【フィオルン】

フィオルン とは、【ゼノブレイド】のキャラクター。

プロフィール

フィオルン

他言語

Fiora (英語)

性別

年齢

18歳

所属

コロニー9

声優

中尾衣里

初登場

【ゼノブレイド】

作品別

【ゼノブレイド】

本作のメインヒロイン。 コロニー9出身のホムスの一員で、二本の短剣を使って戦う。防衛隊の仮入隊では優秀だったことが語られるが所属してはいない。
【シュルク】【ライン】の幼馴染であり、英雄【ダンバン】の妹。
活発で明るく前向きな性格であり、シュルクとはお互い好意を抱きつつも友達以上恋人未満の関係。
1年前の機神兵の襲撃事件の被害も癒え、シュルク達と共に安らかに暮らしていた。

しかし物語序盤で再び機神兵の軍団が襲来し、その中でも奇妙な「顔つき」の機神兵黒いフェイスにはモナドすら通用せず、フィオルンは戦いの中で命を落としてしまう。
機神兵の襲撃の終了後、シュルクとラインは復讐のため、機神兵を倒す旅へと出かけることとなる。

しかし実際には死んでおらず、瀕死の重傷を負っていた所を他のホムス同様フェイスの素体として機神兵に改修され、フェイス・ネメシスのユニットにされていたことが判明。
実に体の70%近くが機械化されており、戦闘の邪魔と見なされたのか髪もばっさりカットされている。
当初は記憶を失い別人のようになったと思われていたが、記憶を失ったのではなく別人格が身体に宿っていた状態であり、シュルク達の危機に本来の人格が目覚め再会を果たした。
別人格の正体は 機神界の創造主である機神【メイナス】? 。メイナスは巨神界との戦いを止めるため、機神界盟主エギルに復活を悟られず行動出来る身体を欲しており、またモナドの継承者であるシュルクに接触するため、彼に近しい人間であるフィオルンを選び依代としたことが判明する。
その後、メイナスと二重人格のような共生状態になっていたが、復活したザンザとの戦いでメイナスが消滅。両世界の共存を願っていたメイナスの想いを受け継ぎ戦うことを誓うのだった。

性能としては機械化された肉体を持っているだけあって、カスタマイズ性が非常に高く、装備*1によって「エーテル」「スピード」「パワー」「アタック」の4つの役割をこなすことができる。
いずれの構成でも手数の多さも合わさってパーティ内でトップクラスの火力を誇る。
物理、エーテル共に防御力は充分に高く、装備とスキルの工夫次第でタンク役をこなすことも可能。
隠し性格の「純真」はパーティ内にシュルクがいるだけであらゆるステータスが向上しまくるという非常に 愛が重い 有用なスキルが身に付くため、ぜひ彼と組ませよう。
パーティ中3番目に高い㏋を持つがアタッカーらしく並程度であり、また手数の多さが災いしてスパイク持ちにとことん弱いのが欠点。
特にスパイクは他のキャラよりもジェムやスキルで優先的にフォローしたい。

そのように戦闘ではかなり活躍する彼女だが、フェイスのユニットとして改造された彼女の身体はメイナスのモナドの力で動いており、それもザンザとの戦いで奪われることとなる。
このまま戦い続ければ身体に残されたモナドの力も尽き、いずれ2度目の死を迎えることになるが、それを承知でシュルクの力になるため、最後まで戦い続ける道を選んだ。
また、同じくモナドを失うも自身の力で未来視を行ったシュルクと同様に、自分の意思でモナドの力を生み出す片鱗が描写されている。

ED後の「神なき世界」では彼女の視点で平和になった二つの世界、そこで過ごす仲間達の姿が描かれる。
そしてシュルクとの触れ合いで初めて彼女自身の姿が映し出されるが、無事元のホムスの肉体に戻ることができた。
遺伝情報からの肉体の再生について劇中で言及されているが、シュルクとのキズナトークでは、彼がその技術について研究していることが描写されている。
これらの劇中描写を元にした書き下ろし小説が、設定資料集「モナドアーカイブス」に収録されており、肉体の再生方法についてより詳しい内容が語られている。

