アットウィキロゴ

ロイ


「僕は人の可能性を信じる!
 人間に絶望し、自分さえも否定しているあなたには絶対に負けない!!」

任天堂より発売されているゲーム『ファイアーエムブレム 封印の剣』の主人公。
姓がウィルソンとかマスタングとかだったりはおそらくしない(というか一部例外はあるものの基本FEキャラは姓が登場しない)。
まあかの俳優ロイ・シャイダー氏を始めとして英語圏ではそんな珍しくもない名前のようなので、被るのも致し方ないだろうか
(同じ任天堂にもコクッパ7人衆の一人に同名キャラがいる。そちらは歌手のロイ・オービソン氏が由来だそうな)*1
担当声優は 福山潤 氏。

+ ボイス
『スマブラDX』
『スマブラfor』
『スマブラSP』

リキア同盟の最東端の地域・フェレを統治する領主エリウッドの嫡男。
病に臥せるエリウッドの代行として、フェレ軍を率いてリキア同盟軍に参加する予定であったが、
同盟軍盟主であったヘクトルがアラフェン城にて戦死したため、ヘクトルの遺言によって同盟軍を率いるリーダーとなる。
その後、ベルンにリキア単独では対抗しきれないとの判断からエトルリア軍の保護下に入り、
しかし名を上げ始めたロイの存在を煙たがったエトルリア腐敗貴族の謀略で左遷されてしまい、
左遷先で賊は勿論、どさくさに紛れてロイを始末しようとするエトルリア総督府の手勢の襲撃を受けるなど波乱万丈な目に遭いながらも、
逆にエトルリアの内部の腐敗を是正し、エトルリア軍を率いてベルン、さらには人類代表として「竜」と戦う事になる。

+ 原作について
ゲームボーイアドバンスで発売されたGBA3部作の一番最初の作品。
「エレブ大陸」を舞台とした作品で新しいシステムとして支援会話や魔法3すくみ、
ハードモードの実装など、後続の『ファイアーエムブレム』シリーズのシステムの基礎を築いた作品でもある。
GBA第2作目の『烈火の剣』は『封印の剣』の前日譚に当たり、『封印の剣』に出てくるキャラの親世代が活躍している。
またこの『封印の剣』は主人公ロイが発売前に『スマブラ』に出演したり、Vジャンプでコミカライズされたりしたため、中々の知名度を持つ。
『スマブラ』で『FE』を知って『封印』からプレイしたという人も多いだろう。
『スマブラ』の威勢のいい声してたキャラと違って妙に落ち着いてるなとはよく言われたものである

ちなみに、海外のファンには『封印の剣』が海外が未発売、FEシリーズの海外展開が前日譚である『烈火の剣』から、
それでいて『スマブラ』のプレイ率は高いという事情から、「ロイは知っているが出ている作品は知らない」人も多いのだとか。

FE主人公勢の中でも屈指の頭脳面が優秀な智将として描かれており、若年ながら軍の司令官としても才があり、
ピンチになった際も上記の通りすかさずエトルリアの保護下に入るという英断でリキア同盟を救っている。
当時の情勢も理由ではあるが、最後は大陸を統一したマルスとは逆に、大陸の国家をできるだけ戦乱前の状態に戻すという選択を取り、
この結果各個人のエピローグでも『紋章の謎』のような悲劇は起こらず、全員が元々あるべき状態の生活に戻り、
それぞれの場所で尽力するという綺麗な幕引きとなっている。
『封印の剣』でのロイは作中において撤退戦どころか防衛戦すらも一度も経験せず全ての章で敵の拠点を制圧するという
FEシリーズの指揮官及び主人公としては珍しい、全部の章やその合間のイベント中でも負け無しの戦績を残す事となった。

王族が殆どのFE主人公の中においては侯爵の息子(父のエリウッドが「フェレ侯」という表現なので)という微妙な立場であり、
リキア諸侯のうち上述の同盟盟主ヘクトルとそのいとこのオルン、ベルンに寝返ったラウス公エリックの3名が死亡後に同盟の盟主を引き継いでいるので、
恐らく2~4番目にあたる立場のようだが、エトルリア王国の貴族層には頭が上がらない。
旧作で王族でない主人公は『聖戦の系譜』のシグルドの前例があるが、
彼の場合は大陸最大のグランベル王国六大貴族シアルフィ公爵の息子(後に継承)かつ結構年齢が高く、
『聖戦』内では外国の王や王子より立場が高いため、エレブ基準だとロイが頭を下げていたエトルリアの上級貴族のような立ち位置であり、やや状況が異なる。

