第8話 袂を分かつその時までは
26 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/13(日) 20:32:57.60 ID:RUTHXw+c0 [11/38]
第8話 袂を分かつその時までは
ジュゼッピーナ「前回までのあらすじ!」
ハルカ「私と智子中尉のらんでv 智子「あによー私の酒が飲めないってのー?」
俺「あ、アナルワイプさん……顔近っ…!」
智子「何? 口うつしをご所望? 俺さんのすっけベー」ケラケラ
俺「おいおい飲み過ぎだぞ」
ハルカ「………」
智子「別に酔ってませんよーだ!」ベー
俺「そんなこと言いながらさっきから俺の胸に頬ずりしてるじゃないか……」
智子「ん~♪」スリスリ
ハルカ「さて、20ミリ機関砲の試し撃ちでもしましょうかね。動かないでくださいね、俺さん」チャキッ
俺「待て待て待て待て」
27 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/13(日) 20:36:50.46 ID:RUTHXw+c0 [12/38]
俺「ストライクウィッチーズなんだからねっ」>>87の続きから
―1940年 3月 スオムス カウハバ基地 ウィッチ隊舎 穴拭智子寝室
チュンチュン
俺「ううん……」グースカ
モゾモゾ
俺「うん……? 布団の中に何か動く物が……?」モゾッ
?「ひっ……!」ビクッ
俺「ハルカ……?」
ハルカ「お、俺さん……あの……」モジモジ
俺「どうしたんだよ、こんな朝っぱらから」
ハルカ「えっと……その……わ、私を食べてくださいっ」
俺「…………は?」
ハルカ「食事的な意味でなく……せ、性的に……///」
俺「」ポカーン
28 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/13(日) 20:40:20.60 ID:RUTHXw+c0 [13/38]
ハルカ「ど、どんなプレイでも受け入れますから……」
俺「お、おい冗談もいい加減n――」
ハルカ「冗談じゃありません!! 本気……なんですよ」
俺「…………スマン」
ハルカ「私が体を差しだしますから……私を好きにしていいですから……」
俺「………」
ハルカ「智子中尉のことは諦めてください……!」キッ
俺「む……」
ハルカ「俺さんが智子中尉のことが好きなのは知ってますけど……でも、智子中尉は私のものですから……」
俺「………」
ハルカ「さすがの私でも、ただでとは言いません。俺さんだって男ですから性欲を持て余しますよね……だから、私で解消してください」
俺「………」
ハルカ「貧相でちんちくりんですけど……どんなことでもしますから……智子中尉のためだったらどんなことでも耐えてみせますから……」
俺「君はそこまでアナルワイプさんのことを……」
29 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/13(日) 20:45:05.14 ID:RUTHXw+c0 [14/38]
ハルカ「お願いですから……智子中尉は諦めて私で我慢してください……」
俺「………」
ハルカ「私から智子中尉を取らないでぇ……!」ウルウル
俺「…………分かった。本当にいいんだな?」
ハルカ「は、はい!」キッ
俺「………」スッ
ハルカ「ひっ……」ビクッ
ポンッ
ナデナデ
ハルカ「ふぇ……?」ポカーン
30 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/13(日) 20:50:08.23 ID:RUTHXw+c0 [15/38]
俺「何だよ、その呆けた顔は。いくらなんでも、涙目で震えている女の子に手を出すほど人間止めたつもりはないぞ?」ナデナデ
ハルカ「わ、私の覚悟は本物ですよっ!!」キッ
俺「それはちゃんと分かってるよ。でもさ、こんなんじゃフェアじゃねーだろ?」
ハルカ「………」
俺「色仕掛けとかズルイぞ。こんなに可愛い女の子に迫られたら誰だって手を出しちまうさ」ナデナデ
ハルカ「あうぅ……///」モジモジ
俺「俺はさ、君のことはライバルだと思ってるからさ」
ハルカ「………」
俺「俺がここにいるのは今日までだけど、最後まで正々堂々とあの罪作りな巴御前を奪い合おうぜ」ニッ
ハルカ「俺さん……」
32 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/13(日) 20:55:15.70 ID:RUTHXw+c0 [16/38]
俺「あの娘は何故女の子にあれほどモテるのか……」
