「覚悟は良いか!…愚か者め!」
作品における性能、演出
特大威力の単発技の為、カウンターヒット・怒り状態の恩恵を受けやすい。
通常で6割、カウンターで7割、怒りで6割強、カウンター+怒りで7割強という『CVS2』で最大級の威力を誇る技(
ザンギエフの「ファイナルアトミックバスター」以上)。
しかし見た目の派手さとは裏腹に上空から降ってくる際には無敵が無く、優秀な対空技を持っているキャラクターには意外と負け易い。
加えて『CVS2』の「禊」はガード可能である為(
ブロッキングは不可能)、暗転を見てから構えられてしまい、
また降下後の硬直が非常に長い為、神人豪鬼自身の
紙性能もあって決めるとなると命懸けである。
更にヒットしたとしても、地上では構えを終える前に相手が起き上がってしまうので、密着状態で隙を晒すことになってしまう。
よってとどめ以外には対空として、叩きつけてダウンさせるのが常套手段となっている。
『SVC CHAOS』では体力が半分以下で使用可能となり、一試合に一度のみしか使用出来ないので使いどころが更に難しい。
ただし手刀部分がガード不能となったので、
起き攻め・対空等でカウンター気味に使うのが理想とされる。
なお「禊」とは本来重大な神事を行ったりする時に、冷水や滝で身体を清める事なので、
ヒット時に出る白い霧のようなものは清めの塩とかではなく清めの水なのであろう。
「神事」とか「身体を清める」とか「水で身を清める」という意味では、
彼女が似たような技を使い出したのは何もおかしくなかったのかもしれない。
MUGENにおける「禊」
原作ゲームにおいてのその超破壊力はMUGENにも継承されており、
AIによっては
瞬獄殺をなかなか使わず、発動条件を満たしたらこちらの方を
即発動する場合もある。
またAI同士の対戦の場合、相手の硬直に瞬時に対応して放ってくる上に、「禊」自体の発生速度が超高速な為、非常に高い命中率を誇る。
(特に悪咲氏AIでは条件を満たしている場合、相手の何かしらのアクションに超反応で仕掛けてくる為に、
カウンターヒットになりやすい。加えてコンボにも絡めてくるのでなお当たる場面が多い)
『SVC CHAOS』の「禊」は高威力+ガード不能というチート性能だが、MUGEN動画では『SVC CHAOS』の真・豪鬼はあまり見かけない。
悪咲氏製作の神人豪鬼の場合、地上の相手に叩き込むと豪鬼が構えを終える前に相手が起き上がってしまい、
密着状態で若干不利になるという欠点がある。
(空中の相手だと相手のダウン時間が長くするので問題ない)
補正のかからない6割技のためコンボに組み込めば相手を瀕死にできるほどの威力の技ではあるが、
人操作で神人豪鬼を使う場合は頭に入れておこう。
ちなみに
Rare Akumaの場合、左右に分身した無数の豪鬼が縦横無尽に飛び回り一斉に手刀を繰り出す。
その光景は「
禊流星群」と呼ばれている。
さらにアレンジされて
ショボーンにも搭載されている。
発動条件を満たしすぎた |
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締め技の場合は特殊なグラフィックとなる(Pots氏豪鬼のみ) |
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また、poikre氏製作の
Mr.師範も楔という技を使うことができる。
通常では暗転までが遅く、出も遅いが、凌い漢モード時では暗転までが速くなっており、出も速くなっている。
しかも、相方にもヒットするので、
味方殺し技となっている。
実は、
ある忍者が神人豪鬼よりも先に同様の
超必殺技を使用しているのだが、知名度ゆえか話題に上る事は少ないようだ。
「我が波動・・・万物を滅す!」