉&br()(オモテ)||35-60T|5GY 6/10|127/160/0||フキは主に茎の部分が食用とされ、おひたしや和え物、煮物などに使われる&br()「伽羅蕗(きゃらぶき)」という佃煮も有名&br()なおフキの葉は、花が終わった後の5月ごろから地上に出てくるが、フキノトウはこの直前に綿毛を飛ばしたのち枯れてしまう&br()葉も茎と同様にアク抜きをしたうえで食べることが可能|
|&image(27-85V.png)|ツワブキ|花冠|10~11月ごろ|27-85V|7.5Y 8.5/12|237/216/0||別名ツワ、ツヤブキ、イシブキなど&br()ツワブキは「石蕗の花」として初頭の季語であり、山口県津和野の地名の由来にもなった植物である&br()太平洋側では福島県以南に、日本海側では石川県以西に分布するが大東諸島や尖閣諸島では見られない&br()花言葉は「困難に負けない」「謙遜」|
|&image(37-50L.png)|ツワブキ|葉&br()(オモテ)||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||フキに似るが葉の色が濃く艶がある&br()本来は海岸線付近にみられる植物だが庭園などに植えられることもある&br()食用にはできるがそのままでは有毒のためアク抜きが必要である|
|&image(22-80X.png)|オオハンゴンソウ&br()(八重咲き)|花冠|6~9月ごろ|22-80X|2.5Y 8/14|252/191/0||学名ルドベキア・ラシニアタ、八重咲きの品種は別名をハナガサギクという&br()北米原産で元々は園芸種だったが繁殖力が強く、特定外来生物に指定されており現在は栽培が禁止されている&br()花言葉は「あなたを見つめる」「強い精神力」「正義」「公平」|
|&image(22-80X.png)|アラゲハンゴンソウ|花冠先端付近|6~10月ごろ|19-75X|10YR 7.5/14|249/172/0||学名ルドベキア・ヒルタ、別名キヌガサギク、ボクジョウバナ、テツドウバナ、学名からルドベキアとも通称される&br()北米原産元々は園芸種だったが帰化した&br()アメリカではメリーランド州の州花に指定されている&br()花言葉は「あなたを見つめる」「強い精神力」「正義」「公平」「正しい選択」|
|&image(22-80V.png)|オオキンケイギク|花冠|5~7月ごろ|22-80V|2.5Y 8/12|248/192/17||北米原産、別名トッコウバナ&br()ドライフラワー用として栽培されたが繁殖力が強く、現在は特定外来生物として栽培が禁止されている&br()花言葉は「新鮮で華やか」「きらびやか」「いつも明るく」|
|&image(21-75X.png)|ヒマワリモドキ|花冠|8~10月ごろ|21-75X|1.25Y 7.5/14|243/175/0||学名ヘリオプシス・ヘリアンソイデス、宿根ヒマワリ、ヒメヒマワリなどの別名で呼ばれるがヒマワリとは別属&br()園芸上は学名由来のヘリオプシスと呼ばれることも多い&br()小輪の花を複数つける&br()花言葉は「崇拝」「憧れ」「細やかな気配り」|
|&image(89-40T.png)|ノアザミ|花冠|5~8月ごろ|89-40T|10P 4/10|114/80/152||別名コアザミ&br()都市部でよく見かけるアザミの一種であり、若い茎は山菜として食される&br()根も食用にでき、きんぴらなどにして食べる&br()花言葉は「触らないで」「独立」「素直になれない恋」|
|&image(89-70H.png)|ムラサキバレンギク|花冠|6~10月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||学名エキナセア・プルプレア&br()学名由来のエキナセアと呼ばれることが多い北米原産のキク&br()欧米ではハーブティーとして飲まれているようだ&br()花言葉は「優しさ」「深い愛」「あなたの痛みを癒します」|
|&image(32-50L.png)|レタス&br()(グリーンリーフレタス)|葉||32-50L|2.5GY 5/6|119/127/48||和名チシャ、リーフレタスについてはチリメンヂシャ&br()暖かい日が続くとノゲシに似た花をつけるが、この花をつけるために茎をのばす「トウ立ち」を迎えてしまうと味が落ちてしまうため食用に向かない&br()そのためトウ立ちを迎える前に収穫しなければならない|
|&image(35-60T.png)|レタス&br()(フリルレタス)|葉||35-60T|5GY 6/10|127/160/0||上掲のリーフレタスと同様の葉レタス品種であるが、名の通り葉先がフリル状になっているレタス&br()葉はやや厚みがあり、シャキシャキとした歯ごたえが特徴の品種である|
|&image(21-75X.png)|メランポジウム・ディバリカツム|花冠|5~10月ごろ|21-75X|1.25Y 7.5/14|243/175/0||アメリカ南西部から中米にかけてが原産で、園芸上は学名由来のメランポジウムと呼ばれる&br()暑さに強く開花期が長いため花壇などに植えられる&br()花言葉は「元気」「あなたはかわいい」|
|&image(92-60H.png)|コスモス&br()(ピンク)|花冠|7~11月ごろ&br()(早咲きが6~8月ごろ、遅咲きが9~11月ごろとされる)|92-60P|2.5RP 6/8|194/126/164|秋桜色(こすもすいろ)|学名コスモス・ビピンナトゥス&br()和名オオハルシャギク、アキザクラ&br()別名ガーデンコスモス、メキシカンアスター&br()メキシコの高山地帯が原産で、秋の花の代名詞である&br()日本には明治20年ごろに渡来して栽培が始まったと言われるが一部は野生化している&br()花言葉は「調和」「謙虚」「乙女の純真」&br()ピンクの花は「乙女の純潔」|
|&image(92-40V.png)|コスモス&br()(赤)|花冠|7~11月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||コスモスの大半は秋にピンクの花を咲かせるが、品種改良で赤や白の花も作られている&br()赤いコスモスの花言葉は「調和」「愛情」|
|&image(27-90P.png)|コスモス&br()(黄)|花冠|7~11月ごろ|27-90P|7.5Y 9/8|245/230/109||黄色いコスモスは東京・町田市の玉川大学で黄色く変色した花が発見されたのがきっかけであり、&br()その花を交配させることで黄色い品種「イエローガーデン」の開発に成功&br()なお現在は形質劣化のしにくい「イエローキャンパス」が主力&br()花言葉は「幼い恋心」「自然美」「野生的な美しさ」|
|&image(17-70X.png)|キバナコスモス|花冠|6~10月ごろ|17-70X|2.5YR 7/14|245/153/0||学名コスモス・スルプレウス&br()別名イエローコスモス&br()メキシコ原産で、コスモスという名がついているが、コスモス(オオハルシャギク)とは別種であり交配できない&br()暑さに強いため夏の花壇に植えられるが、繁殖力が強く、こぼれ種で栽培するとコスモスを席巻してしまう&br()なお、コスモスは先述の通り別種のため交配できないが、チョコレートコスモスとは交配でき、ストロベリーチョコレートという交配種が作られている&br()花言葉は「野性的な美しさ」「野生美」「幼い恋心」|
|&image(22-70V.png)|オオアワダチソウ|花冠|7~10月ごろ|22-70V|2.5Y 7/12|219/166/0||学名ソリダゴ・ギガンテア、学名由来のソリダゴという別名でも呼ばれる&br()北米原産の帰化植物で、セイタカアワダチソウに比べ背が低く、また毛が無い&br()要注意外来生物に指定されており、侵略的な種である&br()希少生物保護の観点から礼文島では駆除対象となっている&br()花言葉は「引っ込み思案」|
|&image(99-30P.png)|ダリア&br()(品種名:ガーネット)|花冠|6~11月ごろ&br()ただし日本の夏は高温のため6月から咲くことはまれで、9~11月ごろが多い|99-30P|10RP 3/8|126/39/66||学名は植物学者カール・フォン・リンネの弟子であったアンデシュ・ダールにちなむ&br()メキシコ・グアテマラの高地原産で、和名テンジクボタン&br()日本には江戸時代にオランダから輸入された&br()花言葉は「華麗」「優美」「気品」「威厳」「優雅」「移り気」「裏切り」「気まぐれ」「不安定」&br()赤いダリアの花言葉は「華麗」「栄華」|
|&image(89-60T.png)|キダチダリア|花冠|11~12月ごろ|89-60T|10P 6/10|197/122/180||学名ダリア・インペリアリス、別名コウテイダリア、ツリーダリア&br()メキシコ・グアテマラの高地原産で、草丈は3~5mほどにも及ぶ巨大な種である&br()寒さには強いが霜には弱く、霜が降りると地上部は枯れてしまう&br()塊根を持つ多年草(宿根草)である&br()花言葉は「壮麗」「乙女の真心」「乙女の純潔」|
|&image(22-70V.png)|オニタビラコ|花冠|4~10月ごろ&br()三浦半島など温暖地では通年&br()北海道では5~10月ごろ|22-70V|2.5Y 7/12|219/166/0||日本全土に分布する野草であり、タビラコ(コオニタビラコの別名)より大型で背が高いためこの名があるが、花はコオニタビラコに比べ小さい&br()コオニタビラコは水田の近くに生えるが、オニタビラコは都市部でもよく見かける種である&br()春の七草のひとつ「ホトケノザ」とはコオニタビラコのことであるが、混同されてオニタビラコを食べる場合がある&br()本来は誤りであるが、食べられる野草ではあるため問題はない&br()なお風味はコオニタビラコに比べやや大味といわれる&br()花言葉は「仲間と一緒に」「純愛」「想い」|
|&image(27-85V.png)|ヤクシソウ|花冠|9~11月ごろ|27-85V|7.5Y 8.5/12|237/216/0||日本国内では北海道から本州、四国、九州、屋久島の日当たりのよい乾いた山野に生える&br()東京近郊では川崎市の生田緑地などにも生息している&br()無毒だが非常に苦みが強く、食用には向かない&br()若い葉はゆでてお浸しなどにして食べるか葉をちぎってサラダに散らすなどして食べるようだ&br()花言葉は「にぎやか」|
|&image(22-70V.png)|ノボロギク|花冠|通年&br()3~8月ごろが多い|25-70T|5Y 7/10|204/171/19||ヨーロッパ原産の帰化植物&br()サワギク(ボロギク)に似ていて野に生えるのでこの名がある&br()別名オキュウクサ、タイショウクサ&br()強害雑草であり畑地の敵とされ、また肝毒性のあるピロリジジンアルカロイドを含む毒草のため食べられない&br()花言葉は「遭遇」「一致」|
|&image(07-30L.png)|ガザニア・スプレンデンス&br()(レッドストライプ)|花弁&br()(腹)|4~10月ごろ|07-30L|7.5R 3/6|116/52/47||和名クンショウギク、南アフリカ原産&br()園芸上ガザニアはガザニア・リゲンスおよびそれをもとに品種改良されたガザニア・スプレンデンスを指すことが多い&br()春から秋にかけ勲章のような美しい花を咲かせる&br()花言葉は「あなたを誇りに思います」「身近な愛」「潔白」「きらびやか」|
|&image(19-75X.png)|ガザニア・スプレンデンス&br()(レッドストライプ)|花冠&br()(フチ)|4~10月ごろ|19-75X|10YR 7.5/14|249/172/0|||
|&image(95-30H.png)|ガザニア・スプレンデンス&br()(ローズストライプ)|花冠&br()(腹)|4~10月ごろ|95-30H|5RP 3/4|100/59/77|||
|&image(95-90A.png)|ガザニア・スプレンデンス&br()(ローズストライプ)|花冠&br()(フチ)|4~10月ごろ|95-90A|5RP 9/0.5|229/226/227|||
|&image(22-80V.png)|ガザニア・リネアリス|花冠|4~10月ごろ|22-80V|2.5Y 8/12|248/192/17||ガザニアの中でも草丈20㎝ほどの種で、リゲンスと並び多くの園芸品種の母体となった種でもある|
|&image(25-90A.png)|マーガレット&br()(白)|花冠|3~7月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219||和名モクシュンギク&br()カナリア諸島原産で、日本には明治末期に観賞用として輸入&br()元来は宿根草であるが、日本では暖地でのみ越冬できる&br()フランスギクに似るがやや小輪であり、白のほかにピンク、黄などの花を咲かせる品種もある&br()何年も越冬したマーガレットは茎が木質化するため半耐寒性常緑低木といえる&br()花言葉は「恋占い」「心に秘めた愛」「私を忘れないで」&br()白いマーガレットの花言葉は「心に秘めた愛」「誠実」「信頼」(※2)|
|&image(07-40V.png)|ガーベラ・ヤメソニー|花冠|4~11月ごろ|07-40V|7.5R 4/12|176/50/43||和名アフリカセンボンヤリ、狭義のガーベラは本種を指す場合が多い&br()熱帯アジア・アフリカ原産で本種を原種として多彩な園芸品種が作られている&br()フラワーアレンジメントにもよく使われる&br()ガーベラの花言葉は「常に前進」「希望」&br()赤いガーベラの花言葉は「神秘」「チャレンジ」「常に前進」(※3)|
|&image(22-80V.png)|ユリオプス・ペクチナータス|花冠|11月~翌年5月ごろ|22-80V|2.5Y 8/12|248/192/17||通称ユリオプスデージー、南アフリカ原産のユリオプス属のうちことに園芸用として流通する種&br()常緑低木であり、つぎつぎに黄色の花をつけるため、寂しくなりがちな冬の庭に彩を添える庭木として人気がある&br()日本では種子をつけることができないため挿し木で殖やす&br()花言葉は「明るい愛」「円満な関係」「夫婦円満」|
|&image(17-70X.png)|コセンダングサ|花冠|9~12月ごろ|17-70X|2.5YR 7/14|245/153/0||北米原産で日本には江戸時代ごろに渡来したと思われる&br()瓦や荒れ地などでよくみられる雑草として関東以西で帰化している&br()果実は集合痩果であり、先端にとげがついていてこのとげが動物の体毛などにくっつくことで運ばれる&br()人の衣服にもくっつくので「ひっつき虫」「くっつき虫」などと呼ばれる植物の一つである&br()花言葉は「味わい深い」「いたずら好きな子供」「移り気な方」「近寄らないで」|
|&image(09-80F.png)|フジバカマ|花冠|7~10月ごろ|09-80F|10R 8/3|226/193/182||学名ユーパトリウム・ジャポニクム&br()同じヒヨドリバナ(ユーパトリウム)属のヒヨドリバナに似るが、ヒヨドリバナの葉が裂けないのに対してこちらは三叉に裂けるので区別できる&br()花の色は淡いピンク色で、秋の七草のひとつとして楽しまれる&br()蘭草(ランソウ)と呼ばれる漢方薬の原料として使われる薬草でもある&br()花言葉は「遅れ」「ためらい」「躊躇」「あの日を思い出す」「優しい思い出」|
|&image(05-70L.png)|ユートロキウム・デュビウム&br()(品種名:ベイビージョー)|花弁|7~10月ごろ|05-70L|5R 7/6|223/157/152||ヒヨドリバナ(ユーパトリウム)属の北米原産種であるジョーピーウィード(ユーパトリウム・デュビウム、ただし最新の分類体系ではユートロキウム属のユートロキウム・デュビウムとされる)の栽培品種&br()和名をセイヨウフジバカマというが、その中でも小ぶりな品種であり花壇に好適である&br()花言葉は「思いやり」|
|&image(85-50P.png)|アゲラタム&br()(品種名:トップブルー)|花冠|6~11月ごろ|85-50P|5P 5/8|144/107/163||アゲラタムとはカッコウアザミ属(アゲラタム属)の総称であるが、日本で多く栽培されているのはオオカッコウアザミ(アゲラタム・ヒューストニアヌム)とカッコウアザミ(アゲラタム・コニゾイデス)の主観配合により作られた園芸品種がほとんど&br()花の形が同じキク科のアザミ属に、葉の形がシソ科のカッコウに似るためこの名がある&br()トップブルーは青紫色の涼しげな花をつける品種でサカタのタネが開発&br()丈夫で花もちがよい&br()花言葉は「信頼」「安泰」「名誉」「永遠の美」|
|&image(25-90B.png)|マルバフジバカマ|花冠|7~10月ごろ|25-90B|5Y 9/1|231/227/211||学名アゲラティナ・アルティッシマ&br()かつてはヒヨドリバナ(ユーパトリウム)属に分類されていたが、分類体系の見直しによって別属とされた&br()このためフジバカマ(ユーパトリウム・ジャポニクム)やセイヨウフジバカマ(ユートロキウム・デュビウム)とも別属である&br()1896年に渡来し、1915年ごろから箱根の強羅に帰化が確認された&br()トリメトルという毒素を含む毒草であり、家畜がそれを食べるとその体内がトリメトルで汚染されてしまい、その家畜の肉を食べたり乳を飲んだ人もトリメトル中毒になる「ミルク病」という食中毒の原因ともなった&br()刈り取っても地下茎からすぐに繁殖するため、近年では「里山の敵」として問題視されている&br()花言葉は「恋の相談役」|
|&image(25-90A.png)|ハキダメギク|花冠|ほぼ通年|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219||和名は本種が最初に民家の掃きだめで見つかったからといわれる&br()熱帯アメリカ原産で、日本には大正期に東京で発見され、関東以西の各地に帰化している&br()明治初期に渡来したといわれるが詳細不明&br()道端の雑草として定着しているが、気温さえ確保できれば通年開花するためハウス栽培農家にとっては害草である&br()食べられないことはないがキク科特有の残り香がある程度で味気ないという&br()花言葉は「不屈の精神」「豊富」|
|&image(95-50P.png)|ヒャクニチソウ&br()(ピンク)|花冠|5~11月ごろ|95-50P|5RP 5/8|175/97/128||メキシコ原産で、コスモスやダリアとは同郷である&br()日本には文久年間以前にアメリカ経由で渡来したといわれ、主に仏前花として全国で栽培されるようになったのが始まりである&br()丈夫で色あせにくいために花壇や庭などで栽培され、初夏から晩秋まで百日以上も花をつけるほど花もちがよいためにヒャクニチソウの名がある&br()学名ジニア・エレガンスから取ってジニアと呼ばれることもある&br()花言葉は「絆」「遠き友を思う」「いつまでも変わらぬ心」「注意を怠るな」「幸福」「思慕」「恋の喜び」|
|&image(82-50H.png)|クジャクアスター|花冠|6~9月ごろ|82-50H|2.5P 5/4|127/117/145||別名シュッコンアスター、クジャクソウ、フロストアスター&br()シオン(アスター)属の栽培品種でアメリカで作出されたものといわれる&br()シロクジャクにユウゼンギクなどを交配させて作られたといわれる&br()八重咲の品種も多く好まれる&br()花言葉は「飾り気のない人」「追憶」「君を忘れない」|
|&image(27-80V.png)|オトンナ・カペンシス|花冠|10月~翌年3月ごろ|27-80V|7.5Y 8/12|223/202/0||和名キバナシンゲツ&br()南アフリカ原産で、キク科でありながら多肉植物である&br()多肉質で匍匐性があるため、主にグラウンドカバーとして植栽されるほか、鉢植えでも出回る&br()花言葉は「忍耐」「希望」|
|&image(95-30D.png)|オトンナ・カペンシス&br()(ルビーネックレス)|葉||95-30D|5RP 3/2|87/66/74||オトンナ・カペンシスの中でも、葉が赤紫色になる品種&br()別名を紫月(シゲツ)という|
|&image(22-80V.png)|キンセイギク|花冠|5~6月ごろ|22-80V|2.5Y 8/12|248/192/17||学名クリソゴヌム・ペリエリ、園芸名としてはこの学名に由来するクリソゴヌムと呼ばれる&br()別名コガネグルマ、ゴールデンスター&br()北米東部原産で主に観賞用として栽培される&br()匍匐枝(ランナー)を出すためグラウンドカバーとしても好適な植物である&br()花言葉は特になし|
※1:ヒマワリは花の数によっても花言葉があり、「一目ぼれ」(1本)、「愛の告白」(3本)、「秘かな愛」(7本)、「最愛」(11本)、「ごめんなさい」(15本)、「絶望の愛」(17本)、「永遠の愛」「ずっと一緒にいよう」(99本)、「結婚しよう」(108本)、「何度生まれ変わってもあなたを愛す」(999本)。
※2:マーガレットも花の数によって花言葉があり、「あなたが運命の人」(1本)、「愛しています」(3本)、「一生愛し続けます」(4本)、「あなたに出会えたことが心からの喜び」(5本)、「あなたに夢中」(6本)、「思いやりに感謝しています」(8本)、「あなたは完璧」(10本)、「最愛」(11本)、「恋人(夫・妻)になってください」(12本)、「不安な愛」(16本)、「絶望の愛」(17本)。
※3:ガーベラもまた花の数によって花言葉があり、「一目ぼれ」「あなたが運命の人」(1本)、「愛しています」(3本)、「あなたに一生の愛を捧げます」(4本)、「あなたに夢中」(6本)、「あなたの思いやりに感謝します」(8本)、「いつまでも一緒にいてほしい」(9本)、「あなたは私の最愛の人」(11本)、「恋人(夫・妻)になってください」(12本)、「あなたに永遠の愛を誓います」(40本)、「私と結婚してください」(100本)。
**アブラナ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(27-80V.png)|アブラナ|花弁|2~5月ごろ|27-80V|7.5Y 8/12|223/202/0|菜種色(なたねいろ)&br()レープイエロー|別名ナノハナ、ナタネ&br()アブラナ科の代表種で、一般に菜の花といえばアブラナを指す&br()野菜および採油目的で栽培されるが、現在採油用として栽培されるのはセイヨウアブラナのほうであり、在来種は専ら観賞用または野菜として栽培されることが多くなった&br()主な料理はおひたし、和え物、天ぷら、炒め物、菜飯、菜の花鍋など&br()花言葉は「快活」「明るさ」|
|&image(85-50P.png)|オオアラセイトウ|花弁|3~5月ごろ|85-50P|5P 5/8|144/107/163||別名ショカツサイ、シキンソウ、ハナダイコン、ムラサキハナナ&br()アブラナに似た紫色の花をつけるばかりでなく、利用法もアブラナのそれとほぼ同じである&br()花言葉は「変わらぬ愛」「仁愛」「熱狂」「癒し」「優秀」「あふれる智恵」|
|&image(25-90C.png)|ダイコン|根茎||25-90C|5Y 9/1.5|233/227/203||別名スズシロ&br()サラダや野菜スティック、煮物、おでん、スープ、漬物などに用いる&br()切り干し大根やたくあん、大根おろしも有名|
|&image(89-70H.png)|ハマダイコン|花弁|8~10月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||別名ホソダイコン、ノダイコン、イソダイコン&br()名の通りダイコンの仲間であり、ダイコンとともにセイヨウノダイコンの変種とされる&br()ダイコンの中でも海岸沿いの砂地を中心に生える種であり、全草が食用になる&br()なお、ダイコンに比べると幾分辛みが強いといわれ、根は硬くて辛いためそのまま食すには適さない&br()そのため葉や花が主に食用となるが、たくあん等の漬物にすれば根も食べられる&br()花言葉は「ずっと待っています」|
|&image(27-85V.png)|ダイコンモドキ|花弁|3~5月ごろ|27-85V|7.5Y 8.5/12|237/216/0||別名ダテガラシ、アレチガラシ、ショートポッドマスタード&br()地中海原産で世界各地に帰化&br()アブラナ科の植物だが果実は短く丸い&br()葉が食用および薬用とされるらしい|
|&image(35-60H.png)|キャベツ|外葉||35-50Hと37-50Hのおおむね中間|5GY 6/4|140/153/103||別名カンラン&br()ヨーロッパ原産のヤセイカンラン(ワイルドキャベツ)を栽培用として改良した野菜&br()幅広い用途に使われる万能葉菜のひとつである|
|&image(37-50L.png)|ハクサイ|外葉先端付近||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||ブラッシカ・ラパの変種であり、本表冒頭のアブラナも同属変種のひとつである&br()鍋物の定番具材であり、このほかキムチや浅漬けなどといった漬物、また八宝菜などの中華料理の定番具材でもある|
|&image(35-85B.png)|ハクサイ|葉の根本および芯||35-85B|5GY 8.5/1|212/215/199||葉の大部分が白い色であるため「白菜」の名がある&br()韓国語では「ペチュ(ペクチュ)」と言い、一般に知られるキムチは「ペチュキムチ(白菜キムチ)」である|
|&image(27-85H.png)|ハクサイ|内葉先端付近||27-85H|7.5Y 8.5/4|224/215/155|||
|&image(85-40L.png)|ハボタン&br()(紫)|内葉||85-40L|5P 4/6|113/85/128||キャベツやケールの園芸品種とされる&br()色づいた葉の形をボタンの花に見立ててこの名がつけられている&br()花は他のアブラナ科植物とよく似た形の黄色い花であるが観賞の対象とはされず、トウ立ちする前に処分されることが多い&br()紫色のハボタンの色はアントシアニンに由来|
|&image(25-90D.png)|ハボタン&br()(白)|内葉||25-90D|5Y 9/2|236/227/195||白い葉の部分は葉緑素を持たない部分である&br()一応はキャベツの仲間であるため食用は可能であるが、食用品種であるキャベツに比べると味は落ちる&br()ハボタンは葉の部分に花言葉が与えられており「祝福」「愛を包む」「慈愛」「物事に動じない」「利益」|
|&image(27-90P.png)|ハボタン|花弁|4~5月ごろ|27-90P|7.5Y 9/8|245/230/109||アブラナ科の多くの種で見られる黄色い花をつける&br()花茎を伸ばすことをトウ立ちというが、ハボタンはトウ立ちすると全体が縦に伸びていき細長い形になる|
|&image(89-60T.png)|ストック&br()(淡紫)|花弁|3~5月ごろ&br()冬咲きの場合は12~3月ごろ|89-60T|10P 6/10|197/122/180||南欧原産、和名アラセイトウ、一般にストックの名で出回る&br()原産地では多年草だが、日本では秋まきの一年草として扱われる&br()秋まきの場合は春に開花するが、冬咲きのものもありそちらは苗から育てる&br()花言葉は「愛の絆」「永遠の美」&br()紫色の花の場合は「おおらかな愛情」|
|&image(89-30H.png)|ストック&br()(淡紫)|花弁|3~5月ごろ&br()冬咲きの場合は12~3月ごろ|89-30H|10P 3/4|93/61/88|||
|&image(99-30P.png)|ストック&br()(紅)|花弁|3~5月ごろ&br()冬咲きの場合は12~3月ごろ|99-30P|10RP 3/8|126/39/66||紅色の花の場合は「私を信じて」|
|&image(95-70L.png)|ストック&br()(ピンク)|花弁|3~5月ごろ&br()冬咲きの場合は12~3月ごろ|95-70L|5RP 7/6|215/158/177||ピンク色の花の場合は「ふくよかな愛情」|
|&image(25-90D.png)|ストック&br()(白)|花弁|3~5月ごろ&br()冬咲きの場合は12~3月ごろ|25-90D|5Y 9/2|236/227/195||白い花の場合は「思いやり」「ひそやかな愛」|
|&image(22-90B.png)|ナズナ|花弁|3~5月ごろ&br()冬咲きの場合は12~3月ごろ|22-90B|2.5Y 9/1|233/226/212||別名シャミセングサ、ペンペングサ&br()田畑や道端などに映える野草の一つであり、子供たちのおもちゃとして遊ばれてきた草でもある&br()開花期の全草を引き抜いて天日乾燥したものが「薺菜(せいさい)」と呼ばれ薬用になる&br()「春の七草」のひとつでもあり、キノコ汁などの具としても使われた&br()おひたしや塩辛などとしても食される&br()花言葉は「あなたに私のすべてを捧げます」|
|&image(25-90A.png)|マメグンバイナズナ|花弁|3~5月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219||北米原産で明治期以降に帰化が確認された&br()グンバイナズナ(グンバイナズナ属)に似るが小型の別属(マメグンバイナズナ属)で、果実は名の通りグンバイナズナに比して小さい&br()また上掲の日本固有種であるナズナ(ナズナ属)とも別属である&br()一応食用にはなるらしいが辛みがあり、「貧者の胡椒」という異名を持つ&br()食べ方としてはサラダ、カナッペ、スープなどのスパイスとして&br()花言葉は「あなたに渡したいものがあります」「頑張って」|
|&image(29-80V.png)|カキネガラシ|花弁|4~8月ごろ|29-80V|10Y 8/12|212/206/0||中国、ロシア、カシミール、パキスタン、カザフスタン、南西アジア、ヨーロッパ、アフリカ原産&br()日本には明治末に移入し帰化している&br()羽上に深裂した葉はキク科のそれを思わせるが花の形状でアブラナ科だとわかる&br()英名ヘッジマスタード&br()花言葉は特につけられていない|
|&image(89-70H.png)|アリッサム|花弁&br()(外縁部)|3~6月ごろ、および9~12月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||和名ニワナズナ&br()マカロネシア、地中海原産&br()園芸名として使われる「アリッサム」という名はかつてミヤマナズナ属(アリッサム属)に分類されていたことによるものだが、現在はニワナズナ属(ロブラリア属)に分類される&br()別名スイートアリッサム&br()花壇や鉢植え、ロックガーデンなどに向いており可愛らしい花をつけることから人気がある&br()花言葉は「優美」「飛躍」「美しさに優る価値」|
|&image(25-90A.png)|ユリワサビ|花弁|3~5月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219||別名イヌワサビ、ハナワサビ&br()ワサビ(ホンワサビ)に比して小型の種で、ワサビ同様に全草が山菜および薬用となる&br()灰汁がないので生で食べられる一方、熱を通しすぎると苦みが出る&br()花言葉は「目覚め」「嬉し涙」|
**サトイモ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(07-40X.png)|オオベニウチワ|苞葉(仏炎苞)|5~10月ごろ|07-40X|7.5R 4/14|186/33/33||コロンビア原産、学名アンスリウム・アンドレアヌム&br()一般にアンスリウムという名で出回っている&br()主に苞葉の色を楽しむ室内観賞用植物である&br()花言葉は「情熱」「印象深い」「煩悩」「恋にもだえる心」|
|&image(29-90B.png)|オランダカイウ|苞葉(仏炎苞)|3~6月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||おもに南アフリカ原産、学名サンテデスキア・アエティオピカ&br()日本には江戸時代にオランダから輸入されてきたためオランダカイウの名がある&br()園芸上は「カラー」または「カラー・リリー」という名で出回る&br()主に苞葉の色を楽しむ室内観賞用植物である&br()花言葉は「乙女のしとやかさ」「清浄」「華麗なる美」|
