パラディン(Paladin)とは語源はやや複雑になる
*1が、日本や欧米では通常「高潔な聖なる騎士」というイメージで、
このため日本語では「聖騎士」などと訳されたりもするが、ここではBllizard Entertainment社によるオンラインゲーム、
『World of Warcraft』(WoW)の登場キャラクター(の職業)について説明する。
プレイヤーが選択できるハイブリッドクラスの一つで、無印では人間と
ドワーフだけがなる事ができたが、
拡張パックの導入でゲームが進むにつれ一部の他の種族でも選べるようになった。
MUGENにおけるキャラクターの種族は人間のようである。
ゲーム上の陣営の片方「Alliance」のリーダー格。
オークらが所属する「Horde」とは対立関係にある。
種族としては平均的な能力を持っているが、
剣や棍棒を使うスキルを持っているので、ウォーリアやパラディンが向いている。
パラディンは神聖な力を使いこなす戦士で、武器攻撃と指揮能力に長けている。
回復魔法も使えて防御力も高く、パーティーの
盾として行動できる。
また、周囲の味方に効果を付与する「Aura」も強力。パーティーに一人は欲しいタイプである。
反面、攻撃能力は若干低いのに加え、機動力は最低クラスである。
『Wow』以外のゲームや漫画では『ファイナルファンタジーIV』にて
セシル・ハーヴィが試練を乗り越えパラディンとなったり、
『
ドラゴンクエストシリーズ』で転職できる職業の一つとして登場するため、両作でパラディンを知ったという人も多いだろう。
攻撃重視な
戦士やバトルマスターとは逆に、仲間を護る事に長けた特技や回復魔法を覚える。
この他にも『ポプテピピック』の作中で
ポプ子が将来なりたい職業としてパラディンを挙げたが、先生に却下された事を相方の
ピピ美に愚痴っている。
「進路相談でパラディンになりたいって言ったら怒られた。市民を守る立派な仕事なのに…」
「あ、ごめーん。ヘルシェイク矢野のこと考えてた」
MUGENにおけるパラディン
原作の3D画像を用いて製作されたものが2体確認されている。
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RedCross氏 & 天天SY男氏製作 |
現在は5667氏によって代理公開されている。
必殺技の使用に独自のコストを消費するという仕様。
防御力が高いのに加え、各種ブレッシングで自分の能力を強化していける。
それ以外にも目をくらませる技を持っていたりと、小技が多いのも特徴的。
中国語で読みにくいが技表も付いているので、細部についてはそちらを参照。
AIもデフォルトで搭載されている。
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ZLC32氏製作 Paladin MOP |
恐らく上記のものを改変したと思われるキャラ。
こちらはサイズが小さめになっている他、画面にスキルのアイコンとクールダウンタイムが標示される。
スキルキャスト中は普通の攻撃では キャンセルされない原作の仕様の反映なのか、1 ゲージの回復スキルにキャスト中 アーマーが付いていたりする。
他にも原作同様、一回だけ体力を全快するスキルや一定時間無敵になるスキルなどを駆使した高い生存力を持ち、
凶上位付近の強さを見せてくれる。
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出場大会
*1
パラディンの語源を辿ると元々
ローマ帝国皇帝親衛隊の兵士達を示す「パラティヌス(palatinus)」で、本来所属を示すものであった。
これに「神聖な」というイメージが付いたのは中世における伝説で、
カール(シャルルマーニュ)大帝の側近の騎士達がこれに見立てられてパラディンと呼ばれており、
伝説内で彼らは信仰心厚いキリスト教徒というような扱いをされていた事もあって、「パラディン=聖騎士」というイメージが欧米では定着したらしい。
最終更新:2025年01月02日 12:17