コウボウ学園関係者一覧
※本項目の折りたたみには、メダロットSメインストーリーおよびイベントシナリオのネタバレが含まれます。
閲覧の際にはご注意ください。
本項では、
コウボウ学園の生徒と教師について記述する。
アラセなど、個別項目の存在する生徒については、各人物の当該項目を参照。
なお、人物名のうち括弧書きのフルネームは、
本編では言及のない裏設定である。
スズキ(鈴木ヒロノブ)
イブキとナガサワの幼馴染で
商店街に住んでいるが、現状実家が何の店かの言及がない。
帰宅部、つまり部活には加入していない。
頭の回転が早く計算高い。
後述のストライプワーム(角井フミアキの項目を参照)に対して、チェスの勝率は五分五分ということからも、それが解ることだろう。
鬼ごっこでは負けたことがないと豪語し、逃げ足の速さは、いかなるピンチにおいても発揮されている。
また、他人が悪戦苦闘する様を見て楽しむのが好きな悪趣味な面がある。
それ故に、騒動の中心に立つことは望まず、後方でモブ面していたいとのたまっていた。
商店街の地上げを目論む地上げ屋ビルにアラセ達が乗り込んだ時には、自身は司令塔として活躍。
イブキの父カンロク達
商店街の大人に、子供達が地上げ屋に乗り込んだことを知らせ、さらに振興組合理事長ーー八百屋の御隠居を孫のアズキをだしにして説得している。
だがその実は、皆の悪戦苦闘を高みの見物する腹だったのだろう。
その活躍ぶりは正しく軍師の域。
だが、そのためなら先輩だろうと大人だろうと敵だろうと容赦無く利用する様のせいで、アラセからは内心恐れられている。
フルカワ(古川キイチ)
ゴシップ担当で噂話の収集に余念がない新聞部員。
実家は河川敷沿い。
独断と偏見で集めた情報を広めるのが趣味で、アラセ達からはその信憑性を疑われる始末。
そのせいで自称情報通、ガセネタ製造機の悪名を轟かせている。
九曜と
マリカの熱愛という早とちりが原因の飛ばし記事を出し、
カズト様ファンクラブとマリカ様親衛隊の校内抗争を引き起こしてしまう。
しかもこの事態を、
ラナンキュラの悪辣な「ゲーム」に悪用されてしまった。
この事態の中で
ヒイラギがダメージを負ってしまったこともあり、事態が収拾された後に怒り心頭のイブキに懲らしめられる。
だが、
訂正記事は真相は闇の中とぼかした形になっており、反省の色はなかった。
MiRacleSteamのファンで、
シュシュポップ推し。
そのため、アラセが
シュシュや
リア様の動画に出演していたことを知った時には、それを認められなかったほどだった。
ナガサワ(長沢タクミ)
イブキとスズキの幼馴染の男子生徒。
実家は商店街のお茶屋、茶屋ナガサワ。
美人と評判の姉が居る。
料理部所属で、将来の夢はパティシエ。
イブキに絡まれそうになった時に度々、お菓子を作るからと逃げているほど。
かわいいものを好み、一人称は「
ぼく」で口癖は「
〜だよん」と中性的。
物腰は穏やかながらも、ガラの悪い年上の男に絡まれた時に、
ロボトルで追い返せる程度には実力がある。
なお、第5部および第6部のシナリオを手掛けた
平野佳菜氏は、アラセのクラスメイトに女子生徒を登場させることを想定していた。
だが、当時は
モブ生徒の立ち絵が男子しか描かれていなかったため、女子生徒の設定を割り振った名残りでナガサワはこの様な人物像になった。
もっとも、近年の性別やジェンダー(社会的性差)に縛られない社会のあり方を鑑みれば、ナガサワの人物像は何らおかしくもない。
ちなみに、平野氏は過去に
シオカラと
サラミをデザインが上がる前に
老人と女の子として当て書きしていたことがあった。
ナガサワはその再来で、
ジェリーもまた、同じ様な経緯のキャラクター設定となった。
カワズ ユウナ
金髪に日焼けした肌の、ギャルファッションの女子生徒。
特徴的ながらも立ち絵は、固有のものではなくモブ生徒のものである。
