『スーパーロボット大戦』シリーズにおいては『Ζガンダム』の参戦回数の多さと、
その敵組織の一つのアクシズ、およびネオ・ジオンの首魁という事で登場機会に恵まれている。
いずれの作品でも高レベルの技能とパイロット能力を持っており、乗機のキュベレイの性能と相まって、
他の版権 ラスボスにも劣らないレベルの強さを発揮してくる。
某攻略本に 「スパロボ界最強の女」と書かれるのも頷けるというものである。
中でも『スーパーロボット大戦F』前編における、実質的なラスボスとして対峙した際の MSの域を完全に逸脱した理不尽なまでの強さや、
『スーパーロボット大戦α』にて「今回は理不尽なほど強くない」という宣伝文句に安心したら 何故か持っていたHP回復は語り草となっている。
また、ルート選択とフラグ立て次第では協調して共に進むルートもあるものの、
原作での面倒くさい性格を再現したかのようにその手順が大変面倒なのも最早伝統である。
逆に『第2次α』におけるとあるシナリオでNPC状態で生き残る事が仲間になる条件でありながら、
まるで落とされる気が無いボス仕様のHP9万もある意味語り草となっている。
『第4次』では条件を満たしてジュドーで説得しても仲間にはならない代わり ガンダム試作2号機のアトミックバズーカが使用可能になる
(ただし それに関するメッセージが出ないうえガトー自身ジュドー達と別行動のため初見ではほぼ気付かない)。
『第4次』では 全盛期のアトミックバズーカなのでハマーンの代わりには十分すぎる代物である。
これを意識したのかは不明だが、前述の『第2次α』でハマーンを味方にするルートに進んだ場合
彼女からの支援でラー・カイラムの追加武装である核ミサイルの入手時期が早まるというイベントもある。
曰く「 使い方を誤まらなければただの兵器」「艦長(ブライト)なら使いこなせると見た」との事。
逆に敵対するルートだと第4次のようにアトミックバズーカが入手できるのだが、
味方にするルートだとハマーン&キュベレイ以外にも複数の機体を入手できるのに比べてアトミックバズーカだけなのでかなり寂しい。
なお『第2次α』のシャアは敵として登場しているので、ハマーンが味方入りするとシャアと戦う事になり、
敵対するとシャアと共に敵として登場する。『第3次α』では敵対するルートが正史。
『Scramble Commander』シリーズにも二作共に参戦。
どちらでもファンネルが誘導兵器として優秀な上に、包囲して袋叩きにしようとすると逆に範囲攻撃で一網打尽にしてくる。
その上、一作目では時間制限のあるステージでファンネルを撒きながら全力で逃げ回り、
二作目では一定時間ごとに岩塊に隠れないと艦隊からの援護射撃でHPを削ってくるステージや、
戦場のすぐ近くに戦闘に巻き込むとゲームオーバーになる物が鎮座しているステージ等、
ただでさえ手強い相手なのにほぼ毎回厭らしいステージギミックがセットになって襲ってくる。
その分直接対峙する機会自体は少ないのが救いであるが……。
『Z』ではルート次第で自軍入り。カミーユに「その素質をつまらぬ連中に潰されぬようにな」と忠告し、
カミーユも素直に聞き入れるなど、割と良好な関係を築いていた。
『第3次Z時獄篇』ではシナリオ終盤に ボン太くんとの交戦機会があるのだが、
ハマーンお得意の「俗物」ではなく「動物」という言葉を出している。
他のネームドの反応と比較して癒されかけた所に八つ当たりをかましているように見えるセリフであり、
ギャップの差を感じたプレイヤーも多いと思われる。
なお、シャアが『逆シャア』仕様でネオ・ジオンに戻ってきたため、内心むっちゃウキウキしていたら、
シャアはある事情でやむなくネオ・ジオンに戻ってきていただけで自軍側への未練も残している事に嫉妬し、
最終的に目的をシャアが自軍に出戻るという裏切りを喰らってしまったため、 さらに関係が拗れた。 ニュータイプの修羅場が見られるぞ!
