アンノーン

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アンノーン - (2013/11/11 (月) 03:32:30) の編集履歴(バックアップ)


※このページではポケモンについて記述しています。
 EFZ版についてはこちら、アーマードコア版についてはこちら
 KOFストライカーの方についてはわしにも分からん…。


分類:シンボルポケモン
タイプ1:エスパー
図鑑No.201

種族値
HP:48
攻撃:72
防御:48
特攻:72
特防:48
素早:48


概要

『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモン。原作ゲームでは『金・銀・クリスタル』から登場している。
黒い体でアルファベット1文字(もしくは「!」「?」)のような形をしている一つ目のモンスター
個体ごとにタイプや威力が変化するという特殊な技「めざめるパワー」以外の技を全く覚えられない。
石板が安置されている謎の遺跡にのみ生息しているポケモン。*1
その姿から古代人の使った文字と何か関係があるのではと言われている。
何を食べているのかなどの生態が全く分かっておらず、名前の通りまさしく正体不明である。なんなんだこのポケモン

『劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王-ENTEI-』にエンテイと共に出演したポケモン。
今でも色あせないその人気はどこから来るのか。

金銀クリスタルでは、努力値(努力レベル)という隠しステータスの関係上
ガチ対戦用ポケモンの育成のために最も適した相手とされている。
GBA版以降でも稼ぐのが手間な努力値ではあるが、このころはその比ではなく
通常で780匹、条件付で390匹アンノーンを倒せば完成し、これでも効率的という恐るべき事実がある。
(ちなみに初代ではニドラン♂or♀を1000匹倒すのが効率的とされている)

金銀で登場した際には「アルフのいせき」という場所にのみ登場するポケモンで、
アルフのいせきというミステリアスなネーミングと意味ありげな壁画、
(実際には『アルファベット』の頭を取ってアルフのいせきだったのだが)
そしてパズルを解くと出現するアンノーンの種類が増える、
アルフの遺跡の中ではラジオに謎の電波が入るなど当時の小学生の好奇心を
これでもかというほど刺激した。そこに加えてコロコロコミックなどの雑誌で
「アンノーンには秘密がある」などと書かれたため、主に小学生を中心に様々な憶測が飛び交い
(前作の緑赤などで「裏技」があった影響で、同様に隠し要素があると思われていた)
「アンノーンを全種類そろえると隠しエリアにいける」、
「揃えるとセレビィが出現してゲットできる」などと言われていた。
実際には「全種類揃えたら不思議なことが・・・」というのは、当時発売されていた周辺機器
「ポケットプリンタ」でアンノーンのイラストを出力できるようになる、というオチであった。
さらに、「ハートゴールド・ソウルシルバー」では「アンノーンノート」というアイテムが登場し、
ノートのページが埋まるとアルフのいせき1階に新しく「!」と「?」が出現するようになった。


原作におけるアンノーン

+ その有り得ない強さについて
補助技を一切覚えない為、最強のちょうはつ受け である。

数々の嫌がらせ技を保有し「持久型のメッカ」と言われるヨノワールよりも豊富な「HP」を持ち、
ゲーム中に1匹しか存在せず「三日月の化身」と呼ばれるクレセリアよりも強力な「こうげき」を誇り、
初代よりエース格に君臨し続けるフーディンよりも頑丈な「ぼうぎょ」を持ち、
恐怖の先制「さいみんじゅつ」でその名を轟かせるクロバットよりも高い「とくこう」を持ち、
初代では最強の鉄壁ぶりを誇ったパルシェンよりも強固な「とくぼう」を持ち、
「すなあらし」パーティの中核として重宝されるカバルドンよりも高い「すばやさ」を持つという脅威の種族値を持ちながら、
さらにタイプはなんとあのミュウツーやミュウ、デオキシスと同じ「単エスパー」タイプ。
つまり弱点がマイナー技の「あく」と「むし」と「ゴースト」しかない上に、
メジャータイプの「エスパー」と「かくとう」に抵抗を持っている訳だ。

おまけに「でんじは→エアスラッシュ」で相手に行動を許さないという戦術で、
厨ポケ」と呼ばれるトゲキッスよりも強い攻撃を持っていたり、
どんな特殊ポケモンも止めてしまう屈強な特殊受けポケモンであるハピナスよりも高い防御力も持つ。
耐久合計ではハピナスさえ凌ぐ、最強の防御力を誇るツボツボより高い「HP」も持っている。