MiRacleSteamのファン。
コンサートの妨害を目論む
ロボロボ団のイタズラを阻止するために、スズキに協力した。
後にメダケイドロの際には機能停止の危機にあった
ディラックの
パーツを直して九曜から感謝され、エミコを羨ましがらせた。
パートナーメダロットは
アンジェ。
自身のカラーリングのピンク色にこだわりを持っている。
ユアサ エミコ
アラセのクラスメイトのひとりで、ユウナと仲が良い。
初登場時はユウナ共々、アラセはまだ名前を覚えていなかった。
カズト様ファンクラブのひとり。
九曜の隠し撮り写真目当てで、MiRacleSteamのコンサートの妨害を目論むロボロボ団のイタズラを阻止するために、スズキに協力した。
クロス曰く、
自分の欲望に忠実なお方。
フルカワの九曜とマリカの熱愛という飛ばし記事を目にした際には、当然の如く号泣していた。
本作主人公。
コウボウ学園との合併元の中学校の生徒。
メダロット部の再建に巻き込まれながらもエースとして頭角を表す。
メダロット部発起人にして部長。
その活発さ故にカテゴリーファイブの悪名を轟かせる。
ギャラクシーキャッツ(ボンバーキャッツ)リーダー。
仲間が欲しいが素直になれなかった。
ギャラクシーキャッツメンバーA(エータ)
ギャラクシーキャッツ(ボンバーキャッツ)のメンバー。
個々の実力は低いが、チーム戦ならお手のもの。
ギャラクシーキャッツメンバーB(ビータ)
ギャラクシーキャッツ(ボンバーキャッツ)のメンバー。
意外にも
パートナーの存在のため英語が出来る。
物理部
物理部部長の3年男子。
一見沈着冷静に見えるが、意外な一面を持つ。
モギタ
物理部員の3年男子。
燃えるもの、爆発、煙の実験を好み「爆発は芸術だ」が口癖。
一見すると危険人物だが、作った発煙筒の管理は徹底していた。
ドッキリボム、悪臭を放つ爆弾ファート・グレネード、周囲を雪景色の様に白く染め上げてしまうスノーボム、といった爆発物を作っていた。
頭に血が上りやすいのが欠点。
初対面の際にはアラセとイブキを侮っていたことや、彼とゴトウの態度に対するヒイラギの挑発のせいで、部室に被害をもたらしてしまう。
ちなみに部室には、
ロボトルが出来るフィールドも完備。
その後、カズト様ファンクラブとマリカ様親衛隊の校内抗争の最中に
ロゼットネビュラに捕まり、
ラナンキュラに九曜を誘き出すために利用されてしまう。
+
|
モギタが起こした騒動について |
メインストーリー第5部では、校区内で起こっていた事件や、火事騒動のせいで犯人だと疑われていた鬱憤を溜めていた。
とうとう堪忍袋の緒が切れた(※)モギタは、物理部部室に立てこもってしまう。
この際、ファート・グレネードを破裂させて悪臭騒ぎを起こしてしまい、モギタは3日間出席停止の処分を下された。
しかも、その後爆心地というあんまりなあだ名で呼ばれる様になってしまった。
※誤字ではありません。
|
ゴトウ
物理部員の3年男子、部長の九曜とは同じクラス。
助手をしてもらっているパラメトロンに、自身が言う前に様々な知識を話されるのが悩みのタネ。
夜の学園での怪事件の解決のため、アラセ達に自作のトランシーバーを渡している。
なお、トランシーバーは
メダロット2の頃から登場していた、由緒正しいアイテム。
第5部および第6部シナリオの
平野佳菜氏が、何故か自身の手掛けたシナリオでは必須アイテムとして度々登場させている。
ゴトウがトランシーバーを渡したのは、アラセ達ーー特にイブキと関わり合いになりたくない一心で、スマホの番号を頑なに教えようとしなかったせいである。
山岳部
山岳部部長の3年男子。
中学生離れした体格の持ち主で、岳人と尊敬される。
コバヤシ
山岳部員の3年男子
パートナーメダロットは
ガブロ。
イタクラ
山岳部員の男子。
部室に半分住んでいると豪語しており、人に踏まれ慣れているとも語っていた。
