鳥山明氏の漫画『
ドラゴンボール』の時系列的に原作開始より前の出来事を描いたTVスペシャルである、
『たったひとりの最終決戦』に登場するキャラクター。
担当声優は
三田ゆう子
女史。
サイヤ人の下級戦士で、
バーダックが率いていたチームの紅一点だった女戦士。
シリーズ初にして『超』で
ギネが出るまで原作で登場することの無かった、数少ない純血の女性サイヤ人でもある。
作中には他にも同じ装備の女サイヤ人が何名か確認できるが、キャラクターとして名前が明確にされているのは彼女のみ。
男勝りな口調をしており、サイヤ人らしく好戦的な性格であることが窺えるが、
息子のカカロット(後の孫悟空)が誕生した際に任務続きで会うことができないバーダックに対して、
「会ってきたらどうなんだい」と勧め、バーダックが拒否した際には呆れたような様子を見せるなど、
家族の情が希薄な者が多いサイヤ人の中では珍しく家族愛というものに理解を示す人物だったようである
(サイヤ人の間では自分の子に情愛を見せる
パラガスのような人物の方が少数派)。
バーダックチームで任務にあたったカナッサ星では
大猿に変身して惑星を制圧したが、
後に惑星ミートにて
フリーザの裏切りが起きて
ドドリアに殺害されてしまった。
当時のカードダスによると戦闘力は2500で、
ラディッツよりは強いがフリーザ軍の主戦力には及ばなかった。
上記の通り希少な名前が判明している女性のサイヤ人ということもあり、バーダックチームの中でもバーダックに次いでファンの知名度は高く、
ニコニコ大百科でもチームの中でバーダック以外に唯一
個別項目
がある他、
『ドラゴンボールZ Sparking! METEOR』など一部ゲームで出番が与えられている。
サイヤ人であることに加え、『ドラゴンボール』でも貴重な女戦士枠ということもあって採用されやすいのかもしれない。
意外な所では『
銀魂』の柳生九兵衛が彼女のファンだったりする(ただし名前は知らなかったのか、「バーダックの仲間の女戦士」と呼んでいた)。
MUGENにおけるセリパ
Ismael005 Ortiz氏による、『
JUS』風
ドットを用いた
MUGEN1.0専用の
ちびキャラが公開中。
ファイル名は
英語表記の「Fasha」で、徒手空拳とビームの
飛び道具を持つオールラウンダーなキャラとなっている。
また、一定時間攻撃を受けるとオートで相手の背後に回る技も持つ。
超必殺技ではピンク色のビームを放つ。
AIもデフォルトで搭載されている。
出場大会
最終更新:2024年12月02日 16:54