**ヤマノイモ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(22-80F.png)|ナガイモ|担根体&br()(外皮)||22-80F|2.5Y 8/3|216/198/160||一般に多く出回っているナガイモは名の通り長い担根体(イモ)が特徴&br()水分が多く焼き物、天ぷら、およびとろろ芋などに使われる|
**ショウガ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(22-75L.png)|ショウガ|根塊&br()(外皮)||22-75L|2.5Y 7.5/6|223/180/117||英名ジンジャー、熱帯アジア原産の香辛料及び生薬&br()独特の辛味と香りがあり、日本では魚料理によく付け合わされるほか、&br()豚肉などの生姜焼きの味付けにも用いられる&br()甘いものとも相性がよく、生姜飴や冷やし飴、ジンジャーエール、ジンジャークッキーなどにも使用される&br()甘酢漬けは寿司店においては「ガリ」と呼ばれるほか、梅酢でつけたものは「紅生姜」と呼ばれる|
|&image(35-90A.png)|ジンジャーリリー&br()(ホワイトジンジャー)|花弁|8~11月ごろ|35-90A|5GY 9/0.5|226/228/219||熱帯アジア原産だが熱帯アメリカでも野生化し、キューバでは国花とされる&br()和名ハナシュクシャ&br()日本には江戸時代末期に観賞用として渡来&br()白く美しく、香り高い花をつける&br()根茎は薬用とされ、中国南部では痛み止めとして使われ、マレー地域では腫物の治療薬やうがい薬として使われている&br()花言葉は「信頼」「あなたを信頼します」「豊かな心」「慕われる愛」「無駄なこと」|
**ツバキ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(99-50X.png)|ツバキ&br()(赤花)|花弁|10~12月ごろ(早咲き)&br()12月~翌3月ごろ(冬咲き)&br()3~4月ごろ(春咲き)|99-50X|10RP 5/14|215/64/106|椿色(つばきいろ)、&br()カメリア|一般にツバキと呼ばれる植物はヤブツバキを指す&br()別名ヤマツバキ&br()本種と寒冷地に生息するユキツバキや、後述のサザンカなどと交配させることでさまざまな品種が作られている&br()赤いツバキの花言葉は「控えめなすばらしさ」「気取らない優美さ」「謙虚な美徳」|
|&image(22-90B.png)|サザンカ&br()(白花)|花弁&br()(腹)|10~12月ごろ|22-90B|2.5Y 9/1|233/226/212||和名は本来の読みである「サンザカ」が訛ったものとされる&br()日本国内においては山口県以西、四国、九州、南西諸島に野生種が分布するが栽培品種は全国で見かける&br()童謡「たきび」でも歌われている晩秋から初冬の花である&br()花言葉は「ひたむきな愛」「ひたむきさ」「理想の恋」「困難に打ち勝つ」&br()白花のサザンカの花言葉は「愛嬌」「あなたは私の愛を退ける」|
|&image(95-70L.png)|サザンカ&br()(白花)|花弁&br()(フチ)|10~12月ごろ|95-70L|5P 7/6|215/158/177||サザンカの種子からは油が採れ、「サザンカ油」または「ユチャ油」と呼ばれる&br()油は化粧品股は食用として使われるがかつては照明の燃料にも使われたそう&br()漢字では山茶花と書くが、新芽は茶として飲むことができる&br()茶は香りが高く爽快感のあるすっきりした味だそうである&br()なお花も茶として飲むことができるらしい|
|&image(97-50V.png)|カンツバキ&br()(赤花)|花弁|10~12月ごろ|97-50V|7.5RP 5/12|197/79/133||晩秋から初冬の寒い時期に咲くためカンツバキという&br()サザンカとツバキは同属(ツバキ属)であるため交配でき、これによって生まれたのがカンツバキである&br()花言葉は「愛嬌」「謙譲」「申し分のない愛らしさ」|
|&image(29-90B.png)|チャノキ|花弁|10~12月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||インド、ベトナム、中国南西部が原産といわれるが詳細不明&br()別名をチャということからわかる通り、お茶の原料となる木である&br()日本で育てられるのは中国種と呼ばれるものを品種改良した系統であり、紅茶の原料となるのはインド・アッサム地方原産のアッサムチャ(アッサムティー)が多い&br()ただし当然ながら日本で栽培されるチャノキからも紅茶は作れる&br()日本では玉露をはじめとして緑茶として飲まれることが多い&br()チャの花は11月の季語&br()花言葉は「追憶」「純愛」|
|&image(25-90H.png)|キンカチャ|花弁|11月~翌年3月ごろ|25-90H|5Y 9/4|242/223/168||中国原産でツバキ属キンカチャ節(カメリア・クリサンサ)の総称&br()名の通りの黄色の花をつけるツバキのことで別名をイエローカメリアという&br()その花の色から金運や幸運を呼ぶ花とされて人気がある&br()ただしチャとは言うが飲用には適さない&br()花言葉は「円満」|
|&image(35-90A.png)|トンキンユチャ|花弁|12月~翌年3月ごろ|35-90A|5GY 9/0.5|226/228/219||別名エツナンユチャ、ベトナムユチャ、アブラツバキ&br()中国南部からベトナム原産&br()チャと名乗るがお茶としては使われず、むしろ観賞用あるいは採油用である&br()ユチャ油が化粧品などに用いられる&br()花言葉は特に設定されていない|
**シュウカイドウ科(ベゴニア科)
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(07-70L.png)|ベゴニア・センパフローレンス&br()(ピンク)|花弁|4~10月ごろ&br()(屋外での場合、屋内では通年)|07-70L|7.5R 7/6|224/257/145||ブラジル原産、別名シキザキベゴニア&br()一般に多く出回っているベゴニアであり、花壇や鉢植えなどで栽培される&br()半日陰または日陰の水はけがよい場所を好むので、建物の影になりがちな場所や屋内で育てるのがよい&br()花言葉は「幸福な日々」「愛の告白」「片思い」&br()ピンクのベゴニアの花言葉は「丁寧」|
|&image(09-90D.png)|ベゴニア・センパフローレンス&br()(白)|花弁|4~10月ごろ&br()(屋外での場合、屋内では通年)|09-90D|10R 9/2|243/223/216||白いベゴニアの花言葉は「真実」「親切」|
|&image(08-50V.png)|ベゴニア・センパフローレンス&br()(赤)|花弁|4~10月ごろ&br()(屋外での場合、屋内では通年)|08-50V|8.75R 5/12|206/81/51||赤いベゴニアの花言葉は「公平」|
|&image(15-90A.png)|コウトウシュウカイドウ|花弁|3~10月ごろ(原産地域の八重山諸島における)|15-90A|5YR 9/0.5|231/226/222||日本では沖縄県石垣島、西表島、与那国島に分布&br()同属の種は本土にシュウカイドウが見られるものの、シュウカイドウは外来種であるため、本来の自生種は本種とマルヤマシュウカイドウのみである&br()西表島では「スン」、与那国島では「パッパ」と呼ばれた&br()森林内の渓流沿いの岩の上に生えるが、与那国島では日当たりのよい岸壁にも生息している&br()かつては西表島、石垣島などで食用とされていたが渓流環境の破壊や園芸用とするための採集圧によって沖縄県のレッドデータブックで危急種に指定されている&br()花言葉は「可憐な欲望」|
**ブドウ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(85-20D.png)|ブドウ&br()(品種名:巨峰)|果皮||85-20D|5P 2/2|55/45/60||中近東原産と言われ、日本では奈良時代から栽培が始まったとされる&br()「巨峰」は日本で最も多く栽培される品種で「石原早生」と「センテニアル」の交雑によって静岡県で誕生&br()品種名は富士山にちなむ&br()大粒で果汁が多く甘みが強いため「ブドウの王様」の異名を持つ|
|&image(95-30D.png)|ブドウ&br()(品種名:デラウェア)|果皮||95-30D|5RP 3/2|87/66/34|ぶどう色、&br()グレープ|品種名の「デラウェア」とはアメリカ・オハイオ州デラウェア市にちなんでおり、デラウェア州由来ではない&br()日本では明治期から栽培されている品種であり、種なしブドウとして生産される&br()小粒で甘みがあり、生食及びワイン用|
|&image(32-80P.png)|ブドウ&br()(品種名:シャインマスカット)|果皮||32-80P|2.5GY 8/8|198/208/92|マスカットグリーン|「安芸津21号」と「白南」の交雑種で岡山県にて誕生&br()2022年ごろには国内での作付面積のトップに躍り出たとされる|
|&image(95-30P.png)|ノブドウ|果皮||95-30P|5RP 3/8|120/42/84||別名イヌブドウ、カラスブドウ&br()日本ではほぼ全国の山野や薮で見られるが、都市の空き地でも見ることができるほか、果実を鑑賞する目的で栽培されることもある&br()果実は渋みが強く、またノブドウミタマバエの幼虫が潜伏していることが多く一般には食用とはならない&br()ただし焼酎につけた「野ぶどう酒」や花が咲く時期の葉を乾燥させてお茶にした「野ぶどう茶」としては利用される|
|&image(35-80H.png)|ヤブカラシ|花盤|6~8月ごろ|35-80H|5GY 8/4|194/206/149||別名ヤブガラシ、ビンボウカズラ、ヤブタオシ&br()日本ではほぼ全国の山野や薮で見られる&br()関東以北のヤブカラシはすべて三倍体であるため結実しないが、中部以西には実をつける二倍体が生じる&br()伸び始めたつる先のやわらかい若芽、葉や巻きひげを取り去った茎の部分は食用で、アク抜きをしてからあえ物、煮びたし、おひたし、炒め物などで食べるようだ&br()根は「烏歛苺(ウレンボ)」といって利尿、鎮痛、解毒薬として用いる&br()駆除が困難な植物の一つである&br()花言葉は「不倫」「攻撃性に富んだ」「積極性のある」|
|&image(42-30H.png)|ツタ|花盤||42-30H|2.5G 3/4|41/79/57||別名アマヅラ、ナツヅタ、モミジヅタ&br()日本では北海道から九州までの低地に分布し、木の幹や建物の壁を覆うようにして生える&br()そうした性質から「伝って」が和名の由来とされる&br()このため、建物の表面を覆う装飾としてもしばしば使われ、道路の擁壁にも用いられる&br()樹液はアマヅラと呼ばれる甘味料として使われていた|
**セリ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(09-50T.png)|ニンジン&br()(五寸ニンジン)|根||09-50T|10R 5/10|194/91/57|キャロット|日本で現在多く流通しているのは西洋系の五寸ニンジンである&br()根菜の一つでありβカロテンが豊富に含まれる&br()幅広い料理に使われる|
|&image(37-50L.png)|パセリ&br()(カーリーパセリ)|葉&br()(オモテ)||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||別名オランダゼリ、ペルシ、シャンチン&br()日本では料理の付け合わせや飾りとして使われることが多いが実は栄養価が高い野菜である&br()バジルと並び世界中で広く使われるハーブの一種でもある|
|&image(37-60L.png)|セロリ|葉&br()(オモテ)||37-50Lと37-80Lの概ね中間|7.5GY 6/6|95/132/69||別名オランダミツバ、キヨマサニンジン&br()サラダとして食べられることが多いが、スープやシチュー、カレーなどの隠し味にも使われるほか天ぷらとしても供される&br()種子はセロリシードと呼ばれスパイスとなり、ピクルスの辛味付けに使われる|
|&image(29-90B.png)|オルレア|花弁|3~7月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||オルラヤとも読まれる&br()コリアンダーに似た花をつけるが観賞用の植物であり食べることはない&br()花言葉は「可憐な心」「静寂」「細やかな愛情」|
|&image(29-80V.png)|オヤブジラミ|花弁|4~5月ごろ|29-80B|10Y 8/1|202/201/185||日本では本州、四国、九州および琉球諸島に分布&br()ヤブジラミ属のヤブジラミに比べて果実が大きく、反面花は小さい&br()開花時期もヤブジラミに比べて早く、春から初夏に咲く&br()シャク(ヤブニンジン)に非常によく似ているが苦みが強く食用にはあまりされない&br()果実については香辛料として使われたといわれる&br()花言葉は「人懐っこい」|
**イネ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(32-80P.png)|コバンソウ|花穂|5~6月ごろ|32-80P|2.5GY 8/8|198/208/92||別名タワラムギ&br()ヨーロッパ原産で明治時代に観賞用として持ち込まれたものが帰化した&br()花穂はドライフラワーとしても使われる&br()穂の部分を炒め、胡麻やピーナッツを加えたシリアルとして、またほかの野菜と合わせて天ぷらにして食べることができる&br()花言葉は「大金持ち」「心を揺さぶる」「熱心な議論」|
|&image(35-60T.png)|ミヤコザサ|葉&br()(オモテ)||35-60T|5GY 6/10|127/160/0||草丈の低い笹でクマザサに比べ小型&br()栽培しやすく造園植物として用いられる|
|&image(32-50L.png)|トウチク|葉||32-50L|2.5GY 5/6|119/127/48||中国南部および台湾原産&br()造園業界ではダイミョウチクと呼ばれ流通する竹&br()ナリヒラダケに似た竹であるが枝はこちらの方が多い&br()寒さに弱いため関東以西で植栽される&br()マダケとは全く違う風情を見せ美しいので庭園や垣根によく使われる|
|&image(25-80P.png)|トウモロコシ|種子||25-80P|5Y 8/8|226/199/89||別名トウキビ、コーン&br()料理用ならびに製菓用として広く用いられるほか、種子からとれたデンプンはコーンスターチと呼ばれ多岐に利用される&br()なおイギリスではトウモロコシを指してメイズという|
|&image(35-60T.png)|エノコログサ|花穂|6~9月ごろ|35-60T|5GY 6/10|127/160/0||アワの原種とされ、日本には縄文時代に渡来したと言われる&br()花穂が犬の尾に似ており、「犬っころ草」が転訛したものが和名の由来と思われる&br()別名オアソビグサ、ネコジャラシ&br()籾ずりをしてから煎ることでゴマのような食べ方ができるようだ&br()花言葉は「遊び」「愛嬌」|
|&image(15-30D.png)|チカラシバ|花穂|8~11月ごろ|15-30D|5YR 3/2|88/67/56||別名ミチシバ&br()日本では北海道南西部以南の全土に分布する&br()道端などに生える雑草であるが根がしっかりしており、刈り取るのも引き抜くのも厄介である&br()非常に強い力を入れないと引き抜けないのでチカラシバの名がある&br()穂は子供のおもちゃとなり、手で握ったりズボンの中に入れたりして遊ぶ&br()籾ずりをしてから煎ることでゴマのような食べ方ができるようだ&br()花言葉は「新年」|
|&image(22-70L.png)|ススキ|花穂|9~11月ごろ|22-70L|2.5Y 7/6|203/169/99||別名カヤ、オバナ&br()秋の七草のひとつであり秋の花の代名詞&br()近年は同属のオギと交配した「オギススキ」がバイオマス作物として注目されている&br()花言葉は「活力」「生命力」「精力」「なびく心」「憂い」「心が通じる」「悔いのない青春」「隠退」|
|&image(39-50H.png)|シバ|葉||39-50H|10GY 5/4|97/130/95||別名ノシバ、ニホンシバ&br()日本国内において芝生に使われる最もポピュラーな植物である&br()河川敷の堤防や飛行場、公園、法面などに広く植栽される&br()また、放牧場などでは飼料(飼葉、カイバと読む)としても栽培される&br()野生化では道端や背の低い草原などで見られる種である|
**カヤツリグサ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(29-70T.png)|カヤツリグサ|花穂|7~10月ごろ|29-70T|10Y 7/10|184/178/0||別名マスクサ&br()本州から九州まで広く分布する&br()かつて子供たちがこの草の茎を裂いて蚊帳を吊ったような形にして遊んだためカヤツリグサの名がある&br()道端や荒れ地などで普通に見かける草である&br()花言葉は「伝統」|
|&image(29-80H.png)|シュロガヤツリ|花穂|6~10月ごろ|29-80H|10Y 8/4|206/603/144||マダガスカル原産で日本では本州南部以南で帰化している&br()湿地や河川敷など、水気のある場所を好む水生植物で、日本には観葉植物として入ったものが逸走して野生化したとされる&br()河川敷などで群落を作るものの繁殖力はさほど高いわけではない&br()近年は水質浄化作用が注目され、河川敷や公園内の池、浄水場などの敷地内に植栽されることもある&br()別名アンブレラパピルス&br()花言葉は「言い表せない思い」「伝統」「歴史」|
**ウリ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(42-30H.png)|キュウリ|果皮&br()(未熟果)||42-30H|2.5G 3/4|41/79/57||ヒマラヤ山麓原産の野菜であり未熟果を食べる&br()かつては熟した果実も食べられていたが甘みが薄く現在ではほとんど食べることはない&br()サラダ、和え物、酢の物、漬物などにされる場合が多いが炒めてもおいしい|
|&image(35-30D.png)|セイヨウカボチャ&br()(品種名:栗かぼちゃ)|果皮||35-30D|5GY 3/2|68/74/56||別名ナンキン、トウナス、方言名ボウブラ、ボーボラ&br()南北アメリカ原産で、日本で一般に出回るカボチャといえばアンデス原産のセイヨウカボチャ(栗かぼちゃ)である&br()煮物、天ぷら、鍋物などに使われる|
|&image(17-70X.png)|セイヨウカボチャ&br()(品種名:栗かぼちゃ)|果肉||17-70X|2.5YR 7/14|245/153/0|パンプキン、&br()パンプキンイエロー|栗かぼちゃをはじめ、熟したカボチャの果肉は鮮やかな黄橙色である&br()この色はβ-カロテンに由来している&br()ニンジン(セリ科)、トマト、ピーマン、パプリカ、シシトウ(いずれもナス科)などと同じく緑黄色野菜の一つである|
|&image(19-80L.png)|ズッキーニ|花弁|5~9月ごろ|19-80L|10YR 8/6|236/193/129||アメリカ・テキサス州からメキシコ原産といわれる&br()和名はウリカボチャといい、キュウリに似るがペポカボチャ(スカッシュ)の仲間である&br()イタリア料理のカポナータやフランス・プロヴァンスの家庭料理であるラタトゥイユなど地中海地方で広く使われる野菜である&br()花言葉は「ほのかな恋」|
|&image(22-80V.png)|トウガン|花弁|6~8月ごろ|22-80V|2.5Y 8/12|248/192/17||熱帯アジア、インド、東南アジアが原産といわれ、日本では中国を経て移入し栽培されてきた&br()果実を食用とし、秋に収穫した果実は冬まで貯蔵できるためトウガンという&br()別名トウガ、カモウリ、シブイ、ウィンターメロン&br()花言葉は特につけられていない&br()「冬瓜の花は咲いても百に一つ」ということわざがあり、無数の花をつける割に結実する花が少なく「無駄が多いことのたとえ」といわれる|
|&image(42-30H.png)|トウガン&br()(品種名:大丸冬瓜)|果皮||42-30H|2.5G 3/4|41/79/57||トウガンの実はその95%が水分であり栄養価の面では評価が低いが、低カロリーであり、なおかつ食べ応えもあるためダイエット食として注目される&br()中国では利尿効果があるとして薬膳料理に供される&br()調理法としては主に煮物やスープなど&br()果皮はユウガオの代用品としてカンピョウの材料となる|
|&image(25-90A.png)|カラスウリ|花弁|7~9月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219||別名クマズサ、タマズサ、チョウジウリ、キツネノマクラ、ムスビショウ、ヤブキュウリなど&br()日本では北海道、本州、四国、九州に分布&br()食べる人こそ少ないものの若葉が食用となり、ゆでてから水にさらし、胡麻和えやマヨネーズ和えなど、また生の若葉を天ぷらとして食す&br()未熟果は塩漬けやみそ漬けにしてお新香として酒の肴に供されるが、苦みとクセがあり万人向けではない&br()花言葉は「誠実」「よき便り」「男嫌い」|
|&image(27-85V.png)|ゴーヤー|花弁|7~9月ごろ|27-85V|7.5Y 8.5/12|237/216/0||熱帯アジア原産で、日本では江戸時代ごろから中国を経て移入し栽培されてきた&br()標準和名はツルレイシ、別名をニガウリ、沖縄本島ではゴーヤー、八重山地方ではゴーヤ、宮古島地方ではゴーラ、このほか九州ではニガゴリ、トーグリなどと呼ばれる&br()特に沖縄料理ブームや連続テレビ小説「ちゅらさん」の影響もあってゴーヤーの名前が広く認知されている&br()このため本項の見出しもそれに準拠しゴーヤーとした&br()花言葉は「強壮」|
|&image(39-50H.png)|ゴーヤー|果皮(未熟果)||39-50H|10GY 5/4|97/130/95||ゴーヤーは未熟果の果皮付近を食用とする&br()ニガウリという別名の通り強い苦みがあり好き嫌いが分かれる&br()代表的な料理としては豆腐や野菜、卵、ランチョンミートなどと炒めたゴーヤーチャンプルーが有名だが、奄美地方では後述するソテツで作った「ナリ味噌」を使った炒め物やあえ物も作られる&br()また大分県や熊本県ではナスとゴーヤーを炒めて小麦粉を水で溶いたあんを絡めてとろみをつけた「こねり」(国東地方では「オランダ」)という料理がある&br()ゴーヤーはつる性植物であるため、グリーンカーテンとしても広く利用されている|
|&image(25-85V.png)|ヘチマ|花弁|7~10月ごろ|25-85V|5Y 8.5/12|247/212/0||インド、東南アジア原産といわれる&br()別名イトウリ、沖縄ではナーベラーという&br()一年で発芽、開花、雄花と雌花による受粉、結実、枯死というライフサイクルをたどるため、小学校などの教材として栽培されることが多い&br()花言葉は「悠々自適」|
|&image(37-50L.png)|ヘチマ|果皮(未熟果)||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||ヘチマは熟しきって茶色くなった実を水にさらして軟質部を腐らせ、乾燥させることでヘチマたわしとして利用されるほか、完熟した実からとれる液体が「ヘチマ水」として薬用となる&br()未熟果は独特の苦みがあり、沖縄料理の「ナーベラーンブシー」などをはじめ、主に九州や南西諸島で調理される&br()ただしククルビタシンというステロイドを含んでおり、苦みの強いヘチマを無理して食べると嘔吐や下痢などの症状が出る場合がある|
**シソ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(95-30D.png)|アカジソ|葉||95-30D|5RP 3/2|87/66/34||中国、ミャンマー、ヒマラヤ原産&br()一般に「シソ」といえばアカジソを指す場合が多い&br()梅干しや漬物などの色付けに使われることが多い&br()他、ジュースや薬味として使われることもある&br()三島食品のふりかけ「ゆかり」はアカジソが原料|
|&image(92-40V.png)|アカジソ|花弁|8~10月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||シソご飯や赤シソ天など料理に使われることが多いアカジソだが他のシソ科植物などと同様ハーブとしての薬効もある&br()主な薬効は便秘、食欲不振、消化不良、気管支炎、せき、たん&br()花や実も葉と同様に食用または薬用になる&br()花言葉は「善良な家風」「力がよみがえる」|
|&image(37-50L.png)|アオジソ|葉||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||アオジソの若葉は「大葉」と呼ばれ、刺身のツマ、天ぷら、薬味などに用いる&br()関西では「セイソ」という別名がある|
|&image(29-90B.png)|アオジソ|花弁|9~10月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||アオジソの花や実もまた食用、薬用になる&br()花言葉はアカジソに同じ|
|&image(79-40T.png)|キランソウ|花弁|3~5月ごろ|79-40T|10PB 4/10|99/85/158||別名ジゴクノカマノフタ、イシャゴロシ、イシャイラズ、チリメンソウなど&br()開花期の全草を干したものが「筋骨草(きんこつそう)」と呼ばれる生薬になり、高血圧、鎮咳、去淡、解熱、健胃、下痢止め、切り傷などに効果があるとされる&br()花言葉は「あなたを待っています」「追憶の日々」「健康をあなたに」|
|&image(79-40T.png)|セイヨウジュウニヒトエ|花弁|4~6月ごろ|79-40T|10PB 4/10|99/85/158||別名セイヨウキランソウ、ブルービューグル、アジュガ、カーペットウィードなど&br()アジュガはグラウンドカバーとして植えられるほか、ハーブとしても使われる&br()血圧を下げる薬効があるという&br()花言葉は「強い友情」「心休まる家庭」|
|&image(07-40X.png)|サルビア・スプレンデンス|花弁|5~10月ごろ|07-40X|7.5R 4/14|186/33/33||アキギリ属(サルビア属)において一般にサルビアと呼ばれる種が本種であり別名スカーレットセージ、ヒゴロモソウ&br()東京都町田市などでは自治体の花となっている&br()花言葉は「智恵」「尊敬」「家族愛」「よい家庭」&br()また、赤いサルビアの花言葉は「燃える思い」|
|&image(79-40T.png)|サルビア・スペルバ&br()(品種名:メルローブルー)|花弁|5~10月ごろ|79-40T|10PB 4/10|99/85/158||アキギリ属(サルビア属)の園芸品種の一つ&br()メルローブルーは青紫色の花をつける&br()青いサルビアの花言葉は「智恵」「尊敬」|
|&image(99-40V.png)|サルビア・ミクロフィラ&br()(赤色)|花弁|5~11月ごろ|99-40V|10RP 4/12|175/44/85||アキギリ属(サルビア属)の園芸品種の一つで、通称チェリーセージ&br()メキシコ原産のサルビアで草丈が高い&br()繁殖力が強いので地植えは避けるべきとされる&br()花言葉は「智恵」「尊重」「燃える思い」|
|&image(79-40T.png)|サルビア・ガラニチカ|花弁|6~10月ごろ|79-40T|10PB 4/10|99/85/158||アキギリ属(サルビア属)の園芸品種の一つ&br()日本では「メドーセージ」の名で呼ばれるが誤用であり、メドーセージとは元来ラルビア・プラテンシスを指す&br()また、「ガラチニカ」との誤記もしばしば散見される&br()他のシソ科植物と同様ハーブの一種であり、葉は肉料理や魚料理の臭み消し用として使われる&br()花言葉について上記サルビア・ミクロフィラの項を参照されたい|
|&image(89-40T.png)|サルビア・レウカンサ|花弁|8~11月ごろ|89-40T|10P 4/10|114/80/152||別名アメジストセージ、メキシカンセージ&br()上部で繁殖力も強く、育てやすいセージである&br()ハーブティーとしても使われることがあり、消化改善の薬効がある&br()花言葉は「家族愛」「家庭的」|
|&image(92-40V.png)|スーパーサルビア&br()(品種名:ロックンロール・ピンクスパイダー)|花弁|5~11月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||学名サルビア・ハイブリッド&br()学名からわかる通りのハイブリッド系サルビア「ロックンロール」シリーズの一品種である&br()生育力が旺盛で開花時期が長いのが特徴の品種&br()開発元は国際園芸会社のプルーブン・ウィナーズで、本品種は英語圏では「ロッキン・フューシャ」という名で流通する&br()本種のような赤紫色のサルビアの花言葉は「炎のような情熱」|
|&image(82-40T.png)|ムルチフィダ・ラベンダー|花弁|5~7月ごろ|82-40T|2.5P 4/10|114/80/152|ラベンダー色|別名レースラベンダー、エジプシャンラベンダー&br()本種はラベンダー独特の香りはなく、花の美しさを楽しむ品種である&br()ラベンダーの花言葉は「繊細」「清潔」「沈黙」「疑惑」「不信」「期待」「あなたを待っています」「許し合う愛」|
|&image(89-40T.png)|デンタータ・ラベンダー|花弁|5~7月ごろ|89-40T|10P 4/10|114/80/152||別名フレンチラベンダー、キレハラベンダー&br()本種は暑さに強いとされ、花の色と香りを楽しむ品種である&br()フレンチラベンダーの花言葉は「繊細」「豊香り」「沈黙」「私に答えてください」|
|&image(37-50L.png)|バジル&br()(スイートバジル)|葉&br()(オモテ)||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||別名メボウキ、バジリコ&br()熱帯アジア原産のハーブで「ハーブの王様」の異名を持つ&br()世界中で広く使われるハーブであり、イタリア料理でもおなじみ|
|&image(75-80D.png)|ローズマリー&br()(白花)|花弁|11月~翌年5月ごろ|75-80D|5PB 8/2|56/108/57||和名マンネンロウ&br()園芸用および食用でハーブの一種&br()小さなかわいらしい花をつけ、その姿と香りを楽しむ&br()また、花も食用になり、「フラワーソルト」なる塩漬けも存在する&br()花言葉は「貞節」「静かな力強さ」「思い出」「誠実」「変わらぬ愛」「あなたは私を蘇らせる」「私を思って」「追憶」|
|&image(39-40L.png)|ローズマリー|葉||39-40L|10GY 4/6|56/108/57||ローズマリーの葉はきりっとした強い香りが特徴で臭みを消す役目があるため肉料理によく合う&br()またバジルやオレガノなどと並んでトマトソースにも合うハーブでもある|
|&image(37-50L.png)|マルバハッカ|葉&br()(オモテ)||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||別名アップルミント&br()料理や菓子などの香りづけやサラダ、アップルミントティーなどに使用される&br()繁殖力が強く侵略的な植物のため、野外で栽培する際は注意を要する|
|&image(35-70H.png)|マルバハッカ|葉&br()(ウラ)||35-70H|5GY 7/4|95/132/69||ミントの葉の裏には細かい毛が生えており白っぽい|
|&image(92-40V.png)|タイマツバナ|花弁|6~9月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||別名オスウェゴティー、ビーバーム、レッドベルガモット、モナルダ&br()北米原産で観賞用としてのほかハーブティーとしても使われる&br()養蜂家の間では蜜源としても栽培される&br()花言葉は「野性的」「安らぎ」「やわらかな心」「身を焦がす恋」「感受性豊か」「燃え続ける想い」|
|&image(95-50V.png)|ヒメオドリコソウ|花弁|3~5月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||ヨーロッパ原産の帰化種であり、空き地や荒れ地などで普通に見られる野草&br()日本固有種であるオドリコソウに比べて小柄であるためこの名がある&br()地域によっては天ぷらや胡麻和えなどで食されることもあるが、葉は揉むと悪臭があり、また毛が多くそのままでは食感も悪いため下処理が必要&br()花の蜜は甘い&br()花言葉は「陽気」「愛嬌」「快活」「春の幸せ」|
|&image(95-50V.png)|ホトケノザ|花弁|3~5月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||別名サンガイグサ&br()北海道を除く全国でみられる野草であり、前出のヒメオドリコソウとは同属でよく似ている&br()春の七草と間違われることもあるが、あちらはキク科のコオニタビラコを指す&br()本種は悪臭が強く青臭いため風味も悪く、食用には適さない&br()花の蜜は甘い&br()花言葉は「調和」「輝く心」「小さな幸せ」|
