「陰の世界…月の隠れた今宵は、まさに我等にふさわしい世界ですね」
小説投稿サイト『小説家になろう』に掲載され、エンターブレインより商業化されたライトノベル『陰の実力者になりたくて!』の登場人物。
β版キャラについての概要や
ムジョルニアを持った戦士の紹介項目ではない。
アニメの担当声優は
水瀬いのり
女史。
シド・カゲノーによって「悪魔憑き」から救われた、白銀の髪と青い瞳に泣きボクロが特徴のエルフの女性。
シャドウガーデン創設メンバーにして最高幹部「七陰」の第二席であり、第一席である
アルファとは悪魔憑きとなる前からの知り合い。
シャドウガーデンに加入直後は活動に消極的で、自分の人生を狂わせたディアボロス教団相手でも人を殺める事に強い抵抗があり、
夜な夜な悪夢にうなされていたのだが、寝物語としてシャドウことシドから様々な地球の文学作品を聞かされて悪夢を見なくなり、彼にも心を開く。
そうした経緯もあって、本編時点では彼が望むなら悪の道すら迷いなく行くと断言するなど、
七陰の中でも1・2を争う程シャドウに心酔するようになっている。
後にシドから教わった地球の童話や小説を自身の元々の文才も活かして世間に出版した所大ヒットしたため、
表舞台では多種多様なジャンルの作品を発表する売れっ子小説家「ナツメ・カフカ」として活動。
その立場を活かしてシャドウガーデンの中では情報収集を担当しており、定期小説を掲載しているメディアや、
自分の作品の愛読者である上流階級に顔が効く事、さらにはシャドウガーデンで一番の巨乳という見た目を利用したハニートラップなどで、
表はもちろん裏からも様々なコネクションを築いて情報を引き出している。
また、オリアナ王国の騒動後に現代日本に転移した際も、ほんの数日いただけで日本語を学習して片言ながら喋れるようになるなど頭脳も明瞭。
一方で非戦闘要員というわけでもなく、他の七陰同様高い戦闘力を誇っているが、戦いや実力の向上自体にはあまり関心が無い。
ゲーム『陰の実力者になりたくて!マスターオブガーデン』では主に弓矢を使用する。
シャドウの伝記と銘打った、その実ただの夢小説の執筆がライフワークらしく、たまに推敲中の内容を高速詠唱する姿が見られる。
その漏れ聞こえる内容からして、事実ベースだが登場人物を都合良く自分と差し替えたり、気に入らない人物の存在は省略したり、
本人の言ってない歯の浮くようなセリフが差し込まれたりとだいぶ酷い。
ただでさえシドからはパクリ作家扱いなのに、これを出版したら確実に夢女子認定されると思う
偽装とはいえシャドウと恋人関係になったミドガル王国の第二王女であるアレクシア・ミドガルとは、
ナツメ・カフカとして活動する過程で交流を結ぶことになったが、
主にシドを犬扱いした事による怒り(と表向きだけとはいえ恋人のフリをした際の行動への嫉妬)から、シドをたぶらかす女狐と嫌っており、
アレクシアからもシャドウガーデン所属者とは見抜かれてこそいないが猫かぶりの胡散臭い女であることは見抜かれている(のに加えて巨乳への嫉妬の)ため、
出会う度に水面下で醜い諍いを起こしている険悪な関係にある。
ただし、アレクシア共々ローズ・オリアナと友人となり、彼女が様々な事情でシャドウガーデンに加入して表向きの交流が断絶することになった際、
シャドウの選択だからと尊重しつつもローズが自分と同じ修羅の道を歩むことに憂うような反応を見せたり、
ローズを止めようとしたアレクシアが見せた本音を前に、所属も信念も異なるが出会い方と立場さえ違えば悪い組み合わせでもなかったのではと考えるなど、
あくまでシャドウやシャドウガーデンを最優先するスタンスは崩さないが、
必要とあらば表社会に被害を出しても構わない者ばかりなシャドウガーデン構成員の中では比較的人間味のある側面を見せ、
何の因果かシャドウを「陰の実力者」に見立てた場合、一般的ななろう作品主人公ポジションを担うであろうキャラ達と親交を築くに至っている。
また、イプシロンからはシャドウの取り合い(と巨乳への嫉妬)で敵視されよく言い争いをしているが、戦闘では息の合った連携を見せる。
MUGENにおけるベータ
Xkleitoss氏による、『
JUS』風
ドットを用いた
MUGEN1.0以降専用の
ちびキャラが公開中。
同氏製作のアルファとは高い機動力や優秀な突進技と
コンボ性能など技に共通点が多いが、
ベータの方は正面だけでなく広範囲に拡散して攻撃する
飛び道具があったり、吹っ飛ばし技が多いなどで差別化されている。
超必殺技では相手を連続で切り付けてトドメに斬撃を飛ばす。
AIもデフォルトで搭載済み。
出場大会
最終更新:2025年06月21日 00:40