コンボイ

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コンボイ」を以下のとおり復元します。
#ref(0306.jpg,,left,title=私にいい考えがある)
&br()&br()&br()
**&color(red){&bold(){&space(16)Autobots  Rollout !}}
**&color(red){&bold(){&sizex(6){&i(){&space(2)「サイバトロン戦士、出動!」}}}}
#clear

1984年より放送された米国アニメ(製作は東映動画だったりするが)『THE TRANSFORMERS』のメインキャラクター。
日本では1985年より『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』のタイトルで吹き替え版が放送されている。
[[マジンガーZ]]や[[ガンダム]]、[[エヴァンゲリオン>エヴァンゲリオン初号機]]に並ぶロボットアニメ作品でもある。


金属の星「セイバートロン星」出身の「トランスフォーマー」と呼ばれる金属生命体(あるいは超ロボット生命体)。
平和を愛する正義の軍団「サイバトロン」の総司令官であり、宇宙征服を企む悪の軍団「デストロン」([[ライ>仮面ライダー1号]][[ダー>仮面ライダー2号]]の敵ではない)と勇敢に戦う戦士でもある。

ちなみに「コンボイ」は日本における呼び名で、英語版での名前は「Optimus Prime(&bold(){オプティマス・プライム})」。
(なお「プライム」は直訳すると「主席」≒「総司令官」であり、彼の後任も総司令官就任で「ホット・ロディマス」から「ロディマス・プライム」に変名している)
日本名は変形後のコンボイトレーラーから取られたと思われる(ただし本来コンボイという言葉は、トラックなどの「集団」を指す)。
#region(ついでに言うと)
「サイバトロン」と「デストロン」も英語版では「Autobots(&bold(){オートボット})」と「Decepticons(&bold(){ディセプティコン})」であり、
「セイバートロン星」も「&bold(){サイバトロン}星」である。なんかややこしい…。
が、下記の実写映画以降は日本語版でも英語版と同じ呼称を用いる様になった(『アニメイテッド』では何故か[[こいつ>アイアンハイド]]だけ例外だが)。
#endregion
玩具的にはタカラのダイアクロンシリーズの「バトルコンボイ」を流用したものであり、
バトルコンボイのTVCMではその名の通り旅団を組んでいた。
YouTube等でそれを見た外国人が「なんでオプティマスが沢山居るんだ?」と言ってたりもする。
&s(){TF世界で[[同型の別人(ただし色は違う)が複数居る>スタースクリーム]]なんて普通だけど。[[ウルトラマグナス]](中身)も居るし。}
なお、バトルコンボイは人が乗って操縦するタイプのロボットである。

原日本語版の声優は[[玄>バットマン]][[田>ザンギエフ]][[哲>戸愚呂(弟)]][[章>高木義志]]、原語版の声優はピーター・カレン(映画版[[プレデター>プレデター・ウォリアー]]の声とかしてるそうな)。
[[爆発してみたり>ルガール・バーンシュタイン]]、[[バラバラになったり>キングジョー]]、[[クローンを作られてみたり>草薙京]]、敵でもなんでもない第三者に捕まってみたり、[[出番がなくなったり>レイ・マクドガル]]、
彼女が居ることが明らかになったり、過去で自分の作ったトランスフォーマー(厳密には自作ではないが)に会ったり、[[敵に変装したり>ラバーソール]]、
[[死んでみたり、生き返ったり>浦飯幽助]]、[[ゾンビになったり>ザベル・ザロック]]、[[日米で別人になってみたり>スパイダーマッ]]、90年代にリメイクされてみたりなど波瀾万丈の人生、もといロボット生を送っている。
善悪が逆転したパラレル世界の『シャッタードグラス』だと「[[サイバトロン破壊大帝>ダイアトラス]]」をやっており、
子供番組の規制を受けないコミック作品だからか、表世界のメガトロンが裸足で逃げ出すほどの凶悪ぶりを見せつけている。

誤解されがちだが初代TFは群像劇であり、&bold(){コンボイもあくまでサイバトロン総司令官[[であるだけで主人公ではない>サイクロップス]]}。
作品によってはそもそも総司令官ですらない事もあるのだが、主役チームのリーダー・まとめ役としての立ち居地は共通である。

