ファイアーエムブレム 暁の女神 とは、【Wii】用のゲーム。
ファイアーエムブレム 暁の女神 |
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他言語 |
Fire Emblem: Radiant Dawn (英語) | |
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ハード |
【Wii】 | |
メディア |
Wii用12cmディスク | |
ジャンル |
ロールプレイングシミュレーション | |
発売元 |
任天堂 | |
開発元 |
インテリジェントシステムズ | |
キャラクターザデイン |
北千里 | |
プレイ人数 |
1人 | |
発売日 |
2007/02/22 (日本) | |
値段 |
6,476円(税別) | |
レーティング |
CERO:A(全年齢対象) | |
シリーズ |
ファイアーエムブレムシリーズ | |
日本販売数 |
17万1924本 |
【Wii】で発売したファイアーエムブレムシリーズの1作。
【ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡】の続編。
最初は新主人公【ミカヤ】を操る事となるが、ゲームを進めると複数の陣営に視点が切り替わる群像劇という、軍記物らしいストーリー展開が行われる。
ストーリーの情勢説明にはボイスを採用しており、軍記物としての雰囲気を大きく盛り上げる。
前作・『蒼炎の軌跡』の問題点であったモデリングの貧弱さやスキルシステム等の不便な点、斧一強のゲームバランス等がほとんど改善された。
一方、第2部以降で主役が移り変わることは発売前は一切告知されておらず、部が進むとミカヤ側が悪人に仕方なく仕える展開の上に常に噛ませ役のような扱いとなる上、戦闘を中断して強引に勢力をリセットするような流れとなり、当時のアニメ業界の風潮(*1)もあって大きく批判されてしまった。
また、最上位クラスの奥義による大味な戦闘バランス、終盤に加入するラグズ王族が強すぎて既存キャラを育てる意味が無い等、壊れ気味のゲームバランスも一緒くたに叩かれる傾向があった。
時が経つと作品を冷静に見る傾向が増え、駆け足ながらも前作の伏線を殆ど消化したストーリー、育成期間で差別化できるキャラクター達、第3部に入るまでの練られた構成のパズルゲームのようなマップ(特に第2部終章)は大きく評価され、発売当時ほどの批判は行われなくなった。
後に北米など発売された日本国外版では追加武器が登場する他、ギャラリーでイラストを閲覧できる。
本作以降、本作までのスタッフロールに載っていた人物が以降の作品で確認できない、あるいは閑職に異動するケースが多く見られ、スタッフ層が大幅に入れ替わるため、【ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣】から続く『ファイアーエムブレムシリーズ』の正当な系譜はここまでとみなす動きも一部で見られている。
テリウス大陸全土を震撼させた、
北方の二王国、デインとクリミアの
戦乱より三年。
デインを退けたクリミア王国は
先王の遺児エリンシアを女王として再興。
敗北したデイン王国は、
宗主国たるベグニオン帝国の
統治下におかれた。
それぞれの国が、新たな道を
歩みだしつつあるように見えたが、
一度狂い始めた歯車は
簡単に元へはもどらない。
旧デイン王国では、
ベグニオンの駐屯軍による
人を人とも思わぬ圧政に、国民は苦しみ、
絶望の日々を送っていた。
そんな窮状から抜け出すため、
王都ネヴァサで数人の若者が決起する。
「デインの民の命を一つでも多く救いたい・・・・」
大いなる勇気をもって行われた
小さな行動は、やがて大陸全土を
揺り動かすものとなる──
他のキャラクターは【ファイアーエムブレム 暁の女神】/キャラクター?を参照