#image(Baron Samedi.jpg,width=400,title=ブードゥー教の偉大なる死神) #region(日本語吹替声優) :蟹江栄司|TBS旧録版 :[[銀河万丈>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:銀河万丈|]]|TBS新録版 :[[西凜太朗>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:西凜太朗|]]|DVD/BD版 #endregion 映画『[[007>ジェームズ・ボンド]] 死ぬのは奴らだ』(原題:『Live and Let Die』)に登場するヴィラン(悪役)。 「&b(){ザ}メ&b(){テ}ィ」だと[[フランケンシュタイン]]を題材にした舞台劇の登場人物になるので注意。 「サメディ男爵」とはブードゥー教に伝わる精霊「ロア」の中で、死を司るロア「ゲーテ」の別名として知られる。 劇中ではフランス語で土曜日の意味と説明されている。 原作となる小説には登場せず(ある男が死神サメディ男爵本人と噂されると言われている程度)、映画オリジナルのキャラである。 演者はジェフリー・ホールダー氏。 特徴的な高笑いが印象に残る大柄の男で、呪術宗教集団に偽装した麻薬密売組織を率いている。 中米のサンモニーク国元首カナンガ博士や、彼の裏の顔であるギャング団の首領[[ミスター・ビッグ>Mr.BIG]]の手下でもあるが、 ミスター・ビッグが&s(){ボンドに愛人を寝取られて}激怒していた時にも高笑いを上げており、単なる部下とも思えない部分がある。 本作の敵組織はシリーズとしては珍しく、予知能力者や拳銃すらスクラップにする強靭な義手の持ち主など、 &s(){ビックリ人間大集合}非凡な特徴を持つ連中が多いが、サメディもその例に漏れず、謎の不死性を備えている。 映画本編では序盤から登場しているものの主に終盤に活躍。 [[ゾンビ]]のごとく墓に[[偽装したエレベーター>エヴァンゲリオン初号機]]から出現したが、ボンドの銃撃で頭を撃ち砕かれ、続いて胴を二回撃たれて&b(){爆散した} (しかし、頭を撃たれた際にも&b(){半分頭が砕けているのに平然と目を動かしている}という明らかに普通の人間とは思えない描写がある。 また本作だけは、ボンドの銃も何故か何時ものワルサーPPK(隠密性重視の小型銃)ではなく、 威力重視の大型拳銃である[[44マグナム>クリス・レッドフィールド]]だった)。 しかし、&b(){何事も無かったかのように二人目が登場}。ボンドと鉈で斬り合い、大量の毒蛇が入った棺桶に叩き落されて絶命した。 こうして存在感の割に呆気なく退場したかに見えたが、エンディングでは何事も無かったかのようにまたも復活し、 事件は全て解決したと思い込んだボンド(とヒロイン)をよそに高笑いしていた。 ……が、&b(){結局次回作以降には一切登場する事は無かった。}&s(){[[一体何者だったんだ…?>Wuwo]]} ゲーム作品ではNINTENDO64専用ソフト『ゴールデンアイ 007』に登場。ここでは「サミディ」表記。 全ミッションを難易度ハードでクリアすると出現する隠し[[ステージ]]「エジプト」の実質的な[[ラスボス]]として立ちはだかる。 異常に体力が高い上に死ぬ度に復活するので三回倒す必要があり、蘇る度に高笑いを上げるので&b(){若干怖い}。 武器も死ぬ度に二丁拳銃、サブマシンガン二丁持ち、レーザー銃二丁持ちと強化されていく。 また、このステージでは「黄金銃」(連射性が極めて低く、自動照準の精度が低い代わりに[[基本的にあらゆる敵を一発で倒せる銃>即死攻撃]])&link_anchor(*1){*1}が手に入るのだが、 &b(){サミディは例外的に一発耐える}事があるなど、やはりその異常な生命力が強調されていた。 こちらのゲームにおいても、ミッションをクリアすると映画同様に高笑いするサミディのデモで任務の幕が下ろされる。 &s(){2Pコントローラーを使うと高笑い中のコイツを撃ち殺せるのはナイショ} メガドライブソフト『007・死闘』では中ボスの一人として登場。 …といっても直立不動のままひたすら鉈を投げ付けてくるだけで、こいつがサメディ男爵と言われてもぶっちゃけピンと来ないのだが、 説明書にも&b(){「謎の教祖様(ブードゥー教の教祖)」}と書かれているので多分サメディなのだろう。 ちなみに倒すと&b(){爆散する}が、本作では残念ながら(?)復活はしない。&s(){やっぱり別人なのか?} ---- **MUGENにおけるサメディ男爵 #image(Baron Samedi_mugen.gif,title=こ、こいつ人間じゃねぇ…!) [[ゲラルト]]などを製作したCpnCrossfader氏によるキャラが公開中。 [[MUGEN1.0以降>新バージョンmugenについて]]専用で、[[スプライト>ドット絵]]は手描きで製作されている。 煙草の煙を吹き付けて画面を一時的に見えなくするなどユニークな技を持つ。 また、[[原作再現]]で回数制の[[リザレクション]]持ちで、復活のストックがある限り倒しても復活する。 リザレクションのストックはデフォルトでは3回だが、消費後も[[特殊技]]でチャージする事ができる。 [[AI]]もデフォルトで搭載されている。 |紹介動画&br()&youtube(https://youtu.be/5CL_CGXHeXE){320,240}| ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[サメディ男爵],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[サメディ男爵],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[サメディ男爵],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} 映画『007 黄金銃を持つ男』の主演悪役フランシスコ・スカラマンガの銃なので、本来はサメディ、と言うか『死ぬのは奴らだ』とは無関係な武器。 しかも、原作の黄金銃は、 -小口径の拳銃だが、純金製の特殊な弾丸(弾丸が体内で潰れることで傷口を抉る、所謂拡張弾頭)を使用する事で致命的な威力を得ている -分解すると[[金のライター>ゴールドライタン]]や万年筆などの小物に偽装出来、身体検査されても銃だと気付かれない&br()(つまり武器の持ち込みが禁止されている場所にも持ち込め、暗殺に使用できる) という[[現実的な範疇での必殺武器>人は銃で撃たれると死ぬトーナメント]]だったのだが、 ゲームでは先述の通り、手足に当たろうが防弾チョッキを着ていようが即死させる超威力単発銃として扱われる事が多い (本来の拡張弾頭は防弾チョッキに当たった時点で弾が潰れてしまい貫通力が無くなる(防弾チョッキを貫けない)為、通常弾頭より防弾チョッキに弱い。 まぁ『[[ルパン三世]] PART2』でもダムダム弾(拡張弾頭の一種)を炸裂弾と勘違いしていたし)。 また、PP7(元ネタはワルサーPPK)に黄金銃の威力を付加したゴールドPP7も存在する。流石に[[戦車等の乗り物>のりもの]]相手には無力だが。 更に、一定条件で解禁される難易度「スペシャル」で体力設定を上げる(最大10倍)とボスクラスの敵が1発で死ななくなるほどの耐久となり、 サメディに至っては最大強化だと黄金銃で10発近くヘッドショットしてようやく倒せる異常な生命力を得る。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //|CV:蟹江栄司|,|CV:銀河万丈|,|CV:西凜太朗|,悪役,ヴィラン,不死,シルクハット,杖,喫煙者,黒人