「つながる心が、俺の力だ!」
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ボイス 集
『KH1』VIDEO
『Re:COM』VIDEO
『II』VIDEO
『3D』VIDEO
『スマブラSP』VIDEO
南国の世界「デスティニーアイランド」に住む少年。親友に
リク 、幼馴染みにカイリがいる。
ややお調子者だが、常に陽気で何事にも動じない心と強い正義感を持っている。
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あらすじ
リクとカイリの三人で、秘かにイカダを作って外の世界に行くことを夢見ていたが、
そんなある日、デスティニーアイランドが怪物「
ハートレス 」の出現により闇に飲まれ、
その最中に全くの偶然から伝説の武器「キーブレード」に選ばれる。
故郷の崩壊後に成り行きで「別の世界」に流れ着いたソラは、
そこで出会った
レオン からキーブレードの詳細と、
ハートレスが故郷で行ったように世界を闇に飲み込もうとしていることを知る。
「故郷の世界が消えた時、側にいたリクとカイリは自分のようにどこかの世界に落ち延びたのでは?」
と考えたソラは、
その世界で「王様」
*1 という人物から「鍵」の持ち主を探すよう命じられていた
ドナルドダック 、グーフィー、
そしてジミニー・クリケットと共に、仲間を探すため、そして世界を救うために、様々な世界を渡る旅に出発。
やがて「光」と「闇」を巡る壮大な陰謀に巻き込まれることになる。
家族は劇中で姿を見せていないが、少なくとも『KH1』時点で母親がいることは確定している他、
『BbS』においてリクの口から父親の存在が言及されている。
野村ディレクター曰く、「ソラはどこにでもいる普通の少年」との事で、
ソラ個人には生まれ持った特別な体質や出自があるわけではないらしい。
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弱体化の理由付け一覧
忘却の城とナミネの能力の併せ技で記憶を消された(『COM』)
↑で失った記憶を取り戻すために1年間昏睡状態だったことによるブランク(『II』)
我流でキーブレードを学び過ぎたため正規で1から学びなおすためイェン・シッドの魔法で経験をリセット(『3D』)
↑でゼアノートの器にされかけた後遺症で『3D』で学んだ経験や能力の大半が失われた(『III』)
なお、現行の最新作の『III』でも「目覚めの力を無謀な使い方をしたことで代償を受ける」と登場人物から公言されており、
実際にラストで世界の外側へ弾き出されたのだが、同時にこれが原因でまた力の一部が失われることも示唆されている。
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「キーブレード」について
シリーズを代表するアイテムである、鍵の形をした剣。
心の強い者のみ所有することが可能であり、手放したり他者に奪われたりしても、キーブレードが認めた持ち主の手元に戻る。
ただし、キーブレードがよりふさわしい持ち主を見つけた場合、その限りではない。
「心」と深い関わりを持ち、持ち主の心の力に結びつくことで力を発揮するが、
キーブレードそのものには善悪の概念はないため、条件を満たす素質のある者ならば、
たとえ悪人でも使うことができてしまう。
あらゆる鍵を「開け」「閉め」できる機能があり、「鍵の開け閉め」という概念に該当するものであれば、
扉や宝箱の開閉は勿論、コンピュータのロックや神が施した封印であろうと解放(開錠)可能で、
同時に「施錠」の機能によりそれらに匹敵する強力な封印も施すことができる。
例外的に、「鍵」の概念に該当しないロック(言語によるパスワード等)は専門外で開けない。
最大の特徴として、ハートレスを闇から解き放ち、人の姿に戻せる唯一の武器であることが挙げられる。
設定上では、キーブレード使い以外がハートレスを倒しても一時的に消滅するだけで時間をおいて復活するので、
ハートレスの対処は原則キーブレード使いに任せるしか手はない。
使い手によってデフォルトの形状や能力は異なるが、
下の部分にあるキーチェーンを付け替えることによってデザインや能力を変化させることができる。
