ウォーリー

「どうやら楽しい冒険の旅ができそうだぞぅ!」

1987年にイギリス人イラストレーターであるマーティン・ハンドフォード氏によって出版された、
絵本『ウォーリーをさがせ!』の主人公。掃除用ロボットとか超光速ヒーローの三代目ではない。

赤と白の縞模様の服・長靴下・帽子、ジーパンを身に着け、丸眼鏡をかけているのが特徴。
また、「ウォーリー親衛隊」という25人の子供達を引き連れている。
作品によってはお揃いの帽子を被った愛犬のウーフや、ウェンダ(媒体によってはウィルマ)という恋人、
海賊魔法使いのしろひげ(後述するアニメ版では魔法使いのおじいさん)、黄色と黒の縞模様の服装をした悪人のオドロー(媒体によってはオズロー)も登場する。
本国イギリスや日本ではこの名称だが、それ以外の国では異なった名前に変更されている(例えば北米ではウォルド、ドイツではウォルター等)。

絵本の内容は主に人が混雑している絵の中から、ウォーリー(もしくはその他のターゲット)を探して楽しむものとなっている。
二周目の楽しみとして、「旅の途中で忘れ物をしたのでまた戻って探してみて欲しい」みたいなおまけがあったりもする。
図書館など公共施設の本に〇印で正解を書くのは迷惑なので止めましょう
ウォーリーをさがせない

1991年にはアニメ化もされており、
日本語版では『NARUTO』のペイン六道や『メタルギア』シリーズの雷電等で知られる 堀内賢雄 氏が声を担当している。
シリアスな役柄が多い堀内氏のコミカルな演技は必見である。
魔法使いのおじいさんから様々な世界で発生する事件の解決を依頼され、現地で謎を解きながら解決していくのが大まかな流れ。
本作ではマイペースな性格をしており、作中ではガチで命を落としかねない状況に陥っても、
規格を問わずどんな物でも取り出すバッグの中身と、おじいさんから託された魔法の杖の力を使って危機を脱している。
オドローのウォーリーの杖欲しさからの妨害に至っては、その存在に気付く事もないまま毎回回避している。

また、上記とは別のシリーズアニメとして、
12歳の頃のウォーリーを描いたアニメがアメリカのUniversalKidsチャンネルで2019年7月より放送されている。
こちらも日本では2021年8月より日本語吹替版がディズニー・チャンネルで放送され、
日本語版は『キングダムハーツ』シリーズのソラ等で知られる 入野自由 氏が声を担当している。

+ ちょっとアレな話
ネット上の一部においては、
「ウォーリーは精神病院から脱走した連続殺人犯であり、赤と白の縞模様のシャツは、当時イギリスで精神異常者に着せていた囚人服」
……という都市伝説がまことしやかに囁かれる事があるが、もちろん公式設定ではない
実際には上記のように魔法使いのおじいさんの依頼で様々な世界を周っているだけである。

また、『ウォーリーを探さないで』というパロディFlashゲームがあるが、マジメにウォーリーを探していると、
前触れなく大音量の絶叫(実はモータルコンバットの断末魔音声)と共に恐ろしい顔が表示されるというドッキリ動画なので、
検索してはいけない言葉としてインターネット上で広がっている。

この他、「ウォーリーを捕らえないと全員殺されるスレ」という遊びも存在する。


MUGENにおけるウォーリー

ゆ~とはる氏によって製作されたキャラが公開中。
スプライトはSFC版、ボイスは前述のアニメ版のものが使われている。
通常攻撃は搭載されており後述の必殺技を使用しなくても一通り戦える。
2021年7月の更新でしゃがみ、空中の6種、投げ技特殊技13種、必殺技6種、EX必殺技6種、超必殺技6種、システム3種が追加され、
ウォーリー親衛隊を呼んだりバリアを張るなど、戦略の幅が大きく広がった。

最大の特徴はゲージ技「ウォーリーをさがせ!」。
ヒット後に画面に絵本同様に人が混雑したイラストが表示され、
プレイヤーは制限時間内にカーソルを操作してターゲットキャラクターを探し当てなければならない。
初級、中級、上級の3つがあり、見事探し当てれば難易度に応じたダメージを与えられる。また、上級は一撃死となっている。
この技の演出は特殊やられとして対応可能であり、対応方法は説明書に記載されている。
紹介動画(公開サイトへのリンク有り)

出場大会

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最終更新:2024年11月21日 10:51