分類:ふんしゃポケモン
高さ:0.9m
重さ:28.5kg
タイプ:みず
特性:きゅうばん(相手を交代させる技やレッドカードによる交代を無効化(バトル時)
釣りの成功率向上(フィールド時))
スナイパー(急所に当たった時のダメージが1.5倍~2.25倍に増える)
隠れ特性:ムラっけ
(ターン終了時、自分のこうげき・ぼうぎょ・とくこう・とくぼう・すばやさの内、
いずれか1つが2段階上がり、別のいずれか1つが1段階下がる)
水を 口より 噴射する技は 同じだが 姿 あまりにも 違うゆえに
長き間 テッポウオの進化と 信じられず。
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担当声優 |
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石塚運昇
- 『アドバンスジェネレーション』(ハーリーの手持ち)
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坂口候一
- 『ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ』
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任天堂のRPG『
ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモン。初出は『金・銀』(第2世代)。
テッポウオをレベル25に上げる事で進化する。
魚モチーフの進化前からタコモチーフのポケモンになるという過程は現在も語り草であり、
進化前と進化後でギャップのあるポケモンNo.1だと思われる
(なお後年になって、実はこのトンデモ進化は諸事情で初期デザインから進化前後の共通要素がオミットされたのが原因と判明している。
詳しくはテッポウオの項目も参照)。
一応『ウルトラサン』の図鑑解説によれば、古代に生息していたオムスターの遠い子孫らしい。
現実のタコ同様の生態を持つ。
海底の岩陰や岩穴で生活し、オクタンを含む他のポケモンが住んでいる穴を奪う事もある。
吸盤の付いた腕で相手に絡みつき、動けなくなった所を頑丈な石頭による頭突きで仕留める。
特性にいしあたまは無いが
敵わない相手と判断すれば墨を吐いて逃げる。この墨は相手の嗅覚を鈍らせ、鼻が利くポケモンをも惑わす。
また、この系統が覚える「オクタンほう」は、珍しくポケモンの種族名が名前に入っている技。
第2世代時点でタマゴからの遺伝によりテッポウオはともかく、タッツーの系統にも覚えさせる事が出来るため名前に反して専用技ではないが、
使用者が別だろうが技名は「オクタンほう」のまま。
それでもレベルアップで覚えるのは長らくオクタンのみであった(第8世代現在は、新たに登場した同じくタコモチーフのオトスパスが加わっている)。
そして肝心の性能だが、威力65命中80、追加効果は50%の確率で相手の命中率ダウンとイマイチパッとしないものだったり…。
ちなみに『
ダイヤモンド・パール』における
電気ポケモンの使い手、ジムリーダーのデンジの手持ちにこのオクタンがが入っている。
これは殿堂入りまでの道中(シンオウ図鑑の151番)までに出現するでんきタイプが非常に限られているが故に、
「チャージビーム」を覚えているオクタンと「でんげきは」を覚えているエテボースをでんきタイプとして繰り出さざるを得ないという苦肉の策なのだが、
そのでんきタイプのエキスパートというには無理がありすぎる光景と、
デンジの手持ちポケモンが最後の一体となった時の台詞である
「こいつが!オレのきりふだ!!」のおかげで、
一部のファンにはよくネタにされた(場合によっては最後の一体がちゃんと電気ポケモンの
レントラーになるのだが)。
『プラチナ』では電気タイプオンリーの構成に変更されたため、この違和感のある光景は拝めない。
原作中の性能
HP:75
攻撃:105
防御:75
特攻:105
特防:75
素早さ:45
両刀向けの種族値が特徴で、運任せだがハイリターンな「ムラっけ」の持ち主だが、
素早さが極端に低く、積む前にやられては元も子もないため、運用には一工夫必要になる。
攻撃技はメインウェポンである「ハイドロポンプ」「ねっとう」「オクタンほう」「ダイビング」に加えて
物理が「ダストシュート」「タネマシンガン」「ロックブラスト」「タネばくだん」、
特殊が「れいとうビーム」「だいもんじ」「かえんほうしゃ」「エナジーボール」「れいとうビーム」
「こごえるかぜ」「マッドショット」「ヘドロウェーブ」「ヘドロばくだん」「アシッドボム」、
といったように口から砲撃・照射するイメージのある技は粗方覚えるため型は非常に広い
(第8世代『剣盾』では「チャージビーム」の技マシンが消滅したため、でんきタイプの攻撃技は失った)。
しかし上記の通り鈍足故に
オニゴーリと比較して運用には一工夫必要になり、
「ねっとう」のやけどで相手の物理火力を削ぎつつ積む、「ダイビング」&「まもる」を繰り返し延命させる、
「オクタンほう」で命中を低下させるなどして、「ムラっけ」の発動回数を稼がなければならない。
オニゴーリによく採用される「みがわり」は状態異常を防げて便利だが、素早さの低さからオクタンには向かない。
「スナイパー」も強力だがオクタンは急所に当たりやすい技を備えておらず、
持ち物「ピントレンズ」を用いて「ロックブラスト」「タネマシンガン」等の連続技のコンボでしか活用できない。
上手く決まれば相当なダメージが見込まれるが、ヒット回数がランダムなのでここでも運ゲーになってしまう。
全体的に癖が強く扱い難いという評価の多いオクタンだが、実は対戦では確かな実績を残している。
その使い手はかつて放送されていた『ポケモンサンデー』のMCを務めていた、お笑い芸人のゴルゴ松本氏。
彼のオクタンは運ゲーで数々の逆転劇を起こし、視聴者から「オクタンの奇跡」と呼ばれ後に語り継がれている。
MUGENにおけるオクタン
Joey Faust氏によるコンプゲー『TFGAF Special』用のキャラが存在。
他のキャラと一括で「DLC Pack Patch Part 4」として公開されているが、解凍前でも2.15GBという大容量なので注意。
操作方法は6ボタン方式。
氏のポケモンキャラ恒例の謎のゲップ音共に発射する気弾はタコスミになっている。
また、「ちょうおんぱ」に類似したエフェクトの
飛び道具も持つ。
超必殺技は「なみのり」に似たエフェクトの広範囲な飛び道具を飛ばす技となっている。
並程度の強さを持つ
AIが搭載されている。
出場大会
最終更新:2023年12月20日 23:36