|&image(85-90D.png)|ウエストリンギア・フルティコサ|花弁|4~5月ごろ、および9~11月ごろ|85-90D|5RP 9/2|230/225/235||別名オーストラリアンローズマリー、コーストローズマリー、スモーキーホワイト&br()オーストラリア原産でローズマリーに似るが、ローズマリーはサルビア属(サルビア・ロスマリヌス)であり別属別種である&br()ローズマリーとは違い香りがほとんどなく、また食用にも適さない&br()主に植え込みなどに使われる&br()花言葉は「真実の愛」「誠実」|
|&image(85-50P.png)|セイヨウニンジンボク|花弁|7~9月ごろ|85-50P|5P 5/8|144/107/163||別名チェストツリー、チェストベリー、モンクペッパー&br()南欧から中央アジア原産で日本には明治期に渡来&br()観賞用の他ハーブとしても使われ、また見た目がコショウに似ているため、特に実がその代用としても使われる&br()花言葉は「才能」「純愛」「思慕」「香りがよい」|
|&image(85-50P.png)|コレウス・インフロレセンス|花弁|6~10月ごろ|85-50P|5P 5/8|144/107/163||コレウス属の総称で、学名を英語読みしたコリウスの名で出回る種&br()熱帯アフリカ、熱帯アジア、オーストラリア、東インド諸島およびフィリピン原産&br()和名キンランジソ、ニシキジソ&br()花言葉は「健康」「善良な家風」「かなわぬ恋」「恋の望み」|
|&image(89-70H.png)|ハナトラノオ|花弁|8~10月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||別名カクトラノオ&br()北米大陸東部原産で日本では園芸植物として栽培されるが、他のシソ科植物と似て繁殖力が強く、一部では野草化している&br()残暑の中でもつかの間の涼しさを感じさせてくれる花として人気がある&br()なおシソ科植物ではあるが葉は香りもなく、食用にされることはほとんどない&br()花言葉は「希望」「望みの達成」|
|&image(85-50P.png)|ハマゴウ|花弁|7~9月ごろ|85-50P|5P 5/8|144/107/163||別名ハマハイ、ハマハギ、ハマカズラ、ハマボウ(ただしアオイ科にもハマボウという名の植物があり混同に注意)&br()北海道を除く本州、四国、九州、沖縄に分布し、分布域で見ればバラ科のハマナスとは真逆に位置するため「北のハマナス、南のハマゴウ」として引き合いに出される&br()果実は万荊子(マンケイシ)と呼ばれる強壮、鎮痛、鎮静薬の原料になるほか、葉も万荊葉(マンケイヨウ)という薬になる&br()古くはお香の原料としても用いられたためにハマゴウ(浜香)の名がある&br()花言葉は「愛の喜び」|
|&image(95-85A.png)|カラミント|花弁|6~12月ごろ|95-85A|5RP 8.5/0.5|216/212/213||かつてはカラミンサ・ネペタという学名であったが、カラミント属がトウバナ属に再分類されたため現在の学名はクリノポディウム・ネペタとされる&br()ヨーロッパ、西アジア、コーカサス、北アフリカ原産でミントに似た香りがするのが特徴&br()カラミントティーなどに使われる&br()花言葉は「清涼」「愛のささやき」「別れは静かに」|
|&image(85-30P.png)|コムラサキ|果皮(熟したもの)||85-30P|5P 3/8|96/54/112||別名コシキブ&br()日本では福島県以南に分布する&br()庭木として「ムラサキシキブ」の名で流通しているのはたいていの場合は本種であり、ムラサキシキブとは同じムラサキシキブ属ながら別種&br()果実の色を愛でる目的で植栽されることが多い&br()食べられないことはないらしいが、果実自体が小さく、味もかすかな甘みがある程度であるため食用に適しているとは言えない|
|&image(85-80D.png)|バロータ|花弁|6~10月ごろ|85-80D|5P 8/2|203/198/208||かつては「バロタ・プセウドディクタムヌス」という学名だったが最新の分類体系では属名が変更され、「プセウドディクタムヌス・メディテラネウス」となっている&br()園芸上は旧学名の属名からとったバロータの名で流通することが多い&br()あえて和名を与えるなら「ギリシャニガハッカ」か?&br()ギリシャの南エーゲ地方(クレタ島)、エジプト、リビアおよびトルコ原産&br()花言葉は「清楚」「忍耐」|
|&image(35-50D.png)|バロータ|葉||35-50D|5P 8/2|203/198/208||バロータの葉の表面にはフェルトのような毛が生えており、これによりシルバーリーフとなる&br()その色合いが非常に涼しげであることから日本では夏にぴったりの草として育てられることが多い&br()なお日本で流通するバロータには「バロータ・スペシオサ」というものがあるがそちらはヒガンバナ科ヴァロッタ属(Vallota)でありシソ科バロタ属(Ballota)とは関係がない別の植物である&br()なお、先ほども述べたが本項で取り上げているバロータも現在はバロタ属ではなくプセウドディクタムヌス属である|
|&image(85-40T.png)|カリガネソウ|花弁|4~6月ごろ|85-40T|5P 4/10|124/76/146||別名ホカケソウ&br()カリガネソウの名は花の形が雁に似ていることから、別名のホカケソウも帆掛け船に似ていることから名づけられた&br()北海道から九州にかけての山地に分布するが、半日陰で水はけのよい土を用意すれば育てやすい植物ではあるため、庭植えで栽培されることもある&br()無毒だが、葉や茎を揉んだりするとかすかに異臭を放つ&br()花言葉は「楽しい思い出」|
|&image(85-70L.png)|タツナミソウ|花弁|4~6月ごろ|85-70L|5P 7/6|206/81/51||本州から四国、九州に分布&br()林縁などの半日陰や、日当たりのよい草地、道端などに生える&br()変種であるコバノタツナミ(ビロードタツナミ)がよく栽培される&br()分類が難しいとされる植物の一つでもある&br()花言葉は「忘却」「精神の安定」「私の命を捧げます」|
|&image(22-90A.png)|ムニンタツナミソウ|花弁|3~4月ごろ|22-90A|2.5Y 9/0.5|230/227/219||小笠原諸島の父島と母島にしか生息しない固有種である&br()和名のムニンとは無人島(むにんじま)の意で、小笠原諸島の旧称に由来する&br()本土に生息するタツナミソウ属に比べて花冠が長く、白い花をつける&br()花言葉は「優雅」|
**バラ科
-バラの花の色については[[別ページ > バラの色]]にて。
-バラの果実についてはこちらに掲載。
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(05-30T.png)|バラ|果皮&br()(熟したもの)||05-30T|5R 3/10|139/24/43||一般にバラといえば観賞植物であり、花の色や香りを楽しむものだが一部では実も利用される&br()バラのみはローズヒップとも呼ばれ、ビタミンCを多く含む&br()ローズヒップティーなどに利用される&br()薬効はガン予防、老化防止、美肌効果など|
|&image(95-50V.png)|ウメ&br()(紅)|花弁|1~4月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133|紅梅色(こうばいいろ)|中国原産で春の花の代名詞&br()日本においてウメは「花梅」とよばれる花や香りを楽しむ品種と「実梅」と呼ばれる実を食べるための品種に分かれる&br()茨城県や同県水戸市、神奈川県小田原市など自治体の花としている地域も多い&br()ウメの花言葉は「上品」「高潔」「忍耐」「忠実」&br()紅梅の花言葉は「あでやかさ」|
|&image(27-90B.png)|ウメ&br()(白)|花弁|1~4月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211|白梅(しらうめ)|白梅の花言葉は「気品」|
|&image(29-90B.png)|シャリンバイ|花弁|4~6月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||葉は外相・痛み止めの薬として、&br()材は木槌などの原料または染料として使われる&br()花言葉は「そよ風の心地よさ」「純真」「愛の告白」|
|&image(08-50V.png)|ボケ&br()(花色:緋紅)|花弁|3~5月ごろ|08-50V|8.75R 5/12|206/81/51||日本では観賞用として平安時代に輸入された&br()原産は中国大陸&br()花言葉は「平凡」「早熟」「先駆者」|
|&image(19-75X.png)|ヤマブキ&br()(品種名:八重ヤマブキ)|花弁|4~5月ごろ&br()(8~10月ごろに返り咲きする場合がある)|19-75X|10YR 7.5/14|249/172/0|山吹色(やまぶきいろ)|別名および旧名はヤマブリ&br()葉は外相・痛み止めの薬として、&br()天日干しにした花も薬用として使われる&br()髄の部分は「ヤマブキ鉄砲」というおもちゃとなり子供たちに遊ばれていた&br()実は硬く食用にならず、八重咲き品種は雄しべが退化しており実を結ばない&br()花言葉は「気品」|
|&image(17-70P.png)|ビワ|果皮&br()(熟したもの)||17-70P|7.5YR 7/8|225/161/90||中国原産の果物&br()果実の形が楽器の琵琶(胴の部分)に似ているためこの名がついた|
|&image(99-40V.png)|セイヨウリンゴ&br()(品種名:ふじ)|果皮&br()(熟したもの)||99-40V|10RP 4/12|175/44/85||一般にリンゴとして流通しているのはセイヨウリンゴであり原種はコーカサス地方原産&br()「ふじ」は1962年に青森県で誕生した品種であり日本で最もポピュラーなリンゴである|
|&image(25-70L.png)|セイヨウリンゴ&br()(品種名:きおう)|果皮&br()(熟したもの)||25-70L|5Y 7/6|194/173/94||「きおう」は「王林」と「千秋」の交配種であり、果汁が多く控えめな酸味が特徴の品種&br()甘味にも富み、歯ごたえがよい&br()岩手県で誕生した|
|&image(05-90B.png)|ソメイヨシノ|花弁|3~5月ごろ|05-90B|5R 9/1|234/225/224|桜色(さくらいろ)&br()チェリーブロッサム|エドヒガンとオオシマザクラの交雑種であり、日本を代表する桜である&br()名の由来は染井村(現在の東京都豊島区駒込付近)と桜の名所である奈良県の吉野山にちなむ&br()園芸家たちの手により接ぎ木や挿し木で殖やされたためソメイヨシノはすべての株がクローンである&br()それゆえ病害には弱くソメイヨシノの植栽地では木の衰弱や虫害などが深刻な問題となっている&br()ソメイヨシノの花言葉は「清純」「高貴」|
|&image(95-30P.png)|カンヒザクラ|花弁|1~3月ごろ|95-30P|5RP 3/8|120/42/84||別名ヒカンザクラ、ヒザクラ、タイワンザクラ、サツマザクラ、ガンジツザクラ&br()中国南部および台湾原産とされる&br()本州では主に3月ごろが見ごろであり、日本では4mほどの亜高木だが台湾などでは10mを越える大木となる&br()花の色は日本では濃い紅色だが、台湾などでは淡い紅色を呈する&br()花言葉は「あでやかな美人」「心の美」「善行」「気まぐれ」「あなたに微笑む」|
|&image(05-90D.png)|ケイオウザクラ|花弁|12月~翌3月ごろ|05-90D|5R 9/2|241/223/221|桜色(さくらいろ)&br()チェリーブロッサム|シナミザクラとカンヒザクラの交雑により作られたとされ、ケイオウザクラ(啓翁桜)の名は作出者の良永敬太郎にちなむ&br()同様の交雑種はトウカイザクラ、ガクナンザクラなどの名で広まったといわれて名称が混乱している&br()早咲きの種であり、正月飾りや切り花などに使われる&br()サクラの花言葉は「精神の美」「優美な女性」「純潔」「愛国心」&br()ケイオウザクラの花言葉は「純潔」「淡泊」|
|&image(02-80H.png)|カワヅザクラ|花弁|2~3月ごろ|02-80H|2.5R 8/4|233/189/189||オオシマザクラとカンヒザクラの交雑により作られ、花色はカンヒザクラ由来の淡い紅色、かつ花はオオシマザクラ由来の大輪である&br()この雑種の桜の原木が発見されたのが静岡県河津町であったためカワヅザクラの名があるが、当初は発見者である飯田勝美氏の屋号からコミネザクラと呼ばれていた&br()1975年より河津町の木に指定されている&br()カワヅザクラの花言葉は「思いを託します」|
|&image(02-80H.png)|コヒガン|花弁|2~3月ごろ|02-80H|2.5R 8/4|233/189/189||マメザクラとエドヒガンの交雑により作られた品種とされる&br()別名コヒガンザクラ、センボンヒガン&br()春の彼岸の頃に小さな花を無数につけるためコヒガンの名がある&br()コヒガンはコヒガン系の代表品種とされ、あまり大きく育たないため庭木や切り花向きの品種である&br()コヒガンの花言葉は「心の平安」|
|&image(25-90A.png)|アマギヨシノ|花弁|3~4月ごろ|25-90A|2.5Y 9/0.5|229/227/219||オオシマザクラとエドヒガンの交雑種であり、静岡県三島市の研究所で作出された&br()名の由来は伊豆半島の山である天城山にちなむ&br()ソメイヨシノに似るが花色は白で、花そのものもソメイヨシノに比べてやや大振りである&br()アマギヨシノの花言葉は「高尚」「純潔」「心の美」「優れた美」「精神の美」「淡泊」|
|&image(95-70L.png)|カンザン|花弁|3~4月ごろ|95-70L|5RP 7/6|215/158/177||セキヤマとも読まれる&br()オオシマザクラをもとに作出されたサトザクラの一種であり、ヤエザクラとしてはエドヒガン由来のヤエベニシダレと並びポピュラーな品種&br()病害虫や環境変化などに強く、花は散るまで比較的長く見られる&br()カンザンの花言葉は「高尚」「理知に富んだ教育」|
|&image(25-90B.png)|オオシマザクラ|花弁|3~4月ごろ|25-90B|5Y 9/1|231/227/211||別名タキギザクラ、モチザクラ、ハタザクラ、シロハタザクラ&br()木材が古くから薪として使われ、また葉が桜餅に使われてきた&br()伊豆大島が原産とされており、もともとは関東周辺に分布していたが、栽培品種の殖木として全国各地で植栽される&br()また近年では工業地域の緑化用として植栽されることも多い&br()花言葉は「優れた美人」「純潔」「心の美しさ」|
|&image(95-90D.png)|オカメザクラ|花弁|2~4月ごろ|95-90D|5RP 9/2|237/223/227||英国のコリングウッド・イングラム氏により作出&br()カンヒザクラとマメザクラの交雑により作られ、日本の面の一つである「おかめ」にちなむ&br()早咲きの種であり、神奈川県小田原市の根府川では「おかめ桜まつり」が行われている&br()オカメザクラの花言葉は「心の美」「純潔」「高尚」「しとやか」|
|&image(07-40V.png)|セイヨウミザクラ&br()(品種名:佐藤錦)|果皮&br()(熟したもの)||07-40V|7.5R 4/12|176/50/43|チェリー&br()チェリーレッド|日本で流通するサクランボの大半はセイヨウミザクラの果実である&br()「佐藤錦」は1912年に山形県で誕生した品種|
|&image(99-30P.png)|セイヨウミザクラ&br()(品種名:紅さやか)|果皮&br()(熟したもの)||99-30P|10RP 3/8|126/39/66|ダークチェリー|1979年に「佐藤錦」と米国産の「セネカ」を配合して誕生した品種でこちらも山形県生まれのサクランボである|
|&image(22-90D.png)|ベニカナメモチ|花弁|4~5月ごろ|22-90D|2.5Y 9/2|239/226/197||別名ベニカナメ&br()東海地方以西、四国、九州に分布するカナメモチの変種&br()新芽や若葉は赤く、庭木や生け垣に使われる&br()秋に赤い実をつけるが実は苦くて酸味があり、青臭さも強いため食用には不適&br()花言葉は「にぎやか」|
|&image(32-50L.png)|レッドロビン|葉||32-50L|2.5GY 5/6|119/127/48||別名セイヨウベニカナメモチ&br()ベニカナメモチとオオカナメモチを交雑してできた植物で庭木として用いられる|
|&image(07-40P.png)|レッドロビン|新芽||07-40P|7.5R 4/8|155/70/61||レッドロビンの新芽は赤いが、これはアントシアニンに由来するとされる&br()強烈な太陽光線から身を守るために新芽が赤い|
|&image(97-50V.png)|ハナモモ|花弁|3~4月ごろ|97-50V|7.5RP 5/12|197/79/133|桃色(ももいろ)&br()ピーチブロッサム|中国大陸原産&br()ハナモモは、花の色や香りを楽しむ目的で観賞用として改良されたモモで、実は小さく食用には不適&br()よく勘違いされるが、色名の「桃色」とはモモの実の色ではなく花の色である&br()花言葉は「チャーミング」「気立ての良さ」「私はあなたのとりこ」「天下無敵」|
|&image(95-80L.png)|テルテモモ|花弁|3~4月ごろ|95-80L|5RP 8/6|243/184/202||ハナモモをもとに、神奈川県農業研究所が品種改良したモモ&br()テルテとは藤沢市に伝わる伝承の一つ「小栗判官・照手姫」にちなんでいる&br()花色が赤い「テルテベニ(照手紅)」、花色が白い「テルテシロ(照手白)」という品種もある&br()花言葉は「気立ての良さ」「恋のとりこ」「恋の奴隷」「私はあなたに夢中」|
|&image(02-60L.png)|モモ&br()(品種名:白鳳)|果皮&br()(熟したもの)||02-60L|2.5R 6/6|195/130/132||日本で最も多く栽培されているモモは水蜜種・白桃系の「白鳳」系統である&br()大型で果皮には毛があり、果肉は多重で水分を多く含み、甘味が強くやわらかい|
|&image(99-40V.png)|スモモ&br()(品種名:大石早生)|果皮&br()(熟しはじめのものの赤色部分)||99-40V|10RP 4/12|175/44/85||中国大陸原産&br()日本で最も多く栽培されている中ぶりの果実をつける「大石早生」で、熟し始めたころが食べごろとされる&br()モモに比べると果肉はやや硬く、歯ごたえと酸味がある&br()「すもももももももものうち(李も桃も桃のうち)」という早口言葉があるが、生物学的に見た場合、スモモもモモもスモモ属とするか、あるいはモモをモモ属とするか、国や時代により分類が異なる&br()日本ではサクラ属とされる|
|&image(17-70L.png)|アンズ|果皮&br()(熟したもの||17-70L|7.5YR 7/6|215/164/112|アプリコット|中国大陸原産といわれる&br()日本では主に長野県、山梨県、山形県などで栽培される&br()モモやスモモもそうだが、種子にはアミグダリンが含まれ、種子を生のまま経口摂取すると体内で青酸に変わるため注意すること&br()なお、種子の中にあるキョウニンは生薬として、アンニンは杏仁豆腐として利用される&br()果肉は生食のほか、干し杏子や杏子飴の材料になる|
|&image(95-70L.png)|ニワザクラ|花弁|3~4月ごろ|95-70L|5RP 7/6|215/158/177||別名ハネズ&br()中国原産といわれ、ニワウメの栽培変種とされる&br()あまり大きく成長しないため庭木として栽培され、花の雰囲気はニワウメやユスラウメに近い&br()八重咲きのものが多いが、一重咲きの「ヒトエノニワザクラ」という変種もある&br()花言葉は「高尚」「将来」「秘密の恋」「うつろいやすい愛」|
|&image(07-40V.png)|カザンデマリ|果実||07-40V|7.5R 4/12|176/50/43||学名ピラカンサ・クレヌラータ、園芸上は学名由来のピラカンサと呼ばれることも多い&br()和名インドトキワサンザシ、ヒマラヤトキワサンザシ、ヒマラヤピラカンサ&br()ヒマラヤ原産で昭和初期に日本に持ち込まれた&br()鮮やかな赤い色の実をつけ、ナンテンやセンリョウなどと並び冬の風物詩であり、赤い実は縁起物ともされる|
|&image(25-90A.png)|ユキヤナギ|花弁|3~5月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219||別名コゴメバナ、コゴメヤナギ&br()本州以南に分布&br()ヤナギのようにしだれる枝に白い小さな花が咲き乱れる様子を雪に見立てて名づけられた&br()公園や庭先、街路の植え込みなどに使われるが、野生種は地域によっては絶滅が危惧されている&br()鎌倉市の海蔵寺境内にも多数植えられており、ユキヤナギの名所として知られる&br()花言葉は「静かな思い」「愛らしさ」「愛嬌」「気まま」|
|&image(25-90A.png)|コデマリ|花弁|3~5月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219||別名スズカケ&br()前掲のユキヤナギと同じシモツケ属であるが、ユキヤナギとは違い小花は集団で咲く&br()この花団がてまりのように見えるためコデマリの名がある&br()これと似た咲き方をする植物にはオオデマリとヤブデマリがあるがこれらはガマズミ科であり本種とは全く関係がない&br()鎌倉市の海蔵寺境内にも多数植えられており、ユキヤナギの名所として知られる&br()花言葉は「友情」「努力」「優雅」「品位」「努力」「伸びゆく姿」「気立てがよい」「幼心」「いくじなし」|
|&image(25-90A.png)|ジューンベリー|花弁|3~5月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219||和名アメリカザイフリボク、別名シャッドブッシュ、カナディアンサービスベリー、カラントツリー、シュアープラムなど&br()北米原産で、白く可愛らしい花をつけるため日本では主に庭木として植えられることが多い&br()名前の通り6月に実がなるのでジューンベリーと呼ばれ、その実は甘く生食のほかパイやジャムなどにも使われる&br()花言葉は「穏やかな笑顔」「穏やかな表情」|
|&image(29-90B.png)|リキュウバイ|花弁|3~5月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||別名バイカシモツケ、ウメザキウツギ、ウツギモドキ、マルバヤナギザクラ&br()中国原産で、日本では主に庭木として植えられることが多い&br()梅に似た花をつけ、茶花として愛されたためこの名がある&br()同属の植物にヤナギザクラがあるがともにウメやサクラというよりはシモツケに近い仲間である&br()花言葉は「控えめな美しさ」「気品」|
|&image(95-60P.png)|プルヌス・テネラ|花弁|3~4月ごろ|95-60P|5RP 6/8|200/125/153||コーカサス、西アジアから中央アジア、東欧およびシベリア西部原産&br()一般に「ロシアンアーモンド」と呼ばれるがアーモンド(サクラ属)ではなくスモモ属である&br()現地では果実が食用として採集されることが多いが日本ではこの矮小株(ドワーフ・ロシアンアーモンド)が庭木として植えられることが多い|
|&image(25-90A.png)|シロヤマブキ|花弁|3~4月ごろ|25-90A|2.5Y 9/0.5|229/227/219||日本では福井県や中国地方の石灰岩地にのみ自生するが白く美しい花をつけ、育てやすいため庭木として栽培される&br()ヤマブキとは名乗るがヤマブキはヤマブキ属であるのに対し本種はシロヤマブキ属という別属である&br()果実は「鶏麻(ケイマ)」と呼ばれ薬用で、滋養強壮の薬効があるとされる&br()花言葉は「細心の注意」「気品」「崇高」|
|&image(19-90A.png)|ハマナス&br()(シロバナハマナス)|花弁|6~8月ごろ|19-90A|10YR 9/0.5|230/226/220||ハマナスの和名はハマナシが転訛したものといわれる&br()野生化においては日本国内では北海道に多く、本州の太平洋側では茨城県、日本海側では鳥取県が南限&br()ただし野生化においては生息数が少なくなっており、いっぽうで公園や庭などの庭木として多く栽培されている&br()花言葉は「美しいかなしみ」「豊かな香り」「見映えのよさ」「旅の楽しさ」|
|&image(15-60V.png)|ハマナス|果皮&br()(やや熟しているもの)||15-60V|5YR 6/12|219/123/23||ハマナスの実はビタミンCを多く含む「ローズヒップ」の一種でもある&br()甘いので生食もできるが、たいていの場合はジャムや薬用種、ローズヒップティーなどに利用される&br()のど飴に配合されることも多いが、なぜか緑色に着色されて作られることが多い|
|&image(27-85V.png)|ヘビイチゴ|花弁|4~6月ごろ|27-85V|7.5Y 8.5/12|237/216/0||日本全土に広く分布するイチゴの一種ではあるが、実は小さく味気もなく食用にならない&br()別名をドクイチゴというが無毒であり食べても害はないが、生で果実を食べる人はめったにいない&br()このためどちらかといえばジャムなどの加工用で、また実をホワイトリカーなどに漬け込んだヘビイチゴ酒は薬酒として使われる&br()生薬としての名前は「蛇苺(ジャモ)」&br()花言葉は「可憐」「幸福」「恋愛成就」「尊重と愛情」「幸福な家庭」「先見の明」「小悪魔のような魅力」|
|&image(07-40X.png)|オランダイチゴ&br()(品種名:とちあいか)|花托(熟したもの)||07-40X|7.5R 4/14|186/33/33||現在市場に多く出回るイチゴといえばオランダイチゴを基本とした交雑種である&br()北米原産のバージニアイチゴと南米チリ原産のチリイチゴをオランダの農園で交配したのがオランダイチゴの起源である&br()「とちあいか」は、栃木県を代表する品種である「とちおとめ」が萎黄病という病気にかかりやすいことから、耐病性のある品種として開発されたイチゴである&br()なお、イチゴの「果実」は表面についている種子のような小さな痩果であり、赤い部分は「花托」と呼ばれる|
|&image(05-30T.png)|オランダイチゴ&br()(品種名:紅ほっぺ)|花托(熟したもの)||05-30T|5R 3/10|139/24/43||「紅ほっぺ」は静岡県を代表する品種で、大ぶりで中まで赤く、果皮が硬くしっかりしているため生食のほか製菓用にも適する&br()静岡イチゴの在来品種であった「章姫」を土台に「さちのか」と交配させて誕生した|
**ナス科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(85-70L.png)|ナス|花弁|6~10月ごろ|85-70L|5P 7/6|206/81/51||インド原産の野菜で、別名ナスビ&br()ナスは花が咲くとその大半が結実する性質がある&br()このことから、親が子を思って忠告することは必ず役に立つから親の意見をよく聞け、という意味の「親の意見と茄子の花は千に一つの無駄はない」ということわざがある&br()花言葉は「つつましい幸福」「よい語らい」「優美」「希望」「真実」|
|&image(85-20D.png)|ナス&br()(品種名:長茄子)|果皮||85-20D|5P 2/2|55/45/60|茄子紺(なすこん)|果実が様々な料理に使われる&br()主に揚げびたし、天ぷら、麻婆茄子、カレーなど&br()渋味が強いので切った後に水にさらしてから使うのが一般的&br()嫁いびりの言葉として「秋茄子は嫁に食わすな(※)」ということわざがあるほか、男はいくつになっても若い女房を持ちたいという意味の「女房と茄子は若いがよい」ということわざもある&br()「色で迷わす浅漬け茄子」ということわざもあり、女性が容色の美しさで男性を迷わすことの例えといわれる&br()このようにナスに関することわざは女性に関する例えが多いようだ|
|&image(89-70H.png)|ジャガイモ|花弁|5~6月ごろ(関東地方)&br()7月ごろ(北海道)|89-70H|10P 7/4|193/165/185||別名バレイショ、ポテト&br()南米アンデス原産の野菜で地下茎(イモ)を食べる&br()多種多様な料理に使用され、またポテトチップスなどの菓子やウォッカ、ジン、焼酎など酒の原料にもなる&br()花言葉は「恩恵」「慈愛」「情け深い」|
|&image(17-50L.png)|ジャガイモ|地下茎&br()(外皮)||17-50L|7.5YR 5/6|161/111/63||日本で流通しているのは「男爵」「メークイン」「キタアカリ」「新じゃがいも」などが有名&br()これらの「皮が黄色いタイプの品種」はこの色である&br()なお、ジャガイモは光にさらされると緑色に変色しソラニンを含む強力な毒素がたまる&br()同様の毒素は新芽にも含まれるため、新芽や変色した部分は必ず除去すること&br()また長期保存の際は冷暗所で保存すること|
|&image(07-40V.png)|トマト|果皮&br()(熟したもの)||07-40V|7.5R 4/12|176/50/43|トマトレッド|アンデス原産の野菜で果実の赤色はリコピンに由来する&br()日本で最も多く流通しているのは甘みのはっきりした「桃太郎」&br()その栄養価の高さゆえ、トマトが実る季節は病気になる人が少なく、患者がいなくて医者が青ざめるという意味の「トマトが赤くなれば医者が青くなる」「トマトのある家に胃病なし」ということわざも生まれている&br()実はトマトにはトマチンという毒が含まれているのだが、完熟した果実に含まれている成分はごく微量であり、一般に野菜として出回っているトマトを食べる分には人体への影響はほぼないといってよい&br()「トマト」は英語およびフランス語での読み方で、ドイツ語では「トマーテ」、スペイン語では「トマテ」、ポルトガル語では「トマチ」、イタリア語では「ポモドーロ」と呼ばれる&br()なお和名は「アカナス」|
|&image(27-85V.png)|トマト|花弁|5~7月ごろ|27-85V|7.5Y 8.5/12|237/216/0||トマトは星形の黄色い花をつける&br()トマトの栽培適温は、日中23〜28℃、夜間10〜15℃であり、また肥料にリン酸分が少ないと花が咲かないため実をつけられず収穫ができない&br()花言葉は「感謝」「完成美」|
|&image(37-50L.png)|ピーマン|果皮&br(未熟なもの)||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||別名アマトウガラシ、スイートペッパー、ベルペッパー、ペペローネ&br()トウガラシの栽培品種であるが辛みはなく、独特の苦みがあるのが特徴の野菜&br()ピーマンは熟していない果実も食用となり、多用途に使われるが、肉やトマトなどと相性がいい|
|&image(05-30T.png)|パプリカ&br()(赤)|果皮&br(熟したもの)||05-30T|5R 3/10|139/24/43|ペッパーレッド|ピーマンと同様トウガラシの栽培品種であるが、ピーマンとは違い熟してから収穫する&br()色素は着色料の原料としても使われる|
|&image(22-80X.png)|パプリカ&br()(黄)|果皮&br(熟したもの)||22-80X|2.5Y 8/14|252/191/0||パプリカはトウガラシの中でも大ぶりな実をつける品種である&br()先述の通り熟した果実を食するが、パプリカはやや甘みがあるのが特徴|
|&image(27-90B.png)|トウガラシ|花弁|6~8月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||トウガラシはピーマンやシシトウ、パプリカなども含めて小さな白い花をつける&br()花を楽しむために開花時期を長くした観賞用のトウガラシもある&br()花言葉は「旧友」「雅味」「嫉妬」「生命力」「辛辣」「悪夢が覚めた」|
|&image(22-85A.png)|ワルナスビ|花弁|6~9月ごろ|22-85A|2.5Y 8.5/0.5|216/213/206||有毒植物であり別名デビルトマト、アップルオブソドム&br()北米原産の帰化植物で繁殖力が強く破片からでも再生するうえに棘があるので駆除が困難であり、ニジュウヤホシテントウなどの温床となりジャガイモやナス、トマト、ピーマンを栽培する農家からも敵視される&br()家畜がこれを食べて中毒死することもあるため畜産農家の敵でもある&br()花言葉は「欺瞞」「悪戯」|