【ゼノブレイド2】

Ver.1.5.0.アップデート後エキスパンション・パス購入者向けにチャレンジバトルと共に登場。イラストは田中久仁彦。
人物描画に難アリだった無印と違ってかなりすっきりした美少女へと変化。
「直接戦うのではなくレックス達と連携する形で戦う」という体でブレイドと同じ扱いとなり、風属性の回復ロールブレイドとして戦う。
完全に人間に戻ってしまっている上に回復ロールなため、機械時代の圧倒的な火力は期待できない……と思いきや、無印当時並みかそれ以上のぶっ飛んだ火力構成でスキルが構成されている完全な回復ロール詐欺キャラである。
ドライバーアーツの構成上、プレイヤー操作のメレフと組み合わせると凄まじい火力のクリティカルを連発することが可能。
「恐竜戦線」をクリアすることでシュルク共々アルストへ連れていくことが出来るようになる。
ハナとの会話でかつて機械だったことを覗かせる一幕も。

【ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション】

2の田中久仁彦のイラストをベースにした3Dモデルからデザインが変わり、Wii版をベースにしつつアニメ風なデザインに変更。目元がくっきりと描かれた面長な顔つきの美人になった。
水着衣装が追加されており、かなり普通のホムスに近い姿だが、関節部分等に装甲の繋目が見えており、やはり機械できていることがわかりやすくなっている。
本編シナリオではメインヒロインっぷりをいかんなく発揮しているものの、次回作の布石を兼ねた追加ストーリーではメリアが主人公となり、本作と同時に発表されたのもメリアのフィギュアであったこともあり、あまり推し出されてはいない印象を受ける。
しかし、限定版のアートブックには新装備のデザイン案が他のキャラと比べても数多く掲載されており、追加ストーリーに登場するシュルクやメリアですら4ページ分のところ倍の8ページ分にも及ぶ。
相変わらずモノリスソフトのメカ娘への思い入れは強いようである。

【ゼノブレイド3】

メリアの覚醒クエストの回想シーンに登場。
また『新たなる未来』でシュルクがダンバンを指して「自分に生き方を教えてくれた師匠にして義理の兄」と述べている他、
息子であるニコルに正体を隠しながら「自分にいつも食事を運んでくれた幼馴染」の思い出について語っていた際、
「彼女がいなければ君が生まれることはなかった」と言っており、無事『1』の後にシュルクと結婚してニコルを出産したものと思われる。

【大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL】

【シュルク】の最後の切り札に登場。
アシストフィギュアとしても出ている【リキ】や中の人が同じキャプテン・ファルコンのついでに収録できる【ダンバン】と違ってボイスの新録がないのか、一切喋らない(シュルクは名指しする事はある)。 共闘経験のあるクロム・ルキナ親子だろうとリュウやケン、三島一八だろうと無言でシバきます

PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD

同じモノリスソフト開発作品に任天堂代表3の1人としてメカ姿で登場。『ゼノサーガ』のKOS-MOSとタッグを組む。
任天堂から参戦したと言うよりも『ゼノシリーズ』の括りで参戦した感が強く、必殺技「D-TENERITAS&ソードフラップX」は黒背景に赤字の『X』を刻む演出を披露し、シリーズ3作品のクロスオーバーを狙った事がうかがえる。
地味に『ゼノブレイド3』以前に『ゼノブレイド』の世界が他の作品と交差しているが、この作品より後に出た『ゼノブレイド2』『ディフィニティブ・エディション』でこの作品ネタを誰も言及していないため『ゼノブレイドシリーズ』にとっては正史ではないと考えるのが妥当であろう(この作品を明確に正史扱いしているのは前作『PROJECT X ZONE』のイベントで正史発言のあった『.hack』ぐらいである)。

コメント

  • いつか生身に戻った姿をクロムやルキナを始めとしたかつて共闘した面々に見せて喜んでもらいたい - 名無しさん (2020-11-29 11:12:10)
  • ↑分かるわ - 名無しさん (2024-01-09 02:01:58)

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最終更新:2024年07月19日 04:15

*1 武器や防具を身に纏うというより体を構成するパーツを丸ごと交換している