リドリー とは、メトロイドシリーズのキャラクター。
リドリー |
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他言語 |
Ridley (英語) |
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異名 |
『メトロイド ゼロミッション』:狡猾の死神 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』:残虐のカリスマ |
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所属 |
【スペースパイレーツ】 | |
初登場 |
【メトロイド(ゲーム)】 |
銀河を脅かすスペースパイレーツの最高指揮官で【サムス・アラン】の宿敵。
紫のドラゴンのような外見をしている。
翼で空を飛び回り、火炎放射や尻尾を使った攻撃を得意とする。
幼体の際は黄色い小鳥のような可愛らしい姿で、【リトルバード】と呼ばれている。
小ボスの部屋にボスとして構える。炎を吐いたり上下に飛んで攻撃してくる。この作品ではサムスとサイズが同じくらいである。
吐き出す炎はアイスビームで凍らせる事が出来る。炎は画面内に一定の数しか出ない。どんな攻撃も効く。
倒すとミサイルの最大所持数が75発分増える。
まだこの時点では【スペースパイレーツ】(宇宙海賊)の最高指揮官ではなく【マザーブレイン】によって洗脳された先住生物という設定であり、デザインもだいぶ異なっている。
この作品ではサムスより遥かに大きくなり、スペースパイレーツの最高指揮官であるという設定になった。
前々作『メトロイド』で倒されたがなぜか復活を遂げており、スペースコロニーを襲撃し研究員を殺害、【ベビーメトロイド】を誘拐し惑星ゼーベスへと帰還する。ノルフェア深部の遺跡にてサムスを待ち構える。
戦闘はスペースコロニーとノルフェアとで2回行うことになる。
スペースコロニーでは100回ビームを当てるか一定以上のダメージをサムスが食らうことで強制的に終了する。
その後、ノルフェア深部のボスとしても登場。この時の最大HPは「18000」(【クレイド】の18倍)。火炎弾を吐いたり、ツメで掴みかかったり、攻撃力の強い尻尾を使ってくる。尻尾以外の全ての場所に攻撃判定があり、ミサイルやスーパーミサイルが弱点である。
彼の守護していた隣の部屋にはベビーメトロイドが入っていたガラスケースとエネルギータンクがある。
+ | ネタ |
前作『スーパーメトロイド』にて倒され完全に破壊されたはずだったが、BIOLOGIC宇宙生物研究所(B.S.L)の冷凍室にて何故か彼のカラダが冷凍保存されている。
これが【寄生生命体X】に寄生されて後に【ネオリドリー】を生み出してしまう。
この冷凍保存されたカラダの謎については中間の時系列である『Other M』にて解明される。
原作同様にリドリーエリアのボスとして登場。未詳アイテムであるグラビティスーツを手に入れ、ボス部屋に戻ると出現する。
本作は『メトロイド』のリメイクであるが、サイズや行動パターンは『スーパーメトロイド』のものが近い。
幼生のリトルバード、中間の存在である【謎のクリーチャー】?の形態の存在があることが判明
また、アダム曰く「奴の危険性は【メトロイド】にも匹敵する」とのことで、銀河連邦からも危険視されていることが明らかになる。
オリジナル個体は『スーパーメトロイド』の時に既に死亡していたが、銀河連邦軍の一派によるメトロイド復活計画を実行するにあたり、サムスに付着してたベビーメトロイドの細胞とともに誤ってリドリーの細胞も回収されてしまい、スペースコロニー「ボトルシップ」にてクローニングして復元された。
復元された幼生のリトルバードは成体とは似ても似つかぬ愛らしい外見をしていたため、リドリーだとは気付かれずペットとして可愛がられていたが、本性は既にリドリー同様残酷且つ狡猾で、飼育員を惨殺して逃亡していた。
咆哮することで周囲のクリーチャーを操る能力を持ち、クリーチャーを操ってサムスを襲わせて、彼女の反撃によって命を落としたクリーチャーの死体を貪るという真似までしている。
そうしてコロニー内のクリーチャーを捕食して栄養を蓄えて脱皮し、第二形態の謎のクリーチャーへ、さらに捕食活動を続けることであっという間に成体のリドリーへと成長した。
