緑谷出久

週刊少年ジャンプに連載されている漫画『僕のヒーローアカデミア』の主人公。
読みは「みどりや いずく」。通称「デク」。
声優はTVアニメ版『ジョジョの奇妙な冒険』の第5部に登場する、ナランチャ・ギルガを演じる山下大輝氏。
なお、山下氏はVOMICからTVアニメ版まで一貫して演じられている。

原作におけるキャラクター

心優しいがどちらかというと内気で、あまりコミュニケーションが得意ではなく、自己評価も低いという地味目な性格。
しかし心の内の正義感は非常に強く、特に「助けを求める人」には非常に敏感で、そういった状況に出くわしたときの行動力と勇気は凄まじい。
ヒーローに強いあこがれを抱いており、その度合いは少々行き過ぎなきらいすら感じられるほど。
古今東西のヒーローの情報をまとめた「ヒーロー分析ノート」を常に持ち歩き、事あるごとにそれを追記・修正している。
特にNo.1ヒーローの「オールマイト」の大ファンであり、彼の解決した事件のほんのワンカットの情報でもスラスラでてくる程の入れ込みよう。
もちろん、自室はオールマイトグッズが所狭しと並んでいる。
内気なヒーローオタクといういわゆる「ナード」的な人物(実際作中でも近しい人物からそう呼ばれている)だが、
学業は得意で頭の回転が速く、危険度が未知数の脅威に相対する状況でも僅かなヒントからすぐさま相手の性質・意図を予測するなど分析能力に優れる。
また、そのような分析力を発揮する時には決まってブツブツと早口で独り言を言うクセを持つ。
一方、強すぎる正義感と自己評価の低さが重なり、時に自らの身が傷つくことをも厭わないような無鉄砲さを発揮する危うさも持ち合わせている。

ヒーローとしての「個性」(特殊能力)は「ワン・フォー・オール」。
とある事情によって、憧れのオールマイトから継承した特別な「個性」である。
身体能力を強化する「個性」であり、拳の一振りで天候が変わるほどの超パワーと一踏みで高層ビルを飛び越えるほどの超スピードを発揮する事が可能。
ただし、これはあくまで身体能力の話であり、肉体の強度まで引きあがるわけではない。
つまり十分に強靭な肉体が無ければ過大な力のフィードバックによって自らもダメージを負ってしまう可能性を持つという欠点がある。
また、むやみに全力を出すとその一挙手一投足が周囲に甚大な被害を及ぼしかねない為、数%~数十%程度に調整して用いる場面が多い。

+オリジン
アメコミヒーローのような、超能力者が当たり前のように存在し、それらの能力が「個性」と呼ばれるほどに普遍化した作中世界で、
既に珍しい存在となっていた、一切の能力を持たない「無個性」だった少年。それが緑谷出久である。
そうした作中世界でハンデ持ち同然に扱われる境遇でありながら、超人社会で「個性」を犯罪に使うヴィラン(悪)を捕らえる職業と化した「ヒーロー」、
とりわけその中でも最強とされるオールマイトに強い憧れを持ち、ヒーローになる事を夢見ていた。
無論、無個性が超人の犯罪に対抗するヒーローになる事など前例がなく、そうした出久の考えを知る周囲からも否定的な意見を受けていたが、
それでも出久は夢を諦められずにいた。

そんなある日憧れの存在であったオールマイトに出会い、思わず「個性のない人間でもあなたのようになれますか」と尋ねるが、
逆に、オールマイトに戦いで受けた後遺症を晒され、命懸けの世界に身を投じる事がどれだけ危険かを突きつけられ諌められる。
「無個性の自分は絶対に憧れの存在になれない」というそれまで目を背けようとしていた現実を痛感しながら帰宅する出久だったが、
そこで無個性を理由に自分をいじめていた爆豪がヴィランに襲われている現場に遭遇し、相性の問題から付近にいたヒーロー達が手をこまねく中、
無謀だとは理解しながらも見て見ぬ振りができず、爆豪を救うべくヴィランの前に飛び出す。
だが、その勇敢な姿に心打たれたオールマイトに救われる。
出久の在り方を見たオールマイトは先刻の言葉を撤回して謝罪し、「君はヒーローになれる」と宣言。
自分の個性が他者に譲渡できる事、既に後遺症を負った自分の代わりとなる後継者を探しており、それに出久を指名したいという意志を伝える。
親も含めた周囲から夢を否定され続けていた出久だったが、最も憧れていた存在であったオールマイト当人に生まれて初めてそれを肯定され、
彼の後押しを受けて、「勝って」「守れる」「最高の」ヒーローになる道を進む事になる。