|&image(85-70L.png)|ニオイバンマツリ|花弁|3~9月ごろ|85-70L|5P 7/6|206/81/51||学名ブルンフォルシア・ラティフォリア、英名イェスタデイ・トゥデイ・アンド・トゥモロー&br()ブラジル南部からアルゼンチン原産&br()「外国から来た香りがあるジャスミンに似た花」という意味でニオイバンマツリの名がある&br()主に花の色と香りを楽しむ観賞用として日本には明治末期に渡来&br()全草が神経毒を含む&br()花言葉は「幸運」「熱心」「夢の名」「青春の喜び」「浮気な人」|
|&image(25-90A.png)|ツルハナナス|花弁|6~10月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|245/230/109||ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ原産&br()英名ポテトクライマー、ジャスミンナイトシェード&br()日本国内ではヤマホロシの名でも出回るが、本種の学名はソラヌム・ラクスムといいヤマホロシ(ソラヌム・ジャポネンセ)とは同属別種&br()ジャスミンに似た白い花をつけるつる性植物であり庭木などとして植えられる&br()観賞用としてブーケや生け垣などに使われる&br()別名がナイトシェードといわれていることからわかる通り有毒&br()花言葉は「優雅」「純粋」「微笑み」「真実」「寂しがり屋」「大きな恵み」|
|&image(25-90D.png)|チョウセンアサガオ|花弁|6~10月ごろ|25-90D|5Y 9/2|236/227/195||北米原産とされるが、熱帯アジア原産との説もある&br()学名ダツラ・メテル、ここから園芸名としてダチュラ、ダツラなどの名で流通することが多い&br()別名キチガイナスビ、マンダラゲ、トランペットフラワー、ロコソウなど&br()ヒヨスチアミン、スコポラミンなどの強力な神経毒をもち、人を死に至らしめる毒草として悪名高い&br()一方でアトロピンを含んでおり、過去には鎮座薬として使われたほか、江戸時代に作られた麻酔薬「通仙散」にも使われた&br()花言葉は「愛嬌」「夢の中」「偽りの魅力」「陶酔」「あなたを酔わせる」「科学」|
|&image(27-90B.png)|ホオズキ|花弁|8~10月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||主に観賞用として栽培されるが、せき、たん、解熱、冷え性に対する薬効があるとされて干したものが民間薬に使われる&br()地下茎および根は生薬で酸漿根(サンショウコン)と呼ばれる&br()果実は中身を取り除いて子供が笛や風船として吹くほか、ホオズキ人形の材料になる&br()また、果実はお盆の飾りとして提灯に見立てて飾られた&br()なお全草が毒草であり食用は不可&br()花言葉は「自然美」「心の平安」「偽り」|
|&image(85-30P.png)|ペチュニア&br()(品種名:ブルーモーメント)|花弁|4~10月ごろ|85-30P|5P 3/8|96/54/112||学名ペチュニア・ハイブリダ、和名ツクバネアサガオ&br()一般には本種がペチュニアと呼ばれる&br()南米原産の園芸植物で白、赤、紫など様々な色の品種が作り出された&br()アサガオとはいうがナス科の植物である&br()花言葉は「心の安らぎ」「あなたと一緒なら心が和らぐ」&br()本種のような青紫色のペチュニアは「ためらう気持ち」|
|&image(07-60T.png)|キダチチョウセンアサガオ|花弁(フチ)|12月~翌年3月ごろ|07-60T|7.5R 6/10|224/126/99||熱帯アメリカ原産でチョウセンアサガオに似た花をつけたためかつては同属とされたが現在は別属(キダチチョウセンアサガオ属またはプルグマンシア属)&br()別名エンジェルトランペット&br()チョウセンアサガオに似るが木本であり、下向きに花をつける&br()花言葉は「愛敬」「愛嬌」「偽りの魅力」「変装」|
|&image(25-90A.png)|イヌホオズキ|花弁|8~12月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|245/230/109||世界じゅうの温帯に広く分布し、日本では史前帰化種と考えられている&br()別名バカナス&br()ホオズキやナスにニツが全く役に立たないことからこれらの名がある&br()ソラニンを全草に含む毒草であるが、ケニアのキクユ族の間では全草を煮て食べるという&br()花言葉は「嘘つき」|
|&image(25-90A.png)|タマサンゴ|花弁|5~12月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|245/230/109||南米原産&br()別名フユサンゴ、リュウノタマ、エルサレムチェリー、クリスマスチェリー&br()日本には明治年間に観賞用として渡来したが、暖地の一部では帰化し林内で野生化している&br()主に花と果実を楽しむ観賞用の植物である&br()花言葉は「神秘的」「あどけない」「あなたを信じる」|
|&image(09-50X.png)|タマサンゴ|果皮||09-50X|10R 5/14|212/76/19||クリスマスチェリーという別名の通り、クリスマスの時期に赤い実をつけるタマサンゴ&br()しかし、全草にソラニンを含む毒草で、特に果実は猛毒である&br()このため食用には適さず、トマトと間違えて誤食しないよう注意すること|
※ナスは身体を冷やす野菜であるので「秋茄子を食べさせると嫁が体調を崩すから」と嫁の身を案じることわざとしても使われる場合がある
**ミカン科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(29-90B.png)|ウンシュウミカン|花弁|5月初旬~中旬ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||若いミカンの木は花をつけてもすぐに実がなるとは限らない&br()みかんは植え付けから最初の収穫までに3~6年を要するとされる&br()花言葉は「純潔」「清純」「親愛」「花嫁の喜び」|
|&image(15-60V.png)|タンゴール&br()(品種名:清見)|果皮&br()(熟したもの)||15-60V|5YR 6/12|219/123/23|蜜柑色(みかんいろ)、&br()黄柑色(おうかんしょく)、&br()タンジェリン、&br()オレンジ、&br()マンダリンオレンジなど|ウンシュウミカン(宮川早生)とオレンジ(トロビタ)の交配種(タンゴール)であり品種名は静岡市にある清見寺および清見潟に由来&br()日本で最初に交配されたタンゴールである&br()「タンゴール(Tangor)」とは「タンジェリン(Tangerine)」と「オレンジ(Orange)」の名前を合わせたもの|
|&image(15-70V.png)|オレンジ|果皮&br()(熟したもの)||15-70V|5YR 7/12|249/149/52|オレンジ、&br()オレンジ色|和名アマダイダイ、別名スイートオレンジ&br()オレンジそのものはザボン(ブンタン)とマンダリンオレンジの交雑種である&br()なお日本で栽培されるダイダイは本種と同じくザボンとマンダリンの交雑種であるが、そちらはビターオレンジと言われる|
|&image(17-70X.png)|オレンジ&br()(品種名:ネーブルオレンジ)|果皮&br()(熟したもの)||17-70X|7.5YR 7/14|245/153/0|オレンジイエロー|果実の頂点部分(ヘタの部分)がへこんでいて「へそ(Nable)」のようになっていることからこの名がある&br()日本にはカリフォルニア産のほかオーストラリア産が輸入されており、国内では広島県瀬戸田町で多く栽培される|
|&image(22-80V.png)|レモン|果皮&br()(熟したもの)||22-80V|2.5Y 8/12|248/192/17|檸檬色(れもんいろ)、&br()レモンイエロー|酸味と苦みが強い柑橘類で風味づけに用いられることが多い&br()原種は東ヒマラヤ原産だが日本で出回っているのは南米チリなどで生産されるものが多い&br()国内では瀬戸内海地域などで栽培される|
|&image(35-50H.png)|ライム&br()(タヒチライム)|果皮&br()(熟しきっていないもの)||35-50H|5GY 5/4|248/192/17|ライムグリーン|印度からミャンマー、マレーシア付近の熱帯原産&br()さっぱりとした酸味が特徴の柑橘類&br()完熟すると黄色になるが酸味が抜けてしまうため、熟しきる前に収穫される&br()カクテルでもおなじみのフルーツで、ジントニック、ギムレット、モヒートなど有名どころが多い|
|&image(15-70V.png)|キンカン|果皮&br()(熟したもの)||15-70V|5YR 7/12|249/149/52||別名キンキツ、マルミキンカン、マルキンカン&br()一般に柑橘類といえば皮を向いた中の果肉部分を食べることが多いが、キンカンはむしろ果皮の部分が食用となる&br()生食のほか砂糖漬けなどにされ、小粒で甘酸っぱく、柑橘類特有の苦みが残る|
|&image(32-90D.png)|ミヤマシキミ|花弁|3~5月ごろ|32-90D|2.5GY 9/2|228/230/195||園芸上はスキミアと呼ばれて庭木などとして植えられる&br()本州以南に分布し、枝葉の様子がマツブサ科のシキミに似ていることからミヤマシキミの名がある&br()可愛らしい白い花と赤い実をつけるが有毒である&br()花言葉は「清純」「寛大」|
**カキノキ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(15-60V.png)|カキノキ&br()(カキ)|果皮&br()(熟したもの)||15-60V|5YR 6/12|219/123/23||中国・東アジア原産で、日本では北海道以外の地域で広く栽培される&br()熟した果実は甘く、甘柿と呼ばれて食べられる&br()渋柿はタンニンを多く含み、渋みが強いため生食には向かず、渋抜きをするか干し柿にして食べる&br()なお、渋柿は防腐剤としても使われた|
|&image(09-50X.png)|カキノキ&br()(品種名:次郎柿)|果皮&br()(完熟したもの)||09-50X|10R 5/14|212/76/19|柿色(かきいろ)|次郎柿は日本を代表する完全甘柿の一種である&br()富有柿に比べてしっかりとした食感が特徴であり、「富有はあごで食べ、次郎は歯で食べる」といわれる&br()次郎柿の生産量第一位は愛知県豊橋市|
**ユリ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(07-60T.png)|オニユリ|花弁|7~10月ごろ|07-60T|7.5R 6/10|215/64/106||日本で見られるユリの一種だが中国から渡来したものという説がある&br()鱗茎はヤマユリと同様「ユリ根」として食用となる&br()本種は葉の付け根にむかごと呼ばれる栄養器官を作り、このむかごを蒔くことでも栽培できる&br()オニユリの花言葉は「愉快」「華麗」「陽気」「賢者」「富」「誇り」「荘厳」「嫌悪」|
|&image(08-50V.png)|コオニユリ|花弁|7~10月ごろ|08-50V|8.75R 5/12|206/81/51||別名スゲユリ&br()日本で見られるユリの一種だが中国から渡来したものという説がある&br()鱗茎はヤマユリと同様「ユリ根」として食用となる&br()オニユリの近縁種だが、葉の付け根にむかごができないのが本種である&br()コオニユリの花言葉は「賢者」&br()またオレンジ色の花に対しては「陽気」|
|&image(27-80L.png)|キヒラトユリ|花弁|7~10月ごろ|27-80L|7.5Y 8/6|214/202/116||オニユリの近縁種であるコオニユリの変種&br()長崎県平戸島で栽培されてきたためこの名がある&br(別名キバナノコオニユリ&br()「岩清水」などの品種が栽培される&br()キヒラトユリの花言葉は「愉快」「情熱」|
|&image(27-90B.png)|テッポウユリ|花弁|6~8月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||九州南部から南西諸島原産&br()近縁種に台湾原産のタカサゴユリがあるほか、タカサゴユリと本種を交配させたシンテッポウユリという品種もある&br()本州以東ではもっぱら園芸品種が栽培されている&br()和名の由来は花の形が鉄砲(マスケット銃)に似ていることからといわれる&br()花言葉は「甘美」「純潔」「威厳」|
|&image(95-70L.png)|オリエンタルリリー&br()(品種名:プライアーノ)|花弁|7~11月ごろ|95-70L|5RP 8/6|215/157/177||ヤマユリやカノコゆりなど主に日本原産のユリを交雑した園芸種&br()花言葉は「威厳」「純潔」「無垢」&br()ピンク色の花の花言葉は「富と繁栄」|
|&image(89-40T.png)|チューリップ&br()(品種名:パープルスカイ)|花弁|12月~翌年1月ごろ|89-40T|10P 4/10|114/80/152||八重咲きで小ぶりな品種のチューリップであり、冬に開花する&br()冬咲きのチューリップは球根を土に植え付け、根が成長したところで冷蔵し、その後冷蔵施設から取り出すことで開花させる&br()こうして作られる冬咲き品種は「アイスチューリップ」と呼ばれる&br()紫色のチューリップの花言葉は「気高さ」|
|&image(25-85V.png)|チューリップ&br()(黄)|花弁|3~5月ごろ|25-85V|5Y 8.5/12|247/212/0||アナトリア、イランからパミール高原、ヒンドゥークシュ山脈、カザフスタンのステップ地帯やキルギスが原産&br()和名を「ウコンコウ」または「ボタンユリ」という&br()香りはあまりよくないが、葉や花がシンプルで美しく世界中で栽培される&br()黄色のチューリップの花言葉は「正直」「高慢」「名声」「望みのない恋」|
|&image(27-90B.png)|チューリップ&br()(白)|花弁|3~5月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||白いチューリップの花言葉は「新しい恋」「待ちわびて」「失恋」|
|&image(07-40X.png)|チューリップ&br()(赤)|花弁|3~5月ごろ|07-40X|7.5R 4/14|186/33/33||赤いチューリップの花言葉は「家族への感謝」「愛の告白」|
|&image(29-80H.png)|バイモ|花弁|3~4月ごろ|29-80H|10Y 8/4|206/203/144||別名アミガサユリ、バイモユリ&br()中国原産でもともとは漢方薬として日本に渡来してきたもの&br()花色は決して派手ではないものの、釣り鐘型の可愛らしい形をしているので観賞用として栽培されることが多い&br()花言葉は「凛とした姿」「威厳」「謙虚な心」「才能」「努力」|
|&image(89-70H.png)|ホトトギス|花弁(地色)|9~11月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||北海道南西部、本州の関東以西~福井県以南、四国、九州の山地の半日陰に分布&br()花弁の斑点模様がカッコウ科の鳥であるホトトギスの胸の模様に似ているためこの名がある&br()別名ユテンソウ&br()花言葉は「永遠にあなたのもの」「永遠の若さ」「秘めた意志」|
|&image(89-30H.png)|ホトトギス|花弁(地色)|9~11月ごろ|89-30H|10P 3/4|93/61/88|||
|&image(27-90B.png)|ヤマホトトギス|花弁(地色)|7~9月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||北海道南西部、本州岩手県以南、四国および九州に分布&br()近縁種のホトトギスに似て山に生えることからこの名がある&br()山林の木陰で小さく可憐な花を咲かせる山野草である&br()暑さに極端に弱く、直射日光を嫌う&br()花言葉はホトトギスに同じ|
|&image(05-40F.png)|ヤマホトトギス|花弁(斑点)|7~9月ごろ|05-40F|5R 4/3|122/87/86|||
※ユリ類全般の花言葉は「純粋」「無垢」「威厳」
**ヒガンバナ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(08-50V.png)|ヒガンバナ|花弁|9月半ば~10月ごろ|08-50V|8.75R 5/12|206/81/51||中国大陸原産で、秋の彼岸の頃に咲くのでこの名がある&br()別名マンジュシャゲ&br()日本国内で生育するヒガンバナは三倍体であるため種子が作れず、人の手が入らないような場所では繁殖できないため鱗茎で殖やす&br()有毒であり、誤食すれば最悪の場合命を落とす場合もあるが、水に晒して毒抜きを行うことで救荒食とされていた&br()ヒガンバナのの主成分であるリコリンは毒矢などに使われていたといわれている&br()「長崎物語」の冒頭で「赤い花なら曼珠沙華」とうたわれている&br()花言葉は「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」「悲しい思い出」「旅情」|
|&image(09-90D.png)|シロバナマンジュシャゲ|花弁|9月半ば~10月ごろ|09-90D|10R 9/2|243/223/216||ヒガンバナとショウキズイセンの交雑種といわれており、名の通り白い花を咲かせる&br()別名ホワイト・リコリス&br()花言葉は「思うあなたは一人」「また会う日を楽しみに」|
|&image(37-50L.png)|ネギ&br()(根深ネギ)|葉&br()(オモテ)||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||別名長ネギ、白ネギ&br()葉ざやが伸びるにつれて土寄せを行うことで葉ざやの部分が白く長いネギになる&br()根深ネギはこの葉ざやの部分を主に食用とするが、葉の部分も食用であり緑色のアクセントをつけたいときに葉の部分を用いる&br()ネギをかじると特有の香りと辛みがあるが、これはアリシンという物質を含んでいるためである|
|&image(35-80H.png)|ネギ&br()(根深ネギ)|葉ざや&br()(葉の根本付近)||35-80H|5GY 8/4|194/206/149|||
|&image(39-50H.png)|タマネギ|葉&br()(オモテ)||39-50H|10GY 5/4|97/130/95||タマネギといえば鱗茎の部分を食用とすることが多いが、倒れる前の葉であれば「葉タマネギ」としてネギと同様に食用にできる|
|&image(19-70L.png)|タマネギ|鱗茎外皮||19-70L|10YR 7/4|209/167/104||主にハンバーグ、カレー、オニオンリング、素揚げ(フライドオニオン)、天ぷら、スープなどにして食べる&br()汎用性の高い野菜の一つである&br()疲労回復の効能もあるとされ、「一日一個のタマネギは医者を遠ざける」というイギリスのことわざもある&br()また、フランス軍の軍歌にも「玉葱の歌」という曲があり、油で揚げたタマネギ(素揚げか?)をひたすら愛でる内容の歌詞となっている&br()独特の鼻をつく匂いや辛みはアリシンに由来するが、このほか催涙物質であるsyn-プロパンチアール-S-オキシドを含み、タマネギを切るとこの物質が放出され、目や鼻の粘膜を刺激するため涙が出る&br()加熱するとn-プロピルメルカプタンという物質が生成されて甘みが出る|
|&image(35-50H.png)|ニラ|葉&br()(オモテ)||35-50H|5GY 5/4|114/127/80||古代名ミラ、カミラ、ククミラ、別名フタモジ、また地方によりニラネギ、ジャマ、キリビラ、ンーダーなどの地方名がある&br()中国原産で野菜として日本国内で栽培されるが、栽培地から逸走して野草化したものが芝生や道端などに自生する&br()葉をもむと独特のにおいがありこれはニラ臭と呼ばれるが、これはネギ属(アリウム属)に含まれるアリシンという物質に由来する&br()加熱することで独特の豊潤な旨味が出る&br()レバニラ(ニラレバ)炒め、ニラ玉炒め、餃子、ニラ饅頭、焼きそば、ラーメンなど中華料理に多く使われるが、胡麻和えやおひたし、博多名物のモツ鍋や、日本の家庭料理の一つであるニラ玉子汁などにも使われる&br()元来野生下でのニラの葉は細くひょろひょろとしており、市販されているニラは品種改良により葉が肥大したもので、長く扁平な形状になっている|
|&image(29-90B.png)|ニラ|花弁|7~10月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||ニラは後述のノビルによく似た花をつけるが、ムカゴを作らず花の色も違う&br()ニラの花は薄い黄緑色だが、ノビルの花は薄い紅色を帯びる&br()トウ立ちして開花した後のニラは花に養分を取られるため味がやや落ちるとされる&br()市場に「花ニラ」として売られるニラは開花直前の状態で収穫したもので、葉に養分とうまみ成分が十分蓄えられた状態のものである&br()花茎は硬く食用には適さないが、花の部分は加熱すれば柔らかくなり食べられる&br()花言葉は「多幸」「星への願い」|
|&image(17-90A.png)|ノビル|花弁|5~6月ごろ|17-90A|7.5YR 9/0.5|231/226/221||地方名ヒル、ヒルナ、ヒロ、ヒリコ、キモト、グンサイなど&br()日当たりのよい土手や道端に生える野草&br()ムカゴで繁殖し、抜きづらいためにガーデニングの際には厄介がられるが食用可&br()アサツキやニラに似た風味があるがあまり出回らない&br()葉はネギなどと同様に料理の具材や薬味、鱗茎(タマと呼ばれる)は酒のつまみとして生または湯がいたものを酢味噌でいただくか酢漬け、醤油漬けにする&br()若芽は天ぷらに、ムカゴは香辛料になる&br()花言葉は「謹厳実直」「タフなあなたのことが好き」「胸の高まり」「よろこび」|
|&image(99-70H.png)|アリウム・ミレニアム|花弁|7~9月ごろ|99-70H|10RP 7/4|204/163/167||ピンク色の花をつける観賞用のネギの一種&br()アメリカで作出されたハナネギの園芸品種の一つで暑さに強く、植えっぱなしでも育つ&br()ネギ属なので食べられないことはないが園芸用は農薬が付着している可能性があるので避けた方がよい&br()花言葉は「夫婦円満」「深い悲しみ」「不屈の心」「正しい主張」|
|&image(85-85A.png)|ミツカドネギ&br()(白花)|花弁|4~5月ごろ|85-85A|5P 8.5/0.5|214/213/215||学名をアリウム・トリケトラムといい、地中海地方原産の西洋ネギの一種&br()別名サンカクニラ&br()原産地周辺ではハーブの一種とされ、サラダなどにして食べられている&br()癖がなくて食べやすい味といわれているが、園芸用に出回っている品種は園芸農薬が付着している可能性があるので注意されたい&br()日本では一部地域で逸走し野生化がみられる&br()花言葉は「無限の悲しみ」「円満な人柄」「不屈の心」「正しい主張」「希望」「優雅」|
|&image(82-60H.png)|ミツカドネギ&br()(紫花)|花弁|4~5月ごろ|82-60H|2.5P 6/4|152/143/170|||
|&image(95-90D.png)|ナツズイセン|花弁|8月中旬~9月ごろ|95-90D|5RP 9/2|237/223/227||青森県八戸市ではカラスノカミソリ、神奈川県ではピーピーグサなどとも呼ばれる&br()観賞用として栽培されるが、リコリンを含む毒草であり、誤食すれば命にかかわるので注意&br()花言葉は「深い思いやり」「楽しさ」「悲しい思い出」「あなたのためになんでもします」|
|&image(29-90B.png)|タマスダレ|花弁|7~9月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||別名レインリリー、ゼフィランサスだがこれはともにタマスダレ属の総称であるので注意を要する&br()全草にリコリンを含む毒草で、葉がノビルやニラと間違えやすいため誤食事故に注意したい&br()花言葉は「純白な愛」「期待」「汚れなき愛」|
|&image(27-90B.png)|ニホンズイセン|花弁|1~3月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||ニホンズイセンとは名乗るが元来は地中海原産&br()中国を経由し室町時代以前に渡来したと言われ、一般にわが国で「スイセン」といえば本種を指す&br()リコリンを含む毒草であり、ヒガンバナと同様にニラやノビルと間違えて誤食し死亡する事故があとを絶たない&br()一方で、「石蒜(せきさん)」という生薬の材料としても使われていた&br()花言葉は「うぬぼれ」「自己愛」「神秘」|
|&image(25-80W.png)|キズイセン|花弁|1~3月ごろ|25-80W|5Y 8/13|235/198/0|黄水仙(きずいせん)&br()ジョンキル&br()ジョンキルイエロー|スペイン・ポルトガル原産で別名ジョンキル&br()日本には江戸時代に渡来したとされる&br()香水や化粧品などに使われるナルシス精油の原料とされる&br()花言葉は「騎士道精神」「私のもとへ帰って」「私の愛に応えて」「もう一度愛してほしい」|
|&image(89-60T.png)|ネリネ・サルニエンシス&br()(淡紫)|花弁|9~翌1月ごろ|89-60T|10P 6/10|197/122/180||南アフリカ原産、別名ダイヤモンドリリー&br()南アフリカ原産のネリネ属のうちで最も多くで回っている品種である&br()切り花や鉢植えとして出回るが、庭に植える際は鱗茎で殖やす&br()花言葉は「幸せな思い出」「また会う日を楽しみに」|
|&image(85-90B.png)|ハナニラ&br()(白)|花弁|3月ごろ|85-90B|5P 9/1|228/226/231||アルゼンチン原産、園芸名は学名に由来する「イフェイオン」&br()葉を揉むとニラのような匂いがあるためこの名があるが、ニラとは別属&br()毒草であり誤食すると下痢を起こす&br()花言葉は「悲しい別れ」「耐える愛」「卑劣」「恨み」|
|&image(77-70H.png)|ハナニラ&br()(紫)|花弁|3月ごろ|77-70H|7.5PB 7/4|166/172/199||紫色のハナニラの花言葉は「卑劣」「恨み」|
|&image(29-90B.png)|スノーフレーク|花弁|3~4月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||中南欧原産&br()和名オオマツユキソウ、別名スズランスイセン&br()スノーフレークの名は花の形や色が雪片に似ているため、またスズランスイセンの名はスズラン科のスズランに似ているため&br()スイセンやヒガンバナと同様、ニラやノビルに似た葉をもつがスノーフレーク属も毒草であり、誤食すると下痢や嘔吐などの症状が出るのでニラやノビルの近くでの栽培は避けるべきである&br()なお、休眠中の球根からは美容成分が抽出できる&br()花言葉は「純粋」「純潔」「汚れなき心」「皆を惹きつける魅力」「純真な心」「美」|
|&image(09-50T.png)|ウケザキクンシラン|花弁|3~5月ごろ|09-50T|10R 5/10|194/91/57||南アフリカ原産で学名クリビア・ミニアタ&br()園芸上一般にクンシランと呼ばれるのは本種だが、元来クンシランとは同じクンシラン属(クラビア属)でもクラビア・ノビリスを指す&br()本種が普及するにつれ現在では本種をクンシランと呼ぶのが一般的である&br()発芽から最初の開花までは2~3年程度かかり、それゆえ種子で殖やすと個体差が出る&br()後述のムラサキクンシランはムラサキクンシラン属(アガパンサス属)という別属であり遠縁&br()花言葉は「高貴」「誠実」「気高さ」「端正」「情け深い」「幸せを呼ぶ」|
|&image(82-70H.png)|アガパンサス|花弁|5~7月ごろ|82-70H|2.5P 7/4|178/169/196||学名アガパンサス・アフリカヌス、和名ムラサキクンシラン&br()園芸上一般にアガパンサスと呼ばれるのは本種で南アフリカ原産&br()主に球根で販売されるが庭に植えてしばらくすると増える&br()花言葉は「無償の愛」「誠実な愛」「ラブレター」「優しい気持ち」|
|&image(89-70H.png)|ツルバギア|花弁|5~7月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||学名ツルバギア・ビオラセア、和名ルリフタモジ、別名ピンクアガパンサス、ワイルドガーリック&br()南アフリカ原産&br()上掲のアガパンサス(ムラサキクンシラン)を小さくしたような花をつけるが別属(ツルバギア属)であり、同属はネギ亜科に属する&br()このため葉を揉んだり傷つけたりするとニラやネギのような刺激臭がする&br()若い芽や茎は食用となり、さらに花も食べられる&br()ただし熟した果実、および根は有毒であるため生食は避けること&br()加熱調理をすれば有毒成分は分解され安全に食べられるとのこと&br()花言葉は「小さな背信」「落ち着きある魅力」「残り香」|
|&image(15-90D.png)|キルタンサス・マッケニー&br()(白咲・ピンク系)|花弁|5~8月ごろ(夏咲きの場合)&br()12月~翌年2月ごろ(冬咲きの場合)|15-90D|5YR 9/2|244/223/208||アフリカ南部が原産のキルタンサス属の一種&br()学名の由来はその曲がった花の形によるものである&br()花の形から、和名をフエフキズイセン、別名をファイヤーリリーという&br()マッケニー種は基部が長く、細長いラッパのような形をしている&br()他の大多数のヒガンバナ科植物と同じくリコリン、ガランタミンなどの毒を持ち、鹿児島県ではニラと誤食して食中毒になった症例が報告されている&br()花言葉は「ロマンチック」「屈折した魅力」「恥ずかしがり屋」|
|&image(35-85B.png)|ホンアマリリス&br()(グリーン)|花弁|8~10月ごろ(温室栽培の場合はこの限りに非ず)|35-85B|5GY 8.5/1|198/202/186||学名アマリリス・ベラドンナ&br()別名ベラドンナリリーと言い、かつて同属に分類されていたほとんどのアマリリスが「ヒッペアストルム属」に分類されるようになった中で、アマリリス(ホンアマリリス)属に残ったのが本種(ベラドンナ)とパラディシコラ種である&br()全草にリコリンを持つ毒草である&br()山火事のあとに花を咲かせる性質がある&br()日本にはヒッペアストルムとともに明治期に園芸用として渡来&br()花言葉は「沈黙」「ありのままの私を見て」「私の裸を見て」|
|&image(27-90B.png)|ハタケニラ|花弁|7~10月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||北米原産&br()日本には明治期以降に観賞用として入ったものが逸走し、荒地や農地、舗装路の裂け目などでよく発生する&br()ネギ亜科のニラに似るが別属別種で、中毒症状は報告されていないが食用にはならない(腹を下したという事例もあるようだ)&br()繁殖力が非常に強く、一度侵入すると駆除が困難であるため、農家にとっては強害雑草とされ忌み嫌われる&br()花言葉は「素直な心」|
**ユリズイセン科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(99-70H.png)|ユリズイセン&br()(ピンク)|花弁|4~7月ごろ&br()品種によっては10~11月ごろ|99-70H|10RP 7/4|204/163/167||学名からとって一般にアルストロメリアと呼ばれる&br()南米原産で大正時代に園芸植物として渡来&br()日本では長野県で最も盛んに生産される&br()花言葉は「持続」「未来へのあこがれ」「エキゾチック」「小悪魔的な思い」&br()ピンクの花に対しては「気配り」|
**マメ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(95-70L.png)|ムラサキツメクサ|花弁|5~8月ごろ|95-70L|5RP 7/6|215/158/177||別名アカツメクサ、赤クローバー&br()クローバーの一種でハーブとしても使われることがある&br()花言葉は「豊かな愛」「勤勉」「実直」|
|&image(29-90B.png)|シロツメクサ|花弁|4~7月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||クローバーの代表的存在の一つである&br()桃色の花をつけるモモイロツメクサはシロツメクサの変種&br()花言葉は「幸運」「約束」「私を思って」「復讐」|
