サナキ=キルシュ=オルティナ とは、【ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡】のキャラクター。
サナキ=キルシュ=オルティナ |
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他言語 |
Sanaki Kirsch Altina (英語) |
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種族 |
【ベオク】? | |
性別 |
女 | |
年齢 |
『暁の女神』:13歳 | |
職業 |
神使 皇帝 |
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所属 |
ベグニオン帝国 | |
声優 |
中原麻衣 | |
初登場 |
【ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡】 |
ベグニオン帝国の第37代皇帝を務める少女。女神【アスタルテ】の声を聞く神使でもある。
幼い身でありながらも皇帝として民の為に尽くし、神使親衛隊の【シグルーン】?や【タニス】と共に活動する。
元老院側は傀儡として扱おうとする一方、行動力のあるサナキを警戒視する様子も見られる。
【印付き】?では無いため実は女神の声を聞くことができず、当人は長らくそれを悩みとしていた。
また、【ミカヤ】の実の妹でもあるのだが、それを知るのは全ての戦いを終えてからであった。
第13章から登場。【ノシトヒ】?の部隊と【キルヴァス兵】?の襲撃に遭い、【アイク】達に助けられる。
足に怪我をしている所を保護されて【ミスト】?に治療して貰うが、やたらと大きな態度で接しているためアイクから頭がおかしい人間扱いされており、我慢ならんとしてその身分を明かす。が、アイク・【セネリオ】・【ティアマト】?は、「いや、それはないだろう。」「ないですね。」「2人とも、そんな言い方をしては可哀想よ。たとえ嘘だとしても、何か事情が……」とボロクソな反応を示してしまい、その後にシグルーン達が駆け付けた事でようやく神使である事に気付く。
第14章では【エリンシア・リデル・クリミア】に対して本物かどうかを問い質し、アイクにタメ口で反論される。が、これは既に【セフェラン】からエリンシアやグレイル傭兵団の話を聞いた後であったため、アイク達が噂通りの人物か試すための余興であった。
アイクはただの戯れでエリンシアを小馬鹿にした事に怒り心頭になるものの、サナキは「これ以上吠えると亡国でしか無いクリミアの立場が悪くなるだけ」「ベグニオンの後ろ盾なくして国の再興などありえぬ」と正論を叩き付けて説き伏せてしまう。
このサナキの態度と正論にアイクは苛立ちを見せるものの、ティアマトや【ナーシル】?はむしろその逆に捉えており、ベグニオン帝国においては最高権力者である神使が絶対的な存在であり、侮辱しようがものなら命が無いほどの身分格差が存在しているらしく、説き伏せるだけで済ませて議会へ持って行ったサナキはむしろアイク達を救ってくれたのではないかと推測。ベグニオンの規律を知ったアイクは「迂闊なことをした」とエリンシアに謝罪した。
そして、グレイル傭兵団に【商人】に身をやつした一団の撃退を依頼。
ティアマトはこの依頼を引き受けた事に驚き、アイクは「点数稼ぎのため」と身も蓋もない動機を話す。この戦闘では【ラグズ】?の慣れれの果である【なりそこない】?が出てくる。
続く第15章でも「盗賊団」こと「ラグズ奴隷解放軍」の撃退も依頼している。
第16章にて、アイクは「盗賊団」の首領である【トパック】をサナキの前に差し出し、この一連のラグズが絡む依頼は「ベグニオンの内部腐敗を摘発する事が目的ではないか」と問いかける。
やはりサナキは現時点のベグニオンのラグズ奴隷問題を把握しており、表立って動く事ができない自分に代わってアイク達に解決させる事が目的だった。そして、【オリヴァー】?がラグズを奴隷として扱っている証拠を押さえれば、全力でクリミアの支援を行う事を約束する。
更に【リュシオン】?の救出後にはサギの民が生き延びていた事に驚き、ナーシルと共に「セリノスの大虐殺」の表に出ている内容と真相を語り、冤罪を被せられたサギの民達への謝罪を行うため、再度オリヴァーの追跡を依頼。