山畑に背中を叩かれようとした際、それを避けられるほどの身体能力の持ち主でもある。
特技は料理。
また、クラブポイントの管理はイタクラの役割で、山岳部を陰で支えている。
海洋研究部
海洋研究部部長の3年男子。
クラゲを愛する優しい少年だが、第5部の最重要人物でもある。
ナスハラ
海洋研究部員の男子。
常に釣りをしているものの、魚以外を釣るのが得意と周囲から言われているほどで、魚は釣ったことはない様子。
パートナーメダロットは
ポット。
この他に先述の
ユーイチと名付けたユイチイタンを連れている。
オオノイ
海洋研究部員の3年男子。
海や川の生き物の生態に詳しく、アラセ達と初めて会った時は海藻拾いをしていた。
この時の海藻をアラセとイブキは分けてもらい料理してもらったが、アラセの母は困惑していたという。
カミムラ
海洋研究部員の2年男子。
パートナーメダロットのガビアルが、彼の預かり知らないところでコウボウ学園七不思議のひとつになってしまっていた。
シノガワ
カワモト
管弦楽部
管弦楽部部長の3年女子。
周囲からはクールビューティと呼ばれるも、意外にも情熱的な一面を持つ。
ハラニシ タダオ
管弦楽部部員の2年男子で、チェロ担当。
前髪が長く目が隠れている。
イブキと同じクラスだったが、彼女からはよく覚えられていなかった。
臆病で、逃げ足が早いとは本人の弁。
あまり他人と話すのは得意ではない様子を見せている。
第7部「望みのものは」では、地区大会を目標としてはいないマリカとは異なり、地区大会に出場したいという目標を掲げた。
コレはメダケイドロの際のある事態(下記の折りたたみ記事参照)をキッカケとして、マリカの様に強くなりたいという目標を持ったことが理由だった。
ロボトルの腕は、ナレ死相手に瞬殺と語られた程度。
そのため、パートナーメダロットの機種は不明。
フルネームはマリカから呼ばれたことで発覚した。
+
|
メダケイドロの最中の行動 |
生来の臆病さもあって、マリカの指揮の元で管弦楽部員がメダケイドロのハンターメダロット達と交戦していた最中も隠れていた。
ところが、突如として皆の前に姿を見せたハラニシは、 アラセをラナンキュラに差し出して降伏しようと提案をする。
実はコレは、 ロージィの甘言に乗ったことが理由で、マリカにはその態度から見抜かれていた。
そのせいで管弦楽部員に動揺が広がり、増援と復活したハンターメダロット達の突破を許してしまう。
ロージィによって安全なところに逃がされようとした中で、ハラニシは自身の行動によって起こった結果に戸惑いを見せる。
心が揺れ動く中、マリカにその手を取れば一生その選択を後悔して生きることになる、と糾されたことでハンター達に抵抗する。
結局マリカ達共々捕まってしまうも、その行動からマリカはハラニシを許している。
その後アラセ達と九曜、魚島の活躍でメダロッチを取り戻した後は、牢屋となっていた中庭からの生徒の脱出を誘導していた。
|
ナカタ サオリ
管弦楽部部員の1年女子。
パートナーメダロットは
レンゲ。
マリカ様親衛隊とカズト様ファンクラブの校内抗争を利用した
ラナンキュラに、マリカを誘い出すための人質にされてしまう。
タカセ リツコ
管弦楽部部員の3年女子。
パートナーメダロットは
カロリーヌ。
史学部
角井フミアキ
史学部部長の3年男子。
後世に名を遺す偉大なる歴史家のひとりとなるべくこの世に生を受けし者を自称する、自意識過剰で尊大な少年。
人の話を聞かない悪癖があり、口癖は「シャラップ!」
史学部がオカルト研究部と揶揄されていることから、オタクヘンタイメガネのオカルトマニアと思われていることを気にしている。
知識自体は豊富だが、怪しい都市伝説の様な噂にも飛びついてしまう点が、その悪名に拍車を掛けているものと思われる。
引きこもりで虚弱体質のため、現地調査に行くと必ず辿り着けないか、熱を出して倒れてしまう。
