「"地球外変異性金属体"…我々は、この異星体を"ELS"と名付けました」
身体は自在に変形できる金属で構成されており、知性は有するものの、
地球人とはかけ離れたメンタリティを持ち、脳量子波によってコミュニケーションを行う生命体である。
また、「個」ではなく「群」として個体間でネットワークを形成した並列思考を行っているため、
その思考情報量は地球人の許容量を遥かに凌駕する。
大きさは人間サイズから戦艦サイズまで様々で、特に中枢を担うものは月とほぼ同じ大きさを持っている。
ELSの母星は太陽系外の木星型ガス惑星であり、惑星内部の液体金属の海中で誕生し、独自の進化を果たしている。
木星の大赤斑に存在するワームホールの出口より出現し、96日間(約3か月)で地球圏へ辿り着いた。
生物・無生物を問わず接触した物質と融合する能力や物質が有する能力を模倣する能力を持ち、
相手がMSや戦艦であれば粒子ビームやGNフィールドなどの武装まで模倣できる。
ただし、擬態MSや戦艦から放出されるGN粒子やビームの色は紫色であり、独特の音を発している。
これは敵味方が高速で動き回る本作の戦闘シーンにおいて、
「映画の観客が地球製のMSとELSの擬態MSを区別できるように」という配慮も含んだ演出である。
基本的にELSに取り込まれた者は死亡してしまうが、脳量子波の因子を持ち、
浸食時にELSからの膨大な情報を受け流す事ができた場合は人体の生命活動への影響は起こらない
(序盤で自宅のドアノブに擬態していたELSに襲われた少女もその一人)。
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ELSの真意(ネタバレ注意) |
地球圏へ到達したELSは待ち構えていた連邦軍と交戦状態になり、
連邦軍艦隊の70%を壊滅させたが、実は彼らに地球人類への敵対意思は無かった。
ELSの母星は 主星の白色矮星化とそれによって発生した惑星状星雲に飲み込まれて滅亡寸前であったため、
彼らは自身の形成した巨大コロニー(超大型ELS)に乗り込んで母星を離れ、
宇宙を放浪中に偶然遭遇した者達へ助けを求めていただけであり、
MSや地球人の姿を模していた事も彼らなりの対話やSOSの意思表明に過ぎず、
地球人と融合するという行為も異分子と1つになる事で相互理解を成そうとする彼らなりのコミュニケーション方法だった。
脳量子波を持つ者を襲って融合を試みたのも肥大化した固体内で意識を共有するには脳量子波が不可欠だったためである。
(ELSがビームを撃ってきたのも、脳量子波と同じGN粒子技術であるため、地球側のビームを通信の一種と思いオウム返ししていた訳である。
GN粒子には脳量子波による意思伝達を補助する性質があり、これによる迎撃を積極的な対話の準備だと勘違いしてしまった面もある)。
「そうか、彼らの母星は死を迎えようとしていて、生き延びる道を探していたのか」
本作の主人公である 刹那・F・セイエイが発動させたモビルスーツ「ダブルオークアンタ」の特殊能力、
「クアンタムバースト」によって彼とELSの対話が行われた結果、
地球人類が「個」を基準に成立している事を理解したELSは全攻撃・進行中の全侵食を停止させ、
地球圏の一箇所へ集まり、地球上からも目視できる巨大な一輪の花(対話相手であった刹那にとっての平和の象徴)となった。
西暦2314年から50年後の西暦2364年時には人類とELSの共存が進み、共同で操作するMSも開発、人類の中にはELSと融合し、共生関係にある人間もいる。
制作側に「あれで生きてたら気持ち悪い」と死亡確認された準メインキャラとか
また、ELSの巨大な花は宇宙ステーションとなっている。
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(以上、Wikipedia及びピクシブ百科事典より一部引用・改変)
MUGENにおけるELS
axois氏によるものが存在。
ドットは『SDガンダム ジージェネレーション クロスレイズ』のものを用いている。
中型ELSを自機とし、相手に金属を引っ付けたり、多数の機体を
ストライカーとして召喚するなど、原作を意識した技が一通り搭載されている。
キャラの
ランクは「狂全般」との事で、通常のキャラでは回避困難な攻撃を繰り出す。
AIもデフォルトで搭載されている。
出場大会
最終更新:2022年12月22日 12:09