ハルカ「なんだかんだでかっこいいですからねぇ」
智子「ううん……俺さん、ハルカ、こんな朝早くから何を……」コシコシ
俺・ハルカ「「あっ」」
智子「えっ……なんで俺さんとハルカがいっしょの布団で……?」キョトン
俺・ハルカ「「いやっこれはちがっ」」
智子「…………そう。二人はそういう関係だったのね」ジトーッ
ハルカ「そ、そんなっ私は智子中尉一筋……」
智子「隠さなくていいわよ。前から怪しいと思ってたの。アンタ達妙に仲いいし」
俺「アナルワイプさん、だから俺は君のことが……」
智子「はいはい、邪魔者は消えますよー。800時くらいに出撃予定だからそれには遅れないようにしなさいよ」プイッ
33 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/13(日) 21:00:23.17 ID:RUTHXw+c0 [17/38]
俺「なっ……人の話は最後まで――」
智子「それじゃあごゆっくり~」ヒラヒラ ガチャッ バタン
ハルカ「智子中尉……」シュン
俺「う~む……面倒なことになったな……」ポリポリ
智子「あー頭痛い……」フラフラ
キャサリン「トモコー顔色悪いけどどうしたねー?」
智子「ふ、二日酔いで……」
キャサリン「二日酔い? 今日出撃あるらしいけど大丈夫ねー?」
智子「多分なんとか……アタタ……」フラフラ
キャサリン「ほ、本当に大丈夫ねー? ちなみに、あそこの二人が落ち込んでるのは何故デースか?」
俺・ハルカ「「」」ズーン
智子「知らないっ」プイッ
俺・ハルカ「「」」ズズーン
キャサリン「?」
35 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/13(日) 21:06:20.10 ID:RUTHXw+c0 [18/38]
―滑走路
智子「ハッキネン少佐からネウロイの出現の連絡があったわ。これから私達も迎撃に向かいます」
ビューリング「敵の数は?」
智子「ラロスが20体と、ウィッチに似た形のネウロイが1体だそうよ」
ビューリング「この前お前達が倒した奴と同じタイプか?」
智子「分からないわ。だから、細心の注意を払って人型ネウロイの相手は三人ですることにしましょう」
ジュゼッピーナ「ケッテですか……智子中尉は当然として、あと二人はやっぱりビューリング少尉と私ですかね?」
エルマ「そ、それは困りますっ! ビューリング少尉とチュインニ准尉がいないと私達は……」
キャサリン「ミー達だけでラロス20体を相手するなんて無理ねー」
智子「第一戦隊も別方向の敵を迎撃しないといけないし……」
俺「となると、アナルワイプさん、俺、ハルカの三人か……」
ハルカ「わ、私頑張りますよっ智子中尉っ」グッ
36 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/13(日) 21:12:07.41 ID:RUTHXw+c0 [19/38]
智子「そうね。仲睦まじいお二人さんがいてくれたら心強いわね。私もチームワーク抜群のお似合いカップルの足を引っ張らないように頑張るわ」プイッ
ハルカ「うぅ……」ショボン
俺「むぅ……」ポリポリ
智子「それじゃあ行くわよ、皆」
―スオムス上空
智子「敵が見えてきたわね。さて、皆、さっき言ったような編成でいくわよ」
「「「「了解っ!!」」」」
智子「人型ネウロイだけ、ラロスの集団から離れている位置にいるわね」
俺「多分今回も君を倒すために来たんだろうね」
ハルカ「明らかに誘ってますね……」
智子「そうかしら? だったら私一人で倒すから、お二人は仲良く空中散歩でもなさったらどう?」
ハルカ「智子中尉ぃぃ……」ウルウル
38 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/13(日) 21:18:09.07 ID:RUTHXw+c0 [20/38]
俺「だからさ――」
智子「ふんだっ」プイッ
ブイイイイイイイイイ
俺「あっ待てって!」
キュイイイイイイイイ
ハルカ「この前の人型ネウロイとはちょっと違いますね。若干腕が長い……かな?」
俺「他の皆とはけっこう離れちまったな」
智子「三人いれば大丈夫よ。行くわよっ!」ギュンッ
俺「あっ待て少し様子を――」
シュウウウウウウウウ ビイイイイイイイイイ
智子「!?」シュイイ
ガガガガガガ
ハルカ「な、何ですかこれ!?」シュイイイ
39 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/13(日) 21:25:25.24 ID:RUTHXw+c0 [21/38]