元々はサイバトロンのエネルギー集積所で働く若者「オライオン・パックス」だったが、
900万年前に「デストロン」の破壊大帝「[[メガトロン]]」に襲撃され、恋人のエイリアルともども瀕死の重傷を負ってしまう。
だが、長老アルファートリンに改造され一命を取り留め、コンボイとして生まれ変わった。
その後、サイバトロンの司令官としてデストロンとの戦いに挑み、奪われた領土の回復に重要な役割を果たした。

コンボイの故郷であるセイバートロン星では、長きに渡って星を支配しようとするデストロンと、それに抗うサイバトロンの戦争が続いており、
その結果深刻なエネルギー不足に陥っていた。
コンボイはサイバトロン軍を救うため、リーダー自らエネルギーを求めて宇宙探索に仲間を連れて出かけるが、
その作戦がデストロンの偵察兵に盗み聞きされていたため、宇宙船はデストロンの追撃を受けてしまう(こちらもリーダーであるメガトロン自ら追いかけている)。

両軍は宇宙空間で交戦を始め、デストロン軍がサイバトロン軍の宇宙船「アーク」に&bold(){全員}乗り込んで乱闘が始まるが、
&bold(){誰も操縦席にいなかった}のが原因なのか、宇宙船は地球の引力に引かれて制御不能になって墜落し、
落下のショックでサイバトロンとデストロンは全員機能停止状態に陥ってしまう。

そして、その&del(){コント}事故から400万年後の西暦1985年。
火山の爆発のショックで「アーク」のリペア装置が起動し、なんと&bold(){デストロンを復活させてしまう}。
メガトロンは、余計な攻撃はサイバトロンを目覚めさせる元だと考えて彼らを放置し、地球のエネルギーを奪うべく活動を始める。
しかし、自称「次期ニューリーダー」である[[スタースクリーム]]は、メガトロンの言うことを聞かずミサイル(見た目はビーム)で「アーク」を生き埋めにしようと攻撃、
そのショックでリペア装置が作動し、復活したコンボイはデストロンの野望を阻止し、また地球を守るために活動を始める。
こうして、&del(){ずっと寝てれば平和だったのに}サイバトロンとデストロンは1985年の地球で、&del(){実に迷惑なことに}戦いを再開することになったのである。


大らかかつ豪快な性格であり、人間や仲間達と[[バスケットボール>バスケ]]に興じる事もある(この時ドリブルをトラブルと言い間違えたり、ボールを指で回す芸当を見せた)。
仲間や人間に対する思いも強く、敵であるデストロンであろうとも命は奪ったりしていない。
ただし仲間を傷つけるものはたとえ人間であっても容赦はせず、
コンボイを誘き寄せるため仲間を誘拐した上に拷問を行ったチャムリーという名の人間を追い詰めた時などは、
&bold(red){「我々の求めていた獲物は、こっちなんだ!」}と悪役っぽい鬼畜な台詞を言った上に、
&bold(){チャムリーが盗んだロシアの戦闘機に彼を縛りつけ、モスクワの赤の広場に送り返す}という、鬼畜な事をしている。


ちなみに放映当時のロシアはソ連であり、アメリカとは冷戦状態にあった。
よってチャムリーの戦闘機盗難は[[両国間に緊張を生み>ロールシャッハ]]、下手すれば[[世界は核の炎に包まれるところだった>世紀末]]。
そんな事件を起こした彼の運命は・・・[[お察し下さい>死神]]。

また、『ザ・ムービー』で仲間達がデストロンによって大量に殺害された際には
復讐の怒りをぶつけるかのごとく、並み居るデストロンを容赦なく轢き、撃ち、なぎ倒し、メガトロンまでも追い詰めた。
命乞いに対しても聴く耳を持たず、それまでどんなことをしても命だけは助けていたコンボイが、その時ばかりは本当に殺す気満々だった。