|&image(39-40L.png)|シロツメクサ|葉||39-40L|10GY 4/6|56/108/57||意外かもしれないが葉は食用になり、和え物やバター炒めにして食べる&br()葉は通常三枚出るが、まれに四つ葉や五つ葉になることがあり、&br()「四つ葉のクローバー」と言えば幸運の象徴であり、国鉄・JRにおけるグリーン車マークの由来ともなっている|
|&image(27-80V.png)|コメツブツメクサ|花弁|4~6月ごろ|27-80V|7.5Y 8/12|223/202/0||同じマメ科のコメツブウマゴヤシと非常によく似ている&br()花言葉は「お米を食べましょう」「小さな恋人」|
|&image(85-70L.png)|フジ|花弁|4~5月ごろ&br()まれに8月ごろ一部が開花する「狂い咲き」と呼ばれる現象が見られる|85-70L|5P 7/6|206/81/51|藤色(ふじいろ)&br()ウィスタリア|別名ノダフジ&br()野生化では低山地や崖山林などでみられる日本固有種&br()観賞用として植栽されるが、つる性の木本であるため藤棚などを使う場合が多い&br()埼玉県春日部市で栽培されている「牛島の藤」(品種名:紫長藤)は弘法大師が手植えしたと伝えられており樹齢は1200年ともいわれる&br()牛島の藤はフジ属では唯一特別天然記念物に指定されている日本最大のフジで、東武野田線「藤の牛島駅」の駅名の由来でもある&br()花言葉は「歓迎」「恋に酔う」「忠実な」「優しさ」「決して離れない」|
|&image(92-40V.png)|ヤマハギ|花弁|7~10月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125|萩色(はぎいろ)|一般にハギといえば本種を指す&br()公園や庭の景観用、また茶花として植えられ花の色や風情を楽しむ&br()かの「万葉集」において最も多く詠みあげられている花でもある&br()東京都目黒区、武蔵野市、茨城県高萩市、埼玉県日高市など12の自治体の花となっている(なお、宮城県仙台市のハギはミヤギノハギの改良品種であるセンダイハギ)&br()葉は「ハギ茶」とよばれる薬用茶とされ、婦人のめまい、のぼせに薬効があるとされる&br()花言葉は「引っ込み思案」「思慮深い」「気遣い」|
|&image(25-90D.png)|スイートピー&br()(白)|花弁|4~6月ごろ|25-90D|5Y 9/2|236/227/195||和名ジャコウエンドウ、ジャコウレンリソウなど&br()イタリアのシチリア島原産&br()日本では主に秋蒔きして育てる&br()マメ科植物ではあるが毒草であるため豆は食べられない&br()英国エドワード王朝を代表した花でもある&br()花言葉は「蝶のように飛翔する」「門出」「別離」「優しい思い出」「永遠の喜び」&br()白いスイートピーの花言葉は「ほのかな喜び」|
|&image(95-50V.png)|スイートピー&br()(赤)|花弁|4~6月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||松田聖子の楽曲「赤いスイートピー」で知名度を上げた花&br()赤いスイートピーそのものは1800年代には存在していた&br()赤いスイートピーの花言葉は「門出」「さようなら」|
|&image(22-80X.png)|ギンヨウアカシア|花弁|1~3月ごろ|22-80X|2.5Y 8/14|252/191/0||オーストラリア原産&br()日本では「ハナアカシア」の名で出回る&br()「ミモザ」の名でも出回っているが本来ミモザとはオジギソウ属を指すので注意が必要(本種はアカシア属)&br()そのため元来のミモザと区別するため「ミモザアカシア」とも呼ばれる&br()根の張りが浅い一方で生長が早く樹形が崩れやすい&br()また萌芽力も強いため毎年の剪定が欠かせず、手のかかる植物の一つ&br()花言葉は「秘密の恋」「友情」「神秘」「感受性」「思いやり」「エレガンス」「堅実」|
|&image(95-70L.png)|ヤハズエンドウ|花弁|4~6月ごろ|95-70L|5RP 7/6|215/158/177||一般に別名のカラスノエンドウという名が知られる&br()他の別名はノエンドウ&br()また子供たちが豆ざやを笛として鳴らして遊ぶことからピーピーグサの名もある&br()土手や道端などで一般的によく見られる野生マメのひとつであり、若芽や若いマメは食用になる&br()これらをおひたし、あえ物、炒め物、天ぷら、豆ご飯などで食すほか、熟したマメも炒ることで食べられる&br()花言葉は「小さな恋人たち」「喜びの訪れ」「未来の幸せ」|
|&image(85-40T.png)|ルピナス・リリアン&br()(青)|花弁|4~6月ごろ|85-40T|5P 4/10|124/76/146||北米原産のラッセルルピナス(学名ルピナス・ポリフィルム、別名ガーデンルピナス)の矮性種である「ミナレット」を品種改良して早咲きとしたもの&br()ルピナスとはラテン語のオオカミ(ループ)に由来し、吸肥力の高さを貪欲なオオカミにたとえたもの&br()花の形が同じマメ科のフジに似るため日本ではノボリフジとも呼ばれる&br()花言葉は「貪欲」「想像力」「あなたは私の安らぎ」&br()青いルピナスの花言葉は「母性愛」|
|&image(17-70P.png)|ルピナス・リリアン&br()(黄)|花弁|4~6月ごろ|17-70P|7.5YR 7/8|225/161/90||黄色のルピナスの花言葉は「多くの仲間」|
|&image(22-80V.png)|ヒメエニシダ|花弁|4~6月ごろ|22-80V|2.5Y 8/12|248/192/17|ジェニスタ&br()ギンスター・ゲルプ|地中海沿岸原産&br()和名のエニシダはヒトツバエニシダ属の学名「ゲニスタ」のスペイン語読みである「イニエスタ」ないし英語読みの「ジェニスタ」が訛ったものとされるが定かではない&br()なお全草が有毒である&br()「エニシダ」は湘南地方などの海岸沿いや公園などに植えられるが、ややこしいことに鉢植えなどで一般に出回っているエニシダは本種「ヒメエニシダ」の方である&br()花言葉は「博愛」「謙虚」「謙遜」「清楚」「清潔」「豊穣」「卑下」|
|&image(85-50P.png)|コマチフジ|花弁|3~5月ごろ|85-50P|5P 5/8|144/107/163||学名ハーデンベルギア・ビオラセア、別名ヒトツバマメ&br()一般にハーデンベルギアと呼ばれ、オーストラリア原産&br()観賞用として植栽される&br()他のマメ科植物の大半の種と同様つる性の植物であり、生け垣などに活けられることが多い&br()牛島の藤はフジ属では唯一特別天然記念物に指定されている日本最大のフジで、東武野田線「藤の牛島駅」の駅名の由来でもある&br()花言葉は「壮麗」「広い心」「思いやり」「過去の愛」「奇跡的な再会」「運命的な出会い」|
|&image(89-70H.png)|クズ|花弁|8~10月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||日本では北海道から九州までの広い範囲に分布&br()根茎と種子で増え、絡みつく相手を求めて長く蔓を伸ばす&br()かつての農村ではこのクズの蔓を縄として刈り取っていたが、刈り取らずに放置すると急速に生長する&br()このため放置された山林ではしばしば木を倒して森林全体を枯死させてしまう場合があり、林業においては蔓切りと呼ばれる作業によって刈り取られる&br()花は美しいピンク色で秋の七草のひとつに数えられる&br()また塊根は葛粉の原料であり、葛切りや和菓子の材料として用いられてきた&br()根を乾燥させたものは葛根(カッコン)といい、風邪薬として用いられるが、花も葛花(カッカ)と呼ばれ二日酔いに薬効がある&br()花言葉は「芯の強さ」「活力」「根気」|
**ラン科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(92-40V.png)|シラン|花弁|4~6月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||日本に自生する野生ランの一種だが花壇での栽培もされる&br()花言葉は「美しい姿」「変わらぬ愛」「薄れゆく愛」「あなたを忘れない」「お互い忘れないように」|
|&image(95-50V.png)|ネジバナ|花弁|5~8月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||螺旋を描くように花をつけるのでこの名がある&br()別名ネジレバナ、ネジリバナ、ネジリソウ、一部園芸家の間では学名由来のスピランセスと呼ばれることもある&br()花言葉は「思慕」|
|&image(92-50T.png)|カトレア&br()(ピンク)|花弁|9~11月ごろ(秋咲き)&br()12~翌3月ごろ(冬咲き)|92-50T|2.5RP 5/10|178/92/144||中南米原産で「洋ランの女王」の異名を持つ&br()その威容にふさわしく美しい花をつけるため世界中で栽培されている&br()ピンク色のカトレアの花言葉は「成熟した大人の魅力」|
|&image(25-85V.png)|オンシジューム・ケイロフォルム|花弁|12~翌1月ごろ(冬咲き)&br()4~6月ごろ(春咲き)&br()9~10月ごろ(秋咲き)|25-85V|5Y 8.5/12|247/212/0||コロンビアおよびパナマ原産&br()小型種でありミニオンシジュームという名で流通する&br()本種そのものも原種として出回るが、交配用の親としても使われる&br()花言葉は「可憐」「一緒に踊って(シャル・ウィ・ダンス)」「気立ての良さ」「清楚」|
**ヒユ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(35-50H.png)|ホウレンソウ|葉&br()(オモテ)||35-50H|5GY 5/4|114/127/80||野生種は発見されておらず、原産地は定かではない&br()日本ではおひたしや胡麻和え、みそ汁などでもおなじみの野菜であるが、世界的にも使われている&br()オムレツ、ピザ、スパゲッティ、キッシュ、グラタン、スープなど西洋料理、またラーメンや炒め物など中華料理にも使われる&br()インドカレー店で「サグ」という緑色のカレーが出てくるがこれはホウレンソウのカレーのことで、緑色もホウレンソウに由来する|
|&image(92-40V.png)|センニチコウ|苞葉|6~9月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||別名センニチソウ&br()おもにパナマ・グアテマラ原産で日本には江戸時代に渡来した&br()主に観賞用で、仏花やドライフラワーとしても利用される&br()食用とされるが、苞葉を散らして色や香りを楽しむのが目的であり、どちらかといえば料理の飾りつけのためのものである&br()花言葉は「不朽」「不滅の愛」|
|&image(99-40V.png)|ケイトウ&br()(羽毛ケイトウ)|花序|7~11月ごろ|99-40V|10RP 4/12|175/44/85||アジア・アフリカの熱帯地方原産で日本には奈良時代に渡来したと言われる&br()ヒユ科の植物らしく花や葉は食用とされ、原産地のアフリカと東南アジアでは実際に食べられている&br()花言葉は「おしゃれ」「気取り屋」「風変わり」「個性」「色あせぬ恋」|
|&image(29-85B.png)|イノコヅチ|花序|8~10月ごろ|29-85B|10Y 8.5/1|215/214/198||本州から四国、九州の山林、薮、木陰、路傍の日陰、ビルの陰などに生える&br()別名ヒカゲイノコヅチ、フシダカ、コマノヒザ、ドロボウグサ、モノグルイなど&br()根を乾燥させたものが漢方薬の牛膝(ゴシツ)となり、利尿、強精、通経の薬効があるとされる&br()また若芽や若葉は食用にでき、おひたしや炒め物、バター炒め、ポタージュスープ、天ぷら、佃煮、シチューなどにして食べるようだ&br()花言葉は「命燃え尽きるまで」「二重人格」「人懐っこい」|
|&image(35-70H.png)|ヒナタイノコヅチ|果穂||35-70H|5GY 7/4|95/132/69||北海道の一部と本州から四国、九州の山野、道端、庭、芝生、畑など日当たりの良い場所に生える&br()イノコヅチが日陰に生えるのとは対照的で、分類学上はイノコヅチの変種である&br()根を乾燥させたものが漢方薬の牛膝(ゴシツ)となり、利尿、強精、通経の薬効があるとされる&br()食用としての利用もイノコヅチとほぼ同じと考えられる|
**スベリヒユ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(95-50V.png)|ハナスベリヒユ&br()(ピンク)|花弁|5~10月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||学名ポーチュラカ・ウンブラティコラ、園芸上は学名由来の「ポーチュラカ」の名で流通する&br()スベリヒユ属の園芸品種であり日本では1983年にドイツから輸入されたものをもとに栽培される&br()元来は多年草であるが寒さに弱いため、日本国内では一年草として育てることが多い&br()ピンク色のポーチュラカの花言葉は「いつも元気」|
|&image(92-40V.png)|マツバボタン|花弁|6~9月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||別名ヒデリグサ、ツメキリソウ、ホロビンソウ&br()おもに南米原産で観賞用&br()こぼれ種からも繁殖し、ほとんど世話をしなくても咲く強い植物だが、花が終わった株は弱りやすいので摘み取るとよい&br()花言葉は「可憐」「無邪気」|
**パイナップル科(アナナス科、プロメリア科)
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(17-50F.png)|パイナップル|果皮||17-50F|7.5YR 5/3|144/116/93||ブラジル原産&br()主にフルーツとして生食するほかヨーグルトなどに入れたり、缶詰として加工されることが多い&br()またタンパク質を分解する酵素が果実に含まれていて、肉料理の消化を助けたり、あるいは肉を柔らかくする効果がある&br()ハワイアンピザやハワイアンステーキなどのハワイ料理や、酢豚などの中華料理の具材としても有名|
|&image(22-70V.png)|パイナップル|果肉||22-70V|2.5Y 7/12|219/166/0||パイナップルを食べていると舌がしびれてくることがある&br()これは上述した酵素の働きで舌のタンパク質が分解されているため|
**タデ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(99-60T.png)|イヌタデ|萼|6~11月ごろ|99-60T|10RP 6/10|219/115/133||別名アカノマンマ&br()日本では北海道から沖縄まで広く分布する道端の雑草である&br()ヤナギタデに対し、葉に辛味がなく役に立たないという意味で名づけられた&br()別名のアカノマンマは秋の季語であるほか、雑草としては非常に美しいため絵画の題材としても好まれる&br()なお、辛味がないことから最近は若葉や若穂が炒め物や天ぷらとして食されるようになってきているそうだ&br()花言葉は「ただれる」「あなたのお役に立ちたい」|
|&image(99-70H.png)|ヒメツルソバ|花弁|4~11月ごろ|99-70H|10RP 7/4|204/163/167||別名カンイタドリ、ポリゴナム&br()ロックガーデン用としてヒマラヤ原産の本種が導入され野生化した&br()ソバと名がつくが蕎麦としては食されず、実をサラダに添えるか、新芽を和え物または天ぷらとして食べる&br()花言葉は「愛らしい」「気が利く」「思いがけない出会い」|
|&image(95-90B.png)|ヒメツルソバ|花弁|4~11月ごろ|95-90B|5RP 9/1|232/225/227||ヒメツルソバは咲き始めのころは淡いピンク色であるが、時間が経過すると徐々に白色に変化していく特徴がある|
|&image(25-90B.png)|ヒメツルソバ|花弁|4~11月ごろ|25-90B|5Y 9/1|231/227/211||その見た目からマメ科植物(特にシロツメクサやアカツメクサなど)と思われがちであるが全く別の種である|
|&image(99-50X.png)|ミズヒキ|花序&br()(オモテ)|8~11月ごろ|99-50X|10RP 5/12|215/64/106||紅白の花序が縁起物の「水引」を連想させることからその名がある&br()日本に広く分布するが、南西諸島においてはごくまれにしか見られない&br()花言葉は「慶事」「感謝の気持ち」「喜び」|
|&image(05-30T.png)|ヒメスイバ|萼片&br()(雄花)|8~11月ごろ|05-30T|5R 3/10|215/64/106||ヨーロッパ原産で日本には明治時代に渡来&br()シュウ酸を含むため家畜は葉を食べず、牧草地では害草とされる&br()一方で料理の酸味付けやチーズの凝固剤として使われることもあるが、多量に摂取すると結石などシュウ酸中毒の恐れがある&br()花は雄花の萼片が赤く色づく&br()日本では荒れ地などで普通に見られる雑草である&br()花言葉は特にない|
|&image(17-80F.png)|イタドリ|花弁|8~11月ごろ|17-80F|7.5YR 8/3|223/195/168||日本では北海道から奄美諸島まで広く分布する野草&br()若葉を揉んで傷につけることで外傷薬として用いられたことから、イタドリの名は「痛み取り」が転訛したものといわれる&br()茎は軽くて丈夫で杖として使われ、虎縞の模様があったため「虎杖(コジョウ)」と呼ばれていた&br()地方によりスカンポ、イタズリ、ドングイ、スッポン、ゴンパチ、エッタン、ダンジ、サイタナなど&br()新芽や若葉は三歳として食べられるがシュウ酸を含むため過食は禁物&br()高知県ではにがり、またはにがり入りの粗塩でもむことでシュウ酸を取り除いている&br()根茎は「虎杖根(コジョウコン)」という生薬になる&br()花言葉は「回復」「見かけによらない」|
**トウダイグサ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(29-70T.png)|トウダイグサ|花序|3~5月ごろ|29-70T|10Y 7/10|184/178/0||学名ユーフォルビア・ヘリオスコーピア&br()別名スズフリバナ&br()本州以南の日当たりのよい荒れ地や道端、畑などに分布&br()我が国におけるトウダイグサ属のタイプ種である&br()花の形が照明器具の燈台(台の上にある皿に油を入れ、灯を点すための台)に似ているのでこの名がある&br()全草がテルペノイドなどを含む毒草であり、誤食すれば痙攣などの症状が出るほか、葉や茎を傷つけた際に出る乳液が皮膚に触れるとかぶれる&br()花言葉は「明るく照らして」「地味」「控えめ」|
|&image(32-80P.png)|チャボタイゲキ|花序|2~8月ごろ|32-80P|2.5GY 8/8|198/208/92||学名ユーフォルビア・ペプルス&br()北アフリカから西アジア・アラビア原産&br()タカトウダイ(タイゲキ)に似ているが草丈が低いため、小型のニワトリであるチャボになぞらえて命名された&br()苞葉はとがっていて、トウダイグサのようなお椀型にはならない&br()毒草ではあるが、この毒成分の一つである「インゲノール-3-アンゲラート」は日光角化症の治療薬とされる&br()花言葉は「明るく陽気な」|
|&image(35-70H.png)|ダイウンカク|葉||35-70H|5GY 7/4|166/180/126||エチオピア、ソマリア、スーダン、エリトリア原産&br()学名ユーフォルビア・アビシニカ、別名デザートキャンドルの名で親しまれる多肉植物&br()葉の縁にはとげがあり、サボテンの仲間と思われがちであるがトウダイグサ科である&br()トウダイグサ属にあっては大型の種で、樹高は最大で10mほどにもなるという|
|&image(29-90B.png)|ユーフォルビア・ダイヤモンドフロスト|苞葉|5~10月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||熱帯アメリカ原産のトウダイグサ属であるユーフォルビア・ヒペリシフォリアをもとに国際種苗組合のプルーブン・ウィナーズが開発&br()原種に比べて苞葉が大きくなり、美しい姿にアレンジされている&br()大暑性に優れ、春から秋まで長い期間開花し、寄せ植えやグラウンドカバーにも公的である&br()花言葉は「君にまた会いたい」「デリケートな美」|
|&image(05-40V.png)|ポインセチア&br()(赤)|苞葉|10~12月ごろ|05-40V|5R 4/12|177/47/57||メキシコ原産&br()学名ユーフォルビア・プルシェリマ&br()和名ショウジョウボク、別名クリスマスフラワー&br()原産国のメキシコでは「ノーチェ・ブエナ(素晴らしい夜)」という名で呼ばれていたが、その伝説を知ったアメリカの初代メキシコ公使であったポインセット氏の名にちなんでポインセチアという通名が付けられた&br()花言葉は「祝福」「聖夜」「幸運を祈る」「私の心は燃えている」|
|&image(32-80P.png)|ポインセチア&br()(金)|苞葉|10~12月ごろ|32-80P|2.5GY 8/8|198/208/92||「レモンスノー」などのような黄色(金色)の品種もある&br()花言葉は「あなたの幸せを祈る」|
|&image(99-40V.png)|プリンセチア&br()(品種:オペラ)|苞葉|10~12月ごろ|99-40V|10RP 4/12|175/44/85||メキシコ原産の植物であるポインセチア(和名ショウジョウボク)を日本で改良して誕生した種である&br()開発元はサントリーフラワーズで、プリンセスのような華やかなポインセチアという意味で命名された&br()ピンク色のプリンセチアの花言葉は「思いやり」「清純」|
|&image(07-60T.png)|ショウジョウソウ|苞葉|5~11月ごろ|07-60T|5R 4/12|177/47/57||アメリカ中部からアルゼンチン原産&br()学名ユーフォルビア・シアトフォラ&br()別名ファイアーオンザマウンテン、メキシカンファイアー、ワイルドポインセチア、サマーポインセチア&br()ショウジョウボク(ポインセチア)ほど強くは木質化せず、苞葉もあまり大きくならないためショウジョウソウという名がついた&br()日本には明治期に観賞用として渡来したが、奄美・沖縄・大東地方および小笠原地方では帰化している&br()水やりをしすぎると根腐れを起こすので慎重に育てること&br()花言葉は「祝福」「良い仲間」|
|&image(35-90A.png)|ハツユキソウ|総苞|7~11月ごろ|35-90A|5GY 9/0.5|226/228/219||アメリカ・ミネソタ州、コロラド州、テキサス州原産&br()学名ユーフォルビア・マルギナータ&br()別名ミネノユキ、スノーオンザマウンテン&br()花弁に見える部分は総苞であり、花そのものは小さく目立たない&br()どちらかといえば、葉の周囲に入った白い斑(ふ)が特徴の植物であり、全体に白く見える葉を楽しむ植物である&br()唯一の園芸品種として「氷河」がある&br()花言葉は「好奇心」「穏やかな生活」「祝福」|
|&image(35-80H.png)|ヤマアイ|花序|3~7月ごろ|35-80H|5GY 8/4|194/206/149||学名マーキュリアリス・レイオカルパ&br()アイ(藍)という名はあるが、アイ(タデ科)やリュウキュウアイ(キツネノマゴ科)と違いインディゴを含まない&br()葉を摺り染めに使うが、これによって出る色は緑色である&br()ただし地下茎を乾燥させると青い色を出すことができ、媒染剤に銅を用いることで青い色を定着させることができることが研究によって判明した&br()花言葉は「古き良き時代の」「正しいこと」|
|&image(07-30L.png)|アカメガシワ|若葉||07-30L|7.5R 3/6|116/52/47||カシワ(ブナ科)に似た葉をつけ、新芽の色が赤いのでこの名がある&br()葉は頑丈であり、かつてはこの葉を使って食べ物を持ち運んだため「ゴサイバ」の別名がある&br()またカシワが生えていない地域では葉をカシワの代用品として使ったといわれる&br()薬樹であり、樹皮は野梧桐(ヤゴドウ)、葉は野梧桐葉(ヤゴドウヨウ)という生薬になる&br()若葉は食用で、和え物やおひたしなどで食べる|
**コミカンソウ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(32-80P.png)|ナガエコミカンソウ|花序|10~12月ごろ|32-80P|2.5GY 8/8|198/208/92||別名ブラジルコミカンソウ&br()ただしその別名に反してブラジル原産ではなく、マダガスカル沖のマスカリン諸島原産とされる&br()日本在来種のコミカンソウに似るが、花序は長い柄の先につく&br()日本では1990年代ごろから関東以西に帰化しているのが確認され、道端に生える雑草となっているが、元来越冬できない地域でも一年草化しており、一部の地域では小低木化している&br()花言葉は日本在来種のコミカンソウと同じで「秘めた意志」|
|&image(05-30T.png)|オオシマコバンノキ|果皮&br()(熟したもの)||05-30T|5R 3/10|139/24/43||別名オオシマカンコノキ、ヒメコバンノキ、タカサゴコバンノキ、タイワンコバンノキ&br()コミカンソウ属とされる植物の中では大型のもので、奄美大島から琉球諸島、台湾などに分布&br()果実の中にはオオシマコバンノキハナホソガというガの幼虫が共生している&br()オオシマコバンノキは、オオシマコバンノキハナホソガのみによって受粉できる虫媒花である|
**ツユクサ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(76-50T.png)|ツユクサ|花弁|6~9月ごろ|76-50T|6.25PB 5/10|85/120/188|露草色(つゆくさいろ)|「万葉集」にも登場する花のひとつ別名ホタルグサ、ボウシバナ、アオバナ、ツキクサ、オウセキソウ&br()下痢止めや解熱の薬になり、また花からとれる色素を用いて染物用の下絵を描いていた&br()ゆでた葉をおひたし、和え物、卵とじなどにして、あるいは生の葉を天ぷらにして食べることも&br()花言葉は「尊敬」「なつかしい関係」「小夜曲(セレナーデ)」|
|&image(85-50P.png)|ムラサキツユクサ|花弁|5~7月ごろ|85-50P|5P 5/8|144/107/163||学名トラデスカンチア・オヒエンシス&br()北米原産で、日本では栽培品種が帰化し、野生化している&br()栽培品種では白色の花をつける品種もある&br()別名アンダーソニアナ&br()花言葉は「尊敬しているが恋愛ではない」「ひとときの幸せ」|
|&image(92-50T.png)|ムラサキツユクサ&br()(赤紫色)|花弁|5~7月ごろ|92-50T|2.5RP 5/10|178/92/144||ムラサキツユクサ属を総称してトラデスカンチア類と呼ぶ&br()後掲するトキワツユクサ、ムラサキゴテンもトラデスカンチア類である|
|&image(92-40V.png)|シマムラサキツユクサ|花弁|4~7月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||学名トラデスカンチア・ゼブリナ&br()別名ハカタカラクサ、ゼブリナ&br()メキシコ原産で、日本では観賞用として昭和初期に移入&br()沖縄では地植えなどが行われたが逸出して野生化している&br()花言葉は「変わらぬ思い」「誠実」「優しい愛情」|
|&image(29-90B.png)|トキワツユクサ|花弁|5~8月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||学名トラデスカンチア・フルミネンシス&br()別名ノハカタカラクサ&br()南米原産であり要注意外来生物に指定される&br()前掲のムラサキツユクサと同じトラデスカンチア類&br()花言葉は「尊敬」|
|&image(92-50T.png)|ムラサキゴテン|花弁|7~10月ごろ|92-50T|2.5RP 5/10|178/92/144||学名トラデスカンチア・パリダ&br()別名パープルハート、セトクレアセア&br()メキシコ東部原産のトラデスカンチア類で現地では野草であるが日本では花壇や鉢植えなどで育てる&br()花言葉は「優しい愛情」「誠実」「変わらぬ愛」|
|&image(85-30D.png)|ムラサキゴテン|葉||85-30D|5P 3/2|79/67/85||花だけでなく派にも紫色の色素があるのがムラサキゴテンの特徴である|
|&image(92-40V.png)|ビロードツユクサ|花弁|6~10月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||学名トラデスカンチア・シラモンタナ&br()和名ワタゲダルマツユクサ、シラユキヒメ&br()別名ホワイトベルベット&br()葉の表面が白い綿毛で覆われているのが特徴のトラデスカンチア類でメキシコ原産&br()乾燥に強く、色鮮やかな花を咲かせるため日本でも庭などで栽培される&br()花言葉は「届けたい切ない気持ち」「密かな恋」「乙女の真心」「嫉妬」|
|&image(35-90D.png)|ヤブミョウガ|花弁|8~9月ごろ|35-90D|5GY 9/2|224/231/196||関東以西の山林に分布する山野草で、葉がショウガ科のミョウガに似ているためこの名がある&br()ふつうは食用にすることはめったにないが、若芽は塩茹でや炒め物、汁物にすることで食べることはできるらしい&br()可食部は茎、旬は8月ごろ、食感はややぬめりがあるとのこと&br()花言葉は「優雅」「報われない努力」「苦しみを和らげる」「謙譲の美徳」|
|&image(75-30D.png)|ヤブミョウガ|果皮(熟したもの)||75-30D|5PB 3/2|64/72/87||果実は未熟果は緑色だが、熟すと藍色に変わっていく&br()なお、ヤブミョウガの根は杜若(トジャク)という漢方薬の原料でもあり、頭痛に薬効があるとされている|
**モクセイ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(17-70P.png)|キンモクセイ|花弁|9~10月ごろ|17-70P|7.5YR 7/8|225/161/90||中国原産&br()日本には江戸時代に渡来したが、やってきたのは雄株のみであるため挿し木で殖やされる&br()ジンチョウゲ、クチナシと並んで日本の三大芳香木に数えられる&br()花は薬用になる&br()花言葉は「謙遜」「気高い人」「真実」「真実の愛」|
|&image(29-85B.png)|オリーブ|花|5~6月ごろ|29-85B|10Y 8.5/1|215/214/198||地中海原産で庭木や食用、採油用として栽培される&br()枝は平和の象徴であり、国連の旗をはじめ各種の紋章の意匠となっている&br()目立たないものの、白く小さな花をつける&br()花言葉は「平和」「安らぎ」「知恵」「勝利」|
|&image(35-40D.png)|オリーブ|葉||35-40D|5GY 4/2|92/99/77|オリーブグリーン|深い灰黄緑色を意味するオリーブグリーンはオリーブの葉に由来する&br()オリーブの幹は硬く強度があるため木材としても栽培される|
|&image(37-30H.png)|ヒイラギ|葉||37-30H|7.5GY 3/4|55/78/44||葉の縁の刺に触るとヒリヒリと痛むことから、「疼ぐ(ひいらぐ)」という語より名づけられている&br()その尖った葉のために防犯目的で庭に植える家も多いという&br()古くから邪鬼の侵入を防ぐと伝えられ、魔除けとして使われる&br()幹は硬く丈夫なため、金槌の柄などに使われてきた|
|&image(25-80P.png)|シナレンギョウ|花弁&br()(外縁部)|3~4月ごろ|25-80P|5Y 8/8|226/199/89||中国原産&br()同じレンギョウ属の「レンギョウ」も中国原産だが、株立ちして枝が立ち上がるのが本種の特徴&br()日本ではこの中国原産種2種のほか、朝鮮半島原産のチョウセンレンギョウ(ケナリ)とともに公園などの植栽として植えられる&br()解熱剤、消炎剤、利尿剤、排膿剤、腫瘍・皮膚病などの鎮痛薬として漢方薬にも使われる&br()花言葉は「希望」「希望の実現」「豊かな希望」「期待」「集中力」「言いなりになる」|