第17章で【リアーネ】?の救出後、冤罪によって滅ぼされたサギの民に国を代表して謝罪。神使が膝を折ってまで謝る事をシグルーンは驚愕し、リュシオンはそれでも怒りを抑えられなかったものの、リアーネは必死に謝るサナキを見てこの子を許して欲しいと祈願。リュシオンはベオクに対する恨みまでは捨てられないが、神使の謝罪の気持ちは受け取るとして、一先ずの和解となった。
この一連の事件を解決した事でグレイル傭兵団と強い信頼関係が生まれ、クリミア軍にタニスを派遣し、約束通りに全面的にバックアップを行い、デイン=クリミア戦争に大きく貢献。
初対面から対談までの流れは最悪だったものの、幼いながらも国の腐敗や問題を把握し切っている理想の統治者であり、終始芯を曲げないアイクの人間性に惹かれた人物の1人となった。
第一部8章から登場。【ルカン】?の報告を聞き、駐屯軍がデインで圧政を敷いていた事実を知る。ルカンは元老院側で抑えようと目論むが、サナキは(恐らく元老院が信用できないため)この一件を重大と見てセフェランに一任。
当てが外れたルカンはこのままでは全てが明るみになってしまうため、【ヌミダ】?に駐屯軍の尻尾切りを行わせ、駐屯軍全てを捨てるように仕向けた。
第三部ではベグニオンが神使派と元老院派で真っ二つに分かれる状態になってしまい、サナキが幽閉されてベグニオン帝国は元老院の言いなりの状態であった。
第三部10章にはようやく当人が救助されて登場。戦を起こした元凶が元老院のルカンにあると高々に宣言する。
【ベグニオン兵】?の多くはこれに混乱し、元老院の【バルテロメ】?は咄嗟に「神使の名を騙る偽者」と発言。が、【ゼルギウス】がバルテロメを黙らせる。
とはいえ、元老院側は偽神使であると一貫した態度を示して戦争を継続。サナキはベグニオンから亡命してラグズ連合とクリミア側への協力を約束した。
第四部序章でようやく仲間として加入。アスタルテが世界中を石化させた事を信じられない状態であったため、【正の使徒】?から女神の声を聞けぬ偽神使と断言されてしまい、その一方で【ユンヌ】?の声を聞けるミカヤの存在に疑問を持ち始める。
そして女神の塔で歴史の真相を知り、エピローグでミカヤが姉であると確信する。彼女を姉上と呼び慕い、ベグニオン皇帝としてデインとの関係をより良くする事を約束した。
戦力としては後半の即戦力キャラ。初期の力が2しか無いため魔道書の攻速落ちが痛く、下手に戦うとザコの追撃で瞬殺されてしまう。
杖を使えないので積極的にとどめを刺してレベルを上げていこう。
終章では固定で塔に入るメンバーの1人であるため、レベルを上げておいて損は無い。
花嫁版 |
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称号 | 武器 | 移動 | 声優 | イラスト |
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花嫁姿の神使 | 緑の魔道 | 飛行系 | 中原麻衣 | 富岡二郎 |
HP | 攻撃 | 速さ | 守備 | 魔防 |
35 | 36 | 30 | 16 | 33 |
武器 | 補助 | 奥義 | ||
ニフルの氷花 | 引き寄せ | なし | ||
A | B | C | ||
攻撃魔防の絆3 | 守備魔防の連携3 | なし | ||
実装日 | ★ | 入手 | 分類 | |
2018/05/21 | 5 | 超英雄召喚 | 超英雄 |
2018/05/21の超英雄召喚イベント「花嫁たちに捧ぐ花」で実装。
通常版と異なり、『蒼炎の軌跡』出典となっている。そのため、英雄図鑑ではこちらの方が上に配置されている。
専用武器「ニフルの氷花」は、戦闘中、攻撃・速さが周囲2マス以内の味方の人数×2だけ上昇(各能力の強化の最大値は+6)。
2021/08/04には武器錬成が追加。
強化先問わず、基礎効果が周囲3マス以内に味方がいる時、戦闘中、攻撃・魔防+5。戦闘中、攻撃が周囲3マス以内の味方の人数×2だけ上昇(人数の最大値2)に変化。
特殊効果の武器錬成では、戦闘開始時、敵のHPが50%以上なら、戦闘中、攻撃・魔防+5。戦闘開始時、敵のHPが50%以上なら、戦闘中、周囲2マスの味方の強化の最大値だけ、攻撃が上昇の効果が付く。
クリスマス双界英雄版 |
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称号 | 武器 | 移動 | 声優 | イラスト |
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時を越えた出会い | 剣 | 歩行系 |
