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ダークウィング・ダック


「暗黒の世界に羽ばたく恐怖の影!
 遊びの時間を減らす宿題のような男!!」

1991年に放送されたディズニーのTVアニメ『ダックにおまかせ ダークウィング・ダック』の主人公。
担当声優は Jim Cummings(ジム・カミングス) 氏。日本語吹替声優はばいきんまん役やフリーザ役等で有名な 中尾隆聖 氏。
リブート版では旧ダークウィング・ダックをジム・カミングス氏が継続、日本語吹き替え声優はこばたけまさふみ氏、
新ダークウィング・ダックをクリス・ディアマントポロス氏、日本語吹き替え声優は時永ヨウ氏が担当する。
アニメ版OP

犯罪渦巻く巨大都市セント・カナードのベイブリッジを拠点に活動するヒーロー「ダークウィング・ダック」
その正体は承認欲求をこじらせたただのおっさんドレイク・マラードであった。
第1・2話の事件で殺害された老科学者の孫娘、9歳の女の子ゴサリン・ワドルマイヤーを引き取った事で、
ベイブリッジからセント・カナード都市内に引っ越し、ゴサリンの養父とヒーローの二足のわらじをはく事に。
幸い元気で明るく正義感の強い少女だったゴサリンは、ダークウィング・ダックの承認欲求はともかく優しさに気が付き
二人はすぐに強い絆で結ばれ、以後は立派に仲良し親子として暮らしている。
ダークウィング・ダックの正体を知っている人物はゴサリンはもちろんのこと、
彼の相棒ランチパッド・マクワック、ゴサリンの親友にして隣家の次男ホンカー・マドルフットだけである。

影のヒーローとして罪なき市民を助けるために戦うが、基本的に目立ちたがり屋で自尊心の塊。
人助けや悪を挫く事よりも、皆にヒーローとしてチヤホヤされるためにダークウィング・ダックとして活躍しているため、
しばしば多大なるエゴにより常識の欠如を引き起こし、他のヒーローや警察が自分より評価されると癇癪を起こし、非常に不器用に振舞う。
しかし、実際スーパーヒーローとしての非日常的な戦いに巻き込まれると狂気やエゴを無視し、完全に事件解決に集中する。
チヤホヤされることよりも、人々の平和、そして愛娘ゴサリンの事を優先する、その意味ではダークウィング・ダックは紛れもないヒーローなのだ。
この時の彼の決め台詞は冒頭の台詞の他、「危険が俺を呼んでるぜ!」、「○○のような男」など、毎回異なる。

主な敵は学生時代にドレイクと同級生だったいじめられっ子、いじめっ子の起こした事故によって放電能力を得るも正気を失ってしまったメガボルト。
TVゲームの流行によって自身の玩具屋が倒産した事に反発してヴィランとなり、腹話術人形と相談して悪事を働く道化師クアッカー・ジャック。
研究資金打ち切りによりやむなく自身で実験を行った結果、植物と一体化、今までの抑圧から暴走してしまった植物学者ブッシュルート。
ダークウィング・ダックとの対決中に薬物タンクに落ちた事で全身が水に変わってしまった液体犬人間リキッデーター。
そしてこれら四人を含めた「恐ろしき五人」を率いる、別世界からやってきた悪のダークウィング・ダックことネガ・ダック……。
などなど、何処かのアメコミで見たことのあるような個性豊かな面々が次々と現れ、ダークウィング・ダックと対決を繰り広げる。

また『ダックテイル(わんぱくダック夢冒険)』と世界観を共有しており、
そちらでスクルージおじさんの会計士を務めるフェントンがパワードスーツを着用したヒーローのロボダック(ギズモダック)、
ダークウィング・ダックと恋に落ちた事で改心した元ヴィランの吸血鬼モルガナ・マコーバー、
マッドサイエンティストの人体実験(アヒル体実験)により恐竜となった少年ステグマット、
魚から突然変異し、海を汚す人類に反発しながらもダークウィング・ダックの協力者となった半魚人の女の子ネプチュニアと、
ヒーローチーム「スーパー・ダックス(ジャスティス・ダックス)」を結成するなど、味方のチームメンバーもやはりアメコミ的な雰囲気が漂っている。
またそもそも相棒ランチパッドもスクルージのお抱えパイロットで、当初は彼を主役にしたスピンオフとして企画されていたため、
以前からダークウィング・ダックの大ファンらしく第一話でたまたま出会った際に協力を申し出、半ば強引な形ながら相棒となった。
また愛娘ゴサリンも密かに弓術を学んでおり、反対を押し切って「Quiverwing Quack」というサイドキックに扮する事もある。
このように彼を取り巻く人間関係も、本家アメコミらしいクロスオーバーだと言える。
おまけに『ダークウィング・ダック』本編では承認欲求こじらせオッサンなダメな部分もあるヒーローとして視聴者には認識されていたが、
リブート版『ダックテイルズ』ではダークヒーローとして大人気で、ダークウィング・ダックを題材にした番組が大ヒットしているようである。