&bold(){「私にいい考えがある」}と言っておいて失敗する(しかも度々)ほか、運頼りや突撃するだけなど、作戦立案能力には難があるが、
個人としての戦闘能力は非常に高く、味方の危機には危険を顧みず飛び込むため、仲間からの信頼は厚い。
デストロンでは慢性的に起きていたクーデターが、サイバトロンではほとんど見られなかったことからも彼の人望の厚さが伺える。
実務能力の不十分さも、その人望と信頼により補われている感がある。
彼の名誉のために述べておくなら、「いい考え」は、人事問題に対して使われる際には非常に有効である。
それに即断即決は指揮官にとって必須の要素でもあるし、部下がサポートして上手く行っているなら何の問題も無いのだ。
まぁ、コンボイの宿敵かつ比較対象であるメガトロンが凄すぎるだけでコンボイ自体は優秀なのだが。
なおその欠点故にコンボイが行動不能な状態であっても、サイバトロン軍団がまとまった行動が可能であり、
ワンマン経営のデストロンと対称的となっている。

(以上、wikipediaより引用、改変)

射撃の名手ではあるが格闘戦のほうが強い上に、一人になるとさらに強い。
その割には、あっさりと簡単にやられて崖から落ちる。その際の悲鳴は一聴の価値あり。
コンボイと言えば&bold(){「いい考え」と「崖から落ちる」}というイメージを抱くファンも少なくない。
上記の様に身体をバラバラに分解されても頭部が生きていればテレパシーのようなもので思念を飛ばし、各部品を遠隔コントロールできる。
ただし、その部品が別のシステムの支配下に置かれた場合は無効となる。

ニコニコでは伝説のクソゲー『[[コンボイの謎>ウルトラマグナス]]』が有名だろうか。&bold(){コンボイは首しか出てないけど。}

#ref(2525.png,,width=300,title=OPアニメでも高いところから落ちてその雄姿を見せ付ける我らの司令官)

トランスフォーマーシリーズでも屈指の人気キャラクターであり、
以後のシリーズでも「コンボイ」の名を冠したキャラや外見がそっくりなキャラがほぼ確実に登場している。
そのため、新旧トランスフォーマーが集合する作品などでは、
他のコンボイと区別するため「G1コンボイ」(Generation 1 の略で、第一世代(初代)と言う意味)と呼ばれているが、同一人物でも姿が違う(G2・キスぷれ等)や似た姿でも別人(実写版とプライム)というケースもあるのでなかなかややこしい。
&nicovideo(sm18143050)
挙句の果てにはオルタニティ版(次元を超えた全ての「コンボイ・オプティマスプライム(プライマル)の意識の集合体」の一部分が使う端末ボディ・色違いで別人格の宿る数人がトイとして発売されている)までいる始末。もうヤダこの人達…

昨今だとやはり『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』の主役である[[ゴリラの姿をした>サイバー・ウー]]コンボイ(原語版ではOptimus Primal(オプティマス・プライマル))が有名か。
#region(しまった!バナナを忘れた!)

**&color(red){&bold(){&sizex(6){&i(){「先生怒るぞ!本気と書いてマジで怒るぞ!!」}}}}

日本では初代コンボイ同様に「コンボイ」と呼ばれるが、原語版では名前が異なることから分かるように、初代コンボイとは別人。
第一話でゴリラをスキャンし、ゴリラに変身するようになる。後に何度かのパワーアップで姿が変わるが、作中では一貫してゴリラ型のビーストモードとなる。(トイでは例外あり)
声優は日本語版では一括して[[子>ターンX]][[安>矢吹真吾]][[武>エディ]][[人>ボボボーボ・ボーボボ]]氏が担当した。
初代コンボイと区別するため、日本では公式呼称として「ビーストコンボイ」が用いられている他、ファンからは「ゴリラコンボイ」「子安コンボイ」とも呼ばれている。
さらに第3シーズンに当たる『超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズリターンズ』の第14話OPから「イボンコ」とも呼ばれる。