キーブレードは物語上必須であり、RPGでよくあるように「装備を変える」ことはできないため、
キーチェーンの交換がゲーム中では強化要素として使用されている。
キーブレードは使い手の心の数につき一本しか呼び出せない。
師のキーブレードを継承した
アクア のように複数「所持」することは可能だが、
一度に複数操ることは本来であればできない。
例外として、心をその身に複数宿しているキーブレード使いであれば、使用できることはある。
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『KH』シリーズについて
ソラ、リク、カイリといった『KH』オリジナルキャラに加え、
数多くのディズニーキャラ、
クラウド や
セフィロス と言った『FF』の人気キャラクターが登場する本シリーズ。、
だが、ストーリー全体を理解するには、販売しているゲーム媒体がコロコロ変わるために相当ややこしい。
シリーズはプレイステーション系列が主軸だが、外伝やスピンオフがGBAやニンテンドーDS、果ては携帯アプリにも出ていると言った具合で、
こういった販売事情から「作品は知っているがストーリーが分からない」と言う人は結構居たりする。
分かりにくい所の筆頭と言えば、上記の「
闇の探求者アンセム 」は実は本人ではなく、「
その名を騙る別人 」のハートレス。
オマケに
『KHII』のラスボス も上記の人物がハートレス化した際に生まれた存在だったりと、非常にややこしいキャラクター背景があったりする。
また、番外作品も含めてどの作品も共通してビターエンドの結末を迎えており(大団円に近い『II』も例外ではない)、
ユーザーの心に切ない記憶として印象付く作風になっている。
『KH』企画当時スクウェアはウォルト・ディズニー・ジャパンと同じビルを拠点にしており、
スクウェアの橋本真司氏がエレベーターの中でディズニーの幹部からゲームの共同制作を持ちかけられたことが誕生の発端で、
たまたま同時期にデフォルメキャラのアクションゲームを考案していた野村哲也氏がその場で企画の立ち上げに立候補し、実現したらしい。
また、『3D』では『FF』キャラが登場しない変わりに野村氏の関わった『すばらしきこのせかい』から人物が客演している。
『KINGDOM HEARTS』シリーズのテーマ曲として知られる宇多田ヒカル女史の「光」は神曲として非常に人気が高く、
宇多田女史も「生涯音楽をやっていてもこれが一番いい作品になるかもしれない」と語るなど深い思い入れを見せている。
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ハハッ
そして、『KH』に登場するオリジナルキャラクター(ソラやリクなど)の著作権は全てディズニーが保有している。
実際は世間やネット上で喧伝されるほどファンフィクションや二次創作に異常に厳しいという訳ではないものの、
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外部出演
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WORLD OF FINAL FANTASY
セイヴァー召喚で呼び出せるキャラクターの一人として無料DLCで追加。
ディズニーが関わらない作品に登場するのはこれが初となる。
作品に合わせてデフォルメデザインになっている。
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FINAL FANTASY Record Keeper
『FINAL FANTASY Record Keeper』に2018年よりコラボ出演
(念のため書くが『KH』オリジナルキャラのみであり、それ以外のディズニー作品のキャラは登場しない)。
ソラを始めリクやXIII機関のメンバー等が本作に合わせてスーパーファミコン調のグラフィックで描き下ろされている。
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大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』のDLCファイターパス第二弾の最後のファイターとして参戦。
かねてより参戦を希望する声は多かったが、作風的に