ダークウィング・ダック自身や一般市民たちは彼をスーパーヒーローと認識してはいるものの、
本人に特殊能力はなく、バットマンのように犯罪を解決したり悪人を退治するのには武器と策略と知性を使う。
犯罪者退治で主に使用する武器は手榴弾発射装置のようなものであるガス銃であり、
さまざまな種類のガス(煙幕、笑いガス、催涙ガスなど)が入った手榴弾や、
直接攻撃できるボクシング用グローブや漫画っぽい爆弾などの武器などを発射する。
また、銃には移動用の収縮可能なワイヤーと掴むための鉤がついており、その他発射できるものが銃身の中に入っている。
リブート版では登場する時、必ず閃光を伴う煙幕弾によって姿を隠しながら口上を述べるのがお約束。
主な移動手段はサンダークアック(小型飛行機のようなもので、設計・操縦はランチパッド)と、
ラットキャッチャー(名前の由来は『バットマン』に登場するヴィラン)という名のバイクである。
当人のヒーロー願望と承認欲求をこじらせた立ち居振る舞いと言動とドジさからは想像できないかもしれないが、
実際にダークウィング・ダックの身体能力と格闘能力、そしてガス銃を駆使した戦闘能力は抜群に高く、
数々のヴィランや犯罪者から大都市セント・カナードを守っているだけの事はある、実力の伴った「やる時はやる」男だったりする。
お陰で反転世界のネガ・ダックは「格好良いから」というだけでヴィランになった癖して、セント・カナードを牛耳る巨悪になっている

そのオリジンについては、幾つかのエピソードで対犯罪秘密結社S.H.U.S.H.の非正規エージェントであると語られた他、
かつては気弱なナードだったが、覆面をつけた謎の男(未来から来たダークウィング・ダック)に鍛えられた事でヒーロー願望を抱き、
メガボルトがいじめっ子への復讐として高校の卒業パーティを襲撃した際、彼を食い止めるべくダークウィング・ダックに扮したのがその始まりだとされる。
この時に言い放った最初の決めゼリフは「暗黒の世界に羽ばたく恐怖の影! お前にFを与える成績表のような男!」であった。
高校を卒業すると世界中を巡って修行を重ね、様々な格闘技を会得してセント・カナードに帰還、正式にダークウィング・ダックとして活動を始めた。
その後もメガボルトとは互いの正体を知らないまま幾度となく戦っていたが、同窓会で再会して互いの素性を知った際には、
ダークウィング・ダックはメガボルトに対して「友達を失いたくない!」と叫び、この言葉にはメガボルトも感動して涙を流していた。
しかしメガボルトはもはや正気を失っており、このエピソードの最後で結局ダークウィング・ダックの正体がわからなくなってしまい、
あろうことかダークウィング・ダックの正体はいじめっ子だと思いこんでしまったため、結局二人が和解する事はなかった……。
と、なかなか悲劇的なオリジンを抱えている。
本人が言うには「滅んだ惑星の遺児として地球にやってきた超人」らしいけどね。

リブート版『ダックテイルズ』のシーズン2第16話「ダークウィング・ダック復活!(The Duck Knight Returns!)」ではまた新たなオリジンが設定された。
こちらでは往年の名作ヒーロー番組『ダークウィング・ダック』のリブート映画『ダークウィング:ファースト・ダークネス』の主演俳優。
なんかやたら暗黒と影とダークネスを強調してヒーローとヴィランとはなんぞや、ヒーローは市民の脅威なのではって路線でファンの顰蹙を買った
元々は旧作の大ファンで、いじめられっ子だったがダークウィング・ダックとの出会いで一念発起して体を鍛え、アクション俳優となった若者。
しかし旧作の主演俳優ジム・スターリングは、ダークウィング・ダック以外に著名な役を得られなかったことからダークウィング・ダック役に偏執しており、
嫉妬のあまりリブート映画を乗っ取ろうと暴走、スクルージ出資の映画スタジオに乗り込み、破壊活動に及んでしまう。
新ダークウィング・ダックはかつてダークウィング・ダックから教わった「立ち上がれ!」「立ち上がり続けろ!」の信念のもと奮起。
暴走するスターリングと戦いを繰り広げた末に辛うじて彼を食い止めたが、結局スタジオもフィルムも破壊され、当然ながら映画は御蔵入り。
落ち込む新ダークウィング・ダックにランチパッドは「現実で本物のヒーローになれば良い」と激励し、自分が彼のファンになったと伝える。
そしてそれに応えた新ダークウィング・ダックは、ランチパッドの差し出したポスターに自身の本名ドレイク・マラードとサインするのだった。
一方、最後の瞬間に自分の一番のファンを助けるために身代わりになるも生き延びていたスターリングは、正気を失ってしまい、
この騒動の全てが仕組まれていたものと思い込み、自身の存在を奪った彼に復讐すべく、ネガ・ダックに変貌を遂げる……。