|&image(25-90A.png)|ソケイ|花弁|7~11月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219|ジャスミンホワイト|ソケイ属(ジャスミン属)のタイプ種であり学名ジャスミヌム・グランディフロルム&br()別名オオバナソケイ、タイワンソケイ、ソケイカ、ギョクフヨウ、コモンジャスミン、ロイヤルジャスミン、スパニッシュジャスミン&br()インドやパキスタンの高山地帯原産で日本には中国を経て渡来&br()葉がアーユルヴェーダで用いられるほか、花はインドでは女性の髪飾りとして使われている&br()ソケイは主に香水として用いられるほか、日本では生け垣などに生けられる&br()花言葉は「愛らしさ」「可憐」|
|&image(05-85B.png)|ハゴロモジャスミン|花弁|4~6月ごろ|05-85B|5R 8.5/1|220/211/210||中国・雲南省原産&br()別名ピンクジャスミン、欧米やオーストラリア、ニュージーランドで観賞用として栽培されているがオーストラリアとニュージーランドでは帰化し、外来種となっている&br()日本ではおもに生け垣として植えられるほか、鉢植えとしても育てられる&br()ただし樹勢が強いため開花後は強剪定が必須といわれており、放置すると伸びすぎてしまうほか、周りの植物の生育を阻害するため庭植えの際は注意が必要&br()本種の花はジャスミンティーとして同属のマツリカと並んで盛んに利用される&br()花言葉は「誘惑」「官能的な愛」「優しさを集めて」|
|&image(27-85V.png)|オウバイ|花弁|2~4月ごろ|27-85V|7.5Y 8.5/12|237/216/0||ウメに似た黄色の花をつけるためこの名があるがモクセイ科ソケイ属(ジャスミン属)であり、学名をジャスミヌム・ヌーディフロルムという&br()別名ウィンタージャスミン&br()実がならないため、挿し木や株分けをして増やす&br()薬樹であり、花は解熱や利尿、葉は出来物、腫物、打ち傷、切り傷の治療に対する薬効があるとされる&br()花言葉は「期待」「ひかえめな美」「恩恵」|
|&image(29-90B.png)|ネズミモチ|花弁|5~7月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||別名タマツバキ、園芸名プリベット&br()果実の形がネズミの糞に似ており、樹形や葉がモチノキに似るためこの名がある&br()本州、四国、九州および琉球諸島に分布&br()森林の開けたところや山火事の跡などに生え、庭木として植栽もされる&br()果実は和女貞子(ワニョテイシ)あるいは女貞子(ジョテイシ)という生薬になり、滋養強壮の薬効がある&br()全体にジテルペンエステルという毒を含み、 葉・樹皮・根を噛んだ場合には口腔の灼熱感が生じ、大量に食べた場合には吐き気・嘔吐・下痢などが起こる&br()花言葉は「名より実」|
|&image(05-40F.png)|シマトネリコ|果皮(フチ)||05-40F|5R 4/3|122/87/86||別名タイワンシオジ、タイワントネリコ、タイトウシオジ&br()日本では元来沖縄地方に自生するが、気候変動に伴い本州でも庭や公園などに植栽されるようになった&br()カブトムシが集まる木としても知られるが、シマトネリコ育成業者にとってはカブトムシによる食害が問題視されている&br()熱帯地方では家具の材料として用いられる&br()果実はヘラ型の翼状果|
**クスノキ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(25-20B.png)|アボカド|果皮||25-20B|5Y 2/1|52/49/40||別名ワニナシ、アグアカテ、アワカテ、アバカテ、パルタ&br()栄養価が高く高カロリーで「森のバター」の異名を持つ果物である&br()メキシコ料理でおなじみの「ワカモレ」の原材料でもある|
**サクラソウ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(95-50V.png)|サクラソウ&br()(赤紫)|花弁|3~5月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||学名プリムラ・シーボルディ&br()日本固有のサクラソウ種の一つであり、ニホンサクラソウとも呼ばれる&br()古典草花の一つで、江戸時代に武士を中心に好まれたが現在は一般家庭で栽培される&br()愛好家団体もおり、現在はアメリカの愛好家たちの間でも愛されている&br()一方で自生地では戦後の乱開発により生息域が狭まってきており、保護活動が進められている&br()花言葉は「少年時代の希望」「初恋」「自然の美しさを失わない」「純潔」「叶わぬ初恋」&br()濃い赤紫色のサクラソウの花言葉は「美の秘訣」|
|&image(92-40V.png)|オトメザクラ&br()(赤紫)|花弁|12月~翌3月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||学名プリムラ・マラコイデス、別名ケショウザクラ&br()サクラソウ科の中でも現在わが国で園芸用として多く出回る品種の一つ&br()日本固有種であるサクラソウとは違い、一本の花茎が枝分かれして華やかに咲く&br()花言葉は「少年時代の希望」「運命を切り開く」「気取らない愛」「素朴」|
|&image(27-85H.png)|プリムラ・ブルガリス|花弁|3~4月ごろ|27-85H|7.5Y 8.5/4|224/215/155||園芸用サクラソウの一種&br()別名イチゲサクラソウ、プリムローズ、コモン・プリムローズ、イングリッシュ・プリムローズ&br()ツキミソウ(アカバナ科)もイブニング・プリムローズと呼ばれるがこれは本種に花が似ているため&br()本種は花壇に良く植えられるが、花は食用となりサラダやジャム、砂糖煮などとして使われる&br()花と根が薬用となり、花は神経調和、安静、収斂、発汗、&br()根は刺激性の去痰、抗痙攣、抗炎症、収斂の薬効がある&br()花言葉は「青春の恋」「青春の始まりと悲しみ」|
|&image(99-50X.png)|シクラメン&br()(赤色)|花弁|4~5月ごろ|99-50X|10RP 5/14|215/64/106||学名シクラメン・ペルシクム&br()地中海原産の植物で別名カガリビバナ&br()「死」「苦」との語呂合わせや、赤色は血をイメージさせることから、この花を病人への見舞いに供することは縁起が悪いとされる&br()シクラミンという毒を含む毒草であるにもかかわらず、原産地付近では古来食用にされていた&br()花言葉は「遠慮」「気後れ」「はにかみ」&br()赤いシクラメンの花言葉は「嫉妬」|
|&image(95-90B.png)|シクラメン&br()(白)|花弁|4~5月ごろ|95-90B|5RP 9/1|232/225/227||白いシクラメンの花言葉は「清純」|
|&image(95-50V.png)|シクラメン&br()(ピンク)|花弁|4~5月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||ピンクのシクラメンの花言葉は「憧れ」「内気」|
|&image(95-90D.png)|シクラメン&br()(薄ピンク)|花弁|4~5月ごろ|95-90D|5RP 9/2|237/223/227|||
|&image(92-40V.png)|シクラメン&br()(紫)|花弁|4~5月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||紫のシクラメンの花言葉は「想いが響きあう」「絆」|
|&image(07-40V.png)|マンリョウ|果皮||07-40V|7.5R 4/12|176/50/43||別名ナガバマンリョウ、オオミマンリョウ、ハナタチバナなど&br()後述するナンテンやセンリョウと同じく冬になる赤い実であり、正月の縁起物としても扱われる&br()日本では関東以西から四国、九州、沖縄に分布|
**ロウバイ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(27-85H.png)|ロウバイ&br()(ソシンロウバイ)|花弁|1~2月ごろ|27-85H|7.5Y 8.5/4|224/215/155||中国原産で日本では江戸時代より庭木として栽培される&br()漢名の「蝋梅」の音読みとされ、一説には陰暦の12月にあたる「朧月(ろうげつ)」にウメの香りの花を咲かせるためと言われる&br()花言葉は「奥ゆかしさ」「慈しみ」「慈愛」「先導」「先見」|
**オトギリソウ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(22-80V.png)|キンシバイ|花弁|6~7月ごろ|22-80V|2.5Y 8/12|248/192/17||中国原産で日本では江戸時代より庭木として栽培される&br()「金糸梅」と書くがこれは花の形から名づけられたものでありウメの仲間ではない&br()花言葉は「きらめき」「悲しみを止める」「魔除け」「秘密」|
**メギ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(07-40V.png)|ナンテン|果皮&br()(熟したもの)||07-40V|7.5R 4/12|176/50/43||中国原産で、日本には江戸時代以前に渡来したとされる&br()冬に赤い実をつけるが、この実を乾燥させると「南天実(ナンテンジツ)」という和薬となり咳止めなどの薬効がある&br()葉も「南天葉(ナンテンヨウ)」という生薬となるほか、「難を転ずる」と読めることから縁起物としても使われる|
|&image(35-85B.png)|ナンテン|花弁|5~6月ごろ|35-85B|5GY 8.5/1|198/202/186||ナンテンは初夏に6弁の小さな無数の花をつける&br()花言葉は「私の愛は増すばかり」「福をなす」「よい家庭」|
|&image(32-70T.png)|ヒイラギナンテン|葉(若葉、オモテ)||32-70T|2.5GY 7/10|170/182/17||中国南部から台湾、ヒマラヤ原産で日本には江戸時代に渡来&br()別名トウナンテン、チクシヒイラギナンテン&br()葉の形がモクセイ科の「ヒイラギ」に似ている植物であるがヒイラギほど高くは育たない&br()子のため庭木や植え込みなどに好適な植物の一つといえる&br()公園や街路、建物などの植栽に使われている|
|&image(25-80P.png)|ヒイラギナンテン|花弁|3~4月ごろ|25-80P|5Y 8/8|226/199/89||ヒイラギナンテンは黄色の小さな花を無数につけ、ブドウのような甘い香りを持つ&br()花言葉は「激しい感情」「激情」「愛情は増すばかり」|
|&image(25-80P.png)|ホソバヒイラギナンテン|花弁|9月~11月ごろ|29-80V|10Y 8/12|212/206/0||中国原産&br()別名ナリヒラヒイラギナンテン&br()ヒイラギナンテンに比して葉が細く、南国的な印象があることからリゾート風の庭に植えられることもある&br()庭の和洋を問わず幅広く使える庭木として人気がある植物である&br()開花時期はスズメバチが吸蜜のために飛来するので注意すること&br()花言葉は「長寿」「幸福」「優しい暖かさ」「過敏」|
**センリョウ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(09-50X.png)|センリョウ|果皮&br()(完熟したもの)||09-50X|10R 5/14|212/76/19||別名クササンゴ&br()日本、東アジア、東南アジア、南アジアに分布&br()冬に鮮やかな赤い実をつけるため、ナンテンやマンリョウ、ピラカンサ、ヤバネヒイラギモチなどと並んで正月の縁起物とされる&br()日本では主に千葉県や茨城県で生産されたものが多く流通する|
**モチノキ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(07-40P.png)|ヤバネヒイラギモチ|果皮&br()(完熟したもの)||07-40P|7.5R 4/8|155/70/61||別名シナヒイラギ、ヒイラギモチ、チャイニーズホーリー&br()中国原産でヒイラギに似た葉を持つためこの名がある&br()冬に鮮やかな赤い実をつけるため、正月の縁起物とされるばかりでなく、ヒイラギに似た葉のため魔除けの意味もある&br()日本ではセイヨウヒイラギ(クリスマスホーリー)の代用としてクリスマスの飾りにも使われる|
|&image(05-30T.png)|ウメモドキ|果皮&br()(完熟したもの)||05-30T|5R 3/10|139/24/43||日本では本州、四国、九州の落葉広葉樹林に自生するが庭木として栽培もされる&br()葉がバラ科のウメに似るためウメモドキの名があるが、本種は花よりもむしろ赤い実を楽しむ木である&br()冬場の庭の彩として使われる|
**ミソハギ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(99-50X.png)|サルスベリ|花弁|7~10月ごろ|99-50X|10RP 5/14|215/64/106||別名ヒャクジツコウ&br()中国南部原産で庭木として栽培される&br()樹皮が滑らかで、木登りが得意なサルでも滑ってしまうのではないかということでこの名がある&br()材は硬くて重く、鉄道用の枕木の材料にもなった&br()花言葉は「雄弁」「活動」「世話好き」「愛嬌」|
|&image(95-50V.png)|クフェア|花弁|6~12月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||学名クフェア・ヒソッピフォリア、和名メキシコハナヤナギ、別名クサミソハギ、ハワイアンヘザー&br()メキシコ・グアテマラ・ホンジュラス原産&br()低木ではあるが匍匐性の木本であるためグラウンドカバーとして栽培される&br()花言葉は「自由気まま」「立派」「切ない思い」|
**モクレン科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(92-40V.png)|モクレン&br()(シモクレン)|花弁および萼片|3~4月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||別名モクレンゲ、モクラン&br()中国南部原産で日本では観賞用として古くから導入されているが、もともとは薬用樹であった&br()庭木や公園植樹、街路樹として植えられることが多い&br()葉をつける前に一斉に花を咲かせ、春の花の一つである&br()園芸上は学名由来の「マグノリア」とも呼ばれる&br()花言葉は「自然への愛」「崇高」「忍耐」「威厳」「持続」&br()シモクレンの花言葉は「高潔な心」|
|&image(27-90B.png)|ハクモクレン|花弁および萼片|3~4月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||モクレン(木蓮)という名はハスのような形の花を咲かせることに由来する&br()つぼみを風乾すると「辛夷(しんい)」と呼ばれる薬となり、鼻炎、頭痛、咳、発熱などの症状に対して薬効があるとされる&br()葉をつける前に一斉に花を咲かせ、春の花の一つである&br()園芸上は学名由来の「マグノリア」とも呼ばれる&br()ハクモクレンの花言葉は「慈悲」「気高さ」|
|&image(25-90B.png)|コブシ|花弁|3~4月ごろ|25-90B|5Y 9/1|231/227/211||日本においては北海道、本州、九州に分布する&br()ハクモクレンに似るが花はやや小ぶりで萼片は緑色、またハクモクレンと違って花弁は完全に開ききるため判別できる&br()別名ヒキザクラ、シキザクラ、ヤチザクラ、ヤマアララギ&br()実をかじると辛みがあるものの、食用にされることはあまりない&br()ただし実は果実酒の材料になる&br()コブシやモクレンの花は砂糖漬けや天ぷら、炊き込みご飯などとして食べることができる&br()なお樹皮は有毒&br()花言葉は「友情」「友愛」「可愛らしさ」|
|&image(27-90B.png)|タイサンボク|花弁|5~7月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||別名ダイサンボク、ハクレンボク、ジョウハモクレン、サザンマグノリア&br()北米南東部の原産&br()モクレン科の植物では大型の樹で、記録では最大樹高37メートルを優に超える&br()原産国のアメリカではミシシッピ州とルイジアナ州の樹に指定されており、特にミシシッピ州では州旗にタイサンボクの花があしらわれている&br()つぼみや葉が薬用とされるらしい&br()花言葉は「前途洋々」「威厳」|
**ケシ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(12-50V.png)|ヒナゲシ&br()(オレンジ)|花弁|5月中旬~下旬|12-50V|2.5YR 5/12|215/64/106||欧州原産、別名コモンポピー、コーンポピー、シャーレイポピー、グビジンソウ、コクリコ&br()園芸用に流通・販売されているケシ科の花で、一般にポピーといえば本種を指す&br()花言葉は「なぐさめ」「妄想」「夢想家」&br()オレンジ色のポピーの花言葉は「思いやり」「いたわり」|
|&image(22-80V.png)|ヒナゲシ&br()(イエロー)|花弁|5月中旬~下旬|22-80V|2.5Y 8/12|248/192/17||ポピーは様々な色の花を咲かせるため園芸家に人気の花である&br()黄色のポピーの花言葉は「成功」「富」|
|&image(25-90A.png)|ヒナゲシ&br()(白)|花弁|5月中旬~下旬|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219||白い花弁のものは花弁の根本付近が黄色である&br()白いポピーの花言葉は「眠り」「忘却」「疑惑」「わが毒」|
|&image(07-60T.png)|シベリアヒナゲシ&br()(赤)|花弁|3~5月ごろ|07-60T|7.5R 6/10|215/64/106||シベリアから極東ロシア、北米亜寒帯原産&br()アイスランドポピーの名で呼ばれるがアイスランド共和国とは関係なく、亜寒帯原産であるため&br()日本ではヒナゲシ(ポピー)に比べて早く咲き、大ぶりで鮮やかな花をつける園芸種&br()赤いポピーの花言葉は「なぐさめ」「感謝」「喜び」|
|&image(09-50X.png)|シベリアヒナゲシ&br()(オレンジ)|花弁|3~5月ごろ|09-50X|10R 5/14|212/76/19|||
|&image(07-60T.png)|ナガミヒナゲシ|花弁|4~5月ごろ|07-60T|7.5R 6/10|215/64/106||日本国内では園芸種が野生化しており、その繁殖能力の高さが問題視されている&br()なおヒナゲシ、オニゲシと同様栽培は禁止されていない&br()花言葉は「なぐさめ」「癒し」「平静」|
|&image(17-90D.png)|タケニグサ|つぼみ|6~8月ごろ|17-90D|7.5YR 9/2|243/224/204||別名チャンパギク&br()同属のマルバタケニグサ、ケナシチャンパギクなどとともに知られる野草で、崩壊地や荒れ地などで生育する&br()ケシ科植物らしくアルカロイドを含む毒草であり、経口摂取では生命にかかわるほか、皮膚に触れても炎症を起こすので無暗に折ったり傷つけたりしてはならない&br()花言葉は「素直」「隠れた悪」|
|&image(17-70X.png)|ハナビシソウ|花弁|4~6月ごろ|17-70X|7.5YR 7/14|245/153/0||別名カリフォルニアポピー&br()アメリカ西部、メキシコ北西部および北東部原産でカリフォルニア州の州花&br()日本には明治時代に渡来したが、花の形が家紋の「花菱」に似ているためこの名がついた&br()ヒナゲシ、シベリアヒナゲシ、オニゲシと並び園芸用として栽培され、丈夫で寒さにも強く育てやすい&br()花言葉は「富」「成功」「栄光」「希望」|
|&image(89-70H.png)|ムラサキケマン|距|4~6月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||仏具の「華鬘(ケマン)」に似た形の花で、紫色なのでこの名前がある&br()日本全国に分布し、木陰や山端、ビルの影などの日陰を好む植物である&br()花は長い筒状の距の先端に小さな花弁を持ち、キケマン属の特徴の一つである&br()全草がプロトピンを含む毒草で、山菜のシャク(セリ科)と間違えて誤食する危険がある&br()花言葉は「あなたの助けになる」「喜び」「助力」「見えない美しさを大切にして」|
|&image(22-90B.png)|ニセカラクサケマン|距|4~6月ごろ|22-90B|2.5Y 9/1|233/226/212||キケマン属によく似た花をつけるが、本種はカラクサケマン属にあり別属別種&br()ヨーロッパ原産であり、世界各地に帰化している&br()日本では1987年に沖縄県うるま市で帰化が確認された&br()カラクサケマン類はヨーロッパでは浄血薬などとして用いられていたが、その薬効成分の主となるのがムラサキケマンの項でも述べたプロトピン&br()ほか、疥癬の治療薬や食品酸化剤として知られるフマル酸はカラクサケマン属(フマリア属)から発見されたものである&br()花言葉は「恋心」「あなたに従う」|
**ジンチョウゲ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(05-90B.png)|ジンチョウゲ|花弁|2~4月ごろ|05-90B|5R 9/1|234/225/224||中国原産で室町時代渡来と思われる&br()別名チンチョウゲ&br()クチナシ、キンモクセイとともに日本三大芳香木に数えられる花&br()また春の季語でもあり、石川さゆりの曲「沈丁花」や松任谷由実の曲「春よ、来い」などでも歌われているる&br()花を煎じたものが歯痛や口内炎などの民間薬として使われたこともある&br()花言葉は「栄光」「不死」「不滅」|
|&image(25-90C.png)|ミツマタ|花弁|3~4月ごろ|25-90C|5Y 9/1.5|233/227/203||中国原産&br()園芸種は白、黄、橙色などの花を楽しむ&br()日本では樹皮が和紙の原料であるほか、現在発行されている紙幣の原材料でもある&br()徳島県では廃棄されるミツマタの幹を使った木炭や、その木炭を使った石鹸が作られている&br()花言葉は「意外な想い」「肉親の絆」「強靭さ」「永遠の愛」|
**グミ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(27-90B.png)|トウグミ|花弁|4~5月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||英名チェリー・シルバーベリー&br()グミ科グミ属の植物であるナツグミの変種であり、主に観賞用として庭に植えられる&br()果実は夏に結実し、赤く熟すと少し渋みはあるが食べられる&br()花言葉は「用心深い」「野性美」「心の純潔」|
**アカバナ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(95-50V.png)|ユウゲショウ|花弁|5~7月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||南米および北米原産のものが帰化&br()日本ではオシロイバナの別名が「ユウゲショウ」であり、これと区別するため本種を「アカバナユウゲショウ」と呼ぶことがある&br()花言葉は「臆病」「移り気」「ほのかな恋」「浴後の美人」|
|&image(95-70L.png)|ヒルザキツキミソウ|花弁(外縁)|5~7月ごろ|95-70L|5RP 7/6|215/158/177||北米原産のものが帰化&br()観賞用に輸入されたものが野生化し定着した&br()花言葉は「無言の愛」「固く結ばれた愛」「自由な心」|
|&image(25-90A.png)|ヒルザキツキミソウ|花弁(中心部)|5~7月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219|||
|&image(27-90P.png)|メマツヨイグサ|花弁|7~9月ごろ|27-90P|7.5Y 9/8|245/230/109||北米原産のものが帰化し、道端や荒れ地などに生える雑草となっている&br()アレチマツヨイグサは今日においては本種の変種であると考えられている&br()種子からは「月見草オイル(イブニング・プリムローズオイル)」が採れるが、酸化しやすく加熱調理には向かないためサラダなどにかけて使うのが一般的&br()花言葉は「浴後の美人」「気まぐれ」「ほのかな恋」「静かな恋」「恋に恋するお年頃」|
|&image(27-90P.png)|コマツヨイグサ|花弁|4~11月ごろ|27-90P|7.5Y 9/8|245/230/109||北米原産のものが帰化し、道端や荒れ地などに生える雑草となっている&br()マツヨイグサ属の中では花が小さいためこの名前がある&br()要注意外来生物であり、一部の自治体では積極的に駆除が行われている&br()なお若葉は食用となり、生のままでも食べられるほか天ぷらとしてもよい&br()花言葉は「ほのかな恋」「物言わぬ恋」「恋の予感」「愛の予感」「浴後の乙女」「夜の美しさ」「夢見る乙女」「魔法」「移ろいやすさ」「無邪気な愛」|
**カンナ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(27-85V.png)|カンナ&br()(黄)|雄しべ|6~10月ごろ|27-85V|7.5Y 8.5/12|237/216/0||中米、カリブ原産のダンドク(カンナ・インディカ)を品種改良したものとされる&br()花弁のように見えるのは6本ある雄しべのうちの5本であり、残りの1本が本来の雄しべとしての役目を果たす&br()球根で殖やす植物だが、温暖地では宿根草としても栽培可能&br()花言葉は「情熱」「快活」「熱い思い」「妄想」「永遠」「堅実な未来」|
|&image(08-50V.png)|カンナ&br()(赤)|雄しべ|6~10月ごろ|08-50V|8.75R 5/12|206/81/51||カンナは熱帯植物のため、暑い日本の夏でもびくともせずに育つ&br()暑ければ暑いほど成長し、鮮やかな花を咲かせるため夏の花として人気がある|
**カタバミ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(25-85V.png)|カタバミ|花弁|6~9月ごろ|25-85V|5Y 8.5/12|247/212/0||別名カガミグサ、スイバ、ショッパグサ、スズメグサ、モンカタバミなど&br()果実がはじけて無数の種を飛ばす&br()花言葉は「心の輝き」「喜び」「母の優しさ」「あなたと共に」|
|&image(37-50L.png)|カタバミ|葉||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||クローバーにも似た三枚葉をつける&br()小葉がハート形になっているのがカタバミ類の特徴&br()根付くとなかなか絶やせないため「家が絶えない」として家紋にも取り入れられている&br()乾燥した葉は食用ないし薬用となる|
|&image(22-80X.png)|オッタチカタバミ|花弁|4~10月ごろ|22-80X|5Y 8/14|252/191/0||別名タチカタバミ&br()カタバミは茎が地上を這うようにして伸びる匍匐性植物であるのに対し、本種は水平に伸びる地下茎から地上茎が立ち上がるためこの名がある&br()花言葉はカタバミに同じ|
|&image(95-50V.png)|ムラサキカタバミ|花弁|5~7月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||南米原産で江戸時代に観賞用として導入されたものが帰化した&br()日本では種子をつけないが、無数に木子をつけて繁殖するため要注意外来生物に指定されている&br()花言葉は「心の輝き」「喜び」|
|&image(85-70H.png)|インカノカタバミ|花弁|5~12月上旬|85-70H|5P 7/4|183/168/194||南米原産&br()別名インカカタバミ、サンカクカタバミ、また学名からとってオキザリスとも呼ばれる&br()カタバミ類の中ではかなり大ぶりな葉をつけるのが特徴&br()花言葉は「輝く心」「決してあなたを捨てません」|
|&image(95-30H.png)|インカノカタバミ&br()(品種名:烏葉オキザリス)|葉||95-30H|5RP 3/4|100/59/77||烏葉オキザリスは葉の色が紫色を呈する品種である|
|&image(27-90P.png)|オオキバナカタバミ|花弁|7~9月ごろ|27-90P|7.5Y 9/8|245/230/109||南アフリカ原産、江戸時代に観賞用として移入されたものが帰化した&br()別名をキイロハナカタバミといい、日本固有種に比べ花は大型である&br()種子はつけず、鱗茎によって栄養繁殖する&br()家畜には有毒であり、乳牛が食べた場合乳脂肪分が減るため酪農家の敵でもある&br()花言葉は「あなたと共に」「輝く心」|
**ユキノシタ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(15-90A.png)|ユキノシタ|花弁(下弁)|5~7月ごろ|15-90A|5YR 9/0.5|231/226/222||別名イドクサ、コジソウ、イワカズラ、イワブキなど&br()野生下では雑木林や山地の湿った場所の岩場などに自生するが、観賞用として庭や鉢などにも植えられる&br()薬草であり、葉はやけどやしもやけ、腫物などの外用薬、中耳炎や痔などにも薬効があるという&br()建物の影になる半日陰で育てるのがよい&br()ユキノシタは夏の季語&br()花言葉は「情愛」「切実な愛情」|
|&image(95-70L.png)|ヒマラヤユキノシタ|花弁|3~6月ごろ|95-70L|5RP 7/6|215/158/177||ヒマラヤ山脈原産&br()日本では園芸用として庭先などに植えられ、春にピンク色の花を咲かせる&br()幅広い環境に適応し、場所をあまり選ばないが暗い場所では花つきが悪くなる&br()暑さには弱いので夏は半日陰で育てるのがよい&br()乾燥を好み、多湿に弱い&br()花言葉は「秘めた感情」「順応」「忍耐」|
**アジサイ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(82-70H.png)|アジサイ&br()(薄紫色)|萼片|6~7月ごろ|82-70H|2.5P 7/4|178/169/196||別名ホンアジサイ&br()6月を代表する花の一つであり、別名シチヘンゲ、ハッセンカ&br()アジサイは夏の季語である&br()花言葉は「移り気」「浮気」「辛抱強さ」「無常」&br()青系のアジサイには「冷淡」「知的」「神秘的」「無情」という花言葉もある|
|&image(95-60P.png)|アジサイ&br()(ピンク)|萼片|6~7月ごろ|95-60P|5RP 6/8|200/125/153||赤・ピンク系のアジサイの花言葉は「元気な女性」「強い愛情」|
|&image(29-85B.png)|アメリカノリノキ|萼片|6~7月ごろ|29-85B|10Y 8.5/1|215/214/198||北米原産のアジサイの仲間で別名アメリカアジサイ、アナベル&br()花言葉は「ひたむきな愛」「辛抱強い愛情」|
|&image(39-50H.png)|アメリカノリノキ|葉||39-50H|10GY 5/4|97/130/95|||
|&image(92-50T.png)|ヤマアジサイ&br()(品種名:七段花・赤紫色)|萼片|6~7月ごろ|92-50T|2.5RP 5/10|178/92/144||別名サワアジサイ&br()ヤマアジサイの若葉は甘茶の原料となるが、濃い甘茶を飲むと腹を下す場合があるので注意&br()七段花は総苞片の形状が星形になる&br()花言葉は「辛抱強い愛情」「元気な女性」|
|&image(76-50T.png)|ガクアジサイ&br()(青紫色)|萼片|6~7月ごろ|76-50T|6.25PB 5/10|85/120/188||別名ハマアジサイ&br()アジサイの花の色は土の酸性度によって決まると言われているが、&br()リトマス試験紙とは逆で酸性の土では青色に、アルカリ性の土では赤色になる傾向がある&br()花言葉は「謙虚」|
|&image(29-90B.png)|カシワバアジサイ|萼片|5~7月ごろ|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||北米東南部原産&br()葉の形がカシワに似るためこの名があり、花序は房状で花の色は白&br()日本にも古くからあったが、近年は庭木などとして一般にも出回っている&br()日本では千葉県成田市の東勝寺や兵庫県西脇市の西林寺がカシワバアジサイの名所&br()花言葉は「慈愛」「清純な心」「美」「魅力ある人」「元気な女性」|