続く『第3次Z天獄篇』では珍しく無条件で味方になり、前作で拗れたシャアとの関係についても 痴話喧嘩決闘を経て、
これまで拗れに拗れてしまったのは、ハマーンと腹を割って対話せずにその好意に甘えてしまったからだと反省したシャアに、
「シャアが女性に頼りたいと思っているように、自分のような女でもシャアに頼りたいと思っている」と本音を明かし、ようやく和解に至った。
『T』でも無条件で仲間になり、他作品の女性キャラとの会話も多く恋愛面での言及も見られるなど、今までとは違った印象をプレイヤーに与えている。
基本的に原作終了後設定だと死亡していて登場しないのだが、『D』では小説版ラスト(半壊状態のキュベレイと共に行方不明)の後、
ザンスカール帝国に回収されてコールドスリープされていたというかなり無茶な設定で登場する。
仲間にするのは手間がかかるが、仲間にするとシャアにベッタリな姿が見られる。
『X-Ω』ではコラボイベントにより、遂にミンキーモモとの共演を果たした。
が、ミネバがモモとの交流によって精神的成長を遂げる話がメインなので、ハマーン自身は特にモモと絡む事も無くミネバの後ろに立っているだけだった。
こんな感じで『スパロボ』では結構シャアと和解できているので、多分ナタリーの事件は起きていないのだろう。そもそもナタリーの存在は後付け設定だし
なお、『スパロボ』でシャアにデレた時のハマーンの破壊力は異常。シャアの前でデレてるハマーンは可愛いとゲーム中で突っ込まれるほど
『GジェネレーションDS』ではシナリオ序盤から前述のティーンエイジャー時代のハマーンが登場し、終盤になると『ΖΖ』時代の姿で仲間にできる。
その際にハマーンの髪型を昔か今かを選択する事が可能で、前者を選べば若返ってるようにしか見えなくなる(というか顔グラ流用)との評判を得た。
言動も若返っているし。
『ガンダム無双』のオリジナルモードではカミーユと行動を共にする。本編では最後まで険悪だったが、ゲームでは意気投合するシーンも。
『ガンダム無双2』のストーリーミッションではネオジオン総帥となったシャアと同盟を結ぶも、彼相手にあれこれと策を巡らす様子が描かれている。
『ガンダム無双3』ではオードリーこと成長したミネバと再会する機会に恵まれ、彼女の腹心として補佐する立場に収まる。
オードリーを迎えにきたバナージの ユニコーンガンダムと対峙するシーンがわざわざムービーになるなど、
ガンダムUC組との クロスオーバーはかなり気合が入っている。
ハマーンはシリーズ通して射撃が高く、総合的には女性キャラでは最高、男性キャラを含めてもトップクラスというステータスの場合が多い。
『vs.』シリーズでは3作目の『機動戦士Zガンダム エウーゴvs.ティターンズ』の隠しボスとして登場。
パイロットをハマーン以外にして、ステージ8終了までにコンティニューせずに大佐以上になっていれば、ラストステージにキュベレイに乗って登場する。
1~4作目に存在した宙域ステージではファンネルが無類の強さを誇り、
四方八方からファンネルの砲火を浴びせかけるキュベレイがトラウマになった人も多いだろう。
その後しばらく音沙汰が無かったが、『ガンダムVS.ガンダムNEXT』にて『Ζガンダム』枠で久々の復活。
コストは3000でファンネルを駆使する機体という点は変わらないが、相手を一定時間スタンさせるプレッシャーが付くなどの強化を受けた。
『EXTREME VS.』シリーズでは『ΖΖ』ガンダム枠で参戦。コストが2500に下がった。
ちなみに『ΖΖガンダム』枠に移った事で、本作以降のハマーンは頭に金色の冠を付けている。
他のファンネル機体と異なり、ファンネルを配置する動作と発射する動作がそれぞれ別のコマンドになっているのが特徴。
これにより一人時間差攻撃を仕掛けられるのが強みになった
また、マシュマーのハンマ・ハンマとキャラのR・ジャジャをアシストとして呼べるようになった。
『FULL BOOST』の家庭用版からは アッガイ搭乗版も参戦。キュベレイ版とは服装が異なる。
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