「危険が! 俺を! 呼んでるぜ!」

かくして現実世界にヒーローとして誕生したダークウィング・ダックとはいえ、活動開始初期はまだまだ知名度が低く、
S2最終回「月が攻めてきた!(Moonvasion! )」ではそれを利用した変装でスクルージに協力。
侵略してきた月世界人たちをダークウィング・ダックとして迎え撃った。
その後シーズン3第12話第13話の1時間スペシャル「危険が俺を呼んでるぜ!(Let's Get Dangerous!)」では、
新ダークウィング・ダックもセントカナードの守護者として板についてきた頃、祖父を探しに研究所へ忍び込んだゴサリン・ワドルマイヤーと出会う。
そして彼女の祖父が遺した発明品を巡る戦いで次元を超えてオリジナル世界から現れたヴィランたちと対決
初めてスーパーパワーを持ったヴィランと戦うはめになり窮地に陥ったダークウィング・ダックだったが、ゴサリンに助けられて勝利を果たし、
リブート版ではワドルマイヤー博士の死亡が確定しておらず、次元の彼方に吹き飛ばされ生死不明のため彼女を娘として引き取る事はなかったが、
かけがえのないパートナーとして、ランチパッドを含めた三人+基地のマザーコンピューターのチームで犯罪に挑むようになるのであった。
その後最終回「最後の冒険!(The Last Adventure! )」ではスクルージ達と共に秘密結社F.O.W.L.の陰謀へと立ち向かった。
こちらの彼は承認欲求の無い立派なヒーローであるものの、「理想のダークウィング・ダック」として振る舞う事にこだわるのが悪癖となっている。
その一方で根っからの『ダークウィング・ダック』オタクのため、過去のエピソードから得た戦いのヒントを駆使して犯罪と戦う。

……まあ見ての通りディズニーによる『バットマン』筆頭のアメコミパロディなのだが、
80年代末期から90年代初頭にかけてのディズニー・ルネサンスTVシリーズ「ディズニー・アフタヌーン」の一翼を担った大傑作のため、
日本ではWOWOWのみで放送された事もあって知名度は低いながら、本国では大人気である。
近年日本でも配信された『ダックテイル』のリブート『ダックテイルズ』でも前述通り主役エピソードで1時間スペシャルまでもらう大活躍。
実写版『チップとデールの大作戦』ではダークウィング・ダックがカメオ出演(日本語吹き替えも中尾隆聖が継続!)、
ディズニートレーディングカードゲーム・ロルカナにもカードとして収録されたり、チビバースストーリーのアニメにも登場したり、
またスイッチで配信されたディズニー版権NESゲーム集『The Disney Afternoon Collection』にも主演ゲームが収録されているなど、
折に触れて我々の前にダークウィング・ダックは現れており、アニメ本編は知らなくても何かの機会で見た事のある人は多いかもしれない。
本国でも度々リブートの機運が高まっているため、再びダークウィング・ダックの活躍を目にする日もそう遠くは無い……だろう。たぶん。
リブート版『ダックテイルズ』での活躍
NES版プレイ動画

(以上、Wikipediaより一部引用・改変)


MUGENにおけるダークウィング・ダック

aperson98氏による手描きキャラが存在。
現在は下記の動画の他、海外サイト「MUGEN Database」からも入手可能。
操作方法は6ボタン方式で、ガス銃やラットキャッチャーでの轢き逃げなど、原作の技が一通り搭載されている他、
ストライカーとしてサンダークアックに搭乗しているランチパッド・マクワックやQuiverwing Quackを召喚する事も出来る。
DLは下記の動画から

出場大会

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最終更新:2026年06月06日 12:37