コレは彼が生来は臆病であることも災いしているものと思われる。
史学部が自分とマナカと、滅多に顔を出さない部員の3人しか居ないため、部の活動実績を上げようとしている。
その最中に、心酔していると共にゲームで対決しても何一つ勝てていない、「彼」からとある山中に古代遺跡があるという情報とそこにおる何かに関するヒントを得る。
この時角井は、そこに
レアメダル、
シェルメダルがあると断定。
自分達の代わりに、
レアメダルを探している
アラセ達を調査に向かわせたのだった。
なお、角井の断定は妄想や当てずっぽうのレベルだったと思われるが、
シェルメダルは本当に存在した。
+
|
情報の出どころについて |
角井にとある山中の古代遺跡の情報を教えた「彼」とは、ラナンキュラ配下のロゼットネビュラ団員、ストライプワームことバグブレッドだった。
だが彼の真意はロボロボ団にそれを教えて、山中に棲む野良メダロットと戦わせて戦力を減らすことにこそあった。
角井にそれを教えたのは、ほんの試し程度だった。
だが結果としてアラセ達はそれに釣られてしまったのだった。
加えて、別のルートで イッキ達もその話を知ったことで、山中で小さな混乱が起こった。
|
+
|
メダケイドロの最中の活躍 |
ストライプワームからメダケイドロの招待状を受け取り、コウボウ学園に向かった角井とマナカは、メダケイドロ開始に伴い上手く校舎に潜り込む。
当初は高みの見物を決め込む腹だったが、ハンターメダロット達に見つかり逃げ惑っていた。
その最中にアラセ達に出会うも、シャコウが攻撃型のメダロットでないことや尊大な性格が災いして、足を引っ張ってばかりであった。
その最中に、ロゼットネビュラ団員のバグブレッドが出現。
バグブレッドの罵倒と栄光の翼という一言によって、彼こそがストライプワームであるという確信を得る。
栄光の翼とは、角井のハンドルネームG(Glorious=栄光の意)-Wingsに掛けたものだった。
加えて、バグブレッドは角井が絶対に戦闘をしてこないと侮って、ブロッカーメダロットのほとんどを威力属性攻撃を使うメダロットで固めていた。
その態度によって、角井は自身が心酔していたストライプワームーーバグブレッドに利用されていたことを知る。
角井は バグブレッドへの勝利のために、シャコウを前面に出してアラセ達を守ることを決意。
イブキと共に、アラセと ヒサキを突破させるために力を尽くすのだった。
|
ナカジ マナカ
史学部部員の3年女子。
後輩にも敬語で話す丁寧な少女で、赤いフレームの眼鏡に三つ編み。
顔には出さないが、部長の角井に振り回されている苦労人。
ちなみにマナカの立ち絵はモブ女子生徒のものだが、眼鏡は固有のもの。
放送部
シムラ
放送部部長。
クラブ対抗戦の実況担当だが、一言多いのが玉に瑕。
立ち絵は物理部部員の生徒のものと同一で、コレはキョウダも同じ。
キョウダ
イブキ主催の
メダロット部の学内ランキングを上げるための大会、
ドボヅケ杯の実況を頼まれた1年男子。
イブキに無理矢理に連れてこられたとは本人の弁。
幼児教育部の中野が大好きで、クラブ対抗戦で
メダロット部と幼児教育部との対戦の実況ではえこひいきをしていた。
アキカワ
第2回ドボヅケ杯の実況を頼まれた2年女子。
その語尾には、ほとんど星の記号が付く。
ボクシング部
白井ヨシキ
ボクシング部部長の3年男子で、両手にバンテージでパーカーをまとった典型的なトレーニング中のボクサースタイル。
ライバルとは切磋琢磨してこそという熱血漢で直情型。
センカとはその点でそりが合わず、第2回ドボヅケ杯の開催直前に口論になる。
九曜と山畑曰く、センカとは昔から仲が悪かったというが根底では似た者同士、いわば強敵(とも)といえる。
なお、余談だが
イク役の声優、中島ヨシキ氏とは名前が被っているが恐らく無関係。
華道部
池野センカ
華道部部長の3年女子で、常に和服というステロタイプな華道家スタイル。
