「「パンパカパーン!正義の死神、ゴテンクス様登場!」」
鳥山明氏の漫画『
ドラゴンボール』、アニメ『ドラゴンボールZ』に登場する
トランクスと孫悟天がフュージョンした姿である。
恐らく一般ではフュージョンと言うと、
ゴジータではなくこちらを指す場合が多いかもしれない。
声は孫悟天役の
野沢雅子
女史とトランクス役の
草尾毅
氏が2人同時に喋っている。
初登場時は
ブウ戦の、ブウが悪の魔人としてデブブウを吸収した時であり、それから第28回天下一武道会以降の話になるまでの間は登場している。
また、最初の
ピッコロに教えられている時にフュージョンを失敗したぐらいで、それ以降は失敗していない。
ちなみに当初は名前が「ゴテンクス」なのか
「トランテン」なのかで意見が分かれたが、
合体後の本人が名前を聞かれて「ゴテンクス」と答えたため「ゴテンクス」に決定した
(ピッコロは最初トランテンで覚えてしまい、その都度ミスター・ポポに「あの…ゴテンクスなんですが」と訂正されていた)。
フュージョンに失敗したゴジータは「ベクウ」と呼ばれる事があるが、ゴテンクスの場合は失敗した状態でも「ゴテンクス」である。
ポタラで合体したらトランテンになるのだろうか
性格は自信満々のお調子者で、とにかく態度がでかい。
また、技も「スーパーゴーストカミカゼアタック」や「激突ウルトラブウブウバレーボール(ピッコロ巻き添え)」などの独創的な技で戦うなど、
シリアスな展開の多い
フリーザ戦や
セル戦などと比べてみると、実にコミカルなキャラと言える。
外見的には通常時は真ん中が悟天で、横がトランクスとされる。
戦闘力は通常時の強さはあまり明確ではないが、超サイヤ人3時では悪ブウと互角以上の戦いを見せ消滅させる寸前の所まで追い込んでいるため、
悟空の超サイヤ人3を超える実力を持っている事が窺える。
ただし悟空同様超サイヤ人3の持続時間が短い(作中では5分)のが弱点(超サイヤ人4ゴジータが
制限時間10分なのと比べても短い)。
一度変身が解けた後は
アルティメット悟飯が現れた上、ブウに吸収されるなどいい所無しのまま終わった。
また、悟空とは違い、映画など他媒体ですら超サイヤ人3を死人の体かつあの世や界王神界といった時間の無い世界での披露をしていないので、
条件が揃い最大限強さを発揮した場合の強さは未知数。
劇場版『龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』では
ヒルデガーンを一度は沈黙させるも、強化復活した後はあっさり倒されている。
『ドラゴンボールGT』では修行をさぼっていたためか
あるいはフュージョンのポーズがダサかったからか、ゴテンクス自体は
一度も登場していない。
一応ベビー編の最終決戦でフュージョンを試みようとしたが、悟空の指示で彼の回復に回ったため、結局登場せず終いだった。
『神と神』や『ドラゴンボール超』には何度か登場しているものの出番は少なく活躍も少ない。
『スーパーヒーロー』に至ってはとうとう映像作品で青年姿のゴテンクスが登場すると思いきや、
久々すぎてフュージョンに失敗、最終決戦中なのにデブ状態になってしまった……のだが、なんとここに来て予想外の活躍を決めた。
ビルスには劇場版、TVアニメ版、漫画版の全てであっさり敗北している(まあこれは相手が強すぎるので仕方ないが)。
そのため、詳しい強さは実際の所不明である。
上述の通り態度がでかいお調子者だが、PSPソフト『ドラゴンボールZ 真武道会』のEDでは、
「ママに叱られるので帰る」とのたまうなど、子供らしい一面も見せる。
『ドラゴンボールヒーローズ』ではIFキャラクターとしてゴテンクス青年期が参戦。PVなどでも優遇されている。
アークシステムワークスの格ゲー『ドラゴンボール ファイターズ』でも参戦。こちらでは常時超サイヤ人3となっている。
『カカロット』では魔人ブウ編にて通常とスーパーサイヤ人3の形態で操作可能。
同作は全方位ゲームなので、スーパードーナッツによる拘束が便利。
MUGENにおけるゴテンクス
海外のドラゴンボールキャラ製作チームであるTeam Z2により、高クオリティの手描きドットのゴテンクスが2017年より公開されている。
MUGEN1.0以降専用。
子供らしい遊び心に溢れたユニークな技が多く、動かしていて非常に楽しいキャラに仕上がっている。
他作品のオマージュも各所に散りばめられており、探してみるのも一興。
同チーム製作のキャラ(
悟飯、
ピッコロ、
ブウ、
天津飯など)との
特殊イントロがある。
戦闘開始時はノーマル状態のゴテンクスを操作する。低頭身キャラだけあってリーチは短く、溜め技が多いのが特徴。
ゲージを消費してスーパーサイヤ人モードになると技の性能が変化し、専用の
超必殺技を扱えるようになる。
デフォルトで対人用のAIが搭載済み。
中華圏製作者のsui氏による『超究極武闘伝』ドットのゴテンクスも存在。1Pで凶上位、6Pで狂下位になる。
この他にも海外製のものが数体確認されており、中には『ドラゴンボールZ HYPER DIMENSION』のドットを用いた「G-Gotenks ssj3」という
準神キャラや、
神々への挑戦トーナメントIIに出場している「ハイパーゴテンクス」といった狂キャラも存在する
出場大会
【ハイパーゴテンクス】
最終更新:2024年11月24日 18:17