※性能の説明時にエアホッケーの専門用語を使うので解説
- パック
- 台の上を滑る円盤の事。これを卓球の玉のように選手どうしで打ち返して、
相手のゴール(上の画像の赤い部分)にシュウウウウウウウッ!当てれば得点になる。
- マレット
- 選手が腕で握って操作し、パックを相手のゴールに打ち返すために使う器具。スマッシャーとも言うらしい。
このトロゾウは腕じゃなくて鼻でマレットを握ってるんだけどな!
操作について
こちらが操作できるキャラは奥にいるトロゾウであり、方向キーの右左下キーで鼻を動かして、マレットを操作する事ができる。
斜めに方向キーを入力すれば短く鼻を動かす事もできる。
方向キー以外のキーは使わない。また動くのは鼻とマレットだけでトロゾウ本体は動かせない。
カバーできる範囲は割とせまく、トロゾウの動きもトロいので、(真面目にホッケーがしたいなら)先読みなども重要である。
パックについて
パックは相手の攻撃やこちらのマレットが当たると動き始め、当たった方向と反対側に飛んでいく。
エアホッケーの台の外壁に当たるときちんと物理演算に従ってるっぽい動きで跳ね返る。
パックが相手に当たると相手がダメージを受け、通常のカラーではこれがトロゾウの主なダメージソースになる。
実は一部の多段のビーム状攻撃などが真横からパックに直撃したりすると、パックがその場で停止してしまう事がある。
相手が動いている場合はその後すぐに攻撃されて跳ね返るが、トレーニングモードとかで相手が動かない場合だと、
パックが静止したままになってゲームが進まない …と思っていたのか?
実は静止したまましばらく放置されると 少しずつパックが真下に落ち始めて、台の下端で跳ね返って再び動き回るようになっている。
そのためリセットする必要が無いという親切設計である。作り込みが無駄に細かいと言わざるを得ない。
エアホッケーのゴール部分は上の画像の赤色の部分であり、ここにパックが当たればダメージを受ける。
自分の弾いたパックがゴールに当たってもダメージになるので自爆する事も多いがホッケーのルールに忠実だと言える。
……のだが、実はトロゾウ本体にも食らい判定があり、被ダメ時にはきちんと怯む。
そのため、本体に攻撃を叩きこめばホッケーをしなくても普通にダメージを与えられるし倒せる。
AI戦では相手がエアホッケーのルールに従う訳も無く、 人操作でもトロゾウ本体を殴った方が早く倒せるので、
トロゾウ本体へのダイレクトアタックで勝負が着く事が多い。
ステージについて
一般的なステージなら問題無いのだが、表示範囲の狭いステージだと、トロゾウが上まではみ出してライフバーを隠してしまう事がある。
逆に表示範囲の広いステージだと、相手がホッケー台の外を自由に歩き回れる事になる。
こうなるとパックはステージの外まで飛んで来れないので、反撃を受けずに一方的にトロゾウを攻撃できてしまう事になる。
ステージのスクロールやステージ端の有無はあまり影響しないので、そっちは気にしなくても大丈夫。
このように作り込み自体はしっかりしていて、違和感無くエアホッケーで遊べるようになっている…ってそういうゲームじゃねえからこれ!
性能的には全く格ゲーしてなくてAIも搭載されていないので、そういった意味では動画には使いにくいのかもしれない。
ちなみに1Pカラーだと原作ゲームのエアホッケーのBGMが自動で流れ続ける。
そして12Pカラーは「ハヤゾウ」モードとなっている。
ハヤゾウ(12Pカラー)
パックが5個に増加し、行動速度が速くなる。
さらに大量のマレットを打ち出して攻撃する技や、「ライオンのごきげんよう」のマスコット「コロゾー」をストライカーとして召喚する技を使う。
背景も固定になり、ライフバーによっては敵味方のライフの確認が全くできなくなる。
おまけに勝利演出と敗北演出もカオス極まるものに変化する。必見なので気になる人は自分の目で確かめてみよう。
このモードだと AIが無いにも拘らず凶キャラを圧倒する程になる。 エルクゥには負けるのでランクは凶。
カオスなボスとか凶キャラが動画で欲しい時には使ってみよう。
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