柔和な態度で相手が何を言ってきても受け流すため、物理部でも説得が出来ないほど。
第2回ドボヅケ杯に参加して自身との実力差を示すことで、他のクラブのクラブ対抗戦への参加意欲を削ごうと目論んでいた。
だがその様のせいで白井と真っ向から対立して、第2回ドボヅケ杯の開催直前に口論になる。
九曜と山畑曰く、白井とは昔から仲が悪かったというが根底では似た者同士、いわば強敵(とも)といえる。
幼児教育部
中野ウララ
幼児教育部部長の3年女子。
面倒見が良く、保育士そのものという様を見せる少女。
ブラウンのおさげ髪に、目尻の垂れ下がった緑の瞳を持つ。
左手には、常に熊ならぬ
ベティベアのパペットをはめている。
幼稚園児の預かり保育をするほどの本格的な保育をしていて、子供の相手をしていることもありよく相手を褒める。
その様には、アラセやエータとビータも思わず照れてしまうほど。
努力家で、かつては
ロボトルが下手で子供の世話も苦手だった。
子供達の笑顔を見たいという思いから努力と特訓と研究を重ね、学園でも
ロボトル強豪部の一角となると共に、子供から慕われるほどになった。
努力の甲斐あってか視野も広く、預かり保育の最中にも全体を把握出来るほど。
そのロボトルスタイルは、
ラピとラピラピ2体での攻撃と、シャルルドナースによる回復・支援を行うもの。
子供がヒーローの様な派手な戦いを好むことから、自然とこの様なスタイルになったという。
幼児教育部で活動する原点となったのは、公園で子供が失くした人形を一緒に探してあげた時、笑顔で感謝を告げられたことだった。
当時のウララは勉強も運動も
ロボトルも出来ない、本人曰くポンコツで、そのために落ち込んでいた。
そんな時に子供を助けてあげたことで、
こんな自分でも誰かを笑顔に出来ると知り、それが原動力となって今に至っている。
トヨタ
コンドウ
いずれも幼児教育部の部員で、ウララに憧れて幼児教育部に入部した。
演劇部
杉村マツリ
演劇部部長の3年女子だったが、後にシャウラ学園に転校した。
長髪に眼鏡という、何処か物静かな雰囲気の少女。
+
|
杉村の本性とそのパートナーメダロット |
その奥底には、男の子のライバル同士の熱いロボトルが見たいという情熱を抱いていた。
そのためにクラブ対抗戦を勝ち抜き、熱いロボトルを間近で見ようと目論んでいた。
すなわち杉村こそが、メインストーリー第8部「白熱!クラブ対抗戦」のラスボスである。
九曜をカズト様と呼ぶだけではなく、山畑をゲンスケきゅん、魚島をマスヒロたん、アラセはアラセちゃんと呼ぶほど。
なお、推しのライバル関係は九曜と山畑で、魚島が入ってきても良いという。
その様は、雑にいえばBL(ボーイズラブ)好きで、百合に挟まりたいならぬBLに挟まりたい女子。
部員達に自己暗示をさせて実力を補わせたり、相手をエチュード(※)に巻き込んで困惑させたりして、準決勝で学園一の実力を誇る物理部すら下した。
アラセが お互いに代表になって大会に出ようと誓った相手が居ると話したことで、 新しい推しが出来ると喜んでいた。
ところがその相手が ヒサキーー女子であると知り、激怒して超凄腕メダロッターの姿に早着替え。
強烈な自己暗示で全国優勝するほどの超凄腕メダロッターを演じて ラヴィと共にアラセに肉薄するも、最後の最後で敗北を喫した。
その後も BL好き男の子のライバル同士の熱いロボトルへの情熱は変わっていない。
決勝トーナメントでのコウボウ学園とサダルメリク学園ーーアラセと イクとのロボトルでは 新たな推しの登場に興奮。
まさかのイクきゅん呼びをしていた、むしろ彼の言動をみるとイク様が適切ではないのだろうか。
後にシャウラ学園にスカウトされ、 コウボウ学園から転校した。
コウボウ学園と アルゲディ学園との試合の日にば、 アラセと天羽兄弟が親しく話す様を見て悦に浸っていた。