サイバトロンの総司令官ではなく、探査船の一艦長に過ぎなかったが、メガトロン(これも初代メガトロンとは別人。
日本公式呼称は「ビーストメガトロン」。他にファンの間では「千葉トロン」も用いられている)が
サイバトロンの機密情報が入った「ゴールデンディスク」を強奪した事件をきっかけに、
サイバトロンだけでなく人類やデストロン、セイバートロン星の命運をも担う大きな戦いに巻き込まれることになる。
第2シーズンに当たる『ビーストウォーズメタルス 超生命体トランスフォーマー』では第一話で特殊エネルギーを浴びて「トランスメタルス」に進化したり(ただし治療中のキャラと地球生まれのキャラはメタルスになっていない)、
途中で危機に陥った初代コンボイを救う過程で彼のスパーク(魂)と一時的に融合、
巨大かつ4つの変形形態を持つパワードコンボイ(原語版ではOptimal Optimus)にパワーアップもした。

日本語版『ビーストウォーズ』と言えば、声優及び脚本のアドリブと悪ノリが有名である。
しかし主人公ということで、コンボイのアドリブに対してはスポンサーから抑止が掛かっており、&bold(){子安氏にしては}かなり自重している。
本編とは関係が無い次回予告やリミックス版等では、&bold(){[[バナナ>ダークバナナ]]に異常な執着を見せたり}、
&bold(){自分を[[先生]]と名乗って(ただし先生と名乗っているのはチータスも一緒)、[[説教>四季映姫・ヤマザナドゥ]]を始めたり}、&bold(){主役であることをやたら強調したり}のはっちゃけぶりも見せるが、
&bold(){[[他>覇王丸]][[の>秦崇雷]][[奴>パープリル・ザ・マンドロイド]][[等>ホワイト]][[が>アルクェイド・ブリュンスタッド]][[も>ガイ]][[っ>KUSANAGI]][[と>空条承太郎]][[はっ>ロブ・ビンセント]][[ちゃ>ワンワン]][[け>サガット]][[て>ホンフゥ]][[いる>ガッツ]][[ので>キャスター]]}
//なんかじゃんじゃん言ってたので…
(初作第25話で某鼠はアドリブなのに解説の字幕がついたことすらある。しかもその場面に隼が「バラエティじゃないんだから、テロップ出すなよ」とツッコミが入った。[[なんなんだアンタ]]ら。この突っ込みをした隼は、そこまではっちゃけていない)、
どちらかというとツッコミ役に回っている(例外は[[ただ一人>ジョー東]]だったとか)。
まぁ、さすがに司令官まで自重しなくなったら完全に収拾がつかなくなるので、当然と言えば当然の措置ではある。
一方で敵の親玉であるメガトロンの中の人は[[北斗の拳]]のナレーター役などテンションの高さとアドリブに定評のある[[千>ビースト]][[葉>桑原和真]][[繁>ラディッツ]]氏であり、
コンボイとは対照的に全く自重していない。


しかしこれ、実は原語版は話が暗く内容も複雑なため、メイン視聴者層である子どもたちに分かり易く明るい番組にしようと頑張った結果だったりする。
(話の根幹に関わる重要な設定が、日本では発売されていないアメコミ版G2に準拠しており、視聴者はそれを知っていることを想定して製作されているため、劇中には一切説明が入らない。
今のようにネットでなんでも調べられはしなかった時代、子供どころか大人のTFファンでもよっぽど濃い原語版マニアでもない限り理解できなかった)
そのため終盤の方では、明るいアドリブとは正反対にサイバトロン・デストロン双方死にまくる結構な鬱展開である。デストロンに至っては、メガトロン、ワスピーター、サイバトロンに鞍替えしたブラックウィドー以外死んでいる。

なお、『メタルス』のその後の話にあたる原語版『ビーストマシーンズ』は、
キャラデザインが怖かったり『メタルス』以上にシナリオが暗かったりで、アメリカ本国で人気が酷いことなってしまった。
(その結果次回作の予定だった『トランステック』の製作がキャンセルされ、代わって日本オリジナル作品の『カーロボット』が全米で放送されることになる)
それを知ってか知らずか、日本語版である『リターンズ』では、子安、千葉両氏を中心とした声優陣が雰囲気を明るくしようと務め、
また初回放送は地上波ではなかった(移動体通信向け衛星放送局「モバHO!」で放送された)こともあって、シナリオの暗さに反比例してアドリブ等がもっと「これはひどい」ことになっている。
最終回でも、コンボイ対メガトロンの最終決戦の最中だというのに、メガトロン(というか千葉氏)の口から、
先述した子安氏に対するアドリブ制限を踏まえたメタなセリフが飛び出す始末である。