+個性「ワン・フォー・オール」
元々は何の能力も持っていない「無個性」だった彼が、後にオールマイト(彼も元は「無個性」だった事が明かされる)から引き継いだ、
〝個性を譲渡・継承する個性”。作中では「OFA」とも表記される。
何人もの手を渡りながらその努力と共に引き継がれてきた「使い手の極まった身体能力が一つに集約されたもの」であり、
要約すれば、先代のOFAの使い手達が持っていた身体能力が個性にストックされ、
受け取ったOFAの使い手がこれらを自分の身体能力に全乗せして振るう事が可能になるというものである。
その性質上、他者に継承した世代を重ねるごとに個性が強力になるという特性を持っている。
故に、原理としては単純な筋力強化だが、そのパワーは作中に登場する似たような個性の使い手と比較しても群を抜いている。
非常に強力な個性だが反動も大きく、使い手が相応に鍛えていないとパワーに肉体が耐えきれず、身体の方が損傷してしまう。
このため、出久は作中で何度もボロボロになるなど、100%の出力で使用する領域にはまだ至れずにいる。
OFAの詳細は秘中の秘であり、もともとの持ち主であるオールマイトと継承者である出久を含め、作中でもほんの僅かな人物しかその能力の実態を知らない。
その為、周囲の人間からは単に「並外れた出力の身体強化」であると認識されている。
また、まだ出久の知らない秘められた能力もあるようだが……。

この個性は使い手に自然に発現したものではない。
ヴィランの大ボスであり、「他者の個性を奪い、己の物として使用でき、他者に譲渡できる」個性を持ったオール・フォー・ワンがルーツとなっている。
まだ、人類が「個性」に順応し切れていなかった時代において、オール・フォー・ワンは時に「個性」を奪い、時に人々が望む「個性」を与える事で、
望まぬ力に苦しむ人間、あるいは無力に苦しむ人間を篭絡していき、悪の支配者として君臨していた。
反対勢力が駆逐されるなか、後のOFA初代使い手となるオール・フォー・ワンの弟は、兄の所業を「洗脳同然」と称して猛反発していた。
初代は、当初「無個性」とされていたうえに虚弱体質で戦う力は持っていなかったが、その正義感は本物であり、
実の兄と敵対する事に心を痛めながらも対立する姿勢を貫き続けた。
オール・フォー・ワンにとって初代は唯一の血を分けた家族であったらしく歪んだ家族愛を持っており、
自分の仲間に入れる事が弟のためという主張を変えなかったが、
一向に折れる兆しのない初代に業を煮やし、虚弱体質の初代でも使いやすい「力をストックする個性」を誰かから奪い、
初代に植え付ける事で力に溺れさせ、仲間に引き入れようとした。
しかし、無能力者と思われた初代は、実は「個性を与える個性」を持っていた。
いわば銃口しかない拳銃、兄の個性の下位互換であり、単体では何の価値もないその個性は、
オール・フォー・ワンが無理矢理「力をストックする個性」を与えた事で融合・変質し、現在のOFAの形となった。
オール・フォー・ワンは「老化を止める個性」も奪っていたため寿命で死ぬ事はなく、
故にOFAの特性を知った初代は、無限に成長する可能性を持つこの個性を継承し続けて育てる事で、
いつか兄を止める使い手を生み出す計画を思い付き、それが現在まで続けられていたのであった。


格ゲー『One's Justice』の性能

対空技遠距離攻撃、突進技などが一通りこなせるオールラウンダーな性能となっている。
また、「フルカウル状態」になる事で、自らの体力と引き換えに攻撃力を大幅に上げる事が可能。
ただし、ガード崩し技は隙が大きく、防戦する相手を苦手としている。


MUGENにおける緑谷出久

海外製作者のTrafalgarLawzz氏による、新MUGEN専用キャラが公開中。
スプライトはGameInvader氏、RandomMcFandom69氏が提供した『JUS』風のものが使用されており、それ故ちびキャラである。
通常技は近接攻撃が強めにされているが、必殺技には飛び道具も搭載されている。
また、特殊技「ワン・フォー・オール・フルカウル」を使用する事でフルカウル状態となり、
性能が上昇する他、コンボの繋がりも変化する。
DLは下記の動画から

出場大会

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