「ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャッ!」
㈱金子製作所(現在は㈱カネコ)発売の
SAN値直葬格闘ゲーム『
富士山バスター』のキャラクター。
見ての通りの
河童である。
90年代当時の格ゲーでは
たまに見かけた手足が伸びるリーチの長いキャラクターで、作中で一強とされる。
ちなみに実際の伝承でも河童は左右の腕が繋がっており、片方の腕を引っ張ると伸びる代わりにもう片方の腕が縮むという話がある。
必殺技は
ダルシムの色物仲間のブランカからパクったローリングアタック体を甲羅に収納して突撃する「タートルスピンアタック」と、
あっちのヨガフレイムに対抗して冷気ブレスを吐く「アイスボム」の2つ。
続編の『大江戸ファイト』では「三平」の名で登場する。
恐らくは
水木しげる氏の漫画『河童の三平』が由来だろう。
MUGENにおけるかっぱ
NRF氏が製作したものが2023年12月より公開されている。
原作の通り、弱強のパンチ・キックの4ボタン仕様。
「全ての
必殺技が
しゃがみガード不能」「空中ガードと受け身は無し」「攻撃が連続ヒットしない」
「通常技
キャンセル無し」「ダウンを奪える技が投げと炎・電撃・氷の技のみ(しゃがみ強Kで転ぶ事すらない)」
などの
原作再現仕様と、
「伸ばした手足に
喰らい判定がある(原作ではこの判定は存在しない。
飛び道具も同然である)」
「ジャンプ攻撃がしゃがみガード不能(原作ではジャンプ攻撃なのにしゃがみガードできた)」
などの正常な格ゲー寄りにアレンジされた部分がある。
一応原作そのままの技もスタートボタンを押しながら攻撃ボタンで出す事も可能。
ゲージを使用する
超必殺技は無いが、NRF氏のキャラ恒例の驚異のゲージ最大数を持つ。
また、
キン肉バスターやられポーズにも対応している。
誰が得するんだ。
AIはデフォルトで搭載されており、持ち前の長いリーチと単発火力の高さもあって中々の強さを誇る。
前述の通りタートルスピンアタックは連続ヒットしないので反撃のチャンスだが、
終了時の隙が意外と少なく、こちらの反応が遅れようものなら即座に掴み技を狙ってくるのが厄介。
特に掴み技のチョップと膝蹴りはすぐに振りほどかないと大ダメージを受けてしまう(
最大10割)ので、くれぐれも油断しない事。
なお、AIが起動すると原作のステージ
BGMを流す仕様となっており、
これによって「体力が減るとBGMが変わる」という演出を実現しているのだが、
同様にBGMを流すキャラと戦わせると曲が二重になってしまう点には注意。
出場大会
最終更新:2024年10月30日 15:50