詳しくは&bold(){「声優無法地帯」タグで動画検索してくれれば}、嫌でもお判り頂けると思われる。

**&color(#ff0099){「イボンコペッタンコ、イェイ♪」}
上記の台詞は偉い人に怒られたとのこと。まぁ、コンボイが死んだ(中盤でコンボイはメガトロンと共に一度消滅する)というのに、こんなノリの台詞を言っては叱られても仕方ないだろう。
//ペッタンコになったのは中盤でのダンカー巻き込んでの相打ち後です。最終決戦での相打ちはそもそも消滅してるので…修正

なお、日本語版『ビーストウォーズ』3部作のこうした(悪)ノリは、前述した日本語版の製作事情に起因するものであり、
比較的フリーダムな世界観を持つTFシリーズの中でさえも''極めて異例''の部類に入る(言い換えれば''かなり浮いている'')。
G1系列など他シリーズや原語版などのファンの中には、日本語版BW3部作に否定的な層も存在するので、
各動画サイト・ブログ・掲示板などで日本語版BW3部作(特にアドリブや独自のノリ)について語る時は、かなり慎重に[[空気を読む>永江衣玖]]ことを推奨する。
//既に記述済みの事を二度書く必要も無いかと

#endregion

#region([[私の名前を言って見ろ!>俺の名を言ってみろ!]])
ビーストウォーズの後、設定を一新し過去作とつながりを持たない新シリーズである「マイクロン三部作」が始まる。
特にその中で2作目である「スーパーリンク」での総司令であるグランドコンボイははっちゃけており、
ウイングコンボイやオメガコンボイにパワーアップした後も敵も味方も「グランドコンボイ」としか呼ばれないことに不満を持っていたり、
ギャグ要素全開の「必見!夢の最強マッチ」の仮想空間でのトーナメントバトルではパワーアップ後の名前で呼ばれないことから「私の名前を言ってみろ!」と言いながら無双したり、
決勝ではオメガスプリームとの合体を披露した勢いで場外に出てしまい「宇宙一恥ずかしい負け方」をしたりかなり天然ぶりをかましている。
なお「私の名前を言ってみろ!」発言の後も結局ウィングorオメガコンボイと呼ばれることはなかった。
ちなみにこちらのコンボイの英名もOptimus Primeである。
#endregion

2007年、2009年、2011年に公開された実写(TF達は全てCGだが)版映画でももちろん登場。
アニメ版の声優を担当したピーター・カレンおよび玄田哲章が起用され、ファンを喜ばせた。
最新技術で描かれた実写映画での司令官の勇姿がこちら。
#region(close,劇的ビフォーアフター)

#image(optimus.jpg,title=貴様の顔を剥いでやる!!)