|&image(27-90B.png)|バイカウツギ&br()(品種名:ベルエトワール)|花弁|4~6月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||別名サツマウツギ&br()本州、四国および九州に分布&br()花の形がウメに似るためこの名がある&br()イギリスの植物学者ジョン・ジェラードが庭に大量に植えていたが、その匂いのために眠れなかったという逸話があるほど芳香が強い&br()その芳香ゆえに古くは香水の原料とされていた&br()花言葉は「気品」「品格」「香気」「回想」「思い出」「仮面」|
|&image(29-85B.png)|ヒメウツギ|花弁|4~6月ごろ|29-85B|10Y 8.5/1|215/214/198||別名チョウセンウツギ、ヤマウツギ、ヒロハヒメウツギ、ハナヒメウツギ、オオヒメウツギ&br()日本固有種で、本州の関東以西、四国および九州に分布&br()日当たりのよい河岸の岩場、石灰岩、蛇紋岩地に自生する&br()小さな白い花を無数につけるため、庭木や鉢植えとしても利用されている&br()花言葉は「秘密」「秘めた恋」「夏の訪れ」|
**ヒルガオ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(95-90D.png)|ヒルガオ|花弁|5~8月ごろ|95-90D|5RP 9/2|237/223/227||別名テンキバナ、アメフリバナ、カミナリバナ、アメフリアサガオなど&br()たいていは雑草として扱われるが「旋花(せんか)」という生薬の原料でもあり、また葉や根は食用にできる&br()花言葉は「絆」「縁」「友達のよしみ」「優しい愛情」「親しい付き合い」「情事」「依存」「はかない恋」|
|&image(89-70H.png)|ハマヒルガオ|花弁|5~6月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||日本では北海道から南西諸島まで分布し、海岸の砂浜に匍匐して生える&br()海岸植物らしく塩分に耐えるため、丸い形の厚みのある葉が特徴&br()コマツヨイグサの増加により生息域を奪われ個体数は減少している&br()砂浜の花として古くから親しまれ、昭和の名曲「君の名は」の歌詞にも登場する&br()花言葉は「絆」「交誼」「夜」「優しい愛情」|
|&image(92-40V.png)|アサガオ&br()(赤紫)|花弁|7~10月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||原産地はヒマラヤ・ネパールから中国であるという説と東南アジアであるという説があったが、近年はアメリカ大陸原産とされる説が出ており定かでない&br()日本には奈良時代に渡来したとされ、数多くの品種が作られている&br()日本の夏を代表する花のひとつであり、夏の季語&br()花言葉は「愛情」「結束」「あなたに絡みつく」「明日もさわやかに」&br()赤紫色のアサガオの花言葉は「安らぎ身満ち足りた気分」|
|&image(85-30P.png)|アサガオ&br()(紫)|花弁|7~10月ごろ|85-30P|5P 3/8|96/54/112||アサガオの花の色は土の酸性度(pH)によって決まり、酸性の土では赤色に、アルカリ性の土では青色になる傾向がある&br()前表掲載のアジサイとは逆である&br()紫色のアサガオの花言葉は「冷静」「平常」|
|&image(95-90A.png)|アサガオ&br()(品種名:暁の光)|花弁|7~10月ごろ|95-90A|5RP 9/0.5|229/226/227||サカタのタネが開発した超巨大輪品種のアサガオで中心部が紅色の白い花をつける&br()白いアサガオの花言葉は「あふれる喜び」「固い絆」|
|&image(02-40H.png)|サツマイモ|塊根&br()(外皮)||02-40H|2.5R 4/4|129/84/87||別名カンショ、アメリカイモ、スイートポテト&br()焼き芋や芋けんぴ、大学芋、干し芋、栗きんとん、天ぷら、フライ、芋ごはん、コロッケなど多用途に使われる&br()コロッケの具として使う場合はジャガイモをつなぎに使うことも|
|&image(77-40V.png)|エボルブルス・ヌタリアヌス|花弁|5~10月ごろ|77-40V|7.5PB 4/12|71/89/175||別名アメリカンブルー、英名から意訳すればケブカコビトアサガオか?&br()アメリカ原産で半耐寒性の植物だが霜にあたると枯れてしまうため冬越しをさせる際は霜に注意&br()白い花をつけるものはアメリカンホワイトと呼ばれる&br()花言葉は「あふれる思い」|
|&image(77-50T.png)|アメリカアサガオ|花弁|8~11月ごろ|77-50T|7.5PB 5/10|71/89/175||熱帯アメリカ原産で、アサガオに比べ小ぶりな花をつける&br()日本には戦後の輸入用穀物に混じっていた種が発芽してそのまま帰化したとされる&br()他のアサガオに比べると幾分地味で、道端や荒れ地で見られる雑草となっている&br()なお、明治期には小石川植物園にて栽培されたとも&br()花言葉は「固い絆」「結びつき」「結束」|
|&image(77-50L.png)|マルバアサガオ&br()(青)|花弁|6~12月ごろ|77-50L|7.5PB 5/6|111/119/162||熱帯アメリカ原産で、日本には江戸時代に観賞用として渡来&br()アサガオに比べて長く蔓を伸ばすため、垣根に植えられることが多い&br()晩秋から初冬にかけては一日中花を咲かせる&br()花言葉は「愛情」「夢」「希望」|
|&image(89-40T.png)|マルバアサガオ&br()(紫)|花弁|6~12月ごろ|89-40T|10P 4/10|142/68/130|||
|&image(07-40V.png)|ツタノハルコウ|花弁|6~10月ごろ|07-40V|7.5R 4/12|176/50/43||別名ツタノハルコウソウ&br()メキシコ原産で日本にも広く帰化する&br()1998年に神奈川県座間市で本種の帰化が確認された&br()同属種のマルバルコウの葉はハート型だが、本種はアサガオなどと似た深裂がある&br()また、ルコウソウとも葉の形が全く違う&br()花言葉は「絆」「信頼」「友情」「愛」「情熱」「ロマンス」「私は忙しい」|
|&image(07-40V.png)|マルバルコウ|花弁|6~10月ごろ|07-40V|7.5R 4/12|176/50/43||別名マルバルコウソウ&br()熱帯アメリカ原産で日本では南関東、東海から四国、九州に帰化する&br()嘉永年間ごろに渡来したとされる&br()花言葉は「常に愛らしい」|
|&image(07-40X.png)|ハゴロモルコウ|花弁|6~10月ごろ|07-40X|7.5R 4/14|186/33/33||別名ハゴロモルコウソウ、モミジルコウ&br()ルコウソウとマルバルコウの種間交雑でできた品種、およびそれが野生化したものとされる&br()マルバルコウやツタノハルコウに比べると花冠の先が裂けずアサガオに近く、花弁の色もルコウソウ譲りの深紅色である&br()花言葉は「常に愛らしい」「世話好き」「私は忙しい」|
|&image(17-90A.png)|マメアサガオ|花弁|7~9月ごろ|17-90A|7.5YR 9/0.5|231/226/221||別名ヒラミホシアサガオ、ヒメアサガオ&br()北米原産といわれ日本では1955年に東京都内で帰化しているのが確認された&br()関東以西において道端の雑草となって普通に見られるが、大豆畑などにおいては同属のホシアサガオやマルバルコウ、ツタノハルコウ、アメリカアサガオなどとともに「帰化アサガオ類」と呼ばれる強害雑草として問題視される&br()花言葉は「見つけたら幸せ」「固い絆」|
|&image(37-60D.png)|ディコンドラ・アルゲンテア|葉||37-60D|7.5GY 6/4|130/155/111||アオイゴケ(ディコンドラ)属の植物で、アルゲンテアとは葉の色が銀葉であることにちなむ&br()北米原産といわれ、寄せ植えやグラウンドカバーとして広く使用される|
**アオイ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(99-40V.png)|タチアオイ&br()(赤)|花弁|6~8月ごろ|99-40V|10RP 4/12|175/44/85||別名ハナアオイ、ホリーホック&br()ビロードアオイ属の植物で、トルコ原産種と東欧原産種の交雑によって生まれたとする説が有力&br()疲労回復、美肌効果、利尿作用などの薬用として江戸時代に移入されたとされるが現在は主に観賞用&br()花言葉は「大望」「豊かな実り」&br()赤いタチアオイの花言葉は「母の愛」|
|&image(95-70L.png)|フヨウ|花弁|8~10月ごろ|95-70L|5RP 7/6|215/158/177||中国原産といわれる&br()学名ハイビスカス・ミュタビリス&br()日本では四国、九州、沖縄に分布するが関東以南では栽培品種が野草化して分布していることも&br()英名コットン・ローズマロウ&br()フヨウという名はハスの美称でもあるため、これと区別する場合は「モクフヨウ」と呼ばれる&br()朝に咲き、夕方にはしぼむ一日花である&br()同属のムクゲとは接ぎ木が可能&br()花言葉は「繊細な美」「しとやかな恋人」|
|&image(22-90A.png)|ムクゲ&br()(白)|花弁(背・腹)|6~10月ごろ|22-90A|2.5Y 9/0.5|230/227/219||学名ハイビスカス・シリアクス、別名ハチス、モクゲ&br()中国原産で日本では平安時代にはすでに植えられていたとされる&br()夏の茶花(茶道において、茶室に飾る花のこと)として欠かせない存在である&br()樹皮およびつぼみが薬用とされる&br()同属のフヨウとは接ぎ木が可能&br()韓国語ではムグンファといい国花とされ、列車の名にもなっている&br()英名ローズ・オブ・シャロン&br()花言葉は「デリケートな愛」「繊細な美」「新しい美」「説得」「信念」「尊敬」「慈しみ」|
|&image(95-50V.png)|ムクゲ&br()(白)|花弁(モト)|6~10月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133|||
|&image(07-40V.png)|ブッソウゲ&br()(品種名:サマーレッド)|花弁|6~10月ごろ|07-40V|7.5R 4/12|176/50/43|ハイビスカスレッド|学名ハイビスカス・ロサ・シネンシス&br()日本でハイビスカスといえば一般にはブッソウゲを指すことが多いが、そもそもハイビスカスとはフヨウ属全般を指す名であり、上掲のムクゲやフヨウもハイビスカスである&br()別名ローズ・オブ・チャイナ、チャイニーズ・ハイビスカス&br()ブッソウゲは赤い花を咲かせるハイビスカスで、沖縄県では「アカバナー」「グソーバナ」と呼ばれる&br()マレー語ではブンガ・ラヤと呼ばれマレーシアの国花とされている&br()鮮やかな赤い色は南国情緒を醸し出すとして人気が高く、夏の花として親しまれている&br()花言葉は「新しい恋」「常に新しい美」|
|&image(05-40V.png)|モミジアオイ|花弁|7~10月ごろ|05-40V|5R 4/12|177/47/57||学名ハイビスカス・コッキネウス&br()北米原産でバージニア州、ルイジアナ州、フロリダ州に分布&br()別名コウショッキ、スカーレット・ローズマロウ、ブリリアント・ハイビスカス、スカーレット・ハイビスカス&br()テキサス・スターの名こそあるがテキサス州には野生下では分布しない&br()暑さに強く炎天下でもよく育ち、鮮やかな赤い花を咲かせるため日本でも夏の花として人気がある&br()花言葉は「温和」「穏やかさ」|
|&image(05-40V.png)|タイタンビカス&br()(品種名:イカロス)|花弁|7~10月ごろ|05-40V|5R 4/12|177/47/57||上掲のモミジアオイとアメリカフヨウとの交雑により作出された園芸品種&br()三重県にある赤塚植物園で作出され、ギリシャ・ローマ神話の巨神ティーターンにちなんでタイタンビカスと命名された&br()最大で直径25㎝以上という巨大な花をつけ、耐暑性の強い大型宿根草である&br()耐寒性にも優れ屋外での越冬も可能とされる&br()現在作出されている品種のほとんどはギリシャ、ローマ神話にちなんだ名がつけられているが、直径12㎝のキッズタイプにはイギリスの戯曲「ピーター・パン:大人にならない少年」にちなんだ名がつけられている&br()花言葉は「美しさ」「新しい恋」「繊細な美」「伝統」|
|&image(99-60T.png)|タイタンビカス&br()(品種名:アルテミス)|花弁|7~10月ごろ|99-60T|10RP 6/10|219/115/133||前掲のイカロスおよび本項のアルテミスは花の直径が18㎝前後、草丈1m前後の品種である|
|&image(09-90D.png)|タカサゴフヨウ|花弁|7~10月ごろ|09-90D|10R 9/2|243/223/216||かつてはヤノネボンテンカ属(パボニア属)に分類されていたが、分類体系の見直しにより現在はフヨウ属(ハイビスカス属)とされる&br()旧学名はパボニア・ハスタータであったが現在はシノニムとして扱われ、現在の学名はハイビスカス・ハスタータである&br()標準和名ヤノネボンテンカ、別名ミニフヨウ&br()南米原産であり、葉の形が矢じり状であり、花が梵天に似ているためヤノネボンテンカの名がある&br()近年はもっぱら「ミニフヨウ」の名で流通する種である&br()いわゆるハイビスカスの中にあってはかなり小ぶりな花をつける&br()花言葉は「繊細な美しさ」「愛らしい」「慎重」|
|&image(27-90P.png)|オクラ|花弁|7~11月ごろ|27-90P|7.5Y 9/8|245/230/109||和名アメリカネリ、オカレンコン&br()アフリカはガーナ、エチオピア原産といわれる&br()オクラという名は英語からの借用語で、原産地ではトゥイ語で「ンクラマ」という&br()熱帯原産であるために少しの霜でも枯れてしまうほど寒さに弱い&br()このため日本では一年草とされ、霜が降りると実をつけない&br()独特の粘りを持った果実が食用となる&br()花言葉は「恋の病」「恋で身が細る」|
|&image(27-90P.png)|チロリアンランプ|花弁|5~11月ごろ(繰り返し咲き)|27-90P|7.5Y 9/8|245/230/109||和名ウキツリボク、ショウジョウカ&br()ブラジル南部原産で赤いランタンのような花を咲かせる&br()ただしよく目立つ赤色の部分は花弁ではなく萼で、本来の花弁はその下の黄色い部分である&br()熱帯原産であるがある程度の耐寒性があり、本州以西であれば露地植えができる&br()花言葉は「さまざまな愛」「尊敬」「恋の病」「真実は一つ」「憶測」「よい便り」「恵まれた環境」|
|&image(05-40V.png)|チロリアンランプ|萼|5~11月ごろ(繰り返し咲き)|05-40V|5R 4/12|177/47/57|||
**フウロソウ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(95-60P.png)|ヒメフウロ|花弁|4~8月ごろ|95-60P|5RP 6/8|200/125/153||別名シオヤキソウ&br()日本では伊吹山や霊仙山、養老山地、四国剣山など高山地帯に分布するがこれらの分布地では絶滅危惧種である&br()一方で、観賞用として海外から輸入されてきたものが野生化し、北海道や本州などに帰化している&br()花言葉は「静かな人」「人知れずの愛」|
|&image(25-90A.png)|アメリカフウロ|花弁|3~9月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219||北米原産で日本では1932年に京都で発見され、現在は帰化している&br()いわゆるゼラニウム属(フウロソウ属)の一種で、同属の日本在来種であるゲンノショウコに似るが、本種の葉にはしばしば赤い縁取りがみられる代わりにゲンノショウコ特有の黒斑が見られない&br()毒草ではないが味が悪く食用には不適&br()花言葉は「誰か私に気付いて」|
|&image(99-50X.png)|ハナテンジクアオイ&br()(赤)|花弁|4~6月ごろ(一季咲きの場合)&br()真夏と真冬を除くほぼ通年(四季咲きの場合、環境による)|99-50X|10RP 5/14|215/64/106|ゼラニウム|園芸上は「ゼラニウム」と呼ばれるが本来ゼラニウムとはゲンノショウコなどを含むフウロソウ属である&br()これに対し一般に「ゼラニウム」と呼ばれるのはテンジクアオイ属(ペラルゴニウム)であるため紛らわしい&br()花言葉は「真の友情」「尊敬」「信頼」&br()赤いゼラニウムの花言葉は「あなたがいて幸せ」|
**オミナエシ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(27-80V.png)|オミナエシ|花弁|8~10月ごろ|27-80V|7.5Y 8/12|223/202/0||別名オミナメシ、チメグサ&br()秋の七草のひとつであり黄色い花を楽しむ&br()根を天日干しすると敗醤根(ハイジョウコン)という生薬となり消炎、排膿、浄血の薬効がある&br()沖縄を除く日本全土に分布&br()花言葉は「美人」「永久」|
**ミズキ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(32-90D.png)|ホンコンヤマボウシ&br()(品種名:月光)|総苞片|5~6月ごろ|32-90D|2.5GY 9/2|228/230/195||日本に自生するヤマボウシは落葉樹だが、本種とヒマラヤヤマボウシは常緑樹&br()夏に薄緑色の花をつけ、庭木として栽培される&br()ホンコンヤマボウシは耐寒性に乏しく、庭植えは関東以南の地域がよい&br()花言葉は「友情」|
|&image(27-90B.png)|アメリカヤマボウシ&br()(白)|総苞片|4~5月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||別名ハナミズキ、アメリカハナミズキ&br()1912年に当時の東京市長であった尾崎行雄がソメイヨシノをアメリカのワシントンDCに贈った際、1915年にその返礼としてワシントンDCから贈られてきた&br()花の付き方や形が同じミズキ属の在来種であるミズキに似ていたためハナミズキという別名の方が有名になった樹である&br()2012年には先述のソメイヨシノ寄贈100周年を記念してワシントンDCから新たに贈られてきた&br()花言葉は「ありがとう」「返礼」「永続性」「思いを受けとめてください」|
|&image(99-50X.png)|アメリカヤマボウシ&br()(紅)|総苞片|4~5月ごろ|99-50X|10RP 5/14|215/64/106|||
**アヤメ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(79-40T.png)|アヤメ|花弁|4~6月ごろ|79-40T|10PB 4/10|99/85/158|菖蒲色(しょうぶいろ)&br()(かつてショウブ科のショウブと混同されていたため&br()なおアヤメはアヤメ科)|観賞用だが胃痛・腹痛用または寄生性皮膚炎の治療薬としても使われた&br()近縁種のカキツバタ、ハナショウブと並び美しい花をつける&br()アヤメは花札における5月の絵柄としても用いられる(ただしカキツバタとされる場合あり)&br()花言葉は「気まぐれ」「よい便り」「メッセージ」「希望」「雄弁」「知恵」|
|&image(25-85V.png)|キショウブ|花弁|5~6月ごろ|25-85V|5Y 8.5/12|247/212/0||別名イエローアイリス&br()西アジアおよび欧州原産のアヤメ科植物&br()よく似た花にキハナショウブがあるがこれは本種とハナショウブの交配種&br()花言葉は「友情」「幸せをつかむ」「私は燃えている」「信じる者の幸福」「消息」「音信」「復讐」|
|&image(85-90D.png)|ドイツアヤメ&br()(紫色バイトーン・ネグレクタ系)|花弁(上弁および側弁)|4~6月ごろ|85-90D|5P 9/2|230/225/235|ペールアイリス|別名ジャーマンアイリス、レインボーフラワー&br()ドイツおよびフランスでアヤメ科植物を交配して誕生した栽培品種&br()現在の主な生産地はアメリカなどだが、日本でも新品種が開発されている&br()花言葉は「使者」「恋のメッセージ」「燃える思い」「情熱」|
|&image(89-30H.png)|ドイツアヤメ&br()(紫色バイトーン・ネグレクタ系)|花弁(唇弁)|4~6月ごろ|89-30H|10P 3/4|93/61/88||上弁・側弁が明るい色、唇弁が暗い色の花をバイトーン系と呼ぶが、&br()ネグレクタはそのコントラストがはっきりした系統の花色である|
|&image(85-90B.png)|シャガ|花弁(地色)|3~5月ごろ|85-90B|5P 9/1|228/226/231||中国原産&br()三倍体であるため種子をつけられず、人手を介して繁殖する&br()このため山林には自生せず、人の手が入った民家やその跡地、里山や畑などでよくみられる植物である&br()花言葉は「反抗」「友人が多い」「私を認めて」「決心」|
|&image(82-50H.png)|シャガ|花弁(模様)|3~5月ごろ|82-50H|2.5P 5/4|127/117/145|||
|&image(19-75X.png)|シャガ|花弁(模様)|3~5月ごろ|19-75X|10YR 7.5/14|249/172/0|||
|&image(12-50V.png)|ヒメヒオウギズイセン|花弁|6~8月ごろ|12-50V|2.5YR 5/12|215/64/106||学名からクロコスミア、またかつての学名からモントブレチアとも呼ばれる&br()南アフリカ原産の園芸植物だが各地で野生化しており、佐賀県では県条例で栽培が禁止されている&br()現在の主な生産地はアメリカなどだが、日本でも新品種が開発されている&br()花言葉は「楽しい思い出」|
|&image(85-80D.png)|ハナサフラン|花弁|2~3月ごろ|85-80D|5P 8/2|203/198/208||アルプス、ピレネー山脈、バルカン半島原産&br()学名をクロッカス・ヴェルヌスといい、学名由来のクロッカスの名でも知られる&br()ヴェルヌス種は白あるいは紫の花を咲かせる&br()黄色のクロッカスはクリサントゥス種という別種であるが、園芸上は2種ともクロッカスで流通している&br()花言葉は「青春の喜び」「切望」「私を信じて」&br()紫色のクロッカスの花言葉は「愛の後悔」|
|&image(27-85H.png)|ディエテス・ビコロル|花弁|6~8月ごろ|27-85H|7.5Y 8.5/4|224/215/155||南アフリカ原産&br()別名オキナワシャガ、リュウキュウシャガ&br()淡い黄色の花を咲かせ、日本では庭などに植えられて花を楽しむほか、華道においては特徴的な形の葉が使われる&br()花言葉は「知恵」|
|&image(75-80D.png)|ルリニワゼキショウ|花弁|5~6月ごろ|75-80D|5PB 8/2|56/108/57||北米東部原産&br()帰化植物の一つで、道端や荒れ地、芝生などに生える&br()小さな薄青色の花を楽しむため栽培もされる&br()殖やす際には主に春先に塊根を分けて殖やす方法がとられるが難易度が高いとされる&br()犬や猫などが誤って食べてしまい中毒の危険があるので注意が必要&br()花言葉は「愛らしい人」「繁栄」「豊かな感情」|
|&image(05-30T.png)|フリージア&br()(赤)|花弁|3~6月ごろ|05-30T|5R 3/10|139/24/43||和名ショウブズイセン、アヤメズイセン、アサギズイセン、コアヤメズイセン、コウセツラン&br()南アフリカ原産の植物であるが、世界的に出回っているのはこれらを原種としてオランダで改良された園芸種である&br()白や黄色の花が多く出回る一方、他の色は病気に弱いため市場ではあまり流通しない&br()千葉県南部や静岡県南部など、強い霜が降らない地方では路地植えで育てられるが、東京などでは霜除けが必要である&br()赤いフリージアの花言葉は「純潔」|
|&image(89-40T.png)|フリージア&br()(紫)|花弁|3~6月ごろ|89-40T|10P 4/10|142/68/130||紫色のフリージアの花言葉は「あこがれ」|
**イヌサフラン科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(87-60L.png)|イヌサフラン|花弁|9~10月ごろ|87-60L|7.5P 6/6|172/135/173||学名コルヒクム・アウトゥムネール、別名オータムクロッカス、園芸名は学名由来のコルチカム&br()ヨーロッパ中南部からアフリカ原産&br()全草がコルヒチンを含む毒草で、ギョウジャニンニクと間違えて誤食し死亡する事例があり、また花がサフランに似るためこれと間違えての中毒事例も後を絶たない&br()なおコルヒチンはリウマチや通風の治療薬としても用いられるほか、種なしスイカなどの倍数体植物種の生産や品種改良の作出にも用いられる&br()花言葉は「私の最良の日々は過ぎ去った」「危険な美しさ」|
**ウコギ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(27-90B.png)|ヤツデ|花序|11~12月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||関東地方南部以西から四国、九州、沖縄にかけ分布&br()野生種は海岸近くの温暖地に生息し、日当たりの悪い場所でも生育する&br()花言葉は「健康」「分別」「親しみ」|
|&image(32-70T.png)|ヤツデ|葉&br()(若葉、オモテ)||32-70T|2.5GY 7/10|170/182/17||古くは魔除けとして植えられたと言われる&br()「八角金盤(はっかくきんばん)」という生薬の原料であり、また薬湯にも使われる&br()サポニンを含むため、蛆殺しの殺虫剤としても用いた&br()別名テングノハウチワ|
|&image(15-40D.png)|キヅタ|果皮||15-40D|5YR 4/2|113/92/79||別名フユヅタ&br()ツタの名こそあるがツタ(ナツヅタ)がブドウ科であるのに対してこちらはウコギ科である&br()耐寒性が強く、木質部が強いため日陰でもよく育ち、植え込みや壁面緑化などに使われる|
**アゼナ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(82-50H.png)|ハナウリクサ|花弁(フチ)|6~9月ごろ|82-50H|2.5P 5/4|127/117/145||学名トレニア・フォルニエリ、別名ナツスミレ、トレニア&br()タイ、ベトナム原産の植物であり、日本でもよく栽培される&br()明治初期に渡来したとされている&br()花言葉は「可憐な欲望」|
|&image(85-20D.png)|ハナウリクサ|花弁(ハラ)|6~9月ごろ|85-20D|5P 2/2|55/45/60|||
**ノウゼンカズラ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(08-50V.png)|ノウゼンカズラ|花弁|7~8月ごろ|08-50V|8.75R 5/12|206/81/51||別名ノウゼン、ノショウ、英名トランペットフラワー、トランペットバイン&br()中国原産で日本には平安時代から輸入されていたと言われる&br()観賞用として植えられるが繁殖力が強く、地植えの場合は注意を要する&br()花や樹皮は薬用としても用いられた&br()花言葉は「名声」「名誉」「栄光」「豊富な愛情」「華のある人生」|
**ベンケイソウ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(92-40V.png)|ヒダカミセバヤ|花弁|8~11月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||ムラサキベンケイソウ属のミセバヤの近縁種であり、北海道日高地方の海岸沿いから高山帯原産&br()元来は北海道の固有種であるが、ミセバヤ類の中では小型で場所を取らないため、園芸植物としては全国に流通している&br()場所を選ばないため鉢植え、ハンギングバスケット、ロックガーデン、グラウンドカバーなどに好適&br()ミセバヤの花言葉は「大切なあなた」「つつましさ」|
|&image(27-80V.png)|コモチマンネングサ|花弁|5~6月ごろ|27-80V|7.5Y 8/12|223/202/0||日本では本州東北南部から四国、九州、琉球諸島などに分布する多肉植物&br()日本国内に自生するマンネングサ(セダム)属の一種&br()葉の付け根にむかごがあることからこの名があり、繁殖はこのむかごを使って行う&br()道端などでよく見る野草であり雑草的な性格が強い&br()食用に利用された記録はほとんど残っていないが、くせがなくおひたしなどにして食べると美味であるらしい&br()花言葉は「静寂」「小さな愛情」|
|&image(22-80V.png)|ウスユキマンネングサ|花弁|2~10月ごろ|22-80V|2.5Y 8/12|248/192/17||学名セダム・パルメリ、別名ウスゲショウ&br()メキシコ原産のマンネングサ(セダム)属の一種で、園芸上はもっぱら学名で呼ばれる&br()主に地中海地域でよく栽培される観賞用の植物である&br()繁殖力が強いわけでもなく育てやすいが、暑さや寒さには弱いため、15℃~28℃くらいの環境下で育てるのがよい&br()花言葉は「私を想って」「星の輝き」「静寂」「枯れることのない愛」|
|&image(25-90A.png)|オカタイトゴメ&br()(白)|花弁|6~10月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219||原産地は不明であるが、日本国内においては道端などで普通に見られる雑草である&br()近縁種のタイトゴメは海岸沿いに生えていることが多いが、本種はさらに内陸部に生えるためこの名がある&br()花の色は黄色だが、白い花をつける変異種もある&br()なお三河湾沿いでは海岸付近にも分布するためタイトゴメと生息域が混同している&br()花言葉は「静寂」「穏やか」|
**キンバイザサ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(95-50V.png)|アッツザクラ&br()(品種名:ルビーの輝き)|花弁|4~9月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||アッツと名がつくが南アフリカのドラケンスバーグ山脈付近原産の高山食物&br()学名ロドヒポキシス・バウリイ、園芸名ロードヒポキシス、英名レッドスター&br()和名の由来は諸説あり、太平洋戦争中にアラスカ州アッツ島で日本軍が玉砕したことを悼んで名づけたとする説が有力&br()本品種「ルビーの輝き」は名の通りルビーのような紅色の花が特徴である&br()花言葉は「愛を待つ」「可憐」「無意識」|
**アカネ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(05-40V.png)|ペンタス&br()(赤)|花弁|3~10月ごろ|05-40V|5R 4/12|177/47/57||学名ペンタス・ランケオラータ&br()和名クササンタンカ、別名エジプシャン・スターフラワー&br()熱帯アフリカ、マダガスカルおよびアラビア原産&br()和名は同じアカネ科の低木であるサンタンカ(九州・沖縄原産)に似ていることに由来するがこちらは草本&br()花言葉は「願い事」「望みが叶う」「博愛」「誠実」「鮮やかな行動」|
|&image(99-40V.png)|ペンタス&br()(紅色)|花弁|3~10月ごろ|99-40V|10RP 4/12|175/44/85|||
|&image(95-50V.png)|ペンタス&br()(ピンク)|花弁|3~10月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133|||
|&image(35-90A.png)|ペンタス&br()(白)|花弁|3~10月ごろ|35-90A|5GY 9/0.5|226/228/219|||
|&image(27-90B.png)|クチナシ&br()(八重咲き)|花弁|6~7月ごろ|27-90B|7.5Y 9/1|230/227/211||学名ガルデニア・ジャスミノイデス&br()八重咲きの品種は学名の英語読みからガーデニアと呼ばれることもある&br()日本では野生種は静岡県以西で見られ、以東ではもっぱら庭木として植えられる&br()芳醇な香りの白花が特徴&br()果実は食用ないし薬用であり、食品着色料(クチナシ色素)の原料でもある&br()黄飯(きいはん、おうはん、きめし)と称する黄色く色を付けたご飯の色付けにも使われる&br()花言葉は「とても幸せです」「喜びを運ぶ」|