スティーブ 以上に難しいと思われていた
*2 ため、ユーザーから驚きをもって迎えられた。
実は『for』の頃に開催された「スマブラ投稿拳」で
最も票数が多いキャラクターだった 事が、ディレクターの桜井政博氏の口から語られている。
長らく非公表だった理由は「当時の任天堂社長だった岩田聡氏との協議の結果、他社に迷惑を掛けないため」との事。
もし結果を公開していたら、制作会社や原作者に凸する人が増えて問題になり、却って参戦が難しくなる懸念があったと思われる。
参戦PVは、最初の参戦発表時の動画の続きで、焼け落ちたスマブラマークから残った微かな灯火を
マリオ が手に触れ、
そこから現れたキーブレードがソラを召喚すると言う物。
今まで 散々 大変な目 に遭ってきたマリオが最後では格好良く決めてくれた
実は『KH』シリーズは『スーパーマリオ64』に影響されて作られたゲームなので、マリオとは全く無縁と言う訳では無い。
そのマリオと握手し、
ようやく全員参戦が叶った 所でPVは締めくくられている。
参戦PVやスクショでは原作でも共演したクラウドとセフィロスと一緒に映ったり戦ったりしているシーンも。
衣装は『I』以外に『II』『3D』『III』、そして5Pカラーには『II』における「
タイムレス・リバー 」でのデザインも採用されている。
なお、ディズニーの要素はゲームマターの関係か、キーブレードのアクセサリーのミッキーマークだけに留まっており、
ステージ 背景のステンドグラスはドナルドやグーフィーのいない『KINGDOMHEARTS Union χ』のEX版仕様となっている。
BGM も、やはり権利関係は大変だったのか勝利ファンファーレ以外の楽曲はアレンジされず原曲の流用に留まっている
(サウンドテストでも確認出来るが楽曲の権利もディズニー持ち)。
ファイターとしての特徴は、一言で言うなら「空中戦の鬼」。
原作の雰囲気を生かした挙動でジャンプ性能、空中攻撃、復帰及び復帰阻止の性能が高い。
特に復帰に関してはルーペ状態(画面端)からでも復帰が出来る驚異の性能を誇るので、
復帰阻止に行ったら自分が自滅した と言う事が起きづらいのは長所。
一方で、体重が
しずえさん よりも軽く吹っ飛ばされやすい(数値で言うと85で、
ゼルダ と同じである)という弱点を持つ。
それでもセフィロスより重い…というより彼が軽すぎる
さらに地上走行及び
落下速度が遅い 。
その隙を突かれると辛く、強力な飛び道具を持っていたり、自分より足の速いファイターはやや苦手。
ちなみに、
カービィ でも
キーブレードのコピーは不可能だった 。
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各種必殺ワザ (以降「B」と表記)
ファイガ→サンダガ→ブリザガ→ファイガ…の順に放つ
飛び道具 。
次のまほうへは一度ボタンを離さないと使えないので併用は出来ず、またその際に使えるまほうは画面下に表示される。
ファイガは弾速遅めの火炎弾を発射(連射可能)、サンダガは3発の雷を落とし、ブリザガは短射程の連続ヒットする冷気を放つ。
三つの中では特にサンダガが高性能。広範囲攻撃で崖端なら撃墜も狙えるが、その分スキも多い。
リンク の上B「回転斬り」に似たワザだが、あちらとは違い、地上で使用しても上昇する効果を持つ。復帰はもちろん、撃墜にも使用可能。
頂点まで上昇すると後述の横Bに繋げる事が出来る。
剣士系でお馴染みの カウンター だが、成功時に相手を少し押し出した上に姿勢を崩させ、抵抗を許さない効果がある。
そのため復帰妨害にはとても優秀。
リュウ ・
ケン の
昇龍拳 や
テリー のライジングタックル、アイクの天空などが狙い目。
つかみ判定なのか
バンジョー&カズーイ のワンダーウイングも効果的。
また、飛び道具を受け流す事も可能(受け流した飛び道具はソラの攻撃扱いになる)。
あくまで受け流すので
前方に反射 は出来ない…が、攻撃判定は残っているため乱戦なら後方の他ファイターにヒットすることも。
ベヨネッタ の横B「アフターバーナーキック」に似ているが、
あちらとは違い必殺ワザボタン連打すると自動追尾してくれる。しない場合はスティックのみを動かす。
上Bから繋げられるので復帰にも非常に有用だが、連続使用すると速度と距離が減少するので注意。