俺「腕から光線系の攻撃か……確か、扶桑海事変での挺身作戦で巨大ネウロイの攻撃がこれだったんだっけか?」シュイイイ
智子「くっ……はい。それよりはずっと威力は低いけど……光線が幾筋にも分かれていて、ほとんど身動きが取れない……!」ガガガガガ
ハルカ「シールドで防ぐだけで精一杯で、反撃なんて出来ないですぅ!」ガガガガガガ
俺「あんまり離れていなくて幸いだったな。とりあえず二人とも、魔法力節約のためにも三人で固まるぞ」
智子「は、はい!」
ハルカ「ぐっ……攻撃が激しすぎて動けな……きゃあ!?」ガガガガガガガ
俺「おいおい大丈夫か。ほれ、掴まれ」スッ
ハルカ「あ、ありがとうございます……///」ギュッ
智子「むぅ……」ジトーッ
俺「………」ポリポリ
智子「ハルカはウィッチとしての経験はまだまだですから、その手を離さないであげてくださいね」ツーン
ハルカ「智子中尉ぃぃ……私、智子中尉に見捨てられたら……きゃあっ!?」ガガガガガ
智子「くっ……こんなことしてる場合じゃないわ……! 奴の攻撃も一層激しく……!」シュイイイイ
俺「………」ガサガサ
41 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/13(日) 21:30:18.04 ID:RUTHXw+c0 [22/38]
ハルカ「このままではジリ貧です……! 何とか攻勢に出ないと……!」
シュウウウウウウ
智子「!! 攻撃が止まったわ!」チャキッ
ダダダダダダダ
チュインチュインチュイン
智子「ああもう! やっぱり12.7ミリじゃ歯が立たないっ!!」
ハルカ「智子中尉っ! これを!」
俺「ふむふむ……ここに湖があって……」ブツブツ
智子「ありがと、ハルカ! 20ミリ機関砲なら――ぐっ……!!」ガガガガガガガ
ハルカ「これに耐えきれば……!」シュイイイイ
智子「! 今よ!!」
ダダダダダダダダ
キュイイイイイイイ
智子「ああもう! この距離じゃ当たらないわ! もうっすばしっこいわねアイツ!」
ハルカ「あわわわわわどうしましょうっ」
43 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/13(日) 21:36:38.94 ID:RUTHXw+c0 [23/38]
智子「しょうがない……もっと接近を……」
シュウウウウウウ ビイイイイイイイ
智子「きゃあっ」シュイイイイイ
ハルカ「む、無理ですよっあの速くて広い攻撃じゃ前に進むなんてとても出来ません!」ガガガガガ
俺「ここまで逃げ切って……ここでこうして……」ブツブツ
智子「他の皆に協力を仰ごうにも……」
キャサリン『無理デース』
ビューリング『すまない、こっちはこっちで手いっぱいだ』
ジュゼッピーナ『今すぐにでも智子中尉の下に馳せ参じたい所ですが……さすがに数が多すぎ――ぐっ……!』
エルマ『ビューリング少尉いいいいいいい助けてくださいいいいいいいいいいい!!』
ウルスラ『……………頑張って』
ハルカ「うぅ……やっぱり私達だけで何とかしないといけないんですね……」
俺「よし、やっぱりここは一度撤退して……」ブツブツ
智子「ていうか俺さん!? さっきからシールドを張るだけ張ってずっと地図を眺めてブツブツ言ってるだけじゃない! ちょっとはこっちにも協力してくださいよ!」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/05/13(日) 21:41:56.27 ID:Zc/jE5/n0 [8/17]
支援
エルマさんは相変わらず囮かww
46 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/13(日) 21:42:07.88 ID:RUTHXw+c0 [24/38]
俺「ふむ……アナルワイプさん」ジッ
智子「な、何よ」
俺「ハルカは俺にとって大切な存在だ」
ハルカ「えっ……そ、それはどうも」
智子「ふ~ん……やっぱり二人はそういう関係なんだ」ジトーッ
俺「そんなこと言わずに最後まで聞けってば。ハルカだけじゃない。ビューリング少尉も、キャサリン少尉も、エルマ中尉も、ジュゼッピーナ准尉も、ウルスラ曹長も、皆俺の大切な仲間だ」
智子「………」
俺「あまり長い時間いっしょにいたわけじゃないけど、最高の仲間だと思っている」
ハルカ「俺さん……」
俺「それでもな、そんな中でも君はやっぱり特別な存在なんだよ、アナルワイプさん」
智子「むっそんなこと言ってまたからかう……」ムッ