サムスが来てから急成長しすぎじゃないか
。
死んだはずの宿敵との不意の遭遇によって、サムスは幼少期にリドリーから襲撃を受けた際のトラウマが蘇り、まるで動けなくなってしまう。
あと一歩のところまで追い込まれるが、身を挺して助けに入った【アンソニー・ヒッグス】?によって救われる。
それがリドリーの怒りを買ってしまい、アンソニーはマグマの中に突き落とされてしまう。しかし仲間を殺された怒り(アンソニーは後に生存と判明するが)でサムスは平常心を取り戻し、激戦の末にリドリーを打ち負かす。
敗北したリドリーは逃亡し、生体兵器飼育研究所にて体力の回復を図るが、運悪くクイーンメトロイドに遭遇してしまい、エネルギーを吸収されつくし、ミイラ化して死亡する。
ミイラ化した遺体は
懲りずに
研究用にB.S.Lへと回収されて冷凍保存される。『フュージョン』で発見されたのはオリジナルリドリーではなくこのクローン個体の遺体である。
原作である『メトロイドⅡ』には登場していないが、リメイクの本作ではまさかのラスボスとして登場。メタリドリーのように半機械化されている。
英語名では【Proteus Ridley】?という名前で呼ばれているが、日本語名は判明していない。
遺伝子工学と機械化により作り出した存在、【メタリドリー】として登場。
こちらでは幹部ではなくあくまでも生体兵器として扱われているため、恐らくクローンのようなものと思われる。
詳しくはそちらの記事を参照。
ステージ「惑星ゼーベス」の背景に登場。
フィギュアとして登場。また、OPでは『スーパーメトロイド』のベビーメトロイドを攫うシーンを再現している。
「亜空の使者」のボスの1体として登場。パワードスーツを手にしたサムスを爪で引きずりダメージを与える。その場にいた【ピカチュウ】とも戦闘になる。
また、終盤にはパワーアップ版の【メタリドリー】も登場している。同一人物かは不明。
WiiUでパイロスフィアにボスキャラとして登場。
撃墜すると点数が入る。
隠しファイターとして参戦。
参戦ムービー「【スマブラSP】狩猟の魔爪」では通路を歩く【マリオ】と【ロックマン】を刺殺し、サムスの前に飛び出して参戦を公表するというなかなか衝撃的な登場となる。
性能としては高い攻撃力と広範囲をカバーする各種ワザを持ち、下必殺ワザ「デススタッブ」は隙が大きく当てにくいがクリーンヒットで50%を奪える。体格に似合わずダッシュ速度やジャンプ力に優れている。
空中攻撃の範囲が広く空中ジャンプも2回まで行えるため、復帰阻止もそれなりに優れている。
火球を連射する性質上反射されづらく汎用性の高い飛び道具「リドリーブレス」もあるため、幅広い間合いで戦える。
一方、見た目の割りに体重は控えめで、宿敵サムスより軽い程度なのだが、大きな翼が災いして全ファイター中トップクラスに大きい食らい判定を持つ。それに加えて切り返しや暴れ向きの技が殆どないため、コンボ耐性が脆弱。
空中攻撃の下方向への判定が弱いために打ち上げられると対応がし難くなり、復帰では上必殺ワザ「リドリーチャージ」の予備動作が長めで直線軌道な点から狩られやすく、守りの面では非常に弱い。
自分は復帰阻止を得意とする一方、自分自身も復帰阻止をされると何もできないことが殆ど。
総括すると火力・範囲・速度といった攻撃性能に優れる反面、下手するとお手玉にされたまま一瞬で溶けかねない紙耐久を併せ持つというピーキーなキャラ。
アップデートでは何度か上方修正が行われている。
スピリッツバトルでは虫系のキャラで相手になる事も多い。
『Other M』がコーエーテクモゲームスのTeam NINJA開発作品のためパイロスフィアをモチーフとしたステージのギミックでサムス共々登場。
かなり喋る。ジョークを言うなどより人間らしく描かれているほか、スペースパイレーツを指揮している姿を見ることができる。サムスとの過去の因縁についても描かれており、関連の話では彼の残虐さがより際立っている。
サムスの目の前で母・バージニアを殺害し、父・ロッドは家族を守る為の自爆を余儀なくされ、第2の父・グレイヴォイスをプラズマ火炎で焼き尽くす等、サムスの大事なものをことごとく奪っている。
スペースパイレーツ壊滅後の時系列のため、彼自身は登場しないが同種族のドラゴン型エイリアンであるグリードが登場している。
グリード曰く、リドリーは一族最強の存在であり誇りでもあったとのこと。