安藤みなわ

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安藤みなわ - (2010/07/01 (木) 06:53:19) の編集履歴(バックアップ)


「私は、あとどれくらい生きていられるだろう」

中山文十郎原作・ぢたま(某)作画の漫画『まほろまてぃっく』の登場人物。
また、DKソフトウェア開発室製作の同人格闘ゲーム『ばとるまてぃっく』にも出演している。
アニメ版のCVは清水愛。

正式名称は『CODE:370』。人類の歴史を影から操り、友好的な異星人に敵対行動を続ける地球人の組織『管理者』に所属する機械化兵士(サイボーグ)。
管理者に対抗する組織『ヴェスパー』に所属する宇宙最強のアンドロイド、V-1046R MAHOROの性能に興味を持ったメフリス教授による監視任務のため、
「脱走した」と嘘をついてまほろに接触を謀り、家主の美里優によって「370でみなわ」と名付けられ、まほろさんの妹(安藤家の次女)として美里家に引き取られる。

美里家内ではメイド服を着ているが、家事の能力や知識は一切無いので見習いとして手伝いをする程度。
普段は優の同級生として緋立市立第四中学校に通っている。

『兵器に心は必要ない』というメフリスの持論により、『兵器である自分には心が無い』という洗脳を受けている。
友人のCODE:369が不用品として消却処分されてしまった事がトラウマになっており、監視任務に参加したのも、
メフリスからの『心を与える』という約束と、管理者内で役立たずと蔑まれる『修繕屋』(サイボーグによる暗殺部隊)の地位向上を目指しての事である。
+ しかし……(以下ネタバレ)
メフリスは、みなわが任務に成功してもサイボーグたちを全て消却処分するつもりだった。
また、消却された者は殺されたと思われていたが、実際には脳だけを摘出され、基地のコンピューター(生体チップ)として利用されていた
ヴェスパーの科学者(彼も元管理者のサイボーグ)はこれを利用して、みなわの思念を管理者基地に送り込み、生体チップ達に叛乱を促した。
叛乱は成功し、基地への無血開城に成功すると同時に、生体チップとして酷使されていた369達を解放、安らかな死を与えることが出来た。

管理者内で非人間的な扱いを受けていたうえ、『心が無い』というコンプレックスを抱えているので口数は少ない。
平和な生活に慣れていない為にドジも多く、まほろさんへの罪悪感を抱えているので、すぐに「ごめんなさい」と謝る事が多かった。
しかし、美里優やまほろさん、緋立市立第四中学校のメンバーと接することで、年齢相応の人間性を身につけ、徐々に本来の優しく純粋な性格を取り戻す。
ストーリー後半にはまほろさんの影響で「えっちなのはいけないと思います!」を口にする事もあった。

+ ストーリー終盤では(以下ネタバレ)
メフリスの命令に従ってまほろさんを裏切り、窮地に追い込んでしまうが、元同僚のcode:227 フェルドランスから真実を聞かされて自分の過ちに気づき、
優やまほろさんに別れを告げ、死を覚悟してメフリスを倒すが、まほろさんに赦され、真に義姉妹と呼び合える関係を築く。
その後、自分と同様に管理者に利用されていた少女、『CODE:773』を義理の妹『安藤ななみ』として迎え入れる成長も見せた。
改造の影響で寿命も削られていたが、管理者との戦いが終結した後に幾度かの手術を経て、常人並みの肉体と寿命を取り戻すことも出来た模様。
クラスメイトの浜口俊也(通称はまぢ)に好意を抱かれていたが、当初は恋愛という概念すら知らなかった為、関係はなかなか進展しなかった。
後に周囲のフォローと、はまぢ自身の真摯な態度が実を結んで恋愛関係になり、20年後を描いた最終話では結婚していて、子供も出来ていた。

また、何もないところでよく転ぶが、これは管理者の稚拙な改造の為、脚部の機械部分の性能に肉体が追いつかないためである。
能力を解放すれば開発者のメフリスすら予想していなかった程の凄まじいジャンプ力高速移動能力を発揮できるが、反動に耐えられずに全身の血管が破裂してしまう
戦闘時にはブーメランや戦闘服に装備されたレーザー銃を使用する。能力開放中なら巨大ロボットの群れを一撃で殲滅する事も可能。

MUGENでは

死門氏が製作したものが存在している。
スピードも遅く、かなりクセの強いキャラだが、「とりおまてぃっく」でストライカーを召喚できる。
呼び出されるのは「とりおまてぃっく」の名前どおり、級友の佐倉深雪、等々力凛、大江千鶴子の3人。
それぞれが登場中にコマンド入力で技を出してくれる上、長いことフィールドに残るために人間弾幕状態になることが多い。
超必殺技でも三人を召喚して攻撃できるが、フィールド上に既に居る場合は使用できない。

MUGEN∞動画戯作トーナメント内でサクラカ氏作のAIが配布されているほか、J・J氏のAIも公開されている。

出場大会