俺「俺の本音は昨晩ちゃんと伝えたはずだが?」
智子「そ、それはそうかもしれないけど……」モジモジ
ハルカ「………」
48 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/13(日) 21:48:09.52 ID:RUTHXw+c0 [25/38]
俺「あと一日だけとはいえ、君とは袂を分かつその時までは良好な関係を築いていたいんだ」
智子「そ、そもそも昨日までも良好な関係だったと言えるのかしら?」
俺「というわけで、今の君が不機嫌なのはいただけない。これじゃあからかいようがないじゃないか」
智子「べ、別にこれは二日酔いで気分が悪いだけでハルカに嫉妬しているってわけではっ……!」アタフタ
俺「君の機嫌を取るためにも、たまにはかっこつけてみるかなっと思ってさ」コキコキ
智子「へ?」
俺「俺なりにな」ニッ
ハルカ「もしかしてあのネウロイを倒す作戦を思い付いたんですか?」
俺「あんまり気が進まない作戦だけど一応、な」
智子「ほ、本当!?」
俺「ああっ行くぞっ!!」
ハルカ・智子「「はい!」」
俺「退却だ!」
ハルカ・智子「「は?」」ポカーン
49 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/13(日) 21:54:17.61 ID:RUTHXw+c0 [26/38]
俺「ほら、アイツの攻撃が止んでいる今の内になるべく遠くまで行くぞ! ついて来い!」
智子「えっ……逃げるんですかっえっ?」オロオロ
俺「そうだよ。あんな化け物に正面からぶつかっていくとかありえん」
ハルカ「で、でも逃げても追いかけくるんじゃ……ほら、やっぱり追いかけてきますよ!!」
キュイイイイイイ
俺「そうだな。だが、さっきから見ている限り、どうもあの人型ネウロイは動きながらだと攻撃出来ないみたいだ」
智子「そうなんですか?」
俺「ああ。俺達はアイツのビーム攻撃中は動けないんだから、攻撃しながら接近して俺達を叩けば手っ取り早いのにアイツはそれをしない」
智子「なるほど。それは何故かっていうと、あのネウロイがビームを発しながらでは動けないからだと」
俺「うん。それにアイツの攻撃の前には溜めがあるだろ。攻撃を受けて、逃げての
繰り返しでも充分距離は広げられる」
智子「確かにそうね」
ハルカ「でも……この前の人型に比べれば遅いですけど、私達よりあっちの方が速度が速いですからいずれ追い付かれてやられちゃいますよ?」
俺「安心しろ。追い付いたその時がアイツの最期だから」
智子・ハルカ「「えっ?」」
俺「今はとにかく逃げるぞ! 北へ!!」
324 自分返信:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/14(月) 18:11:07.56 ID:JmoxAgj30 [56/85]
智子「俺さん、これはちょっと皆と離れすぎでは……?」
俺「基地にはちゃんと連絡してあるから、まあ大丈夫だろ」
智子「まあって……」
キュイイイイイイ
ハルカ「ち、ちょっとずつネウロイとの距離が縮んでいますよ?」
俺「そろそろか……! よし、高度を下げるぞ」
智子「そんなっ目の前は山ですよ!?」
俺「だからだよ!!」
智子「………………なるほどそういうこと。この季節ならではの作戦ね」ニヤッ
ハルカ「えっえっ?」
智子「それで、一番大切な役割は誰がするのかしら?」
俺「それはもちろん君だよ」
智子「ハァ……やっぱりそうよね」
325 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/14(月) 18:14:15.06 ID:JmoxAgj30 [57/85]
俺「この作戦を成し遂げられるのは、この山々の中を華麗に飛び回ることが出来る君しかいない。そうだろ?」ニッ
智子「ええ、あったり前じゃない!!」ニコッ
ハルカ「………」
俺「あの山間に飛び込むぞ!」
智子・ハルカ「「はい!!」」
キュイイイイイイイ
ハルカ「やっぱりネウロイも追っかけてきますよ!」
俺「よし! 引っかかったな! ハルカ、俺達は上昇して山間部から離脱するぞ」
ハルカ「えっ……は、はい!」
俺「んじゃ後は頑張れよ、アナルワイプさん。タイミングは俺が指示するから」
智子「ええお願いしますわ、俺さん」ニコッ
俺「行くぞハルカ! 上昇!」
ハルカ「はい!」
327 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/14(月) 18:18:04.27 ID:JmoxAgj30 [58/85]
