「なあにカンタンなことだ…
つまりおまえはこの剣がなければワシにぜったいに勝つことは……
できんのだ!!!!」
登場は人造人間編からで、
フリーザ(と劇場版オリジナルキャラの
クウラ)の父親。
ナメック星の一件から
孫悟空への復讐のためにフリーザとともに地球にやってきた。
当時悟空はまだ地球に帰還しておらず、おまけにナメック星編で恐るべき強さを見せたあのフリーザの父親ということもあり、
読者に与えた衝撃は相当なもので、地球にてその存在を察知した
孫悟飯達も戦慄させたが、
フリーザは突如現れた
トランクスに跡形もなく消されてしまい、
トランクスに息子にならないかと提案するが当然のように断られ、今度はトランクスの強さは剣ありきで武器無しの本人は弱いと誤認し、
剣を奪って斬りかかったが呆気なく防がれ、逆に一撃で倒されてしまった。
このように見せ場は無く、実質的にトランクスの引き立て役であった。
なお、トランクスの介入が無かった本来の次元では、事態を把握して瞬間移動で地球に戻った悟空相手に、
フリーザと組んで戦った末に敗北した模様。
「復活の『F』」ではフリーザのついでに復活させようと試みられたが、
ピラフ一味のせいで実現せず、
フリーザからも「パパはうっとうしいから生き返らせなくてよろしい」と蘇生されることは無かった。
コルド大王は悟空に敗れ宇宙空間を漂っていたフリーザをわざわざ救出し、フリーザもコルド大王と共に地球への侵攻を企てているため、
互いに家族の情が全く無いわけではないようだが、上述した通りフリーザを殺した当事者であるトランクスを息子にしようとするなど、
端から見れば問題のある言動も見せており、そうした部分をフリーザからも内心疎まれていた模様。
その見た目はフリーザの第2形態に瓜二つだが、息子のように変身できるのかは不明で、
どちらが強いのかも資料によって解釈が異なる。
一応超サイヤ人化する前の悟空との戦いでフリーザは「僕に埃を付けたのは親以外では君(悟空)が初めて」と語っており、
この親とは間違いなくコルド大王のはずなので、少なくとも
ギニューよりは強く、
界王拳10倍状態の当時の悟空と同格かそれ以上の実力はあったと思われる。
また、トランクスの介入が無かった本来の次元と比較して、
コルド親子戦を肩代わりされた本編の悟空は
心臓病の発症が大きく遅れており、
フリーザと二人がかりだった&トランクスのように情報アドバンテージがない状態だったとはいえ、
読者の間では悟空の寿命をそれなりに縮める程度には善戦できたという解釈もある。
いずれにせよ、悟空とトランクスを除く人造人間編冒頭のZ戦士達の実力では手に負えない戦闘力は備えていたと考えられる。
鳥山明氏の語る所によれば、フリーザ一族の中で高い戦闘力を持った最初の世代であるらしい。
実力自体は確かと思われるのでゲーム等派生作品に登場することもあるが、
作中での戦闘がトランクスの剣を騙し取って切りかかった1シーンのみのため、当たり前のようにトランクスの剣を持っていたり、
『ドラゴンボールヒーローズ』では「ダーティースラッシュ」という技名まで持っていたりと奇妙な状態になることも多い。
MUGENにおけるコルド大王
Rivelio氏による、『
JUS』風
ドットで製作された
MUGEN1.0以降専用の
ちびキャラが公開中。
デスビームなどフリーザのコンパチのような技も使用するが、メカフリーザやクウラを呼び出して攻撃する技を備えている他、
超必殺技では剣にエネルギーを纏わせて敵を斬る技を使用する。
AIもデフォルトで搭載されている。
出場大会
最終更新:2024年11月26日 13:29