カーティス・ストライカー


"Police brutality, coming up!"

(暴力警官のお出ましだぜ!)

海外の実写グロ格ゲー『モータルコンバット』シリーズの登場キャラクター。
初登場は『3』。断じて『KOF』の援護システムではない。
外界の侵略者から人間界を防衛するために雷雲の古代神ライデンによって選ばれた機動隊員で、湾岸戦争に従軍していた元海兵隊という経歴を持つ。

『3』では外界のポータルがニューヨーク市の上空に開かれた際、暴動鎮圧隊のリーダーを務めた。
混乱状態に陥った市街地の治安を守ろうとしたが、間もなく選ばれし戦士達を除く全ての人間の魂が魔界の支配者シャオ・カーンに奪われてしまう。
当初は何故自分が侵略を免れたのか分からなかったが、ライデンからのヴィジョンを受け取り、
他の選ばれた戦士と会うため、そして自身の生存の重要性を知るために西へ向かうよう指示される。
そして、自分が守ると誓った罪の無い人々の仇を討つべく戦いに身を投じ、
他の戦士達と共にシャオ・カーンの支配から人間界を解放することに貢献する。

本シリーズの中では数少ない超能力を持たないキャラクターの1人であり、
警棒やハンドガン、テーザー銃、グレネード、機関銃などといったリアルな武器を駆使して戦う。

(以上、Wikipediaより引用・改変)

上述の通り、職業柄荒事には慣れているとはいえ肉体的にはよく鍛えられた常人でしかないわけだが、
それ故に手からハープーン冷気を飛ばすキャラが跋扈するモーコンワールドでは逆に浮いている存在。
一応シリーズにおいてストライカーと同じく常人扱いされるキャラはそれなりにいるのだが、それらは腕をサイボーグに改造していたり、
手から原理不明の飛び道具を飛ばしたりと、どいつもこいつもあまり常人っぽくなかったりする。
登場人物が世代交代して超能力を使用するキャラが減った『Mortal KombatX(MKX)』ですら未来のハイテク装備を身に付けていたりするので、
現実的な装備で戦うストライカーはなんだかんだで他のキャラと差別化されていると言える。普通な所が個性

要約すると、銃で撃たれると人は死ぬ。モーコンの世界では魔界の住人や神であろうが例外ではないと言った所であり、
正に自衛隊なめんなファンタジー!を体現していると言えよう。格ゲー補正?それを言っちゃおしまいよ

公式からも地味 少々没個性過ぎたと思われたのか、『MKA』では大幅にイメチェンされ、
黒を基調としたバトルスーツにゴーグル着用と近未来的な風貌になっている。
……が、これはこれで誰だお前は!!という声もあり、またしても賛否両論。
長年着用した衣装を急に変えると反発を生む」というのはどこの国でも変わらないようだ。

+ 2nd Timeline
時系列がリセットされた『Mortal Kombat9(MK9)』でも参戦。
ちょっぴり小太りだった従来と比べると鍛え上げられたスマートな外見となっている。
担当声優はマシュー・マーサー氏。
『バイオハザード6』のレオンや『ペルソナ4』の巽完二、『ストリートファイターⅣ』のフェイロンといったキャラクターを演じているお方。

本作でも『MK3』編における魔界の人間界侵攻に対抗するSWAT隊員として登場。
同僚で元黒龍会のカバルと共に任務に当たっていたが、その混乱の中でライデンナイトウルフと出会ったことを切っ掛けに戦いに巻き込まれていく。
しかし、キタナの母親であるシンデルに襲撃を受けて他の戦士と同じく殺害されてしまい、
クァン・チーの魔術でレヴナント(幽鬼)と化して人類へ牙を剥くことに。

『MK9』における性能としては豊富な飛び道具を駆使しての遠距離戦を得意とするキャラ。
拳銃を二連射する「Gun Shot」と、放物線を描く軌道で手榴弾を投げ付ける「Grenade Toss」により相手を近付けさせない戦い方ができる。
特にGun Shotはしゃがまれると当たらないが発生が早く姿勢が高いのでジャンプに刺さりやすく、
Grenade Tossは高めに投げるHigh版と低めのLow版とで使い分けが可能。
しゃがんだ相手には手榴弾、それ以外には拳銃という戦法を徹底できればそれだけでかなり有利に戦える。
その反面、この手のキャラの宿命として近距離戦はやや苦手で、相手のガードを揺さぶる手段に欠ける。
移動投げの「Roll Toss」や下段突進技の「Baton Sweep」などで打開できなくもないが、どちらも予備動作が大きめなので読まれると厳しい。
加えて『MK9』にはワープ技を持つキャラが多く距離を取っても瞬時に接近されてしまうのが切り返しの手段に乏しいストライカーにとっては悩みの種。
いかにして有利な遠距離戦に持ち込み、それをキープできるかが鍵となる。
キャラランクは中堅下位程度に位置付けられることが多いようだ。

ラダーモード(アーケードモード)のエンディングでは地球を救った英雄として勲章を授与され、出版した自伝はベストセラーに。
さらにはアクションフィギュアまで発売されるほどの人気者になったことが語られる。
ただし、自分をモデルにした映画製作の依頼だけは断固として突っぱねたとか。理由は主演がコイツだったから

次回作の『MKX』ではムービーにのみ登場し、ソニア・ブレイドの特殊部隊を相手にして戦っていた。
二丁拳銃を操る新キャラのエルロン・ブラックと役割が被るからかプレイアブルキャラとしては未参戦。

その続編の『Mortal Kombat11(MK11)』でも復活はせず。
ただし、DLCとしてゲスト参戦したロボコップのラダーモードにおけるエンディングでロボが率いる部隊員の一人として姿が映っている。
他のも全員銃火器使うので出る幕がない定期

再び時間軸が再構成された『Mortal Kombat1(MK1)』ではアシストキャラであるカメオファイターとして登場。ストライカーだけに
項目トップの画像はその時の物で、見ての通り再びぽっちゃり体型に戻ってしまった模様。
こちらでも警棒での打撃や手榴弾の投擲、さらに相手に手錠をかけて拘束するなどの支援攻撃を行う。


MUGENにおけるカーティス・ストライカー

YochiThMaster333氏による、『3(UMK3)』仕様のMUGEN1.0以降専用キャラが存在。
基本的なシステム・操作性は原作を忠実に再現しており、ガードは十字キーではなくボタンで行う。
更にスタートボタンを押す事でコマンド表も表示されるという親切設計。
また、爆弾を3つ投げ付ける「Double Grenade」の強化版として、超必殺技「Bombs Away!」が追加されている。
もちろんフェイタリティも完備しているため、動画使用の際は要注意。
AIは並程度の強さのものがデフォルトで搭載されている。
紹介動画(公開先へのリンク有り)

上記の他に、コンプゲー『Mortal Kombat Project』から移植されたものも存在する。



(ブタ箱行きだな!)

出場大会

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その他

週刊「載ってねぇ」(Vol.12、コンプゲー移植)


最終更新:2024年10月17日 14:45