キュイイイイイ
ハルカ「ネウロイは……智子中尉の方に向かいましたね」
智子「穴拭智子はこっちよ! しっかりついて来なさい!!」
キュイイイイイ
俺「俺達は先回りするぞ。この山々の中心部に」
ハルカ「はい!」
智子「くっ……山間を地面スレスレで飛ぶのはけっこうキツイわね……」ヒュンヒュン
キュイイイイイ
智子「俺さーん、方向の指示をお願いしますー」
俺『右の山を時計周りに回れ』
智子「了解」ブイイイイイイ
キュイイイイイイ
智子「着きました!」
328 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/14(月) 18:24:20.14 ID:JmoxAgj30 [59/85]
俺『よーし、それじゃあそこで人型ネウロイを迎え撃て。山と山の間がすごく狭いから気をつけろよ』
智子「ふふん♪ それは誰に言っているのかしら?」
俺『スマン。この程度のことで君を心配するのは失礼だったな』
智子「そこで私の美技をのんびりと眺めていなさい!」フンスッ
キュイイイイイ
智子「来たわね。さあどこからでもかかってきなさい」
シュウウウウウウウ
智子「さっきより光の収束が大きい!?」
ビイイイイイイイ
智子「危なっ!!」ヒュン
ザシャアアアアアアア
智子「何よあの大きさ!? あんなのとてもシールドで受けきれないわ……山肌が思いっきり抉れてるじゃない……」
330 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/14(月) 18:30:17.64 ID:JmoxAgj30 [60/85]
シュウウウウウウウ
智子「しかもさっきよりもエネルギーの収束が断然速いし……さしづめビームがたくさんの時は一対多、一本の時は一対一っていう仕様なのかしら。無駄に高性能ね」
ビイイイイイイイ
智子「まあどうでもいいか。受けられないなら避ければいいだけだし」ヒョイヒョイ
ビイイイイイイイイ ザシャアアアアアア
智子「さあどんどん撃ちなさい。山を揺らしなさい」ヒュンヒュン
キュイイイイイイ
智子「この季節に……3月もそろそろ終わって雪解けが始まる時期に山をこんなに揺らしたらどうなるかしら?」ヒョイ
ゴゴゴゴゴゴゴ
智子「あら、そろそろね」
俺『上がれ!!!』
智子「了解!!」ギュイン
332 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/05/14(月) 18:33:56.33 ID:bNGn9SLzi [14/14]
震える山かな?
333 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/14(月) 18:36:10.37 ID:JmoxAgj30 [61/85]
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
キュイイイイイイ
俺「ハルカ! 撃て! とにかく撃ちまくって少しでもあのネウロイを足止めしろ! 何が何でも雪崩に巻き込むぞ!」
ハルカ「はい!」ダダダダダダダ
俺「俺も……!」ダダダダダダダ
キュイイイイイイ
智子「―――!!!」ギュイイイ
ドドドドドドドド
俺「アナルワイプさん急げ! 思ったよりも雪が多い! 急がないとネウロイといっしょにオダブツだぞ!」
智子「分かってる……わよ…!」ギュイイイイイ
ドドドドドドドドドドドドド
智子「くっ……あと……少し……!」
キュオオオオオオオォォォォ……
ドサササササ
335 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/14(月) 18:42:03.75 ID:JmoxAgj30 [62/85]
智子「あっ……もう雪が……もう……だ…め……」ヨロッ
ドサドサドサ
俺「よーしよくやった、アナルワイプさん」グイッ
バサァ
智子「! 俺さん!」ダキッ
俺「っと……」ヨロヨロ
智子「ネウロイは!?」
俺「多分この雪の下だろうぜ」チョンチョン
智子「ほえー……さっきまで私が飛んでた所が雪で埋まってる……」
俺「さすがにこんな量の雪に埋もれたらネウロイもオダブツだろ」ニッ
智子「そうですね」ニコッ
336 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/14(月) 18:48:08.46 ID:JmoxAgj30 [63/85]
俺「よし、とりあえず近くに飛行場があるからそこで燃料補給して基地に戻ろうか」
