東京ムービー新社が制作し、1986年に日本テレビ系列で放送されたアニメ『Bugってハニー』の主人公の一人。
担当声優は
水島裕
氏。
サモ・ハン・キンポー氏のイメージだろうか?
モデルは、当時のファミコン少年たちに絶大な人気を誇った「ファミコン名人」の代表格である、
高橋名人ことハドソンの高橋利幸氏。
同アニメのOP・ED主題歌も氏が担当していた(EDは第40話まで)。
直接のモデルはウエストン(セガ販売)のゲーム『ワンダーボーイ
*1』をハドソンがガワ替え移植した『高橋名人の冒険島』の主人公・高橋名人。
つまり
石斧担いだ原人スタイルなのはワンダーボーイの影響によるもの。
「T」と書かれたキャップ(帽子)を被り腰蓑一丁で、石斧を担いだ格好をしている。
作中のゲームの世界「トイコンワールド」の人気者でヒーロー的存在。
その人気に嫉妬した本作の黒幕である「キュラ大王」によって幽閉され、現実世界のゲーム画面から高橋原人が消えてしまった。
そこで、本作のメインヒロインで蜂のような姿をした妖精「ハニー・ビー」と現実世界に住むゲーム好きの子供三人組である、
「ワンナップ」(リーゼントヘアの少年で三人組のリーダー)、「みどり」(ポニテの少女)、「ダル」(デブの少年)に助け出され、
今度はワンナップ達を元の世界に戻すべく、ゲーム世界での冒険に同行する事になる。
得意技は石斧での目にも止まらぬ猛ラッシュ「16連射突き」(勿論、高橋名人の秒間16連射がモチーフ)。
1987年にはFCソフト『高橋名人のBUGってハニー』が当然ハドソンから発売された。
ハニーが高橋原人を助け出す設定で、1面の操作キャラはハニーで、2面以降の操作キャラは高橋原人となっている。
彼の通常武器は石斧で、パワーアップアイテムを取ると炎に変わる。
なんだ、『冒険島』と大して変わらないなと思いきや、ステージボスと戦うにはボーナス面でもなく強制的に挟まれる、
高難易度のブロック崩しゲームをクリアしないといけないのが地味にきついゲームと言われている。
余談になるが、『冒険島』以降の定番とも言える「ナスが苦手」という設定だが、
高橋名人ご本人は別にナスを食べられない訳ではないそうである。
ただ、ナス同士がこすれ合った時のキュッキュという音が苦手なんだとか。
(以上、Wikipediaより引用・改変)
MUGENにおける高橋原人
あなろぐ餅米氏による、原作
ドットを使用して作られたものが存在。
石斧を投げたり、ハニーを召喚して8秒間攻撃力を上げる等、原作を意識した技の他、
前述の三人組のドットに切り替える通常技も所持している。
AIはデフォルトで搭載されている。
出場大会
*1
次作『ワンダーボーイ モンスターランド』の移植はジャレコが担当して『西遊記ワールド』として発売された。そのため主人公は
孫悟空。
ハドソンはPCエンジン版の移植を担当しており(そもそもPCE自体がNECとハドソンで共同開発したゲーム機)、
『ビックリマンワールド』として発売した為、主人公は菓子会社ロッテの『ビックリマン』シリーズのメインキャラ、ヘッド・ロココ。
なおモンスターランドでも主人公は
裸一貫でスタートするが、縛りプレイでもない限り直ぐに鎧を着る事に成る。
ロココ様の半裸を見られるのは『ビックリマンワールド』だけ!…小さいドット絵だけど
当然と言って良いのか、セガマークIIIには(無印も含め)ウエストン自身が普通にワンダーボーイシリーズとして移植している。
あと何故か『III』だけはPCエンジンでもワンダーボーイとして発売された(任天堂機には移植されていない、セガ機はメガドライブに移植された)。
余談だが、PCエンジンにはハドソンオリジナルの『PC原人』というゲームも存在する。
が、当然と言って良いのか高橋原人は登場しない。
最終更新:2025年01月01日 04:38