ライトノベル『盾の勇者の成り上がり』のメインヒロイン。
担当声優はアニメ版が
瀬戸麻沙美
女史 、ドラマCD版が
堀江由衣
女史。
タヌキや
アライグマの特徴を持つラクーン種の亜人……とされている。
本編より1ヵ月前に発生した「波」により両親は魔物に殺された上に故郷の村を滅ぼされ、
天涯孤独となった所を亜人狩りに遭遇し、捕らえられ奴隷商人に売られていた悲惨な境遇の持ち主。
そんな中で、冤罪を着せられて重度の人間不信に陥った本作の主人公・
岩谷尚文に、
裏切る事が不可能な奴隷として購入されて彼と行動を共にすることになる。
出会った当初のラフタリアは大人しく臆病な性格で、魔物との戦いもまともに出来ない程だったが、
やさぐれ期の尚文が自分では攻撃できないので戦いを強制し、魔法的に結ばれた奴隷契約により逆らうことができないので、
嫌々ながらもナイフで戦っていく事になった。
だが、尚文が亜人に崇拝されている盾の勇者である事と彼の決意を聞いて一緒に戦う事を決め、
さらに食事や薬を与えてくれたりとなんだかんだ言いながら気遣ってくれる尚文を本当は優しい人だと知るようになる。
やがて、尚文が槍の勇者である元康から「奴隷を使役している」ことに対して因縁を付けられ、
八百長試合で奪われそうになるがラフタリアは元康を拒絶し、尚文の犯罪の話を聞かされても彼の無実を信じ、
自らの意志で尚文の元へ戻っていった。
この出来事が尚文の心を大きく救うことになり、二人の間に強い信頼関係が生まれる。
年齢は10歳で登場当初も年齢相応の外見だったのだが、
亜人の子供はレベルが上がるとレベルに合わせた効率のいい体にまで成長する特徴があり、
尚文の急激なレベリングにより短期間で17歳相当のナイスバディの美少女にまで成長している。
しかし冤罪事件によるPTSDで味覚障害に加え認識障害までも患っていた尚文には、
上記の決闘の一件で多少症状が緩和するまで、拾った時点の幼女の姿でしか認識出来ていなかった。
尚文に対して恋愛感情を抱いているが、当人は出会った頃の印象から娘のようにしか見られておらず、
というかそもそも尚文が美人局に騙された女性不信のトラウマからアプローチも気付いてすらもらえない。
元々はただの村娘だったため尚文の奴隷になるまでは剣を握ったことすら無かったのだが、
尚文は伝説の盾のせいで攻撃できないため、尚文が盾の勇者としての防御力を活かして敵を抑えたり攻撃を引き受け、
その隙を狙い彼女が攻撃するという実戦を繰り返すことで戦闘技術を身に付けていく。
やがては尚文の剣として、息の合った連携を繰り出す最高のパートナーになっていった。
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ネタバレ注意 |
後にラフタリアも四聖勇者を支援する「眷属器の勇者」の一員に選ばれ、勇者に奴隷契約の魔法は通じないため完全に自由の身となったが、
勿論、尚文のパートナーとしての強い自負を持つ彼女が彼の元を離れる事は無かった。
ちなみにweb版では「槌の勇者」だったが、書籍版では「刀の勇者」に選ばれ、 巫女服に刀というかなり癖の強い姿になったりもした。
前述の通りラクーン種の亜人とカテゴライズされているが、シャチ系の亜人サディナに「赤の他人と呼べるほど血縁は遠い」と称されるなど、
実際には異なることが示唆されていた。
web版では最後まで本人は知らないまま終わったが、書籍版本編では上記の出生について詳しく明かされ、
父親が東方の島国「クテンロウ」の国主である「天命」の一族に連なる者と判明した。
天命とは聖武器や眷属器の所持者である勇者の調停者の役割を担っており、
役割を放棄し悪行を働く勇者を裁く抑止力的な存在であるが、父親は家督を継ぐのを嫌がり出奔したらしい。
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MUGENにおけるラフタリア
Xkleitoss氏による、『
JUS』風
ドットを用いた
MUGEN1.0以降専用の
ちびキャラが公開中。外見は成長後準拠。
高いラッシュ力と機動力を活かして突進技などで攻め立てる近接戦が得意な性能となっているが、
ゲージ技では巨大な斬撃を飛ばす他、小さな斬撃を広範囲に飛ばす
飛び道具も持つ。
AIもデフォルトで搭載済み。
出場大会
最終更新:2025年01月23日 23:02