ミッキー・オニール


+ 日本語吹替声優
檀臣幸
VHS・DVD・BD版
森川智之
デラックス・エディション ダブル吹替2枚組Blu-ray特典ディスク

ガイ・リッチー監督の犯罪コメディ群像劇映画『スナッチ』の登場人物。
演者はブラッド・ピット氏。夢の国のネズミ地獄のミックじゃないし、バスケ選手チャンネル6のレポーターとも無関係。
劇中に登場するパイキー(放浪人)の中でリーダー的立ち位置にいる若者で、
素手ボクシングのチャンピオンであり、それなりに腕の立つボクサーも一撃で沈められる実力者。
アイルランド系で、訛りの強い英語を話す。

ひょんな事から本作の狂言回しであるターキッシュという男と交流を持ち、
裏ボクシングの八百長試合に出場する事になってしまうが、敗けなければいけないはずの試合にうっかり勝ってしまい、
裏ボクシングの元締めであるブリックトップに報復として自身のトレーラーハウスを母親ごと焼かれてしまう。
助命のチャンスとして再び八百長ボクシングに参加する事になるが、
ミッキーはこれに乗じて母親の復讐を画策し、敗けるはずの八百長試合で再び勝利。
さらに事前に試合会場の周りにパイキー仲間を大量に配置しており、ターキッシュ共々自分を殺しに来たブリックトップを逆に始末。
ついでに、実はちゃっかり自身が勝つ方に賭けていたミッキー(尤も賭け試合で自分に賭けるのは(八百長でもなければ)当然である)は、
大金を手にして仲間達と共にとんずらしたのであった。

+ 原作『スナッチ』の解説
遊戯王のカードとは無関係。
『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』と並んでガイ・リッチー氏の出世作として知られており、
米国のモーション・ ピクチャー・サウンド・エディターズで、ゴールデン・リール賞(音響編集賞)外国部門を受賞するなど高い評価を受けている。
宣伝ポスターではミッキーがメインのように扱われているが、本編ではむしろジェイソン・ステイサム氏演じたターキッシュの方がメインとして扱われている。
ただし、『スナッチ』に限らずガイ・リッチー作品は大半が群像劇なので問題は無い。
場面が目まぐるしく入れ替わりながらも視聴者を混乱させる事無く群像劇を巧みに展開させる演出は非常に見応えがあり、
ニコニコの映画レビューで有名な知的風ハット氏も好きな映画として名前を挙げていた他(現在は該当動画削除)、
ライトノベル作家の成田良悟氏の作風にも大きな影響を与えた事で知られており、
氏のデビュー作『バッカーノ!』がアニメ化された際は『スナッチ』を存分にオマージュしたOPが用いられた。


MUGENにおけるミッキー・オニール

CpnCrossfader氏の製作したMUGEN1.0以降専用のキャラが公開中。
シンプルな操作性で技は少なめだが、
「更新予定はあるが(技の少なさは)未完成ではなく原作再現の仕様」と公言されている。
通常攻撃は飛び道具が無く近接技、それもパンチ技オンリーとなっている。
回避やウィービングする特殊技の他、必殺技では犬を呼び出して攻撃させる。
AIもデフォルトで搭載されている。

出場大会

  • 「[大会] [ミッキー・オニール]」をタグに含むページは1つもありません。


最終更新:2024年11月10日 13:30