智子「そうしましょうか」
俺「飛べそうか?」
智子「うふふちょっと疲れちゃいました……」ヨロヨロ
俺「肩貸してやるよ」
智子「ありがとうございます……」ポスッ
ハルカ「………」
俺「しかし、見事な空戦機動だったよ。至近距離であの極太ビームを避けきるとは、君はつくづく底が知れないな」
智子「いやだわ。それが出来ると思ったから私に囮役を任せたんでしょう?」
俺「まぁ、君だったらどんな事態にも対応出来ると思ったからさ。今回の殊勲は君だよ」
智子「いえいえ、そこはやっぱりネウロイを雪崩を利用して倒すという作戦を考えた俺さんですよ」
俺「いやいや、それだったら正確な射撃でネウロイの足止めをしてくれたハルカだって充分称賛に値するだろう」
ハルカ「そ、そうですかね?」テレテレテレ
338 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/14(月) 18:54:19.89 ID:JmoxAgj30 [64/85]
智子「ということは、今回は三人全員大活躍だったということでいいかしら?」
俺「うん。それでいいさ」ニッ
智子「よく頑張ったわよね、私達」ニコッ
俺「ふむ……」
智子「ん? どうしたの?」
俺「いやー機嫌が直ってくれて良かったなーって」
智子「!!」
俺「ちゃんと
俺の気持ちは伝わったと考えていいのかな?」
智子「いやっこれは勝利に酔ってて忘れていたとかそういうのではなく……嫉妬とかどうでもいいとか思っただけで!」ワタワタ
俺「ほほう」ニコニコ
智子「って、ていうかさっきも言ったけど別に俺さんとハルカが仲良くしてるのに妬いてるとかじゃないですよ!
私のことをその……す、好きとかいつも言ってる癖にハルカに手を出しているのが気に食わないだけで他意は……!」アウアウ
ハルカ「………」
俺「はいはい」ナデナデ
智子「~~~!! だから他意は無いと言ってるじゃない……!///」バッ
339 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/14(月) 19:00:21.74 ID:JmoxAgj30 [65/85]
俺「おっと……一人で飛べるのか?」
智子「おかげさまで大分回復しました! まったく…………………………えへへ」ニヨニヨ
ハルカ「………」
智子「? どうしたの、ハルカ? さっきから元気がないじゃない」
ハルカ「ふぇ!? い、いや気にしないでください! ちょっと戦闘で疲れただけなので。智子中尉~さっきの華麗にネウロイを翻弄するお姿は素敵でした~!」ダキッ
智子「あっちょっと危ないでしょ!」
キラッ
ハルカ「そんなこと言って満更でもないくせn――危ないっ!!!」ガバッ
智子「え――」
ビイイイイイイイ バシュッ
ハルカ「あぐっ……!」グラッ
智子「ハルカ!?」
俺「光線だと!?どこから――」
340 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/14(月) 19:01:58.64 ID:JmoxAgj30 [66/85]
ビイイイイイイイ
俺「地上から!? ちくしょうネウロイの地上部隊が潜んでいやがったのか!?」
智子「くっ……ユニットがやられた……!」ヨロッ
俺「アナルワイプさあああああああああん!!!」
智子「俺……さん………」ヒュウウウウウ
ビイイイイイイ バシュッ
俺「ぐあっ……! アナル……ワイプ……さん………」グラッ
キュイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ
341 自分:アナルワイプさん恋をする[sage] 投稿日:2012/05/14(月) 19:02:47.45 ID:JmoxAgj30 [67/85]
ハルカ「俺さん、扶桑で一番強いウィッチって誰だと思います?」
俺「ふむ……普通に考えたら扶桑最強のウィッチと言われる若本か、もしくは扶桑刀による戦闘力は歴代トップクラスと言われる黒江か……世界一有名な扶桑ウィッチの坂本もありだな」
ハルカ「私はですね……やっぱり智子中尉が一番だと思うんです」
俺「ほほう」
ハルカ「論理的に説明は出来ないですけど、あの人の戦う姿をその目で直に見てしまうとそうとしか思えなくなるというか……」
俺「ふむ」
ハルカ「あの人の戦いは人を惹きつけます。激烈で、華麗で、そこが戦場であることを忘れて魅入ってしまいます」
俺「扶桑海の巴御前の名は伊達じゃないよな」
ハルカ「あの姿が私……いや、私達の世代の扶桑ウィッチの原点なんです」
最終更新:2013年02月07日 15:00