その見た目から
チョイ・ボンゲ の「ウキー!」こと旋風飛猿刺突を思い出した格ゲーマーも多いと思われる。
MUGENにおけるソラ
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Mythos氏製作
『
JUS 』風ドットの
ちびキャラ で、2021年3月に氏の引退作として公開された。
キーブレードによる斬撃や魔法など、遠近問わず攻撃技のバランスが取れており、
距離を問わず戦えるオールラウンダーなキャラとなっている。
一部の技はリアクションコマンドが浮かぶなど、原作をプレイしているとニヤリとする演出も。
超必殺技 も非常に充実しており、「ソニックレイヴ」「ラストアルカナム」「トリニティリミット」に加えて、
『KHII』で披露した各種フォームチェンジを行い攻撃する技を所持している。
AI もデフォルトで搭載されている。
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SaulPRO氏製作
こちらも『JUS』風ドットのちびキャラ。
スプライトはサイバー風の姿で作られているが、
モーションや攻撃の大半は『II』のウィズダムフォームがベースとなっており、
通常技、必殺技共に魔法の射撃攻撃が強い性能をしている。
AIもデフォルトで搭載されている。
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テラ大地氏製作 『KHIII』準拠
こちらは『KHIII』での3Dモデルを根性キャプチャーして作られている。
動作も『KHIII』準拠で、キーブレードを変形させた攻撃が特徴。
ドッジロールやエアスライドなど優秀な移動技を持ち、機動性に優れている他、
設置技や当て身技も備えており、テクニカルな攻め方を可能にしている。
AIもデフォルトで搭載されている。
デフォルトAIの挙動(7:39~)あとスマブラでやれ
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テラ大地氏製作 『KHII』準拠
こちらは『KHII』での3Dモデルを根性キャプチャーして作られたキャラ。
原作の各種アビリティ技だけでなく、フォームチェンジ技も必殺技として搭載されており、
全体的にリーチも長いため攻めやすい。
防御技「リフレガ」や「ドッジロール」「エアドッジ」等の移動技もあり、
近接戦から遠距離の撃ち合いまで幅広くこなせる性能となっている。
AIもデフォルトで搭載されている。
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Nexus Gaming氏製作
MUGEN1.0以降 専用。
現在は海外サイト「The Mugen Multiverse」にて代理公開されている。
見た目は『II』風だが、システムや演出は同氏が製作しているコンプゲー『Super SoulCalibur』準拠。
超必殺技では各種フォームチェンジを用いて攻撃する。
AIもデフォルトで搭載されている。
これらの他にも、Salah氏による『JUS』ドットのちびキャラが存在する。
下記の動画に出場しているのはこちらのソラである。
過去にはOmegabros6氏、Pak-1氏のキャラも存在したが、公開停止されている。
「世界は光と闇でできている 俺たちは闇になるのさ」
出場大会
*1
ドナルドとグーフィーが部下でミニーが王妃という事から
正体はバレバレだが 、
ディズニーとの契約の関係上により、彼が『KH1』で姿を現したのは最後のある重要なシーンのみである。
*2
『スマブラ』は「参戦キャラはゲームマターから」という姿勢を取っている。
『KH』そのものはゲームオリジナルとして出されているのでソラ自身も一応ゲームマターのキャラと言えるのだが、
元々ディズニーアニメの世界やキャラクターが(場合によっては本筋に深く)関わる
クロスオーバー 作品であるため、難しいと言われ続けてきた。
また、「セフィロスが参戦したのはソラの参戦が難しいから代わりとして出たのではないか?」「もうスクエニからの参戦は無いのでは?」という声もあった
(前述通り『KH』シリーズのキャラの版権はディズニー持ちなので別とみなす声もあったが)。
最終更新:2025年05月26日 02:08