もはや単なるBL好きであるとしか思えない。
シャウラ学園に入ってからも、 BL好き男の子のライバル同士の熱いロボトルへの情熱は相変わらず。
そのために地区大会準決勝では、代表生徒を聖エスカマリ学院相手に手加減させる様に仕向けさせて、敗退させてしまった。
準決勝にまで進んだのも、 男の子同士の戦いから北百合女学館ーー女子を排除したかったためでしかなかったのだ。
学園の生徒は何もそのことに疑問を感じない様になってしまい、顧問はその様に絶望してしまった。
恐らくは、 ラヴィの大罪の レアメダルの力が関与している恐れがある。
それにしてもそのためだけに転校したとすると、大罪のレアメダルの影響下にある恐れがあることを鑑みてもやりすぎの域である。
※ここでのエチュードは、即興劇を指す。
|
クサカ
演劇部部員でルーキーズと呼ばれるひとり。
アサリとコシジと共にエチュードを展開して、ノゾミ達ギャラクシーキャッツと観客を飲み込んで、クラブ対抗戦決勝戦第一試合で勝利を収めた。
だが続く第二試合では、演技に対して
ルナがアラセの声真似でノゾミを鼓舞したことで敗北を喫した。
アサリ
演劇部部員でルーキーズと呼ばれるひとり。
クサカとコシジと共にエチュードを展開して、ノゾミ達ギャラクシーキャッツと観客を飲み込んで、クラブ対抗戦決勝戦第一試合で勝利を収めた。
コシジ
演劇部部員でルーキーズと呼ばれるひとり。
杉村からはコシちゃんと呼ばれる。
アサリとコシジと共にエチュードを展開して、ノゾミ達ギャラクシーキャッツと観客を飲み込んで、クラブ対抗戦決勝戦第一試合で勝利を収めた。
だが続く第二試合では、演技の最中にイブキに押し切られて敗北を喫した。
その他の生徒
フジタ(藤田ヨシフミ)
コウボウ学園転入初日に、遅刻しそうになっていたアラセに
ロボトルを吹っかけてきた男子生徒。
立ち絵はフルカワと同じで、アラセは一度彼をフルカワと間違えてしまったほど。
威勢が良いが、
人の話を聞かない悪癖がある。
転入初日のこともあって、アラセを敵視していた。
だが
商店街を地上げ屋から守るために共に戦う。
コレが理由でアラセを
ライバルと勝手に認めることになり、ある意味で関係は改善した。
かなりのタフネスを誇り、不死身のフジタと当てこすり気味に呼ばれている。
コウボウ学園教師
ハナエ教頭
コウボウ学園の教頭先生。
厳格な人物で、自身の
メダロットにも生徒の模範となる様に言い聞かせている。
生徒の顔と名前をしっかり把握しており、教師の鑑の様な人物。
自身の
メダロットの名前から解る様に、花を育てるのが趣味。
学園の屋上庭園は彼女が管理している。
十文字ミラ
アラセのクラスの担任、後に
メダロット部顧問となる。
金色の瞳に泣きぼくろが特徴的な女性。
超無責任テキトー教師と呼ばれており、生徒からの評判は悪く、その自覚もある。
実際は自主性を重んじる人物だが、それが度を越していることが災いして、様々なトラブルを起こしている。
突発的な事態に弱く、火事騒動やMiRacleSteamのコンサートに
ロボロボ団や
ロゼットネビュラが現れた時には大パニックになってしまった。
美形に目がなく、アラセとイブキに物理部の九曜を連れてきたら
メダロット部顧問になることを認める、と無理難題をぶつけてきた。
また、サダルメリク学園で働こうとしていたものの採用には至らなかったことを明かしている。
人体模型を壊してしまい、それを校庭に埋めるという小学生レベルの隠蔽工作をしたことが発覚して、ハナエ教頭に叱られた。
キイノ先生
コウボウ学園山岳部顧問にして、国語教師。
山畑曰く、腕っぷしも
ロボトルも強いとのこと。
学園内で起こっていた騒動に違和感を覚えていたハナエ教頭と共に学園を訪れたことで、
ラナンキュラによるメダケイドロに遭遇。
スズキの手引きで教頭共々校内に入り込むことに成功した。
最終更新:2025年09月26日 21:30