しかもチリーン達と同じ特性「ふゆう」を持っているため、
メジャーポケモンの間でも強力な物理技である「」を完全に無効化させることができ、
ダブルバトルなら味方の「じしん」を自分は無効にし、相手2体にのみ強力なダメージを与える事ができる。
更に「めざめるパワー」しか技を覚えないが、タイプも分からないので相手にとっては完全な読 み ゲー 状 態 。
また、こだわりメガネとこだわりスカーフを最大限に生かすことが出来る数少ないポケモンでもあり、
スカーフを巻けばひかえめでも、余裕で最速ポケモンのキノガッサを抜けるという神速

暗黙の了解なのか、禁止制限もかかっていないはずなのに使うトレーナーは数少ない。
生息数は多いので、形も含め嬉しい厳選対象。
弱点といったら、相手のタイプによっては全く手が出せなくなる事もあること。これは素直に交代しよう。
中でも最大の弱点は「ふいうち」(あくタイプの技。相手より必ず先に出す技。次に相手が出す技が
ダメージを与える技の場合にダメージを与え、ダメージを与えない技の場合は無効)を使われることなので、
場合によっては「ひんし」状態になることも。
また、あまり多用すると嫌われても仕方ないので使う時は要注意。
さらに「28種類×色違い=56種類」とその外見のバリエーションはパッチールに次ぎ、
ミノムッチ、ミノマダム、ポワルンや、
方角によって姿の異なるカラナクシ、トリトドンや、
性別で外見が大きく異なるヒポポタス、カバルドン、ケンホロウ、プルリル、ブルンゲルを軽く抑えて全ポケモンNo2である。
バトレボでは専用セリフ付きという特別仕様。そこらの一般人と差を見せたいときにオヌヌメ。
いまや対人戦で必ずといっていいほど使われる挑発が全く効かないという厨性能!
アンノーンパーティはバトレボのフォーチュンバトルで真価を発揮する。
+ 実際の所…
多くの種類のアンノーンを捕まえることで、アンノーン文字をプリントしたり、
ゲーム中でアイテムが入手できたり、おまけ要素を解禁させたりするのが目的となる、所謂コレクション用のポケモンであり、
そもそも初めから対戦でまともに戦わせることは想定されていないというのが実際の所。
能力値は貧弱としか言いようが無く、上にある強さ比較もそのポケモンでは低い能力値だったりする。

一応進化前のポケモンよりは能力は上であり、
金銀では最序盤で手に入るエスパータイプのポケモンだったりするので、
序盤で手に入れてしばらくは騙されて使った人もいるかもしれないが。

たとえ能力が低くとも、運と戦略次第では幾らでも勝機が生まれるゲームではあるが、
タイプ、特性共に凡庸で、覚える技も誰でも覚えられる攻撃技「めざめるパワー」たった1つのみでは、
運要素も戦略も絡ませようが無く、弱いポケモンを話題にするときでさえ、
初めから論外扱いで名前が挙げられることは少ない。
しかもX・Yでは「めざめるパワー」の基礎攻撃力が60に固定になってしまっており、対戦では完全に死に体である。

他のゲームで言うところのダンジャギ……ですらなく、女性市民あたりの立場だと思ってくれていい。


MUGENにおけるアンノーン

翡翠の夫氏が作成。
28種類のアンノーンのうち、「!」型のアンノーンがプレイヤーキャラとして参戦。
他のポケモンにも該当するものがあるが、のけぞり画像を用意できなかったためかスーパーアーマー持ち。
攻撃エフェクトはほとんど他キャラ(萃香白レンなど)の使いまわし。
アンノーンは特性「ふゆう」を持っているため、その再現として常時浮遊し、空中を自由自在に飛び回ることが出来る(高さ制限あり)。

攻撃手段は大きく分けて二つ。
一つはスマブラにあった仲間のアンノーンを召喚し、突撃させるもの。
突撃するパターンは全部で3種類あるが、突撃中は自身は移動しかできなくなる。
もう一つは「めざめるパワー」。ほのお、こおり、でんき、いわ、エスパー、ゴーストの6つの属性による
異なる性能の攻撃を使い分けられる半ゲージ消費技。
デフォAIはランダム行動。但し、めざめるパワー(でんき)だけは接近時のみ使用する。

参考動画(サムネに釣られた方も多かろう)

唯一神とタッグを組むと登場時特殊イントロが発生。

11Pカラーは常時ゲージMAX
12Pカラーは常時ゲージMAX&被ダメージ時HP回復が付く。

出場大会

凍結

出演ストーリー

麻婆豆腐物語(アルセウス - 但し、中身は…?)


*1
原作ゲームにおける野生のアンノーンは、
『金・銀・クリスタル』やそのリメイク版である『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではアルフの遺跡、
『ファイアレッド・リーフグリーン』ではアスカナ遺跡、『ダイヤモンド・パール・プラチナ』では
ズイの遺跡に生息しているが、場所によって形は違う。