|&image(15-90A.png)|ヘクソカズラ|花弁|7~9月ごろ|15-90A|5YR 9/0.5|231/226/222||ほぼ日本全土に分布する野草&br()草を傷つけたりつぶしたりすると悪臭を放つことからこの名がある&br()悪臭こそあるが果実は薬用とされ、乾燥させるとにおいが消えるためこれが外用薬に使われた&br()つぶした果実は香料と混ぜ合わせて化粧品にもされる&br()花も「鶏屎藤(ケイシトウ)」という生薬の材料である&br()花言葉は「人嫌い」「意外性のある」|
**クマツヅラ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(89-40T.png)|バーベナ&br()(品種名:バネッサコンパクト)|花弁|7~10月ごろ(春まきの場合)&br()5~8月ごろ(秋まきの場合)|89-40T|10P 4/10|142/68/130||別名ビジョザクラ、ヴェルヴェーヌ&br()クマツヅラ属の総称がバーベナ&br()バーベナ全般の花言葉は「魔力」「魅力」&br()紫のバーベナの花言葉は「私はあなたに同情します」「後悔」|
|&image(85-70L.png)|スーパーベナ&br()(品種名:アイストゥインクル)|花弁|7~10月ごろ(春まきの場合)&br()5~8月ごろ(秋まきの場合)|85-70L|5P 7/6|206/81/51||バーベナの一種で、品種改良により寒さや病気に強いという特徴がある|
|&image(05-90B.png)|クラピア&br()(品種名:GPK5世)|花弁|5~9月ごろ|05-90B|5R 9/1|234/225/224||国内在来種であるイワダレソウと南米原産のヒメイワダレソウから交雑された品種&br()交雑品種であり、不稔性として改良されているため繁殖力は低く、周囲の植生を汚染しないグラウンドカバーとして広く利用される&br()花言葉は原種のイワダレソウと同じで「忍ぶ恋」|
|&image(85-40T.png)|デュランタ・エレクタ&br()(品種名:宝塚)|花弁|6~10月ごろ|85-40T|5P 4/10|124/76/146||和名ハリマツリ、タイワンレンギョウ&br()熱帯アメリカ原産で、一般にデュランタの名で流通するのは本種である&br()紫色、藤色ないし白色の小花が房状に咲く熱帯花木として人気がある&br()花言葉は「目を引く容姿」「あなたを見守る」「歓迎」|
|&image(95-70L.png)|ボタンクサギ|花弁|6~7月ごろ、および9~10月ごろ|95-70L|5RP 7/6|215/158/177||別名ベニバナクサギ、タマクサギ&br()中国南部原産&br()葉や茎を揉むと独特の臭気がするためこの名がある&br()葉は「臭牡丹(シュウボタン)」として外用薬に、根は「臭楓根(シュウフウコン)」と呼ばれ関節痛、打撲傷、高血圧症、肺膿瘍などに用いられる薬用植物である&br()花言葉は「運命」「清楚」「治療」「恥じらい」「輝く美しさ」|
|&image(92-60H.png)|アレチハナガサ|花弁|7~11月ごろ&br()(早咲きが6~8月ごろ、遅咲きが9~11月ごろとされる)|92-60P|2.5RP 6/8|194/126/164||南米原産の帰化植物で荒れ地や河原などに生える&br()もともとは近縁種のヤナギハナガサ同様に観賞用として持ち込まれたものである&br()ヤナギハナガサに比べて花筒部が短いため、花は小ぶりで萼からあまりつき出ず花色が淡い&br()日当たりのよい湿り気のある場所を好むため育てる際は水やりの管理に細心の注意を払うこと&br()花言葉は「調和」「協力」「心奪われる」「芯が強い」|
**ズイナ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(32-80D.png)|コバノズイナ|花弁|5~7月ごろ|32-80D|2.5GY 8/2|200/203/170||北米原産&br()別名アメリカズイナ、ヒメリョウブ、バージニアウィロー、バージニアスイートスパイア&br()明治時代に園芸用として渡来&br()日本固有種のズイナに比べ葉が小さいためこの名がある&br()若葉はおひたしなどとして食べられる&br()花言葉は「少し欲望」「純粋」|
**ハナシノブ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(95-50V.png)|シバザクラ&br()(品種名:ダニエルクッション)|花弁|4~5月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||学名フロックス・スブラータ&br()別名ハナツメクサ、モスフロックス&br()北米原産で色鮮やかな花を咲かせるため園芸用として栽培される&br()花言葉は「合意」「一致」「臆病な心」「忍耐」「協調」「一筋」&br()なお、本種のような濃いピンク色のシバザクラの花言葉は「私を拒否しないで」|
|&image(95-50V.png)|クサキョウチクトウ|花弁|7~9月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||学名フロックス・パニキュラータ&br()別名オイランソウ、宿根フロックス&br()北米原産で、花の付き方がキョウチクトウに似るためこの和名があるが本種はハナシノブ科である&br()花言葉は「合意」「一致」「協調」|
**キキョウ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(79-40T.png)|キキョウ&br()(品種名:センチメンタルブルー)|花弁|6~10月ごろ|79-40T|10PB 4/10|99/85/158|桔梗色(ききょういろ)|別名オカトトキ&br()秋の季語であり秋の七草のひとつでもある&br()根は咳・たん止めの生薬の材料になる(薬としては「桔梗根」と書き「キキョウ」と読む)&br()花言葉は「変わらぬ愛」「清楚」「誠実」「気品」|
|&image(85-50P.png)|ハタザオキキョウ|花弁|6~10月ごろ|85-50P|5P 5/8|144/107/163||学名カンパニュラ・ラプンクロイデス&br()ヨーロッパ原産で日本には大正時代から観賞用として輸入されてきた&br()キキョウと名はつくがキキョウ属ではなくフウリンソウと同じホタルブクロ属(カンパニュラ属)&br()花言葉は「清楚な美しさ」|
|&image(77-40V.png)|ロベリア&br()(品種名:スカイフォール・インディゴアイ)|花弁|4~6月ごろ|77-40V|7.5PB 4/12|71/89/175||学名ロベリア・エリヌス、和名ルリミゾカクシ、別名ルリチョウソウ、ルリチョウチョウ&br()南アフリカ原産で園芸品種として栽培される&br()花言葉は「謙遜」「いつも愛らしい」「悪意」「敵意」&br()青いロベリアの花言葉は「謙虚の美徳」|
|&image(85-70L.png)|フウリンソウ&br()(紫)|花弁|5~7月ごろ|85-70L|5P 7/6|206/81/51||学名カンパニュラ・メディウム、別名ツリガネソウ、カンタベリー・ベル&br()東欧原産の園芸植物であり教会の鐘を思わせる花をつける&br()花言葉は「感謝」「誠実な愛」「節操」「共感」「想いを告げる」「うるさい」「後悔」「救われなかった命」&br()紫色のカンパニュラの花言葉は「大望」「抱負」|
|&image(85-30P.png)|キキョウソウ|花弁|4~7月ごろ|85-30P|5P 3/8|96/54/112||北米、南米(カナダからアルゼンチン)原産で中国、韓国、オーストラリアに帰化&br()日本では帰化したものが福島県以南に分布する&br()別名ダンダンキキョウ&br()同じキキョウ科ながらキキョウ、ハタザオキキョウのいずれとも別属別種である&br()花言葉は「優しい愛」「人当たりがよい」|
|&image(89-70H.png)|ホタルブクロ&br()(赤花)|花弁|5~7月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||日本全国に分布&br()子供が花の中にホタルを入れて遊んだことからこの名がある&br()別名チョウチンバナ、ツリガネソウ、アメフリバナ、学名カンパニュラ・プンクタータ&br()開けたやや乾燥した草原や道ばた、山野の林縁などに見られるが、山間部では人里にも生える&br()また山野草として鉢植え、庭植えなどで育てられる&br()東日本では赤花が、西日本では白花が多い&br()花言葉は「正義」「忠実」「愛らしさ」「貞節」|
**リンドウ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(77-40V.png)|リンドウ|花弁|9~11月ごろ|77-40V|7.5PB 4/12|71/89/175|竜胆色(りんどういろ)&br()ジェンシャンブルー|別名イヤミグサ、エヤミグサ、ケロリグサ&br()日本では本州から四国、九州に分布する&br()竜胆(リュウタン)という生薬の材料になり、胃薬として使われた&br()長野県、熊本県、神奈川県鎌倉市、兵庫県川西市など多くの自治体の花として制定されている&br()リンドウは秋の季語&br()花言葉は「勝利」「正義感」&br()青いリンドウの花言葉は「満ちた自信」「誠実」|
**キョウチクトウ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(99-50X.png)|キョウチクトウ|花弁|4~6月ごろ|99-50X|10RP 5/14|215/64/106||インド原産で美しい花をつけるため庭木として植えられる&br()一方で青酸カリをも上回る毒性のオレアンドリンを持つため誤って食べたりしないように注意を要するほか、腐葉土となっても1年程度は毒が残るのでキョウチクトウの腐葉土で野菜を育てるのは避けたほうがよい&br()また燃えた際に出る煙も有毒であるため煙を吸わないよう注意したい&br()この毒は強心剤や麻酔としても使われる場合があるほか、古代インドでは堕胎や自殺に使われたという&br()花言葉は「危険な愛」「用心」「注意」「油断大敵」|
|&image(99-40V.png)|ニチニチソウ&br()(赤色)|花弁|5~11月ごろ|99-40V|10RP 4/12|175/44/85||別名ビンカ、ニチニチカ、ソノヒグサ、シジカ、ガンライコウ、チョウシュンカ&br()初夏から晩秋まで次々に花が咲くのでこの名がある&br()原種は匍匐性低木だが日本で出回っているのは草本のものが多い&br()暑さに強いが寒さには弱く、日本では一年草として扱われる&br()花言葉は「楽しい思い出」「楽しい追憶」「生涯の友情」「揺るぎない献身」「追慕」「忘れえぬ思い」|
|&image(92-40V.png)|ニチニチソウ&br()(ピンク)|花弁|5~11月ごろ|92-40V|2.5RP 4/12|159/55/125||原産地はマダガスカル、ジャワ、西インド諸島など&br()キョウチクトウと同様10種類以上のアルカロイドを含む毒草である&br()ピンク色のニチニチソウの花言葉は「優しい追憶」|
|&image(25-90A.png)|ニチニチソウ&br()(白)|花弁|5~11月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219||白色のニチニチソウの花言葉は「生涯の友情」|
|&image(85-50P.png)|ツルニチニチソウ|花弁|3~5月ごろ|85-50P|5P 5/8|144/107/163||ヨーロッパ原産の帰化植物で花の形こそニチニチソウに似るが色は紫色&br()ツルギキョウとも呼ばれるがキキョウ科に同名の植物があるため紛らわしい&br()花言葉は「優しい思い」「生涯の友情」&br()紫色のツルニチニチソウの花言葉は「朋友」|
|&image(25-90A.png)|マダガスカルジャスミン|花弁|5~9月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|245/230/109||マダガスカル島原産&br()和名アフリカシタキヅル&br()ジャスミンに似た白い花をつけ芳香もよく似ているがモクセイ科ソケイ属ではない&br()観賞用としてブーケや生け垣などに使われる&br()他のキョウチクトウ科植物の例にもれず有毒&br()花言葉は「清らかな祈り」「愛される花嫁」「二人で遠くへ旅を」|
|&image(07-70L.png)|マンデビラ・サンデリ&br()(品種名:サンパラソル・トロピカルピーチ)|花弁|5~10月ごろ|07-70L|7.5R 7/6|224/257/145||ブラジル原産、一般にはマンデビラという流通名で呼ばれるが、かつてはデプラデニアという名で流通していた&br()別名ブラジリアンジャスミン、ブラジルジャスミン&br()近年は「サン・パラソル」と呼ばれる系統の品種が多く出回るようになったため本種全般を指してサンパラソルとも呼ばれる&br()花言葉は「華やかな魅力」「固い友情」「固い約束」「情熱」「危険な恋」|
|&image(05-30T.png)|マンデビラ・サンデリ&br()(品種名:サンパラソル・レッド)|花弁|5~10月ごろ|05-30T|5R 3/10|215/64/106|||
|&image(25-90A.png)|セイロンライティア|花弁|6~11月ごろ|25-90A|5Y 9/0.5|229/227/219||スリランカ原産&br()日本にはタイを経由して渡来したようだが時期不詳&br()タイ語ではモク・ルアンと呼ばれる&br()他のキョウチクトウ科の例にもれずオレアンドリンという毒をもつが、一方でオレアンドリンは強心、利尿の薬効があるため薬草ともされてきた&br()花言葉は「純白の心」|
|&image(37-50L.png)|ハツユキカズラ|葉(地色)||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||テイカカズラの栽培品種の一つである&br()テイカカズラは主に花の色などを楽しむが、ハツユキカズラはむしろ斑(ふ)入りの葉の色を楽しむための品種である&br()主にグラウンドカバーや垣根などに使われる|
|&image(29-85B.png)|ハツユキカズラ|葉(斑)||29-85B|10Y 8.5/1|215/214/198|||
|&image(07-80H.png)|ハツユキカズラ|新芽||07-80H|7.5R 8/4|236/189/180|||
**ゲルセミウム科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(27-90P.png)|カロライナジャスミン|花弁|7~9月ごろ|27-90P|7.5Y 9/8|245/230/109||北米南部からグアテマラ原産、サウスカロライナ州の州花である&br()学名ゲルセミウム・センペルヴィレンス、別名イエロージャスミン、イブニング・トランペットフラワー、ニセジャスミン&br()ジャスミンに似た黄色い花をつけ、芳香のある花であるがジャスミン(モクセイ科のマツリヤやハゴロモジャスミンなど)とは別科別属である&br()ゲルセミシン、ゲルセミン、センペルビシン、シクトキシンといった毒を含み誤食すれば命に係わる猛毒である&br()誤って本種の花をジャスミンティーとして飲んでしまい中毒になった事故もあるので注意&br()花言葉は「甘いささやき」「気立ての良さ」「素直」「長寿」|
**キジカクシ科(クサスギカズラ科・アスパラガス科とも)
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(29-90B.png)|スズラン|花弁|5~6月ごろ&br()(栽培品種は温度調整をして3月ごろに開花させる)|29-90B|10Y 9/1|229/228/211||別名キミカゲソウ、タニマノヒメユリ&br()北海道を代表する花として有名&br()花言葉は「幸せの再来」「純粋」「純潔」「謙虚」|
|&image(37-50L.png)|スズラン|葉||37-50L|7.5GY 5/6|95/132/69||美しい見た目にそぐわず神経毒を持つ&br()ギョウジャニンニクと間違えて誤食する事故に注意|
|&image(89-70H.png)|ツリガネズイセン&br()(紫)|花弁|4~5月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||学名ヒヤシンソイデス・ヒスパニカ、別名は旧分類に由来するシラー・ヒスパニカ、シラー・カンパニュラータ、スパニッシュ・ブルーベル&br()ヨーロッパ原産の園芸植物&br()ヒヤシンスの仲間であり先述のフウリンソウとは別の種である&br()花言葉は「悲哀」「淋しい」「変わらない愛」「愛の呼びかけ」|
|&image(85-80D.png)|オオバギボウシ|花弁|6~9月ごろ|89-70H|5P 8/2|203/198/208||別名トウギボウシ、ウルイ、ウノハナギボウシ、アツバギボウシ、シーボルト・プランテンリリー&br()野生では本州中部以北及び北海道で見られるが庭に植えられることもある&br()東北地方では山菜として食され、独特のぬめりとほろ苦さがある&br()花言葉は「落ち着き」「静寂」「鎮静」「変わらない思い」|
|&image(85-50P.png)|ヤブラン|花弁|5~7月ごろ|85-50P|5P 5/8|144/107/163||学名リリオペ・ムスカリ、別名リリオペ、サマームスカリ、テッポウダマ、ネコノメ、ジャガヒゲ、インノシポ&br()日本全土に分布、日当たりのよくない場所の下草や、縁取りなどに植えられる&br()根の一部が肥大化しており、この部分が漢方薬の材料として使われてきた&br()花言葉は「隠された心」|
|&image(95-70L.png)|ヒヤシンス&br()(ダッチ系・ピンク)|花弁|3~4月ごろ&br()(水耕栽培の場合1~2月ごろ)|95-70L|5P 5/8|215/158/177||学名ヒヤシンサス・オリエンタリス&br()地中海東部、イラン、トルクメニスタン原産でオスマン帝国により園芸化&br()和名フウシンシ、ヒシンシ&br()現在主に流通するのはオランダで改良されたオランダヒヤシンス(ダッチヒヤシンス)である&br()ヒヤシンスの名はギリシャ神話の美少年ヒュアキントスに由来&br()花言葉は「悲しみを超えた愛」&br()ピンク色のヒヤシンスの花言葉は「スポーツ」「ゲーム」「しとやかなかわいらしさ」|
|&image(79-40T.png)|ヒヤシンス&br()(ローマン系・青)|花弁|3~4月ごろ|79-40T|10PB 4/10|99/85/158||ダッチ系は多数の花をつけるため花の色や香りを楽しむものであるが、ローマン系はダッチ系に比べて花の数が少なく、野草的な趣を持つためガーデンフラワーとしてよく使われる&br()ダッチ系に比べて寒さに弱いため霜がつかないように注意して栽培しなければならない&br()ヒヤシンスの名はギリシャ神話の美少年ヒュアキントスに由来&br()青いヒヤシンスの花言葉は「不変」「変わらぬ愛」|
|&image(95-50V.png)|ヒヤシンス&br()(ローマン系・赤)|花弁|3~4月ごろ|95-50V|5RP 5/12|197/79/133||赤いヒヤシンスの花言葉は「嫉妬」|
|&image(79-40T.png)|ムスカリ|花弁|3~4月ごろ|79-40T|10PB 4/10|99/85/158||地中海沿岸から南西アジア原産&br()学名ムスカリ・ネグレクトゥム&br()前掲のサマームスカリ(ヤブラン)はヤブラン(リリオペ)属だが、こちらはムスカリ属である&br()花穂の形がブドウの房に似ているためブドウヒヤシンスとも呼ばれる&br()花言葉は「寛大な愛」「明るい未来」「通じ合う心」|
|&image(85-50P.png)|オオツルボ|花弁|5~6月ごろ|85-50P|5P 5/8|144/107/163||学名および園芸名シラー・ペルビアナ&br()地中海地方原産で、日本では種子をつけられないため球根を使い分球して殖やす&br()花言葉は「多感な心」「寂しさ」「辛抱強さ」「変わらない愛」|
|&image(89-70H.png)|ツルボ|花弁|8~9月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||学名バルナルディア・ハポニカ、別名サンダイガサ&br()日本では北海道南西部から本州、四国、九州、琉球列島に分布&br()野原や畑、山端など、日当たりがよい場所に生える&br()秋に小さな可愛らしい花を咲かせる&br()白い花のものはシロバナツルボともよばれる&br()花言葉は「誰よりも強い味方」「流星のような」「不変」「我慢強い」|
|&image(35-85A.png)|オオアマナ|花弁|3~5月ごろ|35-85A|5GY 8.5/0.5|213/214/206||ヨーロッパ・南西アジア原産&br()ユリ科植物のアマナに似ているが有毒であり食べられない&br()また、葉の形が似ているためヒガンバナ科のニラやノビルなどと間違えて誤食する事故が後を絶たない&br()英語圏ではキリストの伝説になぞらえて「スター・オブ・ベツレヘム」と呼ばれる&br()花言葉は「純白」「純粋」「無垢」「才能」|
|&image(25-90D.png)|アツバキミガヨラン|花弁|5~8月ごろ、および10~翌1月ごろの2回|25-90D|5Y 9/2|236/227/195||学名ユッカ・グロリオサ、同属のキミガヨラン、イトラン、センジュランなどと合わせて「ユッカ」と総称される&br()北米原産の多肉植物の一つでエルサルバドルの国花&br()ユッカガによって受粉して増える虫媒花であるが、日本にはユッカガがいないため株分けで殖やす&br()原産地では食用または薬用とされたほか、繊維を衣服などに加工して使っていた&br()花言葉は「颯爽とした」|
|&image(35-50D.png)|ユッカ・ロストラータ|葉||35-50D|5GY 5/2|118/125/101||別名ビークド・ユッカ&br()アメリカ・テキサス州からメキシコ北部原産のユッカの一種である&br()暑さにも寒さにも非常に強く、ドライガーデンに好適な庭木として日本でも植栽される|
|&image(35-40D.png)|センジュラン|葉||35-40D|5GY 4/2|92/99/77|オリーブグリーン|学名ユッカ・アロイフォリア&br()北米南部から中米原産の多肉植物でユッカの一種&br()他のユッカと同様、日本には明治時代中期ごろに渡来したとされる&br()日当たりがよく、水はけのよい場所を好むが、根腐れを起こすため過剰な水やりは禁物|
|&image(29-60H.png)|ニオイシュロラン|葉||29-60H|10Y 6/4|153/150/96||学名コルディリネ・オーストラリス、別名トーベイヤシなど&br()ニュージーランド原産で、世界じゅうの温帯で栽培される&br()かつて本種はドラセナ属に分類されていたため以前はドラセナの名で流通していたが、混乱を避けるため現在は和名が使われることが多い&br()学名由来のコルディリネという名でも呼ばれる&br()ドライガーデンのほか、リゾート感を演出する樹木としてリゾートホテルやショッピングモールなどに好んで植栽される|
|&image(07-30F.png)|ニオイシュロラン&br()(品種名:レッドスター)|葉||07-30F|7.5R 3/3|98/62/59||ニオイシュロランは19世紀ごろから数々の栽培品種が作られた&br()レッドスターは名の通り赤褐色の葉をもつ品種であり、ドライガーデンのアクセントとして植栽される|
**キツネノマゴ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(89-70H.png)|キツネノマゴ|花弁(下唇)|8~10月ごろ|89-70H|10P 7/4|193/165/185||別名カグラソウ、カヤナ、メグスリバナ&br()日本では本州から九州に分布&br()日本におけるキツネノマゴ属の種は本種と、琉球諸島に分布するキツネノヒマゴのみである&br()花そのものは白だが、花弁の下唇部が紫色であるため紫色の花といった印象が強い&br()腰痛や風の薬といわれているがあまり使われない&br()花言葉は「この上なくあなたは愛らしい」「可憐美の極致」「女性の美しさの極致」|
|&image(85-50P.png)|ムラサキルエリア|花弁|6~10月ごろ|85-50P|5P 5/8|144/107/163||学名ルエリア・トゥベロサ、英名ミニールート、メキシカン・ブルーベル&br()中米原産だが南アジアや東南アジアなどに帰化、日本では主に観賞用として栽培される&br()タイなどでは薬草とされ、民間療法やアーユルヴェーダでは、利尿薬、抗糖尿病薬、解熱薬、鎮痛薬、抗高血圧薬、消化性潰瘍の治療薬、淋病の治療薬として使用されている&br()花言葉は「魅力」「魅惑」「変化」「正直」「愛らしさ」「秘めた美しさ」|
|&image(99-60T.png)|サンゴバナ|花弁|5~10月ごろ|99-60T|10RP 6/10|219/115/133||別名フラミンゴプランツ、フラミンゴフラワー&br()ブラジル、コロンビア、エクアドル、アルゼンチン原産&br()日本では主に庭木として栽培され、夏の花として人気がある&br()花言葉は「華やかな恋」「揺れる心」「きらめき」「新しい始まり」|
|&image(07-60T.png)|クロサンドラ・インフンディブリフォルミス|花弁|5~10月ごろ|07-60T|7.5R 6/10|224/126/99||インドからスリランカ原産で鉢物に適した小型種&br()和名ジョウゴバナ、ヘリトリオシベ、キツネノヒガサ&br()日本には大正初期に渡来&br()花言葉は「さわやかな心」「仲良し」「内面の美」|
|&image(95-85A.png)|コエビソウ|花弁|5~10月ごろ|95-85A|5RP 8.5/0.5|216/212/213||別名ベロペロネ、メキシカンシュリンプ、シュリンププラント&br()メキシコ原産&br()元来は常緑低木だが寒さに弱く、本州では露地植えにすると冬に枯れ落ちてしまう&br()このため本州では宿根木という扱いだが、四国や九州、南西諸島では本来の常緑低木として育てられる&br()コエビソウ(シュリンププラント)名の由来は白い花が赤い苞葉に包まれた状態で咲き、その様子がエビの尾を思わせることから&br()花言葉は「究極の美」「機知に富む」「思いがけない出会い」「さわやかな友情」「女性の美しさの極致」「可憐な人」「おてんば」|
|&image(07-40P.png)|コエビソウ|苞葉|5~10月ごろ|07-40P|7.5R 4/8|155/70/61|||
**ヤマゴボウ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(25-90B.png)|ヨウシュヤマゴボウ|花弁|6~9月ごろ|25-90B|5Y 9/1|231/227/211||北米原産&br()別名アメリカヤマゴボウ&br()同属のヤマゴボウと同様有毒植物であり最悪の場合命を落とすので誤食は避けなければならない&br()果実の汁は染色作用があり、なかなか落ちないためインクベリーとも呼ばれる&br()花言葉は「野生」「元気」|
**ススキノキ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(07-60T.png)|キダチアロエ|花被片|12月~翌年3月ごろ|07-60T|7.5R 6/10|224/126/99||学名アロエ・アルボレスセンス&br()別名キダチロカイ、クランツアロエ、沖縄地方ではアロエのことを「ドゥグヮイ」と呼ぶ&br()アフリカ南部原産の多肉植物で、現地ではタイヨウチョウ科の鳥類によって受粉する鳥媒花だが、日本にはその鳥がいないため種子を作れず、挿し木によって増やす&br()花言葉は「健康」「信頼」「万能」|
|&image(39-50H.png)|キダチアロエ|葉||39-50H|10GY 5/4|97/130/95||キダチアロエの葉は健胃や便秘薬として、生葉の透明な多肉質部分を食したり、乾燥葉をアロエ茶として飲用したりするほか、水虫、火傷に生葉の汁を外用したりする薬でもありイシャイラズともいう&br()なお毒はないが、腹を冷やす作用があるため食べ過ぎると腹を下すので注意|
|&image(15-65X.png)|ハナアロエ&br()(品種名:ホールマーク)|花弁|4~10月ごろ|15-65X|5YR 6.5/14|240/133/0||学名ブルビネ・フルテスケンス、園芸名ブルビネ&br()アフリカ南部原産でアロエのような多肉質の葉に星形の花をつける&br()多肉質の葉からアロエという名がついているがアロエとは別属である&br()現地では古くから火傷や切り傷などの外用薬として使われた薬草でもある&br()日本では主に観賞用として栽培される&br()花言葉は「治癒」「寄り添い」「復活」「健康」「試行錯誤」|
**ムラサキ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(75-60P.png)|ワスレナグサ|花弁|3~6月ごろ|75-60P|5PB 6/8|111/149/202|勿忘草色(わすれなぐさいろ)|園芸品種として流通しているのはヨーロッパ原産のノハラワスレナグサ、&br()北海道および長野県原産のエゾムラサキあるいはそれらの交配種である&br()「勿忘草色(わすれなぐさいろ)」という色名の由来にもなっている&br()花言葉は「真実の愛」「誠の愛」「私を忘れないで」|
|&image(76-50T.png)|ネモフィラ・メンジェシー|花弁|3~5月ごろ|76-50T|6.25PB 5/10|85/120/188||北米原産&br()和名ルリカラクサ&br()ネモフィラはムラサキ科ネモフィラ属の総称だが、一般に園芸用として出回るのはベビーブルーアイズと呼ばれる種&br()日照が多く、冷涼な気候を好むため冬から春にかけて花壇や庭などに植えられることが多い&br()日本では国営ひたち海浜公園がネモフィラの名所として知られる&br()花言葉は「可憐」「すがすがしい心」「どこでも成功」「あなたを許します」|
|&image(79-40T.png)|ルリヂシャ|花弁|4~5月ごろ|79-40T|10PB 4/10|99/85/148|マドンナブルー|別名ルリジサ、ボラゴソウチシャ、ルリチシャ、ボリジ&br()南欧原産でスペインなどではサラダやソテーなどとして食べられる野菜である&br()他に砂糖漬けなどとして食べることもあるようだ&br()強壮効果のあるハーブでもあり、中世の騎士はハーブティーとして飲んだという&br()花からは染料が採れ、マドンナブルーと呼ばれる色を作り出した&br()種子からはボリジオイル(ルリジサ種子油)が採れる&br()花言葉は「勇気」「移り気」「心変わり」|
**クサトベラ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(85-50P.png)|スエヒロソウ|花弁|3~5月ごろ|85-50P|5P 5/8|144/107/163||学名スカエボラ・アエムラ&br()別名スカエボラ、ブルーファンフラワー&br()オーストラリア原産&br()花の形が末広がりに見えることからスエヒロソウの名がある&br()また英語名は青い扇子のように見えることからである&br()花壇やグラウンドカバーとして用いられる&br()花言葉は「祝杯をあげる」「可能性」「あふれる可能性」「浮気な心」「涼しい風を運ぶ人」「いいことがありますように」|
**ノボタン科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(95-50P.png)|サクラノボタン&br()(品種名:ベルグラ)|花弁|6~10月ごろ|95-50P|5RP 5/8|175/97/128||ノボタン(メラストマ)の栽培品種の一つ&br()関西電力グループの「関電不動産開発」がノボタンの在来品種をもとに改良したもので、ピンク色の花を咲かせる&br()花壇やグラウンドカバーに用いる&br()花言葉は「ひたむきな愛情」「ありのままで」「自然」「平静」「落ち着き」「謙虚な輝き」|
|&image(85-40T.png)|シコンノボタン|花弁|7~11月ごろ|85-40T|5P 4/10|124/76/146||学名ティボウキナ・ウルビレアナ、別名ティボウキナ、スパイダーフラワー&br()ブラジル原産であるが、南国原産の植物にしては耐寒性があり、霜が降りない地域では越冬もできる&br()先述のノボタン属(メタストマ属)とは別属別種(シコンノボタン属、またはティボウキナ属)である&br()花言葉は「平静」「落ち着き」|
**マタタビ科
|色票|植物名|調査部位|開花時期&br()(調査部位が花の場合のみ記述)|近似日塗工番号|マンセル記号|sRGB値|色名|備考|
|&image(19-40F.png)|キウイフルーツ&br()(品種名:ヘイワード、またはグリーンキウイ)|果皮||19-40F|10YR 4/3|115/92/64||中国原産のオニマタタビを原種としてニュージーランドで品種改良された&br()この種の果実がアメリカへと輸出される際、生産国のニュージーランドの国鳥であるキーウィにちなんで名づけられた&br()日本ではアメリカを通じて1966年に輸入され販売が開始されている|