ワイス・シュニー





「これはダスト──
 シュニー採石場で採掘され精製されたものですわ!」

 年齢:17歳
 武器:ダスト搭載多機能レイピア「ミルテンアスター」
 センブランス:魔法陣
 CV: 日笠陽子 /Kara Eberle(原語版)

アメリカのエンターテインメント会社「Rooster Teeth(ルースター・ティース)」によって製作されたWEBアニメーションシリーズ、
RWBY(ルビー)』の登場キャラクター。英語表記は「Weiss Schnee」。
初出は2013年2月15日の「White」トレイラー。このトレイラーで傷付けられた左目の傷痕はそのまま残っている。
モチーフは「白雪姫」で、名前もそのままドイツ語の「ヴァイス(Weiß:白)」と「シュネー(Schnee:雪)」に由来している
(「白雪姫」はドイツ語で「Schneewittchen」)。
決して若き日の彼女の搭乗機ではない。
テーマソングも「Mirror Mirror(鏡よ、鏡)」。
因みに初期デザインではYellowトレイラーに登場したマラカイト姉妹のメラニー・マラカイト(白い方)のような外見だったらしい。
海外ではルビーとのカップリングが「White Rose」と洒落た呼称をされる。

世界的な大企業「シュニー・ダスト・カンパニー(SDC)」の社長令嬢でプライドの高いお嬢様。
所謂テンプレ的高飛車お嬢様キャラ(その為、有志による翻訳版や吹き替え版では「ですわ・ますわ」口調)。
かつ、自分の思った事をストレートに口に出す為、トラブルを起こしたルビーを怒鳴りつけたり、
ヤン挑発に簡単に乗ったりと結構短気。
だが、それ以上に自分に非があるとその非を認めて素直に謝罪したり、相手の事情を察して歩み寄りを見せる等聡明な面も持つ。
当初はチームメンバーとの折り合いが悪く、特にブレイクとは(彼女が抱える「秘密」との関係もあり)険悪であったが、
彼女の生い立ちを知って自身の暴言を謝罪した事で和解。
ワイス自身名家出身故か「普通の学生生活」に憧れを抱いていた事もあり、他のチームメイトとも徐々に打ち解けて行った。
尤も、素直な性格が災いしてか、コメディリリーフとなる事も多いのだが……。
ウィンター・シュニーという姉と、ウィットリーという弟がいるが、ある事情から姉以外の家族を良く思っていない。
ファウヌスという獣人種族が結成した過激な組織「ホワイトファング(コロニーの革命闘士ではない)」に対して嫌悪感を抱いているが、
これは彼女からしてみれば会社を襲撃し自身や家族に危害を加える危険な組織だから(ファウヌス側の言い分としては「自分達を奴隷のように扱った報復」)。
+ 華麗なるシュニー一族
彼女の父ジャックは婿養子であり、シュニー家の「名前」欲しさに結婚。
ジャックは確かに経営者としてはやや強引ながらも有能だったようだが、裏では汚い手を使うような卑劣な人物であり、
被差別民である獣人種族ファウナスを奴隷のように扱う等していたようだ。
そんなジャックに愛想を尽かした母はアルコールに逃げるようになり、
弟ウィットリーは姉二人を蹴落として自身が家督を継ぎたいと野心を抱くこれまた嫌味な少年へと成長(彼なりに姉を慕ってはいる)。
ワイス自身は姉を慕っていたのだが、
姉ウィンターはワイスを遥かに超える才女であった事、更にその姉は軍人となって家督を放棄、
ワイスは家督を継ぐ者として厳しい英才教育を施された結果、コンプレックスを抱くようになった。
反抗的な性格へと成長した彼女は、父の反対を押し切ってハンターとなる為にビーコンに入学。
その為、「シュニー家の令嬢」としての自分にすり寄ってくる男(初期のジョーン等)は冷たくあしらっているが、
逆に「天才と称えられる事に重圧を感じている」(ワイス自身と似た悩みを持つ)ピュラ・ニコスを
「天才のピュラと組めばすぐに成果が出せる」という理由でコンビを組もうとして彼女から拒否されている
(逆にジョーンはピュラに対して天才だと知らずに「普通の少女」として接した結果、ピュラに好意を持たれた)。
その後、「ワイスという個人」を認めて接してくれたチームRWBYに対しては心を開いていく。

左利きだが、これは追加設定であるため、ミルテンアスターは左腰に装着している。
鞘を持たない武器なので問題は無いのだが、抜き方が独特なものになっている。
ちなみに、メイン四人組の中では一番胸が小さい(2歳年下のルビーよりも)ため、ファンからはよく弄られている。
あとヒールを履いているので分かりづらいが、背もルビーと同じくらいと小柄。

2022年放映のTVアニメ『RWBY 氷雪帝国』第1話では、原作第1話より以前のプロローグが描かれている。

+ 武器、センブランス

武器「ミルテンアスター/Myrtenaster」

6種類のダストを装填可能なリボルバーを内蔵したレイピア(Multi Action Dust Rapier、MADR。多機能ダストレイピア)。
モチーフは白雪姫を助ける「七人の小人」。
様々なダスト弾を用途に応じて切り替えて使用する事で、斬撃の強化や誘導弾の発射、凍結による敵の拘束等でワイスをサポートする。

センブランス「魔法陣」

自らのオーラを消費し、様々な特殊効果を持った魔法陣を精製出来る。
チーム内では特に補助能力に長け、加速や特殊効果付与、重力制御等などでチームメイトを支える。
……というか、彼女以外のメンバーがあまり補助が得意ではなく、必然的にワイスがオーバーワーク気味になっている。
その為、彼女自身は多彩な使い方のできるセンブランスを活かした優雅で美麗、アイススケートを思わせる戦闘スタイルを得意としているのだが、
序盤はオーラの使い過ぎで一人ヘタリ込むワイス、という光景が多かった。

+ 召喚術
彼女が持つ特殊なセンブランス。
通常、センブランスは個人個人で違うのだが、このセンブランスは血筋で受け継ぐという特異なものとなっている。
自分自身が過去に遭遇した強敵をオーラで再現して召喚する、というもので、
ワイス自身はこの能力を苦手としている(逆に姉のウィンターは使いこなしている)。

ルビーと同じく『BLAZBLUE』とのクロスオーバー作品である『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』に参戦している。
特殊イントロではプラチナ=ザ=トリニティに「ペッタン2号」呼ばわりされてしまっている。


MUGENにおけるワイス・シュニー

Arcutomory氏により、LK-SixtyFour氏の『JUS』風ドットを用いて製作されたMUGEN1.0以降専用のちびキャラが存在する。ボイスは英語。
他の『JUS』風キャラ同様に機動力が非常に高く、原作同様にミルテンアスターを用いて戦う。
斬撃に加え、巨大な氷の剣や無数の氷柱を生み出す技を持ち、遠近両方で戦える。
中でも相手をサーチし凍らせて動きを止める0.5ゲージ消費の飛び道具を持ち、ゲージある限り連発が効くのでかなり凶悪である。
AIもデフォルトで搭載されており、ゲージがあると上記の飛び道具を連発して固めてくる。
DLは下記の動画から

出場大会



最終更新:2025年03月15日 16:18
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