宮川美保 with 中原麻衣 |
北千里 |
実装日 | ★ | 入手 | 分類 | |
2020/12/17 | 5 | 超英雄召喚 | 超英雄 |
2020/12/17の超英雄召喚イベント「聖なる夜の奇跡」で実装。双界相手は【オルティナ】。詳しくはそちらのページを参照。
双界英雄にするためか『蒼炎の軌跡』出典になっているものの、外伝マップの会話シーンでは自分が神使で無い事を知っている状態である。
その一方でユニット能力画面の双界会話ではセフェランの正体を知らない様子であり、どこの時間軸から来たのか曖昧になっている。
通常版 |
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称号 | 武器 | 移動 | 声優 | イラスト |
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ベグニオンの神使 | 赤の魔道 | 歩行系 | 中原麻衣 | 富岡二郎 |
HP | 攻撃 | 速さ | 守備 | 魔防 |
33 | 37 | 26 | 17 | 34 |
武器 | 補助 | 奥義 | ||
シムベリン | 一喝 | なし | ||
A | B | C | ||
相性激化3 | なし | 攻撃の鼓舞3 | ||
実装日 | ★ | 入手 | 分類 | |
2017/02/27 | 5 | 英雄召喚 | 英雄 | |
神装実装 | モチーフ | イラスト | ||
2020/05/25 | エンブラ | 山田孝太郎 |
2017/02/27開催の新英雄召喚イベント「兄妹の絆」で実装。『暁の女神』出典扱いで、テリウス大陸から初めて実装された英雄。
専用武器「シムベリン」は、自分から攻撃した時、戦闘後、自分の周囲1マスの味方の攻撃+4。
「攻撃の鼓舞3」と同じ枠の攻バフであるためほぼ腐っており、残念性能である。
ネット上では「のじゃ様」呼ばわりされてネタキャラのように扱われていた。
2018/01/11には武器錬成が実装。
強化先問わずに基礎効果が周囲2マス以内の味方は、戦闘中、攻撃+3に変更。
特殊効果の武器錬成では、飛行の味方が2マス以内にいる時、戦闘中、自身の攻撃・魔防+5の効果を付けられる。
神使親衛隊(ペガサスナイト)との連携を想定した効果と思われる。これで当時ではようやく独自性を獲得した。
しかし、目玉である攻撃が【リリーナ】と同値なので、★5限のこちらを限界突破して使うのは骨が折れる。
2020/05/25には神装が実装された。
忍者比翼英雄版 |
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称号 | 武器 | 移動 | 声優 | イラスト |
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暁に誓う双忍 | 赤の魔道 | 騎馬系 |
中原麻衣 with 桑谷夏子 |
北千里 |
HP | 攻撃 | 速さ | 守備 | 魔防 |
40 | 47 | 24 | 16 | 47 |
武器 | 補助 | 奥義 | ||
光炎の姉妹の忍法帖 | なし | 氷蒼 | ||
A | B | C | ||
鬼神明鏡の炎撃 | 攻撃魔防の混乱3 | 守備魔防の謀策3 | ||
比翼スキル | ||||
自分を行動可能にする (現在のターン中に 自分が戦闘を行っているときのみ発動可能) |
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常時効果 | ||||
効果1:死闘(能力合計205) | ||||
実装日 | ★ | 入手 | 分類 | |
2023/11/07 | 5 | 超英雄召喚 | 比翼英雄 |
2023/11/07開催の超英雄召喚イベント「私たちはこれから」で実装。比翼相手はミカヤ。
専用武器「光炎の姉妹の忍法帖」は、【再移動(残り)】を発動可能。2回攻撃(敵から攻撃された時も、2回攻撃可能)。
自分から攻撃した時、または、周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、敵の攻撃・魔防-6、自分が与えるダメージ+◇(範囲奥義を除く)、敵の奥義以外のスキルによる「ダメージを◯◯%軽減」を◇×4%無効。
◇は、敵とその周囲2マス以内にいる敵のうち弱化の合計値が最も高い値。
比翼スキルは忍者リンから恒例となった自己再行動。