一作目では思慮深く可能な限り荒事を避けようとする穏便な司令官であったが(それでも初代コンボイの性格を受け継いでいるのか、やや短気だったが)、
先日公開された『リベンジ』では「メタルの屑め!」「ガラクタが!」「私の手で、地に堕ちろ!」等の暴言を吐きまくり、
戦闘不能になった敵の顔面に容赦なくブラスターを撃ち込み、敵の顔を真っ二つに引き裂き、顔面の装甲(皮)を剥ぎ取った挙句、
[[背後から胸に手を突き刺してスパーク(トランスフォーマーの魂のようなもの)を握り潰す>究極神拳]]という容赦の無い司令官になってしまった。(でもまぁ、初代アニメでも「お前は年を取りすぎたロボットだ。スクラップがよく似合う!」とか言ったり結構過激だったのだが。)
一応、『リベンジ』前日談のコミックで「地球の人々の命を守るためには専守防衛だけでなく、あえてこちらから戦闘を仕掛けることも必要」
と覚悟を固めたのがきっかけなのだが、やはりあまりのキャラの変わりっぷりに戸惑う人は出ている。
一方で、昔の容赦の無い司令官を知るファンも多かったためか、やっと司令官らしくなったと安心した人も少なくない。
気性が荒くなるついでに戦闘力まで上がったのか前作で圧倒されっぱなしだったメガトロン(一応前作より弱体化しているらしいが)を逆に圧倒したり、
メガトロン、[[スタースクリーム]]、グラインダー(前作に登場したディセプティコン、ブラックアウトと同じ姿)の3人を相手に善戦して見せるなど実力の片鱗を見せつけた。
#region(映画第三作「ダークサイド・ムーン」ネタバレ注意)
第三作目では、追加装備に変形するトレーラーを持っており、単独で飛行が可能となった。
が、最終決戦早々に不意打ちを受けてトレーラーと切り離される、という失敗も。その後、ジェットパックを装備して飛翔し、味方を散々苦しめた巨大ワーム「ドリラー」を撃破するが、直後に攻撃を受けて&bold(){重機のロープに引っかかって身動きが取れなくなった。}・・・昔から司令官は飛ぶとロクな事にならないらしい。
味方に救出された後は、「ドリラー」を操っていたショックウェーブと対峙。米軍の援護を受けつつ、怒りの左ストレートで相手の左わき腹を抉り、トドメに眼球を抉り取って頭部を爆砕し、葬る。
そして、最後の戦いでは、オートボットを裏切ってディセプティコン側についたセンチネル・プライム(先代のオートボット側のリーダーであり、師とも言える存在)と対峙し、右腕を斬り落とされるなど劣勢に立たされるが、メガトロンがセンチネルを不意打ちで半殺しにした事で形勢逆転。
直後に休戦協定を申し入れてきたメガトロンに対し、「決着をつけるぞ」と言って[[彼の頭部を脊髄ごと引っこ抜いて殺害>究極神拳]]するという容赦のなさを見せ付けた。
(一応、小説版ではセンチネルを倒した後、メガトロンの休戦協定を受け入れており、メガトロンは故郷を復興させるため他のディセプティコンと共に帰っていった。
そもそもメガトロンの休戦要請が小説版では「もう無益な戦いは止めよう…」な感じだったのに対して、
映画では「まだまだやる気満々だぜ!態勢立て直して俺がリーダーに戻る時間くれよ!な!お前もまだまだ戦いたいだろ!」
な感じだったので断られて殺されてもしょうがなくはあるのだが。)
その後、自分の裏切りはサイバトロン星の復興のためだったのだと命乞いめいたセリフを吐いたセンチネルに対しては「あなたは自分自身を裏切ったのだ」と裏切り且つ甚大な被害を出した報い、と止めを刺している。まあ、三部作の最終章だから仕方ないよね?

3部作で終了かと思われていたが、4作目の制作が決定した。公開は2014年6月の模様。

#endregion

#endregion
この他にも[[飢えた狼>テリー・ボガード]]、[[モンゴリ>マキシマ]]や[[ドリルの兄貴>ヨーコ]]、[[むせる>スコープドッグ]]、
[[若>ベガ]][[本>ジョニー]]に[[闘いの中に答えはある>リュウ]]などニコニコやMUGENで有名な方々が各シリーズのコンボイの声優を担当している。
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**MUGENにおけるコンボイ

海外の製作者によるものが二体存在する。
一体は平均より少し小さいくらいだが、もう一体は巨大ロボットらしい大型サイズになっている。

kain氏が製作した小さい方のコンボイは、劇中で使用していたビームライフルやエナジーアックス、
コンテナを変形させての砲撃、そしてコンボイの十八番であるトランスフォームしての体当たり(通称&bold(){[[轢き逃げ>お覇王]][[アタック>どないや]]})
などが搭載されている。
各技のモーションも原作と比べて違和感はなく、ほぼ二頭身のSDサイズではあるが再現度は高い。

**出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[コンボイ],sort=hiduke,100)
-[[おもちゃ屋さんトーナメント]]
#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[コンボイ],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[コンボイ],sort=hiduke,100)
}
//**出演ストーリー

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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。)
//ロボット

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