国際放映の特撮作品『魔人ハンター ミツルギ』に登場する
怪獣。別名「黄金妖怪」。
第4話「黄金妖怪カネクジラの魔力!」に登場。
「
クジラ」と名前にあるが特に鯨らしい要素は無く、全身をイボイボした鱗に覆われた鼻に角がある四足歩行のトカゲ(もしくは恐竜)のような怪獣。
作品に登場する怪獣の中では数少ない正統派な姿をしている
(本作は
人形を動かしての撮影である事を生かすためか、着ぐるみでは再現不可能な異形の怪獣が多い)。
鈍足に見えるが相手に飛び掛かるなど意外と俊敏であり、地中や水中でも自由に移動できる。
また、体表の鱗の耐久力もそれなりにあるようで、作中数多くの怪獣を葬ってきたミツルギの火炎弾を喰らっても平気であった。
ちなみに主人公のミツルギ兄妹には既知らしく、「とうとう奥の手を出しやがったな」と長兄の銀河に言われている。
特殊能力として名前の通り
小判を食べ、それを体内で毒小判に変えて口から吐き出す事ができる。
この毒小判は見た目は変わらないものの、
触れた人間はその場で死んでしまうという途轍もない殺傷力を持つ代物であり、
サソリ魔人はこの毒小判によって江戸の人々の全滅を図った。
肩書的にも能力的にもこいつの方がゴールドサタンでいいんじゃないかな
……正直回りくどい気もするが、実際劇中では小判を拾った大量の人間の殺戮に成功しており、
倒幕が目的である彼らにとって江戸の町を破壊せずに支配できるのならその方が都合がいいのかもしれない。
劇中ではサソリ忍者が幕府御用金の輸送隊を襲撃して奪い取った小判を大量に摂食。
その後魔人サソリの指令の下江戸の町に登場し口から小判を吐き出して江戸の人々の大量殺戮に成功。
その後サソリ軍団は江戸城の御用金をもカネクジラに食べさせようとするも、
ミツルギ三兄妹によって先に盗まれるという作戦にまんまとはまってしまう。
その後大八車で御用金を運んでいるミツルギ三兄妹をサソリ忍者と共に襲撃、その場で巨大神ミツルギとなった三兄妹と戦闘に入る。
巨大神ミツルギとの戦闘では、飛び掛かり攻撃や毒の小判を煙幕のように吐き出して地中に潜る事によってミツルギを翻弄。
ミツルギの
必殺技である火炎弾も前述した自慢の鱗で耐えるなど、作中でもかなり善戦する。
一方で毒の小判自体はミツルギにはダメージにはならず、互いに決定打を与えられない状況が続いた。
その中で「カネクジラ自身の重さを逆に利用して底なし沼に沈める」という策によって沼に投げ飛ばされるも、
魔人サソリは「こういう事もあろうかと水陸両用の妖怪を
徹底的に生み出した」と対策をしていたため普通に上陸。
その後体内の小判が切れかけていたのかミツルギを無視して御用金の摂食を始める。
しかしミツルギ三兄妹は事前に爆薬を仕掛けた箱を御用金に混ぜており、直後カネクジラは内部から爆発し敗北した。
最終的に御用金がどうなったかは知らない
MUGENにおけるカネクジラ
カーベィ氏の製作したキャラが公開中。
スプライトはGesura505氏によって描かれたものをもとに、「SpriteStudio」を用いて製作されている。
飛び掛かり攻撃や小判での攻撃が搭載されているなど、劇中の動きは一通り再現されている。
また「地中潜行」によって相手との距離を詰める事も可能。
超必殺技はいずれも1
ゲージ消費で「必殺小判」「爆薬」「潜行攻撃」の三つ。
「爆薬」は
大八車を引いたミツルギ三兄妹が相手の背後から突撃してくるという技であり、威力もかなりの物。
一方でこいつらはカネクジラの味方ではないせいか、相手に避けられると自分自身に突撃してくる
味方殺し技でもあるため注意。
7P以降は常にこのミツルギ三兄妹が突撃してくる仕様になっているため、かなりシュールな画面となる。
AIもデフォルトで搭載されている。
出場大会
最終更新:2023年06月18日 15:39