これだけの大活躍をしながら上記の通り戦後は戦乱でこんがらがった大陸の領土を元通りの格好に戻し、
自身もエトルリア・ベルン両国の誘いを断り、フェレ家当主に戻るため、最終的な地位で言うと尚更低い。
ただしリリーナと結婚した場合、フェレとオスティアが一つの国となり、
その結果リキア同盟の他の国もリキア王国として纏まることになるため、一国の王となる。
リリーナと結婚しなかった場合もフェレを統合されてしまうのは内緒
反面、シリーズ主人公としては母国が滅ぶ事が無かった稀有な例であり、
中でも戦乱終了後も父親が存命というのは主人公勢の中で数少ない例でもある。

GBA版のFEシリーズ以降で恒例となった「支援会話イベント」においても個性を発揮しており
ロイは支援会話が可能な相手の人数が非常に多く(次作以降の支援会話可能な人数の上限を突破している)
フェレの家臣全員に加え、同じリキア地方にいるメインヒロインのリリーナを初めとして
ベルンを除くエレブ大陸全地方の女性キャラ1人ずつと支援会話&ペアエンドがある
これなんてギャルゲ?いや封印の剣以降FEは本当にギャルゲ路線になってしまったんすよ
戦のみならず女性の攻略も上手な主人公と言っていいのかもしれない。

ちなみに当初は現在よりも快活な性格のキャラクターとして作られていた経緯があり、デザインも大きく異なっていた。
こちらのデザインは『ニンテンドースペースワールド2001』にて確認されているが、
『封印の剣』公式HP内の質問コーナーによるとこの時点で既にデザイン変更が決定していたとの事。


大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズにおけるロイ

作品ごとのデザインの変遷
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』から初参戦。上記の原作の部分にある通り元々は『封印』が先に発売される予定だったが、
延期してしまったため結果的にロイはスマブラが初出となっている。
同作では使用するワザはマルスと大体同じであったが、剣の先端よりも根本で当てた方が強いという、剣士キャラとしては珍しい特徴を持っていた。
また、スマッシュ攻撃と必殺ワザに炎属性が付与されている他、弱攻撃が単発攻撃になっていた。

『X』では未参戦であったが、『3DS / Wii U』ではDLCで再び参戦。
モーションの多くが独自のものになりマルスのコンパチを脱し、構え・振り・止めにメリハリがあったり、
いくつかのワザで剣を逆手持ちする他、移動速度が大幅に強化されるなど差別化された。
同作でも剣の最大威力は根本という特徴はそのままで、同時にそれを発揮しやすい方向性の強みを揃えたキャラとなった。
最後の切りふだ「必殺の一撃」は名前こそマルスのそれと同じだが性能は異なり、
その場に留まって円を描くように剣を振りかぶってから斬り下ろす攻撃となっている。

『SPECIAL』でも登場。
同作からエクスプロージョンの溜めモーション中に振り向きが可能になっている。


MUGENにおけるロイ

DeluxeGamer705氏による、手描きのスプライトで製作されたMUGEN1.0以降専用キャラが公開中。
高いコンボ性能と剣を使ったリーチの長い攻撃が特徴。
超必殺技では高火力の一閃を放つ。
AIもデフォルトで搭載されている。
紹介動画(公開サイトへのリンク有り)

他にはRMVGames氏、Nexus Gaming氏氏によるMUGEN1.0以降専用キャラも確認されている。
かつてはTako氏のキャラも存在したが、現在は入手不可。
RMVGames氏製
Nexus Gaming氏製

出場大会

  • 「[大会] [ロイ]」をタグに含むページは1つもありません。


*1
「ロイ」という名前がありふれたものである事を前置きして書くが、ロイの乳兄弟にウォルトというキャラがいる共通項から、
公式から出た情報ではないが、ファンの間では名前のモデルについて、
かのウォルト・ディズニーの兄であるロイ・ディズニーという考察も流れていたりするが真偽は不明。


最終更新:2026年08月17日 20:50